JPH0361654A - 制御弁制御装置における検出器の較正方法 - Google Patents

制御弁制御装置における検出器の較正方法

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JPH0361654A
JPH0361654A JP19578689A JP19578689A JPH0361654A JP H0361654 A JPH0361654 A JP H0361654A JP 19578689 A JP19578689 A JP 19578689A JP 19578689 A JP19578689 A JP 19578689A JP H0361654 A JPH0361654 A JP H0361654A
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JP
Japan
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lever
throttle
detector
control
accelerator pedal
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Pending
Application number
JP19578689A
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English (en)
Inventor
Mitsumasa Iida
飯田 充正
Yasuo Motohashi
本▲はし▼ 康夫
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、制御弁制御装置における検出器の較正方法に
関する。
〔従来の技術〕
本件出願人は、単一の制御弁を用い、通常状態において
は該制御弁の開度をアクセルペダルの操作により決定す
ることができるとともに、トラクションコントロール等
の制御状態においては上記アクセルペダルの操作にかか
わらず上記制御弁の開度を自動的に制御し得るスロット
ル制御装置を案出した。
かかる制御弁制御装置は、例えばバタフライ形スロット
ル弁を有して支持体に回動自在に支承されるとともに該
スロットル弁の閉じ方向にばね附勢されるスロットル軸
に、アクセルペダルの操作に連動する操作レバーが相対
回動可能に支承されるとともにアクチュエータに連動、
連結される制御レバーが連結され、前記操作レバーと、
該操作レバーのスロットル弁閉じ方向への回動に応じて
f作しバーに係合すべくスロットル軸に固定されるロス
トモーションレバーこの間には、操作レバーおよびロス
トモーションレバーを係合させる方向のばね力を発揮す
るロストモーションばねが介装されるもので、上記操作
レバーの回動位置を検出するアクセルペダル操作量検出
器及び上記スロットル軸の回動位置を検出するスロット
ル開度検出器を備えたものである。
この制御弁制御装置では、上記トラクションコントロー
ル等の所望の自動制御などを行うため、所定の回動位置
において所定の出力値が得られるように、上記アクセル
ペダル操作量検出器及び上記開度検出器を較正しておく
必要がある。
このため、上記アクセルペダル操作量検出器及び上記ス
ロットル開度検出器を取り付ける際に、両方とも厳密に
初期調整を行うことが考えられる。
しかし、その場合、2つの検出器を両方とも厳密に初期
調整するので手数を要する。また、−旦両方とも厳密に
初期調整を行なっても、検出器自体は経時変化により位
置−出力特性が変化するので、その影響を受け、出力値
相互間の誤差が大きくなってしまう。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、調整に
かかる手数を軽減することができるとともに、検出器が
経時変化してもその影響をほとんど受けないスロットル
制御装置における検出器の較正方法を提供しようとする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、本発明は、制御弁を有して支
持体に対して回動自在に支承されるとともに該制御弁の
閉じ方向にばね附勢される軸に、アクセルペダルの操作
に連動する操作レバーが相対同動可能に支承されるとと
もにアクチュエータに連動、連結される制御レバーが連
結され、前記操作レバーと、該操作レバーの制御弁閉じ
方向への回動に応じて操作レバーに係合すべく前記軸に
固定されるロストモーションレバーとの間には、操作1
ツバ−およびロストモーションレバーを係合させる方向
のばね力を発揮するロストモ・−ジョンばねが介装され
る制御弁制御装置であって、上記操作レバーの回動位置
を検出するアクセルペダル操作gL検出器及び上記軸の
回動位置を検出する開度検出器を備えた制御弁制御装置
において、イグニションスイッチの投入時ごとに上記ア
クセルペダル操作量検出器及び上記開度検出器のうちの
一方の出力値に対する他方の出力値の差を前記制御弁の
全閉近傍の値を基準に補正値として求め、他方の出力値
を該補正値に基づいて補正する。
〔作用〕
上記制御弁制御装置では、イグニションスイッチの投入
時には、トラクションコントロール等の制御が行われて
いない通常状態にあるので、操作レバーの回動位置と軸
の回動位置とが一致している。
したがって、本発明では、イグニションスイッチの投入
時にアクセルペダル操作量検出器及び開度検出器のうち
の一方の出力値に対する他方の出力値の差を補正値とし
て求め、他方の出力値の該補己値に基づいて補正するの
で、一方の検出器を厳密に初期調整をしておけば、他方
の検出器も厳密に初期調整したのと実質的に同じになる
。このため、一方の検出器を厳密に初期調整するだけで
、他方の検出器を厳密に初期調整しなくてすむ。
また、本発明では、イグニションスイッチの投入時ごと
にその都度、上記補正値を求め、その補正値に基づいて
他方の検出値を補正するので、検出器自体が経時変化を
受けてその位置−出力特性が変化したとしても、その影
響は小さくなる。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第5図に示す自動車のスロットル制御
装置における制御弁たるバタフライ形スロットル弁6の
制御に、本発明の方法を適用した例について説明する。
まず、第1図乃至第5図に示す自動車のスロットル制御
装置について説明する。
このスロットル制御装置は、バタフライ形スロットル弁
6を有して支持体1に回動自在に支承されるとともに該
スロットル弁6の閉じ方向にばね附勢させるスロットル
軸2に、アクセルペダルの操作に連動する操作レバー8
が相対回動可能に支承されるとともに、アクチュエータ
たるステップモータ52に連動、連結される制御レバー
9が連結され、前記操作レバー8と、該操作レバー8の
スロットル弁閉じ方向への回動に応じて操作レバー8に
係合すべくスロットル軸2に固定されるロストモーショ
ンレバー7との間には、操作レバー8およびロストモー
ションレバー7を係合させる方向のばね力を発揮するロ
ストモーションばねが介装されており、支持体1には規
制レバー63がスロットル軸2と平行な軸線まわりの回
動を可能にして支承され、該規制レバー63とロストモ
ーションレバー7とは、スロットル弁6が低開度域にあ
るときのロストモーションレバー7のスロットル弁閉じ
方向への回動に応じて規制レバー63が一方向に回動す
べく連結され、該規制レバー63には、その一方向への
回動に減衰力を与えるダツシュボード56が連結されて
いる。
以下に、このtis1図乃至第5図に示すスロットル制
御装置について、詳細に説明する。
支持体としてのスロットルボディ1には、スロットル軸
2が軸受3,4を介して回動自在に支承されており、そ
のスロットル軸2には、スロットルボディ1に形成され
ている吸気通路5を開閉するバタフライ形スロットル弁
6が固着される。
スロットル軸2の両端はスロットルボディ1から両側に
それぞれ突出され、スロットルボディ1から突出された
スロットル軸2の一端側(第3図左側)には第10スト
モーシヨンレバー7が固定されるとともに、操作レバー
8が相対的に回動できるように支承されている。またス
ロットルボディ1から突出したスロットル軸2の他端側
(第3図右側)には制御レバー9が固定されている。
スロットルボディ1から突出したスロットル軸2の一端
側には、その軸線に沿う一対の平坦面を形成するように
スロットル軸2の外周が切欠かれており、横断面形状を
ほぼ矩形状とした矩形部2aが設けられる。矩形部2a
には、その基端側から先端側に向けて順に、軸受3に内
端が当接される円筒状カラー10と、該カラー10の外
端に当接される基本的に円板状の規制板11と、内端が
該規制板11に当接される円筒状カラー12と、第10
ストモーシヨンレバー7とが嵌合され、第10ストモー
シヨンレバー7から突出するスロットル軸2の外端には
、ナツト13が螺合されており、カラー10、規制板1
1、カラー12および第10ストモーシジンレバー7が
スロットル軸2に固定されている。
操作レバー8は、円筒状カラー10を同軸に囲続する円
筒部8aと、該円筒部8aの外端部に固設されるドラム
部8bとから成り、軸受14を相互間に介在せしめるよ
うにして前記カラー10に装着されている。また、円筒
部8aは、スロットルボディlの外側面に当接される合
成樹脂製麦は部材15と規制板11とで軸方向位置が規
制されている。ドラム部8bには、図示しないスロット
ル操作部により牽引駆動させるスロットルワイヤ16が
巻掛けられ、該スロットルワイヤ16の一端に設けられ
ている係合駒17がドラム部8bに係合されている。し
たがってアクセルペダル操作に応じたスロットルワイヤ
16の牽引作動により操作レバー8は、第2図の矢印1
8で示すスロットル弁開き方向に回動駆動される。しか
も円筒部8aを囲続するコイル状の第1戻しばね19が
操作レバー8およびスロットルボディ1間に介設されて
おり、この第1戻しばね19は、操作レバー8を前記矢
印18とは逆方向のスロットル閉じ弁方向20に附勢す
る。
操作レバー8と第10ストモーシヨンレバー7との間に
は、操作レバー8の回動作動に第10ストモーシヨンレ
バー7を追随されるとともに、第10ストモーシヨンレ
バー7のスロットル弁閉じ方向20への回動作動が操作
レバー8に影響を及ぼすことを回避し得るロストモーシ
ョン機構25が設けれられている。このロストモーショ
ン機構25は、第10ストモーシヨンレバー7側に延び
て操作レバー8のドラム部8bに設けられる係合腕部2
1と、該係合腕部21に係合すべく第10ストモーシヨ
ンレバー7に設けられる係合腕部22と、操作レバー8
および第10ストモーシヨンレバー7間に介装される第
10ストモーシ3ンばね23とを備え、係合腕部21,
22の相対位置は、第10ストモーシヨンばね23のば
ね力が相好に係合する方向に作用すべく設定されている
このようなロストモーション機構25によれば、操作レ
バー8をアクセルペダル操作によりの第1および第2の
戻しばね19.24のばね力に抗してスロットル弁開き
方向18に回動すると、第10ストモーシヨンばね23
のばね力により第10ストモーシヨンl/バー7がスロ
ットル弁開き方向18に回動し、スロットル軸2がスロ
ットル弁6を開く方向に回動する。また操作1ツバ−8
をスロットル弁閉じ方向20に回動操作すると、係合腕
部21..22の係合により第10ストモーシヨンレバ
ー7およびスロットル軸2がスロットル閉じ弁方向20
に回動する。
また第10ストモーシヨンばね23には、操作レバー8
をスロットル弁閉じ方向20に附勢する第2戻しばね2
4が介装されている。
前記第10ストモーシヨンばね23および第2戻しばね
24は、コイル状に形成されており、第10ストモーシ
3ンレバー7で受けられる受は部材25と、規制板〕1
で受けられる受は部材26との間でカラー12を同軸に
囲続して配置されCいる。これらの受は部材25.26
は合成樹脂によりカラー12を囲続する有底二重円筒状
に形成されており、第10ストモーシヨンばね23は両
受は部材25.26間の内方側、第2戻しばね24は両
受は部4425.26間の外方側に配置されている。第
10ストモーシヨンばね23の一端23aは第10スト
モーシヨンレバー7の係合腕部22に係合され、他端2
3bは操作レバー8の係合腕部21に係合されている。
また第2戻しばね24の一端24aは係合腕部21に係
合され、他端24bはスロットルボディ1に係合されて
いる。
スロットルボディ1にはブラケット26が固着されてお
り、ブラケット26にはスロットル軸2と平行な軸線を
有する円筒支Fjj部Jf426 aが設けられ°Cい
る。該円筒支持部材263により検出軸27が回動可能
に支承される。この検出軸27には、操作レバー8に連
動、連結される第20スト七−ションレバー28が相対
回動可能に支承されるとともに、第20ストモーシヨン
レバー28に係合可能な検出レバー2つが固定され°C
いる。
ブラケット26の円筒支持部材26aから突出した検出
軸27の一端部には、横断面形状をほぼ矩形状とした小
径の雄ねじ部27aが段部27bを介して同軸に設けら
れており、該雄ねじ部27 aは相対回動を不能にして
検出レバー2つを貫通している。しかも段部27bに当
接した状態の検出レバー29から突出した雄ねじ部27
aにナツト30が螺合され、該ナツト30を締付けるこ
とにより検出レバー2つが検出軸27に固定されている
また第20ストモーシヨンレバー28は、ブラケット2
6における円筒支持部材26aの外端と検出レバー29
との間で相対回動可能にして検出軸27に装着されるも
のであり、検出軸27を囲続する円筒部28aに、基本
的に円板′状の円板部28bと、操作レバー・8のドラ
ム部8bとは連結リンク31を介して相互に連動、連結
される。この連結リンク31は、操作レバー8のスロッ
トル弁開き方向18への回動に応じて第20ストモーシ
ヨンレバー28を矢印32で示すアクセルペダルの踏込
方向に回動すべく、また操作レバー8のスロットル閉じ
弁方向20へのに応じて第20ストモーシヨンレバー2
8を前記アクセルペダルの踏込方向32とは逆のアクセ
ルペダルの戻し方向34に回動すべく両レバー8,28
を連結するものである。
ブラケット26には円筒支持部材26aと平行な軸線を
有する係合ピン33が植設されており、該係合ピン33
と検出レバー2つとの間には検出レバー29すなわち検
出軸27を前記アクセルペダルの戻し方向34に回動附
勢する第20ストモーシヨンばね35が介装される。第
20ストモーシヨンばね35は、円筒支持部材26aを
囲続するコイル状に形成されており、この第20ストモ
ーシヨンばね35の一端35aは検出レバー2つに係合
され、他端35bは係合ピン33に係合される。
第20ストモーシヨンレバー28の円板部28bには係
合部36が設けられており、検出レバー29には該係合
部36に係合可能な係合部37が設けられる。而して両
像合部36.37の相対位置は、検出レバー29および
係合ピン33間に介装される第20ストモーシヨンばね
35のばね力すなわち検出レバー29をアクセルペダル
戻し方向34に附勢するばね力が相互に係合する方向に
作用すべく設定される。
したがって操作レバー8のスロットル弁開き方向18へ
の回動動作に伴って第20ストモーシヨンレバー28が
アクセルペダルの踏込方向32に回動すると、係合部3
6.37の係合により検出レバー2つがアクセルペダル
の戻し方向34に回動し、また操作レバー8のスロット
ル閉じ弁方向20への回動動作に伴って第20ストモー
シヨンレバー28がアクセルペダルの戻し方向34に回
動すると、第20ストモーシヨンばね35のばね力によ
り検出レバー29がアクセルペダルの戻し方向34に回
動することになり、操作レバー8の回動量すなわちアク
セルペダル操作量に対応して検出レバー2つすなわち検
出軸27が回動する。
また、検出軸27の他端に対向するようにしてブラケッ
ト26にアクセルペダル操作量検出器38が固定されて
おり、検出軸27の他端に固定されるレバー39が該ア
クセルペダル操作量検出器38に連結されている。
スロットルボディ1から突出したスロットル軸2の他端
側基部には、軸受4に内端を当接させるようにして円筒
状カラー41が嵌合されている。
しかも該カラー41から突出したスロットル軸2の他端
側突出端には制御レバー9が固定されている。またカラ
ー41には軸受42介して被動ギア43が回動自在に支
承されており、この被動ギア43はスロットルボディ1
との間に介装した第3戻しばね44によりスロットル弁
開き方向18に回動附勢されるとともに、前記制御レバ
ー9に離増している。またスロットルボディ1の外側面
に固着されたブラケット45には、スロットル軸2の他
端に対向するスロットル開度検出器46が支持、固定さ
れており、スロットル軸2の他端に前記制御レバーつと
ともに固定されるレバー47が開度検出器たるスロット
ル開度検出器46に連結される。したがってスロットル
軸2の回動量すなわち制御にたるスロットル弁6の開度
がスロットル開度検出器46により検出されることにな
る。
スロットルボディ1およびブラケット45間には、スロ
ットル軸2と平行な軸線を有する支軸48が支承されて
おり、この支軸48には前記被動ギア43に噛合する中
間ギア49が軸受50を介して回動自在に支承される。
しかも中間ギア49は、その軸方向位置を規制すべくス
ロットルボディ1の外側面との間に介装したばね51に
よりブラケット45でスラスト方向に支持されるように
附勢される。
ブラケット45にはアクチュエータとしてのステップモ
ータ52が支持されており、このステップモータ52の
出力軸53に固定された駆動ギア54が前記中間ギア4
つに噛合される。したがってステップモータ52の作動
により駆動ギア54、中1Mギア49、被動ギア43お
よび制御レバー9を介してスロットル軸2が回動駆動さ
れる。アクセルペダル操作によりスロットル弁6が成る
開度まで開いているときにステップモータ52を作動せ
しめることにより、スロットル弁6が閉じ方向に回動駆
動される。この際、スロットル軸2は第10ストモーシ
ヨンばね23のばね力に抗して係合腕部21.22を相
互に離反させながらスロットル閉じ弁方向20に回動す
るので、スロットルワイヤ16に影響か及ぶことはない
スロットルボディ1には、スロットル軸2に支承されて
いる第10ストモーシヨンレバー7のスロットル弁閉じ
方向20へ回動作動を緩やかにするためのダッシュポッ
ト56が支持、固定される。
このダッシュポット56は、従来周知のものであり、ハ
ウジング57に該ハウジング57内を吸入室58および
大気圧室59に区画するダイヤフラム60の周縁部が教
示されて成り、ダイヤフラム60の中央部には大気圧室
59側でハウジング57を移動自在に貫通して外方に延
びる連結ロッド61の一端がリテーナ80を介して連結
される。
ハウジング57には吸入室58に通じる吸入管81が接
続されており、この吸入管81は、その先端のジェット
82を介して大気に開放される。
したがって吸入室58の容積を増大する方向にダイヤフ
ラム60を読ませるべく連結ロッド61を駆動しようと
すると、ジェット82の働きにより、連給ロッド61に
はその駆動方向と逆方向の力が作用することになる。
一方、スロットルボディ1の外側面には、スロットル軸
2と平行な軸線を有する支持ボルト62が螺着されてお
り、この支持ボルト62には、規制レバー63および強
制起動レバー64が回動可能に支承される。すなわち支
持ボルト62の頭部62aとスロットルボディ1との間
には、前記頭部62a側から順に、支持ボルト62を囲
続する円筒状のカラー65、該カラー65の内端に当接
する円板状の規制板66、外端を規制板66に当接させ
るようにして支持ボルト62を囲続する円筒状のカラー
67、ならびに該カラー67の内端およびスロットルボ
ディ1間に介在する規制板68とが順に嵌合されており
、支持ボルト62を締付けることにより、それらのカラ
ー65、規制板66、カラー67および規制板68が支
持ボルト62に固定される。規制レバー63は支持ボル
ト62の頭部62aと規制板66との間でカラー65に
より回動可能に支承されており、強制起動レバー64は
規制板66.68間でカラー67により回動可能に支承
される。
規制レバー63には、第10ストモーシヨンレバー7に
設けられる当接腕部70に先端を当接可能な調整ねじ6
9が進退位置を調整可能にして螺合されており、該調整
ねじ69および当接腕部70の相対位置は、第10スト
モーシヨンレバー7のスロットル閉じ弁方向20への回
動に応じて相互に当接すべく設定される。またスロット
ルボディ1には、第10ストモーシヨンレバー7がスロ
ットル弁6を全閉εする位置まで回動したときに当接腕
部70にとうする。調整ねじ71が進退位置を調整可能
にして螺合される。
規制レバー63には、ダッシュボット56における連結
ロッド61の他端が連結されており、そのの連結状態は
、調整ねじ69の当接腕部70への当接状態で第10ス
トモーシヨンレバー7がスロットル弁閉じ方向20に回
動したときに、連結ロッド61が連結されているダイヤ
フラム60が吸入室58の容積を増大する側に撓むよう
に設定されている。
強制起動レバー64には当接腕部72が設けられており
、この当接腕部72に先端を当接1’+J能な、l整ね
じ73が進退位置を:J8整可能にして規制レバー63
に螺合させる。而して当接腕部72および調整ねじ73
の相対位置は、スロットルボディ1および強制起動レバ
ー64間に介装されるばね74のばね力により当接腕部
72が、22整ねじ73に当接する方向に附勢されるべ
く設定される。このばね74は、当接腕部72および調
整ねじ73により強制起動レバー64と当接状態にある
規制し/(−63を介して第10ストモーシヨンレバー
7をスロットル弁開き方向18に附勢するばね力を発揮
するものであり、操作レバー8がスロットル弁6の全開
位置からスロットル弁開き方向18と回動したときに、
規制レバー63および強制起動レバー64はばね74に
より追随して回動し、ダッシュボット56のリテーナ8
0が吸入室58側でハウジング57の内面に当接したと
きに、調整ねじ69および当接腕部70の当接状態が解
除される。
第5図において、操作レバー8および強制起動レバー6
41HIには、スロットル弁6の全開位置に対応する位
置にある操作レバー8が、スロットル弁開き方向18に
回動したときに、強制起動レバー64を強制的に回動し
、規制レバー63を介して第10ストモーシヨンレバー
7すなわちスロットル軸2をスロットル弁開き方向18
に強制的に回動せしめる強制起動機構75が設けられる
強制起動al購75は、強制起動レバー64の側面に設
けられる受圧面76と、該受圧面76に沿って転動すべ
くスロットル軸2と平行な軸線を有して操作レバー8に
軸支されるローラ77とから成る。しかも受圧面76お
よびローラ77は、操作レバー8のスロットル弁6全閉
位置に対応する位置と、その状態かられずかにスロット
ル弁開き方向18に回動した位置との間で相互に接触す
るように設定されるものであり、受圧面76は、前記操
作レバー8の全開位置からのスロットル弁開き方向18
の回動に応じて、ローラ77により強制起動レバー64
をスロットル弁開き方向18に回動すべく形成される。
次に、この第1図乃至第5図に示すスロットル制御装置
の動作について説明する。
ステップモータ52の作動を全開の停止した状態でアク
セルペダル操作により操作レバー8をスロットル弁開き
方向18に回動駆動した場合には、係合腕部21,22
の係合により第10ストモーシヨンレバー7すなわちス
ロットル軸2がスロットル弁開き方向18に回動され、
スロットル弁6が所望の開度までスロットル弁開き方向
18に回動せしめられる。
この際、ステップモータ52は自由に回転可能な状態に
あり、スロットル弁6の開き方向の回動作動に応じて、
制御レバー9、各ギア43,48゜53を介してステッ
プモータ52にも回転動力が伝達されることになり、該
ステップモータ52は自由に回転する。
このようなアクセルペダル操作に応じた操作レバー8の
回動作動は、連結リンク31を介して第20ストモーシ
ヨンレバー28にも伝達され、係合部36,37の係合
により検出レバー29すなわち検出軸27がアクセルペ
ダル踏込方向32に回動する。したがってスロットル軸
2の回動量すなわちスロットル開度をスロットル開度検
出器46で検出するとともに操作レバー8の回動操作量
すなわちアクセルペダル操作量をアクセルペダル操作量
検出器38で検出することができる。
ところで、このようにスロットル弁6をその全開位置か
らスロットル弁開き方向18゛に回動駆動する初期には
、ロストモーション機構25を介して操作レバー8およ
び第10ストモーシヨンレバー7を連動、連結している
だけでは、スロットル軸2の起動力が足りず、スロット
ル軸2の初期回動作動が円滑とならない場合がある。し
かるに、強制起動機構75の働きによりスロットル軸2
の初期回動作動が強制的に行なわれる。すなわちスロッ
トル弁6をその全開位置から回動すべく操作レバー8が
回動すると、ロストモーションレバー7が受圧面76に
接触して転動することにより強制起動レバー64が回動
駆動され、この強制起動レバー64の回動が当接腕部7
2に調整ねじ73を介して当接している規制レバー63
に伝達され、さらに該規制レバー63の調整ねじ69に
当接する当接腕H70を有する第10ストモーシヨンレ
バー7に伝達される。したがって操作レバー7の初期回
動作動時には第10ストモーシヨンレバー7が強制的に
回動駆動され、スロットル軸2すなわちスロットル弁6
の全閉位置からの初期回動作動が円滑となる。
さらに操作レバー8によりスロットル弁6を成る開度ま
で回動した状態では、スロットル軸2すなわちスロット
ル弁6には第1、第2および第3戻しばね19.24.
44のばね力が閉じ側に作用している。したがってスロ
ットルワイヤ16の牽引力を緩めることにより、操作レ
バー8がスロットル弁閉じ方向20に回動し、スロット
ル軸2およびスロットル弁6も閉じ方向に回動する。
この際、スロットル弁6がその全開位置近傍まで回動す
ると、ダッシュボット56ではリテーナ80が吸入室5
8側でハウジング57に当接した状態により、強制起動
レバー64の調整ねじ69が当接腕部70に当接してか
らは、吸入室58の容積増大によるダッシュボット56
の減衰力が第10ストモーシヨンレバー7に作用し、ス
ロットル軸2およびロストモーションレバー7に作用し
、スロットル軸2およびスロットル弁6の閉じ側への回
動速度が緩やかに抑えられる。
マタ操作レバー8のスロットル弁閉じ方向20への回動
作動時に、アクセルペダル操作量検出器38にレバー3
つを介して連結されている検出軸27が、アクセルペダ
ル操作量検出器38の作動不良等により円滑に回動しな
い場合を想定する。
この場合、操作レバー8は、第20ストモーシヨンばね
35のばね力に抗して両の係合部36゜37を離反させ
ながら第20ストモーシヨンレバー28をアクセルペダ
ル戻し方向34に回動することが可能であり、スロット
ル弁6を確実に閉じ側に回動することができる。
上述のように、アクセルペダル操作によりスロットル弁
6を成る開度に開いた状態で、発進時および加速時トラ
クションコントロール等のためにスロットル弁6を閉じ
側に駆動する場合には、ステップモータ52を作動せし
める。このステップモータ52の作動により、スロット
ル軸2およびスロットル弁6は、操作レバー8の係合部
21と第10ストモーシヨンレバー7の係合部22とが
離反するように第10ストモーシヨンばね23のばね力
に抗して回動することができ、アクセルペダル操作にか
かわらずスロットル弁6を閉じ方向に駆動することがで
きる。
次に、上記検出器38.46に本発明の較正方法を適用
した一列について説明する。
上記検出器38.46としては、具体的にはポテンショ
メータ等を用いることができ、例えば第6図に示す位置
−出力特性を有する。第6図中、実線には本来得られる
べきリニアな特性、破線は実際のばらつき範囲を示して
いる。
まず、検出器46を取り付ける際に厳密に初期調整を行
う。具体的には、例えばスロットル弁6が全開状態にあ
るときに、検出器46の出力値がが第6図示の原点付近
の所定値となるようにして、レバー47に検出器46を
連結すればよい。
なお、検出器38については、後述のように、厳密に初
期調整を行う必要がない。
そして、本発明では、イグニションスイッチ(図示せず
)の投入時ごとに検出器46の出力値に対する検出器3
8の出力値の差を補正値として求める。そして、この補
正値に基づいて検出器38の出力値を補正する。この補
正は、具体的には、いずれの回動位置であっても、検出
器38の出力値から上記補正値を減算することによって
行えばよいものである。なお、上記補正値は、イグニシ
ョンスイッチが投入されるたびに毎回算出され、次回の
イグニションスイッチの投入まで維持されるものである
なお、上記補正値の算出や補正は、実際にはマイクロコ
ンピュータ等を用い、演算として行えばよいものである
上記第1図乃至第5図に示すスロットル制御装置では、
イグニションスイッチの投入時には、トラクションコン
トロール等の制御が行われていない通常状態にあるので
、操作レバー8の回動位置とスロットル軸2の回動位置
とが一致している。
したがって、上述の本発明の実施例では、イグニション
スイッチの投入時に検出器46の出力値に対する検出器
38の出力値の差を補正値として求め、検出器38の出
力値を該補正値に基づいて補正するので、検出器46を
厳密に初期調整しておけば、他方の検出器38も厳密に
初期調整したのと実質的に同じになる。このため、検出
器46を厳密に初期調整するだけで、検出器38を厳密
に初期調整しなくてすみ、調整の手数を軽減することが
できる。
また、上述の本発明の実施例では、イグニションスイッ
チの投入時ごとにその都度上記補正値を求め、その補正
値に基づいて検出器38の検出値を補正するので、検出
器38.46自体が経峙変化を受けてその位置−出力特
性が変化したとしても、その影響は少なくなる。
なお、以上説明した実施例では、検出器46を基準とし
ているが、逆に検出器38を基準としてもよいことは勿
論である。
また、上記実施例では、スロットル弁の制御について説
明したが、スロットル弁に限定されるものではない。例
えば、チョーク弁でもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、調整の手数を軽減することができると
ともに、検出器が経時変化してもその影響をほとんど受
けず、常に精度の良い制御が□可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、本発明による異常検知の対象とな
るスロットル制御装置の一例を示すもので装置を示すも
の、第1図は正面図、第2図は第1図の■矢視図、第3
図は第2図の■−■線断面図、第4図は第2図の■欠間
、第5図は第3図のV−v線断面図である。また、第6
図は検出器の特性を示す図である。 1・・・支持体、2・・・スロットル軸、6・・・バタ
フライ形スロットル弁、7・・・ロストモーションレバ
ー8・・・操作レバー 9・・・制御レバー 23・・
・ロストモーションばね、38・・・アクセルペダル操
作量検出器、46・・・スロットル開度検出器、52・
・・ステップモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 制御弁を有して支持体に対して回動自在に支承されると
    ともに該制御弁の閉じ方向にばね附勢される軸に、アク
    セルペダルの操作に連動する操作レバーが相対回動可能
    に支承されるとともにアクチュエータに連動、連結され
    る制御レバーが連結され、前記操作レバーと、該操作レ
    バーの制御弁閉じ方向への回動に応じて操作レバーに係
    合すべく前記軸に固定されるロストモーションレバーと
    の間には、操作レバーおよびロストモーションレバーを
    係合させる方向のばね力を発揮するロストモーションば
    ねが介装される制御弁制御装置であって、上記操作レバ
    ーの回動位置を検出するアクセルペダル操作量検出器及
    び上記軸の回動位置を検出する開度検出器を備えた制御
    弁制御装置において、イグニションスイッチの投入時ご
    とに上記アクセルペダル操作量検出器及び上記開度検出
    器のうちの一方の出力値に対する他方の出力値の差を前
    記制御弁の全閉近傍の値を基準に補正値として求め、他
    方の出力値を該補正値に基づいて補正することを特徴と
    する制御弁制御装置における検出器の較正方法。
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