JPH0364828A - シャドウマスクの表面処理方法 - Google Patents
シャドウマスクの表面処理方法Info
- Publication number
- JPH0364828A JPH0364828A JP19973589A JP19973589A JPH0364828A JP H0364828 A JPH0364828 A JP H0364828A JP 19973589 A JP19973589 A JP 19973589A JP 19973589 A JP19973589 A JP 19973589A JP H0364828 A JPH0364828 A JP H0364828A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shadow mask
- mask
- skirt
- jig
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 title claims description 11
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 claims abstract description 26
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims abstract description 19
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 27
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 27
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims 1
- 229910001385 heavy metal Inorganic materials 0.000 abstract description 7
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 3
- 238000005507 spraying Methods 0.000 abstract description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract description 3
- 239000003595 mist Substances 0.000 abstract description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 abstract 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 9
- 239000002923 metal particle Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 2
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 229910052797 bismuth Inorganic materials 0.000 description 1
- JCXGWMGPZLAOME-UHFFFAOYSA-N bismuth atom Chemical compound [Bi] JCXGWMGPZLAOME-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000416 bismuth oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- TYIXMATWDRGMPF-UHFFFAOYSA-N dibismuth;oxygen(2-) Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[Bi+3].[Bi+3] TYIXMATWDRGMPF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 235000019353 potassium silicate Nutrition 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- NTHWMYGWWRZVTN-UHFFFAOYSA-N sodium silicate Chemical compound [Na+].[Na+].[O-][Si]([O-])=O NTHWMYGWWRZVTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 1
- GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N tantalum atom Chemical compound [Ta] GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、カラー陰極線管に内蔵される色選別電極で
あるシャドウマスクの表面処理方法に関するものである
。
あるシャドウマスクの表面処理方法に関するものである
。
カラー陰極線管におけるシャドウマスクの製造方法につ
いては、■産報より発行された雑誌「電子科学Ｊ １９
６４年Ｖｏ１．１４１ ｋ ９．３６頁及び３９〜４０
頁に示されている。
いては、■産報より発行された雑誌「電子科学Ｊ １９
６４年Ｖｏ１．１４１ ｋ ９．３６頁及び３９〜４０
頁に示されている。
ところで、−船釣に陰極線管は第３図に示すように、皿
状のガラス管容器であるパネル１と、電子ビームを発射
する電子銃２を内蔵しているロート状のファンネル３と
からなり、これらパネル１とファンネル３との間に色選
別電極としてのシャドウマスク４が介在され、パネル１
の支持部により保持されている。
状のガラス管容器であるパネル１と、電子ビームを発射
する電子銃２を内蔵しているロート状のファンネル３と
からなり、これらパネル１とファンネル３との間に色選
別電極としてのシャドウマスク４が介在され、パネル１
の支持部により保持されている。
このシャドウマスク４は、厚さが０．１０−０．２５ｍ
ｍの鉄板に丸形もしくは長方形の電子ビーム通過孔５を
エツチング法等で形成したものであり、初工程では平坦
な形状である上記鉄板を水素雰囲気中で６５０〜８５０
’Ｃで熱処理してからパネル１内面の球面形状にほぼ
沿う形状にプレス加工し、その後、その表面に黒錆を得
るための表面処理を施して製作される。この処理で得ら
れた黒錆はカラー陰極線管を製造する工程中において、
シャドウマスク４が空気中の雰囲気で４００″Ｃ前後で
加熱される際に発生する赤錆を防止するためのものであ
る。
ｍの鉄板に丸形もしくは長方形の電子ビーム通過孔５を
エツチング法等で形成したものであり、初工程では平坦
な形状である上記鉄板を水素雰囲気中で６５０〜８５０
’Ｃで熱処理してからパネル１内面の球面形状にほぼ
沿う形状にプレス加工し、その後、その表面に黒錆を得
るための表面処理を施して製作される。この処理で得ら
れた黒錆はカラー陰極線管を製造する工程中において、
シャドウマスク４が空気中の雰囲気で４００″Ｃ前後で
加熱される際に発生する赤錆を防止するためのものであ
る。
一方、カラー陰極線管の動作中に電子銃２から発射され
た電子ビームの８割近くはシャドウマスク４に衝突して
、運動エネルギーが熱エネルギーに変換され、シャドウ
マスク４の温度を上昇させる。このため、シャドウマス
ク４は熱変形を生じ、電子ビームの螢光面へのランディ
ングの変化をもたらす、この現象をドーミングという。
た電子ビームの８割近くはシャドウマスク４に衝突して
、運動エネルギーが熱エネルギーに変換され、シャドウ
マスク４の温度を上昇させる。このため、シャドウマス
ク４は熱変形を生じ、電子ビームの螢光面へのランディ
ングの変化をもたらす、この現象をドーミングという。
また、最近のカラー陰極線管では映像をより忠実に再現
するために、パネル１の前面を平坦化したり、単位面積
当りの情報量を多くしたりしており、さらに画質を鮮明
にするためにシャドウマスク４の電子ビーム通過孔５の
孔径を小さくするとともにピッチも小さくしている。こ
のため、ドーミング現象が映像に与える悪影響がより顕
著なものとなるので、ドー〔ング現象の対策が極めて重
要になってきた。
するために、パネル１の前面を平坦化したり、単位面積
当りの情報量を多くしたりしており、さらに画質を鮮明
にするためにシャドウマスク４の電子ビーム通過孔５の
孔径を小さくするとともにピッチも小さくしている。こ
のため、ドーミング現象が映像に与える悪影響がより顕
著なものとなるので、ドー〔ング現象の対策が極めて重
要になってきた。
そこで、ドー短ング現象の対策の一つとして、例えば特
開昭５７−７６５５３号公報に開示されるように、シャ
ドウマスク４の電子銃２側の表面に、例えばビスマス、
タンタル等の重金属またはその酸化物を含んだ塗膜６を
設けることが行われている。この塗膜６は衝突する電子
ビームを効率、よく反射させ、衝突した電子ビームの運
動エネルギーが熱エネルギーに変換される割合を減少さ
せて、シャドウマスク４の温度上昇を軽減するものであ
り、例えば酸化ビスマス（Ｂ ｉ ＊ Ｏｓ ）に水ガ
ラス等を加えてなる塗液がスプレィ塗布されて形成され
る。
開昭５７−７６５５３号公報に開示されるように、シャ
ドウマスク４の電子銃２側の表面に、例えばビスマス、
タンタル等の重金属またはその酸化物を含んだ塗膜６を
設けることが行われている。この塗膜６は衝突する電子
ビームを効率、よく反射させ、衝突した電子ビームの運
動エネルギーが熱エネルギーに変換される割合を減少さ
せて、シャドウマスク４の温度上昇を軽減するものであ
り、例えば酸化ビスマス（Ｂ ｉ ＊ Ｏｓ ）に水ガ
ラス等を加えてなる塗液がスプレィ塗布されて形成され
る。
塗液をスプレィ塗布する際は、第４図のようにシャドウ
マスク４は塗布面４ａを上に向けた状態でマスキング治
具８に保持される。このマスキング治具８はシャドウマ
スク４を保持するとともに、シャドウマスク４における
塗膜の形成が不要な部分及び、カラー陰極線管内の支持
部材（図示せず）との溶接代となる部分に塗液が付着す
るのを防止するためのものである。７はスプレィ用ノズ
ルであり、このスプレィ用ノズル７はシャドウマスク４
の上方で、塗布面４ａに対向して配置され、前後左右に
移動しながら上記塗布面４ａに向けて塗液を噴霧してい
る。
マスク４は塗布面４ａを上に向けた状態でマスキング治
具８に保持される。このマスキング治具８はシャドウマ
スク４を保持するとともに、シャドウマスク４における
塗膜の形成が不要な部分及び、カラー陰極線管内の支持
部材（図示せず）との溶接代となる部分に塗液が付着す
るのを防止するためのものである。７はスプレィ用ノズ
ルであり、このスプレィ用ノズル７はシャドウマスク４
の上方で、塗布面４ａに対向して配置され、前後左右に
移動しながら上記塗布面４ａに向けて塗液を噴霧してい
る。
なお、周知のようにシャドウマスク４はその曲面部４ｂ
に電子ビーム通過孔５が形成されており、またその周縁
部には支持部材（図示せず）を固定するためのマスクス
カート４Ｃが形成されている。
に電子ビーム通過孔５が形成されており、またその周縁
部には支持部材（図示せず）を固定するためのマスクス
カート４Ｃが形成されている。
従来のシャドウマスクの表面処理方法では、第５図のよ
うにシャドウマスク４の塗布面４ａ以外の塗膜の形成が
不要な部分に塗液が付着するのを防止するためのマスキ
ング治具８は、シャドウマスク４０曲面及び形状に合っ
たように作成されているものの、シャドウマスク４全周
にわたり完全密封することはシャドウマスク４を固定す
る面からもシャドウマスク４の強度及び変形を生ずると
いう点からも非常に難しいことであった。このため、上
記マスキング治具８を用いてシャドウマスク４の塗布面
４ａにスプレィされた塗液はシャドウマスク４外周縁で
マスキング治具８のスカート８ｂではねかえって噴霧状
のミストとなり、シャドウマスク４とマスキング治具８
とのわずかなすき間を通り抜け、マスクスカート内側壁
４Ｃに重金属の粒子が付着するという問題点があった。
うにシャドウマスク４の塗布面４ａ以外の塗膜の形成が
不要な部分に塗液が付着するのを防止するためのマスキ
ング治具８は、シャドウマスク４０曲面及び形状に合っ
たように作成されているものの、シャドウマスク４全周
にわたり完全密封することはシャドウマスク４を固定す
る面からもシャドウマスク４の強度及び変形を生ずると
いう点からも非常に難しいことであった。このため、上
記マスキング治具８を用いてシャドウマスク４の塗布面
４ａにスプレィされた塗液はシャドウマスク４外周縁で
マスキング治具８のスカート８ｂではねかえって噴霧状
のミストとなり、シャドウマスク４とマスキング治具８
とのわずかなすき間を通り抜け、マスクスカート内側壁
４Ｃに重金属の粒子が付着するという問題点があった。
これらによってシャドウマスクを支持する部材（図示せ
ず）との溶接性が低下したり、重金属の粒子が落下した
りしてシャドウマスク４の電子ビーム通過孔５をふさい
でしまい、シャドウマスク４の品位を著しく低下させて
いた。
ず）との溶接性が低下したり、重金属の粒子が落下した
りしてシャドウマスク４の電子ビーム通過孔５をふさい
でしまい、シャドウマスク４の品位を著しく低下させて
いた。
この発明は上記のような従来のものの問題点を解決する
ためのなされたもので、シャドウマスクと支持部材との
溶接性のばらつきをなくし、電子ビーム通過孔の詰まり
を低下させ、優れたカラー陰極線管の製造に寄与できる
シャドウマスクの表面処理方法を提供することを目的と
する。
ためのなされたもので、シャドウマスクと支持部材との
溶接性のばらつきをなくし、電子ビーム通過孔の詰まり
を低下させ、優れたカラー陰極線管の製造に寄与できる
シャドウマスクの表面処理方法を提供することを目的と
する。
この発明に係るシャドウマスクの表面処理方法は、マス
キング治具に嵌合されたシャドウマスクのスカート部と
、マスキング治具のスカート部との間に調整されたクリ
ーンエアーを送り込みながら、重金属を含んだ塗液を塗
布面にスプレィ塗布して電子ビームを反射させる塗膜を
形成するようにしたものである。
キング治具に嵌合されたシャドウマスクのスカート部と
、マスキング治具のスカート部との間に調整されたクリ
ーンエアーを送り込みながら、重金属を含んだ塗液を塗
布面にスプレィ塗布して電子ビームを反射させる塗膜を
形成するようにしたものである。
この発明においては、シャドウマスクの電子銃側の面に
スプレィ塗布された塗液は、シャドウマスク外周縁のス
カート部付近で累ストが入りこもうとするのを、マスキ
ング治具スカートとシャドウマスクスカートの間から送
り込まれたクリーンエアーの作用により防ぐため、シャ
ドウマスクスカートの内側壁に重金属の粒子が付着する
ことはない。
スプレィ塗布された塗液は、シャドウマスク外周縁のス
カート部付近で累ストが入りこもうとするのを、マスキ
ング治具スカートとシャドウマスクスカートの間から送
り込まれたクリーンエアーの作用により防ぐため、シャ
ドウマスクスカートの内側壁に重金属の粒子が付着する
ことはない。
以下、この発明の一実施例を図に従って説明する。
第１図及び第２図は本発明の一実施例によるシャドウマ
スクの表面処理方法を示し、図において、マスキング治
具８は従来と同様にシャドウマスク４の曲面部４ｂ及び
外形形状に合った構造をしており、８ａはマスキング上
面板、８ｂはマスキングスカートであり、シャドウマス
ク４は上記マスキンゲスカー）８ｂの外側面に嵌合され
てマスキング治具８に保持される。前記マスキング治具
８のスカート部８ｂと上面板８ａとの固定部付近には、
クリーンエアーが送り込まれるチューブ９がマスキング
治具８の全周を囲むよう設けられており、このチューブ
９には等ピッチにてマスキングスカート８ｂとシャドウ
マスクスカート４ｃとの間にエアーを送り込むための孔
９ａがおいている。
スクの表面処理方法を示し、図において、マスキング治
具８は従来と同様にシャドウマスク４の曲面部４ｂ及び
外形形状に合った構造をしており、８ａはマスキング上
面板、８ｂはマスキングスカートであり、シャドウマス
ク４は上記マスキンゲスカー）８ｂの外側面に嵌合され
てマスキング治具８に保持される。前記マスキング治具
８のスカート部８ｂと上面板８ａとの固定部付近には、
クリーンエアーが送り込まれるチューブ９がマスキング
治具８の全周を囲むよう設けられており、このチューブ
９には等ピッチにてマスキングスカート８ｂとシャドウ
マスクスカート４ｃとの間にエアーを送り込むための孔
９ａがおいている。
７はスプレィ用ノズルであり、従来技術と同様にシャド
ウマスク４の上方で塗布面４ａに対向配置され、前後左
右に移動しながら上記塗布面４ａに向けて塗液を噴霧す
る。
ウマスク４の上方で塗布面４ａに対向配置され、前後左
右に移動しながら上記塗布面４ａに向けて塗液を噴霧す
る。
上記構成において、シャドウマスク４がマスキング治具
８に嵌合されるマスキンゲスカー）８ｂの上方にクリー
ンエアーを送風するチューブ９が設けられ、クリーンエ
アーが適度に送り込まれているので、スプレィ用ノズル
７によって塗布面４ａに塗布された塗液のもストがシャ
ドウマスク４のマスゲスカー）４ｃとマスキング治具８
のスカート８ｂとの間から逃げるのが制御されることに
なる。クリーンエアーの風量はスプレィ用ノズル７の風
速、風量、塗布量等によって適度に調整することができ
る。
８に嵌合されるマスキンゲスカー）８ｂの上方にクリー
ンエアーを送風するチューブ９が設けられ、クリーンエ
アーが適度に送り込まれているので、スプレィ用ノズル
７によって塗布面４ａに塗布された塗液のもストがシャ
ドウマスク４のマスゲスカー）４ｃとマスキング治具８
のスカート８ｂとの間から逃げるのが制御されることに
なる。クリーンエアーの風量はスプレィ用ノズル７の風
速、風量、塗布量等によって適度に調整することができ
る。
このようにして塗布されたシャドウマスク４のマスクス
カート４Ｃの内側壁４ｄには重金属の粒子が付着しない
。従って、シャドウマスク４を支持部材（図示せず）に
溶接固定する際、溶接強度のばらつき、低下を防止でき
、またシャドウマスク４のビーム通過孔５の孔詰まりも
低減させることができ、品位の高いシャドウマスク４を
供給でき、ひいては優れたカラー陰極線管を提供できる
。
カート４Ｃの内側壁４ｄには重金属の粒子が付着しない
。従って、シャドウマスク４を支持部材（図示せず）に
溶接固定する際、溶接強度のばらつき、低下を防止でき
、またシャドウマスク４のビーム通過孔５の孔詰まりも
低減させることができ、品位の高いシャドウマスク４を
供給でき、ひいては優れたカラー陰極線管を提供できる
。
以上のように、この発明によれば、マスキング治具に嵌
合されたシャドウマスクのスカート部と、マスキング治
具のスカート部との間に調整されたクリーンエアーを送
り込みながら、シャドウマスクに電子ビームを反射させ
る塗膜を形成するようにしたので、シャドウマスクの溶
接性の低下や電子ビーム通過孔の孔詰まりを低減させる
ことができ、カラー陰極線管の耐圧、孔詰まりに優れた
ものが得られる効果がある。
合されたシャドウマスクのスカート部と、マスキング治
具のスカート部との間に調整されたクリーンエアーを送
り込みながら、シャドウマスクに電子ビームを反射させ
る塗膜を形成するようにしたので、シャドウマスクの溶
接性の低下や電子ビーム通過孔の孔詰まりを低減させる
ことができ、カラー陰極線管の耐圧、孔詰まりに優れた
ものが得られる効果がある。
第１図はこの発明の一実施例によるシャドウマスクの表
面処理方法を示す斜視図、第２図は第１図の■−■断面
図、第３図はカラー陰極線管の部分断面図、第４図は従
来のシャドウマスクの表面処理方法を示す斜視図、第５
図は従来のシャドウマスクの表面処理方法の問題点を示
す図である。 図において、ｌはパネル、２は電子銃、４はシャドウマ
スク、４ａは電子銃例の表面、４ｂは曲面部、４ｃはマ
スクスカート、５は電子ビーム通過孔、６は塗膜、７は
スプレィガン、８はマスキング治具である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
面処理方法を示す斜視図、第２図は第１図の■−■断面
図、第３図はカラー陰極線管の部分断面図、第４図は従
来のシャドウマスクの表面処理方法を示す斜視図、第５
図は従来のシャドウマスクの表面処理方法の問題点を示
す図である。 図において、ｌはパネル、２は電子銃、４はシャドウマ
スク、４ａは電子銃例の表面、４ｂは曲面部、４ｃはマ
スクスカート、５は電子ビーム通過孔、６は塗膜、７は
スプレィガン、８はマスキング治具である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- （１）カラー陰極線管のパネルに沿う形状の曲面部を有
し、この曲面部に多数の電子ビーム通過孔が設けられた
色選別電極であるシャドウマスクの内曲面部に、電子ビ
ームを反射させる塗膜を形成するに際し、 該シャドウマスクの不要な部分に塗膜が付着するのを防
止するマスキング治具に、シャドウマスクスカート内側
面へ塗液の粒子が付着するのを防止するエアー送り込み
用ノズル付チューブを設け、該チューブによりエアーを
出しながら上記塗膜を形成することを特徴とするシャド
ウマスクの表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19973589A JPH0364828A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | シャドウマスクの表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19973589A JPH0364828A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | シャドウマスクの表面処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0364828A true JPH0364828A (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=16412755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19973589A Pending JPH0364828A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | シャドウマスクの表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0364828A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR960019435A (ko) * | 1994-11-22 | 1996-06-17 | 윤종용 | 섀도우 마스크의 제조 방법 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP19973589A patent/JPH0364828A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR960019435A (ko) * | 1994-11-22 | 1996-06-17 | 윤종용 | 섀도우 마스크의 제조 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4734615A (en) | Color cathode ray tube | |
| KR900005806B1 (ko) | 새도 마스크의 제조방법 | |
| KR890003989B1 (ko) | 컬러 수상관 | |
| US3663997A (en) | Method for making a kinescope comprising production and treatment of a temporary mask | |
| JPH0364828A (ja) | シャドウマスクの表面処理方法 | |
| JPH07254373A (ja) | カラー受像管及びその製造方法 | |
| US5932957A (en) | Cathode-ray tube having detentioning rod assembly for a tension mask frame | |
| US6354902B1 (en) | Method of producing color selection electrode and cathode ray tube | |
| JPS6340231A (ja) | シヤドウマスクの表面処理方法 | |
| JPS6369119A (ja) | シヤドウマスクの表面処理方法 | |
| EP0820634B1 (en) | Paste composition for screen printing of crt shadow mask and screen printing method using the same | |
| JPS62123635A (ja) | シヤドウマスクの製造方法 | |
| JPS6353833A (ja) | シヤドウマスクの表面処理方法 | |
| JPS60236437A (ja) | カラ−受像管 | |
| KR100318389B1 (ko) | 음극선관용 섀도우 마스크의 제조방법 | |
| JPS61114440A (ja) | 高精細度シヤドウマスク | |
| JPS6381730A (ja) | シヤドウマスクの表面処理方法 | |
| JPH04351828A (ja) | カラーブラウン管の製造方法 | |
| JPS6340232A (ja) | 色選別電極のスプレイマスク | |
| KR960026009A (ko) | 섀도우마스크 및 이의 제조방법 | |
| JPH0552013B2 (ja) | ||
| JPH03187133A (ja) | カラー陰極線管のシャドウマスク | |
| JPS6380439A (ja) | シヤドウマスクの表面処理方法 | |
| JPH04137336A (ja) | カラー受像管の製造方法 | |
| JPH07182986A (ja) | カラー受像管 |