JPH0366202B2 - - Google Patents

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JPH0366202B2
JPH0366202B2 JP56026714A JP2671481A JPH0366202B2 JP H0366202 B2 JPH0366202 B2 JP H0366202B2 JP 56026714 A JP56026714 A JP 56026714A JP 2671481 A JP2671481 A JP 2671481A JP H0366202 B2 JPH0366202 B2 JP H0366202B2
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JP
Japan
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packaging
tray
wall
front wall
section
Prior art date
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JP56026714A
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English (en)
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JPS56142102A (en
Inventor
Ii Uruman Jon
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Mead Corp
Original Assignee
Mead Corp
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Publication date
Application filed by Mead Corp filed Critical Mead Corp
Publication of JPS56142102A publication Critical patent/JPS56142102A/ja
Publication of JPH0366202B2 publication Critical patent/JPH0366202B2/ja
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)
  • Closing Of Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば24個のかんまたはびん等一群
の物品を段ボール製トレイに収納し、かんまたは
びん等を収納したトレイにフイルムシートを密に
かぶせるための物品の包装装置に関する。
(従来の技術) 予切断された段ボール製素材からトレイを作
り、このトレイに種々な製品を包装するための包
装装置は、例えば米国特許第3101654号及び米国
特許3196761号により公知である。
また、包装機としては、フイルムのロールから
フイルムシートを引出して次々にトレイの製品に
かぶせ、シートをトレイの少なくとも一組の対向
両壁に接着させ、製品をトレイに保持するように
したものは、米国特許第3890763号により知られ
ている。
さらに、上記包装機を改良した技術手段とし
て、包装されたトレイを、通常の段ボール製もの
に比べて、重量が軽く原価が安くトレイの収納し
た物品が相対運動をしないように固定しかつカバ
ーシートを透明のものとしたものも知られてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記形式の包装装置では、予切断された段ボー
ル製素材からトレイを作る機構及びトレイにか
ん、びん等の製品を入れる際の操作の高速化、品
質のより良いトレイの成形、包装機中での固定を
少なくして故障発生の際のトレイの成形や製品の
装入を制御することに改良の余地があり、また、
機械の停止の前に事故を処理し、連続運転時間を
長くして運転の信頼性を高めることに難点があ
る。
本発明の目的は、段ボール製トレイを次々に高
速で成形し、これらトレイの各々にかんまたはび
ん等の物品群を入れるための包装装置を提供する
にある。
(課題を解決すべき手段) 本発明の物品の包装装置は、予切断された厚紙
素材からトレイを作り、このトレイにかんまたは
びん等の物品を多数包装するための包装装置にお
いて、物品の送り方向上流側から順にホツパー
部、包装部、接着剤施与部、及びトレイ成形及び
シート装置を有し、上記ホツパー部は、折目線に
より底板とフラツプを有する前壁および後壁と一
組の側壁を形成する予切断された厚紙製素材の積
層体を保持するための装置と、素材積層体の底か
ら一つの素材を引出すためのカムで作動する引出
し装置と、素材の前壁を折目線に沿つて底板に対
して直立位置に折曲げるためのカム装置と、後壁
を折曲げるためのカム装置と、部分的に成形され
た素材をホツパー部からつぎに続く包装部へ押し
出すための装置と、ホツパー部から包装部への移
送の間素材に成形した前壁を底板に対して直立位
置に保つための装置を有し、上記包装部は、前壁
のフラツプを前壁に対して直角位置に折曲げるた
めの装置と、前壁の上端に係合して前壁を直角位
置に保つようにフラツプ上端位置を制御するため
の装置と、送られる物品を上面に載置するための
静止板と、後壁及び両側壁が静止板の下にある状
態に於て前壁を包装部の所望位置へ案内するため
のゲート装置と、物品群を静止板に送つて前壁と
接触させ素材を静止板の下から引出し素材及びか
ん群を包装部から下流にある他の静止板上へ送る
ための装置と、ゲート装置を前壁から離れるよう
に回転させ、包装部の静止板と下流にある静止板
との間に連絡橋を形成するための連結装置と、物
品を入れた部分的に成形されたトレイを接着剤施
与部に送るための装置を有し、上記接着剤施与部
は、トレイの両側壁の両端部に接着剤を施与する
装置を有し、上記トレイ成形及びシート装置は、
後壁フラツプを後壁とともに直角位置に位置させ
るための装置と、端壁を底壁とともに直角位置に
位置させかつ前壁フラツプと後壁フラツプとを接
着結合するための装置とを有して構成される。
(作用) 本発明の物品の包装装置においては、ホツパー
部において、保持装置に保持された厚紙製素材積
層体から、引出し装置により素材積層体の底から
一つの素材を引出し、その引出された素材の前壁
および後壁をカム装置により折目線に沿つて底板
に対して直立するように折曲げ、部分的に成形さ
れた素材をその状態を保ちながらホツパー部から
つぎに続く包装部へ押し出し、この包装部におい
て、素材の前壁に設けたフラツプを前壁に対して
直角位置に折曲げ、前壁が直角位置を保つように
しながら素材の後壁及び両側壁が静止板の下側に
位置するように配置し、送られる物品を静止板の
上に配置し、ゲート装置により素材の前壁を包装
部の所望位置へ案内し、送り装置により物品群を
静止板上に送つて素材の前壁と接触させ、つい
で、連結装置により形成された連絡橋により静止
板の下から引出し素材及びかん群を包装部から下
流にある他の静止板へ送り、物品を入れた部分的
に成形されたトレイを接着剤施与部に送り、この
接着剤施与部において、トレイの両側壁の両端部
に接着剤を施与し、後壁フラツプを後壁とともに
直角位置に位置させ、端壁を底壁とともに直角位
置に位置させ、前壁フラツプと後壁フラツプとを
接着結合することにより物品包装体が形成され
る。
(実施例) 以下、以下本発明の一実施例を図面につき説明
する。
第1A図および第1B図において、符号1は物
品の包装装置を示し、この包装装置1は、物品通
路に沿つて上流側から順に、供給装置10、通路
分割部12、集合装置14、ホツパー部16、包
装部18、接着剤施与部20、接着片シート装置
22、フイルムラツパー24、フイルムシーラ2
6および加熱トンネル28を有している。
供給装置10は、供給コンベヤを備え、密接配
置されたかん30の流れを通路分割部12へ送
る。通路分割部12は、5列の通路案内32を有
し、各通路案内32は、下流側に位置する集合装
置14に送られるかん30を分離した6列に分け
る。
集合装置14は、押しバーコンベヤのスプロケ
ツト214からクラツチ駆動され、トレイに入れ
られるかん群31を予定時間間隔毎に放出する。
代表的には、上記かん群は幅方向に6ケのかん、
長手方向に4ケのかんであり、一包装に24ケのか
んが送られるが、通路分割部12を適当に調節す
ることにより、例えば、幅方向に4ケ、長手方向
に3ケのかん群(一箱に対して12ケの群)とする
こともできる。この集合装置14は包装装置全体
を制御する計量装置として作用し、包装部18へ
のかん群31及びトレイの素材の送りを制御す
る。
集合装置は、集合装置クラツチが再係合する前
に包装装置の速度を低速に落とすように制御され
る。第1A図及び第1B図に示す包装装置は、1
分間に75ケの満杯されたトレイを作る速度を有
し、例えば事故が生じた時に包装装置を掃除しよ
うとする場合には、操作者が集合装置14を切替
えて、包装装置の速度を1分間に60ケの満杯され
たトレイを作る速度に落とす。集合装置14が係
合する時には1〜2秒間の遅れがあり、その後包
装装置が全速に上げられる。操作者による制御盤
は第1A図に33として示されている。
ホツパー部16は、第3図に示す如く、保持バ
ーブラケツト34、摺動保持バー36、保持バー
38、ホツパークランプバー40、ホツパー後方
保持体42、後壁折曲カム、ホツパー前方保持体
46、前壁折曲カム48及びホツパー積層体端部
案内50を有する。このホツパー部16には、ブ
ラケツト51に保持された素材案内52、素材案
内54、素材案内間隔片56、素材供給案内5
8、フラツプ保持案内板60及び前壁保持案内1
22が設けられている。
一方ホツパー部16の内部には、第4図及び第
6図に示す如く、段ボール製素材66の積層体6
5が置かれる。各素材66は、トレイの成形を易
にする為に予切断される。トレイは底板67、前
壁68、後壁70、両側壁72,74を有する。
さらに、素材66には、後壁70の両側端に後壁
容フラツプ76及び前壁68の両側端に前壁フラ
ツプ78が設けられ、さらに、前壁折目線80、
後壁折目線82、側壁折目線84,86及びフラ
ツプ76,78の為の折目線(これらは側壁折目
線84,86の延長からなる)が作られる。
ホツパー部16は、第5図及び第7図に示す如
く、垂直方向に往復動する真空カツプ装置88を
有し、この真空カツプ装置88は、適当な真空ポ
ンプ(図示なし)に連結され、ホツパー部16に
置かれた素材の積層体65から最下位の素材66
を引下ろす為の駆動手段を有する。真空カツプ手
段88は4ケの長円形の真空カツプ90,92,
94,96を有し、この真空カツプ手段88を上
下する為の機構は真空カツプ持上げ板98、プツ
シヤー板74、プツシヤー板ブラケツト100、
ブロツクプツシヤー案内102、プツシヤーリン
クロツド104、ロツド端106、真空カツプレ
バーアーム108及び従動子112を有する表面
カム110を有し、表面カム110は特殊なカム
道(図示なし)を有し、このカム道に従動子11
2が沿うことによりレバーアーム108がピボツ
ト114を中心として揺動し、プツシヤーリンク
ロツド104及びプツシヤー板ブラケツト100
を経て真空カツプ持上げ板98が上下し、よつ
て、4ケの真空カツプ90,92,94,96が
積層体65の最下方の素材66に係合し、この素
材66を包装部18に送る位置に引下ろす。
真空カツプ手段88は、表面カム110の特殊
なカム道により最下方の素材66に向けて迅速に
上げられるが、上記真空カツプ手段88の下降速
度は最初は低速であり、ついで再び高速になる。
真空カツプ手段88の上昇下降の結果として、一
つ以上の素材66が積層65体から引下ろされる
ことはほとんどない。このようにカムの制御によ
り上昇を急速にし、最初の下降を遅くしてホツパ
ー部16から一つの素材66のみが引出されるよ
うにし、ついで再び下降を速くする。最初の遅い
下降は、空気が引下ろされる素材66と次の素材
との間に入り込み、よつて、次の素材をも引下ろ
そうとする吸引効果が打消され、積層体から一度
に一つの素材のみを引出すことになる。
第5図に示す如く、真空カツプ手段88には、
二組の真空カツプ90,94と92,96との間
の間隔を調節する為のクランプ板116が設けら
れ、真空カツプ90,94はその位置を固定する
が、クランプ板116を弛めることにより、ホツ
パー部16の上流側に置かれたカツプ92,96
の位置をカツプ90,94の位置に対して調節で
きる。
第3図ないし第6図に示す如く、ホツパー部1
6の後方保持体42には突出部118が、また前
方保持体46には突出部120が設けられてい
る。上記突出部118及び120は積層切離器で
あり、その目的は、積層体をゆすぶり、第6図に
示す如く素材を相互に垂直方向に動かし、素材の
底面への圧力、特にフラツプ折曲カム44及び4
8に係合する素材の底の表面積を極小にすること
にある。
第4図に示すホツパー部の斜視図では、素材6
6は既に下げられ、包装部18に進められる状態
にある。素材66の前壁68は既に、底板67に
対して垂直な位置に直立されているが、この直立
操作は、素材66が引下ろされる時にカム48に
より行われる。さらにこの時には、素材66の後
壁の為の折目線82も折曲げられる。前壁68は
上側棚124を有するプラスチツク製案内122
により捕捉され、素材66が真空カツプ手段88
により引下ろされる時に前壁68の上端が上側棚
124を滑り落ち、上側棚124により捕捉され
る、即ち前壁68の上端は上側棚124上を滑り
落ち、前壁68の折目線80の所で折曲げられる
ことにより、上側棚124の下に入り、前壁68
が底板67に対して直立位置に保たれる。このよ
うに前壁68を底壁に対して直立に保つことで素
材66の曲がりが生じない。
ついで、後壁折曲カム44により素材66の後
壁70が上方に折曲げられ、かつ、下方に折曲げ
られる。後壁70は、素材66の垂直位置に上げ
る為の後の操作を防げないように予折曲げされ
る。
第3図、第4図及び第7図に示すプツシーバー
126は、軸128により(第7図に示す)空気
シリンダ130に連結される。プツシヤーバー1
26は、作動状態では、素材66の側端に係合
し、素材66を包装部18へ進めるための素材コ
ンベヤ132と係合する位置に動かす。
素材コンベヤ132は、第7図及び第8図に示
す如く、チエイン駆動機構136により駆動され
る無端ベルト134を有する。第4図に示す如
く、ホツパー部16内の素材コンベヤ132に
は、二組の供給ローラ138及び140が設けら
れ、これら供給ローラ138及び140は、第5
図に示す如く下方に置かれたローラ141と協力
して素材66をベルト134と係合するように案
内する。
包装部18は、第8図に示す如く、静止板14
2を有し、この静止板142の上面にかん群(例
えば、幅方向6ケ、長手方向4ケの群)が集合装
置14から送られる。さらに、素材66がコンベ
ヤ132により静止板142と協力する位置に
次々に送られ、この際、各素材66の底板67、
後壁70及び両側壁72,74は静止板142の
下に置かれ、素材66の前壁68は静止板142
より上方に出、案内122により直立位置に保た
れ、この案内122は静止板142の端近くに保
たれる。さらに包装部18にはプラスチツク製の
素材停止体144が設けられ、この素材停止体1
44に素材66の側壁が衝接しコンベヤ132に
よるホツパー部16から包装部18への素材66
の横方向運動が押さえられる。上記供給ローラ1
38,140,141は、素材66が停止体14
4に衝接すると素材から離れるように設けられ
る。これは、素材66がローラ138,140,
141に係合されていると素材66が静止板14
2の下から自由に出られないからである。
第8図に示す如く、集合装置14の出口端には
6ケの関節連結された駆動チエイン146が設け
られ、これら駆動チエイン146は、(横方向6
ケ、長手方向4ケの)かんの群を包装部18に送
るが、かんの次の群を静止板142上に送ること
はない。この目的及び各トレイに入れられるかん
群をさらに下流に送るために、第9図に147と
して示すかん送り手段が設けられる。
かん送り手段147は、一組のチエイン148
を有し、チエイン148には5つの送りバー15
0が取付けられている。送りバー150は、チエ
イン148に沿つて等間隔を隔てて置かれ、チエ
イン148により軌道中で動かされ、チエイン1
54により、集合装置及びかん送り手段147の
為のスプロケツト152から駆動される。
作動に於ては、第9図ないし第11図に示す如
く、各送りバー150は次々にかん送り手段14
7の尾端スプロケツト166の周りを回り、かん
群31が通路案内32から出て包装部18に近づ
く時にかん群31の後壁156に後方から近づい
てこれに係合する。これにより、かん群31が静
止板142上に押上げられ、かん群31の前壁1
60が、直立された素材66の前壁68に係合
し、ついで、包装部18の所要位置に置かれる。
第10図及び第11図に示す如く、かん送りバ
ー150の各々は矩形であり、カム従動子(ロー
ラ)164により制御されるばね板162を有
し、カムローラ164は、かん送りバー150が
スプロケツト156を回る時にかん送り手段14
7の上流側に於てカム168のカム道170を打
ち、これにより、かん送りバー150及びばね板
162が90゜回転し、ばね162がかん群31を
押す位置に置かれる。かん送りバー150はロツ
ク状態に保持される。そこには5つのかん送りバ
ー150及びカムローラ164が設けられてい
る。かんが押される時に前方に転倒するのを防ぐ
ために、ばね板162の形は、かん群31の後壁
156に下方の位置(重心より下の位置)で係合
するようにすることが望ましい。通路案内32の
かん送り手段147の尾端スプロケツト166に
近い端はかん送りバー150の通過を許すために
切断されるが、これは、ばね板162が通路案内
32に接触するのを防ぐためである。
さらに、かん群31が静止板142上に送られ
る時に上記かん群を押さえつけて置くための手段
172(第9図)を設けることが望ましく、この
かん群押さえ手段172は、耐久性のあるプラス
チツクシートで作られ、かんが前方に倒れるのを
を防ぐようにかん群31の上端を押さる。
第10図は、かん群31が送りバー150に係
合された直後の状態を示すが、上記かん群押さえ
手段172は図面の簡単化のために図示されてい
ない。図示の如くかん群31の前壁160はまだ
素材66の直立化された前壁68から若干の距離
にあり、従つて、上記前壁68、前壁片78及
び、78の為の折目線が見える。
第12図は、第10図と同様な包装部18の図
であるが、かん群31の前壁160が素材66の
前壁68に係合して素材66を静止板142の下
から引出す状態を示すために、かん群31中の若
干のかんが示されていない。即ち、第12図は、
素材66が静止板142の下から引出される時の
状態を示し、トレイの前方フラツプ78はカムシ
ユーにより折曲げ始められ、折曲げられた前方フ
ラツプ78の上端は棚178の下に捕捉されてそ
の曲げられた状態を保つ。素材66の前壁68の
他側には同様なカムシユー174(図示なし)が
設けられ、よつて、他方の前方フラツプ78も成
形され始める。前方フラツプ78は、これらを棚
178の下に保つ為に両側壁72,74より1/16
″(0.1587cm)高く作られ、これにより、トレイ
が直角に作られる。上記前方フラツプ78が成形
される時に素材の前壁68は、案内122により
保たれていないにも拘らず、垂直直立位置に保た
れる。
第8図、第9図及び第13図に示す如く、さら
にトレイゲート176が設けられ、このトレイゲ
ート176は、垂直位置にある時には、素材66
を、“包装機の喉”と称せられる開口を横切つて
ホツパー部16から包装部18へ案内する。上記
ゲート176は、先行するフラツプ78を成形す
るカムシユーを通過した素材66の先行端を捕え
る役をし、これにより、素材の前壁68の垂直位
置が保たれる。ゲート176は素材66を案内
し、前壁68が案内122から離れる迄前壁68
を保持し、上記案内122は、第12図に示す如
く、シユー174の近くで了る。即ち、前壁68
の先行端は、素材の先行端が外方シユーに達し、
前壁68の両端にあるフラツプ78が内方シユー
174及び、これに相当する外方シユーにより後
方に折曲げられるに至る迄その位置を保つ。
第9図に示す如く、ゲート176は、空気シリ
ンダ178、トレイ停止シリンダレバー、粗材ゲ
ート軸182、トレイ停止レバー軸184、トレ
イゲートロツド186及びゲートヒンジピン18
8により、図示の直立位置と水平位置との間を作
動し、空気シリンダ178が作動するとゲート1
76は水平位置に下げられ、よつて、かん群31
がかん送り手段147によりゲートを横切つて次
の静止板190上へ運ばれる。
本発明に於ては、素材66がゲート174によ
り案内されて、ホツパー部16と包装部18との
間の“包装機の喉”を横切り、前壁68及び外方
フラツプ78が成形シユーを通過すると、ゲート
176はその任務を完了し、かん群31が入つて
その前壁160が素材66の前壁68に接触する
直前に空気シリンダ178が作動して、ゲート1
76は垂直位置から水平位置に動かされる。上記
水平位置に於ては、ゲート176は、素材66の
前方部を、〓間(前記“包装機の喉”)や横切つ
て次の短かい静止板190上へ送る為の連絡橋の
役をする。静止板190上から、かん群31を入
れられて部分的に成形された素材66がプツシヤ
ーコンベヤ192により接着剤施与部20に送ら
れ、上記コンベヤ192は部分的に成形された素
材及びかん群31を後述するトレイ直立化及びシ
ール手段191へ送る役をもする。
第1A図及び第2A図に示す如く、接着剤施与
部20は4ケのスプレーガン194,196,1
98,200を有し、これらのスプレーガンは、
まだ平らな(即ち、素材の底板67に対して直角
な位置に上げられてない)両側壁72,74の両
端部に向けて下向きに接着剤をスプレーする。
プツシヤーバーコンベヤ192は、第14B図
及び第16図に示す如く、第一組のチエイン20
2及び第二組のチエイン203を有し、これらチ
エインはギヤボツクス207からチエイン206
及びスプロケツト208を経て駆動される。第一
組のチエイン202間には多数の前方プツシヤー
バー204が取付けられ、同様に、第二組のチエ
イン203間には多数の後方プツシヤーバー20
5が取付けられ、よつて、前方プツシヤーバー2
04と後方プツシヤーバー205との多数の組が
形成され、各組のプツシヤーバー204とプツシ
ヤーバー205との間の間隔は、前方プツシヤー
バー204が(製品を入れられた)トレイの前壁
68に接触し、後方プツシヤーバー205がトレ
イの後壁70に接触し上記トレイを把握するよう
に定められる。前壁と後壁との間の間隔が異なる
トレイを把握する為に前方プツシヤーバー204
と後方プツシヤーバー205との間の間隔を調節
する為の適当な手段を設けることが望ましい。
第15A図に示す如く、プツシヤーバーチエイ
ン202及び203の尾端軸210には“フエル
グソン”の過荷重カツプリング212及び集合装
置14及びかん送り装置147の為の二重駆動ス
プロケツト214が設けられ、よつて、スプロケ
ツト214とかん送り装置147のスプロケツト
152との間に、第1A図に154として示すチ
エイン駆動が与えられる。第1A図に示す駆動チ
エイン215は集合装置14及び6ケのチエイン
146を駆動する。スプロケツト152は空気ク
ラツチに取付けられ、この空気クラツチは、故障
が生じた際にかん送り装置147の駆動を止め
る。
プツシヤーバーコンベヤ192は、さらに、多
数の静止板215を有し、この静止板上で素材6
6及びかん群31が押し進められる。コンベヤ1
92の作動時に、後方バー205は(製品を入れ
られた)トレイの背後からこのトレイに近づき、
後壁70を底板67に対して直角な位置に押し上
げ、ついで、トレイの前壁68が前方バー204
に係合する位置に押され、前壁68の直立位置は
素材66の前壁68と棚175との協力により保
たれる。
素材66が、前壁68及び後壁70をともに底
板67に対して垂直な位置に置いた状態で包装部
18から前方に進められる時に、第15A図に示
す如くコンベヤ192の両側に置かれたフラツプ
折曲げ器216及び218が揺動して、素材66
の後壁片76が内方に折曲げられる。折曲げ器2
16及び218は軸220に取付けられ、この軸
220は、カム222によりレバー腕224を経
て揺動され、レバー腕224はその端に、カム2
22のカム面と係合する従動子226を有する。
素材66及びかん群がバー204及び205に
よりさらに進められると、後壁接着片76が側方
案内228により、内方に折曲げられた位置に捕
捉され、上記接着片76がこの様に捕捉される
と、素材及びかん群は接着剤施与装置20に送ら
れ、ここで、前述した如く、まだ水平位置にある
各側壁72及び74の両端部に向けて下向きに接
着剤がスプレーされる。
上記接着剤施与装置20の次に素材66及びか
ん群はバー204及び205によりシール手段1
91を通過する様に進められる。シール手段19
1は、第14A図に示す如く、一組の折曲げバー
230を有し、一組の折曲げバー230は両側壁
72及び74を直立化させる働きをし、各折曲げ
バー230の端には接着片案内232が設けられ
る。さらに進められると、両側壁72及び74
は、対向する圧縮板234の間に捕捉され、圧縮
板234は包装機1のシール場所22中に於てコ
ンベヤ192の両側に置かれる。シール場所22
に於ては、両側壁72及び74の両端部に施与さ
れた接着剤が乾燥されて、両側壁72,74と前
壁68の接着片78及び後壁70の接着片76と
の間に強力な接合が形成され、よつて、かん群3
1の周りに完成されたトレイ、即ち、かん群31
が満杯されたトレイが形成される。コンベヤ19
2の出口端には取出レベル236が設けられ、取
出レベル236は満杯されたトレイを後方バー2
05から少し速い速度で引出し、これにより、バ
ー205がコンベヤ192の端を回る時にこのバ
ーによりトレイが損傷されない。
コンベヤ192から離れた後、第1図及び第2
図に示す如く、満杯されたトレイはフイルムラツ
パー24に送られ、ここで、満杯されたトレイに
フイルムシート、例えば、薄いポリエチレンフイ
ルムまたは紙がかぶせられる。フイルムラツパー
24からトレイは排出コンベヤ238(第1B
図)によりフイルムシーラ26に送られ、ここ
で、フイルムがトレイの壁に接着されてフイルム
とトレイとの間に堅固な接合が形成される。つい
でトレイは加熱トンネル28に送られ、ここで、
満杯されてフイルムをかぶせらたトレイが緊密な
包装に形成される。
フイルムラツパー24、フイルムシーラ26及
び加熱トンネル28は、本発明者による前述の米
国出願683611号に示された如く構成配置される事
が望ましく、従つて、ここにはこれに就ての詳述
は不要と考えるが、唯、フイルムラツパー24及
びフイルムシーラ26には、トレイを、一定張力
フイルム巻戻し手段から延びるフイルムシートに
対して押付ける為の駆動手段が設けられ、上記押
付けの後に、送りバーによりフイルムが、包装さ
れた製品の上端上及びトレイの後壁に対して密に
引張られる事のみを述べる。トレイに対するフイ
ルムの圧力は、フイルムをトレイの壁に押付けて
フイルムとトレイとの間に堅固な接合を作るのに
有効である。
上述した如く、数個のコンベヤを駆動する為に
数個のモータを有する駆動手段が設けられるが、
これらのモータは、米国特許3101654号、3196761
号、3890763号に示された駆動手段と同様である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、段ボール製
トレイを次々に高速で成形し、これらトレイの
各々にかんまたはびん等の物品群を入れた物品包
装体を連続して成形できる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明による物品の包装装置の左側
部分の側面図、第1B図は本発明による物品の包
装装置の右側部分の側面図、第2A図は同包装装
置の左側部分の平面図、第2B図は同包装装置の
右側部分の平面図、第3図は第1図中の包装部か
ら見たホツパー部の立面図、第4図及び第5図
は、第1図中の包装部に向けて見たホツパー部の
部分斜視図、第6図はトレイの素材積層体を示す
斜視図、第7図は第3図の右側から見たホツパー
部を示す図、第8図は素材コンベヤ、包装部の静
止板、素材を静止板及び集合装置コンベヤに送る
為の手段及び下流にあるゲート装置を示す斜視
図、第9図は包装部の拡大側面図、第10図はか
ん群がかん送り手段により捕捉された状態を示す
斜視図、第11図はかん送りバーの一つ及びこれ
に付属する作動カムを示す斜視図、第12図はか
ん群の前壁が素材の前壁に接触し、素材の前壁端
のフラツプが成形された状態を示す斜視図、第1
3図は包装部を下流から見た断面図、第14A図
は包装部から接着剤施与部に至るプツシヤーバー
コンベヤの拡大側面図、第14B図はフイルムラ
ツパからてフイルムシーラに至るプツシヤーバー
コンベヤの拡大側面図、第15A図は第14A図
に示すプツシヤーバーコンベヤの平面図、第15
B図は第14B図に示すプツシヤーバーコンベヤ
の平面図、第16図はプツシヤーバーコンベヤ及
び排出ベルトの為のチエイン駆動を示す斜視図で
ある。 1…包装装置機、10…供給装置器、12…通
路分割部、14…集合装置、16…ホツパー部、
18…包装部、20…接着剤施与部、22…接着
片シール装置、24…フイルムラツパー、26…
フイルムシーラ、28…加熱トンネル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予切断された厚紙素材からトレイを作り、こ
    のトレイにかんまたはびん等の物品を多数包装す
    るための包装装置において、物品の送り方向上流
    側から順にホツパー部、包装部、接着剤施与部、
    及びトレイ成形及びシール装置を有し、上記ホツ
    パー部は、折目線により底板とフラツプを有する
    前壁および後壁と一組の側壁を形成する予切断さ
    れた厚紙製素材の積層体を保持するための装置
    と、素材積層体の底から一つの素材を引出すため
    のカムで作動する引出し装置と、素材の前壁を折
    目線に沿つて底板に対して直立位置に折曲げるた
    めのカム装置と、後壁を折曲げるためのカム装置
    と、部分的に成形された素材をホツパー部からつ
    ぎに続く包装部へ押し出すための装置と、ホツパ
    ー部から包装部への移送の間素材に成形した前壁
    を底板に対して直立位置に保つための装置を有
    し、上記包装部は、前壁のフラツプを前壁に対し
    て直角位置に折曲げるための装置と、前壁の上端
    に係合して前壁を直角位置に保つようにフラツプ
    上端位置を制御するための装置と、送られる物品
    を上面に載置するための静止板と、後壁及び両側
    壁が静止板の下にある状態に於て前壁を包装部の
    所望位置へ案内するためのゲート装置と、物品群
    を静止板上に送つて前壁と接触させ素材を静止板
    の下から引出し素材及びかん群を包装部から下流
    にある他の静止板上へ送るための装置と、ゲート
    装置を前壁から離れるように回転させ、包装部の
    静止板と下流にある静止板との間に連絡橋を形成
    するための連結装置と、物品を入れた部分的に成
    形されたトレイを接着剤施与部に送るための装置
    を有し、上記接着剤施与部は、トレイの両側壁の
    両端部に接着剤を施与する装置を有し、上記トレ
    イ成形及びシール装置は、後壁フラツプを後壁と
    ともに直角位置に位置させるための装置と、端壁
    を底壁とともに直角位置に位置させかつ前壁フラ
    ツプと後壁フラツプとを接着結合するための装置
    とを有することを特徴とする包装装置。 2 トレイ成形及びシール装置が、物品を入れた
    トレイをフイルムシートで覆う装置と、このフイ
    ルムシートを収縮させて密な包装品を作るための
    装置を有することを特徴とする請求項1記載の包
    装装置。 3 物品を入れたトレイを包装部から下流側に送
    る装置は、2組の押しバーを備えた押しバーコン
    ベヤを有し、各組の押しバーの後端バーは、後壁
    を底壁とともに直角位置に動かしかつ前壁を対応
    する押しバーコンベヤの前端バーに係合するよう
    にトレイの後壁に係合することを特徴とする請求
    項1記載の包装装置。 4 押しバーコンベヤが、後端バーを支持する第
    1チエンと、前端バーを支持する第2チエンと、
    押しバーコンベヤの下流端に設けた第1チエンお
    よび第2チエンのためのスプロケツトと、押しバ
    ーコンベヤの下流端に設けた満たされたトレイを
    高速で送るための送りコンベヤとを有することを
    特徴とする請求項3記載の包装装置。 5 トレイ成形及びシール装置が、後壁フラツプ
    を後壁とともに直角位置に保持するための側部案
    内と、ロールバーとフラツプ案内を備え端壁を底
    壁とともに直角位置にするための装置と、圧縮プ
    レートを備え端壁を前壁フラツプおよび後壁フラ
    ツプにシールするための装置を有することを特徴
    とする請求項3記載の包装装置。
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