JPH036817Y2 - - Google Patents

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JPH036817Y2
JPH036817Y2 JP10420286U JP10420286U JPH036817Y2 JP H036817 Y2 JPH036817 Y2 JP H036817Y2 JP 10420286 U JP10420286 U JP 10420286U JP 10420286 U JP10420286 U JP 10420286U JP H036817 Y2 JPH036817 Y2 JP H036817Y2
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JP
Japan
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reserve tank
hose
cooling water
radiator
pressurized
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JP10420286U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として自動車のエンジンのラジエー
タにおける予備タンクシステムに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の予備タンク1は第2図に示すよ
うにプラスチツクを材料とした球様形状をなし上
部には圧力制御バルブ付のキヤツプ11が螺着さ
れ、下部にはラジエータ2の冷却水入口側にある
アツパーホース21に連絡するホース3と、冷却
水出口側にあるロアーホース22に連絡するホー
ス4が接続される。そして予備タンク1は内部を
透視出来、側面に水位を計る目盛12が付されて
いる。
上記構成において、冷却水は図示しないエンジ
ン側からアツパーホース21を介してラジエータ
2に導入され、該ラジエータ2において冷却され
てからロアーホース22を介してエンジン側に戻
される。この際冷却水の一部はホース3を介して
予備タンク1に導入され、該予備タンク1にて気
液分離された後、ホース4を介してロアーホース
22へ戻される。
上記従来の予備タンク2が球様形状をしている
のは内圧に耐えるためと上部空間、即ち気液分離
層を十分確保して気液分離効率も良好なためであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら球様形状はスペースを無駄にと
り、他の部材と共に予備タンクをコンパクトにエ
ンジンルーム内に設置しにくいこと、予備タンク
内の水位を適正域にしないと気液分離効率が低下
し、水位管理に意を払う必要があること、予備タ
ンクに注水するためキヤツプを開けた場合内圧に
よつて水が吹き返すおそれがあること等の問題点
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記従来の問題点を解決する手段とし
て、加圧式予備タンク1と、開放式予備タンク5
とからなり、該加圧式予備タンク1はラジエータ
2の冷却水入口側と出口側とに夫々連絡し、更に
該開放式予備タンク5に連絡している予備タンク
システムを提供するものである。
〔実施例〕 本考案を第1図に示す一実施例によつて説明す
れば、1は加圧式予備タンクであり、プラスチツ
クを材料とし、他の部材とコンパクトにエンジン
ルーム内に設置することが出来るように偏平状を
している。該加圧式予備タンク1上部には圧力制
御バルブ式のキヤツプ11が螺着され、下部には
ラジエータ2の冷却水入口側にあるアツパーホー
ス21に連絡するホース3と、冷却水出口側にあ
るロアーホース22に連絡するホース4が接続さ
れる。5は開放式予備タンクであり、プラスチツ
クを材料とし、上下に長い筒形状をなしてラジエ
ータ2の背面に設置されている。該開放式予備タ
ンク5の上部には大気開放路52が連絡している
キヤツプ51が螺着され、上記加圧式予備タンク
1と開放式予備タンク5とはキヤツプ11,51
間に差渡されるホース6によつて連絡している。
そして該開放式予備タンク5は内部を透視出来、
側面に水位を計る目盛り53が付されている。
上記構成において、冷却水は図示しないエンジ
ン側からアツパーホース21を介してラジエータ
2に導入され、該ラジエータ2において冷却され
てからロアーホース22を介してエンジン側に戻
される。この際冷却水の一部はホース3を介して
予備タンク1に導入され、該予備タンク1にて気
液分離された後、ホース4を介してロアーホース
22へ戻される。予備タンク1において分離され
て行く気体の体積増加等により冷却水循環系の内
圧、即ち予備タンク1内の圧力は変化するが、該
圧力を一定以下に保つように予備タンク1のキヤ
ツプ11の圧力制御バルブにより調節される。即
ち該圧力が一定以上になると圧力制御バルブが開
いて予備タンク1内の空気がホース6を介して予
備タンク5内へ放出される。このように放出され
た空気は予備タンク1内の冷却水をいくらか同伴
して行くので予備タンク5内において更に該冷却
水の気液分離が行なわれ、分離された気体はキヤ
ツプ51の大気開放路52を介して大気中に解放
される。冷却水循環系の内圧、即ち予備タンク1
内の圧力が一定以下になると予備タンク5内へ引
き込まれ、予備タンク1内の水位を一定に維持す
る。
〔作用・効果〕
したがつて本考案においては加圧式予備タンク
を球様形状にする必要がなくなり、エンジンルー
ム内に他の部材と共にコンパクトに設置出来、ま
た加圧式予備タンク内の水位は自動的に一定に保
たれるから管理に意を払うことなくまたタンク形
状によらず気液分離層が十分とれなくても良好な
気液分離性能を確保することが出来る。更に加圧
式予備タンクのキヤツプを開ける必要はなく開放
式予備タンクで水量のチエツクおよび注水を行な
うことが出来、吹き返しのおそれもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の説明図、第2図は従来例の説
明図である。 図中、1……加圧式予備タンク、2……ラジエ
ータ、21……アツパーホース、22……ロアー
ホース、5……開放式予備タンク、3,4,6…
…ホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加圧式予備タンクと、開放式予備タンクとから
    なり、該加圧式予備タンクはラジエータの冷却水
    入口側と出口側とに夫々連絡し、更に該開放式予
    備タンクに連絡していることを特徴とする予備タ
    ンクシステム。
JP10420286U 1986-07-07 1986-07-07 Expired JPH036817Y2 (ja)

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JP10420286U JPH036817Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

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JP10420286U JPH036817Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

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JPS6310222U JPS6310222U (ja) 1988-01-23
JPH036817Y2 true JPH036817Y2 (ja) 1991-02-20

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JP2009079540A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排ガス浄化システムおよび排ガス浄化方法

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Publication number Publication date
JPS6310222U (ja) 1988-01-23

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