JPH0369662B2 - - Google Patents

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JPH0369662B2
JPH0369662B2 JP20508184A JP20508184A JPH0369662B2 JP H0369662 B2 JPH0369662 B2 JP H0369662B2 JP 20508184 A JP20508184 A JP 20508184A JP 20508184 A JP20508184 A JP 20508184A JP H0369662 B2 JPH0369662 B2 JP H0369662B2
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JP
Japan
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correction
grindstone
machined
grinding wheel
workpieces
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JP20508184A
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JPS6179567A (ja
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Masao Iwami
Tomoyasu Imai
Ryohei Mukai
Toshihiro Tsutsui
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、砥石の表面をツルーイング、ドレツ
シングするいわゆる砥石修正装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 一般に、CBN(立方晶系窒化硼素)砥石は、硬
質であるため、寿命が長く、量産加工に適してい
る。かかる砥石は寿命がきて新しい砥石に換えた
場合、該新しい砥石は真円となつておらず、回転
時に“振れ”が生じる。このため最初はこの振れ
をとるため、大きな切込み量でツルーイング及び
ドレツシング(両者を含めて修正と称す)がなさ
れる。この場合、大きな切込み量であるために、
砥石表面における保持状態の悪い砥粒が脱落した
り、あるいは砥粒ならびにボンド(結合剤)の表
面に大きなクラツクが入つた状態となつたりす
る。この点を図面を参照して説明すると、第8図
の如く、砥粒21はビイトリフアイドボンド22
によつて結合されており、第1回目の修正では切
込量が大であるため、ボンドが多くえぐりとられ
て表面の砥粒21aが脱落しやすい状態となつて
おり、しかもボンド、砥粒に深いキズ(クラツ
ク)21bが生じてしまう。
このような状態となつた砥石を用いて工作物を
研削加工すると研削加工中に砥粒が脱落したりし
て工作物の表面あらさが早期に低下してしまう。
これを防止するには頻繁に修正を行なわなければ
ならず、これによつて高価な砥石が早く消耗し、
砥石の寿命が短くなる。
一方、2回目以降の砥石修正では振れをとらな
くてもよく、切込み量が少なくてよいから第9図
ら示すように砥粒、ボンドにクラツク等が生じに
くい。
[発明が解決しようとする問題点] このように砥石交換直後の修正と2回目以降の
それとでは切込み量に大きな差がありそれに伴い
砥石表面の状態に差が生じるにもかかわらず、従
来においては第7図の如く修正インターバルを常
に一定値nにしていた。
このためクラツク等が生じていない砥石である
ときは第7図の曲線Aのようになり、この砥石を
用いて研削加工した工作物の表面あらさSは一定
値S1以下に納まるが、クラツク等が生じている砥
石を用いてnなる修正インターバルで研削加工す
ると表面あらさSが一定値S1を越えてしまい(第
7図の曲線B)、そのまま該砥石を使用している
と砥粒の脱落やクラツクが助長され表面あらさが
ますます悪くなりやがて許容値を越えてしまい、
その後に通常の砥石修正を行なつても、工作物の
Wの表面あらさSを許容値内に復帰させることが
できなくなり、また砥石振れが発生し、正常な研
削ができなくなる。正常な研削が出来るようにす
るには修正量を多くする必要があり、多くの時間
と多くの砥石損耗が生じる。
[問題点を解決するための手段] 本発明はかかる従来の問題を解決するためにな
されたもので、その主要とする構成を第1図の概
念図を参照して説明すると、砥石の表面精度を回
復するために該砥石の表面を修正する修正工具2
01と、該修正工具201に送りを付与する駆動
装置202と、砥石交換直後は短い修正インター
バルで修正信号を出力しその後は砥石交換直後よ
りも長い修正インターバルで修正信号を出力する
修正信号出力装置203と、該修正信号出力装置
203から修正信号が出力されたときに、前記駆
動装置202を制御して前記砥石の修正を行なう
修正制御装置204とから成るものである ここにおいて修正工具はツルーイング車とドレ
ツシング車を含む概念である。
前記修正信号出力装置203は、第2図の如
く、砥石交換直後における工作物の加工本数を少
なく設定し、その後の工作物の加工本数を多く設
定する工作物加工本数設定装置203Aと、前記
加工される工作物の数を計数する計数装置203
Bと、該計数装置203Bにより計数された工作
物加工本数が前記工作物加工本数設定装置203
Aによつて設定された値に達したことを判定する
比較装置203Cとから構成される。
また前記修正時期検出装置203は、第3図の
如く工作物の表面精度を検出する表面精度検出装
置203Dと、該表面精度検出装置203Dによ
つて検出された表面精度が予め設定された表面精
度に達したことを判定する比較装置203Eとか
ら構成されており、この比較装置203Eから前
記修正制御装置204に信号が送られる。
[実施例] 以下、本発明の実施例につき、添付図面を参照
して説明する。
第4図は本発明の一実施例を示す全体図で、図
中、符号1は砥石台を示し、該砥石台1には、外
周面にCBN砥石2aを具備する砥石車2が回転
可能に設けられ、かつ、前記CBN砥石2aの表
面に当接可能なツルーイング車3が設けられてい
る。該ツルーイング車3は支持台4を介して砥石
台1上に配設されており、モータ3Aにより回転
駆動され、砥石2a方向への切込みは他のモータ
5により歯車6,7及びネジ軸8を介してなされ
る。またツルーイング車3は、トラバース用モー
タ9を駆動源として、歯車11,12を介しトラ
バース移動(砥石車2の軸線方向つまり紙面垂直
方向への移動)されるようになつている。
一方、砥石車2の上方には、支持台13を介し
てドレツシング車14が回転可能に設けられてい
る。該ドレツシング車14の回転駆動はモータ1
4Aによつてなされ、該ドレツシング車14と砥
石2a表面との間の微小間隙の調整はモータ15
により歯車16,17及びネジ軸18を介してな
される。前記微小間隙を保ちつつ砥石2とドレツ
シング車14とを互いに異なる方向に回転させ、
該微小間隙に遊離砥粒を送り込むことによりドレ
ツシングを行なうものである(この点は公知であ
り、当出願人の出願に係る特公昭58−20753号に
詳細に示されている)。
第4図において30は前記モータ15,5,9
をそれぞれ駆動するドライブユニツト40,4
1,42に指令パルスを分配してドレツシング車
14、ツルーイング車3の切込み送りならびにト
ラバース動作を制御する制御装置を示し、演算処
理装置31、メモリ32、データ入力装置33に
て構成されている。
前記メモリ32には、前記砥石車2を修正する
ためのプログラムが記憶されている。このプログ
ラムとしては、例えば第6図の如く最初の砥石修
正から2回目の砥石修正までの間の第1修正イン
ターバルを加工本数の少ないN1に、2回目の砥
石修正から3回目の砥石修正までの間の第2修正
インターバルをN1より大なるN2に、3回目の修
正から4回目の修正までの第3修正インターバル
をN2より大なるN3とし、以後はすべてN3に設定
してあり、演算処理装置30は、このメモリ32
内に記憶されたプログラムに基き工作物加工本数
計数カウンタ34の内容を順次読出し、前記モー
タ15,5,9を制御するようになつている。
[作用] 第5図のフローチヤートに基いて本装置の作用
を説明すると、先ず、使用中の砥石車2が寿命と
なると、新しい砥石車2と交換され、この交換が
終了すると同時に作業者は砥石修正指令押ボタン
(図略)を押圧する。この指令により演算処理装
置は処理動作を開始し、最初にインターバルカウ
ンタICならびに加工本数カウンタWCの内容を
“0”にそれぞれ初期設定する(ステツプ100)続
いて砥石修正指令が出力され(ステツプ101)こ
の指令により、パルス信号がドライブユニツト4
0,41,42を介してモータ15,5,9に出
力され前記のごとくツルーイング車3ならびにド
レツシング車14による砥石修正が行なわれる。
砥石修正が終了すると、ステツプ102に進みイ
ンターバルカウンタICの内容に“1”が加算さ
れ、その後インターバルカウンタICの内容が
“1”であるかどうかが判定され、その内容が
“1”であると判定されたときには、その第1修
正インターバル時の設定加工本数N1が読込まれ
る(ステツプ103及び104)。
その後砥石車2によつて工作物Wの研削加工さ
れる毎に加工本数計数カウンタ34によつて計数
され、その加工本数Nが設定加工本数N1に到達
すると同時に砥石修正指令が出力され(ステツプ
105,106,107)前記と同様にして第2回目の砥
石修正が行なわれる。
第2回目の砥石修正が行なわれた後、再びステ
ツプ102,103,108を経て、第2修正インターバ
ルでの工作物加工本数N2の読込みが行なわれ
(ステツプ109)、その後工作物Wの研削される毎
に研削加工本数Nが1個づつカウントされ(同
110)、その計数値が設定された工作物加工本数
N2になると、前記第2回目と同様にして第3回
目の砥石修正が行なわれ、その後ステツプ102に
戻る。
次にステツプ102,103,108を経て、第3修正
インターバルでの工作物加工本数N3の読込みが
行なわれ(ステツプ112)、その後工作物Wの加工
が行なわれる毎に研削加工本数Nが1個づつカウ
ントされ(同113)、その計数値が設定された工作
物加工本数N3になると、前記第3回目と同様に
して第4回目の砥石修正が行なわれ、その後ステ
ツプ102まで戻る。その後は修正インターバルが
一定化され、工作物WがN3個研削される毎に前
記と同様にして砥石修正が繰返し行なわれる。
ここにおいて第1回目の砥石修正においては砥
石車2の振れをとるため、大きな切込みにて修正
されるため、砥石車の表面は粗く修正されてお
り、この砥石車2で工作物Wを研削すると工作物
Wの表面粗さSは早期に低下する。しかるにこの
第1修正インターバルでの工作物加工本数N1は、
例えば100本と少なく設定されているため早めに
第2回目の砥石修正が行なわれる。従つて工作物
Wの表面粗さSが許容値S1以上にあらく研削され
ることはない。
また2回目以降の砥石修正では、切込み量は少
なく、従つて砥石車2の表面はクラツクの少ない
状態に修正される。このため、砥石車2で工作物
Wを研削しても該工作物Wの表面あらさSは第1
回目の砥石修正後のように急激に低下することは
なく、この第2,第3以降のインターバルでの工
作物加工本数N2,N3は、例えば300本、500本と
多めに設定されている。従つてそれだけ砥石修正
の回数を少なくすることができ砥石の寿命が長く
なる。
尚、レジノイドボンドを用いた砥石の修正にお
いては、最初にツルーイングを行ないその後ドレ
ツシングを行なうのが普通であつて、両者が対と
なつているものであるが、ボンド22(第8,9
図)がビトリフアイドボンドである場合は工作物
研削加工時に砥石表面のボンドが削られてドレツ
シングと同じ効果が得られるため、通常ツルーイ
ングのみの修正が行なわれる。
[変形例] 上記実施例においては砥石修正をするまでの修
正インターバルを設定する場合に工作物の加工本
数を予め定めてN1,N2,N3としているが、この
方法に限られるものではなく、例えば研削加工後
の工作物の表面あらさを電気信号として出力する
表面精度検出装置を用いて、該表面精度検出装置
からの信号に基き表面あらさが設定値に達したら
砥石修正するようにしてもよい。この場合の設定
値は前記N1,N2,N3に相当する表面あらさを3
段階に分けて設定するものである。尚、修正時期
を工作物加工本数と工作物表面精度の両方から設
定するようにしてもよい。
[発明の効果] このように本発明は、砥石交換直後の修正イン
ターバルを2回目以後の修正インターバルよりも
短く設定したため、第1回目の砥石修正によつて
クラツク等が生じたとしても、早めに2回目の砥
石修正が行なわれるので工作物の加工面のあらさ
が粗悪にならず、また2回目以後は修正インター
バルを長く設定することで砥石修正の回数が必要
以上に多くならず、砥石の寿命を長くすることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概念を示す説明図、第2図及
び第3図は本発明の実施態様を示す説明図、第4
図は本発明の実施例を示す全体図、第5図は第4
図の作動を示すフローチヤート、第6図は本発明
により修正した砥石を用いて加工した工作物の加
工本数Nと該工作物の表面あらさSとの関係を示
すグラフ図、第7図は第6図と同様な図で従来の
ものを示すグラフ図、第8図は第1回目の修正を
行なつた直後の砥石表面の拡大断面図、第9図は
第2回目以後の修正を行なつた直後の砥石表面の
拡大断面図である。 2……砥石車、3……ツルーイング車、4……
ドレツシング車。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 砥石の表面精度を回復するために該砥石の表
    面を修正する修正工具と、該修正工具に送りを付
    与する駆動装置と、砥石交換直後では短い修正イ
    ンターバルで修正信号を出力し、その後は砥石交
    換直後よりも長い修正インターバルで修正信号を
    出力する修正信号出力装置と、該修正信号出力装
    置から修正信号が出力されたときに、前記駆動装
    置を制御して前記砥石の修正を行なう修正制御装
    置とから成ることを特徴とする砥石修正装置。 2 前記修正信号出力装置は、砥石交換直後にお
    ける工作物の加工本数を少なく設定し、その後の
    工作物の加工本数を多く設定する工作物加工本数
    設定装置と、前記加工される工作物の本数を計数
    する計数装置と、該計数装置により計数された工
    作物加工本数が前記工作物加工本数設定装置によ
    つて設定された値に達したことを判定する比較装
    置とから構成されている特許請求の範囲第1項記
    載の砥石修正装置。 3 前記修正信号出力装置は、工作物の表面精度
    を検出する表面精度検出装置と、該表面精度検出
    装置によつて検出された表面精度が予め設定され
    た表面精度に達したことを判定する比較装置とか
    ら構成されている特許請求の範囲第1項記載の砥
    石修正装置。
JP20508184A 1984-09-28 1984-09-28 砥石修正装置 Granted JPS6179567A (ja)

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US5239504A (en) * 1991-04-12 1993-08-24 International Business Machines Corporation Magnetostrictive/electrostrictive thin film memory
JP4670694B2 (ja) * 2006-03-16 2011-04-13 トヨタ自動車株式会社 ホーニング加工装置及びホーニング加工装置の制御方法

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