JPH0367574A - 果実の種子部分抜去装置および詰物型加工食品の製造装置並びにそれにより製造された詰物型加工食品 - Google Patents

果実の種子部分抜去装置および詰物型加工食品の製造装置並びにそれにより製造された詰物型加工食品

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JPH0367574A
JPH0367574A JP1206393A JP20639389A JPH0367574A JP H0367574 A JPH0367574 A JP H0367574A JP 1206393 A JP1206393 A JP 1206393A JP 20639389 A JP20639389 A JP 20639389A JP H0367574 A JPH0367574 A JP H0367574A
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fruit
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food
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Atsushi Hara
厚 原
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AABESUTO FOODS KK
FINE TOP KK
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  • Confectionery (AREA)
  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、加工果実もしくは未加工果実の種子を含む中
央付近の種子部分を除去するための装置、釦よび種子部
分を除去した後の空洞部分へ他の食品を充填する詰物型
加工食品の製造装置、ふ・よびそれにより得られる詰物
型加工食品に関するものである。
なお本発明において、種子部分とは、梅あるいは桃のよ
うな単一の核を有する果実においては主としてその核で
あり、またメロンあるいは南瓜等の爪状果実に釦いては
その種子が分布すする範囲であり、要するに種子を含む
中心付近の部分をいう。
〔従来の技術〕
大型果実の核即ち種子の除去については、概ね果肉部分
を中央から切断した状態のもとにその二分割した両半部
を核から引き剥がすことにより行われている。かつ小粒
果実についてはその果肉部を分割することなく核を除去
する装置は、本発明の発明者の知る限り存在しなかった
また、果実の内部に他食品を注入充填した複合食品も、
本発明の発明者の知る限り存在しなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
果実の加工食品については形状を可及的に保った状態の
もとに中央の種子部分を抜去して製品価値を損わないよ
うにするのが望1しく、殊に種子の両端に尖鋭部を有す
る種類の果実例えば梅については、種子を除去しない−
it食する場合には、口腔内を負傷し易い欠点がある。
種子部分を抜去する工程において、種子部分を引き出す
過程に生ずる果実中央の空洞のため、外方から果実を保
持している機構の保持作用が低下して種子部分の抜去作
業が不能になる場合がある。
その他、種子部分を除去した後の果実は、その本来の形
状が保持され難いので、内部空隙を有効に利用すること
が望1れる。
上記に鑑み、本発明の目的は、果・実を二つ割りにする
ことなく種子部分を抜去することができる装置を提供す
ることにあり、他の目的は果実中央部に他の食品を注入
充填するための装置を提供することにあり、更に他の目
的は内部に他の食品を注入充填した詰物型の複合食品を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、はぼ球状の果実を
外方から捕捉固定する保持機構により固定した後、一方
から種子部分の直径に応じた内径の穿孔筒を必要に応じ
回転させつつその刃部が設けられている先端寄り部分に
種子部分の約半分が入り込む程度の深さに侵入した状態
のもとに、穿孔筒の内部において摺動する吸引管をその
先端が種子部分前方の果肉表面に接触するように進出さ
せて種子部分を吸引管先端に吸着状態のitもしくは吸
引排除した後、吸引管を後退させて種子部分を果肉主体
から抜去するように構成した種子部分抜去機構を設け、
なお種子部分を抜去した後は吸引管の真空吸引を停止し
て種子部分が管先端に付着している場合にはこれを落下
除去するようにしてなるものである。
穿孔筒を設ける側とは反対側即ち果実をセットする部分
の背方には押出機構を設けて押出部材にエリ種子を背方
から前方へ押し出すようにしてもよい。
また種子部分除去と同時に種子部分の代わりに他の食品
を充填して空洞のない詰物型食品を得るのであって、穿
孔筒とは反対側の果実の背方に当り充填機構を設けてそ
の供給細管を種子部分の抜去のタイミングに対応して挿
入した1まペースト状もしくは流動性を付与した他食品
を注入するようにする。
〔作 用〕
保持機構によりほぼ球状の果実を捕捉固定状態に保持し
、穿孔筒の進出により種子部分の中央から前方のほぼ半
部を円筒状に切り込んで種子部分を切り離し易い状態に
し、その後吸引管により種子部分を吸引管内の真空吸引
により管先端に吸着させ、もしくは吸引により排除し、
しかる後吸引管を後退させることにより果実主部から種
子部分の分離除去が完了する。
吸引管による種子の抜去に加えて押出機構における押出
部材を後方から挿入して押し込むことにより、背面にむ
いて果肉と接合状態の単一種子をその接合果肉と切り離
しつつ前方へ押し出すことにより除去作用を助成する。
捷た、種子部分を抜去した果実の空洞に他食品を充填し
て詰物型食品が得られ、果実として梅漬を採択すると被
充填食品自体が腐敗し易い場合にかいても梅漬の防腐作
用により腐敗が防止される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面について詳細に説明する。
第1図のように、果実aの球面に対応する皿形受面1が
ある保持腕2,2をその受面1が互いに対向する状態の
もとに上下方向に一対設けるほか、必要に応じ左右方向
に対をなすように設け、これら保持腕2.2はこれを例
えば流体圧アクチュエータ(図示せず)により適時的に
一斉に進退することができるように設けて保持機構3を
構成し、これにより果実aを所定位置において適切な加
圧力のもとに捕捉固定状態に保持するようにし、かつ前
記保持機構3の中心部の前方には保持される果実aの中
心に一致する軸線のもとに、果実aにおける種子を含む
種子部分すの径よりも僅かに大きい内径を有するほか先
端に鋭利なもしくは鋸歯状の刃部4がある円筒状の穿孔
筒5を軸線方向に適時的に進退させることができるよう
に適宜手段に関連して設けると共に、この穿孔筒5の内
部には先端に可撓性の環状受盤6を有する吸引管7を前
記穿孔筒5の進退とは独立状態のもとに適時的に進退さ
せることができるように適宜手段に関連して設け、かつ
この吸引管7には真空ポンプ8を接続して内部を切換弁
による切り換えにより適時的に負圧にすることができる
ようにし、これにより種子部分抜去機構9を構成し、更
に穿孔筒5を設ける側とは反対側即ち果実aをセットす
る部分の背方には中心に供給細管10があるほかその外
側に後向き矢羽根状の刃片11.11がある押出部材1
2を前記穿孔筒5と同一軸線関係のもとに流体圧アクチ
ュエータ13により適時的に進退することができるよう
に設け、また前記供給細管10には食品供給源14を接
続して流動性の他食品(例えば、辛子明太子、数の子、
チーズ。
梅肉、羊かん、ジャム、ゼリー等)を圧送することがで
きるようにして充填機構15を構成し、なお前記アクチ
ュエータ13はこれを前記真空ポンプ8により駆動する
ようにしてもよい0以上の構成のもとに、先ず下位の保
持腕2における受面1に果実aを載置して各保持腕2゜
2を一斉に進出させ、しかも流体圧アクチュエータによ
る駆動であれば、進出寸法に関係なく所定の適切押圧力
のもとに果実aを挾持状態に保持することができる。こ
のように保持した果実aに対して穿孔筒5を第2図のよ
うに回転させつつその刃部4の先端が種子部分すの前半
部を覆う程度に進出させるほか、吸引管7をその先端が
種子部分すの吸引に適応するように進出させた後、種子
部分aを真空吸引した状態のもとに第3図のように後退
させると共に、穿孔筒5を後退させるようにし、なお吸
引管7の進出時に押出部材12をその刃部U、Uの先端
が種子部分すに到達する位置1で進出させ、吸引管7の
後退と同時に更に進出させて種子部分すが単一の核であ
る場合にはその核を補助的に押し出しつつ供給細管10
を経て食品供給源14からの他食品を種子部分すの抜去
により生ずる空洞に充填するようにし、これにより種子
部分すの抜去と他食品の充填とを同時に行うことができ
、しかる後充填の停止、押出部材12および穿孔筒5の
後退、吸引管7による真空吸引停止、各保持腕2,2の
後退を順次に実施して第1図の体制に復元させるのであ
る。
前記穿孔筒5.吸引管7.押出部材12の進出のタイ□
ングについては前記実施例に限定することなく順序を変
えてもよく、例えば同時に進出させてもよいのである。
〔効 果〕
以上説明したように、本発明によれば、はぼ球状の果実
を保持した壕1穿孔筒により種子部分の直径とほぼ一致
した直径のもとに種子部分の前半部が含1れるように円
筒状の切込みを形成した後、吸引管による真空吸引を伴
う抜去機構により種子部分を除去するようにしたので、
果肉部の限られた一部を種子部分と共に切り取りはする
が、二つ割りにすることなく種子部分を抜去することが
でき、また供給細管を果肉部に貫通させて種子部分抜去
時に生ずる空洞部分に他食品を遅滞なく注入充填するこ
とにより、果実主体を変形させることなく安定的に保持
した1i種子部分抜去並びに空洞部分への他食品充填作
業を実施することができる効果がある。
更に果実の中央部に任意の他食品を充填することにより
詰物型食品が得られるのであり、その組み合わせにより
格別な珍味を得ることができる。なお果実として梅漬を
採択すると注入食品の腐敗を防止して長期の保存が可能
である利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は一実施例における本発明装置を示すものであって
、第1図は果実をセットした状態の側断面図、第2図は
穿孔状態の側断面図、また第3図は種子部分抜去過程の
側断面図である。 a・・・果実 b・・・種子部分 3・・・保持機構 4・・・刃部 5・・・穿孔筒 7・・・吸引管 8・・・真空ポンプ 9・・・抜去機構 10・・・供給細管 14・・・食品供給源 15・ ・充填機構

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、果実(a)を外方から捕捉保持する保持機構(3)
    と、前記保持機構(3)により保持された果実(a)の
    前方に種子部分(b)の直径よりも僅かに大きい内径を
    有し、先端に刃部(4)を有する穿孔筒(5)と、この
    穿孔筒(5)を軸線方向に適時的に進退させる手段と、
    前記穿孔筒(5)の内部において摺動可能な吸引管(7
    )と、吸引管(7)内を適時的に負圧状態に保って真空
    吸引するための真空ポンプ(8)と、吸引管(7)を適
    時的に進退させる手段とを備えたことを特徴とする果実
    の種子部分抜去装置。 2、果実(a)の保持機構(3)と、種子部分抜去機構
    (9)とを有するほか、流動性食品供給源(14)と、
    この食品供給源(14)からの食品を果実(a)におけ
    る種子部分(b)抜去後の空洞に注入するための供給細
    管(10)と、供給細管(10)を適時的に進退させる
    手段とを有する充填機構(15)を備えたことを特徴と
    する詰物型加工食品の製造装置。 3、中央の種子部分(b)を抜去した果実(a)の空洞
    に他食品を注入により充填して得られる詰物型加工食品
JP1206393A 1989-08-08 1989-08-08 果実の種子部分抜去装置および詰物型加工食品の製造装置並びにそれにより製造された詰物型加工食品 Expired - Fee Related JPH0697981B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05308944A (ja) * 1992-05-01 1993-11-22 Asai Kanzume Kk 果実から種子を除去する方法
JPH0928343A (ja) * 1995-07-21 1997-02-04 Aabest Foods Kk 詰物食品及びその製造方法
KR100471570B1 (ko) * 1996-06-04 2005-08-09 가부시키가이샤 시마노 스피닝릴
WO2013046431A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 株式会社 Jct ゼリー入パイナップルの製造方法及びゼリー入パイナップル

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WO2013046431A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 株式会社 Jct ゼリー入パイナップルの製造方法及びゼリー入パイナップル

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