JPH0366937A - 空気緩衝装置と、これを使った収納装置 - Google Patents

空気緩衝装置と、これを使った収納装置

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JPH0366937A
JPH0366937A JP19946889A JP19946889A JPH0366937A JP H0366937 A JPH0366937 A JP H0366937A JP 19946889 A JP19946889 A JP 19946889A JP 19946889 A JP19946889 A JP 19946889A JP H0366937 A JPH0366937 A JP H0366937A
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air
cylinder
air chamber
dimension
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JP19946889A
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Toshio Hirohata
広幡 敏夫
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Nifco Inc
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Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は空気緩衝装置と、これを使った収納装置とに
関する。この場合、空気緩衝装置は物体を受止めるもの
てなく、速度を落して一定距離進行さるものを指す。
〈従来の技術〉 空気緩衝装置は空気の圧縮性と、細孔を通り得る流動性
とを活用し、外力で駆動されている物体の移動速度を落
し、所要距離だけ静かに進める。
第11図は車内の灰皿収納部等に使われている空気緩衝
装置の一例で、そのTは灰皿、11は収納ケース、12
はそのケースに付けた緩衝用シリンダ(空気室)、12
aは空気流通孔、13はピストン、13aは灰皿T側に
つけたピストンロッド、14は灰皿Tを押出すコイルバ
ネで、灰皿Tが収納ケース11内へ押込まれた時、その
位置に制止し、その後、灰皿Tがさらに少し押込まれる
と制止がはずれる制止機構の図は略した。
灰皿Tを図の矢印のようにケースll内へ押込むのは指
先で、ケース11から出てくる時はコイルバネ14の反
ばつ力によっている。その反ばつ力で灰皿が勢いよく飛
出すのを防止するための空気緩衝装置として、シリンダ
12とピストン13とを付は加えている。流通孔12a
からシリンダ12内への空気流入速度が、ピストン13
の進出速度を118するのである。
〈発明が解決しようとする課題〉 従来のシリンダ状空気室へピストンが出入する形の空気
緩衝装置は、第11図の例でいえば、収納ケース11の
後方に、灰皿10の行程より長いシリンダ12を突出さ
せねばならない、従って収納空間を大きくとれない場合
、適用が困難であった。
本発明者は緩衝行程以上の長さのシリンダ空気室とピス
トンを不可欠とした従来の固定概念を排し、空気室その
ものを伸縮性にする新型式の空気緩衝装置を考えた。
〈課題を解決するための手段〉 この発明の(1)の空気緩衝装置は、平面寸法が階段的
に増大又は減少する相似形の筒形又は環形の複数の胴部
材からなり、これらの胴部材を同軸に揃えると、その各
部材は次々と最大寸法の胴部材の内側に入り込める関係
寸法であり、その入り込んだ位置から最小寸法の胴部材
を引き出せば、各部材が階段状に連なって出るよう、隣
接部材同士が限定距離だけ、軸方向へ可動に係合してい
る伸縮胴と、上記伸縮胴の各胴部材内への外気出入を防
ぐ気密手段と、上記伸縮胴の両端をふさぎ。
必要に応じて通気孔を貫通させたそれぞれの部材とを備
えることを特徴とする。
この発明の(2)の空気緩衝装置は、平面寸法が階段的
に増大又は減少する相似形の、数個の底板つき筒形部材
からなり、これら部材を同じ向きで同軸に揃えると、各
部材は次々と最大寸法の部材の内側に入り込み得る関係
寸法であり、その入り込んだ位置から最小寸法の部材を
引出せば、各部材が階段状に連なって出るよう、隣接部
材同士が限定距離だけ、軸方向へ可動に係合している伸
縮胴と、上記伸縮胴の各部材内への外気出入を防ぐ気密
手段と、上記各部材に設けた、それぞれ独自寸法の通気
孔とを備え、上記通気孔の大小により、上記伸縮胴の伸
長、短、縮工程の途中速度に変化をもたすようにした事
を特徴とする。
この発明の(3)の、空気緩衝装置を使った収納装置は
、バネ反力に抗して収納部へ押込み、そこに制止した物
体を、さらに少し押込むと、制止機構がはずれて、上記
バネ反力により、該物体が外方へ出てくるようにした収
納装置において、上記物体と収納部の奥との間に、物体
の出入方向をそれぞれの軸方向とする押出用バネと請求
項(1)又は(2)の空気緩衝装置とを並設したことを
特徴とする。
〈作 用〉 従来のシリンダ形空気室とピストンによる緩衝装置は、
ピストンの出し入れによりシリンダ内の空気容積を次第
に拡大したり、縮小したりして。
空気流通孔による緩衝作用を得ている。
これに対しこの発明は、外力を受けた空気室自身が内容
積を変化させて、同様な目的を達する。
すなわち、この発明の(1)は伸縮胴に、その胴肉への
外気か出入するのを防ぐ気密手段と1両部材とを加えて
、伸縮する空気室を構成したから、上記螺材その他に外
気への通気孔を設ける事により、伸縮胴に加わる外力を
柔らげ1作動をゆるやかにする。
又、発明(2)は外見上は発明の(1)と同様な伸縮胴
であるが、その構成部材は底板つき筒形部材で、各部材
に独自寸法の通気孔を有する。従って神馬胴内部は複数
個の空気室に分かれており、これらの空気室が神ll1
l胴の伸縮動作により各個に拡大、縮小する。
そして、その拡大、縮小速度を左右する通気孔の寸法が
それぞれ独自の大きさになっているから、どの空気室が
主に働くかによって緩衝作用と、伸縮速度が変化する。
発明(3)は上記(1) (2)の緩衝装置を半自動式
収納装置に取入れたもので、収納部の奥に上記緩衝装置
とコイルバネとを並設したから、従来のように収納部の
裏側に緩衝用のシリンダ形空気室を長く突出させる事な
く、バネの強い押出力を柔らげ、押出速度を穏やかなも
のとする。
く実 施 例〉 この発明の(1)の実施例二種を第1〜4図に示す。
第1.2図は円筒形胴部材lが3個、望遠鏡のようには
め合わされて伸縮胴10を構威し、その両端を部材2,
3がふさいでいる。この場合、部材2は通気孔4をもち
、部材3はピストンを兼ねている。各部材1相互の摺動
部にオーリングを入れて気密手段5としている。
第3,4図の実施例は、円環形胴部材1が19個、ちょ
うちん形にはめ合わされ、縮めた時の厚みに比べ、伸ば
した長さを十分大きくしたものである。この場合、気密
手段5として第1.2図のようなオーリングを入れるか
、各胴部材lの摺動面にシール材を貼るか、あるいは各
胸部材lをちょうちんのタガ同様、単なる環材として、
隣接部材間を気密シート等により可動係合させる等、設
計者の周知技術と工夫にまかせる。
第5,6図はこの発明(2)の実施例である。この場合
の各胸部材1′は通気孔4付き底板1aを有し、伸縮胴
10′の内部は三つの空気室a、b。
Cに分かれる。第5図は各空気室が最大容積に伸びた状
態、第6図は各室かはゾ容積零に縮んだ状態である。
各胴部材1′相互間の摺動摩擦が同じなら、底板1aの
通気孔4が大きな空気室はど伸び縮みし易いから、その
摺動摩擦と通気孔4の大きさとを適宜組合わせる事によ
り、緩衝行程の途中速度に変化をもたせられる。第5,
6図の空気室aの通気孔4か最大で、空気室Cのそれが
最小であるから、第5図の上方から加圧されると、まず
空気室aか比較的速く加圧方向に圧縮され、空気室すは
やS遅く、最後の空気室Cは最も時間をかけて圧縮され
、静かに停止させるようになる0通気孔4は各部材1′
の周壁に設けてもよい。
第7,8図はこの発明(3)の実施例で、第11図の従
来技術と対比させるため、収納物体Tは第11図の灰皿
Tと同じにした。第11図と異なるのは、収納ケース1
1の後部に長く突出した緩衝用シリンダ12と、そこへ
入り込むピストン13が無くなり、代って、第1.2図
の緩衝装置実施例が収納物体Tと収納ケース11の奥と
の間に入った事である。もっとも第1.2図では部材2
にあった通気孔4を反対側端材3の方に設けて、ケース
11の後面に開口させている。その伸縮胴10の軸方向
はコイルバネ14と同様、収納物体Tの出入方向に合わ
せている事は言うまでもない。
第7図の、収納物体Tが使用位置に出た状態から、第8
図の収納位置へ押込まれた状態になる間、この発明の緩
衝装置の伸縮率は極めて大きいため、第11図の収納ケ
ース11の奥行を深くしなくても、そのま\、この発明
の収納ケースとする事もできる。
第9.1(1図の実施例は、第7,8図の実施例の伸縮
胴lOの最大外径を小さくして、収納ケース11の厚み
を極力薄くした実施例である。第1図、第7図で三段ま
であった伸縮胴10を昇降板6の上下に二段ずつに分け
、昇降板6の昇降により三段の場合と同じ緩衝行程にし
ている。即ち、第9図中央のFI4部材1.1が第1O
図のように入り込み縮んで一段、同じく左右それぞれの
胴部材1.1が縮んで二段、そして昇降板6が第9図の
位置から第10図の位置へ下がり、その下側左右の胴部
材lが、ピストン状に立上った端部材3と入れ込み合っ
て三段目の収縮が行なわれる。
以上、少数の実施例について説明したが、この1all
はその要旨を変えることなく、当業者の公知技術により
多様に変化、応用し得ることは言うまでもなく、発明の
(1)の胴部材相互間の可動係合機構は摺動係合と限ら
ず、伸縮胴の断面は円形と限らず1通気孔の位置は螺材
に限らず、また空気の洩出、浪人を利用すれば通気孔は
無くてもよい。
(発明の効果〉 外力を受けた物体の急進を抑え、速度を落して所要距離
進行させる空気緩衝装置としては従来、所要距離よりも
長いピストンロッドの先に、同様な長さのシリンダを設
置せねばならないものとされていた。
この発明は、長いシリンダへ長いピストンロッドをさし
込んで、シリンダ内の空気室を伸縮させるのでなく、空
気室そのものが外力により伸縮する方式を開いた。
すなわち、次々と入り込む寸法の筒又は環複数個と、螺
材と気密手段によって伸縮胴を作り、これに通気孔を設
ける事により、縮めた時の長さに比べ数倍の長さの緩衝
行程をもつ空4A!!衝装置を得た。
またこの発明の収納装置は、収納物体と収納部の奥との
間の比較的小さな空間に、上記緩衝装置と押出用バネと
が納まるから、従来のように収納部の後方へ緩衝用シリ
ンダを大きく突出させる余分な空間が不要になり、収納
装置の設置条件が著しく!l和された。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明(1)の空気緩衝装置の一実施例(伸
長状S)立面図、第2図は同じく最も短縮した状態の立
面図、第3図は別の実施例の短縮状態の立面図、第4図
は同じく伸長状態の立面図、第5図はこの発明(2)の
一実施例(伸長状態)立面図、第6図は同じく短縮状態
の立面図、第7図はこの発明(3)の収納装置の一実施
例平面図、第8図は同じく物体(灰皿)を収納した。状
態の平面図、第9,10図は別の実施例の使用中、収納
中それぞれの平面図、第11図は従来装置の平面図で、
図中、2.3は螺材、4は通気孔、5は気密手段、10
は伸縮胴、11は収納ケース、14はコイルバネである

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平面寸法が階段的に増大又は減少する相似形の筒
    形又は環形の複数の胴部材からなり、これらの胴部材を
    同軸に揃えると、その各部材は次々と最大寸法の胴部材
    の内側に入り込める関係寸法であり、その入り込んだ位
    置から最小寸法の胴部材を引き出せば、各部材が階段状
    に連なって出るよう、隣接部材同士が限定距離だけ、軸
    方向へ可動に係合している伸縮胴と、 上記伸縮胴の各胴部材内への外気出入を防ぐ気密手段と
    、 上記伸縮胴の両端をふさぎ、必要に応じて通気孔を貫通
    させたそれぞれの端材と、 を備えることを特徴とする空気緩衝装置。
  2. (2)平面寸法が階段的に増大又は減少する相似形の、
    複数個の底板つき筒形部材からなり、これら部材を同じ
    向きで同軸に揃えると、各部材は次々と最大寸法の部材
    の内側に入り込み得る関係寸法であり、その入り込んだ
    位置から最小寸法の部材を引出せば、各部材が階段状に
    連なって出るよう、隣接部材同士が限定距離だけ、軸方
    向へ可動に係合している伸縮胴と、 上記伸縮胴の各部材内への外気出入を防ぐ気密手段と、 上記各部材に設けた、それぞれ独自寸法の通気孔とを備
    え、 上記通気孔の大小により、上記伸縮胴の伸長、短縮工程
    の途中速度に変化をもたすようにした事を特徴とする空
    気緩衝装置。
  3. (3)バネ反力に抗して収納部へ押込み、そこに制止し
    た物体を、さらに少し押込むと、制止機構がはずれて、
    上記バネ反力により、該物体が外方へ出てくるようにし
    た収納装置において、 上記物体と収納部の奥との間に、物体の出入方向をそれ
    ぞれの軸方向とする押出用バネと請求項(1)又は(2
    )の空気緩衝装置とを並設したことを特徴とする収納装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030048344A (ko) * 2001-12-12 2003-06-19 아르투로 살리세 에스.피.에이. 이동식 가구 파트용 에어댐퍼
KR100584773B1 (ko) * 2001-10-17 2006-05-29 아르투로 살리세 에스.피.에이. 가동식 가구부품의 완충장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52112073A (en) * 1976-03-17 1977-09-20 Nippon Pneumatic Mfg Pneumatic spring device

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