JPH0368649A - 熱硬化性樹脂成形材料組成物 - Google Patents

熱硬化性樹脂成形材料組成物

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JPH0368649A
JPH0368649A JP20474889A JP20474889A JPH0368649A JP H0368649 A JPH0368649 A JP H0368649A JP 20474889 A JP20474889 A JP 20474889A JP 20474889 A JP20474889 A JP 20474889A JP H0368649 A JPH0368649 A JP H0368649A
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resin
melamine
weight
diallyl phthalate
molding material
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JP20474889A
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Nobuyuki Sawada
信行 沢田
Takayuki Miyagawa
貴之 宮川
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Original Assignee
Nippon Carbide Industries Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐アーク性や絶縁抵抗の大きさなど優れた電
気特性を有するとともに、卓越した耐インサート性と、
着色自在性及び表面硬度の高さとを兼備し、且つ、秀で
た不燃特性を有する成形品を、射出成形などの成形方法
によっても成形することができる、熱硬化性樹脂成形材
料組成物に関し、詳しくは、メラミン・ホルムアルデヒ
ド系樹脂、ジアリルフタレート系樹脂及び繊維質補強剤
をそれぞれ特定量含有してなることを特徴とする特に電
気部品の成形に適した熱硬化性樹脂成形材料組成物に関
する。
〔従来の技術〕
従来よりメラミン樹脂成形材料を用いた成形品は、優れ
た表面硬度、耐摩耗性、不燃特性、着色自在性などのほ
かに、耐アーク性や絶縁抵抗の大きさなどの優れた電気
特性を有していることが知られている。しかし訪メラミ
ン樹脂成形材料は、射出成形などによる成形が困難であ
り、耐インサート性にも離点があった。そこでこれらの
問題点を改善するため、例えばフェノール類を共縮合し
たフェノール類変性メラミン系樹脂成形材料の使用も提
案され、実用化されている。
しかしながら上記のフェノール類変性メラミン系樹脂成
形材料は、射出成形が可能になるとともに耐インサート
性も向上するという利点はあるものの、得られる成形品
が、メラミン樹脂の有していた卓越した電気特性につい
てかなりの程度の低下を余儀なくされ、また、耐インサ
ート性の点でもまだ十分とはいい難く、その上、着色自
在性が低下するという問題もあって、その用途は自ら制
約を受けざるを得なかった。
一方、ジアリルフタレート系樹脂100重量部に対して
メチル化メチロールメラミン等のアルキル化メチロール
メラミン0,05〜io、ii量部及びセルロース10
〜200重量部を含んで1.る樹脂組成物も知られてい
るC%開昭58−157846号)。
しかし、この提案は食器具用を目的とした組成物に係る
ものであって、耐アーク性や絶縁抵抗などの電気特性、
耐インサート性及び表面硬度などについての記載がなく
、また、実際に該提案の組成物を用いて得られた成形品
の表面硬度は不十分であった。
本発明者等は、以上のような従来技術の問題点を改善す
べく研究を行った結果、例えば、メラミン・ホルムアル
デヒド樹脂80重i%及びジアリルフタレート樹脂20
重t%からなる樹脂成分100重量部に対して、例えば
、パルプ40重量部を含有させて得た成形材料組成物が
前記問題点をことごとく解決する優れた成形材料組成物
であることを見出し、更に研究を進めて本発明な完成し
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、下記樹脂成分■及び■の合計10000重量
部して、 (A) メラミン・ホルムアルデヒド系樹@70〜97
貴重係、 及び、 (B) ジアリルフタレート系樹脂30〜3重量%、並
びに、上記樹脂成分囚及び□□□の合計100重量部に
対して、 (O繊維質補強剤10〜120重量部、を含有してなる
ことを特徴とする熱硬化性樹脂成形材料組成物、の提供
を目的とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
前記メラミン・ホルムアルデヒド系樹脂(以下。
メラミン系樹脂と略称することがある)tAlとしては
、メラミンとホルムアルデヒドとを反応せしめて得られ
るメラミン・ホルムアルデヒド樹脂(以下、メラミン對
脂と略称することがある):メラミン、ホルムアルデヒ
ド及びこれらと共縮合可能なメラミン共縮合用成分を反
応せしめて得られるメラミン系共縮合樹脂:該メラミン
樹脂及び/又はメラミン系共縮合樹脂に対して、メラミ
ン樹脂、メラミン系共縮合樹脂及び前記ジアリルフタレ
ート系樹脂以外の熱硬化性もしくは熱可塑性樹脂よりな
るブレンド用樹脂成分をブレンドしたメラミン系ブレン
ド樹脂を挙げることができる。
上記メラミン共縮合用成分としては、例えば、尿素、チ
オ尿素、エチレン尿素等の尿素類:ベンゾグアナミン、
アセトグアナミン、ホルムグアナミン、フェニルアセト
グアナミン、CTUグアナミン等のグアナミンM:グア
ニジン、ジシアンジアミド、パラトルエンスルホンアミ
ド等のその他のアミノ化合物:フェノール、クレゾール
、キシレノール、エチルフェノール、ブチルフェノール
、ビスフェノールASのフェノール類:キシレン、サッ
カロース等のその他のメラミン共縮合用化合物:等を挙
げることができ、これらの成分は併用しても差支えない
前記ブレンド用樹脂成分としては、例えば、尿素系樹脂
、グアナミン系樹脂、フェノール系樹脂Cノボラック型
、レゾール型)、キシレン樹脂、エポキシ樹脂、等の熱
硬化性樹@:塩化ビニル系樹眉、酢酸ビニル系樹脂、ア
クリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂等の
熱可塑性樹脂等を挙げることができる。
前記のメラミン系共縮合樹脂においては、得られる成形
品の表面硬度等の観点から、メラミンに対する前記メラ
ミン共縮合成分の比率は、重量比で約0.1以下、特に
は約0.05以下であるのが好ましい。また、メラミン
系ブレンド樹脂におけるメラミン樹脂及び/又はメラミ
ン系共縮合樹脂に対するブレンド用樹脂成分のit比は
、同様の観点から約0.1以下であるのが好ましく、約
0.05以下であるのが特に好ましい。
前記のメラミン樹脂又はメラミン系共縮合樹脂は、メラ
ミン単独又はメラミンと前記メラミン共縮合用成分の合
計量1モルに対して、ホルムアルデヒド約1〜約3モル
反応させるのが好ましく、約1.4〜約2.5モル反応
させるのが特に好ましい。
該モル比が核上限値以下であれば、得られる成形品が脆
くなることがなく、また、該下限値以上であれば、得ら
れる成形材料組成物の成形時の硬化速度も低く々り過ぎ
ることがなく、得られる成形品の硬度も優れているので
、誼モル比範囲内であるのが好ましい。
なお、上記の、ホルムアルデヒドと呼称するのは、例え
ばパラホルムアルデヒド等のよ5?z、前記メラミン及
びメラミン共縮合用成分との反応に際して、実質的にホ
ルムアルデヒドとして作用する化合物を包含する呼称で
ある。
また、前記ホルムアルデヒドは、その一部をホルムアル
デヒド以外のアルデヒド成分1例エバアセトアルデヒド
の如き脂肪族アルデヒド類:ベンズアルデヒドの如き芳
香族アルデヒド類:フルフラール:その他前記メラミン
及びメラミン共縮合用成分と反応し得るアルデヒド化合
物によって置き換えることができる。
上記のホルムアルデヒド以外のアルデヒド成分の量は、
メラミン及びメラミン共縮合用成分との反応性及び得ら
れる熱硬化性樹脂成形材料組成物の硬化速度等の観点よ
り、ホルムアルデヒド1モルに対して約0.5モル以下
、特には、約0.1モル以下であることが好ましい。
このようなメラミン系樹脂の中、本発明に用いる樹脂と
しては、メラミン樹脂、メラミン・フェノール共縮合樹
脂、メラミン・尿素共縮合樹脂、メラミン樹脂にノボラ
ックフェノール樹脂をブレンドしてなるブレンド樹脂、
メラミン樹脂に尿素樹脂をブレンドしてなるブレンド樹
脂が好ましく、メラミン樹脂が最も好ましい。
本発明に用いるメラミン系樹脂内の製法としては、例え
ば、カーバイド法、尿素法などそれ自体公知の方法で製
造できる所謂メラミンクリスタル粉末、必要に応じて用
いる、例えば、尿素類、グアナミン類、フェノール類等
のメラミン共縮合用成分、及び、例えば、濃度377重
量部ホルムアルデヒド水溶液などの形のホルムアルデヒ
ドを水性溶媒中、pH約7〜9程度で反応させ1次いで
必要¥C応じて更に、例えば、尿素樹脂、フェノール樹
脂等のブレンド用樹脂成分を、例えば水溶液、水分散液
等の形でブレンドして、例えば、水溶液または水分散液
とする如き態様を挙げることができる。
上記のメラミン系樹脂内の水溶液または水分散液は、熱
風乾燥、減圧乾燥、噴霧乾燥等の適宜の方法で乾燥処理
することにより乾燥メラミン系樹脂としてから、ジアリ
ルフタレート系樹脂(以下、他系樹脂と略称することが
ある)a31、繊維質補強剤(0及び必要に応じて無機
質充填剤、着色剤等のその他の添加剤を配合して本発明
の熱硬化性樹脂成形材料組成物とすることができる。ま
た、該メラミン系樹脂内の水溶液または水分散液に、例
えばパルプなどの繊維質補強剤〔一般にメラミン系樹脂
−100重量部に対して20〜70重量部〕貴重必要に
応じてその他の添加剤を添加混練し、乾燥してポツプコ
ーン状のメラミン系樹脂予備乾燥物とし、これに更にD
AP系樹耐樹脂0必要に応じて繊維質補強剤、その他の
添加剤を粉砕混合するなどして本発明の成形材料組成物
とすることもできる、 本発明の成形材料組成物は、上記の方法のいずれか、ま
たは、これらを適宜組合せた方法により製造することが
でき、特に限定されるものではtxいが、得られる成形
品の外観のよさの観点から、メラミン系樹脂(1)は少
むくともその一部(例えば、該樹脂(A)の総量に対し
て少たくとも5重t%以上、g。
特には8〜転番重量係)を上記メラミン系樹脂予備乾燥
物の形態にして用いるのがよい。また、得られる成形品
の耐インサート性の優秀さの観点よに対して少くとも5
重量部、特には10〜25重上記のようにメラミン系樹
脂−と湿式混練したり後記するようにDAP系樹脂■の
有機溶剤溶液または熱溶融物と混練したりするととkく
、該補強剤単独の形で乾燥メラミン系樹脂及び/又はメ
ラミン系樹脂予備乾燥物、固形状乃至粉末状DAP系樹
脂及び/又はDAP系樹耐樹脂予備成形物よび、必要に
応じて配合されるその他の添加剤とともに粉砕混合する
などして本発明の成形材料組成物とするのがよい。
本発明におけるメラミン系樹脂囚の使用量は、前記樹脂
成分(A)及び(B)の合計100重量貴重対して、7
0〜97重量係で貴重。骸使用量が70重貴重未満と少
fl過ぎては、得られる成形品の不燃特性が損われがち
になり好ましくなく、971#量係を超えて多過ぎては
、得られる成形材料組成物の射出成形たどによる成形が
難かしくなるとともに、得られる成形品の耐インサート
性も低下することが多く好ましくない。
メラミン系樹脂いとともにジアリルフタレート系樹脂(
B)を含有してなる。
上記のジアリルフタレート系樹脂(5)とは、0−m−
およびp−ジアリルフタレートモノマーの1種以上の重
合によって得られる通常数平均分子量2000〜200
00、有機溶剤可溶、加熱可融であって分子内にアリル
基を有する後重合可能にジアリルフタレートプレポリマ
ーの単独、あるいは、誼プレポリマーの主成分量と反応
性モノマー及び/又は不飽和ポリエステルとの混合物を
総称していう。
上記反応性モノマーとしては、O−* m−1p−’)
各J1体を含むジアリルフタレートモノマー;スチレン
、α−クロロスチレンの如キスチレン系モノマー:メチ
ル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート
、エチレングリコールジ(メ′り)アクリレート、プロ
ピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレートの如きアクリル
系モノマー:などが挙げられる。反応性モノマーの配合
量は、通常ジアリルフタレート系樹脂中30重量幅以下
の範囲で用いるのがよい。該配合量が30重貴重以下で
あれば、得られる成形材料組成物のブロッキング性の増
大、流動過剰による成形性の低下など好ましくない現象
が生じにくいので好ましい。
又、不飽和ポリエステルとしては、マイレン酸、フマル
W1r?の多塩基性不飽和酸:無水フタル酸、インフタ
ル酸等の多塩基性飽和酸;とジエチレンf IJコール
、プロピレングリコール等の多価アルコール:とを用い
て通常の方法で製造された酸価5〜100の常温で粘稠
液状のものから軟化点150℃以下の固体状のものが好
ましく用いられる。配合量としては、ジアリルフタレー
ト−系樹脂中50重′!t%以下が適当である。配合量
が50重貴重以下であれば、得られる成形品の耐煮沸性
などに悪影響を与えることもむく好ましい。
このようなりAP系樹脂の中1本発明に用いるに好適な
ものは、前記の如きo−em−およびp−ジ−アリルフ
タレートモノマーの1種以上の重合によって得られるジ
アリルフタレートプレポリマーであり、これらの中でも
、p−ジアリルフタレートを主成分量として重合してな
るp−ジアリルフタレート系プレポリマーが特に好まし
い。p −ジアリルフタレート系プレポリマーは、例え
ば、商品名1ダプレン1〔ダイソー−製〕として上布さ
れているものを挙げることができる。
本発明のDAP系樹耐樹脂)は、そのま工面形状乃至粉
末状の樹脂として前記メラミン系樹脂囚、#I!維質補
強剤(O及び必要に応じて無機質充填剤、着色剤等のそ
の他の添加剤を配合して本発明の熱硬化性樹脂成形材料
組成物とすることができる。また、該DAP系樹脂Q3
1の有機溶剤溶液または熱溶融物にガラス繊維等の繊維
質補強剤及び必要に応じてその他の添加剤を添加混練し
、乾燥または冷却して予備成形したDAP系樹耐樹脂予
備成形物、これに更にメラミン系樹脂囚及び必要に応じ
て繊維質補強剤、その他の添加剤を粉砕混合するなどし
て本発明の成形材料組成物とすることもできる。
本発明におけるDAP系樹脂■)の使用量は、前記樹脂
成分(資)及び旧1の合計1ooit幅に対して、30
〜3重量係貴重る。該使用量が30′TJtoJ、を超
えて多過ぎると、得られる成形品の優れた不燃特性が損
われがちになり好ましくなく、3重Q%未満と少な過ぎ
ては、得られる成形材料組成物の射出成形などによる成
形が難かしくなるとともに、得られる成形品の耐インサ
ート性も低下することが多く好ましくむい。
本発明の熱硬化性樹脂成形材料組成物は、前記メラミン
系樹脂囚及びWw系樹脂(B)とともに繊維質補強剤(
0を含有してなる。
このよ5 tx繊維質補強剤(0としては、例えば、バ
ルブ、綿、レーヨン、ポリアミド、ポリエステル、ポリ
アクリロニトリル、ポリ塩化ビニル等の有機繊維質補強
剤;例えば、ガラスwi維、ロックウール等の無機繊維
質補強剤を挙げることができる。これらのうち、入手の
容易性、作業環境上の問題のなさ及び得られる成形品の
外観の良さ等の観点よりバルブの使用が好ましい。
上記バルブとは、通常、紙、化学繊維、セルローズ系プ
ラスチック等の原料になる、セルロース原料から導かれ
たα−セルロースを主成分とするいられる。
繊維質補強剤(0は、前記メラミン系樹脂(A)、旬「
系樹脂及び必要に応じて無機質充填剤、着色剤などのそ
の他の添加剤とともに配合して本発明の熱硬化性樹脂成
形材料組成物とすることができる、また、該繊維質補強
剤(Oは、予めメラミン系樹脂(A)および/又はWe
系樹脂とともに混練して予備乾燥物、予備成形物などと
し、次いでこれを必要に応じて更にメラミン系樹脂、D
AP系樹耐樹脂の他の添加剤などとともに粉砕混合する
などして本発明の成形材料組成物とすることができる。
本発明における繊維質補強剤(0の使用量は、前記樹W
t5i分い及び(B)の合計10011量部に対してl
Oへ120重量部、好ましくは15〜80重量部であり
、さらに誼補強剤(0がバルブの場合は15〜60重量
部、特に15〜50重量部である。使pA@i:J’−
v下限値未満と少な過ぎては、得られる成形品の耐イン
サート性が不十分となりがちであり、−方、該上限値な
超えて多過ぎては、成形材料組成物の加熱流動性が低下
して、射出成形が困難となる傾向にあり好ましくkい。
また、誼補強剤(好ましくはバルブ)(C1のうち、少
なくとも一部〔樹脂成分圓〜90重jituを、樹脂成
分(A)又は(B)との混線物であるメラミン系樹脂予
備乾燥物やDAP系樹脂予備成形物とすることなく、そ
のまへ単独の形で、該予備乾燥物及び/又は該予備成形
物、および、必要に応じで配合されるその他の添加物と
ともに粉砕混合などすることによって本発明の成形材料
組成物とするのがよい。単独で用いる補強剤の量が樹脂
成分囚及び0の合計100重量部に対して該下限重量部
以上であって、且つ、補強剤総量に対して該下限重量部
以上であれば、得られる成形品の耐インサート性が優れ
ているので好ましい。−方、該上限重量部以下で且つ該
上限型t%以下であれば得られる成形品の外観が優れて
いるので好ましい。このような単独で用いる補強剤とし
ては粉末パルプの使用が好ましく、その繊維長が20〜
200μであるものを用いるのが特に好ましい〜本発明
の熱硬化性樹脂成形4を科組成物は、前記(A)〜(O
成分の他、無機質充填剤、着色剤、メラミン系樹脂硬化
触媒、メラミン系樹脂流動性改良剤、滑剤、DAP系樹
@樹脂開始剤、DAP系樹脂重合抑制剤等を含有しても
よい。これらの添加剤は、該それぞれの一部もしくは全
部を予め前記樹脂成分(A)、(B)ノいずれか一方ま
たは両方と混練して、メラミン系樹脂予備乾燥物あるい
はDAP系樹脂予備成形物としてからこれらと残りの添
加剤とを粉砕混合等の手段により混合して本発明の成形
材料組成物とすることもできる。
上記の無機質充填剤としては、例えば  炭酸カルシウ
ム、タルク、クレー、シリカ、石膏、硫酸バリウム、水
酸化アルミニウム、ガラス粉等を挙げることができ、該
充填剤の使用量は、得られる成形品の外観のよさ並びに
電気特性及び不燃特性の優秀さ等の観点から、前記樹脂
成分(1)及び(Bの合計100重量部に対して一般に
0〜60重量部、特には5〜55重量部であるのがよい
前記着色剤としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、
硫化亜鉛、ベンガラ、紺青、鉄黒、群青、カーボンブラ
ック、リトポン、チタンイエローコバルトブルー ハン
ザイエロー、ベンジジンイエロー レーキレッド、アニ
リンブラック、ジオキサジンバイオレット、キナクリド
ンレッド、キナクリドンバイオレット、ナフトールイエ
ローフタロシアニンブルー フタロシアニングリーン、
などの無機もしくは有機着色剤を挙げることができる。
該着色剤の使用量は、前記樹脂成分囚及び(B)の合計
100重量部に対して一般に0〜lO重量部、特には、
0〜5重量部であるのが好ましい、メラミン系樹脂硬化
触媒としては、例えば、無水フタル酸、p−トルエンス
ルホン酸、蓚酸ジメチル、蓚酸ジベンジル、フタル酸ジ
メチル、エピクロルヒドリン、p−)ルエンスルホン酸
トリエタノールアミン[、p−)ルエンスルホン酸トリ
エチルアミン塩、2−アミノエチルスルホン酸、塩酸ジ
メチルアニリンスルホン酸、蓚酸メラミン、塩化アンモ
ニ2ム、燐酸アルミニウム、燐酸トリメチル、アセトア
ミド、オキサミド等を例示することができる。該硬化触
媒の使用量は、前記メラミン系樹脂(A1100重量部
に対して、一般に0〜1重量部、特には0.01〜0.
5重量部であるのが好ましい。
メラミン果樹111i’流動性改良剤としては、例えば
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリエチレングリコール・ボリプロビレングリコールブ
ロックコボリマー等のポリアルキレングリコール類:例
えば、ポリエチレングリコールモノオレート、ホリエチ
レングリコールジステアレート等のポリオキシアルキレ
ンとC8〜C鱒の飽和もしくは不飽和高級脂肪酸とのモ
ノ−もしくはジ−エステル類;例えば、ポリオキシエチ
レンモノラウリルエーテル、ポリオキシエチレンジオレ
イルエーテル等のポリオキシアルキレンとC1〜C9の
飽和もしくは不飽和高級脂肪族モノアルコールとのモノ
−もしくはジ−エーテル類:例えば、ポリオキシエチレ
ンノニルフェノールエーテル等のポリオキシアルキレン
とC6〜C!llのアルキルフェノールとのモノエーテ
ル類;例えば、メチルオレート、エチルオレート n 
−フロビルオレート、l−フロビルオレート、n−ブチ
ルステアレート、n−へキシルラウレート、n−オクチ
ルオレート。
2−エチルへキシルオレート等のC1〜C3゜の飽和脂
肪族モノアルコールとC,−Cやの飽和もしくは不飽和
高級脂肪酸(好ましくはオレイン酸)とのエステル類;
例えば、トリメチロールプロパントリオレート、ペンタ
エリスリトールトリオレート等の一般式C(CH,OH
)* +n (CHtR)t −n (但し、nは0.
1又は2.Rは水素又はC8〜C3のアルキル基〕(以
下、ネオペンチル系ポリオールと略称することがある)
とへ〜Cf1(好ましくはC2゜〜C,)の飽和もしく
は不飽和高級脂肪酸(好ましくはオレイン酸)とのエス
テル類:例えば、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミ
ド、リノール酸アミド等のC8〜もの飽和もしくは不飽
和高級脂肪酸のアミド類:例えば、ジオクチルフタレー
ト、ジブチルフタレート等のC4〜C□ の飽和アルコ
ールのフタル酸ジエステル類:例えば、C−カプロラク
タム、グリセリン等のその他の流動性改良剤:を例示で
きる。これらの中、得られる成形品の外観の優秀さの観
点より、ポリアルキレングリコール類、ポリオキシアル
キレンとC6〜C!l、の飽和もしくは不飽和高級脂肪
酸とのモノ−もしくはジ−エステル類、01〜C1゜の
飽和脂肪族モノアルコールとC3〜Cユの飽和もしくは
不飽和高級脂肪酸とのエステル類及びネオペンチル系ポ
リオールとCs ” Ca5の飽和もしくは不飽和高級
脂肪酸とのエステル類の使用が好ましく、ネオペンチル
系ポリオールとa〜C?l  の飽和もしくは不飽和高
級脂肪酸とのエステル類の使用が特に好ましい。これら
の流動性改良剤の使用量は、前記メラミン系樹脂(Al
l OOiir置部に対して、一般に0〜2重量部、特
には0.05〜1重量部であるのがよい。
前記滑剤としては、例えば、ステアリン酸亜鉛、ミリス
チン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸
カルシウムなどを例示できる。該滑剤の使用量は、メラ
ミン系樹脂■及びDAP系樹脂の合計100重量部に対
して、一般に0〜5重量部、特には0.1〜2重量部で
あるのがよい。
DAP系樹脂重合開始剤としては、例えば、ジクミルパ
ーオキサイド、t−ブチルパーベンゾエート、ベンゾイ
ルパーオキサイド、L3−ビス−(t−フチルバーオキ
シ−1−プロピル)−ベンゼン等を挙げることができる
。該重合開始剤の使用量は、DAP系樹脂100重量部
に対して通常1〜6重量部置部である。
DAP系樹@樹脂抑制剤としては、例えば、ハイドロキ
ノン等を例示することができ、その使用量はDAP系樹
耐樹脂B100重量部して一般にO〜0、1重量部程度
である。
本発明の熱硬化性樹層成形材料組成物の製造方法として
は、例えば、■粉末状メラミン系樹脂、粉末状DAP系
樹脂、粉末状のI/#、維質補強剤(パルプ、ガラス繊
維等)、及び、必要に応じて、粉末状または液状の無機
質充填剤、着色剤、メラミン系樹脂硬化触媒、メラミン
系樹脂熱流動性改良剤、滑剤、DAP系樹脂重合開始剤
、DAP系樹脂重合抑制剤等の前記(1)〜(0成分以
外の添加剤を加えて攪拌混合し、必要に応じて、得られ
た粉末状混合物を加熱混練し、予備成形組成物としたの
ち再粉砕して粉末状もしくは顆粒状の成形材料組成物と
する方法:■前記のメラミン系樹脂の水溶液または水分
散液にパルプなどの繊維質補強剤及び必要に応じて無機
質充填剤などのその他の添加剤を添加混練し乾燥して得
られるポツプコーン状のメラミン系樹脂予備乾燥物に枯
系樹脂並びに必要に応じて、さらなる繊維質補強剤及び
前記(A)〜(O成分以外の添加剤を加えて粉砕混合す
る方法:■前記DAP系樹脂の有機溶剤溶液または熱溶
融物にガラス繊維等の繊維質補強剤及び必要に応じてそ
の他の添加剤を添加混練し、乾燥または冷却して予備成
形して得られるユW系樹脂予備成形物に、メラミン系樹
脂並びに必要に応じて、さらなる繊維質補強剤及び前記
(A)〜(○成分以外の添加剤を加えて粉砕混合する方
法;■これらの方法を適宜組合せた方法;等が例示でき
る。
上記製造方法■における粉末状メラミン系樹脂としては
、前記メラミン系樹脂の水溶液または水分散液を噴霧乾
燥して得られるもの、または、熱風乾燥、減圧乾燥等の
方法により得られる固形状の乾燥メラミン系樹#を、例
えば、衝撃式粉砕機、ハンマーミル、ボールミル、振動
ミル、タワーミルの如き手段で粉砕処理して得られるも
のなどを例示できる。
前記製造方法■において粉末状の(Al〜0成分及び必
要に応じて添加される該(A)〜(O成分以外の粉末状
または液状の成分を攪拌混合する手段としては、例えば
、V型混合機、スーパーミキサー ナウターミキサ−タ
ンブラ−オムニミキサーヘンシェルミキサー レデイゲ
ミキサー リボンプレンダー プラネタリ−ミキサー等
を挙げることができる。また得られる粉末状混合物を加
熱混練して予備成形する手段としては、押出機、加熱ロ
ール機などを例示できる。さらに得られた予備成形物を
再粉砕する手段としては、例えば、衝撃式粉砕機、ハン
マーミル、アトマイザ−ビンミル、ロールミル、パルペ
ライザーなどを例示できる。
前記製造方法■におけるポツプコーン状のメラミン系樹
脂予備乾燥物形成の際の混練手段としては、ニーダ−コ
ニーダーなどが利用でき、又乾燥手段としては、熱風乾
燥、バンドドライヤー乾燥、流動乾燥などを例示するこ
とができる、また、該予備乾燥物、DAP系w唸及び必
要に応じて添加される添加物を粉砕混合する手段として
は、ボールミル、振動ミル等を例示できる。
c以下余白) 前記製造方法■に訃いて用いられる有機溶剤トシては、
例えば、アセトン、メチルエチルケトンなどが例示でき
、混練手段としては二一ダコニーダー等を例示できる。
熱溶融による場合には混線手段として加熱ロールミル、
加圧ニーダ−等を例示でき、予備成形手段としては、熱
ロール等を例示できる。
筐た、得られる予備成形物、メラミン系樹脂及び必要に
応じて添加される添加物を粉砕混合する手段としては、
上記製造方法■にむけると同様のものを使用できる。
これらの製造方法のうち、本発明の成形材料組成物の製
造方法としては、■と■の方法を組合せた方法、すなわ
ち、メラミン系樹脂(A)の総量 量に対してに)重量%以上のメラ□ン樹脂、及ポツプコ
ーン状メラミン系樹脂予備乾燥物、粉末状DAP樹脂の
)、前記補強剤0の総量に対し必 て90〜参9重4i%の粉末状繊維質補強剤(好ましく
は粉末パルプ)、及び、必要に応じて添加されるその他
の添加物を粉砕混合し、次いで加熱混練して予備成形組
成物としたのち再粉砕して粉末状もしくは顆粒状の成形
材料組成物とする方法を採用するのが特に好筐しい。
本発明による熱硬化性樹脂成形材料組成物は、圧縮成形
、トランスファー成形など従来慣用の成形方法の他、射
出成形によっても何等のトラプルもなく優れた成形品を
成形することができる。また、得られる成形品は、優れ
た耐アーク性、絶縁抵抗性等の電気特性、優れた不燃特
性とともに、卓越した耐インサート性を示すので特に電
気部品などの成形に適している。
(実施例〕 以下、比較例、参考例と共に、実施例をあげて本発明の
数態様について更に詳しく説明する。
なか、以下にかいて、成形材料組成物の円板流れ、円板
離型、成形品の外観、硬度、耐熱クラック性、耐インサ
ート性、耐アーク性、絶縁抵抗及び不燃特性の各試験方
法並びに評価は以下のとかうである。
(1)  円板流れ試験 JIS K−6911ノ5.3.2項に示される円板式
試験用金型を用いて試料5tを金型温度160±3℃に
保った金型のほぼ中央部に内径約5011II11高さ
約10m金属製円筒を用いて試料が円すい状になるよう
に入れ、15秒以内に荷重2000kpf及び加圧時間
2分で圧縮成形する。
成形した円板の光沢部分の長径及び短径を寸法測定器で
1fi筐で測)、その平均値を算出し、試料の伸び(m
)とする。
(A)  円板離型試験 上記(1)項と同様の装置を用い、加圧時間を変える以
外は該(1)項と同様な条件で試験を行い、得られる円
板が金型から手で軽く押すだけで離型することのできる
最小加圧時間@)ヲ求める。
前記(1)項の円板流れが96〜150mで旦つ円板離
型が30〜120秒、特には40〜80秒であれば、成
形材料組成物は優れた射出成形性とともに優れた耐イン
サート性を示すので好筐しい。
(3〉  成形品外観 成形品の外観を観察して、カスレ、ヒケ等の有無や表面
の平滑性、肌の良否等を基準に◎、○、△、×の4段階
で評価する。
(A)成形品表面硬度 試料約18fを高周波予熱器によシ115℃に予熱した
後、金型温度1750/175℃、成形時間2分の条件
で、55w+X65m、厚さ3±0.2+a+の試験片
を作成する。これ金日塗検検査済の引かき値試験用の鉛
筆〔三菱ユニ:三菱鉛筆■〕を用い、JIS K−54
00の環6.14に準じて鉛筆硬度試験を行う。
(5)成形品耐熱性 上記(3)項と同様の方法で作成された試験片を用い、
JIS K−6911の5623項「加熱後の外観」試
験に準じて恒温槽の温度を変えて行い、著しい外観変化
の起らない範囲の最高温度をもって耐熱性の値いとする
(6)成形品耐インサート性 真鍮製ローレット(38flφ、厚さ7.の円板)をト
ランスファー金型キャビティー内の中心部にセットし、
金型温度170℃、成形時間60秒の条件で、該ローレ
ットが中心部にインサートされて一体成形された、外径
50wφ、厚さ7簡の試験片を作成する。試験片5個を
用いて、120℃×25分加熱/冷水(約15℃)5分
間冷却を1サイクルとしてクラック発生筐で試験を行い
、クラック発生のサイクル数の平均値をもって耐インサ
ート強度の値とする。な釦、インサート成形不能のもの
または試験前の試験片にクラックのあるものは、サイク
ル数0と表示する。
(7)  成形品耐アーク性 前記(3)項と同様の方法で作成された試験片を用い、
JIS K−6911の5.15項「耐アーク性」試験
に準じて行い、耐アーク時間(秒)の平均値をもって耐
アーク性の値とする。
(Bン 成形品絶縁抵抗 JIS K−6911の5.12項「絶縁抵抗」に示さ
れた形状を有するトランスファー金型を用い、170℃
に調節されたポット内に試料を入れて加圧し、170℃
に調節されたキャビティー内に注入して60秒間圧力保
持することにより試験片を成形する。この試験片を用い
、JISK−6911の5,12項の試験法に準じてタ
ヶダ理研工業@製測定装置(TR−42)で測定を行う
(9ン 成形品不燃特性 UL、94V−00項に示された形状(127頷×12
7鱈、厚さ0.79調)を有するトランスファー金型を
用い、170℃に調節されたポット内に試料を入れて加
圧し、170℃に調節されたキャビティー内に注入して
60秒間圧力保持することによう試験片を成形する。こ
の試験片を用い、UL94V−00項の試験方法に従っ
て試験を行う。2回接炎を行い、1回目の時の7レーミ
ング(flaming)時間(秒)、2回目の時の7レ
一ミング時間(秒)、2回目のブローイング(glow
ing)時間(秒)を記録する。2回目のブローイング
時間が30秒以内、特にVi24秒以内であるのが好!
しい。
参考例 メラミン〔油化メ2ミン■製:油化メラミン〕x26o
y、37X濃度のホルマリン水溶液1380fbよび水
9009を還流冷却器付きフラスコに入れ、F/M=1
.7の条件で攪拌しつつ90℃で加熱反応した。メラミ
ン樹脂液の白濁点が60℃になったとき22fのNaO
Hを入れ冷却しメラミン樹脂初期縮合物(固形分約50
重量、96’)を得た。反応終末の目安に用いた白濁点
とは、5−の樹脂液を採取し、これに約80℃の熱水4
5m/を加え攪拌し冷却させる際に白濁が生ずる時の温
度をいう。
かくして得られたメラミン樹脂初期縮合物1400fに
、パルプ260F(メラミン樹脂100重量部に対して
約37重量部)を加えニーグーで混練したのち、この混
線物を90℃で90分間熱風乾燥機で乾燥し、ポツプコ
ーン状メラミン樹脂予備乾燥物(以下、NCと略称する
ことがある)を得た。
実施例1 参考例で得られたNC(メラミン樹脂分73重量%、メ
ルフ貴重フ重景%)1480F、粉末状メラミン樹脂に
ガレジンS−1フ6二日本カーバイト5工業■)180
0 f、DAP系樹脂として塊状P−ジアリル7タレー
トプレボリDAP系樹脂重合開始剤として1.3−ビス
−(t−ブfルバーオキシ−(−プロピル)−ベンゼン
〔バーカドツク14 : 化薬ヌーリー鋼コ〕−Z 仝Sf 、ステアリン酸亜鉛40f及び酸化チタン75
fをボールミルで4時間粉砕混合し、次いで粉末パルプ
650f及び焼成りレーア50yを加えてさらに4時間
粉砕混合した。この混合物を二軸押出機にて温屁90〜
130℃で加熱混線押出し、冷却し、粉砕して24メツ
シュ通過96重量%の顆粒状成形材料組成物を得た。
前記の試験法に従って、得られた成形材料組成物の特性
及び該組成物の各種成形品物性を測定した。これら試験
結果を第Φ表に示す。
実施例2〜4及び比較例1〜2 実施例1に釦いて、粉末状メラミン樹脂及びDAP系樹
脂の配合量を変え、これに伴ってメラミン樹脂硬化触媒
及びDAP系樹脂重合開始剤の量を変える以外は同様に
して顆粒状成形材料組成物を得、以下同様にして各種物
性を測定した。得られた組成物の各種組成を第1表に、
各種試験結果を第2表に示す。
実施例5〜6 実施例1に釦いて、粉末パルプの配合量を変え、これに
伴ってNC及び粉末状メラミン樹脂の配合量を変える以
外は同様にして顆粒状成形材料組成物を得、以下同様に
して各種物性を測定した。得られた組成物の各種組成を
第1表に、各種試験結果を第2表に示す。
実施例7〜8 実施例1にかいて、焼成りレーの配合量を変え、または
これを配合せず、さらに、これに伴って、NC,粉末状
メラミン樹脂及びDAP系樹脂の配合量を変える以外は
同様にして顆粒状成形材料組成物を得、以下同様にして
各種物性を測定した。得られた組成物の各種組成を第1
表に、各種試験結果(i−第2表に示す。
比較例3 本発明の成形材料組成物を用いる代シに、電気部品用メ
ラミン・フェノール系樹脂成形材料〔ニカレットMP二
日本カーバイド工業■〕を用い、実施例1と同様に各種
試験を行った。
試験結果を第2表に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記樹脂成分(A)及び(B)の合計100重量
    %に対して、 (A)メラミン・ホルムアルデヒド系樹脂70〜97重
    量%、 及び、 (B)ジアリルフタレート系樹脂30〜3重量%、並び
    に、上記樹脂成分(A)及び(B)の合計100重量部
    に対して、 (C)繊維質補強剤10〜80重量部、 を含有してなることを特徴とする熱硬化性樹脂成形材料
    組成物。
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