JPH0369397A - 透視可能な化粧スクリーンおよびその製造方法 - Google Patents

透視可能な化粧スクリーンおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH0369397A
JPH0369397A JP20635089A JP20635089A JPH0369397A JP H0369397 A JPH0369397 A JP H0369397A JP 20635089 A JP20635089 A JP 20635089A JP 20635089 A JP20635089 A JP 20635089A JP H0369397 A JPH0369397 A JP H0369397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
pattern layer
transfer
holes
decorative screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20635089A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensuke Aoyama
憲介 青山
Tetsuo Matsukura
哲夫 松倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP20635089A priority Critical patent/JPH0369397A/ja
Publication of JPH0369397A publication Critical patent/JPH0369397A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、所望に応じて表裏それぞれ異なる絵柄を有す
る化粧スクリーンであって、それを通して向う側が見え
るものの改良に関し、その製造方法をも包含する。
【従来の技術】
透明なドア、窓、室内の間仕切りなどの両側で、その透
視性や透光性をあまり妨げずに、それぞれ反対側とは異
なる表示をしたいという要望がある。 この要望にこたえた化粧スクリーンとして、出願人は、
透明なプラスチックフィルムに隠蔽性インキで表絵柄と
裏絵柄を印刷し、全体に多数の透孔を設けてなるものを
提案した(実開平1−68498号)。 この化粧スクリーンは、広く受は入れられたが、製造時
の穿孔にあたり、基材フィルムがすべりやすかったり、
打抜性が悪かったりすると透孔が歪んでしまい、美麗な
ものが得にくいという経験をした。 このため、基材フ
ィルムには穿孔しやすいものを使用しなければならず、
基材フィルムの厚さや材質に制約を受ける。 この化粧スクリーンの代表的な使用法は、印刷面に透明
な粘着剤を塗布して窓などに貼り、基材フィルムが表面
保護層としてはたらくようにするものである。 ところ
が、化粧スクリーンを貼るときに、押圧により粘着剤が
透孔部分にはみだすことが避けられず、長期間使用する
と粘着剤にホコリが付着して蓄積し、美観をそこなうば
かりでなくスクリーンの透視(透光〉性が低下してしま
う。
【発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、従来の化粧スクリーンがもつ上記の問題を解決し、基材フィルムの材料選択の幅を広げ、透視性の低下を防いだ化粧スクリーン、およびその製造方法を提供することにある。 【課題を解決するための手段】
本発明の透視可能な化粧スクリーンは、第1図ないし第
3図に示すように、透明なプラスチックまたはガラス製
の基材(1)上に、多数の透孔(3)をあけた印刷層(
2)を設けてなり、この印刷層が隠蔽インキ層(22)
をはさんでその両側に表面絵柄層(21〉と裏面絵柄層
(23)とを有する構造である。 上記の透視可能な化粧スクリーンの製造方法は、第4図
Aに示すように、転写台紙(4〉上に裏面絵柄層(23
>、隠蔽インキ層(22〉および表面絵柄層(21)を
順に印刷し、第4図Bに示すように多数の透孔(3)を
穿孔して転写シートを得、この転写シートの印刷層(2
)を透明なプラスチックまたはガラス製の基材(1〉に
転写することからなる。 本発明で使用する基材は、アクリル樹脂、ポリカーボネ
ート、ポリ塩化ビニル等の透明なプラスチックまたはガ
ラス製であれば、厚さ、材質とも任意である。 プラス
チックは、シート状、板状のどちらでもよい。 薄くて
柔軟なもの、あるいは厚くて硬質な板のように、穿孔に
不向きなものであってもさしつかえない。 一方、転写台紙には、穿孔の容易なものをえらぶ。 た
とえば、上質紙、薄葉紙、硫酸紙、パーチメント紙など
の紙に、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリメチルペ
ンテン等のポリオレフィン、あるいはポリフッ化ビニリ
デンをはじめとするフッ素樹脂のような合成樹脂の剥離
層を設けたものが好適である。 転写台紙上にふたつの絵柄層と隠蔽インキ層からなる印
刷層を設けるには、適宜のインキを選択して既知の印刷
技術に従えばよい。 表面絵柄層および裏面絵柄層は、単色刷りに限らず多色
刷りで設けてもよいし、パターンを同じにしても異にし
てもよいことはもちろんである。 転写法としては、熱転写、溶剤活性転写のような既知の
手法を使えばよい。 絵柄層自体の接着性が不十分なと
きは、必要に応じて、裏面の絵柄図の上に接着剤層を設
けてもよい。 ただし、接着剤層は、少なくとも転写終
了の時点で非粘着性であることを要する。 接着剤の例
を挙げれば、熱転写または溶剤活性転写用として、ポリ
塩化ビニル、アクリル樹脂、塩ビ/酢ビ共重合体、ポリ
スチレン、エチレン/酢ビ共重合体、各種のゴム系樹脂
、アイオノマー等がある。 必要に応じ、基材上にあら
かじめ、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリエステル、
メラミン樹脂等からなる易接着プライマー層を形成して
おいて、転写を行なってもよい。 透孔は、パンチプレスのような手段で設ければよい。 
孔の形状や分布は任意である。 小径のものを多数にす
る方が、絵柄を損わず、かつ透視しやすい点で好ましい
ことは従来と同様で、採光量の多いものや透視しやすい
ものを求めるならば開口率を高く、絵柄による表示を重
視するのであれば低くすべきこともまた同様である。 [作 用] 本発明の化粧スクリーンは、印刷層に設けた多数の透孔
により、どちら側からも反対側を透視可能である。 透
孔は薄い印刷層を貫くだけの存在であり、基材自体は平
滑であるから、化粧スクリーンを窓ガラスなどに貼った
ときに、表面が平滑でホコリの付着が従来より少なく、
絵柄の美しさを長時間維持できる。 透孔にホコリがた
まって、透視性を低下させる心配もない。 本発明の製造方法は、穿孔の容易な転写台紙に印刷層を
設けて穿孔し、多数の透孔をもつ印刷層を形成してから
これを基材シートに転写するため、穿孔しにくいもので
も基材シートにえらぶことができる。 [実施例] 上質紙にポリプロピレンのコーティングをしたものを転
写台紙として用い、アクリル樹脂および塩ビ/酢ビ共重
合体をバインダーとする3色のインキで絵柄を印刷し、
その上に白色の隠蔽性インキでベタ印刷し、さらにその
上に前記絵柄とは異なる絵柄を3色のインキで印刷した
。 それにパンチプレスで小径の透孔を多数あけたく開
口率40%〉。 厚さ100μの無色透明なポリ塩化ビニルシートに、上
記転写シートで印刷層を熱転写して本発明の化粧スクリ
ーンを得た。 [発明の効果] 本発明の化粧スクリーンは、表裏それぞれの側から別々
の絵柄がみえるから、宣伝や装飾に好適である。 たと
えば、店舗のデイスプレィやジョールームの間仕切りパ
ネルなどに使用すると有用である。 この化粧スクリー
ンには透視性があるから、窓などに貼っても採光を妨げ
ることはなく室内を明るく保てる。 本発明の製造方法によれば、上記のような化粧スクリー
ンを容易に、しかも穿孔作業の困難に起因する不良品を
ほとんど生じさせずに得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、いずれも本発明の化粧スクリー
ンの一例を説明するための図であって、第1図は表側か
ら、第2図は裏側からみた平面図であり、第3図は第1
図I−I方向かつ第2図■■方向の模式的な断面図であ
る。 第4図AおよびBは、本発明の製造方法における転写紙
の製造工程を説明するための第3図と同様な図である。 1・・・基材シート 2・・・印刷層 21・・・表面絵柄層 23・・・裏面絵柄層 3・・・透 孔     4・・・転写台紙22・・・
隠蔽インキ層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明なプラスチックまたはガラス製の基材上に多
    数の透孔をあけた印刷層を設けてなり、この印刷層が隠
    蔽インキ層をはさんでその両側に表面絵柄層と裏面絵柄
    層とを有する構造である透視可能な化粧スクリーン。
  2. (2)転写台紙上に裏面絵柄層、隠蔽インキ層および表
    面絵柄層を順に印刷し、多数の透孔を穿孔して転写シー
    トを得、この転写シートの印刷層を透明なプラスチック
    またはガラス製の基材に転写することからなる透視可能
    な化粧スクリーンの製造方法。
JP20635089A 1989-08-09 1989-08-09 透視可能な化粧スクリーンおよびその製造方法 Pending JPH0369397A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20635089A JPH0369397A (ja) 1989-08-09 1989-08-09 透視可能な化粧スクリーンおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20635089A JPH0369397A (ja) 1989-08-09 1989-08-09 透視可能な化粧スクリーンおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0369397A true JPH0369397A (ja) 1991-03-25

Family

ID=16521856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20635089A Pending JPH0369397A (ja) 1989-08-09 1989-08-09 透視可能な化粧スクリーンおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0369397A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10511901A (ja) * 1994-12-30 1998-11-17 コントラ ヴィジョン リミテッド 穿孔された接着性アセンブリ
WO2000053537A1 (en) * 1999-03-10 2000-09-14 Minnesota Mining And Manufacturing Company Decorative films for glass-paned window
EP1015135A4 (en) * 1996-01-11 2001-01-31 Gregory Edye Ross ALIGNMENT CONTOUR COATING
US6753056B1 (en) 1999-03-10 2004-06-22 3M Innovative Properties Company Decorative films for glass-paned window
WO2018092497A1 (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 三菱重工業株式会社 塗装方法および塗装フィルム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10511901A (ja) * 1994-12-30 1998-11-17 コントラ ヴィジョン リミテッド 穿孔された接着性アセンブリ
EP1015135A4 (en) * 1996-01-11 2001-01-31 Gregory Edye Ross ALIGNMENT CONTOUR COATING
WO2000053537A1 (en) * 1999-03-10 2000-09-14 Minnesota Mining And Manufacturing Company Decorative films for glass-paned window
US6753056B1 (en) 1999-03-10 2004-06-22 3M Innovative Properties Company Decorative films for glass-paned window
WO2018092497A1 (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 三菱重工業株式会社 塗装方法および塗装フィルム
JPWO2018092497A1 (ja) * 2016-11-16 2019-10-17 三菱重工業株式会社 塗装方法および塗装フィルム
US11084320B2 (en) 2016-11-16 2021-08-10 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Coating method and coating film

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1672044A3 (en) Process for the production of double-sided pressure-sensitive adhesive tapes or sheets
CN202106705U (zh) 一种可双面喷绘的透视膜
US4991336A (en) Photographic composite board
JPH0369397A (ja) 透視可能な化粧スクリーンおよびその製造方法
CN203485508U (zh) 一种广告贴膜
JP2600273B2 (ja) 絵付け波板の製造方法
JPH06143529A (ja) 装飾表示体およびその製造方法
JPH0557863A (ja) 化粧パネルおよびその製造方法
JPH07314631A (ja) 光輝性化粧シート
JPH0830197A (ja) 透視可能なステッカーおよびその製造方法
JP4580523B2 (ja) 透視可能な化粧スクリーンによる化粧方法、並びに基材シート、化粧スクリーン及び接着シート
KR200303092Y1 (ko) 부분 증착 또는 부분 홀로그램 합성수지 필름이 삽입된장식용 접합유리
KR100541606B1 (ko) 입체감을 갖는 그림으로 구성된 스티커 및 그 제조방법
JPH0830196A (ja) 透視可能なステッカーおよびその製造方法
JPH0520871Y2 (ja)
JPS6130849Y2 (ja)
CN2283568Y (zh) 有机玻璃装饰贴面板材
JPH0531937U (ja) 装飾ガラス
JP2522883Y2 (ja) 透視可能な化粧スクリーン
JPH03191390A (ja) サインパネル用シートの製造方法
KR100346579B1 (ko) 광고용 시트지 제조방법
JP3141467B2 (ja) 透視性を有する装飾材の製造方法
JP2004277530A (ja) 粘着シート及び粘着シートの製造方法
JP3230304B2 (ja) 装飾テント生地及びその製造方法
KR101195365B1 (ko) 유리부착용 양면 이모양 스티커 및 그 제조방법