JPH036330Y2 - - Google Patents

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JPH036330Y2
JPH036330Y2 JP1987165437U JP16543787U JPH036330Y2 JP H036330 Y2 JPH036330 Y2 JP H036330Y2 JP 1987165437 U JP1987165437 U JP 1987165437U JP 16543787 U JP16543787 U JP 16543787U JP H036330 Y2 JPH036330 Y2 JP H036330Y2
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JP
Japan
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eye mask
air
eye
eyes
mask
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JP1987165437U
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JPH0169518U (ja
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  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば電車、車等に乗車中において
睡眠時に用いるアイマスクに関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来より、電車や車等に乗車している時に眠り
たいと思つても、周囲が明るすぎたりあるいは眩
しかつたりすると眠りにくいことから、眼の表面
を覆い、眠りやすくする為のアイマスクがあるこ
とは知られている。
そして、従来のアイマスクは、眼の表面を覆う
ことができる所定形状に布地をカツトし、所定形
状の布地からなるベース体の両端に紐を取り付
け、この紐を耳にかけると丁度ベース体が眼の表
面を覆うようになつている。
しかしながら、このアイマスクにあつては、そ
のベース体が単なる布地であることから、その装
用感は良いものとは言えず、すなわちアイマスク
のほぼ全体が顔にぴつたりとくつついてしまう為
不快感を感じることがあり、特に夏において汗を
かいている場合等には不快感がより一層高い等の
欠点がある。
又、車や電車の乗物が急停車すると前のめりす
ることもあり、このような場合には睡眠中である
こともあいまつて眼の周辺部を何かに打ちつけて
しまうといつた危険性がある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は前記の問題点に鑑みてなされたもので
あり、眼の表面を覆うことができる形状のアイマ
スクであつて、このアイマスクにおける眼の周囲
に対応する部分には空気の注入により曲面部が構
成されるよう脹らむ空気室が設けられてなり、使
用時にはこの空気室への空気の注入により脹らむ
よう、かつ、この空気注入によりアイマスクが左
右方向において湾曲するよう構成したことを特徴
とするアイマスクを提供するものである。
〔実施例〕
第1図〜第3図は本考案に係るアイマスクの1
実施例を示すもので、第1図は空気が充填されて
いない状態での正面図、第2図は空気が充填され
た状態での斜視図、第3図は第1図におけるA−
A線での端面図である。
同図中、Xはアイマスク、1は眼の表面を覆う
ことができる、例えば略ハ形状にカツトされた空
気遮断性能を有する遮光性の軟性前面シート、2
はこの軟性前面シート1とほぼ同形状にカツトさ
れ、かつ、空気遮断性能を有し、さらに外表面が
フエルト質の遮光性の軟性後面シートであり、こ
れら軟性前面シート1と軟性後面シート2は重ね
合わされ、そしてその周辺部3及び眼に対応する
部分4a,4bが熱溶着等の手段によつて接着さ
れた構成となつている。
5は、所定位置つまり周辺部3と眼に対応する
部分4a,4bとの間の位置の軟性前面シート1
に取り付けられた弁であり、この弁5の栓を外し
て弁5の口部より空気を吹き込むと、第2図及び
第3図に示す如く、軟性前面シート1と軟性後面
シート2との間に空気が溜まり、アイマスクXは
脹らむようになつている。尚、空気の注入によ
り、第2図に示される如く、アイマスクXは左右
方向において湾曲するように構成されている。
6は、眼に対応する部分4a,4bに形成され
た適宜な数の径の小さな孔である。尚、この孔6
の外側の部分は、前述の通り、眼に対応する部分
4a,4bにおいて軟性前面シート1と軟性後面
シート2とが接着されているから、弁5の口部よ
り吹き込まれた空気がこの孔6より抜けることは
ない。
7a,7bは、アイマスクXの両端部に設けら
れた紐であり、この紐7a,7bを耳に掛けるこ
とができるようになつている。
上記のように構成させると、使用に際しては、
弁5の口部から空気を吹き込み、第2図及び第3
図に示される如くこのアイマスクXを脹らませ
る。
そして、この脹らんだアイマスクXの紐7a,
7bを耳にかければ良い。
そうすると、このアイマスクXは軟性前面シー
ト1及び/又は軟性後面シート2が遮光性材料で
構成されているから、装用時には眼が遮光性材料
で覆われるようになり、従つて眩しさや明るさを
それ程感じなくなり、眠りやすい状態になる。す
なわち、これまでのアイマスクと同様な効果が発
揮される。
しかも、単に上記効能が発揮されるだけでな
く、軟性前面シート1と軟性後面シート2との間
に存在する空気によつて、このアイマスクXはク
ツシヨン効果を有しており、従つて車が急停車し
て前のめりしても、眼の部分はこのクツシヨン効
果を有するアイマスクXで保護され、それだけ事
故が起きることを防げるようになる。
さらには、第3図の端面図から窺えるように、
空気充填時にあつては孔6の設けられている眼に
対応する部分が窪んだようになつており、従つて
装用時においても瞼の部分にこのアイマスクXが
ぴつたりくつ付くといつたことがなく、それだけ
装用感は高いものとなる。つまり、瞼に直接アイ
マスクが接していると、それだけ圧迫感が高いの
に対し、上記実施例のアイマスクXはその軟性後
面シート2が瞼に直接接してなく、圧迫感は少な
く、そして眼を閉じたり、開けたりするのに抵抗
感が少ないのである。
そして、このアイマスクXを使用しない場合に
は、弁5の栓を外して空気を取り除いておけば、
小さく折り畳むことができるから、ポケツト等に
簡単に入れることができ、旅行等に持ち歩くにも
便利である。
又、眼に対応する部分には径の小さな孔6が設
けられているから、寝ていて急に起こされても、
この孔6を通して前面を見ることができ、安全性
が高い特長もある。
尚、この孔6は、その径が小さいから、レンズ
絞りの役割を発揮し、視力の低い者が眼鏡なしで
もそれだけ被写体をはつきり見ることができる。
さらには、この孔6を通して空気の流通があ
り、すなわち通気性があるから、むれることがな
く、装用感はより一層良い。
〔効果〕
本考案に係るアイマスクは、眼の表面を覆うこ
とができる形状のアイマスクであつて、このアイ
マスクにおける眼の周囲に対応する部分には空気
の注入により曲面部が構成されるよう脹らむ空気
室が設けられてなり、使用時にはこの空気室への
空気の注入により脹らむよう、かつ、この空気注
入によりアイマスクが左右方向において湾曲する
よう構成したので、このアイマスクを使用すると
スムーズに眠りにつけるといつた特長が奏される
だけでなく、使用時には顔に密着する部分が少な
く、装用感に優れ、例えば汗をかく暑い夏時にも
密着感が少ないから、汗がじつとり付くといつた
不快感がなく、又、圧迫感も少ないから装用感が
良く、特に空気注入によりアイマスクが左右方向
において湾曲するから、アイマスクを装着するに
際して紐などを頭や耳に掛けるにしても締め付け
る程度が小さくて済み、従つてアイマスク装着時
の圧迫感は少なく、又、例えば電車の網棚といつ
た上方から荷物が顔に落ちて来ても、眼の周辺部
分の空気室内に注入されている空気のクツシヨン
効果によつて眼は安全に保護され、損傷の事故が
起きないものであり、そして使用しない時には、
空気を抜いておけば小さく折り畳むことができ、
ポケツトに入れての持ち運びが簡単であり、旅行
に際して手軽に持つていける等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案に係るアイマスクの1
実施例を示すもので、第1図は空気が充填されて
いない状態での正面図、第2図は空気が充填され
た状態での斜視図、第3図は第1図におけるA−
A線での端面図である。 X……アイマスク、1……軟性前面シート、2
……軟性後面シート、5……弁、6……孔、7
a,7b……紐。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 眼の表面を覆うことができる形状のアイマスク
    であつて、このアイマスクにおける眼の周囲に対
    応する部分には空気の注入により曲面部が構成さ
    れるよう脹らむ空気室が設けられてなり、使用時
    にはこの空気室への空気の注入により脹らむよ
    う、かつ、この空気注入によりアイマスクが左右
    方向において湾曲するよう構成したことを特徴と
    するアイマスク。
JP1987165437U 1987-10-30 1987-10-30 Expired JPH036330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987165437U JPH036330Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987165437U JPH036330Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0169518U JPH0169518U (ja) 1989-05-09
JPH036330Y2 true JPH036330Y2 (ja) 1991-02-18

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