JPH0370096B2 - - Google Patents

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JPH0370096B2
JPH0370096B2 JP57179673A JP17967382A JPH0370096B2 JP H0370096 B2 JPH0370096 B2 JP H0370096B2 JP 57179673 A JP57179673 A JP 57179673A JP 17967382 A JP17967382 A JP 17967382A JP H0370096 B2 JPH0370096 B2 JP H0370096B2
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JP
Japan
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seal
segments
stage
gas
gap
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JP57179673A
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Chaaruzu Gurosujiin Uiriamu
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Solar Turbines Inc
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Solar Turbines Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタービンエンジンに関し、特に、セグ
メントに分割されたノズルと先端シユー及び隣合
うセグメントの間の間隙からガスが逃げないよう
にするための改良された新規なシールを備えるタ
ービンを有するタービンエンジンに関する。
ガスタービンエンジンは典型的には、圧縮器、
この圧縮器から送出される空気の温度を高くする
ための燃焼器、この燃焼器から出てくるガスを膨
張させて該圧縮器を駆動させるガス発生タービ
ン、及びそのガスを更に膨張させて利用されるエ
ネルギーを作る動力タービンを備えている。産業
においてそのエネルギーが、例えばガスラインの
ブースタ圧縮器、発電機、その他の機械的駆動ユ
ニツトを稼働させる動力として利用される。
タービンは1段またはそれ以上の段を有する。
普通その各段は、固定のノズルリングと、半径方
向に延びる羽根をもつた回転するデイスクまたは
ホイールとで構成され、そして固定リングのノズ
ルから射出されるガスがそれら羽根に対して衝突
する。
機械の操作中にタービンデイスクは高温になる
ので、回転する羽根の先端と、これを収容する固
定のケーシングまたは囲い板との間の膨張差を調
整するため、それら回転要素と固定要素との間に
は相当の遊隙を残しておかなければならない。
しかしその熱膨張調整のために充分な遊隙を備
えた場合、ロータ羽根の先端を通過して押出され
るガスの量が多くなり、タービンの効率を相当に
低くすることになり、 この羽根先端におけるガスの漏洩を防ぐため、
普通、ロータデイスクを取巻く固定のリング状先
端シユーが支持と、この支持の内面に取付けられ
るハニカムその他の可撓性材料の層とで構成され
る。タービン羽根が回転し、そして膨張すると、
これら羽根の先端が可撓性の先端シユー材料を変
形するが、この変形はその先端シユーと羽根先端
との間の嵌合間隙が実質的に零になるように行わ
れるので、羽根先端を通るガスの流れが緘封され
るのである。
製作その他の条件から、ノズルリングと先端シ
ユーの両方または一方は、リング形に組立てられ
る環状セグメントの構造にされる。このセグメン
トに分割される構造では、隣合うセグメントの間
の半径方向の間隙から高温ガスが漏洩するのを防
ぐため、それら間隙を緘封しなければならない。
羽根先端における漏洩と同様に、ノズルリングあ
るいは先端シユーの間隙を通るガスの漏洩もター
ビンの機能または効率を低め、燃料消費を多くす
る。
また前記諸要素を通過して漏れる高温ガスはそ
れら要素の支持構造体を過熱する。これはタービ
ン羽根先端の遊隙を大きくし、これによつて効率
や機能の損失は更に増大する。
前記のような要素のセグメント間の間隙を緘封
する方式が、1972年4月18日付のラハルム等の米
国特許第3656862号、1974年4月2日付のベツカ
シヨフ特許第3801220号、1976年6月29日付のア
ーウインの特許第3966356号、1976年7月20日付
のツーレイ特許第3970318号、1976年10月19日付
のパスクの特許第3986789号に提示されている。
一般的にそれら特許に示されているシールは、多
分パスクの特許第3986789号で最も明瞭なように、
隣合うセグメントの対向する面に開口する溝内に
嵌合されてその溝を渡る平らなストリツプであ
る。
上記のような型式のシールでは、ストリツプが
渡されるセグメントの加工誤差を実施不能なまで
に厳しくしなければならない。特にシールを受け
る溝のセグメントにおける位置決め誤差は、スト
リツプの緘封嵌合を許容できる以上に緩いものに
してしまう。このことは特に、対向した溝が平行
でない場合に、ストリツプが固着し、この結果ゆ
がむことによつて、生じ易い。
そこで本発明は、上記のような従来の構成の欠
点を無くした新規なシールを提示するのである。
一般的に本発明のシールの、平らなストリツプの
型式のそれと異なる点は、本発明のシールが溝と
締り嵌合することである。これによつて、溝が整
合していない場合でも、溝内のシールの周囲から
ガスが漏れることがなくされる。
また本発明のシールは、非整合の溝に用意に嵌
合できる程度まで捩れまたは撚れることができる
ような充分に可撓性のあるものに作られる。
更に、シールが設けられる要素間を渡るシール
の部分が好適に凹状断面にされる。これはシール
が非平行または非整合の溝に取付けられた場合の
シールの固着とゆがみを少なくし、そのような非
整合状態にあつても緘封をできるようにする。
以上のことから分かるように、本発明の1つの
重要且つ主要な目的は、ガスタービンエンジンの
ための改良された、新規の、セグメントに分割さ
れる型式のノズルリングと先端シユーとを提供す
ることである。
本発明の他の重要且つ主要な目的は、要素の隣
合うセグメント間の間隙からガスが漏洩するのを
防止するための改良された緘封構造を有する、前
記目的に述べられるようなガスタービン要素を提
供することである。
本発明の更に他の、そしてより特定的な目的
は、隣合う要素の対向する面に開口する溝を渡
り、縁部がその溝の中に嵌合するシールを使用す
る、前記目的による緘封構造を提供することであ
る。
この緘封構造に使用されるシールは、 溝が非平行または非整合状態であつても堅く緘
封状態を維持でき、 前記目的と関連して、非整合溝に嵌合するに必
要なだけ容易に捩れまたは撚れることができる充
分な可撓性を有し、 前記目的と関連して、非整合溝に嵌合したとき
の、漏洩を生じるシールの固着またはゆがみを少
なくする凹状の間隙渡り部分を有し、そして、 前記目的と関連して、溝内のシール縁部周りの
ガスの漏洩を防止するよう溝内に締り嵌合する。
本発明のその他の重要な目的、特長、利点は特
許請求の範囲で明らかにされ、また添付図面と関
連して具体的に説明されよう。
図面において、第1A図と第1B図は2軸ガス
タービンエンジン10を示す。このエンジンは、
セグメントに分割されたタービンノズルと先端シ
ユーとを有し、そしてその隣合うセグメント間の
間隙が本発明の原理によるシールによつて緘封さ
れてそれら間隙をガスが流通しないように構成さ
れている。
エンジン10は15段軸流圧縮器12を備え、こ
の圧縮器は半径方向軸方向入口14、入口案内翼
16、ステータ18、及び15段ロータ20を有す
る。入口案内翼16とステータ18とは圧縮器ハ
ウジング22に装架される。圧縮器に流れる空気
の流量を調節できるようにするため案内翼16と
最初の5段のステータ18−1から18−5まで
とは枢動するように装架されている。
15段ロータ20のそれぞれはデイスク24とこ
れの周縁に固定され半径方向に延びる羽根26と
によつて構成される。これらロータ段は例えば電
子ビーム溶接によつて一体構造にされる。
圧縮器の組立てを容易にし、また案内翼16と
ステータ18及び圧縮器ロータ20の羽根26の
検査、掃除、及び交換を簡単にするため、圧縮器
ハウジング22はこれの長さが、エンジン10の
軸方向中心線を通る垂直方向の平面に沿つてセク
シヨン22a(図面には1つだけが示される)に
分割される。
圧縮器12から送出された高圧空気は発散する
デイフユーザ28と拡張されたダンププレナム3
0とを通つて環状燃焼器32へ流れる、この燃焼
器は断熱された燃焼器ケース34内に装架されて
いる。
燃焼器32によつて加熱された圧縮器送出空気
とその燃焼器で作られた燃焼生成物とは2段ガス
発生タービン36を通つて膨張され、それから2
段動力タービン38へ送られる。これらタービン
は、環状タービンハウジング42内に装架された
ノズルケース40の中で回転できるように支持さ
れる。
ガス発生タービン36は2段ロータ44と、固
定の、内部冷却される第1段及び第2段ノズル4
6及び48とを有する。
第1段ノズルは、それぞれが2つのノズル46
を有するノズルセグメント50が合体された要素
である。第2段ノズルは同様に、それぞれが2つ
の第2段ノズル48を有するノズルセグメント5
2が合体された要素である。
第1段ノズルセグメント50は1つの環状配列
またはリングの形に組立てられる。第2段ノズル
セグメント52も同様である。本発明の原理に従
つて構成され、そして隣合つたセグメント50の
並置した外側囲い板56の間の間隙を渡る軸方向
に延在するシール54が、ノズルセグメント50
間のそれら間隙からガスが外方向へ漏洩するのを
防止する。ノズルセグメント50の内側囲い板6
0の間の間隙を渡る長手方向(または軸方向)に
延在するシール58と、それら内側囲い板60か
ら半径方向内方向に延びるフランジ63の間の間
隙を渡る半径方向に延在するシール62(第2A
図と第2C図参照)とが、ノズルセグメント50
の内端部間のそれら間隙からガスが漏洩するのを
防止する。
同様に、第2段ノズルセグメント52間の間隙
を通るガスの外方向漏洩が外側囲い板66の間の
長手方向延在シール64によつて防止される。ま
た第2段ノズルセグメント52間の間隙を通る内
方向への漏洩は、第2段ノズルセグメント52の
内側囲い板74の間の間隙を渡る長手方向に延在
するシール70によつて防止される。
ガス発生ダービンロータ44の第1段76はデ
イスク78を備え、このデイスクに、内部冷却さ
れる、半径方向に延びる羽根80が固定される。
光学高温計82が羽根80に向けられてこれら羽
根の温度を測定する。
ロータ44の第2段84はデイスク86を備
え、このデイスクの周囲に、冷却されない、半径
方向に延びる羽根88が装架される。
ガス発生タービンロータ44の第1段76と第
2段84との羽根80と88は、ノズルケース4
0に支持される環状の先端シユー90と92によ
つて囲まれる。これら先端シユー90と92はそ
れぞれセグメント94と96とによつて構成され
る。このそれぞれのセグメントの間には間隙が半
径方向に延在する(先端シユー90のセグメント
94の間の典型的な間隙が参照番号98を付され
て第3図に示される)。第1段及び第2段ノズル
セグメント50と52の間の間隙を通つてガスが
逃げないようにするための長手方向に延びるシー
ル102と104が第1段先端シユーセグメント
94と第2段先端シユーセグメント96の間の間
隙を渡り、それら間隙を通つてガスが漏洩するの
を防止する。
ガスタービンロータ44の2つの段76と84
は相互にボルトで結合され(第2図参照)、そし
て片持ち式に前方延出軸106の後端部に取付け
られる。軸106は圧縮器後部ハブ108を介し
て圧縮器ロータ20に結合され、従つてガス発生
タービン36を圧縮器に駆動結合する。
圧縮器とガス発生タービンとはスラスト軸受1
10と傾斜パツド軸受112,114,116と
によつて回転自在に支持される。軸受110と1
12は圧縮器前部ハブ117と係合し、そしてこ
のハブはロータ20にボルト結合され、また軸1
18を介してアクセサリ駆動部へ駆動結合され
る。
動力タービン38は第1段ノズル119と第2
段ノズル120及びロータ122を有する。それ
らノズル119,120もノズルケース40に支
持され、そしてロータ122は第1羽段124と
第2羽根段126を備える。
ガス発生タービン36のノズルの場合と同様
に、動力タービン38の第1段ノズル119はノ
ズルセグメント128の合体した要素である。そ
れらセグメント128は環状配列またはリングの
形に組立てられ、そしてそれらの間に間隙が半径
方向に延在する。長手方向シール130が隣合う
セグメント128の外側囲い板132の間の間隙
を渡つてこれら間隙からガスが漏れるのを防止す
る。
動力タービン38の第2段ノズル120は同じ
ように組立てられたノズルセグメント134の要
素である。長手方向シール136が隣合うセグメ
ント134の外側囲い板138間の間隙を渡つて
緘封する。
動力タービンロータ122の第1段124の羽
根は、ノズルケース40に支持される環状先端シ
ユー140によつて囲まれる。
この先端シユー140は、既述のものと同様
に、全体的に周知の構造を有するものである。各
先端シユーは、ノズルケース40に支持される裏
打部材141と、この裏打部材に接着等で固定さ
れるハニカム部材142その他同様な可撓性部材
とを備える。各先端シユーは仕事面143を有
し、この仕事面はこれを通過する羽根先端によつ
て変形されてその先端との間の嵌合間隙を実質的
に零とし、これによつてそれら先端におけるガス
の漏洩を無くす。
先端シユー140はセグメント144で構成さ
れ、これらセグメントの間には間隙が半径方向に
延在する。
第1段と第2段ノズルセグメント50と52の
間の間隙を通るガスの漏洩を防止するための長手
方向に延在するシール148が先端シユーセグメ
ント144の間の間隙を渡つてこれら間隙からガ
スが漏れるのを防止する。
動力タービンロータ段124と126は相互に
ボルト結合されて一緒に回転する。ロータ122
は、傾斜パツド軸受154と156及びスラスト
軸受158に枢架される動力タービン軸組立体1
52にボルト結合される。この軸組立体152は
継手160によつて出力軸組立体162に結合さ
れ、そこでこの出力軸組立体162は発電機、ブ
ースタ圧縮器、機械的駆動装置、その他の駆動さ
れるユニツト(図示せず)に入力を与える。
タービンエンジン10の最後の主要な要素は動
力タービン38から排出されるガスの排気ダクト
164である。
ここに述べてきたガスタービンエンジン要素の
詳細の殆んどは本発明に係るものではない。従つ
てそれらの説明は、本発明を設定し、その理解を
容易にするに必要なだけにとどめておく。
次に第3図において、ガス発生タービン36に
おける先端シユー90の隣合うセグメント94の
間の間隙98を渡るシール102は湾曲形断面を
有し、そしてその長手方向軸線165はタービン
の軸方向中心線166の同方向に延在する。シー
ルまたはストリツプ102は、鏡像関係に置かれ
る2つの凹状の中央または中間部分168,17
0と、これら中央部分と一体のループ状の縁部分
172,174とを備える。これら縁部分17
2,174は、第3図に示されるように、左右の
セグメント94に形成された溝176と178の
中に嵌合する。これら溝はセグメントの長手方向
に延在し、そしてセグメント間の間隙を画成する
対向面180と182に開口する。第3図に参照
番号184で示されるストリツプ102の両端部
分の最大幅は、これら端部分が溝176,178
の壁に締り嵌合するようなものとされる。
本発明の1つの実例において、隣合う先端シユ
ーセグメント94間の間隙98の幅は3.302mm
(0.130インチ)にされる。このような実例に対し
て備えられるシール102は0.2032mm(0.008イ
ンチ)厚の材料で作られ、そして1.143mm(0.045
インチ)の断面寸法184の溝に嵌合される。
ハステロイX(Hastelloy X)のような耐熱合
金で作られる上記のような形状と寸法のシールは
長手方向軸線165に関して容易に捩れまたは撓
むことができるので、第3図に示される上記のよ
うな溝が非平行その他の非整合状態にあつても嵌
合することができる。シールの凹状中間部分16
8,170は、非整合の溝に取付けられるときシ
ールに可撓性を与え、従つてゆがみができないよ
うにする。既に述べたように、そのようなゆがみ
はシールにおけるガスの漏洩の原因になるから、
そのことは重要である。
また、シールの縁部分172,174と先端シ
ユーセグメント94の溝176,178との間の
締り嵌合も、既述の如く、ガスがシール端部分周
りでそれら溝176,178を通つて漏れるのを
防ぐために重要である。
ガス発生タービン第1段ノズルセグメント50
の間のシール54と58、ガス発生タービン第2
段ノズルセグメント52の間のシール64と7
0、ガス発生タービン第2段先端シユー92のセ
グメント96の間のシール104、動力タービン
の第1段と第2段ノズルセグメント128と13
4の間のシール130と136、及び動力タービ
ン第1段先端シユー140のセグメント144の
間のシール148はシール102と同じ形状及び
構造にすることができ、そしてこのシール102
と実質的に同じ態様でセグメントの間に組込むこ
とができよう。
ガス発生タービン第1段ノズルセグメント50
の間の間隙を渡るシール62もシール102と同
じ形状と構造にできよう。しかしこの場合、その
各シール62は、長手方向軸線が半径方向に延在
し、そして主断面の軸線がタービンエンジンの軸
方向中心線166に平行ではなく、これに直角に
延在するように向けられよう。シール62は、第
2A図と第2C図に示されるように、第1段ノズ
ルセグメント50の下流側に備えられて半径方向
内方向に延びるフランジ63に設けられる溝18
8の中に取付けられ、そして隣合うセグメントの
フランジ63の間の間隙に渡たされる。
上記の任意または全部の個所に適用できる本発
明の原理によるその他のシールが、第4図に参照
番号190を付して示される。このシール190
は、隣合う先端シユーセグメント94の間の間隙
98を渡る凹状中央部分192と、それら先端シ
ユーセグメントの溝176と178の内側壁と外
側壁に締り嵌合する寸法のループ状縁部分または
側部分194及び196とを有する。
本発明の原理による更に別の実施例のシールが
第5図に参照番号198を付して示される。この
シール198は第4図のそれと同様なループ状縁
部分200と202を有するが、第4図のように
両方のループが先端シユー90の外側の方へ開い
ているのではなく、一方のループ200が先端シ
ユーの内側の方へ開いている。縁部分200と2
02は、隣合う先端シユーセグメント94の間の
間隙98を渡る一体の中央部分204によつて結
合される。この中央結合部分204は、先の実施
例のように凹状ではなく平らな形になつている
が、ループ200と202は溝176と178の
内外側壁に締り嵌合し、そしてシールが長手方向
中心線に関し撓みまたは捩れることができ、また
2つのループ200と202の向きがシールの平
らな中央部分204に、先の実施例の凹状中央部
分と同様な固着及びゆがみ防止作用を行わせるの
で、中央部分204が平らであることによつて凹
状中央部分の長所が失われることはない。
本発明は、本発明の精神または本質的な特徴か
ら外れることなく、その他の形の実施例が可能で
ある。従つてここに示した実施例は全て単なる具
体例であつて何等制約的なものではない。本発明
はこれまでの記述ではなく特許請求の範囲によつ
て定義されるものであり、従つて特許請求の範囲
内に含まれる全ての変化形は本発明に含有される
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1A図と第1B図は、セグメントに分割され
たノズルと先端シユーを有し、それらセグメント
の間の間隙が本発明の原理によるシールによつて
緘封される如きガスタービンエンジンの部分断面
側面図、第2図は第1図の部分拡大詳細図、第2
A図は第2図の部分拡大図、第2B図は第2A図
の2B−2B線における断面図、第2C図は第2
A図の2C−2C線における断面図、第3図は、
第2図の3−3線における部分拡大断面図で、本
発明の原理に従つて構成される1つのシールの図
面、第4図と第5図は本発明の原理によるシール
の変化形実施例の、第3図と同じ断面図である。 10……ガスタービンエンジン、12……圧縮
器、18……同ステータ、20……同ロータ、2
2……同ハウジング、28……デイフユーザ、3
0……ダンププレナム、32……燃焼器、36…
…ガス発生タービン、38……動力タービン、4
0……ノズルケース、42……タービンハウジン
グ、44……ガス発生タービンロータ、46,4
8……ガス発生タービン第1段及び第2段ノズ
ル、50,52……同セグメント、54,58,
62,64,70,102,104,130,1
36,148,190,198……シール、5
6,60,66,74……ガス発生タービン第1
段及び第2段ノズルセグメント囲い板、76,8
4……ガス発生タービンロータ第1段及び第2
段、82……光学高温計、90,92……ガス発
生タービンロータ第1段及び第2段先端シユー、
94,96……同セグメント、98……セグメン
ト間隙、106,1…18……軸、119,12
0……動力タービン第1段及び第2段ノズル、、
122…動力タービンロータ、124,126…
…同第1段及び第2段、128,134……動力
タービン第1段及び第2段ノズルセグメント、1
32,138……同囲い板、140……動力ター
ビンロータ第1段先端シユー、141……裏打部
材、142……ハニカム部材、143……仕事
面、144……動力タービンロータ第1段先端シ
ユーセグメント、152……動力タービン軸組立
体、160……継手、162……出力軸組立体、
165……シール長手方向軸線、166……ター
ビン軸方向中心線、168,170,192,2
04……シール中央部分、172,174,19
4,196,200,202……同縁部分、17
6,178……溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガスタービンにおいて、加熱されたガスを流
    通させるノズルケース、このノズルケースからこ
    れの中に支持される、セグメントに分割された、
    環状の固定要素、及びその隣合うセグメントの間
    の間隙から該加熱されたガスが漏洩するのを防止
    するため該間隙を緘封する装置を備え、該隣合う
    セグメントの対向する面に開口する溝が設けら
    れ、該緘封装置はシールを含み、これらシールは
    モノメタル金属シートであつて、2つずつの隣合
    うセグメントに対し長手方向に延在し、そしてそ
    れらセグメント間の間隙を渡り、該シールの縁部
    分は該溝内に締り嵌合し、そして該シールの縁部
    分は渡されるセグメントと締り嵌合し、更に該シ
    ールは弓形の縁部分を有する凹状のループ状の断
    面形を有する、ガスタービン。 2 特許請求の範囲第1項のガスタービンにおい
    て、各該シールの一方の該ループ状縁部分が該ノ
    ズルケースの外部の方へ開口し、他方の縁部分が
    該ノズルケースの内部の方へ開口し、両該縁部分
    は、これらが嵌合するセグメントの間の間隙を渡
    る平らな中央部分によつて結合される、ガスター
    ビン。 3 特許請求の範囲第1項のガスタービンにおい
    て、各該シールの両該ループ状縁部分が該ノズル
    ケースの外部の方へ開口し、両該縁部分は、これ
    らが嵌合するセグメントの間の間隙を渡る平らな
    中央部分によつて結合される、ガスタービン。
JP17967382A 1982-10-13 1982-10-13 ガスタ−ビンエンジン Granted JPS5970814A (ja)

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