JPH0367477B2 - - Google Patents

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JPH0367477B2
JPH0367477B2 JP20521485A JP20521485A JPH0367477B2 JP H0367477 B2 JPH0367477 B2 JP H0367477B2 JP 20521485 A JP20521485 A JP 20521485A JP 20521485 A JP20521485 A JP 20521485A JP H0367477 B2 JPH0367477 B2 JP H0367477B2
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JP
Japan
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electrolytic capacitor
thyristor
switch
series
gate turn
Prior art date
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JP20521485A
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English (en)
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JPS62156084A (ja
Inventor
Giichi Shibuya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP20521485A priority Critical patent/JPS62156084A/ja
Publication of JPS62156084A publication Critical patent/JPS62156084A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンデンサ式のスポツト溶接機、
更に詳しくは電解コンデンサの逆充電を防ぐよう
にしたスポツト溶接機に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来のコンデンサ式スポト溶接機の電
気回路図であり、図において1は充放電用の電解
コンデンサ、2はこの充放電用コンデンサ1から
電流を取出すバツクツーバツク形式のサイリスタ
スイツチ、3はその電流を増倍するための溶接ト
ランス、4は上記溶接トランス3の出力が結ばれ
た被溶接材、5は充放電用コンデンサ1を充電す
るための直流電源、6は充電電流を抑制するため
の充電抵抗である。
従来のスポツト溶接機は、上記のように構成さ
れ、電解コンデンサ1を直流電源5により電圧V
迄充電した後、サイリスタスイツチ2をオンにす
ると、電解コンデンサ1に蓄えられた電荷は低イ
ンピーダンスの溶接トランス3を通して放電し、
おおきなピークの電流iが流れる。第4図はa及
びbは電解コンデンサの端子電圧vと放電電流i
の波形の説明図であるが、回路の構成要素に損失
がある結果、両者共に時間と共に減衰するような
振動波形となる。被溶接材4には溶接トランス3
を通してほぼ第4図bのiの巻線数比に応じた電
流が流れる。第4図に示すように振動電流iはサ
イリスタスイツチ2をオフとした後の電流ゼロ点
すなわち時間tpffで遮断され、その後は再び直流
電源5により電解コンデンサ1が充電されて最初
の状態に戻る。スポツト溶接機は何回かこのパル
ス状振動波電流を繰り返して流すことにより局所
的なスポツト溶接を行うものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のコンデンサ式のスポツト溶接機では第4
図aの斜線部分10a,10bに示したように、
電解コンデンサ1の端子電圧が負になる時間領域
があることから、電解コンデンサ1の劣化が生
じ、徐々に溶接性能が低下するという問題があつ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、電解コンデンサの逆向きの充
電を防ぎ、コンデンサの劣化が大幅に軽減される
スポツト溶接機を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るスポツト溶接機は、直流電流に
並列接続され、互いに略同一容量で極性を逆にし
た直列接続の第1及び第2電解コンデンサと、直
流電源に並列接続され、互いのカソード側が直接
接続され且つ各アノード側が各電解コンデンサの
プラス側に接続されている第1及び第2ゲートタ
ーンオフサイリスタと、直流電源に直列接続のス
イツチと、スイツチに直列接続された被溶接材の
溶接を行う溶接回路と、一方が上記両電解コンデ
ンサの接続点と上記両ゲートターンオフサイリス
タの接続点とに共通して接続され、他方が直流電
源に接続された抵抗とで主回路を構成し、直流電
源による第1電解コンデンサのみの充電後におけ
るスイツチのオン動作時に第1電解コンデンサの
充電電流を溶接回路に流すように構成したもので
ある。
〔作用〕
この発明においては、一方が第1及び第2電解
コンデンサの接続点と第1及び第2ゲートターン
オフサイリスタの接続点とに共通して接続され、
他方が直流電源に依つて接続された抵抗があるこ
とから直流電源によつて第1電解コンデンサのみ
が充電される。また、第1電解コンデンサのみの
充電後におけるスイツチのオン動作後に、直流電
源に並列接続され、互いにカソード側が直列接続
の第1及び第2ゲートターンオフサイリスタを交
互に動作させることにより、直流電源に並列接続
され、互いに略同一容量で極性を逆にした直列接
続の第1及び第2電解コンデンサは、これらの端
子電圧が正となる時間領域のみ動作させられ、両
電解コンデンサに逆向きの充電は行われない。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す電気回路図
である。
図において、1aは充放電用の1電解コンデン
サ、1bは充放電用の第2電解コンデンサ、2は
バツクツーバツク形式のサイリスタスイツチ、3
は溶接トランス、4は被溶接材、5は直流電源、
6は充電抵抗、7aは第1ゲートターンオフサイ
リスタ、7bは第2ゲートターンオフサイリス
タ、8は抵抗である。この実施例のスポツト溶接
機は上述した直流電源5に充電抵抗6を介して並
列接続され、互いに略同一容量で極性を逆にした
直列接続の第1及び第2電解コンデンサ1a,1
bと、直流電源5に並列接続され、互いのカソー
ド側が直列接続され、且つ各アノード側が各電解
コンデンサ1a,1bのプラス側に接続されてい
る第1及び第2ゲートターンオフサイリスタ7
a,7bと、直流電源5に直列接続のサイリスタ
スイツチ2と、スイツチ2に直列接続された被溶
接材4の溶接を行う溶接トランス3と、一方が上
記両電解コンデンサ1a,1bの接続点と上記両
ゲートターンオフサイリスタ7a,7bの接続点
とに共通して接続され、他方が直流電源5のマイ
ナス側に接続された抵抗8とで主回路が構成され
ている。
上記のように構成されたスポツト溶接機におい
ては、まず第1電解コンデンサ1aを直流電源5
により電圧V迄充電した後、サイリスタスイツチ
2をオンにすると、第1電解コンデンサ1aに蓄
えられた電荷は、低インピーダンスの溶接トラン
ス3を通して放電し、大きなピーク値の電流iが
流れる。このとき、第1電解コンデンサ1aの端
子電圧が負になるのを防せぐために第1及び第2
ゲートターンオフサイリスタ7a,7bを第2図
cに示すように動作させる。
第2図a〜bは第1及び第2電解コンデンサ1
a,1bの端子電圧V1,V2と、第1及び第2ゲ
ートターンオフサイリスタ7a,7bの動作状態
と放電電流iの波形を示す図である。
第2図に基づいて、第1及び第2電解コンデン
サと第1及び第2ゲートターンオフサイリスタの
t>tonでの各時間における動作を説明する。
まず、直流電源5によつて充電された第1電解
コンデンサ1aが放電中、第1ゲートターンオフ
サイリスタ(以下「第1サイリスタ」という)7
aはオフで、第2ゲートターンオフサイリスタ
(以下「第2サイリスタ」という)7bはオンと
なつて、第1電解コンデンサ1a−溶接トランス
3−第2サイリスタ7b−第1電解コンデンサ1
aの閉回路が構成され、次第に増加する放電電流
iが流れる。
次に、放電電流iが減少し始める時には、第1
サイリスタ7aがオンで、第2サイリスタ7aが
オフとなつて、第2電解コンデンサ1b−溶接ト
ランス3−第1サイリスタ7a−第2電解コンデ
ンサ1bの閉回路が構成され、放電電流iが減少
し始めると、溶接トランス3に逆起電力が発生
し、溶接トランス3の端子電圧は、前述とは逆極
性となつて第2電解コンデンサ1bを正しい極性
で充電する。
第2電解コンデンサ1bの充電が完了すると、
今度は放電が始まり、次第に増加する放電電流i
が流れる。この放電中には、依然第1サイリスタ
7aはオンで、第2サイリスタ7bはオフとなつ
ている。
更に、放電電流iが再び減少し始める時には、
再度第1サイリスタ7aがオフで、第2サイリス
タ7bがオンとなつて第1電解コンデンサ1a−
第2サイリスタ7b−溶接トランス3−第1電解
コンデンサ1aの閉回路が構成され、放電電流i
が減少し始めると、再び溶接トランス3に逆起電
力が発生し、溶接トランス3の端子電圧は、逆極
性となつて第1コンデンサ1aを正しい極性で充
電し、しかる後は最初に述べた第1電解コンデン
サ1aの放電が始まる。
このように、第1及び第2電解コンデンサ1
a,1bはそれぞれの端子電圧が正となる時間領
域のみ動作し、その他の時間は第1及び第2サイ
リスタ7a,7bによつて短絡されているので、
全体として一個の電解コンデンサとして動作す
る。従つて、放電電流iの電流波形は第2図dに
示すように第4図dと同じ振動波形となる。
放電電流iがtpffで遮断された後は、第1電解
コンデンサ1aは直流電源5によつて充電され
る。このシーケンスを繰り返すことによりスポツ
ト溶接を行うことができる。また、抵抗8は直流
電源5により、第1電解コンデンサ1aが充電さ
れる際に第2電解コンデンサ1bが充電されるの
を阻止するために設けられている。
なお、上記実施例ではスイツチとしてサイリス
タスイツチ2を用いているものを示したが、イグ
ナトロン或いは放電トリガギヤツプを用いてもよ
い。
また、上記実施例では溶接トランス3を通して
被溶接材4に大電流を供給する方法について説明
したが、十分容量の大きな電解コンデンサを用い
れば、溶接トランス3を省略して直接出力を被溶
接材4に接続することができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、直流電源に並
列接続され、互いに略同一容量で極性を逆にして
直列接続の第1及び第2電解コンデンサと、直流
電源に並列接続され、互いにカソード側が直列接
続の第1及び第2ゲートターンオフサイリスタ
と、直流電源に直列接続のスイツチと、スイツチ
に直列接続された溶接回路と、一方が両電解こん
でんさの接続点と両ゲートターンオフサイリスタ
の接続点とに共通して接続され、他方が直流電源
に接続された抵抗とで構成された主回路を備え、
抵抗による第1電解コンデンサのみの充電後にお
けるスイツチのオン動作後に第1及び第2ゲート
ターンオフサイリスタを交互に動作させることに
よつて第1及び第2電解コンデンサのそれぞれの
端子電圧が正となる時間領域のみ動作させてこれ
らに逆向きの充電を行わせないようにしたので、
電解コンデンサの寿命が増し、信頼性が高く、し
かも電源の保守の回数が少なくできるスポツト溶
接機を保ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す電気回路
図、第2図aは第1電解コンデンサの端子電圧の
波形を示す図、第2図bは第2電解コンデンサの
端子電圧の波形を示す図、第2図cは第1及び第
2ゲートターンオフサイリスタの動作を示す図、
第2図dは放電電流の波形を示す図、第3図は従
来のスポツト溶接機を示す電気回路図、第4図a
は電解コンデンサの端子電圧の波形を示す図、第
4図bは放電電流の波形を示す図である。 図において、1aは第1電解コンデンサ、1b
は第2電解コンデンサ、2はサイリスタスイツ
チ、3は溶接トランス(溶接回路)、4は被溶接
材、7は第1ゲートターンオフサイリスタ、7a
は第2ゲートターンオフサイリスタ、8は抵抗で
ある。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流電源に並列接続され、互いに略同一容量
    で極性を逆にした直列接続の第1及び第2電解コ
    ンデンサと、直流電源に並列接続され、互いのカ
    ソード側が直列接続され、且つ各アノード側が上
    記各電解コンデンサのプラス側に接続されている
    第1及び第2ゲートターンオフサイリスタと、直
    流電源に直列接続のスイツチと、スイツチに直列
    接続された被溶接材の溶接を行う溶接回路と、一
    方が上記両電解コンデンサの接続点と上記両ゲー
    トターンオフサイリスタの接続点とに共通して接
    続され、他方が直流電源に接続された抵抗とで主
    回路を構成し、直流電源による第1電解コンデン
    サのみの充電後におけるスイツチのオン動作時に
    第1電解コンデンサの充電電流を溶接回路に流す
    ようにしたことを特徴とするスポツト溶接機。
JP20521485A 1985-09-19 1985-09-19 スポツト溶接機 Granted JPS62156084A (ja)

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JP20521485A JPS62156084A (ja) 1985-09-19 1985-09-19 スポツト溶接機

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JPS62156084A JPS62156084A (ja) 1987-07-11
JPH0367477B2 true JPH0367477B2 (ja) 1991-10-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01258874A (ja) * 1988-04-07 1989-10-16 Mitsubishi Electric Corp サイリスタチョッパ回路
DE102007022263A1 (de) * 2007-05-09 2008-11-13 Nimak Gmbh Punktschweißverfahren, Punktschweißzange sowie Punktschweißverbindung
US9282601B2 (en) * 2012-05-17 2016-03-08 Ping Cheung Michael LAU Method for improving operation lifetime of capacitor, capacitor control circuit structure and use thereof

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JPS62156084A (ja) 1987-07-11

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