JPH0365216A - 無触媒アンモニア脱硝用2段希釈装置 - Google Patents

無触媒アンモニア脱硝用2段希釈装置

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Publication number
JPH0365216A
JPH0365216A JP1201344A JP20134489A JPH0365216A JP H0365216 A JPH0365216 A JP H0365216A JP 1201344 A JP1201344 A JP 1201344A JP 20134489 A JP20134489 A JP 20134489A JP H0365216 A JPH0365216 A JP H0365216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
denitrification
temperature
dilution
heating furnace
Prior art date
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Pending
Application number
JP1201344A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Ishiguchi
由紀男 石口
Tatatomi Ideta
出田 忠臣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP1201344A priority Critical patent/JPH0365216A/ja
Publication of JPH0365216A publication Critical patent/JPH0365216A/ja
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  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱間圧延鋼材の加熱炉の排ガス中のチッ素酸
化物(以、下、No  と記す)を低減させるための無
触媒アンモニア脱硝用2段希釈装置に関する。
[従来の技術及びその課8] 従来、無触媒アンモニア脱硝希釈装置は、第4図に示す
如く、加熱炉1の予熱帯2と熱交換器(レキュペレータ
)3との間の煙道4の部分に、1段の空気吹込み管群5
を設けたものである。このような装置の場合、鋼材片の
加熱炉1の煙道4の入口部の排ガス温度は、予熱帯2を
消化しない限り、1000〜1100℃である。無触媒
アンモニア脱硝率のピークは、製鉄所で用いる燃料ガス
の場合、約900℃である。一方、煙道4に通常備えら
れている熱交換器3の入口許容温度は、熱交換板が金属
の場合、800〜850℃である。
また、熱交換器3の出口側温度は、通常、300〜50
0℃である。従って、1段の空気吹込み管群5の場合、
煙道入口温度が1000〜1100℃とすると、希釈を
行うまでは、脱硝するのには温度が高すぎる。しかし、
希釈後では、熱交換器入口許容温度以下まで下4でいる
ので、脱硝を行うには温度が低すぎる。勿論、熱交換器
3を出た後の部分の温度は、脱硝法の有効な温度から外
れている。
このようなことから、従来の1段の空気吹込み管群5を
備えた無触媒アンモニア脱硝用希釈装置では、高い脱硝
率で無触媒アンモニア脱硝法を実施できなかった。また
、無触媒アンモニア脱硝法は、反応完結に少なくとも、
0.6秒の時間がかかるため、希釈によって一瞬に温度
が下ったのでは、全く役立たないものであった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、高温
状態でしかも高い脱硝率で脱硝できると共に、熱交換器
の損傷の発生を防止して効果的な排熱回収を実現できる
無触媒アンモニア脱硝用2段希釈装置を提供するもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、鋼材用加熱炉の煙道に設けられた熱交換器と
、該熱交換器と予熱帯間の部分に所定間隔を設けて配置
された第1段及び第2段の希釈用空気供給手段とを具備
することを特徴とする無触媒アンモニア脱硝用2段希釈
装置である。
ここで、本発明の装置においては、第1段目の希釈によ
って、排ガス温度が、無触媒アンモニア脱硝の反応に最
適な温度(通常は900℃±30℃)となるように、ま
た、第2段目の希釈によって、排ガスの温度が、熱交換
器の入口許容温度以下になるように、排ガス温度を測定
しながら、夫々適切な量の希釈用空気を熱交換器と予熱
帯間に供給する。
[作用〕 本発明に係る無触媒アンモニア脱硝用2段希釈装置によ
れば、1段目の希釈によって無触媒アンモニア脱硝に最
も適した温度となり、脱硝反応が効率的に、かつ、高い
脱硝率で進行する。2段目の希釈で、排ガス温度は、熱
交換器入口の許容温度以下となり、熱交換器の損傷を防
止できる。これらによって、高い効率での脱硝と熱交換
器の保護が達成される。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図に示す金属加熱炉を用いて、コークス炉ガス(C
OG)と高炉ガス(BFG)との混合ガス(MG)を5
00〜101000ON/Hr変化させてその際、濃度
が27%で燃焼用空気に酸素を添加して、空気中の酸素
の酸素富化燃焼を行なった。無接触アンモニア脱硝はコ
ークス炉から発生する安水(アンモニア濃度8.4%)
噴霧点を図中のA、B、Cの3箇所に設け、MG量に比
例させて、噴霧させた。NH3/NOx−1,2にNo
  の量を測定してコントロールした。これらのデータ
は、第2図に示す通りであった。
なお、失効脱硝率は次式により求めた。
また、第1図の金属加熱炉は、予熱帯が非燃焼の場合の
連続加熱炉である。この連続加熱炉30の場合、均熱帯
及び加熱帯の空気ブロアーと混合燃料ガス間の配管部分
に、酸素の流量を調整する流量調整弁1、混合後の酸素
濃度を検出する検出器2及び酸素濃度を一定値に制御す
るための制御盤3が設けられている。これらの流量調整
弁等1゜2.3により酸素濃度供給系が構成されている
また、予熱帯の部分には、添加ポイント切換弁6.6’
、6’、アンモニア溶液供給配管、可変吐出ポンプ5を
順次弁してサービスタンク4が接続されている。可変吐
出ポンプ5には、アンモニア流量制御盤9が取付けられ
ている。予熱帯の゛アンモニア溶液供給管の部分には、
ノズル8,8′8′が取付けられている。ノズル8の近
傍には、温度計7.7’ 、7’が設げられている。こ
れらの添加ポイント切換弁等6.6’ 、6’、7゜7
’  8.8’ 、8’ 、9により、アンモニア添加
系が構成されている。なお、夫々の添加ポイント切換弁
6.6’ 、6’は、添加ポイント制御盤に接続されて
いる。
また、本発明の第2の実施例として、実施例1の第1図
に示した酸素富化燃焼と安水噴霧装置を備え、安水噴霧
量はMG量に比例して制御するようにして、22〜28
%の酸素富化燃焼を予熱帯での温度を820〜1000
℃にコントロール【2、脱硝反応器として使用できるよ
うにした無触媒アンモニア脱硝用2段希釈装置してもよ
い。
更に、本発明の第3の実施例として、第3図に示す鋼材
の加熱炉の煙道31の途中の熱交換器33の手前に、第
1段及び第2段の希釈用空気供給手段34.35を設け
、第1段目の希釈を行なった後、排ガス温度が無触媒ア
ンモニア脱硝の反応に最適な温度となるように調整し、
その後安水噴霧を行なう。更に、第2段目の希釈を行な
い、排ガス温度がレキュペレータ人口許容温度以下に排
ガス温度を測定しながら、それぞれ適正な量の希釈用空
気を送付きるようにした無触媒アンモニア脱硝用2段希
釈装置としても良い。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明に係る無触媒アンモニア脱硝
用2段希釈装置によれば、高温状態でしかも高い脱硝率
で脱硝できると共に、熱交換器の損傷の発生を防止して
、効果的な排熱回収を実現できる等顕著な効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の説明図、第2図は、実効
脱硝率と噴霧場所の炉温との関係を示す特性図、第3図
は、本発明の他の実施例の説明図、第4図は、従来の問
題点を示す説明図である。 1・・・流量調整弁、2′・・・酸素濃度検出器、3・
・・酸素濃度制御盤、4・・・サービスタンク、5・・
・可変吐出ポンプ、6.6’ 、6’・・・添加ポイン
ト切換弁、7・・・温度計、8・・・ノズル、9・・・
アンモニア流量制御盤、31・・・煙道、33・・・熱
交換器、34・・・第1段の希釈用空気供給手段、35
・・・第2段の希釈用供給手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鋼材用加熱炉の煙道に設けられた熱交換器と、該熱交換
    器と予熱帯間の部分に所定間隔を設けて配置された第1
    第及び第2段の希釈用空気供給手段とを具備することを
    特徴とする無触媒アンモニア脱硝用2段希釈装置。
JP1201344A 1989-08-04 1989-08-04 無触媒アンモニア脱硝用2段希釈装置 Pending JPH0365216A (ja)

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JP1201344A JPH0365216A (ja) 1989-08-04 1989-08-04 無触媒アンモニア脱硝用2段希釈装置

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JP1201344A JPH0365216A (ja) 1989-08-04 1989-08-04 無触媒アンモニア脱硝用2段希釈装置

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JP1201344A Pending JPH0365216A (ja) 1989-08-04 1989-08-04 無触媒アンモニア脱硝用2段希釈装置

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