JPH0366112B2 - - Google Patents

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JPH0366112B2
JPH0366112B2 JP61090398A JP9039886A JPH0366112B2 JP H0366112 B2 JPH0366112 B2 JP H0366112B2 JP 61090398 A JP61090398 A JP 61090398A JP 9039886 A JP9039886 A JP 9039886A JP H0366112 B2 JPH0366112 B2 JP H0366112B2
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JP
Japan
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nozzle
pressure water
abrasive
abrasive liquid
passage
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61090398A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62246500A (ja
Inventor
Masanori Kyoshige
Takeshi Horikawa
Tomonobu Okada
Takashi Kawashima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP61090398A priority Critical patent/JPS62246500A/ja
Priority to KR1019870001380A priority patent/KR930008692B1/ko
Priority to CN87100891A priority patent/CN1007795B/zh
Priority to US07/017,345 priority patent/US4872293A/en
Publication of JPS62246500A publication Critical patent/JPS62246500A/ja
Priority to US07/367,714 priority patent/US5018317A/en
Publication of JPH0366112B2 publication Critical patent/JPH0366112B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はウオータジエツト切断用ノズルに関
するものである。
(従来の技術) 従来のウオータジエツト切断用ノズルの一例と
しては、例えば実開昭60−36154号公報に記載さ
れたものを挙げることができる。このウオータジ
エツト切断用ノズルは、第4図〜第6図に示すよ
うに、ノズル本体51と、このノズル本体51内
において先端側に向けて順次配置された高圧水ノ
ズル52、ノズル混合室53及びアブレツシブノ
ズルチツプ54とを有するものであつて、上記ノ
ズル本体51には、上記ノズル混合室53に砥粒
を導入するための砥粒導入路55が形成されてい
る。また上記ノズル混合室53内には、高圧水流
をアブレツシブノズルチツプ54に誘導するため
の誘導部材56が配置されており、この誘導部材
56には、上記砥粒導入路55の先端開口部に対
向して開口する断面V形の縦溝57が形成されて
いる。したがつて、高圧水ノズル52から噴射さ
れた高圧水流は、上記縦溝57に沿つて流れる間
に側方から導入された砥粒と混合されることとな
る。
(発明が解決しようとする問題点) ところで上記したウオータジエツト切断用ノズ
ルにおいては、縦溝57内を流れる高圧水流に一
方向から砥粒を混入することから上記砥粒が偏流
する状態となり、このため、ノズル混合室53内
及びアブレツシブノズルチツプ54のノズル孔5
8内に局部的な摩耗、すなわち偏肉部59が形成
されるという欠点がある(第4図及び第6図参
照)。したがつて、それらの部品の寿命が比較的
短期となり、またアブレツシブノズルチツプ54
から噴射される噴流の安定性も悪いので、高精度
の切断ができないという不具合の生ずることがあ
る。
また本出願人は、先の特許出願(特願昭61−
36072号)において、上記砥粒に代えて、平均粒
径100μm以下のアルミナ系等の微粒研摩材を20
〜70%含有する懸濁砥粒液を高圧水流に混入する
方法を提案し、これによりアブレツシブノズルチ
ツプの摩耗を低減し得ることを開示したが、この
ように懸濁砥粒液を使用する場合でも、上記のよ
うな構造のウオータジエツト切断用ノズルにおい
ては、懸濁砥粒液が偏流することとなつて、同様
の不具合が生ずることが予想される。
この発明は上記した従来の問題点を解決するた
めになされたものであつて、その目的は、高圧水
流に混入した懸濁砥粒液を偏流するのを防止する
ことができ、これによりアブレツシブノズルチツ
プ等の局部的な摩耗を防止することのできるウオ
ータジエツト切断用ノズルを提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明のウオータジエツト切断用ノズル
においては、ノズル本体に、高圧水ノズルと内筒
とアブレツシブノズルチツプとを先端側に向けて
順次に装着し、上記高圧水ノズルから噴射される
高圧水を、上記内筒に設けた円形断面の高圧水通
路を経由して上記アブレツシブノズルチツプから
噴射すべく構成し、上記ノズル本体には、上記内
筒の周囲の位置に環状の懸濁砥粒液通路を形成す
ると共に、この懸濁砥粒液通路に懸濁砥粒液導入
路を接続し、さらに上記内筒には、上記懸濁砥粒
液通路を上記高圧水通路に連通させる複数の砥粒
液供給孔を、互いに周方向に位置をずらせて穿設
し、上記各砥粒液供給孔は、上記円形断面の高圧
水通路に、その接線方向に交差した状態で連通し
ていることを特徴としている。
(作用) 上記したウオータジエツト切断用ノズルにおい
ては、複数の砥粒液供給孔を周方向に位置をずら
して配置してあるので、高圧水ノズルから高圧水
流が噴射されると、砥粒液供給孔を通してその周
囲に懸濁砥粒液が供給、混入される状態となる。
また上記各砥粒液供給孔は、高圧水通路に対して
接線方向に交差した状態で連通しているので、懸
濁砥粒液は旋回状態で高圧水に混入する。したが
つて、高圧水流に混入した懸濁砥粒液が偏流した
り、懸濁砥粒液の混入によつて乱流が発生するこ
とがないので、高圧水通路及びアブレツシブノズ
ルチツプの局部的な摩耗を防止できることとな
り、その結果、それらの部品の長寿命化を図るこ
とが可能になると共に、噴流の安定性を向上させ
て高精度の切断を可能にし得ることとなる。
(実施例) 次にこの発明のウオータジエツト切断用ノズル
の具体的な実施例につき、図面を参照しつつ詳細
に説明する。
第1図〜第3図において、1はウオータジエツ
ト切断用ノズル、2はそのノズル本体であつて、
このノズル本体2の軸心部には貫通孔3が穿設さ
れている。この貫通孔3の基端側部分は先端側部
分よりも口径が大きくされており、その境界部分
には段部4が周設されている。段部4にはノズル
保持具5が貫通孔3に嵌入させた状態で当接され
ているが、このノズル保持具5は、軸心部に高圧
水ノズル6を保持しており、その後方から貫通孔
3内に螺入されたアダプター7により段部4との
間で挟持、固定されている。上記アダプター7
は、高圧水供給ホースとの接続を行なうためのも
のである。上記ノズル本体2の先端部には、ノズ
ルホルダ8を介してアブレツシブノズルチツプ9
が取着されており、このアブレツシブノズルチツ
プ9と上記ノズル保持具5との間には、高圧水と
懸濁砥粒とを混合するためのノズル混合室10が
形成されている。そしてこのノズル混合室10内
には、軸心部に高圧水通路11を有する内筒12
が配置されているが、この内筒12の先端側部分
はノズル本体2の貫通孔3とほぼ同径に、基端側
部分はこれよりも小径にそれぞれ形成されてい
る。したがつて、上記ノズル混合室10は、この
実施例においては、上記内筒12の基端側部分の
周囲に円筒上に形成されており、この部分が、以
下で明らかになるように懸濁砥粒液通路となされ
ている。一方、上記ノズル本体2には、上記ノズ
ル混合室10に接線方向に交わるようにして懸濁
砥粒液導入路13が形成されおり、この懸濁砥粒
液導入路13からノズル混合室10内に懸濁砥粒
液が導入されると、第2図に矢印で示すようにノ
ズル混合室10内を旋回する状態となるのである
が、この懸濁砥粒液を上記高圧水通路11に供給
すべく上記内筒12には、ノズル混合室10と上
記高圧水通路11とを連通する複数の砥粒液供給
孔14…14が穿設されている。この砥粒液供給
孔14…14は、それぞれ周方向に等間隔おきに
位置をずらせて高圧水通路11と接線方向に交わ
るようにして配置されており、また各入口は内筒
12の大径部と小径部との境界部に、各出口は高
圧水通路11の先端部に、それぞれ位置させられ
ている。したがつて、各砥粒液供給孔14…14
は、高圧水通路11に対して横断面(第2図)上
は接線方向に、縦断面(第1図)上は鋭角に交わ
つている。
上記のウオータジエツト切断用ノズル1におい
ては、高圧水ノズル6から高圧水が噴射される
と、高圧水流が内筒12の高圧水通路11を高速
で通過し、その負圧作用によりノズル混合室10
内の懸濁砥粒液が各砥粒液供給孔14…14を通
して上記高圧水流に吸入(混合)される状態とな
る。しかしこの場合、上述のように懸濁砥粒液導
入路13は、ノズル混合室10に接線方向に交わ
つていることから、ノズル混合室10内に導入さ
れた懸濁砥粒液は、内筒12小径部の周りを旋回
して十分に撹拌された状態にあり、また各砥粒液
供給孔14…14も周方向に等間隔におきに位置
ずらせて高圧水通路11と接線方向に交わるよう
にして配置されていることから、ノズル混合室1
0内の懸濁砥粒液は高圧水流の周囲に均一にかつ
旋回状態で混入されることとなる。したがつて、
高圧水流に混入した懸濁砥粒液は偏流することが
なく、これにより高圧水通路11やアブレツシブ
ノズルチツプ9のノズル孔内が局部的に摩耗する
というようなことはほとんどなくなることとな
る。またアブレツシブノズルチツプ9から噴射さ
れる噴流の安定性も良好なものとなることから、
高精度の切断が可能となる。
なお上記実施例においては、各砥粒液供給孔1
4…14が縦断面上、高圧水通路11に対して鋭
角に交わるものを例に挙げたのであるが、必ずし
もこれらに限られるものではなく、90°で交わる
ようにしていてもよい。
(発明の効果) この発明はウオータジエツト切断用ノズルにお
いては、複数の砥粒液供給孔を高圧水通路に対し
て接線方向に交差した状態で連通させ、懸濁砥粒
液を旋回状態で高圧水に混入するようにしてある
ので、高圧水流に混入した懸濁砥粒液が偏流した
り、懸濁砥粒液の混入によつて乱流が生じたりす
るのを防止することができる。したがつて、高圧
水通路及びアブレツシブノズルチツプの局部的な
摩耗を防止できることとなり、その結果、それら
の部品の長寿命化を図ることが可能になると共
に、噴流の安定性を向上させて高精度の切断が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明の実施例を示し、第
1図はウオータジエツト切断用ノズルの縦断面
図、第2図は第1図の−断面図、第3図は第
1図の−断面図である。第4図〜第6図は従
来例を示し、第4図はウオータジエツト切断用ノ
ズルの縦断面図、第5図は第4図の−断面
図、第6図は第4図の−断面図である。 1……ウオータジエツト切断用ノズル、2……
ノズル本体、6……高圧水ノズル、9……アブレ
ツシブノズルチツプ、10……ノズル混合室、1
1……高圧水通路、12……内筒、13……懸濁
砥粒液導入路、14……砥粒液供給孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ノズル本体に、高圧水ノズルと内筒とアブレ
    ツシブノズルチツプとを先端側に向けて順次に装
    着し、上記高圧水ノズルから噴射される高圧水
    を、上記内筒に設けた円形断面の高圧水通路を経
    由して上記アブレツシブノズルチツプから噴射す
    べく構成し、上記ノズル本体には、上記内筒の周
    囲の位置に環状の懸濁砥粒液通路を形成すると共
    に、この懸濁砥粒液通路に懸濁砥粒液導入路を接
    続し、さらに上記内筒には、上記懸濁砥粒液通路
    を上記高圧水通路に連通させる複数の砥粒液供給
    孔を、互いに周方向に位置をずらせて穿設し、上
    記各砥粒液供給孔は、上記円形断面の高圧水通路
    に、その接線方向に交差した状態で連通している
    ことを特徴とするウオータジエツト切断用ノズ
    ル。
JP61090398A 1986-02-20 1986-04-18 ウオ−タジエツト切断用ノズル Granted JPS62246500A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61090398A JPS62246500A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 ウオ−タジエツト切断用ノズル
KR1019870001380A KR930008692B1 (ko) 1986-02-20 1987-02-19 어브레시브 워터 제트 절단방법 및 장치
CN87100891A CN1007795B (zh) 1986-02-20 1987-02-20 磨料水射切割方法及装置
US07/017,345 US4872293A (en) 1986-02-20 1987-02-20 Abrasive water jet cutting apparatus
US07/367,714 US5018317A (en) 1986-02-20 1989-06-19 Abrasive water jet cutting apparatus

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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JPS62246500A JPS62246500A (ja) 1987-10-27
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012076186A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Nisshin Kiko Kk 液体噴射加工装置
JP2013215854A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Sugino Machine Ltd アブレシブウォータージェットノズル、およびアブレシブウォータージェット加工機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58113451U (ja) * 1982-01-27 1983-08-03 東京道路エンジニア株式会社 シヨツトブラスト装置の噴射ノズル構造

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JPS62246500A (ja) 1987-10-27

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