JPH0361707A - 締結具 - Google Patents

締結具

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JPH0361707A
JPH0361707A JP19351389A JP19351389A JPH0361707A JP H0361707 A JPH0361707 A JP H0361707A JP 19351389 A JP19351389 A JP 19351389A JP 19351389 A JP19351389 A JP 19351389A JP H0361707 A JPH0361707 A JP H0361707A
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JP
Japan
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fastener
nail
sealing material
main body
grooves
Prior art date
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Pending
Application number
JP19351389A
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English (en)
Inventor
Isamu Arai
勇 新井
Yoshiteru Akaji
赤路 由照
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は釘、ネジ、ボルト等の締結具に関し、詳しくは
瓦等を固定する防水を目的とした締結具に関する。
〈従来の技術〉 従来、瓦を固定する際の釘の防水手段としては、第4図
に示されるようなものが周知である。
まず、野地板(N)の上にアスファルトルーフィング(
A)を敷き、予め釘穴(IK)をあけた瓦(K)をその
上に載せる。そして、ゴム等のワッシャー(W)が挿通
された釘(Y)を釘穴(IK)に打ち込むことにより、
瓦(K)を固定する。即ち、従来においては、上記ワン
シャーとアスファルトルーフィングとによって、釘を伝
って侵入する水を防いでいた。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、瓦の表面ば粗面であり、上述のゴム等のワッ
シャーではこの粗面に密着することは難しく、水は釘穴
に簡単に侵入していた。また、アスファルトルーフィン
グにおいても、釘の打ち込み時に釘との間に隙間を生じ
るため、水はこの隙間を抜けて野地板にまで達していた
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、釘
穴からの漏水を完全に防ぐ釘等の締結具の提供を目的と
する。
〈課題を解決するための手段〉 本考案の締結具は、軸部と頭部とを有した締結具本体と
シール材とからなり、締結具本体は軸部の周面に周方向
を含む方向に溝が設けられている。一方シール材は、締
結具本体の少なくとも軸部周面の全部或は一部に塗布さ
れてなり、耐水性を備えた軟質樹脂からなる。
そして、望ましくは、締結具本体の頭部の裏面にもシー
ル材を塗布する。
尚、周方向を含む方向に設けられた溝とは、周方向に延
びるリング状で上下に隣合う溝が連続しない溝の他、周
方向と軸方向との合成方向に進むネジ溝のようなスクリ
ュー溝等をいう。
また、軟質樹脂とは、締結具を打ち込み或はねじ込んだ
際に、変形しながらある程度剥離し、相手部材にすり込
まれるような硬さを有する樹脂をいう。
く作 用〉 以上の構成を有する締結具は、締結具本体を打ち込んだ
りする際に、軟質樹脂よりなるシール材が瓦や野地板、
アスファルトルーフイングの釘穴にすり込まれる。
そして、その一方、締結具本体の軸部に設けられた溝が
締結具本体自体にもシール材を残すため、瓦、野地板、
アスファルトルーフィングにあいた釘穴と締結具との隙
間はきちんとシール材で埋められる。シール材は防水性
を有すため、瓦等は完全に防水シールされる。
また、締結具本体の頭部の裏面にまでシール材を塗布し
ておけば、瓦の表面にまでシール材が密着し、防水はよ
り完全になる。
〈実施例〉 以下に図面を参照して、この発明の好適な実施例を例示
的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸法、形状、材質、その相対位置などは
、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそ
れらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例
に過ぎない。
第1図は本発明の一実施例の釘を示す断面図である。
針本体は頭部(1)と軸部(2)とからなり、軸部(2
)の約3分の2の周面には溝(3)・・・(3)が周設
されている。この溝(3)・・・(3)は、この実施例
ではネジ溝のような上下に連続するものではなく、複数
のリング状のものよりなる。溝と溝の間には凸条(7)
・・・(7)が形成されている。
そして、釘の軸部(2)の先端部(4)を除いたところ
あたりから、釘の頭部(1)の裏面(座面)にかけて、
シール材(5)が、均等にやや盛り上がるように塗布さ
れている。このシール材(5)は、耐水性、密着性、可
塑性を備えた軟質樹脂で、この実施例では発泡シリコン
樹脂を用いている。この発泡シリコン樹脂は約−40’
Cから+150°Cまでの耐寒耐熱性を備え、耐候性に
も優れている。尚、この実施例では、シール材(5)を
凸条(7)・・・(7)を覆うよう厚く塗布しているが
、凸条(7)・・・(7)の頂部が露出する程度に塗布
するようにしてもよい。
以上の構成の実施例の釘は、第2図に示されるようにア
スファルトルーフィング(A)を間に挟んだ状態で瓦(
K)を野地板(N)に打ち付は固定する。この打ち込み
の際、この釘は軸部(2)の溝と溝との間に形成された
凸条(7)・・・(7)によって、瓦(K)、アスファ
ルトルーフィング(A)及び野地板(N)の釘穴(IK
)(IA)(IN)の夫々の周面にシール材(5)をす
り込むことができる。そして、その一方、釘の軸部(2
)の溝(3)・・・(3)は、凸゛条(7)・・・(7
)が上記のように釘穴(IK)(IA)(IN)にシー
ル材(5)をすり込んでも、その凹部内でシール材(5
)を保持できるため、釘自体にもシール材(5)を残す
ことができる。これにより、第2図に示されるように、
瓦(K)、アスファルトルーフィング(A)、野地板(
N)の釘穴(IK)(IA)(IN)の隙間は完全にシ
ール材(5)によって埋められる。
尚、シール材(5)を少なくするとすれば、同図のアス
ファルトルーフィング(A)に当接している釘の軸部周
面付近にのみシール材(5)を塗布するようにしてもよ
い、水は瓦(K)を通過するが、アスファルトルーフィ
ング(A)で止まり、野地板(N)には達しない。
そして、実施例では、釘の頭部0)の裏面にもシール材
(5)を厚めに塗布している。この頭部(1)裏面のシ
ール材(5)は釘の打ち込み時には瓦(K)へのクツシ
ョン材として瓦の割れを防止する働きを有す、そして打
ち終り時には瓦(K)を表面に密着し、瓦の表面の防水
機能を果たす。
瓦の表面には微細な凹凸が形成されているが、実施例の
発泡シリコン樹脂はきめが細かいため、その凹凸にも充
分対応しシールすることができる。また、このきめの細
かさは、上述した釘の打ち込み時に、瓦(K)の釘穴(
IK)や周面の凹凸、及び野地板(N)の釘穴(IN)
周面の細かい孔を埋める作用もなす。
この実施例の釘と第4図で説明したゴムのワッシャー(
W)を用いた従来の釘(Y)との防水テストを試みた。
第3図はその実験を示す断面図である。野地板(N)の
上にはアスファルトルーフィング(A)を介して、コロ
ニアル瓦(K)が乗せられている。コロニアル瓦(K)
には予め釘穴(1K)が2つ穿設されており、その一方
には実施例の釘(X)、他方には従来の釘(Y)が、共
に最後まで打ち込まれている。
そして1、同図に示されるように釘(X)  (Y)が
打たれた瓦(K)の上には円筒状の水箱(M)が設置さ
れている。水箱(M)の下縁部は、コーキング材(C)
にて固められ、外に水が漏れいようシールされている。
この水箱(M)に赤に着色した水約1.87!を注水し
たところ、約5分間経過後、同第3図に示されるように
、野地板(N)の従来の釘(Y)を中心とした部分(2
N)だけが赤く染まった。更に、注水から約30分間経
過後、従来の釘(Y)からは釘を伝って落下する水が認
められたが、実施例の釘(X)の方は、24時間以上経
過しても野地板(N)が染まることすら認められなかっ
た。
以上のように、実施例の釘は、完全な防水性をもって瓦
を固定することができた。
尚、実施例では釘を例にとり説明したが、ボルトやネジ
等に発泡シリコン樹脂等のシール材を塗布しても同様の
作用効果を得ることができる。また、シール材は発泡ウ
レタン樹脂に限定するものではない。
〈発明の効果〉 以上、上述のように本発明の締結具は、シール材が瓦、
野地板、アスファルトルーフィング等にすり込まれる一
方、締結具本体の軸部にシール材を残すことができる。
これにより、瓦、野地板、アスファルトルーフィング等
の釘穴の全部又は一部が完全にシール材によって埋めら
れる。即ち、本発明の締結具は、従来より問題となって
いた瓦等における締結具からの漏水を未然に防止するこ
とに成功した。しかも、締結具自体の構成は簡単である
ことから量産に遺し、安価に製造できる等、実用上の価
値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の釘を示す断面図、第2図は
同実施例の打ち込んだ状態を示す断面図、第3図は同実
施例と従来の釘との防水テストを試す断面図、第4図は
従来例を示す断面図である。 (1)・・・頭部、(2)・・・軸部、(3)・・・溝
、(4)・・・先端部、(5)・・・シール材、(7)
・・・凸条、(K)・・・瓦、(A)・・・アスファル
トルーフィング、(N)・・・野地板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸部と頭部とを有した締結具本体と、シール材とか
    らなり、締結具本体は軸部の周面に周方向を含む方向に
    溝が設けられ、シール材は締結具本体の少なくとも軸部
    周面の全部或は一部に塗布されてなり、このシール材が
    耐水性を備えた軟質樹脂であることを特徴とする締結具
    。 2、シール材を締結具本体の頭部の裏面にも塗布したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の締結具。
JP19351389A 1989-07-26 1989-07-26 締結具 Pending JPH0361707A (ja)

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JP19351389A JPH0361707A (ja) 1989-07-26 1989-07-26 締結具

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JP19351389A JPH0361707A (ja) 1989-07-26 1989-07-26 締結具

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JPH0361707A true JPH0361707A (ja) 1991-03-18

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JP19351389A Pending JPH0361707A (ja) 1989-07-26 1989-07-26 締結具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018112384A1 (en) * 2016-12-15 2018-06-21 SR Systems, LLC Self-sealing fastener and method of use

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018112384A1 (en) * 2016-12-15 2018-06-21 SR Systems, LLC Self-sealing fastener and method of use
US11098747B2 (en) 2016-12-15 2021-08-24 SR Systems, LLC Self-sealing fastener and method of use

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