JPH0368013A - 位置指示器 - Google Patents

位置指示器

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Publication number
JPH0368013A
JPH0368013A JP1203861A JP20386189A JPH0368013A JP H0368013 A JPH0368013 A JP H0368013A JP 1203861 A JP1203861 A JP 1203861A JP 20386189 A JP20386189 A JP 20386189A JP H0368013 A JPH0368013 A JP H0368013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
resonator
switch
tablet
frequency changing
Prior art date
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Pending
Application number
JP1203861A
Other languages
English (en)
Inventor
Azuma Murakami
東 村上
Toshiaki Senda
仙田 聡明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0368013A publication Critical patent/JPH0368013A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコードレスの位置指示器の改良に関するもので
ある。
(従来の技術) この出願に先立って、出願人は特願昭61−21397
0号(特開昭63−70326号公報参照)(以下、先
願1と称す。)において、タブレットより間欠的に電波
を送出して位置指示器に内蔵した同調回路を励振し、該
同調回路より逆に発信される電波を電波の送出を停止し
たタブレットにて受信し、この際、発生する誘導電圧よ
りコードレスの位置指示器の指定位置を検出し得る装置
を提案した。
また、出願人は先願1の関連出願である特願昭62−1
.13450号(特開昭63−279315号公報参照
)(以下、先願2と称す。)において、位置指示器の同
調回路における損失の差によって生じる誘導電圧の減衰
度の相違から使用中の位置指示器、例えばスタイラスペ
ンとカーソルとを識別でき、さらにこの識別結果に基づ
いて処理モードを切替可能となした装置を提案した。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前記先願2の位置指示器の同調回路における
損失の差は該同調回路中のコイル、即ちスタイラスペン
の場合に用いられるコア入りコイルと、カーソルの場合
に用いられる空心コイルとの損失の相違によるものであ
った。従って、誘導電圧の減衰度の相違の識別結果に基
づいて処理モトを切替えるためにはその都度、位置指示
器を取替えなければならなかった。
本発明は前記問題点に鑑み、スイッチ等の簡単な操作に
よりタブレット側の誘導電圧の減衰度を変更でき、処理
モードの切替を行なうことのできる位置指示器を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明では前記目的を達成するため、コイルとこれに直
列に接続されたコンデンサとを有する主回路と、レゾネ
ータを含む第1の周波数変更回路と、レゾネータを含ま
ない第2の周波数変更回路と、第1又は第2の周波数変
更回路のいずれか一方を主回路に切替接続する切替スイ
ッチとからなる同調回路を備えた位置指示器と、該位置
指示器においてレゾネータとこれに並列に接続された可
変コンデンサとを有する第1の周波数変更回路を用いる
とともに、スイッチとこれに直列に接続された他のコン
デンサとからなる回路を少なくとも1つ有する第2の周
波数変更回路を用いた位置指示器とを提案する。
(作 用) 本発明によれば、切替スイッチを操作し第1の周波数変
更回路を主回路に接続するとタブレットより送出される
電波に基づくエネルギーがコイルやコンデンサとともに
レゾネータにも蓄えられるため、同調回路より発信され
る電波の減衰度は小さく、従って、タブレットに発生す
る誘導電圧の減衰度も小さくなる。また、切替スイッチ
を操作し第2の周波数変更回路を主回路に接続するとタ
ブレットより送出される電波に基づくエネルギーがコイ
ルやコンデンサのみに蓄えられるため、コイルより発信
される電波の減衰度は大きく、従つて、タブレットに発
生する誘導電圧の減衰度も大きくなる。
また、本発明によれば、切替スイッチを第1の周波数変
更回路側に切替えた場合において可変コンデンサを操作
すると同調周波数が連続的に変化し、切替スイッチを第
2の周波数変更回路側に切替えた場合においてスイッチ
を操作すると同調周波数が非連続に変化する。
(実施例) 第1図は本発明の位置指示器の一実施例を示すもので、
合成樹脂等の非金属素材からなる筐体1の一端には底面
に「+」の指標が設けられたプラスチック等の透明な指
標器2が取付けられ、その周囲にはこれを取巻くように
空心のコイル3が設けられている。また、上面にはブツ
シュスイッチ4.5,6.7及び後述する可変コンデン
サのダイヤル8が取付けられ、また、側面には切替スイ
ッチ9が取付けられ、さらに筺体1の内部には後述する
同調回路が内蔵されている。なお、コイル3は2ターン
で描かれているが、実際には数10ターンで構成されて
いる。
第2図は筐体1に内蔵された同調回路の構成を示すもの
で、前述したコイル3、ブツシュスイッチ4〜7、切替
スイッチ9とともに、コンデンサ10.11,12,1
3,14,15、可変コンデンサ(バリコン)16及び
レゾネータ17からなっている。
前記コイル3とコンデンサ10とは互いに直列に接続さ
れ、基本的な同調回路(主回路)18を構成する如くな
っている。
また、コンデンサ11、可変コンデンサ16及びレゾネ
ータ17は互いに並列に接続され、第1の周波数変更回
路1つを構成する如くなっている。
該回路19の一端は主回路18の一端に接続され、他端
は切替スイッチ9の−の選択端子9aに接続されている
。なお、レゾネータ17は所定の周波数fO2例えば5
00kHzで機械的に振動する共振子である。
また、ブツシュスイッチ4及び7は非動作時に切断し、
動作時に接続する接点を有するもので、それぞれコンデ
ンサ12及び15に直列に接続されている。また、ブツ
シュスイッチ5及び6は非動作時に接続し、動作時に切
断する接点を有するもので、それぞれコンデンサ13及
び14に直列に接続されている。これらの直列回路は互
いに並列に接続され、第2の周波数変更回路20を構成
する如くなっている。該回路20の一端は主回路18の
一端に接続され、他端は切替スイッチ9の他の選択端子
9bに接続されている。
また、切替スイッチ9の切替接点9Cは主回路18の他
端に接続され、回路19又は20のいずれか一方の他端
を主回路18の他端に接続する如くなっている。
前記コイル3のインダクタンス及びコンデンサ】0の容
量値と回路19又は20の操作しない状態における容量
値との和は所定の周波数fO1即ち500 k Hzに
おいて電圧と電流の位相が同相で共振する値に設定され
ている。なお、回路1つの操作しない状態における容量
値とは可変範囲のほぼ中間位置にセットされた時のバリ
コン16の容量値と、コンデンサ11の容量値と、レゾ
ネータ17の容量値との和である。また、回路20の操
作しない状態における容量値とはコンデンサ13の容量
値とコンデンサ14の容量値との和である。
また、コンデンサ13の容量値はスイッチ5を操作して
該コンデンサ13を切断し、同調回路全体の容量値を小
さくすることによって同調周波数を高くし、実質的に回
路内の信号の位相を進めてタブレット側の誘導電圧の位
相を所定角度、例えば30’進ませる値に設定されてい
る。また、同様にコンデンサ14の容量値はスイッチ6
を操作して該コンデンサ14を切断した時にタブレット
側の誘導電圧の位相を所定角度、例えば60°進ませる
値に設定されている。
また、コンデンサ12の容量値はスイッチ4を操作して
該コンデンサ12を接続し、同調回路全体の容量値を大
きくすることによって同調周波数を低くし、実質的に回
路内の信号の位相を遅らせてタブレット側の誘導電圧の
位相を所定角度、例えば30°遅らせる値に設定されて
いる。また、同様にコンデンサ15の容量値はスイッチ
7を操作して該コンデンサ15を接続した時にタブレッ
ト側の誘導電圧の位相を所定角度、例えば60″遅らせ
る値に設定されている。
さらに、バリコン16の容量値はダイヤル8を操作して
可変範囲の中間位置より容量値を小さく又は大きくし、
同調回路全体の容量値を小さく又は大きくすることによ
って同調周波数を高く又は低くし、実質的に回路内の信
号の位相を進め又は遅らせてタブレット側の誘導電圧の
位相を所定角度の範囲、例えばO″〜60″内で進ませ
る又は遅らせる値に設定されている。
次に、前記位置指示器の動作について説明する。
今、位置指示器は図示しないタブレット上にあり、その
切替スイッチ9の切替接点9Cは選択端子9b側にある
ものとする(以下、この状態をカーソルモードと称す。
)。
タブレットより所定の周波数fO1即ち500kHzの
電波が送出されると、コイル3が励振され、主回路18
及び第2の周波数変更回路20より構成される回路に5
00 k Hzの誘導電圧が発生する。この時、コイル
3及びコンデンサ10゜13.14に電磁エネルギーが
蓄えられる。
次に、タブレットより電波が送出されなくなると、コイ
ル3及びコンデンサ10.13.14に蓄えられた電磁
エネルギーに基づ<500kHzの誘導電流が回路中を
流れ、コイル3より同じく500 k Hzの電波を発
信させる。該コイル3より発信される電波は電波の送出
を停止したタブレットに誘導電圧を発生させる。
ここで、同調回路中を流れる誘導電流はタブレットより
電波が送出されている間にコイル3及びコンデンサ10
.13.14に蓄えられた電磁エネルギーのみに基づく
ものであるから、回路内の損失によって徐々に減少する
。この誘導電流の減少はコイル3より発信する電波の強
度を減少させ、結局、タブレット側に発生する誘導電圧
を減少させる。
第3図(a)は前述したカーソルモードにおいてタブレ
ット側に発生する誘導電圧の波形の一例を示すものであ
る。
前述したタブレットと位置指示器との間の電波のやりと
りは所定の時間、例えば32μsec毎に繰返される。
一方、切替スイッチ9の切替接点9cを選択端子9a側
に切替える(以下、この状態をベンモードと称す。)と
、タブレットより送出される電波によって主回路18及
び第1の周波数変更回路1つより構成される回路に50
0kHzの誘導電圧が発生する。この時、コイル3、コ
ンデンサ10.11及び可変コンデンサ16に電磁エネ
ルギーが蓄えられるとともに、レゾネータ17に機械的
なエネルギーが蓄えられる。
次に、タブレットより電波が送出されなくなると、コイ
ル3、コンデンサ10.11及び可変コンデンサ16に
蓄えられた電磁エネルギーとともにレゾネータ17に蓄
えられた機械的エネルギーに基づ<500kHzの誘導
電流が回路中を流れ、コイル3より同じ<500kHz
の電波を発信させる。該コイル3より発信される電波は
前記同様に電波の退出を停止したタブレットに誘導電圧
を発生させる。
ここで、同調回路中を流れる誘導電流はカーソルモード
の場合と同様に回路内の損失によって徐々に減少するが
、大きなエネルギーを蓄積し得るレゾネータ17を含む
ため、その減少の度合はカーソルモードの場合に比べて
緩やかとなる。
第3図(b)はベンモードにおいてタブレット側に発生
する誘導電圧の波形の一例を示すものである。
タブレット側では前述した誘導電圧における減衰度の相
違から位置指示器がベンモードであるかカーソルモード
であるかを識別することができ、これに合わせて処理モ
ードの切替を行なうことができる。
なお、カーソルモードにおいてブツシュスイッチ4〜7
のいずれかを操作すると同調周波数が変化するため、コ
イル3より発信される電波の周波数及び位相がタブレッ
トから送出される500kHzの電波に比べて変化する
。この変化はタブレットに発生する誘導電圧の位相の変
化として検出され、その角度より操作したスイッチが識
別される。
また、ベンモードにおいてダイヤル8を操作した場合も
同様に同調周波数が変化するが、この変化もタブレット
に発生する誘導電圧の位相の変化として検出され、その
角度がダイヤル8に対する操作量、即ち連続的な範囲内
の−の人力情報となる。
なお、前述したタブレットにおける減衰度の識別や位相
角の検出等については先願1又は2に開示されているの
で詳述しない。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、コイルとこれに直
列に接続されたコンデンサとを有する主回路と、レゾネ
ータを含む第1の周波数変更回路と、レゾネータを含ま
ない第2の周波数変更回路と、第1又は第2の周波数変
更回路のいずれか一方を主回路に切替接続する切替スイ
ッチとからなる同調回路を備えたため、切替スイッチを
切替えるのみでタブレット側に誘導する電圧の減衰度を
変えることができ、従来のように位置指示器を取替える
ことなくタブレットにおける処理モードの切替を行なわ
せることができる。
また、本発明によれば、レゾネータとこれに並列に接続
された可変コンデンサとを有する第1の周波数変更回路
を用いるとともに、スイッチとこれに直列に接続された
他のコンデンサとからなる回路を少なくとも1つ有する
第2の周波数変更回路を用いたため、スイッチ情報を用
いる処理モード及び連続的な入力情報を用いる処理モー
ドのいずれ対しても入力作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の位置指示器の一実施例を示す一部切欠
斜視図、第2図は同調回路の詳細な構成図、第3 (a
Hb)はカーソルモード及びベンモードにおける誘導電
圧の一例を示す波形図である。 3・・・コイル、9・・・切替スイッチ、10・・・コ
ンデンサ、17・・・レゾネータ、18・・・主回路、
19・・・第1の周波数変更回路、 2 0・・・第2の周波数 変更回路。 特 許 出 願 人 株式会社 ワコム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コイルとこれに直列に接続されたコンデンサとを
    有する主回路と、 レゾネータを含む第1の周波数変更回路と、レゾネータ
    を含まない第2の周波数変更回路と、第1又は第2の周
    波数変更回路のいずれか一方を主回路に切替接続する切
    替スイッチとからなる同調回路を備えた ことを特徴とする位置指示器。
  2. (2)レゾネータとこれに並列に接続された可変コンデ
    ンサとを有する第1の周波数変更回路を用いるとともに
    、 スイッチとこれに直列に接続された他のコンデンサとか
    らなる回路を少なくとも1つ有する第2の周波数変更回
    路を用いた ことを特徴とする請求項(1)記載の位置指示器。
JP1203861A 1989-08-08 1989-08-08 位置指示器 Pending JPH0368013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1203861A JPH0368013A (ja) 1989-08-08 1989-08-08 位置指示器

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JP1203861A JPH0368013A (ja) 1989-08-08 1989-08-08 位置指示器

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Publication Number Publication Date
JPH0368013A true JPH0368013A (ja) 1991-03-25

Family

ID=16480915

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1203861A Pending JPH0368013A (ja) 1989-08-08 1989-08-08 位置指示器

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JP (1) JPH0368013A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6862391B2 (en) 2001-03-30 2005-03-01 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical transmission line, and optical fiber and dispersion compensating module employed in the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6862391B2 (en) 2001-03-30 2005-03-01 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical transmission line, and optical fiber and dispersion compensating module employed in the same

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