JPH0369649B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0369649B2 JPH0369649B2 JP59072319A JP7231984A JPH0369649B2 JP H0369649 B2 JPH0369649 B2 JP H0369649B2 JP 59072319 A JP59072319 A JP 59072319A JP 7231984 A JP7231984 A JP 7231984A JP H0369649 B2 JPH0369649 B2 JP H0369649B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- shaft
- fitting
- hole
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010409 ironing Methods 0.000 description 3
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P11/00—Connecting or disconnecting metal parts or objects by metal-working techniques not otherwise provided for
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は軸の圧入固定方法に関するものであ
る。
る。
従来における軸の圧入固定方法は、圧入する軸
又は圧入される基材に穿設した穴の弾性限度より
算出した数値を基にして圧入代を設定し、穴に軸
を圧入していた。
又は圧入される基材に穿設した穴の弾性限度より
算出した数値を基にして圧入代を設定し、穴に軸
を圧入していた。
しかし、計算により求められる圧入代は非常に
巾が小さく、極めて制度の高い寸法管理が必要と
されていた。例えば、φ6ｍ／ｍ程度の軸の圧入
固定する場合について算出してみると、圧入代が
0.01〜0.015ｍ／ｍとなり、５／1000ｍ／ｍの非
常に厳しい数値の範囲内に管理しなければならな
い。
巾が小さく、極めて制度の高い寸法管理が必要と
されていた。例えば、φ6ｍ／ｍ程度の軸の圧入
固定する場合について算出してみると、圧入代が
0.01〜0.015ｍ／ｍとなり、５／1000ｍ／ｍの非
常に厳しい数値の範囲内に管理しなければならな
い。
また、上述の加工精度や圧入治具の精度によつ
て第１図に図示する如く、穴１と軸２のセンタが
ずれて圧入されると、その結果、ずれを生じた側
に弾性限度以上の歪が生じて塑性変形し、それに
より噛り現象が発生して圧入出来ないとか、圧入
時のバリが穴１と軸２との〓間にはさまり振れが
大きくなる等の不具合問題が発生した。この確率
は圧入治具の精度管理にもよるが、相当の不良率
を見込まなければならない等の問題があつた。
て第１図に図示する如く、穴１と軸２のセンタが
ずれて圧入されると、その結果、ずれを生じた側
に弾性限度以上の歪が生じて塑性変形し、それに
より噛り現象が発生して圧入出来ないとか、圧入
時のバリが穴１と軸２との〓間にはさまり振れが
大きくなる等の不具合問題が発生した。この確率
は圧入治具の精度管理にもよるが、相当の不良率
を見込まなければならない等の問題があつた。
本発明は上記の不具合に鑑みなされたもので、
基材に穿設した穴に軸を圧入固定する方法におい
て、軸の圧入方向先端部に環状溝および環状つば
部を形成し、基材の穴に圧入時、環状つば部が弾
性変形しつつ基材の穴径をわずかに削り拡径する
とともに、芯をひろいしごきバリを環状溝に収め
ながら後端部を圧入固定することを特徴とする。
基材に穿設した穴に軸を圧入固定する方法におい
て、軸の圧入方向先端部に環状溝および環状つば
部を形成し、基材の穴に圧入時、環状つば部が弾
性変形しつつ基材の穴径をわずかに削り拡径する
とともに、芯をひろいしごきバリを環状溝に収め
ながら後端部を圧入固定することを特徴とする。
上記構成により、圧入する軸の環状つば部が杯
状に変形して芯をひろうようになるとともに穴を
削りながら圧入され、削りとられたしごきバリが
環状溝に溜められるようになる。
状に変形して芯をひろうようになるとともに穴を
削りながら圧入され、削りとられたしごきバリが
環状溝に溜められるようになる。
以下、本発明の実施例について図面に基き説明
する。
する。
第２図、イにおいて、１は基材４に穿設した穴
である。２は穴１に圧入する軸で圧入する部分は
一様な径を有している。そして、先端に環状溝３
を設け環状つば部３′を構成したものである。圧
入に際して、穴１および軸２の加工精度や圧入治
具の精度によりそれらの中心が必ずしも一致せ
ず、芯がずれて圧入代が片寄る状態である。
である。２は穴１に圧入する軸で圧入する部分は
一様な径を有している。そして、先端に環状溝３
を設け環状つば部３′を構成したものである。圧
入に際して、穴１および軸２の加工精度や圧入治
具の精度によりそれらの中心が必ずしも一致せ
ず、芯がずれて圧入代が片寄る状態である。
第２図、ロは、圧入初期の状態を示しており、
軸２の環状つば部３′は圧入代の片寄りに応じた
圧入反力により弾性変形する。そして、この弾性
変形した環状つば部３′は穴１と軸２の中心を一
致させるように作用する。
軸２の環状つば部３′は圧入代の片寄りに応じた
圧入反力により弾性変形する。そして、この弾性
変形した環状つば部３′は穴１と軸２の中心を一
致させるように作用する。
第２図、ハは、さらに圧入した状態を示してお
り、軸２の環状つば部３′は略全周にわたつて均
等に杯状に弾性変形し、軸２が穴１にならいそれ
らの中心は同芯上に一致して芯をひろうようにな
る。
り、軸２の環状つば部３′は略全周にわたつて均
等に杯状に弾性変形し、軸２が穴１にならいそれ
らの中心は同芯上に一致して芯をひろうようにな
る。
また、軸２の環状つば部３′は、弾性変形の過
程を経ながら、穴１の内径部１′を削りながら圧
入されていく。削りとられたしごきバリは環状溝
３に収容され、内径部１′に径の広がりができる。
この広がり作用がある為、多少圧入代を大きくし
ても、先端部の環状つば部３′が後端部３″の圧入
代を適当に成形した状態で後端部３″が圧入され
る。後端部３″と穴１の内径部１′はバニシング加
工同様の精度の高い圧入が行われる。圧入代
0.015〜0.08ｍ／ｍを試みたが成功であつた。す
なわち、65／1000ｍ／ｍの範囲内に寸法管理すれ
ば良いことになる。
程を経ながら、穴１の内径部１′を削りながら圧
入されていく。削りとられたしごきバリは環状溝
３に収容され、内径部１′に径の広がりができる。
この広がり作用がある為、多少圧入代を大きくし
ても、先端部の環状つば部３′が後端部３″の圧入
代を適当に成形した状態で後端部３″が圧入され
る。後端部３″と穴１の内径部１′はバニシング加
工同様の精度の高い圧入が行われる。圧入代
0.015〜0.08ｍ／ｍを試みたが成功であつた。す
なわち、65／1000ｍ／ｍの範囲内に寸法管理すれ
ば良いことになる。
第３図は本発明を電磁スイツチのプランジヤと
シヤフトの固定に応用した実施例を示すもので、
プランジヤ５に圧入するプランジヤシヤフト６に
かしめ溝７と先端部に環状溝８を設けて圧入し、
プランジヤ５とシヤフト６とのさらに大きな抜け
強度を確保するため、プランジヤ６の肉の一部を
かしめ溝７に塑性変形させたものである。
シヤフトの固定に応用した実施例を示すもので、
プランジヤ５に圧入するプランジヤシヤフト６に
かしめ溝７と先端部に環状溝８を設けて圧入し、
プランジヤ５とシヤフト６とのさらに大きな抜け
強度を確保するため、プランジヤ６の肉の一部を
かしめ溝７に塑性変形させたものである。
以上に詳述する如く、本発明に係る軸の圧入固
定方法は、圧入する軸の先端側に環状溝および弾
性変形する環状つば部を形成することによつて、
圧入時軸の環状つば部が弾性変形して芯をひろう
とともに、穴の内径部を削り拡径し偶に発生した
しごきバリが環状溝に収容され進行を押えられる
為、軸圧入において振れのない高精度の軸の圧入
固定が可能となり、不良率を下げることができ
る。また、圧入代の範囲が広くなり厳密な寸法管
理を必要としなくなり、コストを下げることがで
きる。
定方法は、圧入する軸の先端側に環状溝および弾
性変形する環状つば部を形成することによつて、
圧入時軸の環状つば部が弾性変形して芯をひろう
とともに、穴の内径部を削り拡径し偶に発生した
しごきバリが環状溝に収容され進行を押えられる
為、軸圧入において振れのない高精度の軸の圧入
固定が可能となり、不良率を下げることができ
る。また、圧入代の範囲が広くなり厳密な寸法管
理を必要としなくなり、コストを下げることがで
きる。
第１図は、従来における軸の圧入固定方法。第
２図、イ，ロは、本発明に係る軸の圧入固定方
法。第３図は、本発明に係る別の実施例。 符号の説明、１：穴、１′：内径部、２：軸、
３：環状溝、３′：環状つば部、３″：後端部、
４：基材、５：プランジヤ、６：プランジヤシヤ
フト、７：かしめ溝、８：環状溝。
２図、イ，ロは、本発明に係る軸の圧入固定方
法。第３図は、本発明に係る別の実施例。 符号の説明、１：穴、１′：内径部、２：軸、
３：環状溝、３′：環状つば部、３″：後端部、
４：基材、５：プランジヤ、６：プランジヤシヤ
フト、７：かしめ溝、８：環状溝。
Claims (1)
- １ 基材に穿設した穴に軸を圧入固定する方法に
おいて、軸の圧入方向先端部に環状溝および環状
つば部を形成し、基材の穴に圧入時、環状つば部
が弾性変形しつつ基材の穴径をわずかに削り拡径
するとともに、芯をひろいしごきバリを環状溝に
収めながら後端部を圧入固定することを特徴とす
る軸の圧入固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7231984A JPS60217029A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 軸の圧入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7231984A JPS60217029A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 軸の圧入方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60217029A JPS60217029A (ja) | 1985-10-30 |
| JPH0369649B2 true JPH0369649B2 (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=13485836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7231984A Granted JPS60217029A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 軸の圧入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60217029A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62236611A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-16 | Nitto Kohki Co Ltd | 環状カツタ− |
| JPH081210B2 (ja) * | 1986-06-13 | 1996-01-10 | 日立金属株式会社 | 円筒部材の製造方法 |
| JPH0529370Y2 (ja) * | 1987-01-19 | 1993-07-28 | ||
| GB0130401D0 (en) * | 2001-12-20 | 2002-02-06 | Trw Ltd | Improvements in tandem master cylinders for hydraulic systems |
| US7758343B1 (en) * | 2009-01-15 | 2010-07-20 | Navarro Carlos F | Apparatus and method for removing enamel from a person's tooth |
| JP5878815B2 (ja) * | 2012-04-23 | 2016-03-08 | 日本特殊陶業株式会社 | グロープラグ、及び、その製造方法 |
| JP7137382B2 (ja) * | 2018-07-12 | 2022-09-14 | Ｋｙｂモーターサイクルサスペンション株式会社 | 緩衝器支持装置及び懸架装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5380076A (en) * | 1976-12-24 | 1978-07-15 | Hitachi Ltd | Method of pressing fit metal bar |
| JPS5731425A (en) * | 1980-05-31 | 1982-02-19 | Fichtel & Sachs Ag | Manufacture of piston rod unit |
-
1984
- 1984-04-11 JP JP7231984A patent/JPS60217029A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5380076A (en) * | 1976-12-24 | 1978-07-15 | Hitachi Ltd | Method of pressing fit metal bar |
| JPS5731425A (en) * | 1980-05-31 | 1982-02-19 | Fichtel & Sachs Ag | Manufacture of piston rod unit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60217029A (ja) | 1985-10-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |