JPH0365458A - 洗車方法 - Google Patents

洗車方法

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JPH0365458A
JPH0365458A JP3207990A JP3207990A JPH0365458A JP H0365458 A JPH0365458 A JP H0365458A JP 3207990 A JP3207990 A JP 3207990A JP 3207990 A JP3207990 A JP 3207990A JP H0365458 A JPH0365458 A JP H0365458A
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brushing
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Shigeo Takeuchi
竹内 茂夫
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Takeuchi Tekko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、洗車機、特にフレームと、このフレームに昇
降可能に設けられて車両上面をブラシングし得る上面回
転ブラシとを備え、前記フレームと車両とを該車両の前
後方向に相対運動させながら上面回転ブラシをブラシン
グし得るようにした形式の洗車機を用いた洗車方法、並
びにその方法を実施するための洗車機に関する。
(2)従来の技術 上記形式の洗車機を用いて車両の上面を洗浄等のために
ブラシングすることは従来普通に行われていた。
(3)発明が解決しようとする課題 従来、上記ブラシングに際してフレームと車両とは、上
面回転ブラシが車両のボンネット面を通過する時も天井
面を通過する時も、常に同一速度で相対運動するように
制御されていた。
ところが車両のボンネット面にはエンジンからの放熱で
水垢等の汚れが強固に付着する傾向があるので、その汚
れを効果的に除去すべく上面回転ブラシのボンネット面
通過速度、即ちフレームと車両との相対運動速度を比較
的低めに設定すると、上面回転ブラシが天井面を必要以
上にブラシングすることとなって処理時間が長くなると
いうrgi題が生じ、一方、斯かる問題を回避すべく上
記相対運動速度を高めに設定すると、上記水垢等の汚れ
が強固に付着したボンネット面に対してブラシングを十
分には行い得す、該汚れに対する除去効果が低下すると
いう、別の問題が生じる。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、従来の上記問題
を一挙に解決し得る洗車方法及び洗車機を提供すること
を目的とする。
B1発明の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために第1発明は、フレームと、こ
のフレームに昇降可能に設けられて車両上面をブラシン
グし得る上面回転ブラシと、前記フレームと車両とを該
車両の前後方向に相対運動させるための駆動手段とを備
えた洗車機を用いる洗車方法において、前記上面回転ブ
ラシにより車両のボンネット面をブラシングする時の、
前記フレームと車両との相対運動速度が、同車両の天井
面をブラシングする時のそれよりも低速となるよう前記
駆動手段を制御することを特徴とし、また第2発明は、
前記洗車機において、前記フレームと車両との相対運動
速度を少なくとも高低2段階に切換可能に構成された、
前記相対運動のための駆動手段と、車両上面の高さを検
知するための検知器と、この検知器の検知信号に基づい
て、上面回転ブラシが車両の天井面に対応する位置にあ
る時に前記駆動手段を高速側に、また車両のボンネット
面に対応する位置にある時に同駆動手段を低速側に切換
制御する制御装置とを備えたことを特徴とする。
(2)作用 車両のボンネット面に対するブラシフグ時には、フレー
ムと車両との相対運動速度が低速側に切換えられるため
、そのボンネット面に水垢等の汚れが強固に付着してい
ても、該ボンネット面を時間をかけ十分にブラシングし
て該汚れを効果的に除去することができる。
一方、上記汚れが比較的落ち易い車両天井面に対するブ
ラシング時には、ボンネット面に対するブラシフグ時よ
りも上記相対運動速度が速められるから、該天井面を迅
速的確にブラシングすることができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、洗車機1は、図示しない車両を
跨ぐ門型フレーム2を備え、このフレーム2は前記車両
の側方で地上に敷設された走行レール3に沿って走行可
能、すなわち、前記車両の前後方向に沿って矢符4で示
す方向に走行可能である。
前記フレーム2には、洗浄、ワックス塗布、乾燥、水垢
除去等の処理を行なうために、回転ブラシ装置B、乾燥
装置D、洗剤噴霧装置C、ワックス塗布装置W、水垢除
去剤散布装置M+ 、Mzおよびリンス水噴霧装置R+
 、Rtがそれぞれ設けられる。
またフレーム2には、左右一対の走行用原動機RMが搭
載されており、それらの走行用原動機RMの出力は減速
機40で減速され、さらに減速機40の出力軸に固定さ
れたスプロケット41と、レール3上の駆動輪42に設
けられたスプロケット43との間には無端状チェノ44
が懸回される。
前記走行用原動機RMは、回転数変換型であり、例えば
極数変換モータを使用して高速時は2極、低速時は4極
に変換するものであり、高低2段階に切換可能である。
而して前記走行レール3、駆動輪42、原動機RM、減
速機40.両スプロケット41.43及びチェノ44は
互いに協働して本発明の駆動手段7を構成する。
第2図を併せて参照して回転ブラシ装置Bは、上面回転
ブラシ5と、一対の側面回転ブラシ6とを備える。上面
回転ブラシ5は、フレーム2に回動自在に支承された水
平な横軸8に揺動腕9を介して揺動自在に支承される。
すなわち、横軸8は左右で対をなしてフレーム2に回動
自在に支承され、それらの横軸8の先端に直角に固着さ
れた一対の揺動腕9の一端間に上面回転ブラシ5が軸支
される。また一方の揺動腕9の他端には、バランスウェ
イトとしての機能をも果す重量物としての原動機10が
支持されており、この原動機10の駆動力は、一方の揺
動腕9内の伝動機構(図示せず)を介して上面回転ブラ
シ5に伝達される。さらに他方の揺動腕9の他端にはバ
ランスウェイト50が固定される。このように、両揺動
腕9の一端間に上面回転ブラシ5が軸支され、揺動腕9
の他端には重量物としての原動機10およびバランスウ
ェイト50が固定されることにより、横軸8を中心とす
る上面回転ブラシ5側のモーメントと、前記重量物側の
モーメントとの差に応じた接触面圧で上面回転ブラシ5
が車両の上面に接触する。
一方の横軸8には、スプロケット11が固定されており
、該横軸8の下方でフレーム2には中間軸12が回動自
在に支承される。この中間軸12には他のスプロケット
13が固定される。両スプロケット11.13には無端
状チェノ14が懸回されており、このチェノ14の途中
に固着された取付金具15には、フレーム2に下端を支
承されたエアシリンダ16のピストン棒17が連結され
る。したがって、エアシリンダ16を縮小駆動すれば、
上面回転ブラシ5を第1図の二点鎖線で示すように上方
格納位置に保持することができる。
またエアシリンダ16を不作動の状態にすると、上面回
転ブラシ5は、車両上面との接触に応して、横軸8を支
点としてフレーム2の前後に自゛由に揺動することがで
きる。
第3図において、他方の横軸8の途中にはカム51が固
定され、このカム51に対応してフレーム2には、本発
明の検知器としてのりξシトスイッチ52が配設される
。カム51は、横軸8の中心から中心角αを有して半径
方向に延びる一対の傾斜面53.54と、それらの傾斜
面の先端から屈曲して相互に離反する方向に延びる一対
の当接面55.56と、前当接面55.56の先端間を
結ぶ円弧面57とから戒る外周面を有する。これにより
カム51は、中心角αをなす前傾斜面53゜54および
前当接面55.56間を円板から切欠いた形状をなし、
上面回転ブラシ5が最下方にあるときにその切欠き部が
上方に位置するようにして、他方の横軸8に固定される
。リミットスイッチ52は、そのアクチエエータ58に
前当接面55.56が当接可能となるようにして、カム
51の上方でフレーム2に支持される。しかもリミット
スイッチ52は、アクチエエータ58が第3図の実線で
示すように垂下された状態にあるときと、二点鎖線で示
すように左右両側で上方位置に回動したときとでスイッ
チング態様を変化させるように構成されている。すなわ
ち、上面回転ブラシ5の揺動動作に応じてカム51が矢
符59で示すように回動し、前当接面55.56で押圧
されてアクチエエータ5日が回動し、さらに当接面55
゜56を乗超えて円弧面57にアクチュエータ58が当
接するようになると、り粟ットスイッチ52のスイッチ
ング態様が変化する。したがって、中心角αを適宜設定
することにより、上面回転ブラシ5が設定した高さ以上
になったことをリミットスイッチ52で検知することが
できる。
一対の側面回転ブラシ6の回転軸18は保持筒19に保
持されており、その保持筒工9は軸線を鉛直にして移動
枠20に固着される。移動枠20ハ、フレーム2に横架
した案内レール21に摺動自在に係合されており、案内
レール21の支軸22はフレーム2に回動自在に支承さ
れる。したがって、案内レール21、移動枠20、保持
筒19、回転軸18および側面回転ブラシ6は、支軸2
2を支点として走行方向4に揺動可能である。移動枠2
0には、原動機23が支持されており、この原動機23
の出力軸に固定されたスプロケット24と、回転軸18
の端部に固定されたスプロケット25とには無端状チェ
ノ26が懸回され、原動機23によって側面回転ブラシ
6が回転駆動される。
乾燥装置りは、フレーム2の両側で内方に向けて開口す
る一対の側面送風ノズル27と、上部で下方に向けて開
口する上面送風ノズル28とが送風機29に接続されて
戒り、上面送風ノズル28は図示しない昇降作動手段に
より、乾燥すべき車両の車高に対応して昇降作動される
洗剤噴霧装置Cは、門型に設けられた洗剤供給ヘッダ4
6に複数の噴霧ノズル47を設けて戒り、ワックス塗布
装置Wは門型に設けられたワックス供給ヘッダ48に複
数の噴霧ノズル49を設けて放る。
このような乾燥装置D1洗剤噴霧装置C、ワックス塗布
装置Wは、洗車機に従来装備されているもであり、その
構成も従来周知である。
水垢除去剤散布装WIM1.Mzは、前記走行方向4に
沿って回転ブラシ装置Bの前後でフレーム2に設けられ
、それらの水垢除去剤散布装置M。
、M2と回転ブラシ装置Bとの間にリンス水噴霧装置R
,,R1がそれぞれ設けられる。
第4図において、水垢除去剤散布装置Mt、M2は、フ
レーム2の内側に支持された門型の供給ヘッダ31.3
2に、車両(図示せず)に向けて複数の散布ノズル33
.34を取付けて構成される。これら散布ノズル33.
34はその散布方向を調節し得るように供給ヘッダ31
.32にそれぞれ取付けられており、しかもその開口面
積は比較的大きく設定される。またリンス水噴霧装置R
1+Lは、フレーム2の内側に支持された門型の供給ヘ
ッダ35.36に、車両に向けた複数の噴霧ノズル37
.38を取付けて構成される。
上記水垢除去剤散布装置M+ 、Mzには、給水ポンプ
P1空気源A、水垢除去剤貯留タンクT。
および下地ワックス貯留タンクT!がそれぞれ接続され
る。すなわち、給水ポンプPには第1電磁弁S1および
第1エジェクタE、がこの順に接続され、空気源Aには
第2電磁弁SR1減圧弁CVおよび第2エジエクタE8
がこの順に接続され、第2エジエクタExに直角に第1
エジエクタEIが接続される。水垢除去剤貯留タンクT
、には第3電磁弁S、が接続され、下地ワックス貯留タ
ンクT3には第4電磁弁S4が接続され、これらは並列
に接続されるとともに第1エジェクタE、に直角に接続
される。さらに第2エジェクタE−は第5電磁弁S、を
介して一方の水垢除去剤散布装置M、における供給へラ
ダ31の上部中央に接続されるとともに、第6電磁弁S
、を介して他方の水垢除去剤散布装置M2における供給
ヘッダ32の上部中央に接続される。
給水ポンプPは、またリンス水噴霧装置R1゜R2に給
水するために、それらの供給ヘッダ35゜36の上部中
央に第7.第8電磁弁S、、S、を介してそれぞれ接続
される。
水垢除去剤貯留タンクTIに貯留される水垢除去剤とし
ては、原液でpH14を示す強いアルカリ性のものをp
H12〜14程度に調整したものが用いられる。これは
本発明者が実験した結果、従来のpH8〜lO程度の洗
剤では水垢を除去することができず、上記PH12〜1
4程度の水垢除去剤によれば、車両塗装面から水垢を浮
き上がらせて剥離することができることを見出したこと
に基づくものである。
このような回転ブラシ装置B、乾燥装置D1洗剤噴霧装
置C、ワックス塗布装置W、リンス水噴霧装置R+ 、
Rzおよび水垢除去剤散布装置M。
、M2の作動、ならびにフレーム2の走行作動すなわち
走行用原動機RMの作動は、フレーム2に設けた制御装
置としての制御盤39(第1図参照)にて制御される。
またリミットスイッチ52の検知信号は制JB’!A3
9に入力されており、上面回転ブラシ5でブラシングす
べき車両上面の高さに応じて駆動手段7によるフレーム
2の走行速度が後述する如く高低2段階に切換えられる
次にこの実施例の作用について説明するが、特に水垢除
去行程に注目して、上面回転ブラシ5およびフレーム2
の作動を詳しく説明する。
ところで水垢除去行程では、水垢除去剤を泡状にして車
両の表面に散布し、その表面をブラシングして車両表面
の汚れ、主として水垢を除去するが、従来のように車両
のボンネット面等の高位面と、天井面等の低位面とを同
じ走行速度でブラシングすると、乗用車の場合、低位面
では高位面に比べて上面回転ブラシ5の接触面圧が小さ
くなって上記汚れに対する除去効果が劣り、特にボンネ
ット面においてはエンジンからの放熱で上記汚れが極め
て強固に付着しているので、その汚れに対する除去効果
が著しく劣ることになる。このため、特に白色塗装の車
両では、ボンネット面には水垢等の黒ずみが残り、天井
面に比べて処理面の仕上がりが不均等になることがある
そこで本発明では、ボンネット面に対するブラシング時
には天井面に対するブラシフグ時よりも低速で車両とフ
レームとを相対運動させることにより、ボンネット面と
天井面とで上面回転ブラシ5によるブラシング効果(即
ち上記汚れに対する除去処理効果)に大きな差異が生じ
るのを極力抑えるようにしており、以下にその水垢除去
行程の詳細をについて、第5図〜第8図、ならびに第9
図および第10図を参照しなから説明する。なお、第5
図〜第8図において、上方の(a)は簡略化した側面を
示し、下方の(b)はその簡略化した平面を示すもので
ある。
先ず車両Vの水垢除去にあたっては、回転ブラシ装置B
、洗剤噴霧装置Cおよび乾燥装置りにより、従来の洗車
機と同様に車両Vのブラシング洗浄および乾燥が行なわ
れる。
次に、制御盤39上の図示しないスタートキーを押圧操
作する。これにより、フレーム2は第5図の矢符で示す
ように往行する。これとともに第1、第2.第3.第5
電磁弁S、、St、S!。
S、が開弁し、第4.第6.第7.第8電磁弁S4+ 
 S&、St、Ssは閉弁状態に保たれる。したがって
、給水ポンプPからの水は、第1エジエクタEIで水垢
除去剤を吸い上げて第2エジエクタE□に至り、この第
2エジエクタE2で空気源Aからの空気によって泡状に
される。泡状となった水垢除去剤は一方の水垢除去剤散
布装置Mlの供給ヘッダ31に至り、各散布ノズル33
から泡状で車両Vに向けて散布される。この際、散布ノ
ズル33の開口面積は比較的大きく設定されているので
、水垢除去剤の泡はつぶれることなく車両Vの表面に付
着する。このように水垢除去剤を泡状にして散布するの
は、車両■の表面に散布された水垢除去剤が直ちに流下
してしまうこと゛を防止し、車両表面の汚れ、主として
水垢の、車両V表面からの浮き上りに必要な反応時間を
確保し、均一な処理面を得るためである。また1、実験
によれば、泡状とすることにより、単に、液状に散布し
た場合に比べ優れた除去効果を得ることができる。
さらに、回転ブラシ装置Bのブラシングにより、手作業
の場合のこすり取り作業と同じ作用をさせると共に、車
両Vの表面に散布された水垢除去剤を、車両Vの全表面
にさらに均一に付着せしめる。
この水垢除去剤の散布およびブラシフグ時におけるフレ
ーム2の走行速度について、第9図を参照しながら詳し
く説明すると、フレーム2が往行を開始したときには、
上面回転ブラシ5は下方位置にあり、リミットスイッチ
52のアクチエエータ58はカム51に当接していない
状態にある。
この際、走行用原動181RMの回転速度は低速側とさ
れており、上面回転ブラシ5はフレーム2が低速で走行
するのに応じて車両■のボンネット面BT上をブラシン
グする。そしてこのフレーム2の低速走行に応じて、水
垢除去剤散布装置Mlからの水垢除去剤も比較的大量に
ボンネット面BT上に散布されることになる。
次いで、上面回転ブラシ5がボンネット面BT上を通過
してフロントウィンド面FW上の位置Plに達すると、
揺動腕9の揺動に応じてカム51が回動し、アクチュエ
ータ58が押圧されてリミットスイッチ52のスイッチ
ング態様が変化する。
これにより走行用原動@RMの回転速度は高速側に切換
えられ、フレーム2が高速で走行する。これにより、水
垢除去剤散布装置Mlからの水垢除去剤は、フレーム2
が高速で走行するのに応じて天井面RF上に比較的少な
く散布され、上面回転ブラシ5は比較的短時間の間に天
井面RF上をブラシングする。
上面回転ブラシ5が天井面RF上を通過してリヤウィン
ドRW上の位置P2に来ると、カム51が前述とは逆方
向に回動し、アクチュエータ58はカム51による押圧
状態から解放され、すξシトスイッチ52のスイッチン
グ態様が変化する。
これにより、走行用原動機RMの回転速度は低速側に切
換えられ、フレーム2は低速で走行するようになる。し
たがって、フレーム2の低速走行状態で、水垢除去剤散
布装置Mlからの水垢除去剤がトランク面TK上に散布
されるとともに、上面回転ブラシ5でブラシングされる
次に、フレーム2を第6図の矢符で示すように復行させ
るとともに、第1.第2.第3.第6電磁弁Sr−、S
t 、Ss 、36を開弁し、第4.第5、第7.第8
電磁弁S4. Ss 、 St 、 Stを閉弁する。
これにより他方の水垢除去剤散布装置M2から水垢除去
剤が車両Vに向けて泡状で散布・され、さらに前記ブラ
シングと同様に回転ブラシ装置Bのブラシングが行われ
る。
この際のフレーム2の走行速度の変化について、第10
図を参照しながら説明すると、フレーム2の復行開始時
にはフレーム2の走行速度は低速であり、上面回転ブラ
シ5がトランク面TK上を通過してリヤウィンドRW上
の位置P3に達したときに、アクチュエータ58がカム
51に押圧されて回動し、リミットスイッチ52のスイ
ッチング態様が変化する。これにより、フレーム2の走
行速度が高速に切換えられる。上面回転ブラシ5が天井
面RF上を通過してフロントウィンドFW上の位置P4
に達すると、アクチュエータ58はカム51による押圧
状態から解放され、リミットスイッチ52のスイッチン
グ態様の変化に伴ってフレーム2の走行速度が低速側に
切換えられる。この状態で上面回転ブラシ5はボンネッ
ト面BT上を通過して、往行開始前の元の位置に戻る。
フレーム2が水垢除去スタート位置に戻った段階で、た
とえば5〜10分間休止する。これにより、車両Vの表
面に付着した水垢が水垢除去剤によって車両■の表面か
ら浮き上がる。また、この間に、回転ブラシ装置Bによ
るブラシングが行なわれにくい部分を、手作業で手直し
をする。
前記5〜10分間程度の休止後には、制御盤39上の図
示しないすすぎスタートキーを押圧し、第7図の矢符で
示すようにフレーム2を往行させる。これとともに、第
7および第8電磁弁S、。
S8を開弁し、第1〜第6電磁弁S、−S、を閉弁する
。したがって両すンス水噴霧装置R,,R2から車両■
に向けて水が噴霧され、回転ブラシ装置Bによるブラシ
ング動作が行われる。これにより、浮き上った水垢等の
汚れ及び余剰の水垢除去剤が車両■の表面から洗浄され
る。この際、各リンス水噴霧装置R,,R,の供給ヘッ
ダ35゜36に設けた噴霧ノズル37.38の孔径を小
さく、かつ噴霧ノズル37.38の個数を多くすること
により車両■の表面に万遍なく水を噴霧することができ
る。
なお、一方のリンス水噴霧装置R2からの水噴霧は、回
転ブラシ装置Bのブラシングにより一旦除去された水垢
等の一部が、各回転ブラシ5,6の遠心力によって車両
Vの表面に付着するので、それを洗い流すためのもので
ある。
さらに、第8図で示すように、フレーム2を矢符で示す
ように復行させるとともに第7.第8電磁弁S、、S、
のみを開弁し、他の電磁弁Sl〜Shを閉弁する。これ
によって、両すンス水噴霧装置R+、Rtから水噴霧が
行われ、前記第7図で示したすすぎ洗い行程での洗い残
しが洗い流される。このときは、水垢除去剤が車両Vの
表面に残されておらず、ブラシングの回数が多いので、
車両■の塗装面が傷付くことを避けるために回転ブラシ
装置Bは休止したままとする。
このようにして水垢除去行程を終了するが、車両Vの少
なくともボンネット面BTに対するブラシフグ時には、
フレーム2の走行速度が低速側に切換えられるので、ボ
ンネット面BTにエンジンからの放熱で水垢等の汚れが
強固に付着していても、該ボンネット面BTを時間をか
け十分にブラシングして上記汚れを効果的に除去するこ
とができ、一方、上記汚れが比較的落ち易い天井面RF
をブラシングする時には、上記走行速度を高速側に切換
えて該天井面RFを迅速的確にブラシングすることがで
き、従って車両Vのボンネット面BTと天井面RFとで
上記汚れに対する除去処理効果に差異が生じるのを極力
抑えることができる。
また天井面RFを必要以上にブラシングしないで済むの
で、作業時間の短縮化と水垢除去剤の散布量節減を図る
ことができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フレーム(2)と、このフレーム(2)に昇降可
    能に設けられて車両(V)上面をブラシングし得る上面
    回転ブラシ(5)と、前記フレーム(2)と車両(V)
    とを該車両(V)の前後方向に相対運動させるための駆
    動手段(7)とを備えた洗車機を用いる洗車方法におい
    て、前記上面回転ブラシ(5)により車両(V)のボン
    ネット面(BT)をブラシングする時の、前記フレーム
    (2)と車両(V)との相対運動速度が、同車両(V)
    の天井面(RF)をブラシングする時のそれよりも低速
    となるよう前記駆動手段(7)を制御することを特徴と
    する、洗車方法。
  2. (2)フレーム(2)と、このフレーム(2)に昇降可
    能に設けられて車両(V)上面をブラシングし得る上面
    回転ブラシ(5)とを備え、前記フレーム(2)と車両
    (V)とを該車両(V)の前後方向に相対運動させなが
    ら上面回転ブラシ(5)をブラシングし得るようにした
    洗車機において、前記フレーム(2)と車両(V)との
    相対運動速度を少なくとも高低2段階に切換可能に構成
    された、前記相対運動のための駆動手段(7)と、車両
    (V)上面の高さを検知するための検知器(52)と、
    この検知器(52)の検知信号に基づいて、上面回転ブ
    ラシ(7)が車両(V)の天井面(RF)に対応する位
    置にある時に前記駆動手段(7)を高速側に、また車両
    (V)のボンネット面(BT)に対応する位置にある時
    に同駆動手段(7)を低速側に切換制御する制御装置(
    39)とを備えたことを特徴とする、洗車機。
JP3207990A 1990-02-13 1990-02-13 洗車方法 Granted JPH0365458A (ja)

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