JPH0361939A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、陰極線管を用いた画像形成装置に関するもの
である。

［従来技術］ 従来、画像形成装置においては、陰極線管画面上の輝度
変化により光量を調整し、階調をつけていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、感光感圧紙の感度に合ったガンマに補正
するためには、アナログ信号をデジタル信号に変換して
処理し、再びアナログ信号として出力するか、或いはア
ナログ信号のまま疑似的に補正する方法が知られていた
。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、アナログ信号を時間的に変化するデジタル信
号に変調し、その変調をパソコン等の外部装置から制御
できるようにすることで、色調整及びガンマ補正が容易
にでき、更にデジタル出力であるのでＣＲＴのスポット
径が同一になり良好な画質を得ることができる画像形成
装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明の画像形成装置は、ア
ナログ信号を時間的変化のあるデジタル信号に変換する
信号変換手段と、前記信号変換手段の基準電圧をパソコ
ン等の外部装置より制御できるようにした基準電圧制御
手段とを備えている。

［作用コ 前記信号変換手段は、前記基準電圧制御手段により決定
された基準電圧と映像信号とを比較して出力する。この
出力データは、陰極線管駆動回路を介し陰極線管に画像
として形成され、レンズ等の光学系により感光感圧紙上
に結像される。更に、この感光感圧紙上に形成された潜
像は現像手段により顕像され、カラー画像として得られ
る。

［実施例］ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。

第１図は本発明が適用される画像形成装置の一例を示す
構成図であり、第２図は電気回路系のブロック図、第３
図は信号波形を示す図である。

本実施例に使用される感光紙４は、たとえば特開昭５８
−８８７３９号公報に開示されている如く、ベース紙上
に光によって硬度の変化する光硬化樹脂、光重合開始剤
及び染料前駆体を内包したマイクロカプセルを層状に被
着して構成されたものである。

ロール状に巻回された状態から引き出された感光紙４は
感光紙送りローラ５Ａ、５Ｂ間、感光紙送りローラ５Ｃ
，５Ｄ間、及び加圧現像手段を構成する加圧ローラ６Ａ
、６Ｂ間を通って感光紙巻き取りローラ８に巻き取られ
る。

一方、露光光源としての白黒陰極線管（以下、陰極線管
をＣＲＴと記す）１の管面上に表示させた画像を、赤色
フィルタ２Ｒ，緑色フィルタ２Ｇ及び青色フィルタ２Ｂ
を選択的に通し、ついでレンズ３を介して露光台１０に
対する感光紙４の感光面に露光させるように構威しであ
る。

更に顕色剤が表面に塗布された顕色紙９は顕色紙送りロ
ーラ１５Ａ、１５Ｂ間、及び加圧ローラ６Ａ、６Ｂ間を
通って、搬送され図示しないトレイに送出する。

上記の如く構成した本実施例において、白黒ＣＲＴＩに
赤色画像露光のための画像データを供給して該画像デー
タに対応した画像を白黒ＣＲＴＩの管面上に表示させる
と共に、白黒ＣＲＴＩの管面とレンズ３との間に赤色フ
ィルタ２Ｒを位置させて、赤色フィルタ２Ｒ及びレンズ
３を通して白黒ＣＲＴＩの管面上の画像を露光台１０に
対する感光紙４の感光面に結像させ、露光する。一定時
間の露光の終了により、赤色フィルタ２Ｒに代って緑色
フィルタ２Ｇを光路途中に位置させ、白黒ＣＲＴＩに緑
色画像露光のための画像データを供給して、該画像デー
タに対応した画像を白黒ＣＲＴ１の管面上に表示させ、
赤色の場合と同様に露光する。この露光終了に続いて青
色についても同様に露光する。この赤、緑、青色の３回
の露光中、感光紙４の搬送は停止されている。

第２図に示した画像データ入力部Ｒ１ｎ１ｇ。

Ｇ１ｎ１９．Ｂ１ｎ２０にはそれぞれ赤色、緑色。

青色の画像データが入力される。これらは制御回路１３
により選択され信号ａとして比較器１４に人力される。

一方、外部に設けられたパソコンからは比較器の基準電
圧を決めるべくデジタル信号が人力される。このデジタ
ル信号は画像形成装置内のデジタル−アナログ変換器（
以下Ｄ／Ａ変換器と称す）１２により比較基準電圧すを
決定する。

パソコンからのデジタル信号を時間的に変化することに
より、比較基準電圧を時間的に変化させる。

例えば、第３図に示すような画像データａと比較基準電
圧すを比較した場合、画像データは信号波形Ｃの様に変
換される。次に一定時間経過後、比較基準電圧が波形ｂ
′となると画像データは信号波形Ｃ′の様に変化する。

この方式によると信号ａにおいて電圧が高いほど長い時
間信号Ｃでの電圧レベルが高くなり、電圧−時間変換を
したことになる。この信号Ｃは、ＣＲＴドライブ回路１
６に人力され画像がＣＲＴに映し出される。本実施例に
おいては、ＣＲＴの輝度は２値であり、時間的に変化さ
せることにより画像に階調をつけている。従って、パソ
コンからのコントロールで色調整や各色のガンマ補正が
容易にでき、更にデジタル出力であるのでＣＲＴのスポ
ット径が同一になり良好な画質を得ることができる。

上記３色についてのそれぞれの露光により露光された部
分のマイクロカプセルは硬化させられ、露光されていな
い部分においてはマイクロカプセルは未硬化のままの状
態であり、露光された画像の潜像が感光紙４の感光面に
形成される。

露光完了後、感光紙４は感光紙送り口・−ラ５Ａ。

５Ｂ、５Ｃ，５Ｄによって搬送されると共に、感光紙巻
き取りローラ８に巻回される。感光紙４の搬送に同期し
て顕色紙９は顕色紙送りローラ１５Ａ、１５Ｂによって
送出される。

搬送された感光紙４の潜像が形成されている感光面と、
送出されてきた顕色紙９の顕色剤塗布面とは対面した状
態で加圧ローラ６Ａ、６Ｂ間に到り、加圧ローラ６Ａ、
６Ｂ間を通って搬送される。

この加圧によって、露光により硬化されたマイクロカプ
セルは破壊されず、未硬化のマイクロカプセルは破壊さ
れて、この結果、前記潜像が顕像化され、顕色紙上に発
色画像として転写される。

加圧ローラ６Ａ、６Ｂ間を通過した感光紙４は図示しな
い剥離ローラにより、顕色紙つと剥離される。剥離され
た顕色紙９はトレイに送出され、感光紙４は感光紙巻き
取りローラ８に巻き取られる。この巻き取りにより次に
露光される感光紙の部分が露光台１０に対応する位置に
来て、次の露光に備える。

また、露光光源として白黒ＣＲＴＩに代ってカラーＣＲ
Ｔを用いてもよい。この場合は色フィルタ２Ｂ、２Ｇ、
２Ｒは不要であり、３色分のパソコンからのコントロー
ル、Ｄ／Ａ変換器、比較器が必要である。

［発明の効果］ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、アナログ信号を時間的に変化するデジタル信号に変調
し、その変調をパソコン等の外部装置から制御できるの
で色調整及びガンマ補正が容易にでき、更にデジタル出
力であるのでＣＲＴのスポット径が同一になり良好な画
質を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第１図は、画像形成装置の構成図、第２図は
、電気回路系のブロック図、第３図は、各部信号波形図
である。 図中、１は陰極線管（ＣＲＴ）　、２Ｒは赤色フィルタ
ー、２Ｇは緑色フィルター、２Ｂは青色フィルター、３
はレンズ、４は感光紙、６Ａ、６Ｂは圧力現像ローラ、
９は顕色紙、１０は露光台、１１はパソコン、１２はＤ
／Ａ変換器、１３は制御回路、１４は比較器、１６はＣ
ＲＴドライブ回路である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、前面に塗布した蛍光材料に電子ビームを走査するこ
   とにより発光画像を得ることのできる陰極線管と、 映像信号を前記陰極線管の画面上に画像として実現する
   ための陰極線管駆動回路と、 前記陰極線管画面上の画像を感光感圧紙上に結像するた
   めの光学系と、 前記感光感圧紙を現像処理する手段とを備えた画像形成
   装置において、 アナログ信号を時間的変化のあるデジタル信号に変換す
   る信号変換手段と、 前記信号変換手段の基準電圧をパソコン等の外部装置よ
   り制御できるようにした基準電圧制御手段とを備えるこ
   とを特徴とする画像形成装置。