JPH0362978B2 - - Google Patents

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JPH0362978B2
JPH0362978B2 JP62066117A JP6611787A JPH0362978B2 JP H0362978 B2 JPH0362978 B2 JP H0362978B2 JP 62066117 A JP62066117 A JP 62066117A JP 6611787 A JP6611787 A JP 6611787A JP H0362978 B2 JPH0362978 B2 JP H0362978B2
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JP
Japan
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block
barn
ventilation
ventilation fan
livestock
Prior art date
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Application number
JP62066117A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63231130A (ja
Inventor
Eiichi Sumya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSHIN SEIKI KK
Original Assignee
KOSHIN SEIKI KK
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Publication date
Application filed by KOSHIN SEIKI KK filed Critical KOSHIN SEIKI KK
Priority to JP6611787A priority Critical patent/JPS63231130A/ja
Publication of JPS63231130A publication Critical patent/JPS63231130A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 イ 発明の目的 イ−1 産業上の利用分野 本発明は畜舎用換気装置に関する。
イ−2 従来技術 近年畜産業において、四季の気象環境によつて
も畜舎内の温度等を所定に容易に設定しやすいよ
うにウインドレス畜舎が採用されるようになつて
きた。このような畜舎においては、その舎内換気
を十分行なう必要があり、その換気方式として、
畜舎の長手方向の側壁に換気扇を設けて、畜舎に
対して横方向に風の流れを発生させて換気を行な
う方式がある。
また、畜舎の屋根部と天井板との間に仕切板を
設けると共に天井板に、畜舎の長手方向に沿つて
スリツトを開設し、畜舎の妻壁に設置した換気扇
よりの風を前記スリツトを通じて畜舎内に圧送す
るようにしたものが例えば特公昭46−29659号公
報や実公昭49−28785号公報に開示されている。
イ−3 本発明が解決しようとする問題点 前記畜舎に対する横方向への換気方式において
は、換気扇が設置された上部の空気層は換気され
るが下部の空気層が換気されず、特に近年鶏舎に
おいて収容羽数を多くするためにケージを上下に
多数積み重ねて鶏舎室内の室高を高くするものに
おいては、その鶏舎室内全域を均等に換気するこ
とが困難である。
また、前記畜舎に対する長手方向に換気する方
式のものにおいては、換気用空気を天井部より下
方へ流すため前記横方式の問題は解決されるも
のゝ、畜舎の妻面に換気扇を設置するため、畜舎
が相当長いものにおいては、その換気扇が位置す
る部分の風圧が高く、これより離れる位置での風
圧は、その離れる距離に比例して相当漸減する。
そのため、畜舎長手方向に対する供給空気量が
相当不均一になり、長手方向に対する換気分布が
不均等になる上に、換気扇の設置部分に近い位置
の鶏に対する風量が多くなる問題がある。
そこで本発明は、長い畜舎において、その畜舎
全域を均等に換気できる装置を提案することを目
的とするものである。
ロ 発明の構成 ロ−1 問題点を解決するための手段 本発明は前記の問題点を解決するために、第1
の発明は、畜舎内を、その長手方向に対して複数
のブロツクに仮想分割し、該各ブロツクの舎内毎
に、該舎内の環境状態を探知するセンサを設置す
ると共に、各ブロツク毎に、そのブロツクの舎内
を換気する換気扇を畜舎の長手方向の側壁に設置
し、各ブロツク毎の、換気扇の回転数を制御する
インバータを各ブロツク毎に設置し、前記各ブロ
ツク毎の舎内センサよりのデータを目標データと
比較して前記インバータに伝達する子シーケンス
を各ブロツク毎に設け、各ブロツク毎に独立して
換気を行なうようにしたもので、第2の発明は、
更に舎内の天井壁に、畜舎の長手方向に対して空
気流出用のスリツトを設け、前記換気扇よりの圧
送空気を該スリツトより舎内に供給するようにし
たことを特徴とするものである。
ロ−2 実施例 次に図面に示す本発明の実施例について説明す
る。
第1図は畜舎の略横断面図であり、1は両側壁
で、これと両妻壁2とによりウインドレス畜舎を
形成している。3は天井壁で、畜舎の長手方向に
沿つた空気流出用のスリツト4が形成され、該ス
リツト4は畜舎の横方向に対して複数本配設され
ている。5は前記天井壁3の上部に位置して全面
に設けた断熱材で、これと前記天井壁3との間で
エアーチヤンバー6が形成されている。7は前記
エアーチヤンバー6の内側に位置して設けた換気
扇で、外気導入路8より導入した外気9を該換気
扇7の回転により正圧としてエアーチヤンバー6
内に圧送するようになつている。尚、該換気扇7
は後述する如く、畜舎の長手方向に対して複数個
配置されている。10は両側壁1,1の内側に設
けた断熱板で、これと側壁1との隙間により空気
排出路11が形成されている。該空気排出路11
の下端部には、舎内12に連通する流入口13
が、上端部には天井裏室14に連通する排出口1
5が夫々形成されている。屋根16の内面は、断
熱材で形成され、また屋根の棟には排気口17が
形成されている。18は前記外気導入路8の上部
に設けた開閉扉、19,20は側壁1の下端部と
上端部に設けたカーテンで、通常時はこれらが閉
塞され、停電時においてはこれらが開口作動する
ようになつており、停電時に換気扇7が停止した
場合に該開閉扉18及び両カーテン19,20を
開作動して自然換気を行なうようになつている。
次に第2図において、畜舎の区画状態及び換気
扇の配置状態の1例を示す。
畜舎内はその長手方向に対して複数(図示実施
例では4ブロツク)に仮想分割する。尚、図中の
点線21は仮想分割線を示すもので、該部に仕切
壁を設けるのではなく、畜舎の長手方向の全長に
亘つては無壁状の一室に形成されている。またこ
の分割されたブロツクA,B,C,Dの各分割面
積は、例えば鶏の収容羽数や換気扇の性能、個数
等により所望に設定する。
図中、7は前記の換気扇で、各ブロツクA〜D
毎に4個設置されている。また該換気扇の全て
は、インバータ制御による無段階制御により、そ
の回転量の調整によつて換気量を変化させるよう
になつており、換気扇の運転台数を制御して行な
うものではない。これは、ランニングコストの低
減を図るためである。22は親シーケンサーで、
これに、各ブロツクへの最低風量(換気扇の回転
数)のデータと目標とする舎内環境のデータが設
定されている。このデータは各ブロツクA〜D毎
に設けた子シーケンサー23a〜23dに伝達さ
れるようになつている。該子シーケンサー23a
〜23dには、各ブロツク毎の舎内に設置された
センサ24a〜24dよりのデータが入力される
ようになつており、該センサ24a〜24dのデ
ータと前記目標データとを比較して、そのブロツ
クに設置した換気扇の回転数を定めた電気信号を
そのブロツクのインバータに伝達するようになつ
ている。尚、前記センサ24a〜24dは換気を
必要とする要因、例えば舎内温度、舎内アンモニ
ア量等を探知する温度センサ、アンモニアセンサ
等である。26a〜26dはセンサアンプであ
る。
次に作動について説明する。
今、ブロツクAの舎内温度或いはアンモニア量
が目標舎内環境データより高い場合には、そのブ
ロツクAにおけるセンサ24aがこれを探知し、
そのブロツクAにおける子シーケンサー23aに
その舎内データを伝達する。すると、子シーケン
サー23aは、その舎内データが設定された目標
舎内環境データより高いことを感知して、そのブ
ロツクAにおける換気扇7へ、その回転数を高め
る指令を発する。これによりその換気扇7は高回
転してそのブロツクA部分における舎内を換気す
る。この場合、舎内環境が異常の場合は警告装置
(図示せず)により警告してもよい。この換気扇
7が回転すると、第1図において、外気9は、外
気導入路8よりエアーチヤンバー6内に圧送さ
れ、更に、スリツト4より舎内12へ、上方から
下方へ向かつて噴出的に導入される。これによ
り、舎内12内の空気は、流入口13より空気排
出路11内に押し出され、排出口15より天井裏
室14を通じて棟の排気口17から外部へ放出さ
れて換気が行なわれる。
前記換気扇7の作動によつて、そのブロツクA
における舎内12の温度が目標舎内温度より低く
なつた場合には、これをセンサ24aが探知し、
その値を子シーケンサー23aに伝達し、該子シ
ーケンサー23aは、そのブロツクAにおける各
換気扇7の回転数を低下させるようにインバータ
25aに指令する。これによりその各換気扇7の
回転数は設定された最低回転数まで低下する。そ
して、インバータ制御によりその換気扇は停止す
ることなく最低回転数が維持され、最低風量の供
給が維持される。このように換気扇を停止させる
ことなく回転させるのは、停止により換気扇部よ
り舎内の圧力空気が漏れて圧力損失が生じるのを
防止すると共にランニングコストを低減させるた
めである。
以上の作動は、各ブロツクA〜Dに設けたセン
サ24a〜24dによつて各ブロツク毎に独立し
て行ない、全ブロツクの環境を均一化させる。
また各子シーケンサー23a〜23dとは別に
親シーケンサー22を設けたのは、目標舎内環境
データ等を1個の親シーケンサー22で設定又は
変更することにより各子シーケンサーが同時に設
定又は変更されるようにして、各子シーケンサー
毎に設定又は変更する作業の煩雑さをさけるため
である。
ハ 発明の効果 以上のように本発明は舎内をその長手方向に対
して複数のブロツクに仮想分割し、そのブロツク
毎に設けたセンサによつて、そのブロツク毎に設
けた換気扇の回転数をインバータ制御し、ブロツ
ク毎に換気を行なうようにしたので、前記従来の
如く畜舎の妻側より換気するものに比べて舎内全
域の換気が確実に行なえ、かつ、舎内の環境が長
手方向に対して部分的に変化した場合でもその部
分のみ換気して全域を均一な環境にできる特長が
ある。しかも換気用空気を天井部より供給するよ
うにしたので、各ブロツク毎の換気が、前記従来
の如く舎内に対して横方向より換気するものに比
べて換気効率が高くなる。したがつて、前記ブロ
ツク毎の換気と相まつて、舎内の均一換気が一層
良好に行なえる特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す畜舎の横断面
図、第2図は換気の制御装置を示す配線図であ
る。 1……側壁、2……舎内、3……天井板、4…
…スリツト、6……エアーチヤンバー、7……換
気扇、24a〜24d……センサ、A〜D……分
割されたブロツク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 畜舎内を、その長手方向に対して複数のブロ
    ツクに仮想分割し、該各ブロツクの舎内毎に、該
    舎内の環境状態を探知するセンサを設置すると共
    に、各ブロツク毎に、そのブロツクの舎内を換気
    する換気扇を畜舎の長手方向の側壁に設置し、各
    ブロツク毎の換気扇の回転数を制御するインバー
    タを各ブロツク毎に設置し、前記各ブロツク毎の
    舎内センサよりのデータを目標データと比較して
    前記インバータに伝達する子シーケンサを各ブロ
    ツク毎に設け、各ブロツク毎に独立して換気を行
    なうようにしたことを特徴とする畜舎用換気装
    置。 2 畜舎内を、その長手方向に対して複数のブロ
    ツクに仮想分割し、該各ブロツクの舎内毎に、該
    舎内の環境状態を探知するセンサを設置すると共
    に、各ブロツク毎に、そのブロツクの舎内を換気
    する換気扇を畜舎の長手方向の側壁に設置し、各
    ブロツク毎の換気扇の回転数を制御するインバー
    タを各ブロツク毎に設置し、前記各ブロツク毎の
    舎内センサよりのデータを目標データと比較して
    前記インバータに伝達する子シーケンサを各ブロ
    ツク毎に設け、かつ、舎内の天井壁には、畜舎の
    長手方向に対して空気流出用のスリツトを設け、
    前記換気扇よりの圧送空気を該スリツトより舎内
    に供給するようにしたことを特徴とする畜舎用換
    気装置。
JP6611787A 1987-03-19 1987-03-19 畜舎用換気装置 Granted JPS63231130A (ja)

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JP6611787A JPS63231130A (ja) 1987-03-19 1987-03-19 畜舎用換気装置

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JPS63231130A JPS63231130A (ja) 1988-09-27
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