JPH0363556A - 多成分からなる物質の分布量測定装置および測定方法 - Google Patents

多成分からなる物質の分布量測定装置および測定方法

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JPH0363556A
JPH0363556A JP2105154A JP10515490A JPH0363556A JP H0363556 A JPH0363556 A JP H0363556A JP 2105154 A JP2105154 A JP 2105154A JP 10515490 A JP10515490 A JP 10515490A JP H0363556 A JPH0363556 A JP H0363556A
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リー エム チェイス
John D Goss
ジョン ガス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野j 本発明は、例えば、シート材に塗布された原子量が互い
に異なる3種以上の成分からなるコーテイング材や、シ
ート材に混入された同様に3以上の成分からなる充填剤
の、分布量(含有量)およびその組成を測定するための
装置および方法に関する。
「従来の技術と解決すべき課題」 以下の説明では、説明の簡略化のため製紙装置により得
られるシート紙に混入または塗布されるアッシュ(天分
)の単位面積当たりの重量(分布量)および組成をX線
分析法によって測定する方法を例に挙げる。しかし、本
発明はシート紙やアッシュへの適用に限られるものでは
なく、他種のシート材や物質にも適用可能であるし、X
線以外の電磁波を使用してもよい。
一般に前記シート紙は、水分、パルプ繊維、アッシュの
3成分から構成されている。アッシュとは紙を完全燃焼
させた後に残る天分で、■炭酸カルシウム(CaCOs
)を主成分とするチョーク、■酸化チタン(T+Oz)
、■シリカ(Sift)を主成分とするクレイ(粘土)
等の無機成分からなる。
これらアッシュの各成分の相対含有量は、最終的に得ら
れる紙製品の不透明さや光沢等の物性を左右するうえ、
前記クレイは一般にパルプ繊維等よりも遥かに安価であ
るため、所望の物性を満たす範囲内においてクレイの含
有量を極力大きくすることが重要である。したがって、
各製紙工程においてこれら各成分の含有量を測定するこ
とが望まれている。
これら各成分の含有量が求まれば、シート紙上でのアッ
シュそのものの分布量や、これら各成分の含有量を調整
することが可能となり、シート紙を所望の物性に制御し
、製造コストを低減することが可能となる。
なお、アッシュには前記3成分に加え、あるいはいずれ
かの成分の代わりに、他の不燃性物質が添加される場合
もある。例えばラディシュブラウン色のソート紙を製造
する場合にはFeOが添加されるが、それは特殊な場合
であり、一般に使用される白色紙の製造には前記3成分
が主に使用されている。
アッシュの分布量および各成分の含有量を測定するには
、従来より化学分析法が周知である。この方法では、得
られたシート紙から一定期間毎にサンプルを取り、実験
室で一定条件において燃焼させ、残留物の質量を測定し
た後、この残留物の組成を化学実験法によって決定する
一方、アッシュの分布量および各成分の含有量は、製紙
装置に対するパルプ繊維、クレイ、ア・ソシュそれぞれ
の供給量、および水の供給量の比率を変更することによ
って制御可能であるから、前記方法で得られた結果に基
づいて製紙条件のパラメーターを決定することが可能で
あると考えられろ。
しかし、このような測定方法では、1回の測定に時間が
かかり過ぎ、結果を得るまでに製品規格を満たさない多
量の不良紙を製造してしまうおそれがあった。
さらに、測定に長い時間を要することは、紙そのものの
内部にアッシュが添加された場合よりも、アッシュが紙
の表面に塗布されるコーテイング材に含まれる場合に特
に不都合である。
すなわち、この場合、コーターと称する装置を用いて、
アッシュを含むコーティング材料をシート材の片面また
は両面に塗布するが、コーテイング膜は極めて薄く形成
されるから、必然的にシート材の幅方向にも分布量の変
動が大きくなる。このため、乾燥後のコーテイング膜の
物性を製品規格内に維持するには、シート材の幅方向に
並ぶ多数の測定点(以下、スライスと称する)において
絶え間無く測定を行ない、コーターによる塗布量を連続
的に制御することが必要となる。
したがって、コーテイング紙を製造する場合には、前記
のような化学的方法の測定結果を待っていては製品規格
を外れた不良紙を多量に製造するおそれが大きく、実際
には適用不可能だった。
この欠点を改善するため、製紙工程においてシート紙に
添加されたアッシュの分布量およびアッシュの各成分含
有量を測定する方法として、X線分析法を用いる手法が
既に開示されている。
この方法は、1本またはそれ以上のX線ビームを紙に照
射し、シート材を透過したX線を検出することによって
行なわれる。
シート材を透過する前後のX線、強度の比率、すなわち
透過率Tは、次式のように表される。
T=I/io       (1) ■−シート材を透過したX線の強度 To=透過前の照射X線の強度 一方、シート材の透過率Tの値はベール(B eer)
の法則によって得られる。
T=exp(−Ut−Wt)      (2)Ut−
シート材全体としての質量吸収係数Wt=シート材の単
位面積当たりの質量アッシュを含む充填剤あるいはコー
ティング剤が添加された紙の場合には、前式(2)は次
式のように表せる。
U t−Wt= U ash−Wash+ U fib
er−W fiber+ U water−W wat
er    (3)U ash−アッシュの質量吸収係
数 Wash−アッシュの単位面積当たり質量Ufiber
=繊維の質量吸収係数 Wfiber−繊維の単位面積当たり質量U wate
r=水の質量吸収係数 Wwater=水の単位面積当たり質量繊維および水の
質量吸収係数U fiber、 U waterは既知
である。また、製紙装置は一般に、水分の含有iWwa
terおよびソート材全体の質、IWLを測定するセン
サを備えているから、繊維の質量W[’1berは次式
のように表される。
W「1ber=Wt−(Wash+Wwater)  
(4)したがって、(3)におけるアッシュの項、すな
わちUash−Washのみが未知数として残る。
クレイ、炭酸カルシウム、二酸化チタンを含む多成分か
らなるアッシュにおいては、(3)式の前記アッシュ環
は以下のように表される。
Uash−Wash = U cla)”Wc1ay+ U ca−Wca+
 U ti−W Li (5)Uclay=クレイの質
量吸収係数 Wc1ay−クレイの単位面積質量 Uca=炭酸カルンウムの質量吸収係数Wca−炭酸カ
ルシウムの単位面積質量U ti=ミニ二酸化チタン量
吸収係数W t i =二酸化チタンの単位面積質量質
量吸収係数[J clay、U ca、 U tiは、
X線管のターゲット電圧と、X線のスペクトル幅および
スペクトル分布との関数、すなわち、そのX線ビーム中
の各改良における強度の関数として計測可能であるから
、結果的に(5)式において残る未知数は、Wc1ay
、Wca、Wtiで、これらはシート材の単位面積当た
りにおける各アッシュ成分の含有量である。
これら各アッシュ成分の含有量を求める方法として、波
長およびスペクトル分布の異なる3種のX線ビームを用
いる方法がある。このような3種のX線ビームを用い、
アッシュを含有する7−ト材の透過率を計測すると、こ
れらX線ビームのそれぞれについて前記(2)式が成立
する。
X線ビーム1: U ashl −w ash== U claylW 
clay+ U ca、 −W cs + tJ口+・
Wt+   (6)X線ビーム2: U ashtIW ash= U clayy−W c
lay+Uca1Wca+Utit・Wti   (7
)xlビーム3: Uasb1Wash= Uclay1Wclay→−U
cas・Wca+UtL・WLi   (8)したがっ
て、これら3式を連立させて解けば、アッシュの前記3
種の成分の含有量Wc1ays Wca。
およびWLlが算出できる。そして、アッシュ全体の含
有量は、これらの含有量の合計として求められる。なお
、コーティング材料として、アッシュの各成分はラテッ
クス等の結合剤と混合して使用される場合が多い。この
上うは結合剤は通常、アッシュと既知の一定割合で混合
されるため、アッシュの分布量が測定できればシート材
に塗布されたコーテイング材の分布量をも測定できるこ
とになる。
前記の方法の応用として、3対のX線管およびX線検出
器を使用しなくて済むように、高電位X線管を1本だけ
用い、X線ビームでシート材を幅方向に走査する間にこ
のX線管の陰極電圧を連続して3段階に変化させるとと
もに、X線検出器からの出力を前記陰極電圧に対応して
時分割し、それぞれを計測に供する方法が既に提案され
ている。
この場合、高電位X線管とX線検出器はシート材をはさ
んで互いに対向する位置に配置され、シート材の走行に
つれシート材の幅方向に往復動されてシート材の全域を
走査する。3回の走査の間に検出器の出力は積分され、
次の3回の走査の間に前記3元連立方程式が解かれて、
アッシュの個々の成分の含有量が算出される。そしてこ
れら含有量は合算され、アッシュの含有量が最終的に算
出される。
しかし、前記高電位X線管へ供給する高電圧電源の切換
速度は本質的に遅いため、このような装置は最も速くて
も、3回の走査毎に1回、アッシュの各成分の含有量お
よびアッシュ含有量を測定できるに過ぎなかった。
このため、このような装置では、】走査の間にシート材
の幅方向の複数の箇所(スライス)でコーティング材料
の分布量を測定し、それに基づいて各箇所でのコーティ
ング材料の塗布量を連続的に制御する目的には役に立た
なかった。
一方、他の従来技術として、1本のX線管を使用し、こ
の照射管が発するX線ビームのスペクトル分布を祠祭し
て、アッシュの個々の成分に対してのff量吸収係数が
全て等しくなるように設定する方法も提案されている。
この場合、アッシュの個々の成分の含有率に拘わりなく
、X線検出器からの出力が、アッシュ全体の分布量を直
接反映することになり、計算処理が簡略化される。
しかし、このような方法では当然、アッシュの3成分が
識別できないため、これら成分の含有量をそれぞれ測定
することは不可能である。
「課題を解決するための手段」 本発明は上記課題を解決するためになされたもので、第
2材料に付随する、3成分を含有する第1材料の分布量
を測定するための装置であって、前記第1材料および第
2材料を透過させて第1、第2および第3のX線ビーム
をそれぞれ照射するX線源と、 前記第1材料および第2材料を透過した前記第1、第2
および第3のX線ビームをそれぞれ検出し、これらに対
応した第11第2および第3の信号を発生するX線検出
手段と、 このX線検出手段に接続され、前記第1、第2および第
3の信号を受けるコンピューターとを具備し、 このコンピューターは、前記第1信号に基づいて前記第
1材料の分布量を連続的に算出するとともに、第2およ
び第3の信号に基づいてこの連続的算出を周期的に補正
するようにプログラムされていることを特徴とする。
なお、前記X線検出手段は、第1および第2のX線検出
器を備えるとともに、 前記X線源は、前記第1X線ビームを前記第1X線検出
器に向けて照射するように配置された第1X線源と、第
2および第3X線ビームを第2X線検出器に向けて照射
するように配置された第2X線源とを備えていてもよい
また、前記第2X線源は、前記第2X線検出器に向けて
元X線ビームを照射するように配置されたX線管と、透
過スペクトルの異なる第1および第2のX線フィルタの
いずれかを選択的して前記元X線ビームの光路内に挿入
するフィルタ切換手段とを備え、前記第2X線フィルタ
は前記元X線ビームを前記第2X線ビームに転換し、前
記第2X線フィルタは前記元X線ビームを前記第3X線
ビームに転換するものであってもよい。
また、前記第1X線ビームのエネルギーは、前記第1材
料に含有される3成分のそれぞれに対する吸収係数が実
質的に等しくされていてもよい。
また、前記第1X線源は、55Feのような単色X線源
であってもよい。
さらに、前記コンピューターは、前記第1材料を構成す
る3成分のそれぞれの含有量を、周期的に算出するよう
にプログラムされていてもよい。
一方、本発明の多成分からなる物質の分布量測定方法は
、前記第1材料を透過させて第11第2および第3のX
線ビームを照射するとともに、前記第1材料を透過した
前記第11第2および第3のX線ビームをそれぞれ検出
し、これらに対応する第1、第2および第3の信号を発
生させ、前記第1信号に基づき、周期的に第1割合で第
1材料の分布量を連続的に計測するとともに、前記第1
頻度よりも少ない第2割合で、前記第2および第3の信
号に基づいて前記第1材料の分布量測定を補正すること
を特徴とする。
なお、第1X線ビームのエネルギーは、第1材料に含有
される前記3成分のそれぞれに対する吸収係数が実質的
に等しく設定されていてもよい。
また、前記第1X線ビームを発する第1X線源は、単色
X線源であってもよいし、115F e等の放射性同位
体であってもよい。
また、第1材料を構成する3成分のそれぞれの含有量を
周期的に測定する工程をさらに有していてもよい。
さらに、前記第1材料は、別の第2材料にコーティング
されていてもよい。
「作 用」 本発明の装置および方法では、第1材料および第2材料
を透過した第1X線ビームをX線検出手段で検出し、こ
のX線検出手段からの第1信号に基づいて3成分からな
る第1材料全体の分布量を決定する。
一方、両材料を透過した第2および第3のX線ビームは
X線検出手段により第2および第3信号に転換され、コ
ンピューターでは、これら第11第2、および第3信号
を用いて第1材料の組成を決定するとともに、前記第1
材料の分布量決定を補正する。
第1材料の個々の成分は、各X線ビームの透過率に対す
る3種の方程式(前式(2)参照)を連立させ、求める
ことができる。こうして−旦、各成分の含有量が求めれ
ば、それらの値を用いて、第1材料全体としての質量吸
収係数が算出できるから、その値を用いて、単純な計算
により第1信号から第1材料の分布量を算出することが
可能である。
したがって、この装置では、第1信号から第1材料の分
布量測定を高速かつ連続的に行なうことができ、第1材
料の分布量のフィードバック制御が容易に行なえる。特
に、走行する第1および第2材料の幅方向に、X線源お
よびX線検出器を往復動させた場合には、その幅方向の
複数位置における第1材料の分布量制御も可能となる。
第1材料の各成分含有量の処理速度は、3元連立方程式
を解く必要があるため、第1材料の分布量測定より低速
ではあるが、通常、第1材料の組成変化は分布量の変化
よりも緩慢であるから、処理速度が遅くても、その組成
制御の目的を十分に果たすことができる。
「実施例」 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
第1a図は本発明の一実施例を適用したコーティング装
置10の該略構成を示す斜視図である。図中符号12は
コーティングされる長尺のシート材で、図示しない前工
程から塗布機構13を垂直に通過して下方に走行する。
塗布機構13は、シート材12の一面に沿って軸線水平
に配置された背面ロール16と、シート材12の他面に
沿って傾斜して配置された弾性変形可能な塗布量調整板
18とを備え、この塗布量調整板18の下端はシート材
12をはさんで背面ロール16の外周面と対向している
背面ロール16とシート材12の間、および塗布量調整
板18とシート材12の間には、それぞれ塗布すべきコ
ーテイング材14が満たされている。背面ロール16と
塗布量調整板18の下端22との間にはシート材12お
よび若干のコーテイング材14が通過する間隙20が形
成されており、塗布量調整板18を背面ロール16側に
付勢する圧力を調整すると、この間隙量が変化してシー
ト材12の両面へのコーテイング材14の塗布量が制御
できる。
塗布量調整板18には、水平方向に一定間隔毎に駆動器
26が取り付けられ、個々の駆動器26を作動させると
、その駆動器26の近傍で塗布量調整板18を撓ませ、
前記間隙20の幅を制御してコーテイング材14の付着
量をシート材12の幅方向複数の区域で制御する。なお
、駆動器26同士の間隔は3〜6インチであることが望
ましく、各駆動器26から両側に3〜6インチの個々の
塗布区域を「スライス」と称する。
間隙20を通り抜け、両面にコーテイング材I4が塗布
されたシート材12は次に、加熱された多数の乾燥ドラ
ム30の間を蛇行して送られ、コーテイング材14が乾
燥して第1c図に示すようなコーテイング膜24が形成
される。
乾燥したシート材12の走行路に沿って、X線センサー
32が配置され、図示しない駆動機構によりシート材1
2の幅方向(矢印28参照)に往復動されるようになっ
ており、これによりシート材12のほぼ全面に亙ってシ
ート材12のX線透過率が連続的に測定される。
第1a図では、単純化するためX線センサー32をシー
ト材12の上面側にのみ示したが、実際には、このX線
センサー32はシート材12の下面側にX線源を備え、
これらX線センサー32とX線源は対向したまま、前記
駆動機構によりシート材12の幅方向に往復動される。
X線センサー32からの信号は、信号処理回路35を介
してコンピューター34に伝達される。
このコンピューター34では、前記信号をセンサー32
の走査速度に応じて時分割し、シート材!2の各スライ
スに対応する複数の信号に分割する。
そしてコンピューター34は、時分割前の信号、および
分割後の信号のそれぞれについて計算処理(後述する)
を行ない、コーテイング膜24の単位面積当たりの重量
(分布量)を算出する。
そしてコンピューター34は、予め設定されている各ス
ライスでのコーテイング膜24の分布量の所望値と、得
られた実測値とを比較し、その結果に応じて制御機構3
6に制御信号を伝達する。
この制御機構36は、その制御信号に対応するスライス
と対向した駆動器26を作動させ、塗布量調整板18の
該当箇所を変形させて、コーテイング材14の塗布量を
調整して、コーテイング膜24の分布量を前記所望値と
一致させる。一般には、シート甘夏2の幅方向に均一な
分布量であることが望まれるが、故意に分布量を不均一
化することも可能である。
次に、第2図を参照して、X線センサー32の具体例を
説明する。図中210はX線センサー32の照射側ハウ
ジングであり、走行するシート材12の一面に沿って配
置されている。一方、シート材12の他面には照射側ハ
ウジング210と対向して検出側ハウジング214が配
置され、これらハウジング210,214  は互いに
対向したままシート材12の幅方向に往復動される。
ハウジング210の内部には、2基のX線源が収められ
ている。第1のX線源は電源218に接続されたX線管
216であり、第1X線224をシート材12に垂直に
向けて照射する。第2のX線源は電源222に接続され
たX線管220であり、第2X線226をシート材12
に向けて垂直に照射する。第1X線224の一部はシー
ト+412を透過してビーム230となり、第2X線2
26の一部はシート材12を透過してビーム232とな
る。
この実施例において、シート材12に形成されるコーテ
イング膜24は、クレイ、二酸化チタン、および炭化カ
ルシウムをラテックス中に分散したものであり、第1X
線ビーム224のエネルギーは、クレイ、二酸化チタン
、炭化カルシウムのそれぞれに対する質量吸収係数が実
質的に全て等しくなるように設定されている。
このため、電源218から第1X線管216に供給され
る電圧は6,559kVとされ、さらに第1X線管21
6の光路上にはスペクトル調整用のフィルタ266が配
置されている。
このフィルタ266は、カルシウムとチタンのに系列間
のエネルギーを持つX線を選択的に吸収するように設定
されている。このような選択性を得るには、例えば厚さ
0.1165mil(Imil= 1/1000インチ
)のSn膜フィルタが使用可能である。
このフィルタ266は、第2図に示すようにX線管21
6の放射口の直前に配置されてもよいし、あるいはSn
膜を、例えばX線検出器234のベリリウム等からなる
窓に蒸着しておいても同様の効果が得られる。
なお、Sn膜の厚さは、第1X線224が発するX線2
24の強度と、第1X線検出器234の感度に応じて決
定すべきである。ただし、一般には前述のように0 、
 I nail程度が適当である。
一方、第2X線管220の近傍には、2種のフィルタ2
7’0.272が配置されている。これらフィルタ27
0,272は回転板の外周部に固定されており、この回
転板は、コンピューター34により制御されるモータ2
74の回転軸に固定されている。そして、モータ274
の半回転毎に、フィルタ270,272が交互に第2X
線路に挿入されるようになっている。
フィルタ270を挿入した場合には、第2X線ビーム2
32のエネルギー分布が炭化カルシウムと二酸化チタン
に対して質量吸収係数が等しく、クレイに対してはこれ
らと異なる質量吸収係数となるように設定されている。
また、フィルタ272に切り替えた場合には、第2X線
ビーム232のエネルギー分布がクレイと二酸化チタン
に対しての質量吸収係数が等しく、炭化カルシウムに対
してはこれらと異なる質量吸収係数を有するように設定
されている。
この条件を満たす材質としては、例えばフィルタ270
としては1.00 On+ilの厚さのアルミニウム箔
が挙げられる。一方、フィルタ272としては、厚さ1
.000m1lのアルミニウム箔および厚さ0.345
m1lのチタンを積層したものが挙げられる。
なお、この場合、フィルタ270,272はいずれもア
ルミニウム箔の厚さが等しいため、このアルミニウム箔
を共通として予め第2X線路内に固定しておいてらよい
。例えば、第2X線検出器236のベリリウム窓に固定
することもできる。
こうした場合には、チタン製フィルタだけを回転板に固
定し、これを間欠的に第2X線路に挿入すれば済む。
一方、ハウジング214内には、第1X線ビーム230
を受ける第1X線検出器234、および第2X線ビーム
232を受ける第2X線検出器236がそれぞれ設けら
れている。
一般に、これらX線検出器234,236としては、ク
リプトンを満たし、前述のようにベリリウム製の入射窓
を有するイオンチャンバーが好適である。ベリリウムは
X線に対する透過率が高く、検出器234.236はX
線を受けるとイオンチャンバー内で直流電流を生じ、こ
の電流量は入射したX線強度に比例する。
X線検出器234,236の出力端は、増幅器240お
よび242にそれぞれ接続され、各検出器234.23
6  からの電流がアナログ信号のまま増幅される。ま
た各増幅器240,242  の出力端は電圧−周波数
変換器244,246  にそれぞれ接続されており、
各増幅器240,242  からの直流電圧に対応した
周波数のAC信号を発するようになっている。
各AD変換器244,246  からのAC信号は、計
数器245と247にそれぞれ伝達され、これら計数器
245,247  はアナログのAC信号をデジタル信
号に変換し、コンピューター34に伝達する。
コンピューター34には、コーティングされたシート材
12の単位面積当たりの重量に対応した信号262と、
シート材12の水分含有量と対応した信号264とが伝
達されるようになっている。
信号262は周知のシート重量センサー(図示路)から
、また水分含有量の信号264は周知の水分センサー(
図示路)からそれぞれ供給される。
コンピューター34では、第1X線検出器234からの
信号から、コーテイング膜24中のアッノユの分布量を
算出する。その算出結果は前述のように塗布量調整板1
8の自動制御に使用されるとともに、CRT等の表示器
で表示しEす、周知の記録装置によって記録することも
可能である。
一方、第2X線検出器236からの信号は、いずれのフ
ィルタ270.272  が第2X線ビーム226の光
路内に挿入されているかに応じて時分割される。この処
理により、第2X線管220と第2X線検出器236は
、2組のX線管および検出器の働きをすることができる
また、コーテイング膜24中のアッシュの3成分それぞ
れの含有量は、第1X線検出器234からの信号と、時
分割された第2X線検出器236からの2組の信号を用
い、以下に詳述する三元連立方程式を解いて算出される
。同時に、前述したように第1X線検出器234からの
信号のみから、アッシュの分布量、ひいてはコーテイン
グ膜24の分布量が算出される。
この実施例では、フィルタ266の作用により、第1X
線検出器234で生じる信号では、U clay= U
 ca= ULiが戊り立つ。
一方、第2X線検出器236からの時分割された信号の
うち、フィルタ270に対応する信号ではU ca−L
J ti、フィルタ272に対応する信号ではU cl
ay= TJ tiがそれぞれ成り立つように設定され
ている。
したがって、第1X線検出器234からの信号において
、アッシュの3成分の質量吸収係数が等しく、U as
h= U clay= tJ ca= U tiが成立
し、かつ、シート材12の繊維と水分によるX線吸収が
無視できる場合には、これらの質量吸収係数を前記の式
(2)、(3)、(5)に代入し、次式(9)が得られ
る。
Wash=−1nT/Uash      (9)ただ
し、繊維と水分によるX線吸収が無視できない場合には
、Washの計算値はそのような吸収に対して補正する
ことが必要である。前述したように水と繊維の質量吸収
係数は既知であり、これらの分布量は計測できる。
この方法により、第1X線検出器234からの信号から
アッシュの分布量が決定されるとともに、その値を用い
てコーテイング膜24の分布量が決定される。
また、上記3種の信号のそれぞれについて成立する前述
した3式の連立解から、アッシュの個々の3成分の含有
量が算出される。
なお、本発明においては、第!X線管216(!:電源
218の代わりに 85 p eのような放射性同位体
を使用することもできる。例えば5fipeは約7ke
Vの単色X線を放出する。このような放射性同位体を用
いると、X線管を用いた場合よりも幾つかの利点が得ら
れる。すなわち5aFeは強度一定の単色X線を放射す
るため、X線管の出力強度を安定化するために必要だっ
た電気回路系が不要となり、装置の構成が大幅に簡略化
でき、動作の信頼性も向上する。
たたし、放射性同位体ではX線管のようにスペクトルの
広いX線を発生することができないから、フィルタを用
いて3成分のそれぞれに対する質量吸収係数を同一化す
ることは不可能である。したがって、55Feを用いた
場合には、 U ash= U clay= U ca= U ti
が成立せず、式(9)が上記実施例よりも複雑になる。
しかしこの場合にも、3成分のそれぞれの質量吸収係数
が異なるにも拘わらず、第1X線検出器234の出力信
号のみから、アッシュの分布量を連続的に算出すること
が可能である。
すなわち、前記7keVでのU clay、 U ca
、 U tiの値は予め決定できるからである。したが
って前記各式の中で、クレイと二酸化チタンと炭化カル
シウムの相対量だけが未知数となる。
この相対量は、第1X線検出器234の信号、および第
2X線検出器236の時分割した2種の信号のそれぞれ
に付いての式を連立させることにより決定でき、これら
3成分の相対量が得られれば、U ashの値か容易に
計算できる。
以上の第2実施例では、シート材12の幅方向にX線セ
ンサー32が走査する間に、前記3成分の割合が変化し
ないと仮定しているが、これは殆どの場合に正しい。第
1a図に示すように、コーティング装置は、シート材1
2の両面に極めて薄L)コーテイング膜24を形成する
だけであるから、j−ティング材14の消費量はごく少
なく、塗布機構13内のコーテイング材14はめったに
補う必要がない。このため、コーテイング材14の組成
は長期に亙ってほぼ一定に保たれるのである。
したがって、1走査中にお:する3成分の割合は一定と
みなしてよいから、第1X線検出器234の信号から、
各スライスにおけるコーテイング膜24の分布量をほぼ
正確に算出できる。
マt:、この実施例では、センサー32による各走査の
終了点において、第2X線検出器236からの時分割さ
れた2組の信号を用いて前記3元連立方程式を解き、3
成分のそれぞれの相対重量を算出する。そしてこれらの
値を、次の走査におけるU ashの値として更新登録
し、この値を用いて各スライス毎のコーテイング膜24
の基本重量を算出する。このため、漸次的なコーテイン
グ材I4の組成変化が生じたとしても、常に正確な値が
得られる。
また、各走査の終了点で測定された3成分の割合に応じ
て、これら3成分の混合タンク(図示路)における調合
割合を制御したうえ、混合タンクから前記塗布機構13
にコーテイング材14を供給する構成とすることも可能
である。
このように、上記実施例の装置では、コーテイング膜2
4の分布量をシート材12の幅方向の各スライス毎にほ
ぼ連続的に計測し、塗布m凋整仮18に固定された各駆
動器26を作動させ、シート材I2の幅方向および長芋
方向の全ての部分で所望の塗布量に制御できる。
また、2つのxm源(216,220)を用いた比較的
単純な構成により、コーテイング材14の3成分の個々
の含有量を間欠的に測定することが可能である。この成
分測定は、間欠的で計算処理に若干時間を要するが、コ
ーテイング材I4の成分変化は緩慢であるから、成分制
御の上での支障はない。
なお、本発明は上記各実施例に限定されるものではなく
、適宜構成を変更してよいのは勿論である。
例えば、上記装置ではコーテイング材14を対象として
いたが、その代わりにシート材12の内部に屁入される
充填剤の分布量および充填剤の個々の成分の含有量測定
に適用することら可能であるし、さらにこの充填剤入り
のシート材12の表面にコーテイング材を塗布する場合
に適用してもよい。また、本発明は透過型X線測定に限
らず、可能であれば反射型X線測定方法を採用してもよ
い。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明の多成分からなる物質の分
布量測定装置では、第1材料および第2材料を透過した
第1X線ビームをX線検出手段で検出し、このX線検出
手段からの第1信号に基づいて3成分からなる第1材料
全体の分布量を決定する。
同時に、両材料を透過した第2および第3のX線ビーム
をX線検出手段により第2および第3信号に転換し、コ
ンピューターにより、これら第11第2、および第3信
号を用いて第1材料の3成分の含有量を決定するととも
に、前記第1I料の分布量決定を補正する。
このため、本発明の装置および方法では、第1材料の分
布量測定を高速かつ連続的に行なうことができ、第1材
料の分布量のフィードバック制御等が容易に行なえる。
例えば、走行する第1および第2材料の幅方向に、X線
源およびX線検出姦を走査させた場合には、その幅方向
の複数位置における第1材料の分布量制御も可能となる
また、第1材料の各成分含有量の算出は、3元連立方程
式を解く必要があるために第1材料の分布量測定より低
速ではあるが、通常、第11料の組成変化は分布量変化
よりも緩慢であるから、組成制御の要求を十分に満たす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明に係わる多成分からなる物質の分布量
測定装置の一実施例を適用したコーティング装置の斜視
図、第1b図はシート材の断面を示す拡大斜視図、第1
C図はコーテイング後のシート材の拡大斜視図、第2図
は装置の要部を示す構成図である。 IO・・・コーティング装置、12・・・シート材(第
2材料)、13・・・塗布機構、14・・・コーテイン
グ材(第1材料)、18・・・塗布量調整板、26・・
・駆動器、32・・・X線センサー 34・・・コンピ
ューター35・・・信号処理回路、36・・・制御機構
、216・・・第1X線管(第1X線源)、220・・
・第2X線管(第2X線R)、224,230−・・第
1X線ビーム、226.232・・・第2X線ビーム、
234・・・第1X線検出器、236・・・第2X線検
出器、266.270 272・・・スペクトル調整用
フィルタ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第2材料に付随する、3成分を含有する第1材料
    の分布量を測定するための装置であって、前記第1材料
    および第2材料を透過させて第1、第2および第3のX
    線ビームをそれぞれ照射するX線源と、 前記第1材料および第2材料を透過した前記第1、第2
    および第3のX線ビームをそれぞれ検出し、これらに対
    応した第1、第2および第3の信号を発生するX線検出
    手段と、 このX線検出手段に接続され、前記第1、第2および第
    3の信号を受けるコンピューターとを具備し、 このコンピューターは、前記第1信号に基づいて前記第
    1材料の分布量を連続的に算出するとともに、第2およ
    び第3の信号に基づいてこの連続的算出を周期的に補正
    するようにプログラムされていることを特徴とする多成
    分からなる物質の分布量測定装置。
  2. (2)前記X線検出手段は、第1および第2のX線検出
    器を備えるとともに、 前記X線源は、前記第1X線ビームを前記第1X線検出
    器に向けて照射するように配置された第1X線源と、第
    2および第3X線ビームを第2X線検出器に向けて照射
    するように配置された第2X線源とを備えていることを
    特徴とする請求項1記載の多成分からなる物質の分布量
    測定装置。
  3. (3)前記第2X線源は、前記第2X線検出手段に向け
    て元X線ビームを照射するように配置されたX線管と、
    透過スペクトルの異なる第1および第2のX線フィルタ
    のいずれかを選択的して前記元X線ビームの光路内に挿
    入するフィルタ切換手段とを備え、前記第1X線フィル
    タは前記元X線ビームを前記第2X線ビームに転換し、
    前記第2X線フィルタは前記元X線ビームを前記第3X
    線ビームに転換することを特徴とする請求項2記載の多
    成分からなる物質の分布量測定装置。
  4. (4)前記第1X線ビームのエネルギーは、前記第1材
    料に含有される3成分のそれぞれに対する吸収係数が実
    質的に等しいことを特徴とする請求項3記載の多成分か
    らなる物質の分布量測定装置。
  5. (5)前記第1X線源は、単色X線源であることを特徴
    とする請求項3記載の多成分からなる物質の分布量測定
    装置。
  6. (6)前記第1X線源は、放射性同位体であることを特
    徴とする請求項5記載の多成分からなる物質の分布量測
    定装置。
  7. (7)前記放射性同位体は、^5^5Feであることを
    特徴とする請求項6記載の多成分からなる物質の分布量
    測定装置。
  8. (8)前記コンピューターはさらに、前記第1材料に含
    有される3成分のそれぞれの含有量を、周期的に算出す
    るようにプログラムされていることを特徴とする請求項
    1記載の多成分からなる物質の分布量測定装置。
  9. (9)3成分を含有する第1材料の分布量を測定するた
    めの方法であって、 前記第1材料を透過させて第1、第2および第3のX線
    ビームを照射するとともに、 前記第1材料を透過した前記第1、第2および第3のX
    線ビームをそれぞれ検出し、これらに対応する第1、第
    2および第3の信号を発生させ、前記第1信号に基づき
    、周期的に第1割合で前記第1材料の分布量を連続的に
    計測するとともに、前記第1割合よりも少ない第2割合
    で、前記第2および第3の信号に基づいて前記第1材料
    の分布量測定を補正することを特徴とする多成分からな
    る物質の分布量測定方法。
  10. (10)前記第1X線ビームのエネルギーは、前記第1
    材料に含有される前記3成分のそれぞれに対する吸収係
    数が実質的に等しいことを特徴とする請求項9記載の多
    成分からなる物質の分布量測定方法。
  11. (11)前記第1X線ビームを発する第1X線源は、単
    色X線源であることを特徴とする請求項9記載の多成分
    からなる物質の分布量測定方法。
  12. (12)前記第1X線源は、放射性同位体であることを
    特徴とする請求項11記載の多成分からなる物質の分布
    量測定方法。
  13. (13)前記放射性同位体は、^5^5Feであること
    を特徴とする請求項12記載の多成分からなる物質の分
    布量測定方法。
  14. (14)前記第1材料に含有される3成分のそれぞれの
    含有量を周期的に計測する工程をさらに有することを特
    徴とする請求項9記載の多成分からなる物質の分布量測
    定方法。
  15. (15)前記第1材料は、別の第2材料にコーティング
    されていることを特徴とする請求項14記載の多成分か
    らなる物質の分布量測定方法。
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