JPH0369136B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0369136B2 JPH0369136B2 JP7783784A JP7783784A JPH0369136B2 JP H0369136 B2 JPH0369136 B2 JP H0369136B2 JP 7783784 A JP7783784 A JP 7783784A JP 7783784 A JP7783784 A JP 7783784A JP H0369136 B2 JPH0369136 B2 JP H0369136B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- deflection
- magnetic
- picture tube
- distribution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 33
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 9
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 14
- 241000226585 Antennaria plantaginifolia Species 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000640 Fe alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000990 Ni alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000418 atomic force spectrum Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N nickel Substances [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009827 uniform distribution Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/701—Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
- H01J29/707—Arrangements intimately associated with parts of the gun and co-operating with external magnetic excitation devices
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、受像管とこれに装着された偏向ヨー
クとからなる受像管装置に関する。
クとからなる受像管装置に関する。
従来例の構成とその問題点
コンピユータの端末機器やワードプロセツサな
どにデイスプレイ管として用いられる受像管には
とりわけ高品質のものが要望される。とくに、き
ちつとした長方形のラスタが得られて、その中央
領域のみならず周辺領域においても高い解像度が
得られることが望まれる。
どにデイスプレイ管として用いられる受像管には
とりわけ高品質のものが要望される。とくに、き
ちつとした長方形のラスタが得られて、その中央
領域のみならず周辺領域においても高い解像度が
得られることが望まれる。
ラスタの周辺領域における解像度は、電子銃の
構造、受像管の偏向角度および螢光体スクリーン
面の曲率等によつて影響を受けるほか、偏向磁界
分布によつて大きな影響を受ける。そして、ラス
タの形状もまた、偏向磁界分布によつて大きな影
響を受ける。
構造、受像管の偏向角度および螢光体スクリーン
面の曲率等によつて影響を受けるほか、偏向磁界
分布によつて大きな影響を受ける。そして、ラス
タの形状もまた、偏向磁界分布によつて大きな影
響を受ける。
斉一分布偏向磁界の磁力線は、水平または垂直
方向に沿つた直線状のものとなるので、磁界強さ
は管軸からの距離（離軸距離）に関係なく一定で
ある。したがつてここを通過する電子ビームに偏
向歪を生じることはない。一方、ピンクツシヨン
分布の偏向磁界は、磁力線が糸巻き形に湾曲する
ので、管軸から離れるに従つて磁界強さが増し、
ここを通過する電子ビームはその中心部分と外周
部分とで異なる大きさの偏向作用を受けるので偏
向歪を生じる。また、バレル分布の偏向磁界は、
磁力線が洋だる形に湾曲するので、管軸から離れ
るに従つて磁界が弱くなり、通過電子ビームに偏
向歪を生じる。そして、偏向歪を生じた偏向電子
ビームが螢光体スクリーン面の周辺領域に射突す
ると、同領域に生じるビームスポツト（輝点）が
非円形となり、高い解像度を得ることが困難にな
る。一方、ラスタの形状は、ピンクツシヨン分布
の偏向磁界を与えた場合に限りきつちりとした長
方形となり、斉一分布やバレル分布の偏向磁界を
与えた場合には糸巻き形となる。
方向に沿つた直線状のものとなるので、磁界強さ
は管軸からの距離（離軸距離）に関係なく一定で
ある。したがつてここを通過する電子ビームに偏
向歪を生じることはない。一方、ピンクツシヨン
分布の偏向磁界は、磁力線が糸巻き形に湾曲する
ので、管軸から離れるに従つて磁界強さが増し、
ここを通過する電子ビームはその中心部分と外周
部分とで異なる大きさの偏向作用を受けるので偏
向歪を生じる。また、バレル分布の偏向磁界は、
磁力線が洋だる形に湾曲するので、管軸から離れ
るに従つて磁界が弱くなり、通過電子ビームに偏
向歪を生じる。そして、偏向歪を生じた偏向電子
ビームが螢光体スクリーン面の周辺領域に射突す
ると、同領域に生じるビームスポツト（輝点）が
非円形となり、高い解像度を得ることが困難にな
る。一方、ラスタの形状は、ピンクツシヨン分布
の偏向磁界を与えた場合に限りきつちりとした長
方形となり、斉一分布やバレル分布の偏向磁界を
与えた場合には糸巻き形となる。
一般に、低価格のモニタ用受像管装置における
偏向ヨークは、ピンクツシヨン分布の偏向磁界を
与え得るように構成されているので、補正手段を
用いることなく長方形のラスタを生成させ得る。
しかし、電子ビームの偏向歪が大きく、ラスタの
とくに周辺領域において高い解像度を得ることが
できない。一方、高級のモニタ用受像管装置では
解像度したがつて画質を優先させるべく、斉一分
布の磁界を発生する偏向ヨークを用いることが多
い。この場合、ラスタ形状が糸巻き形になるのを
強力な永久磁石による磁界で補正しているのであ
るが、４個の永久磁石による通常の補正では、ラ
スタの外縁は完全な直線とならず、屈曲した線に
なる。その上、前記永久磁石による補正磁界を精
度よく調整するための機構が必要となり、コスト
高を招く。
偏向ヨークは、ピンクツシヨン分布の偏向磁界を
与え得るように構成されているので、補正手段を
用いることなく長方形のラスタを生成させ得る。
しかし、電子ビームの偏向歪が大きく、ラスタの
とくに周辺領域において高い解像度を得ることが
できない。一方、高級のモニタ用受像管装置では
解像度したがつて画質を優先させるべく、斉一分
布の磁界を発生する偏向ヨークを用いることが多
い。この場合、ラスタ形状が糸巻き形になるのを
強力な永久磁石による磁界で補正しているのであ
るが、４個の永久磁石による通常の補正では、ラ
スタの外縁は完全な直線とならず、屈曲した線に
なる。その上、前記永久磁石による補正磁界を精
度よく調整するための機構が必要となり、コスト
高を招く。
ラスタの形状は、偏向磁界のとくに最大磁束密
度付近および出口付近（スクリーン側）における
磁界分布によつて大きく影響を受け、偏向磁界の
入口付近（陰極側）における磁界分布によつては
あまり影響を受けない。そこで、前記入口付近に
おける磁界をバレル分布に歪ませ、前記出口付近
における磁界をピンクツシヨン分布に歪ませてお
くと、両者の歪みの相殺によつて電子ビームの偏
向歪を少なくすることができ、しかも、ラスタ形
状を略長方形ならしめることができる。しかし、
このような分布の磁界を偏向ヨークだけで発生さ
せようとすると、巻線分布を入口付近と出口付近
とで違えたいわゆるノンラジアル巻線を必要と
し、非常に高価なものとなる。したがつて、かか
る偏向ヨークはモノクロームデイスプレイ用受像
管装置には適しない。
度付近および出口付近（スクリーン側）における
磁界分布によつて大きく影響を受け、偏向磁界の
入口付近（陰極側）における磁界分布によつては
あまり影響を受けない。そこで、前記入口付近に
おける磁界をバレル分布に歪ませ、前記出口付近
における磁界をピンクツシヨン分布に歪ませてお
くと、両者の歪みの相殺によつて電子ビームの偏
向歪を少なくすることができ、しかも、ラスタ形
状を略長方形ならしめることができる。しかし、
このような分布の磁界を偏向ヨークだけで発生さ
せようとすると、巻線分布を入口付近と出口付近
とで違えたいわゆるノンラジアル巻線を必要と
し、非常に高価なものとなる。したがつて、かか
る偏向ヨークはモノクロームデイスプレイ用受像
管装置には適しない。
発明の目的
したがつて本発明の目的とするところは、画
質、ラスタ形状および価格面のすべてにおいて満
足し得る受像管装置を提供することにある。
質、ラスタ形状および価格面のすべてにおいて満
足し得る受像管装置を提供することにある。
発明の構成
本発明の受像管装置によると、電子銃の先端部
に第１および第２の磁性体片を付設してなるモノ
クローム型受像管が用いられ、これに装着される
偏向ヨークの垂直偏向コイルは斉一分布の垂直偏
向磁界を生成する。また、水平偏向コイルは前記
第１および第２の磁性体片に一部分が及ぶピンク
ツシヨン分布の水平偏向磁界を生成するのであ
り、前記第１および第２の磁性体片はそれぞれ前
記水平偏向磁界の中心軸に沿つて管軸側へ突出し
た中央翼部を有する〓形に形成され、前記中央翼
部の突出端同士が電子ビーム通路にバレル磁界を
生成すべく前記中央翼部の幅に近似した間隔で相
対向するように配設される。
に第１および第２の磁性体片を付設してなるモノ
クローム型受像管が用いられ、これに装着される
偏向ヨークの垂直偏向コイルは斉一分布の垂直偏
向磁界を生成する。また、水平偏向コイルは前記
第１および第２の磁性体片に一部分が及ぶピンク
ツシヨン分布の水平偏向磁界を生成するのであ
り、前記第１および第２の磁性体片はそれぞれ前
記水平偏向磁界の中心軸に沿つて管軸側へ突出し
た中央翼部を有する〓形に形成され、前記中央翼
部の突出端同士が電子ビーム通路にバレル磁界を
生成すべく前記中央翼部の幅に近似した間隔で相
対向するように配設される。
実施例の説明
第１図において、モノクローム型受像管１のガ
ラスバルブ内に封入されている電子銃２は、陰極
３、G1電極４、G2電極５、G3電極６、G4電極
７およびG5電極８を備えたユニポテンシヤル型
のもので、先端部に第１および第２の磁性体片
９，１０を付設している。また、受像管１に装着
されている偏向ヨーク１１は、水平偏向コイル１
２、垂直偏向コイル１３およびコアー１４を有
し、水平偏向コイル１２はピンクツシヨン分布の
水平偏向磁界を生成する。そしてその入口付近
（陰極側）の磁界部分が第１および第２の磁性体
片９，１０に作用する。一方、垂直偏向コイル１
３は斉一分布の垂直偏向磁界を生成する。
ラスバルブ内に封入されている電子銃２は、陰極
３、G1電極４、G2電極５、G3電極６、G4電極
７およびG5電極８を備えたユニポテンシヤル型
のもので、先端部に第１および第２の磁性体片
９，１０を付設している。また、受像管１に装着
されている偏向ヨーク１１は、水平偏向コイル１
２、垂直偏向コイル１３およびコアー１４を有
し、水平偏向コイル１２はピンクツシヨン分布の
水平偏向磁界を生成する。そしてその入口付近
（陰極側）の磁界部分が第１および第２の磁性体
片９，１０に作用する。一方、垂直偏向コイル１
３は斉一分布の垂直偏向磁界を生成する。
水平偏向コイル１２によつて生成される水平偏
向磁界は、たとえば第２図に示すような磁束密度
分布を示す。すなわち、管軸Ｚ上における磁束密
度分布は、陰極側（図の手前）からスクリーン側
へ行くに従つて徐々に強くなり、最大点Ｏに達し
たのち徐々に弱くなる。離軸位置での磁束密度分
布も同様の傾向を示すが、管軸Ｚ上の磁束密度よ
りも強くなる部分ａ（ピンクツシヨン分布部分）
と、弱くなる部分ｂ，ｃ（バレル分布部分）とが
ある。後者は巻線の都合等により局部的に生じた
弱いものであり、全体としてはピンクツシヨン分
布の偏向磁界となる。
向磁界は、たとえば第２図に示すような磁束密度
分布を示す。すなわち、管軸Ｚ上における磁束密
度分布は、陰極側（図の手前）からスクリーン側
へ行くに従つて徐々に強くなり、最大点Ｏに達し
たのち徐々に弱くなる。離軸位置での磁束密度分
布も同様の傾向を示すが、管軸Ｚ上の磁束密度よ
りも強くなる部分ａ（ピンクツシヨン分布部分）
と、弱くなる部分ｂ，ｃ（バレル分布部分）とが
ある。後者は巻線の都合等により局部的に生じた
弱いものであり、全体としてはピンクツシヨン分
布の偏向磁界となる。
水平偏向磁界の管軸上における磁束密度分布
は、第３図にＡとして示すような突出部分を生じ
る。これは、第１および第２の磁性体片９，１０
を付設したことにより増強された磁束密度領域で
ある。第１および第２の磁性体片９，１０は第４
図に示すように〓状に形成されている。これは
鉄・ニツケル合金（50％Fe，50％Ni）等からな
る矩形状磁性金属板を凸状に屈折成形することに
より得られ、中央翼部９ａ，１０ａが水平偏向磁
界のピンクツシヨン面中心軸たる垂直軸１６に沿
つて突出する向きに配設され、中央翼部９ａ，１
０ａの突出端９ｂ，１０ｂ同士は電子ビーム通路
１７をはさんで相対向している。
は、第３図にＡとして示すような突出部分を生じ
る。これは、第１および第２の磁性体片９，１０
を付設したことにより増強された磁束密度領域で
ある。第１および第２の磁性体片９，１０は第４
図に示すように〓状に形成されている。これは
鉄・ニツケル合金（50％Fe，50％Ni）等からな
る矩形状磁性金属板を凸状に屈折成形することに
より得られ、中央翼部９ａ，１０ａが水平偏向磁
界のピンクツシヨン面中心軸たる垂直軸１６に沿
つて突出する向きに配設され、中央翼部９ａ，１
０ａの突出端９ｂ，１０ｂ同士は電子ビーム通路
１７をはさんで相対向している。
第１および第２の磁性体片９，１０を支持する
２個の非磁性金属片１８，１９は、その一端を
G5電極８の径大先端部に固着し、他端において
リングゲツタ２０を支持している。また、分岐翼
部２１，２２の先端に形成されたセンタリング用
の爪２３，２４，２５，２６は、バルブのネツク
部内面に当接して電子銃の傾きを防止し、分岐翼
部２１，２２から延び出た舌状部２７，２８はバ
ルブ内面に付設された導通膜（図示せず）に当接
し、この導通膜を通じて供給される高電圧をG5
電極８およびG3電極６に与える。
２個の非磁性金属片１８，１９は、その一端を
G5電極８の径大先端部に固着し、他端において
リングゲツタ２０を支持している。また、分岐翼
部２１，２２の先端に形成されたセンタリング用
の爪２３，２４，２５，２６は、バルブのネツク
部内面に当接して電子銃の傾きを防止し、分岐翼
部２１，２２から延び出た舌状部２７，２８はバ
ルブ内面に付設された導通膜（図示せず）に当接
し、この導通膜を通じて供給される高電圧をG5
電極８およびG3電極６に与える。
第５図に示すように第１および第２の磁性体片
９，１０に対し、破線で示すピンクツシヨン分布
の水平偏向磁界２９が作用すると、両磁性体片
９，１０間に強いバレル分布の小磁界３０が生成
され、この領域における磁束密度が前述のように
増強される。一方、両磁性体片９，１０に作用し
た斉一分布の垂直偏向磁界３１は、両磁性体片
９，１０を透過するだけである。
９，１０に対し、破線で示すピンクツシヨン分布
の水平偏向磁界２９が作用すると、両磁性体片
９，１０間に強いバレル分布の小磁界３０が生成
され、この領域における磁束密度が前述のように
増強される。一方、両磁性体片９，１０に作用し
た斉一分布の垂直偏向磁界３１は、両磁性体片
９，１０を透過するだけである。
このため、水平偏向磁界は少なくとも最大磁束
密度付近でピンクツシヨン分布を保ちながら、ラ
スタ形状にあまり寄与しない陰極側領域において
強いバレル分布部分を含んだかたちとなり、歪み
の少ない直方形ラスタが得られるとともに、偏向
歪の軽減効果が得られ、螢光体スクリーン面の全
域においてビームスポツトは真円に近いものとな
り、高い解像度を得ることができる。
密度付近でピンクツシヨン分布を保ちながら、ラ
スタ形状にあまり寄与しない陰極側領域において
強いバレル分布部分を含んだかたちとなり、歪み
の少ない直方形ラスタが得られるとともに、偏向
歪の軽減効果が得られ、螢光体スクリーン面の全
域においてビームスポツトは真円に近いものとな
り、高い解像度を得ることができる。
第１および第２の磁性体片９，１０の配設位置
は、偏向磁界の磁束密度分布と密接な関係があ
り、両磁性体片９，１０は第３図に示すように軸
上磁束密度分布の最大値の20〜80％に相当する、
陰極側の磁束密度領域に配設されるべきである。
は、偏向磁界の磁束密度分布と密接な関係があ
り、両磁性体片９，１０は第３図に示すように軸
上磁束密度分布の最大値の20〜80％に相当する、
陰極側の磁束密度領域に配設されるべきである。
発明の効果
以上のように本発明では、偏向角が比較的小さ
くしたがつてラスタ歪みが少ない短辺方向の垂直
偏向磁界を斉一となして垂直偏向歪みをなくす一
方、長辺方向の水平偏向磁界はピンクツシヨン分
布の磁界を偏向コイルで発生させ、その陰極側を
第１および第２の磁性体片で強いバレル分布に変
換させるのであり、水平方向におけるラスタ歪み
および偏向歪はともに激減する。したがつて、１
対の磁性体片を管内に配置するだけで、ラスタ形
状および解像度においてすぐれた受像管装置を安
価に得ることが可能となる。なお、垂直方向にお
けるラスタ歪みは前述のように少なく、これは弱
い補正用永久磁石を管外に配置するだけで補正で
きる。
くしたがつてラスタ歪みが少ない短辺方向の垂直
偏向磁界を斉一となして垂直偏向歪みをなくす一
方、長辺方向の水平偏向磁界はピンクツシヨン分
布の磁界を偏向コイルで発生させ、その陰極側を
第１および第２の磁性体片で強いバレル分布に変
換させるのであり、水平方向におけるラスタ歪み
および偏向歪はともに激減する。したがつて、１
対の磁性体片を管内に配置するだけで、ラスタ形
状および解像度においてすぐれた受像管装置を安
価に得ることが可能となる。なお、垂直方向にお
けるラスタ歪みは前述のように少なく、これは弱
い補正用永久磁石を管外に配置するだけで補正で
きる。
第１図は本発明を実施した受像管装置の電極構
成図、第２図は同装置の水平偏向コイルによつて
生成される磁界の磁束密度分布を模式的に示す
図、第３図は同装置の管軸上磁束密度分布図、第
４図は同装置の要部の斜視図、第５図は同装置の
偏向磁界分布図である。 ２…電子銃、９，１０…磁性体片、１２…水平
偏向コイル、１３…垂直偏向コイル。
成図、第２図は同装置の水平偏向コイルによつて
生成される磁界の磁束密度分布を模式的に示す
図、第３図は同装置の管軸上磁束密度分布図、第
４図は同装置の要部の斜視図、第５図は同装置の
偏向磁界分布図である。 ２…電子銃、９，１０…磁性体片、１２…水平
偏向コイル、１３…垂直偏向コイル。
Claims (1)
- １ 電子銃の先端部に第１および第２の磁性体片
を付設してなるモノクローム型受像管と、前記受
像管に装着された偏向ヨークとを備え、前記偏向
ヨークは斉一分布の垂直偏向磁界を生成する垂直
偏向コイルと、前記第１および第２の磁性体片に
一部分が及ぶピンクツシヨン分布の水平偏向磁界
を生成する水平偏向コイルとを含み、前記第１お
よび第２の磁性体片はそれぞれ前記水平偏向磁界
の中心軸に沿つて管軸側へ突出した中央翼部を有
する〓形に形成されており、それぞれの前記中央
翼部の突出端同士は電子ビーム通路にバレル状磁
界を生成すべく前記中央翼部の幅に近似した間隔
で相対向していることを特徴とする受像管装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7783784A JPS60221934A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | 受像管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7783784A JPS60221934A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | 受像管装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60221934A JPS60221934A (ja) | 1985-11-06 |
| JPH0369136B2 true JPH0369136B2 (ja) | 1991-10-31 |
Family
ID=13645154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7783784A Granted JPS60221934A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | 受像管装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60221934A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8707171D0 (en) * | 1987-03-25 | 1987-04-29 | Philips Nv | Colour cathode ray tube |
-
1984
- 1984-04-18 JP JP7783784A patent/JPS60221934A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60221934A (ja) | 1985-11-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4237437A (en) | Deflection unit for color television display tubes | |
| JP2628648B2 (ja) | 陰極線管 | |
| JPH0117220B2 (ja) | ||
| JP2650939B2 (ja) | コンバーゼンス装置及びそれに用いるコンバーゼンスヨーク | |
| KR950003456B1 (ko) | 이동 가능한 화상 밸런스 보정 플레이트를 포함하는 편향장치와 칼라 수상관을 구비한 디스플레이 장치 | |
| KR850001389B1 (ko) | 컬러텔레비전 수상기의 편향 요오크장치 | |
| KR910001513B1 (ko) | 텔레비젼 화상 표시 장치 | |
| JPS6326929A (ja) | 非点収差補正装置を有するカラ−受像管 | |
| JPS60216430A (ja) | 電子銃構体 | |
| KR970001593B1 (ko) | 화상표시시스템 | |
| JPH04102149U (ja) | 偏向装置 | |
| JPH0369136B2 (ja) | ||
| EP0936657A2 (en) | Deflection yoke and color cathode ray tube with the deflection yoke | |
| US4609847A (en) | Cathode ray tube with magnetic pole pieces which support a ring getter | |
| JPH03129645A (ja) | カラー受像管装置 | |
| US4801843A (en) | Display tube with magnetic correction elements | |
| JPS63207035A (ja) | カラ−受像管 | |
| JPH0161223B2 (ja) | ||
| JP2859900B2 (ja) | カラー受像管 | |
| KR200364308Y1 (ko) | 편향요크의 퍼멀로이 보정편 결합구조 | |
| JP2862575B2 (ja) | カラー受像管 | |
| KR950003276Y1 (ko) | 투사형 수상관의 포커스 마그네트 | |
| KR950002692Y1 (ko) | 표시관 | |
| JPH0461457B2 (ja) | ||
| JPS60170143A (ja) | 受像管装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |