JPH036904A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH036904A
JPH036904A JP14182989A JP14182989A JPH036904A JP H036904 A JPH036904 A JP H036904A JP 14182989 A JP14182989 A JP 14182989A JP 14182989 A JP14182989 A JP 14182989A JP H036904 A JPH036904 A JP H036904A
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裕一 鹿子島
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川島 義一
Hiroaki Furushima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マイクロストリップ共振器を用いて、マイク
ロ波帯の複数の信号を送信および受信するためのアンテ
ナ装置に関するものである。
(従来の技術) 近年、人または移動する物体に応答装置を備え、この応
答装置と定置された質問装置との間でマイクロ波により
情報を交換するシステムが提案されている。そして、応
答装置に個人情報等をデータとして書き込めば、ゲート
等を管理する質問装置との情報交換において、応答装置
を一種のIDカードや通過許可証として機能させること
ができる。さらに、多品種少量生産を行なう製造工場等
において、生産工程にある半製品に仕様データを書き込
んだ応答装置を付し、各工程において定置された質問装
置で応答装置に仕様を問い合せ、この仕様に応じた作業
を行なわせるならば、電子的な仕様指示書として機能さ
せることができる。
ここで、応答装置を上述のIDカードや仕様指示書とし
て機能させる場合に、携帯や移動に対して商用交流電源
から駆動電源を供給することは不便であり、応答装置と
して電源を独自に確保し得ない場合がある。特に、ID
カード等として用いる場合には小型軽量でしかも長寿命
でなければならず、電池等の電源では寿命の点で満足し
得ない。
そこで、特開昭51−35911号公報と特開昭58−
151722号公報および特開昭58−85183号公
報等に、応答装置に電源としての電池を必要としない通
信システムが提案されている。第5図に、従来の通信シ
ステムの一例の概要を示すブロック回路図を示す。
第5図において、質問装置1に、マイクロ波帯の第1の
周波数ft  (例えば2440MHz)を発振する第
1の発振回路2と、この第1の周波数f、と僅かに周波
数が異なる第2の周波数f2(例えば2455MHz)
を発振する第2の発振回路3とが設けられる。そして、
第1の発振回路2から出力される第1の周波数f、はア
ンプ4で増幅されて無変調のままでアンテナ5から例え
ば垂直偏波により第1の周波数f、を搬送波とするエネ
ルギ波として応答装置6に向けて送信される。また、第
2の発振回路3から出力される第2の周波数f2は、変
調回路7で質問信号により振幅変調され、さらにアンプ
8で増幅されてアンテナ9から水平偏波により第2の周
波数f2を搬送波とする質問信号波として応答装置6に
向けて送信される。そして、質問装置1には、応答装置
℃から送信される第1の周波数flの第2高調波2f1
を搬送波とする応答信号波を受信するアンテナlOが設
けられる。このアンテナlOて受信された応答信号波か
ら帯域通過フィルタ11およびローノイズブロックダウ
ンコンバータ12等を介して復調応答信号が復調される
。なお、質問装置1には、マイクロプロセッサ等(図示
せず)が内蔵され、受信復調された復調応答信号が質問
信号に対して適正であるか否かを識別し、またはこの復
調応答信号に応じた工程等を行なう動作信号を出力等さ
せる。
応答装置6は、アンテナ5から送信されるエネルギ波を
受信するアンテナ13が設けられ、このアンテナ13で
受信されたエネルギ波が整流回路14と低域道通フィル
タ15を介して直流電力子Bに変換出力される。この直
流電力が応答装置6の駆動電源として利用される。また
、アンテナ13で受信されたエネルギ波は、ダイオード
等による逓倍回路16で第2高調波2f、に変換され、
帯域通過フィルタ17を介して変調回路18に応答信号
波の搬送波として与えられる。この変調回路18で第2
高調波2f、が応答信号により振幅変調され、アンテナ
19から応答信号波として質問装置1に向けて送信され
る。また、応答装置6にアンテナ9から送信される質問
信号波を受信するアンテナ20が設けられ、このアンテ
ナ20で受信された質問信号波から検波回路21と低域
阻、止フィルタ22を介して復調質問信号が復調される
。なお、応答装置6にはマイクロプロセッサ等(図示せ
ず)が内蔵され、適宜な情報が記憶されていて、復調さ
れた復調質問信号に対応して適宜な応答信号が演算出力
される。
ところで、上記した質問装置1にあっては、応答装置6
が離れた距離にあっても確実に動作させるために、エネ
ルギ波の送信電力を大きなものとしたい。そこで、従来
の質問装置1にあっては、低誘電率(例えばε=10)
の誘電体基板上に例えば下記のごとくアンテナ5.9.
10が形成される。すなわち、誘電体基板上に第1の周
波数f。
を共振周波数とする複数のマイクロストリップ共振器が
配設され、これらを給電線で接続したアレイアンテナに
よりアンテナ5が形成される。また、同じ誘電体基板の
同じ面でアンテナ5の横側に配設された第2の周波数f
2を共振周波数とするマイクロストリップ共振器により
アンテナ9が形成され、さらに同じ誘電体基板の同じ面
でアンテナ5の横側に配設された第2高調波2f、を共
握周波数とするマイクロストリップ共振器によりアンテ
ナ10か形成される。特に、アンテナ5は、アレイアン
テナによりアンテナ利得が大きくなるよう構成されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記した質問装置1の従来のアンテナ装置にあっては、
エネルギ波を大きな電力で応答装置6に送信できるが、
下記の理由により充分に通信可能な距離を長くすること
ができない。
すなわち、誘電体基板の同じ面にアンテナ5゜9、IO
が横に並べて配列されるために、アンテナ5.9.10
の主ビームの中心軸が横にずれている。そこで、エネル
ギ波を強く受信すべく応答装置6のアンテナ13をアン
テナ5の主ビームの中心軸上に配置するならば、応答装
置6は大きな電力を受信し得るが、応答装置6の小さい
スペースに配設されたアンテナ19.20は、質問装置
工の他のアンテナ9,10の主ビームの中心軸からずれ
てしまう。このために、応答装置6で質問信号を強く受
信できず、また質問装置6で応答信号を強く受(3でき
ない。これは、特に主ビームの指向性が強い場合に、上
記の理由により1通信可能な距離が長くならない。
本発明は、上述のごとき従来のアンテナ装置の事情に鑑
みてなされたもので、複数のアンテナを主ビームの中心
軸が一致するように配置することで複数の信号を効率良
く送信および受信することのできるアンテナ装置を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本発明のアンテナ装置は
、裏面にグランド板を配設した誘電体基板の表面に、第
1のマイクロストリップ共振器を複数個間隔を設けて配
設し、これらの複数の第1のマイクロストリップ共振器
を給電線で接続してアレイアンテナを形成し、前記誘電
体基板の同じ面で前記複数の第1のマイクロストリップ
共振器を配置した複数位置の中心に、第2のマイクロス
トリップ共振器を配置して構成されている。そして、前
記アレイアンテナは円偏波を放射し、前記第2のマイク
ロストリップ共振器は前記円偏波と逆方向に旋回する円
偏波を受信する円偏波アンテナに構成することもできる
また、本発明のアンテナ装置は、裏面にグランド板を配
設した誘電体基板の表面に、第1のマイクロストリップ
共振器を複数個間隔を設けて配置し、これらの複数の第
1のマイクロストリップ共振器を給電線で接続して第1
のアレイアンテナを形成し、前記誘電体基板の同じ面に
、第2のマイクロストリップ共振器を複数個間隔を設け
て配置し、これらの複数の第2のマイクロストリップ共
振器を給電線で接続して第2のアレイアンテナを形成す
るとともに、航記複数の第1のマイクロストリップ共振
器を配置した複数位置の中心に、萌記複数の第2のマイ
クロストリップ共振器を配置した複数位置の中心を一致
させるように構成しても良い。
(作用) 複数個の第1のマイクロストリップ共振器で形成された
アレイアンテナの中心に、第2のマイクロストリップ共
振器を配置したので、アレイアンテナと第2のマイクロ
ストリップ共振器の主ビームの中心軸が一致する。そし
て、アレイアンテナから放射される円偏波に対して、第
2のマイクロストリップ共振器を逆方向に旋回する円偏
波を受信する円偏波アンテナとすれば、アレイアンテナ
から放射された信号が第2のマイクロストリップ共振器
で吸収されることがない。
また、複数の第1のマイクロストリップ共振器で形成す
る第1のアレイアンテナの中心と、複数の第2のマイク
ロストリップ共振器で形成する第2のアレイアンテナの
中心を一致させるならば、第1と第2のアレイアンテナ
の主ビームの中心軸が−・致する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図ないし第4図を参照して
説明する。第1図は、本発明のアンテナ装置の一実施例
の平面図であり、第2図は、第1図の積層構造を示す部
分側面図であり、第3図は、第1図のアンテナ装置にお
ける各アンテナの指向特性を示す図であり、第4図は、
本発明のアンテナ装置が適用される通信システムの一例
の概要を示すブロック回路図である。
まず、第4図により、本発明のアンテナ装置が適用され
る通信システムの一例について説明する。
第4図において、質問袋W30は、第1の発振回路2か
ら出力される第1の周波数f、がアンプ4で増幅されて
ハイブリッドリンク31に与えられ、このハイブリッド
リンク31で90”位相の異なる2信号に変換される。
そして、この2信号で円偏波が生成されて円偏波アンテ
ナ32から無変調のまま例えば左旋円偏波により、エネ
ルギ波として応答装置40に向けて送信される。また、
第2の発振回路3から出力される第2の周波数f2が、
変調回路7で質問信号により振幅変調され、さらにアン
プ8で増幅されてハイブリッドリンク31に与えられ、
同様に90°位相の異なる2信号に変換される。そして
、この2信号で円偏波が生成されて円偏波アンテナ32
から右旋円偏波により、質問信号波として応答装置40
に向けて送信される。なお、ハイブリッドリンク31に
おいて、第1と第2の周波数f、、f、のアイソレーシ
ョンは良好であって、相互に影響し合ったり混合された
りすることはない。
また、質問装置30には、応答装置40から送信されて
第1の周波数f、が応答信号で位相変調された応答信号
波を受信するアンテナ33が設けられる。このアンテナ
33で受信された応答信号波か、帯域通過フィルタ34
により第1の周波数f、の成分のみが抽出されてホモダ
イン検波回路35に与えられる。このホモダイン検波回
路35には、第1の発振回路2から第1の周波数f、が
検波用搬送波として与えられ、応答信号波が本モダイン
検波されて第1復調応答信号として復調される。
さらに、質問装置30には、応答装置40において第1
の周波数f1を位相変調するさいに、応答信号であたか
も振幅変調されたごとき高調波成分が生じるが、この高
調波信号波を受信するアンテナ10が設けられる。この
アンテナ10で受信された高調波信号波が、帯域通過フ
ィルタ11で第2高調波成分のみが抽出され、さらにロ
ーノイズブロックダウンコンバータ12および検波回路
38を介して第2復調応答信号として復調される。さら
に、マイクロプロセッサ等(図示せず)により、第1と
$2復調応答信号が比較され、一致したならばフェージ
ングや雑音等の影響を受けず正確に応答信号が復調され
ていることを確認し得る。
応答装置40は、円偏波アンテナ32から送信されたエ
ネルギ波と質問信号波をともに受信できる帯域を有する
円偏波アンテナ41が設けられる。そして、この円偏波
アンテナ41で受信されたエネルギ波と質問信号波がと
もに整流回路42で整流される。さらに、この整流出力
から低域通過フィルタ43を介して直流成分が抽出され
、この直流電力子Bが応答装置40の駆動電源として利
用される。
また、整流出力から低域阻止フィルタ44を介して信号
成分が抽出され、復調質問信号としてマイクロプロセッ
サ等(図示せず)で適宜に処理される。
また、応答装置i40には、質問装置30の円偏波アン
テナ32から送信されるエネルギ波を受信するアンテナ
45が別に設けられている。このアンテナ45で受信さ
れた応答信号波用の搬送波としてのエネルギ波が位相変
調回路46に与えられ、マイクロプロセッサ等から出力
される応答信号によって位相変調され、再度アンテナ4
5から質問装置30に向けて応答信号波として送信され
る。この位相変調回路46による変調のさいに、応答信
号であたかも振幅変調されたごとき高調波成分が生じ、
これがアンテナ45から高調波信号波として同時に放射
される。
次に、第1図および第2図により、第4図に゛おける質
問装置30の円偏波アンテナ32とアンテナ33.10
からなる本発明のアンテナ装置を説明する。第1の誘電
体基板50の表面に、左旋円偏波で送信するエネルギ波
の波長λ1と、右旋円偏波で送信する質問信号波の波長
λ2の平均値の1/2を一辺とする正方形のマイクロス
トリップ共振器51.51−が等間隔で4個配置されて
いる。そして、第2図に示すごとく、この第1の誘電体
基板50の裏面には、アルミニウム等の導電性金属から
なるグランド板52が積層配設され、このグランド板5
2に第2の誘電体基板53が直に積層配設される。この
第2の誘電体基板53の表面には、4個のハイブリッド
リンク31.31−・および給電線としてのマイクロス
トリップライン55.55−等が配設される。さらに、
ハイブリッドリンク31.31−の2つの端子とマイク
ロストリップ共振器51.51−は、積層された第1と
第2の誘電体基板50.53およびグランド板52を貫
通させた導通ビン56.56−の両端を半田付けして接
続される。
ここで、ハイブリッドリンク31.31−・は、エネル
ギ波の波長λ1と、質問信号波の波長λ2の平均値の1
/4を一辺とする正方四辺形の升状のマイクロストリッ
プラインで形成される。そして、エネルギ波がコネクタ
(図示せず)を介してアンプ4から与えられる入出力端
子57が、マイクロストリップライン55でまず2つに
分岐され、その分岐先がそれぞれさらに2つに分岐され
、これらの4つの分岐先が4個のハイブリッドリンク3
1゜31・−の端子a、a−にすべて信号波形が同位相
となるように接続される。また、質問信号波がコネクタ
(図示せず)を介してアンプ8から与えられる入出力端
子58が、マイクロストリップライン55で4つに分岐
され、4個のハイブリッドリンク31、31・−の上記
端子a、a−と隣接する端子す。
b−にすべて信号波形が同位相となるように接続される
。さらに、ハイブリッドリンク31.31−の他の2つ
の端子C,C・−、d、d−が導通ビン56、56−を
介してマイクロストリップ共振器51゜5!−の隣接す
る2辺中央部から共振器内側に約1/3だけ入り込んだ
点にオフセット給電するように接続される。
また、第1の誘電体基板50の表面で、マイクロストリ
ップ共振器51.51−が等間隔に配置された複数位置
の中心に、エネルギ波の波長λ1の1/2を一辺とする
右旋円偏波用の1点給電方形円偏波アンテナに形成され
たマイクロストリップ共振器59が配置される。そして
、第1の誘電体基板50の表面で、このマイクロストリ
ップ共振器59の一辺に給t&iとしてのマイクロスト
リップライン60が接続され、その終端61がコネクタ
(図示せず)を介して帯域通過フィルタ34に接続され
る。
さらに、第1の誘電体基板50の表面に、エネルギ波の
波長λ1の1/4を1辺とする正方形の2個のマイクロ
ストリップ共振器62.62が、マイクロストリップ共
振器51.51−が配置された複数位置の中心に対して
点対称に配置される。そして、第1の誘電体基板50の
表面でこれらのマイクロストリップ共振器52.l1i
2の一辺に給電線としてのマイクロストリップライン6
:)、63がそれぞれ接続され、エネルギ波の第2高調
波成分2f、の信号波形が同位相で合成されるように入
出力端子64に接続され、さらにコネクタ(図示せず)
を介して帯域通過フィルタ11に接続される。
かかる構成において、入出力端子57に与えられたエネ
ルギ波は、ハイブリッドリンク31.31・−で、端子
d、d−の信号に対して端子C,C−の信号は90度だ
け位相が遅れて出力される。そこで、マイクロストリッ
プ共振器51.51・−からエネルギ波の左旋円偏波が
第1図で紙面の裏から表に向かって送信される。なお、
ハイブリッドリンク31.31−一の端子すには、逆相
となって相互に打ち消し合うことで、エネルギ波は出力
されない。
また、入出力端子58に与えられた質問信号波は、ハイ
ブリッドリンク31.31−で、端子C1C・−・の信
号に対して端子d、d−の信号は90度だけ位相が遅れ
て出力される。そこで、マイクロストリップ共振器51
.51−・から質問信号波の右旋円偏波が第1図で紙面
の裏から表に向りて送信される。なお、質問信号波は、
ハイブリッドリンク31.31−一の端子aには出力さ
れない。
そして、マイクロストリップ共振器51.51・−で形
成された第1のアレイアンテナから、第3図のごとく、
マイクロストリップ共振器51.51−の配置された複
数位置の中心を中心軸とする主ビーム70が第1の誘電
体基板50の表面に垂直に生成される。同様に、複数位
置の中心に配置されたマイクロストリップ共振器59に
も、第1のアレイアンテナの主ビーム70と中心軸を一
致させた主ビーム71が生成される。さらに、複数位置
の中心に対して点対称に配置されたマイクロストリップ
共m器62.62で形成された第2のアレイアンテナか
らも、中心軸を一致させた主ビーム72が生成される。
したがって、4個のマイクロストリップ共振器51.5
1−で形成される円偏波アンテナ32とマイクロストリ
ップ共振器59で形成されるアンテナ33および2個の
マイクロストリップ共振器62.62で形成されるアン
テナlOは、いずれも同じ軸上で最もアンテナ利得が高
くなる。そこで、応答装置40を第1のアレイアンテナ
の中心軸上に対応させたときに、最も効率良くいずれの
信号をも送信および受信ができ、それだけ通信可能距離
を長くすることができる。
また、マイクロストリップ共振器59は右旋円偏波用の
アンテナに形成されているので、横側に配置されたマイ
クロストリップ共振器51.51−から放射される左旋
円偏波のエネルギ波を吸収するようなことがなく、質問
装置30から大きな電力でエネルギ波が送信される。
さらに、第2の誘電体基板53が、グランド板52に直
に積層配設されるので、マイクロストリップ共振器51
.51 m、 59,62.62とハイブリッドリンク
31.31−一等に対して、1枚のグランド板52を共
用できる。また、2枚のグランド板を第1と第2の誘電
体基板50.53にそれぞれ配設したものを重ね合わせ
たものと比較して、導通ビン56.56−・・による信
号の漏れが少ない。これは、2枚のグランド板を重ね合
わせた場合には、僅かながら2枚のグランド板間に隙間
が生じ、この隙間が導波管として作用する。そこで、導
通ビン56.56−から放射された信号が、この隙間を
通じて漏れ易いためである。しかし、1枚であれば、か
かる作用は生じない。
なお、上記実施例では、エネルギ波と質問信号波とを、
第1のアレイアンテナを形成するマイクロストリップ共
振器51.51−から左円偏波と右円偏波でそれぞれに
送信しているが、これに限られることなく、垂直偏波と
水平偏波により送信しても良いことは勿論である。
(発明の効果) 本発明のアンテナ装置は、以上説明したように構成され
ているので、以下のごとき優れた効果を奏する。
請求項1記載のアンテナ装置にあっては、複数個の第1
のマイクロストリップ共振器で形成される第1のアレイ
アンテナと、第2のマイクロストリップ共振器で形成さ
れるアンテナとの主ビームの中心軸が一致するので、こ
の中心軸上が双方のアンテナで最も利得が高い。したが
って、応答装置を、この中心軸上に配設すれば、最も効
率良くいずれの信号も送信および受信することができ、
それだけ通信可能な距離を長くすることができる。そし
て、隣接して配置された2つのアンテナであっても、一
方のアンテナから円偏波を放射させ、他方のアンテナは
逆方向に旋回する円偏波用のアンテナとすれば、一方の
アンテナから放射された信号が他方のアンテナに吸収さ
れる不具合が生じない。
また、2つのアンテナがいずれもアレイアンテナであっ
ても、第1と第2のアレイアンテナを形成する複数のマ
イクロストリップ共振器の配置された複数位置の中心を
一致させるならば、主ビームの中心軸も一致し、通信可
能な距離を長くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のアンテナ装置の一実施例の平面図で
あり、第2図は、第1図の積層構造を示す部分側面図で
あり、第3図は、第1図のアンテナ装置にあける各アン
テナの指向特性を示す図であり、第4図は、本発明のア
ンテナ装置が適用される通信システムの一例の概要を示
すブロック回路図であり、第5図は、従来の通信システ
ムの一例の概要を示すブロック回路図である。 5吐第1の低誘電体基板、 5]、59.62 :マイクロストリップ共振器、52
ニゲランド板、 55.60.6:) :マイクロストリップライン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)裏面にグランド板を配設した誘電体基板の表面に
    、第1のマイクロストリップ共振器を複数個間隔を設け
    て配設し、これらの複数の第1のマイクロストリップ共
    振器を給電線で接続してアレイアンテナを形成し、前記
    誘電体基板の同じ面で前記複数の第1のマイクロストリ
    ップ共振器を配置した複数位置の中心に、第2のマイク
    ロストリップ共振器を配置して構成したことを特徴とす
    るアンテナ装置。
  2. (2)請求項1記載のアンテナ装置において、前記アレ
    イアンテナは円偏波を放射し、前記第2のマイクロスト
    リップ共振器は前記円偏波と逆方向に旋回する円偏波を
    受信する円偏波アンテナであることを特徴としたアンテ
    ナ装置。
  3. (3)裏面にグランド板を配設した誘電体基板の表面に
    、第1のマイクロストリップ共振器を複数個間隔を設け
    て配置し、これらの複数の第1のマイクロストリップ共
    振器を給電線で接続して第1のアレイアンテナを形成し
    、前記誘電体基板の同じ面に、第2のマイクロストリッ
    プ共振器を複数個間隔を設けて配置し、これらの複数の
    第2のマイクロストリップ共振器を給電線で接続して第
    2のアレイアンテナを形成するとともに、前記複数の第
    1のマイクロストリップ共振器を配置した複数位置の中
    心に、前記複数の第2のマイクロストリップ共振器を配
    置した複数位置の中心を一致させたことを特徴とするア
    ンテナ装置。
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