JPH0350349A - 車載エンジンの制御弁装置 - Google Patents
車載エンジンの制御弁装置Info
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- JPH0350349A JPH0350349A JP18530589A JP18530589A JPH0350349A JP H0350349 A JPH0350349 A JP H0350349A JP 18530589 A JP18530589 A JP 18530589A JP 18530589 A JP18530589 A JP 18530589A JP H0350349 A JPH0350349 A JP H0350349A
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- Japan
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- lever
- throttle
- shaft
- throttle valve
- collar
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車載エンジンの制御弁装置に関し、特にアク
チュエータによって制御弁を駆動する機構を備えたもの
に関する。
チュエータによって制御弁を駆動する機構を備えたもの
に関する。
従来のこのような制御弁装置として、バタフライ形スロ
ットル弁を有し、支持体に回動自在に支承されるととも
に該スロットル弁の閉じ方向にばね附勢されたスロット
ル軸に、アクセル操作に連動する操作レバーが相対回動
可能に支承されるとともにアクチュエータに連動、連結
される制御レバーが連結され、前記操作レバーと、該操
作レバーのスロットル弁閉じ方向への回動に応じて操作
レバーに係合すべくスロットル軸に固定されたロストモ
ーションレバーとの間に、操作レバーと口ストモーショ
ンレバーを係合させる方向のばね力を発揮するロストモ
ーションばねが介装されたものが知られており、(例え
ば特開昭63−80034号公報)、このような構成に
より、エンジンの運転状態や車両の走行状態等に応じて
アクチュエータを作動させ、制御レバーを・介してスロ
ットル弁をアクセル操作と独立に駆動して、最適なスロ
ットル弁開度に制御するようにしている。〔発明が解決
しようとする課題〕 したがって、このようなスロットルボディにおいては、
スロットル弁開度の制御時に、制御レバーをアクチュエ
ータと連動させ、アクチュエータの作動によってスロッ
トル弁を所定の方向に回動する一方、非制御時、すなわ
ちアクチュエータの不作動時には制御レバーとアクチュ
エータとの間を完全に切り離して、スロットル軸がアク
セル操作によって自由に回動できる状態を確保すること
が望ましい。
ットル弁を有し、支持体に回動自在に支承されるととも
に該スロットル弁の閉じ方向にばね附勢されたスロット
ル軸に、アクセル操作に連動する操作レバーが相対回動
可能に支承されるとともにアクチュエータに連動、連結
される制御レバーが連結され、前記操作レバーと、該操
作レバーのスロットル弁閉じ方向への回動に応じて操作
レバーに係合すべくスロットル軸に固定されたロストモ
ーションレバーとの間に、操作レバーと口ストモーショ
ンレバーを係合させる方向のばね力を発揮するロストモ
ーションばねが介装されたものが知られており、(例え
ば特開昭63−80034号公報)、このような構成に
より、エンジンの運転状態や車両の走行状態等に応じて
アクチュエータを作動させ、制御レバーを・介してスロ
ットル弁をアクセル操作と独立に駆動して、最適なスロ
ットル弁開度に制御するようにしている。〔発明が解決
しようとする課題〕 したがって、このようなスロットルボディにおいては、
スロットル弁開度の制御時に、制御レバーをアクチュエ
ータと連動させ、アクチュエータの作動によってスロッ
トル弁を所定の方向に回動する一方、非制御時、すなわ
ちアクチュエータの不作動時には制御レバーとアクチュ
エータとの間を完全に切り離して、スロットル軸がアク
セル操作によって自由に回動できる状態を確保すること
が望ましい。
本発明は、上述の事情を考慮してなされたものであり、
アクチュエータの不作動時、制御レバーとアクチュエー
タとの間を完全に切り離して、スロットル軸がアクセル
操作によって自由に回動できる状態をより確実に得るこ
とができる車載エンジンの制御弁装置を提供することを
目的とする。
アクチュエータの不作動時、制御レバーとアクチュエー
タとの間を完全に切り離して、スロットル軸がアクセル
操作によって自由に回動できる状態をより確実に得るこ
とができる車載エンジンの制御弁装置を提供することを
目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明による車載エンジン
の制御弁装置においては、前記支持体に固定したカラー
で制御弁軸を枢支し、アクチュエータと連結され且つ該
アクチュエータが作動したときに前記制御レバーと係合
するように構成された係合部材を、軸受を介して前記カ
ラーで枢支した構成となっている。
の制御弁装置においては、前記支持体に固定したカラー
で制御弁軸を枢支し、アクチュエータと連結され且つ該
アクチュエータが作動したときに前記制御レバーと係合
するように構成された係合部材を、軸受を介して前記カ
ラーで枢支した構成となっている。
支持体に固定されたカラーは、制御弁軸及び係合部材を
回動自在に支承する。
回動自在に支承する。
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図、第2図、第3図および第4図において、
支持体としてのスロットルボディ1には、スロットル軸
2が軸受3,4を介して回動自在に支承されており、ス
ロットル軸2には、スロットルボディ1に形成されてい
・る吸気通路5を開閉するバタフライ形スロットル弁6
が固着されている。
、先ず第1図、第2図、第3図および第4図において、
支持体としてのスロットルボディ1には、スロットル軸
2が軸受3,4を介して回動自在に支承されており、ス
ロットル軸2には、スロットルボディ1に形成されてい
・る吸気通路5を開閉するバタフライ形スロットル弁6
が固着されている。
スロットル軸2の両端はスロットルボディ1から両側に
それぞれ突出し、スロットルボディ1から突出したスロ
ットル軸2の一方の端部(第3図の左端部)には第10
ストモーシヨンレバー7が固着されるとともに、操作レ
バー8が゛回動可能に支承されている。またスロットル
ボディ1から突出したスロットル軸2の他方の端部(第
3図の右端部)には制御レバー9が固着されている。
それぞれ突出し、スロットルボディ1から突出したスロ
ットル軸2の一方の端部(第3図の左端部)には第10
ストモーシヨンレバー7が固着されるとともに、操作レ
バー8が゛回動可能に支承されている。またスロットル
ボディ1から突出したスロットル軸2の他方の端部(第
3図の右端部)には制御レバー9が固着されている。
スロットルボディ1から突出し・たスロットル軸2の前
記一方の端部には、軸線に沿って一つの平坦面を有する
係合部2aが形成されている。係合部2aには、その内
端すなわちスロットルボディ1寄りの端から外端すなわ
ちスロットルボディ1から遠い方の端に向けて順に、軸
受3に内端が当接した円筒状カラー10と、カラー10
の外端に当接した円板状の規制板11と、内端が規制板
に当接した円筒状カラー12と、カラー12の外端に当
接した第10ストモーシヨンレバー7とが嵌合している
。第10ストモーシヨンレバー7から突出したスロット
ル軸2の外端にはナツト13が螺合しており、カラー1
0、規制板11、カラー12および第10ストモーシヨ
ンレバー7をスロットル軸2に固定している。
記一方の端部には、軸線に沿って一つの平坦面を有する
係合部2aが形成されている。係合部2aには、その内
端すなわちスロットルボディ1寄りの端から外端すなわ
ちスロットルボディ1から遠い方の端に向けて順に、軸
受3に内端が当接した円筒状カラー10と、カラー10
の外端に当接した円板状の規制板11と、内端が規制板
に当接した円筒状カラー12と、カラー12の外端に当
接した第10ストモーシヨンレバー7とが嵌合している
。第10ストモーシヨンレバー7から突出したスロット
ル軸2の外端にはナツト13が螺合しており、カラー1
0、規制板11、カラー12および第10ストモーシヨ
ンレバー7をスロットル軸2に固定している。
操作レバー8は、カラー10を同軸に囲繞する円筒部8
aと、円筒部8aの外端に固設されたドラム部8bとか
ら成り、円筒部8aはベアリング14を介してカラー1
0によって枢支されている。
aと、円筒部8aの外端に固設されたドラム部8bとか
ら成り、円筒部8aはベアリング14を介してカラー1
0によって枢支されている。
また、円筒部8aは、スロットルボディ1の外側面に当
接した合成樹脂製麦は部材15と規制板11とにより軸
方向位置が規制されている。ドラム部8bには、図示し
ないアクセルペダル等のスロットル操作部により牽引駆
動されるスロットルワイヤ16が巻掛けられ、スロット
ルワイヤ16の一端に設けられた係合駒17がドラム部
8bに係合している。したがってアクセル操作に応じた
スロットルワイヤ16の牽引作動により操作レバ−8は
、第2図の矢印18で示すスロットル弁開き方向に回動
駆動される。なお、前述のごとくカラー]0をスロット
ルボディ]に固定せずにスロットル軸2に固定し、ベア
リング14を介してカラー10に操作レバ−80円筒部
8aを枢支させたので、仮にベアリング14が固着した
場合にも、操作レバー8はスロットル軸2一体向に回転
できる。すなわち操作レバー8の確実な作動が担保され
ている。
接した合成樹脂製麦は部材15と規制板11とにより軸
方向位置が規制されている。ドラム部8bには、図示し
ないアクセルペダル等のスロットル操作部により牽引駆
動されるスロットルワイヤ16が巻掛けられ、スロット
ルワイヤ16の一端に設けられた係合駒17がドラム部
8bに係合している。したがってアクセル操作に応じた
スロットルワイヤ16の牽引作動により操作レバ−8は
、第2図の矢印18で示すスロットル弁開き方向に回動
駆動される。なお、前述のごとくカラー]0をスロット
ルボディ]に固定せずにスロットル軸2に固定し、ベア
リング14を介してカラー10に操作レバ−80円筒部
8aを枢支させたので、仮にベアリング14が固着した
場合にも、操作レバー8はスロットル軸2一体向に回転
できる。すなわち操作レバー8の確実な作動が担保され
ている。
ドラム部8bとスロットルボディ1の間には円筒部8a
を囲繞するコイル状第1戻しばね19が介設されており
、この第1戻しばね19は、操作レバー8を前記矢印1
8とは逆方向のスロットル弁閉じ方向20に附勢してい
る。
を囲繞するコイル状第1戻しばね19が介設されており
、この第1戻しばね19は、操作レバー8を前記矢印1
8とは逆方向のスロットル弁閉じ方向20に附勢してい
る。
操作レバー8と第10ストモーシヨンレバー7の間には
、操作レバー8の回動に第10ストモーシヨンレバー7
を追随させるとともに、第10ストモーシヨンレバー7
のスロットル弁閉じ方向20への強制的回動か操作レバ
ー8の作動に影響を及ぼすことを阻止するロストモーシ
ョン機構Aが設けられている。ロストモーション機構A
は、操作レバー8のドラム部8bに設けられた係合腕部
21a、21bと、係合腕部21a、21bにそれぞれ
係合すべく第10ストモーシヨンレバー7に設けられた
係合腕部22a、22bと、操作レバー8と第10スト
モーシヨンレバー7の間に介装された第10ストモーシ
ヨンばね23とから成り、係合腕部21a、22aは、
第10ストモーシヨンばね23により相互に係合する方
向に附勢されている。
、操作レバー8の回動に第10ストモーシヨンレバー7
を追随させるとともに、第10ストモーシヨンレバー7
のスロットル弁閉じ方向20への強制的回動か操作レバ
ー8の作動に影響を及ぼすことを阻止するロストモーシ
ョン機構Aが設けられている。ロストモーション機構A
は、操作レバー8のドラム部8bに設けられた係合腕部
21a、21bと、係合腕部21a、21bにそれぞれ
係合すべく第10ストモーシヨンレバー7に設けられた
係合腕部22a、22bと、操作レバー8と第10スト
モーシヨンレバー7の間に介装された第10ストモーシ
ヨンばね23とから成り、係合腕部21a、22aは、
第10ストモーシヨンばね23により相互に係合する方
向に附勢されている。
また第10ストモーシヨンばね23の外側には、操作レ
バー8をスロットル弁閉じ方向20に附勢する第2戻し
ばね24が介装されている。
バー8をスロットル弁閉じ方向20に附勢する第2戻し
ばね24が介装されている。
第10ストモーシヨンばね23および第2戻しばね24
は、コイル状に形成されており、第10ストモーシヨン
レバー7に当接した受は部材25aと、規制板11に当
接した受は部材25bの間でカラー12を同軸に囲繞し
て配置されている。受は部材25a、25bはカラー1
2を同軸に囲繞する合成樹脂製の有底二重円筒体として
構成されており、第10ストモーシヨンばね23は受は
部材25a、25bの内筒に、また第2戻しばね24は
受は部材25a、25bの外筒に、それぞれ外嵌してい
る。受は部材25a、25bの二重円筒部には、第6図
に示すように、それぞれ周方向に複数の軸方向に延びる
切欠25a′25b′が形成されており、内外筒の表面
とロストモーションばね23、第2戻しばね24の接触
面積の減少によるロストモーションばね23、第2戻し
ばね24の摺動抵抗の低減と、ロストモーションばね2
3、第2戻しばね24に塵がかみ込んだ時の塵の逃げ場
の確保が図られている。なお本実施例では、第3図に示
すように、受は部材25a、25bをスロットル軸2の
軸線方向に分離しているが、受は部材25a、25bを
スロットル軸2の軸線方向に突合わせても良い。両者を
突合わせることにより、ロストモーションばね23、第
2戻しばね24の作動時の変形により両ばねが相互に噛
み込む事態の発生が防止される。
は、コイル状に形成されており、第10ストモーシヨン
レバー7に当接した受は部材25aと、規制板11に当
接した受は部材25bの間でカラー12を同軸に囲繞し
て配置されている。受は部材25a、25bはカラー1
2を同軸に囲繞する合成樹脂製の有底二重円筒体として
構成されており、第10ストモーシヨンばね23は受は
部材25a、25bの内筒に、また第2戻しばね24は
受は部材25a、25bの外筒に、それぞれ外嵌してい
る。受は部材25a、25bの二重円筒部には、第6図
に示すように、それぞれ周方向に複数の軸方向に延びる
切欠25a′25b′が形成されており、内外筒の表面
とロストモーションばね23、第2戻しばね24の接触
面積の減少によるロストモーションばね23、第2戻し
ばね24の摺動抵抗の低減と、ロストモーションばね2
3、第2戻しばね24に塵がかみ込んだ時の塵の逃げ場
の確保が図られている。なお本実施例では、第3図に示
すように、受は部材25a、25bをスロットル軸2の
軸線方向に分離しているが、受は部材25a、25bを
スロットル軸2の軸線方向に突合わせても良い。両者を
突合わせることにより、ロストモーションばね23、第
2戻しばね24の作動時の変形により両ばねが相互に噛
み込む事態の発生が防止される。
第10ストモーシヨンばね23の一端23aは第10ス
トモーシヨンレバー7の係合腕部22aに係合し、他端
23bはドラム部8bの係合腕部21aに係合している
。また第2戻しばね24の一端24aは係合腕部21a
に係合し、他端24bはスロットルボディ1に係合して
いる。
トモーシヨンレバー7の係合腕部22aに係合し、他端
23bはドラム部8bの係合腕部21aに係合している
。また第2戻しばね24の一端24aは係合腕部21a
に係合し、他端24bはスロットルボディ1に係合して
いる。
このようなロストモーション機構Aによれば、操作レバ
ー8をアクセル操作により第1および第2戻しばね19
,24の附勢力に抗してスロットル弁開き方向18に回
動させると、第10ストモーシヨンばね23の附勢力に
より第10ストモーシヨンレバー7がスロットル弁開き
方向18に回動し、スロットル軸2がスロットル弁6を
開く方向に回動する。また操作レバー8をスロットル弁
閉じ方向に回動操作すると、係合腕部21a。
ー8をアクセル操作により第1および第2戻しばね19
,24の附勢力に抗してスロットル弁開き方向18に回
動させると、第10ストモーシヨンばね23の附勢力に
より第10ストモーシヨンレバー7がスロットル弁開き
方向18に回動し、スロットル軸2がスロットル弁6を
開く方向に回動する。また操作レバー8をスロットル弁
閉じ方向に回動操作すると、係合腕部21a。
21bがそれぞれ係合腕部22a、22bと係合するこ
とにより第10ストモーシヨンレバー7およびスロット
ル軸2がスロットル弁閉じ方向20に回動する。なお上
述のごとく、操作レバー8とロストモーションレバー7
の係合部を2組設けたことにより、何らかの原因で一方
の係合部が係合不能になっても他方の係合部により操作
レバー8とロストモーションレバー7の係合が確保され
ている。すなわち操作レバー8の回動操作によるスロッ
トル軸2の回動の確実性の向上が図られている。
とにより第10ストモーシヨンレバー7およびスロット
ル軸2がスロットル弁閉じ方向20に回動する。なお上
述のごとく、操作レバー8とロストモーションレバー7
の係合部を2組設けたことにより、何らかの原因で一方
の係合部が係合不能になっても他方の係合部により操作
レバー8とロストモーションレバー7の係合が確保され
ている。すなわち操作レバー8の回動操作によるスロッ
トル軸2の回動の確実性の向上が図られている。
スロットルボディ1にはブラケット26が固着されてい
る。ブラケット26にはスロットル軸2と平行な軸線を
有する円筒支持部26aが形成されており、円筒支持部
26aにより検出軸27が回動可能に支承されている。
る。ブラケット26にはスロットル軸2と平行な軸線を
有する円筒支持部26aが形成されており、円筒支持部
26aにより検出軸27が回動可能に支承されている。
検出軸27には、操作レバー8に連動、連結された第2
0ストモーシヨンレバー28が回動可能に支承されてい
る。第20ストモーシヨンレバー28から突出した検出
軸27の外端部すなわちスロットルボディ1から遠い方
の端部には、略矩形断面の小径の雄ねじ部27aが段部
27bを介して同軸に形成されている。雄ねじ部27a
は、第20ストモションレバ−28に係合可能な検出レ
バー2つを相対回動不能に貫通しており、検出レバー2
9から突出した雄ねじ27aに螺合したナツト30を締
付けて検出レバー29を段部27bに押付けることによ
り、検出レバー29が検出軸27に固定されている。
0ストモーシヨンレバー28が回動可能に支承されてい
る。第20ストモーシヨンレバー28から突出した検出
軸27の外端部すなわちスロットルボディ1から遠い方
の端部には、略矩形断面の小径の雄ねじ部27aが段部
27bを介して同軸に形成されている。雄ねじ部27a
は、第20ストモションレバ−28に係合可能な検出レ
バー2つを相対回動不能に貫通しており、検出レバー2
9から突出した雄ねじ27aに螺合したナツト30を締
付けて検出レバー29を段部27bに押付けることによ
り、検出レバー29が検出軸27に固定されている。
第20ストモーシヨンレバー28は検出軸27を囲繞す
る円筒部28aと、円筒部28aの内端部すなわちスロ
ットルボディー寄りの端部に固着された円板部28bと
から成り、ブラケット26の円筒支持部26aの外端す
なわちスロットルボディーから遠い方の端と検出レバー
29の間で回動可能に検出軸27に装着されている。第
20ストモーシヨンレバー28の円板部28bと操作レ
バー8のドラム部8bとは、カム機構Bを介して相互に
連動、連結されている。このカム機構Bは、円板部28
bの外端側すなわちスロットルボディーから遠い方の端
側に張出した腕部28b1に設けられた係合ピン28b
と、係合ピン28b1□1 に係合すべくドラム部8bの外端側すなわちスロットル
ボディーから遠い方の端側に張出した第1カム31aと
、円板部28bの内端側すなわちスロットルボディー寄
りの端側に張出した腕部28b に設けられた係合ピ
ン28b2゜と、係合1 ピン28 b 22に係合すべくドラム部8bの内端側
すなわちスロットルボディ1寄りの端側に張出した第2
カム31bとから成る。カム機構Bは、操作レバー8の
スロットル弁開き方向18への回動に応じて第20スト
モーシヨンレバー28を矢印32で示すアクセル方向に
回動すべくレバー8と28を連結するものである。カム
機構Bにあっては、ロッドリンクの場合と異なり、原動
節すなわち操作レバー8と従動節すなわち第20ストモ
ーシヨンレバー28が離間し得るので、両者間の連動・
連結機構の設計に際し高い自由度が得られる。
る円筒部28aと、円筒部28aの内端部すなわちスロ
ットルボディー寄りの端部に固着された円板部28bと
から成り、ブラケット26の円筒支持部26aの外端す
なわちスロットルボディーから遠い方の端と検出レバー
29の間で回動可能に検出軸27に装着されている。第
20ストモーシヨンレバー28の円板部28bと操作レ
バー8のドラム部8bとは、カム機構Bを介して相互に
連動、連結されている。このカム機構Bは、円板部28
bの外端側すなわちスロットルボディーから遠い方の端
側に張出した腕部28b1に設けられた係合ピン28b
と、係合ピン28b1□1 に係合すべくドラム部8bの外端側すなわちスロットル
ボディーから遠い方の端側に張出した第1カム31aと
、円板部28bの内端側すなわちスロットルボディー寄
りの端側に張出した腕部28b に設けられた係合ピ
ン28b2゜と、係合1 ピン28 b 22に係合すべくドラム部8bの内端側
すなわちスロットルボディ1寄りの端側に張出した第2
カム31bとから成る。カム機構Bは、操作レバー8の
スロットル弁開き方向18への回動に応じて第20スト
モーシヨンレバー28を矢印32で示すアクセル方向に
回動すべくレバー8と28を連結するものである。カム
機構Bにあっては、ロッドリンクの場合と異なり、原動
節すなわち操作レバー8と従動節すなわち第20ストモ
ーシヨンレバー28が離間し得るので、両者間の連動・
連結機構の設計に際し高い自由度が得られる。
また、31aと31bの二つのカムを設け、操作レバー
8のスロットル弁開き方向18への回動角度が小さい時
はカム31aを介して、回動角度が太き(なるとカム3
1bを介して第20ストモーシヨンレバー28をアクセ
ル方向32に回動させるので、操作レバー8の回転と第
20ストモーシヨンレバー28の回転の間の線形関係が
担保されている。なお、本実施例ではカムの数を2つと
したが、より多くのカムを設けることにより、操作 2 レバー8の回転と第20ストモーシヨンレバー28の回
転の間の線形関係をより一層高めことができる。
8のスロットル弁開き方向18への回動角度が小さい時
はカム31aを介して、回動角度が太き(なるとカム3
1bを介して第20ストモーシヨンレバー28をアクセ
ル方向32に回動させるので、操作レバー8の回転と第
20ストモーシヨンレバー28の回転の間の線形関係が
担保されている。なお、本実施例ではカムの数を2つと
したが、より多くのカムを設けることにより、操作 2 レバー8の回転と第20ストモーシヨンレバー28の回
転の間の線形関係をより一層高めことができる。
ブラケット26には、第1図及び第2図に示したように
、円筒支持部26aと平行な軸線を有する係合ピン33
が植設されており、係合′ピン33と検出レバー28と
の間には検出レバー29ひいては検出軸27を前記アク
セル戻し方向34に回動附勢する第20ストモーシヨン
ばね35が介装されている。第20ストモーシヨンばね
35は、円筒支持部26aを囲繞するコイル状に形成さ
れており、その一端35aは検出レバー29に係合し、
他端35aは係合ピン33に係合している。
、円筒支持部26aと平行な軸線を有する係合ピン33
が植設されており、係合′ピン33と検出レバー28と
の間には検出レバー29ひいては検出軸27を前記アク
セル戻し方向34に回動附勢する第20ストモーシヨン
ばね35が介装されている。第20ストモーシヨンばね
35は、円筒支持部26aを囲繞するコイル状に形成さ
れており、その一端35aは検出レバー29に係合し、
他端35aは係合ピン33に係合している。
第20ストモーシヨンレバー28の円板部28bには係
合部36が設けらてれおり、検出レバー29には係合部
36に係合可能な係合部37が設けられている。係合部
37は、検出レバー29と係合ピン33の間に介装され
た第20ストモーシヨンばね35により、係合部36に
係合する方向に附勢されている。
合部36が設けらてれおり、検出レバー29には係合部
36に係合可能な係合部37が設けられている。係合部
37は、検出レバー29と係合ピン33の間に介装され
た第20ストモーシヨンばね35により、係合部36に
係合する方向に附勢されている。
したがって操作レバー8のスロットル弁開き方向18へ
の回動操作に伴って第20ストモーシヨンレバー28か
アクセル方向32に回動すると、係合部36,37の係
合により検出レバー29が第20ストモーションばね3
5の附勢力に打ち勝ちつつアクセル方向32に回動し、
また操作レバー8がスロットル弁閉じ方向20へ回動操
作されると、検出レバー2つが第20ストモーシヨンば
ね35の附勢力の下に第20ストモーシヨンレバー28
を押しつつアクセル戻し方向34に回動することになり
、操作レバー8の回動量すなわちアクセル操作量に対応
して検出レバー29ひいては検出軸27が回動する。一
方、検出軸27の内端すなわちスロットルボディ1寄り
の端に対向してブラケット26にアクセル操作量検出器
38が固定されており、検出軸27の内端に固定された
レバー39がアクセル操作量検出器38に連結されてい
る。
の回動操作に伴って第20ストモーシヨンレバー28か
アクセル方向32に回動すると、係合部36,37の係
合により検出レバー29が第20ストモーションばね3
5の附勢力に打ち勝ちつつアクセル方向32に回動し、
また操作レバー8がスロットル弁閉じ方向20へ回動操
作されると、検出レバー2つが第20ストモーシヨンば
ね35の附勢力の下に第20ストモーシヨンレバー28
を押しつつアクセル戻し方向34に回動することになり
、操作レバー8の回動量すなわちアクセル操作量に対応
して検出レバー29ひいては検出軸27が回動する。一
方、検出軸27の内端すなわちスロットルボディ1寄り
の端に対向してブラケット26にアクセル操作量検出器
38が固定されており、検出軸27の内端に固定された
レバー39がアクセル操作量検出器38に連結されてい
る。
スロットルボディlから突出したスロットル軸2の前記
他方の端部は、スロットルボディ1に固 5 着され、かつ内端が軸受4に当接した円筒状カラー41
に枢支されており、該カラー41から突出したスロット
ル軸2の突出端に前記制御レバー9が固定されている。
他方の端部は、スロットルボディ1に固 5 着され、かつ内端が軸受4に当接した円筒状カラー41
に枢支されており、該カラー41から突出したスロット
ル軸2の突出端に前記制御レバー9が固定されている。
またカラー41には軸受42を介して被動ギア43が回
動自在に支承されている。このような構成により、軸受
42がたとえ固着しても、被動ギヤ43をスロットル軸
2に回動自在に支承することができる。例えば、被動ギ
ヤ43をスロットル軸に軸受を介して支承した場合には
、軸受の固着に起因してスロットル軸と被動ギヤが一体
となり、被動ギヤ及びこれと連結された他のギヤ等が抵
抗となって、スロットル軸の回動、すなわちスロットル
弁の回動が不能となるが、上述の構成ではこのような事
態を回避することができる。また、カラー41をスロッ
トルボディ1と別体に構成することにより、前者を後者
と異なるより適切な材料、例えば耐磨耗の材料で構成で
きるとともに、カラー41に支承が生じてもカラー41
だけの部品交換で容易に修理を行える。
動自在に支承されている。このような構成により、軸受
42がたとえ固着しても、被動ギヤ43をスロットル軸
2に回動自在に支承することができる。例えば、被動ギ
ヤ43をスロットル軸に軸受を介して支承した場合には
、軸受の固着に起因してスロットル軸と被動ギヤが一体
となり、被動ギヤ及びこれと連結された他のギヤ等が抵
抗となって、スロットル軸の回動、すなわちスロットル
弁の回動が不能となるが、上述の構成ではこのような事
態を回避することができる。また、カラー41をスロッ
トルボディ1と別体に構成することにより、前者を後者
と異なるより適切な材料、例えば耐磨耗の材料で構成で
きるとともに、カラー41に支承が生じてもカラー41
だけの部品交換で容易に修理を行える。
前記被動ギヤ43は、スロットル弁閉じ方向に 6
回動したときに前記制御レバー9に係合されるようにな
っている。被動ギヤ43はスロットルボディ1との間に
は第3戻しばね44が介装されており、被動ギヤ43は
、第3戻しばね44によりスロットル弁開き方向18に
回動附勢されている。
っている。被動ギヤ43はスロットルボディ1との間に
は第3戻しばね44が介装されており、被動ギヤ43は
、第3戻しばね44によりスロットル弁開き方向18に
回動附勢されている。
また、被動ギヤ43の外側面、すなわちスロットルボデ
ィ1から遠い側の端面ば、カラー41に固定された規制
板101と当接しており、被動ギヤ43は、第3戻しば
ね44により軸線方向に附勢されるとともに、規制板1
01でスラスト支持され、その軸線方向位置が規制され
る。
ィ1から遠い側の端面ば、カラー41に固定された規制
板101と当接しており、被動ギヤ43は、第3戻しば
ね44により軸線方向に附勢されるとともに、規制板1
01でスラスト支持され、その軸線方向位置が規制され
る。
スロットルボディ1の外側面にはブラケット45が固着
されており、スロットルボディ1との間に、前記被動ギ
ヤ43並びに後述する中間ギヤ49及び駆動ギヤ54を
収容するギヤボックス102を構成している。
されており、スロットルボディ1との間に、前記被動ギ
ヤ43並びに後述する中間ギヤ49及び駆動ギヤ54を
収容するギヤボックス102を構成している。
ブラケット45には、スロットル軸2の他端に対向する
位置にスロットル開度検出器46が支持、固着されてお
り、このスロットル開度検出器46には、スロットル軸
2の他端に前記制御レバー9とともに固定されたレバー
47が連結されている。
位置にスロットル開度検出器46が支持、固着されてお
り、このスロットル開度検出器46には、スロットル軸
2の他端に前記制御レバー9とともに固定されたレバー
47が連結されている。
したがって、スロットル軸2の回動量、すなわちスロッ
トル弁6の開度がスロットル開度検出器46により検出
される。
トル弁6の開度がスロットル開度検出器46により検出
される。
スロットルボディ1とブラケット45との間には、スロ
ットル軸2と平行な軸線を有する支軸48が支承されて
おり、この支軸48には前記被動ギヤ43と噛合する中
間ギヤ49が軸受50を介して回動自在に支承されてい
る。中間ギヤ49とスロットルボディ1の外側面との間
にはばね51が介装されており、中間ギヤ49は、ばね
41により軸線方向に附勢されるとともに、ブラケット
45がスラスト支持され、その軸線方向位置が規制され
る。
ットル軸2と平行な軸線を有する支軸48が支承されて
おり、この支軸48には前記被動ギヤ43と噛合する中
間ギヤ49が軸受50を介して回動自在に支承されてい
る。中間ギヤ49とスロットルボディ1の外側面との間
にはばね51が介装されており、中間ギヤ49は、ばね
41により軸線方向に附勢されるとともに、ブラケット
45がスラスト支持され、その軸線方向位置が規制され
る。
前述したように、中間ギヤ49と噛合する被動ギヤ43
も同様の構成によって、軸線方向に附勢され、かつスラ
スト支持されてその軸線方向位置が規制されているので
、両ギヤ43.49に軸線方向の遊びが生ずるのをそれ
ぞれ防止できるとともに、軸線方向位置が合致するよう
に両ギヤ43゜49を配置することにより、両ギヤ43
.49を歯面全体にわたって確実に噛合させることがで
き、したがって騒音の発生やギヤの偏摩耗を防止するこ
とができる。
も同様の構成によって、軸線方向に附勢され、かつスラ
スト支持されてその軸線方向位置が規制されているので
、両ギヤ43.49に軸線方向の遊びが生ずるのをそれ
ぞれ防止できるとともに、軸線方向位置が合致するよう
に両ギヤ43゜49を配置することにより、両ギヤ43
.49を歯面全体にわたって確実に噛合させることがで
き、したがって騒音の発生やギヤの偏摩耗を防止するこ
とができる。
ブラケット45のモータ支持部45aには、アクチュエ
ータとしてのパルスモータ52が支持、固定されており
、その出力軸53が軸受103を介して支承されている
。このように、パルスモータ52の出力軸53をブラケ
ット45で支承することにより、従来パルスモータの一
部品として必要であったモータフランジ部を省略でき、
したがって部品点数の削減によって、スロットルボディ
の製造コストを減することができる。この場合、スロッ
トルボディ1へのパルスモータ52の配置は、ブラケッ
ト45に対してパルスモータ52の構成部品を順次組み
付けることによって行われる。
ータとしてのパルスモータ52が支持、固定されており
、その出力軸53が軸受103を介して支承されている
。このように、パルスモータ52の出力軸53をブラケ
ット45で支承することにより、従来パルスモータの一
部品として必要であったモータフランジ部を省略でき、
したがって部品点数の削減によって、スロットルボディ
の製造コストを減することができる。この場合、スロッ
トルボディ1へのパルスモータ52の配置は、ブラケッ
ト45に対してパルスモータ52の構成部品を順次組み
付けることによって行われる。
パルスモータ52の前記出力軸53には駆動ギヤ54が
固定され、駆動ギヤ54に前記中間ギヤ49が噛合され
ている。したがってパルスモータ52の出力軸53は、
駆動ギヤ54、中間ギヤ49、被動ギヤ43および該被
動ギヤ43と係合した制御レバー9を介して、スロット
ル軸2と連結される。即ち、アクセル操作によりスロッ
トル軸2が回動してスロットル弁6がある開度まで開い
ているときにパルスモータ52を作動することにより、
スロットル弁6は、アクセル位置とは無関係に閉じ方向
に回動駆動される。
固定され、駆動ギヤ54に前記中間ギヤ49が噛合され
ている。したがってパルスモータ52の出力軸53は、
駆動ギヤ54、中間ギヤ49、被動ギヤ43および該被
動ギヤ43と係合した制御レバー9を介して、スロット
ル軸2と連結される。即ち、アクセル操作によりスロッ
トル軸2が回動してスロットル弁6がある開度まで開い
ているときにパルスモータ52を作動することにより、
スロットル弁6は、アクセル位置とは無関係に閉じ方向
に回動駆動される。
この場合、被動ギヤ43は、前述したように、第3戻し
ばね44によってスロットル弁開き方向に常に回動附勢
されているので、パルスモータ44として、非通電時に
も保持トルクを有するたイブのパルスモータを用いれば
、パルスモータ52がその作動方向と逆の方向に附勢さ
れることにより、パルスモータ52の出力軸53から被
動ギヤ43に至る間のバックラッシュを無くすことがで
きる。また、第3戻しばね44により、被動ギヤ43が
スロットル弁開き方向に回動されて制御レバーとの係合
が解かれるので、パルスモータ52の非作動時には、そ
のイナーシャがスロットル弁6に作用しない。したがっ
て運転者は、パルスモータ52のイナーシャの影響を受
けることなく、アクセルを操作してその意図に沿った良
好な運転感覚を得ることができる。
ばね44によってスロットル弁開き方向に常に回動附勢
されているので、パルスモータ44として、非通電時に
も保持トルクを有するたイブのパルスモータを用いれば
、パルスモータ52がその作動方向と逆の方向に附勢さ
れることにより、パルスモータ52の出力軸53から被
動ギヤ43に至る間のバックラッシュを無くすことがで
きる。また、第3戻しばね44により、被動ギヤ43が
スロットル弁開き方向に回動されて制御レバーとの係合
が解かれるので、パルスモータ52の非作動時には、そ
のイナーシャがスロットル弁6に作用しない。したがっ
て運転者は、パルスモータ52のイナーシャの影響を受
けることなく、アクセルを操作してその意図に沿った良
好な運転感覚を得ることができる。
他方、パルスモータ52の作動によりスロットル弁6を
閉じ方向に回動駆動する際、スロットル軸2は第10ス
トモーシヨンばね23のばね力に抗して係合腕ブラケッ
ト21.−22を相互に離反させながらスロットル弁閉
じ方向20に回動するので、スロットルワイヤ16に影
響が及ぶことはない。
閉じ方向に回動駆動する際、スロットル軸2は第10ス
トモーシヨンばね23のばね力に抗して係合腕ブラケッ
ト21.−22を相互に離反させながらスロットル弁閉
じ方向20に回動するので、スロットルワイヤ16に影
響が及ぶことはない。
また、第7図に示したように、ブラケット45の外側面
には、前記中間ギヤ49に対向する位置に四部104が
設けられており、この凹部104に中間ギヤ49の調整
ねじ105が螺合され、更に凹部104には調整抑じ1
05を覆うようにプラグキャップ106が嵌め込んであ
る。この調整ねじ105は、進退位置が調整可能であり
、その先端が中間ギヤ49の所定の周方向位置で当接す
ることにより、パルスモータ52の戻り側停止位置を規
制して、パルスモータ52のパルス数とスロットル軸2
の回動角度との関係が一義的に定まるように調整するも
のである。上述の構成により、パルスモータ52の戻り
側停止位置がずれた場合に調整ねじ105を外部から廻
すだけでその調整を容易に行えるとともに、プラグキャ
ップ106で内部への防水、防塵がなされることで、パ
ルスモータ52の精度や耐久性等に悪影響が及ぶのを防
止することができる。
には、前記中間ギヤ49に対向する位置に四部104が
設けられており、この凹部104に中間ギヤ49の調整
ねじ105が螺合され、更に凹部104には調整抑じ1
05を覆うようにプラグキャップ106が嵌め込んであ
る。この調整ねじ105は、進退位置が調整可能であり
、その先端が中間ギヤ49の所定の周方向位置で当接す
ることにより、パルスモータ52の戻り側停止位置を規
制して、パルスモータ52のパルス数とスロットル軸2
の回動角度との関係が一義的に定まるように調整するも
のである。上述の構成により、パルスモータ52の戻り
側停止位置がずれた場合に調整ねじ105を外部から廻
すだけでその調整を容易に行えるとともに、プラグキャ
ップ106で内部への防水、防塵がなされることで、パ
ルスモータ52の精度や耐久性等に悪影響が及ぶのを防
止することができる。
また、ブラケット45には、ギヤボックス102の鉛直
下側にチャンバ107が設けられており、このチャンバ
107は、第1乃至第3の水抜き穴108a、108b
及び108cを介して、ギヤボックス102、パルスモ
ータ52の内部及び大気とそれぞれ連通している。この
ような構成により、パルスモータ52の作動やエンジン
の運転等に伴う温度変化によって、空気中の水分がギヤ
ボックス102やパルスモータ52の内部で凝結しても
、これを水抜き穴108a及び108bを介してチャバ
107に導き、更に水抜き六108cを介して大気中に
排出できるので、水分やこれに含まれる不純物等がパル
スモータ52やギヤ機構に悪影響を及はすのを適切に防
止することができる。また、外部からパルスモータ52
等へ水が直接侵入することは、チャンバ107が介在す
ることで防止される。更に、このチャンバ107の容積
を、ギヤボックス102内における呼吸量に見合ったも
の(例えば、ギヤボックス102内の空間容積のおよそ
3分の1)に設定することにより、ギヤボックス内が冷
えて外気を吸込む場合にギヤボックス内に水を吸い込む
ことを防止でき、最小限のチャンバ容積で上記作用を得
ることができる。
下側にチャンバ107が設けられており、このチャンバ
107は、第1乃至第3の水抜き穴108a、108b
及び108cを介して、ギヤボックス102、パルスモ
ータ52の内部及び大気とそれぞれ連通している。この
ような構成により、パルスモータ52の作動やエンジン
の運転等に伴う温度変化によって、空気中の水分がギヤ
ボックス102やパルスモータ52の内部で凝結しても
、これを水抜き穴108a及び108bを介してチャバ
107に導き、更に水抜き六108cを介して大気中に
排出できるので、水分やこれに含まれる不純物等がパル
スモータ52やギヤ機構に悪影響を及はすのを適切に防
止することができる。また、外部からパルスモータ52
等へ水が直接侵入することは、チャンバ107が介在す
ることで防止される。更に、このチャンバ107の容積
を、ギヤボックス102内における呼吸量に見合ったも
の(例えば、ギヤボックス102内の空間容積のおよそ
3分の1)に設定することにより、ギヤボックス内が冷
えて外気を吸込む場合にギヤボックス内に水を吸い込む
ことを防止でき、最小限のチャンバ容積で上記作用を得
ることができる。
ブラケット45の土壁には更に、ギヤボックス102と
連通ずる通気孔109が設けられており、車載エンジン
の吸気系に設けられるエアクリーナ等のフィルタ(図示
せず)を介して大気に解放されている。通気孔109に
よってギヤボックス102内の通気性が確保されるとと
もに、水、燃料及びほこり等が通気孔109を通ってギ
ヤボックス102及びこれに通ずるパルスモータ52の
3 中に侵入するのをフィルタによって防止できる。
連通ずる通気孔109が設けられており、車載エンジン
の吸気系に設けられるエアクリーナ等のフィルタ(図示
せず)を介して大気に解放されている。通気孔109に
よってギヤボックス102内の通気性が確保されるとと
もに、水、燃料及びほこり等が通気孔109を通ってギ
ヤボックス102及びこれに通ずるパルスモータ52の
3 中に侵入するのをフィルタによって防止できる。
また、通気孔109は前記水抜きの際の通気孔として機
能するので、この水抜き作用を円滑に行える。この場合
、水抜き孔108Cと通気孔109の寸法関係を適切に
設定すれば、水抜き作用をより円滑に行うことができる
。
能するので、この水抜き作用を円滑に行える。この場合
、水抜き孔108Cと通気孔109の寸法関係を適切に
設定すれば、水抜き作用をより円滑に行うことができる
。
スロットルボディ1には、スロットル軸2に支承されて
いる第10ストモーシヨンレバー7の全閉近傍における
スロットル弁閉じ方向20への回動作動を緩やかにする
ためのダッシュポット56が支持、固定されている。こ
のダッシュポット56は、従来周知のものであり、ハウ
ジング57と、ハウジング57に周縁を挟持されハウジ
ング57の内部を吸入室58と大気圧室59に区画する
ダイヤフラム60とから成り、ダイヤフラム60の中央
部には大気圧室59側で/\ウジング57を移動自在に
貫通して外方に延びる連結ロッド61の一端がリテーナ
80を介して連結されている。ハウジング57には吸入
室58に通じる吸入管81が接続されており、この吸入
管81は、 4 その先端のジェット82を介して大気に解放されている
。したがって吸入室68の容積を増大する方向にダイヤ
フラム60を撓ませるべく連結ロッド61を駆動しよう
とすると、ジェット82の働きにより、連結ロッド61
にはその駆動方向と逆方向の力が作用することになる。
いる第10ストモーシヨンレバー7の全閉近傍における
スロットル弁閉じ方向20への回動作動を緩やかにする
ためのダッシュポット56が支持、固定されている。こ
のダッシュポット56は、従来周知のものであり、ハウ
ジング57と、ハウジング57に周縁を挟持されハウジ
ング57の内部を吸入室58と大気圧室59に区画する
ダイヤフラム60とから成り、ダイヤフラム60の中央
部には大気圧室59側で/\ウジング57を移動自在に
貫通して外方に延びる連結ロッド61の一端がリテーナ
80を介して連結されている。ハウジング57には吸入
室58に通じる吸入管81が接続されており、この吸入
管81は、 4 その先端のジェット82を介して大気に解放されている
。したがって吸入室68の容積を増大する方向にダイヤ
フラム60を撓ませるべく連結ロッド61を駆動しよう
とすると、ジェット82の働きにより、連結ロッド61
にはその駆動方向と逆方向の力が作用することになる。
一方、スロットルボディ1の外側面には、スロットル軸
2と平行な軸線を有する支持ボルト62が螺着されてお
り、この支持ボルト62には、規制レバー63および強
制起動レバー64が回動可能に支承されている。すなわ
ち支持ボルト62の頭部62aとスロットルボディ1と
の間には、前記頭部62a側から順に、支持ボルト62
を囲繞する円筒状のカラー65、カラー65の内端すな
わちスロットルボディ1寄りの端に当接した円板状の規
制板66、外端すなわちスロットルボディ1から遠い方
の端を規制板66に当接させるようにして支持ボルト6
2を囲繞する円筒状のカラー67、ならびにカラー67
の内端とスロットルボディ1の間に介在する規制板68
とが順に嵌合しており、支持ボルト62を締付けること
により、前記カラー65、規制板66、カラー67およ
び規制板68が支持ボルト62に固定されてる。規制レ
バー63は、カラー65を同軸に囲繞する円筒部63a
と、円筒部63aの外端部に固設されたドラム部63b
とから成り、円筒部63aは支持ボルト62の頭部62
aと規制板66の間でカラー65により回動可能に支承
されている。強制起動レバー64は、カラー67を同軸
に囲繞する円筒部64aと、円筒部64aの内端部に固
設されたドラム部64bとから成り、円筒部64aは規
制板66.68間でカラー67により回動可能に支承さ
れている。強制レバー63の円筒部63a1強制起動レ
バー64の円筒部64aの内外端にはカラー65.67
との摺動面にそれぞれダストシール63c、64cが配
設され、摺動部への異物の侵入防止、ひいては規制レバ
ー63、強制起動レバー64の作動の確実性の向上が図
られている。
2と平行な軸線を有する支持ボルト62が螺着されてお
り、この支持ボルト62には、規制レバー63および強
制起動レバー64が回動可能に支承されている。すなわ
ち支持ボルト62の頭部62aとスロットルボディ1と
の間には、前記頭部62a側から順に、支持ボルト62
を囲繞する円筒状のカラー65、カラー65の内端すな
わちスロットルボディ1寄りの端に当接した円板状の規
制板66、外端すなわちスロットルボディ1から遠い方
の端を規制板66に当接させるようにして支持ボルト6
2を囲繞する円筒状のカラー67、ならびにカラー67
の内端とスロットルボディ1の間に介在する規制板68
とが順に嵌合しており、支持ボルト62を締付けること
により、前記カラー65、規制板66、カラー67およ
び規制板68が支持ボルト62に固定されてる。規制レ
バー63は、カラー65を同軸に囲繞する円筒部63a
と、円筒部63aの外端部に固設されたドラム部63b
とから成り、円筒部63aは支持ボルト62の頭部62
aと規制板66の間でカラー65により回動可能に支承
されている。強制起動レバー64は、カラー67を同軸
に囲繞する円筒部64aと、円筒部64aの内端部に固
設されたドラム部64bとから成り、円筒部64aは規
制板66.68間でカラー67により回動可能に支承さ
れている。強制レバー63の円筒部63a1強制起動レ
バー64の円筒部64aの内外端にはカラー65.67
との摺動面にそれぞれダストシール63c、64cが配
設され、摺動部への異物の侵入防止、ひいては規制レバ
ー63、強制起動レバー64の作動の確実性の向上が図
られている。
規制レバー63には、第10ストモーションレバー7に
設けられた当接腕部70に先端が当接可能な調整ねじ6
9が進退位置を調整可能にして螺合しており、調整ねじ
69と当接腕部70は、第10ストモーシヨンレバー7
がスロットル弁閉じ方向20へ回動することによって相
互に当接するようになっている。またスロットルボディ
1には、第10ストモーシヨンレバー7が、スロットル
弁6を全閉とする位置まで回動したときに当接腕部70
に当接する調整ねじ71が進退位置を調整可能にして螺
合している。
設けられた当接腕部70に先端が当接可能な調整ねじ6
9が進退位置を調整可能にして螺合しており、調整ねじ
69と当接腕部70は、第10ストモーシヨンレバー7
がスロットル弁閉じ方向20へ回動することによって相
互に当接するようになっている。またスロットルボディ
1には、第10ストモーシヨンレバー7が、スロットル
弁6を全閉とする位置まで回動したときに当接腕部70
に当接する調整ねじ71が進退位置を調整可能にして螺
合している。
規制レバー63には、ダッシュボット56の連結ロッド
61の他端が連結されており、その連結態様は、調整ね
じ69が当接腕部70に当接した状態で第10ストモー
シヨンレバー7がスロットル弁閉じ方向20に回動した
ときに、連結ロッド61が連結されているダイヤフラム
60が吸入室58の容積を増大する側に撓むように設定
されている。
61の他端が連結されており、その連結態様は、調整ね
じ69が当接腕部70に当接した状態で第10ストモー
シヨンレバー7がスロットル弁閉じ方向20に回動した
ときに、連結ロッド61が連結されているダイヤフラム
60が吸入室58の容積を増大する側に撓むように設定
されている。
強制起動レバー64には当接腕部72が設けられており
、二〇当接腕部72に先端が当接可能な調整ねじ73が
進退位置を調整可能にして規制レバー63に螺合してい
る。当接腕部72と調整ねじ73は、スロットルボディ
1と強制起動レバー64の間に介装されたばね74の附
勢力によって相互に当接するようになっている。ばね7
4は、当接腕部72と調整ねじ73の当接によって強制
起動レバー64と当接状態にある規制レバー63を介し
て第10ストモーシヨンレバー7をスロットル弁開き方
向18に附勢する力を発揮するものであり、操作レバー
8がスロットル弁6の全閉位置からスロットル弁開き方
向18へと回動したときに、規制レバー63と強制起動
レバー64はばね74により操作レバー8に追随して回
動し、ダッシュポット56のリテーナ80が吸入室58
側でハウジング57の内面に当接したときに、規制レバ
ー63の調整ねじ69と当接腕部70の当接状態が解除
される。
、二〇当接腕部72に先端が当接可能な調整ねじ73が
進退位置を調整可能にして規制レバー63に螺合してい
る。当接腕部72と調整ねじ73は、スロットルボディ
1と強制起動レバー64の間に介装されたばね74の附
勢力によって相互に当接するようになっている。ばね7
4は、当接腕部72と調整ねじ73の当接によって強制
起動レバー64と当接状態にある規制レバー63を介し
て第10ストモーシヨンレバー7をスロットル弁開き方
向18に附勢する力を発揮するものであり、操作レバー
8がスロットル弁6の全閉位置からスロットル弁開き方
向18へと回動したときに、規制レバー63と強制起動
レバー64はばね74により操作レバー8に追随して回
動し、ダッシュポット56のリテーナ80が吸入室58
側でハウジング57の内面に当接したときに、規制レバ
ー63の調整ねじ69と当接腕部70の当接状態が解除
される。
第5図において、操作レバー8および強制起動レバー6
4間には、スロットル弁6の全閉位置に対応する位置に
ある操作レバー8が、スロットル1 弁開き方向18に回動したときに、強制起動レバー64
を強制的に回動し、規制レバー63を介して第10スト
モーシヨンレバー7ひいてはスロットル軸2をスロット
ル弁開き方向18に強制的に回動させる強制起動機構7
5が設けられている。
4間には、スロットル弁6の全閉位置に対応する位置に
ある操作レバー8が、スロットル1 弁開き方向18に回動したときに、強制起動レバー64
を強制的に回動し、規制レバー63を介して第10スト
モーシヨンレバー7ひいてはスロットル軸2をスロット
ル弁開き方向18に強制的に回動させる強制起動機構7
5が設けられている。
該強制起動機構75は、強制起動レバー64の側面に設
けられたカム面76と、カム面76に沿4で移動すべく
スロットル軸2と平行な軸線を有して操作レバー8に軸
支されたローラ77とから成る。カム面76とローラ7
7は、操作レバー8のスロットル弁6全閉位置に対応す
る位置と、その状態かられずかにスロットル弁開き方向
18に回動した位置との間で相互に接触するように設定
されており、カム面76は、操作レバー8の全開位置か
らスロットル弁開き方向18への回動に応じて、ローラ
77を介して強制起動レバー64をスロットル弁開き方
向18に回動させるように形成されている。一方、前記
強制起動レバー64のスロットル弁閉じ方向20への回
動は、スロットルボディ1の外側面に固設されたストッ
パ64dにより、カム面76とローラ77との当接が維
持される範囲内に規制されており、強制起動レバーがス
ロットル弁閉じ方向に回り過ぎてローラ77が強制起動
レバー64のカム面76以外の箇所に乗り上げる事態の
発生防止、ひいては強制起動レバー64の作動の確実性
の向上が図られている。
けられたカム面76と、カム面76に沿4で移動すべく
スロットル軸2と平行な軸線を有して操作レバー8に軸
支されたローラ77とから成る。カム面76とローラ7
7は、操作レバー8のスロットル弁6全閉位置に対応す
る位置と、その状態かられずかにスロットル弁開き方向
18に回動した位置との間で相互に接触するように設定
されており、カム面76は、操作レバー8の全開位置か
らスロットル弁開き方向18への回動に応じて、ローラ
77を介して強制起動レバー64をスロットル弁開き方
向18に回動させるように形成されている。一方、前記
強制起動レバー64のスロットル弁閉じ方向20への回
動は、スロットルボディ1の外側面に固設されたストッ
パ64dにより、カム面76とローラ77との当接が維
持される範囲内に規制されており、強制起動レバーがス
ロットル弁閉じ方向に回り過ぎてローラ77が強制起動
レバー64のカム面76以外の箇所に乗り上げる事態の
発生防止、ひいては強制起動レバー64の作動の確実性
の向上が図られている。
次にこの実施例の作用について説明すると、パルスモー
タ52の作動を停止した状態でアクセル操作により操作
レバー8をスロットル弁開き方向18に回動駆動した場
合には、係合腕部21a。
タ52の作動を停止した状態でアクセル操作により操作
レバー8をスロットル弁開き方向18に回動駆動した場
合には、係合腕部21a。
21bと22a、22bの係合により第10ストモーシ
ヨンレバー7すなわちスロットル軸2がスロットル弁開
き方向18に回動され、スロットル弁6が所望の開度ま
でスロットル弁開き方向18に回動せしめられる。
ヨンレバー7すなわちスロットル軸2がスロットル弁開
き方向18に回動され、スロットル弁6が所望の開度ま
でスロットル弁開き方向18に回動せしめられる。
この際、パルスモータ52は、第3戻しばね44の附勢
力により、戻り側停止位置まで戻された状態にあり、被
動ギヤ43と制御レバー9とは単離した状態となってい
る。
力により、戻り側停止位置まで戻された状態にあり、被
動ギヤ43と制御レバー9とは単離した状態となってい
る。
このようなアクセル操作に応じた操作レバー8の回動作
動は、カム機構Bを介して第20ストモーシヨンレバー
28にも伝達され、係合部36゜37の係合により検出
レバー29なすわち検出軸27がアクセル方向32に回
動する。したがってスロットル軸2の回動量すなわちス
ロットル開度をスロットル開度検出器46で検出すると
ともに操作レバー8の回動操作量すなわちアクセル操作
量をアクセル操作量検出器38で検出することができる
。
動は、カム機構Bを介して第20ストモーシヨンレバー
28にも伝達され、係合部36゜37の係合により検出
レバー29なすわち検出軸27がアクセル方向32に回
動する。したがってスロットル軸2の回動量すなわちス
ロットル開度をスロットル開度検出器46で検出すると
ともに操作レバー8の回動操作量すなわちアクセル操作
量をアクセル操作量検出器38で検出することができる
。
ところで、このようなスロットル弁6をその全開位置か
らスロットル弁開き方向18に回動駆動する初期には、
ロストモーション機構Aを介して操作レバー8および第
10ストモーシヨンレバー7を連動、連結しているだけ
では、スロットル軸2の起動力が足りず、スロットル軸
2の初期回動作動が円滑とならない場合がある。かかる
場合に、強制起動機構75の働きによりスロットル軸2
の初期回動作動が強制的に行われる。すなわちスロット
ル弁6をその全閉位置から回動ずべく操作レバー8が回
動すると、ローラ77が受圧面76に1 当接して駆動することにより強制起動レバー64が回動
駆動され、この強制起動レバー64の回動が当接腕部7
2に調整ねじ73を介して当接している規制レバー63
に伝達され、さらに該規制レバー63の調整ねじ69に
当接する当接腕部70ヲ有する第10ストモーシヨンレ
バー7に伝達される。したがって操作レバー7の初期回
動操作時には第10ストモーシヨンレバー7が強制的に
回動駆動され、スロットル軸2すなわちスロットル弁6
の全開位置からの初期回動作動が円滑となる。
らスロットル弁開き方向18に回動駆動する初期には、
ロストモーション機構Aを介して操作レバー8および第
10ストモーシヨンレバー7を連動、連結しているだけ
では、スロットル軸2の起動力が足りず、スロットル軸
2の初期回動作動が円滑とならない場合がある。かかる
場合に、強制起動機構75の働きによりスロットル軸2
の初期回動作動が強制的に行われる。すなわちスロット
ル弁6をその全閉位置から回動ずべく操作レバー8が回
動すると、ローラ77が受圧面76に1 当接して駆動することにより強制起動レバー64が回動
駆動され、この強制起動レバー64の回動が当接腕部7
2に調整ねじ73を介して当接している規制レバー63
に伝達され、さらに該規制レバー63の調整ねじ69に
当接する当接腕部70ヲ有する第10ストモーシヨンレ
バー7に伝達される。したがって操作レバー7の初期回
動操作時には第10ストモーシヨンレバー7が強制的に
回動駆動され、スロットル軸2すなわちスロットル弁6
の全開位置からの初期回動作動が円滑となる。
さらに操作レバー8によるスロットル弁6を成る開度ま
で回動した状態では、スロットル軸2すなわちスロット
ル弁6には第1および第2戻しばね19,24のばね力
が閉じ側に作用している。
で回動した状態では、スロットル軸2すなわちスロット
ル弁6には第1および第2戻しばね19,24のばね力
が閉じ側に作用している。
したがってスロットルワイヤ16の牽引力を緩めること
により、操作レバー8がスロットル弁閉じ方向20に回
動し、スロットル軸2およびスロットル弁6も閉じ方向
に回動する。
により、操作レバー8がスロットル弁閉じ方向20に回
動し、スロットル軸2およびスロットル弁6も閉じ方向
に回動する。
この際、スロットル弁6がその全開位置近傍まで回動す
ると、ダッシュポット56ではリテーナ 2 80が吸入室58側でハウジング57に当接した状態に
あり、規制レバー64の調整ねじ69か当接腕部70に
当接してからは、吸入室68の容積増大によるダッシュ
ポット56の減衰力が第10ストモーシヨンレバー7に
作用し、スロットル軸2およびスロットル弁6の閉じ側
への回動速度が緩やかに抑えられる。
ると、ダッシュポット56ではリテーナ 2 80が吸入室58側でハウジング57に当接した状態に
あり、規制レバー64の調整ねじ69か当接腕部70に
当接してからは、吸入室68の容積増大によるダッシュ
ポット56の減衰力が第10ストモーシヨンレバー7に
作用し、スロットル軸2およびスロットル弁6の閉じ側
への回動速度が緩やかに抑えられる。
また操作レバー8のスロットル弁閉じ方向20への回動
作動時に、アクセル操作量検出器38にレバー39を介
して連結されている検出軸27が、アクセル操作量検出
器38の作動不良等により円滑に回動しない場合を想定
する。この場合、操作レバー8に設けられたカム31a
あるいは31bと第20ストモーシヨンレバー28に設
けられた係合ピン28b あるいは28b2゜との係
合を解1 除して操作レバー8はアクセル戻し方向20に回動する
ことが可能であり、スロットル弁6を確実に閉じ側に回
動することができる。
作動時に、アクセル操作量検出器38にレバー39を介
して連結されている検出軸27が、アクセル操作量検出
器38の作動不良等により円滑に回動しない場合を想定
する。この場合、操作レバー8に設けられたカム31a
あるいは31bと第20ストモーシヨンレバー28に設
けられた係合ピン28b あるいは28b2゜との係
合を解1 除して操作レバー8はアクセル戻し方向20に回動する
ことが可能であり、スロットル弁6を確実に閉じ側に回
動することができる。
上述のように、アクセル操作によりスロットル弁6を成
る開度に開いた状態で、トラクション制御等のためにス
ロットル弁6を閉じ側に駆動する場合には、パルスモー
タ52を作動せしめる。このパルスモータ52の作動に
より、スロットル軸2およびスロットル弁6は、操作レ
バー8の係合部21a、21bと第10ストモーシヨン
レバー7の係合部22a、22bとが離反するように第
10ストモーシヨンばね23のばね力に抗して回動する
ことができ、アクセル操作にかかわらずスロットル弁6
を閉じ方向に駆動することができる。
る開度に開いた状態で、トラクション制御等のためにス
ロットル弁6を閉じ側に駆動する場合には、パルスモー
タ52を作動せしめる。このパルスモータ52の作動に
より、スロットル軸2およびスロットル弁6は、操作レ
バー8の係合部21a、21bと第10ストモーシヨン
レバー7の係合部22a、22bとが離反するように第
10ストモーシヨンばね23のばね力に抗して回動する
ことができ、アクセル操作にかかわらずスロットル弁6
を閉じ方向に駆動することができる。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明は上記の実施
例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載さ
れた発明の範囲内で種々改変が可能であることはいうま
でもない。
例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載さ
れた発明の範囲内で種々改変が可能であることはいうま
でもない。
以上説明したように、本発明による車載エンジンの制御
弁装置は、アクチュエータと連結された係合部材を支承
する軸受が固着しても、制御弁を担持した制御弁軸は支
持体に固定したカラーで回動自在に支承されるので、ア
クチュエータの不作動時、制御レバーとアクチュエータ
との間を完全に切り離して、制御弁軸がアクセル操作に
よって自由に回動できる状態をより確実に得ることがで
きる等の効果を奏する。
弁装置は、アクチュエータと連結された係合部材を支承
する軸受が固着しても、制御弁を担持した制御弁軸は支
持体に固定したカラーで回動自在に支承されるので、ア
クチュエータの不作動時、制御レバーとアクチュエータ
との間を完全に切り離して、制御弁軸がアクセル操作に
よって自由に回動できる状態をより確実に得ることがで
きる等の効果を奏する。
第1図は本発明の実施例に係るスロットル制御装置の正
面図、第2図は第1図の■矢視図、第3図は第2図の線
■−■矢視図、第4図は第2図の■矢視図、第5図は第
3図の線V−■矢視図、第6図は受は部材25bの部分
斜視図、第7図は中間ギヤの調整ねじを示した断面図で
ある。 2・・・スロットル軸、6・・・スロットル弁、7・・
・第10ストモーシヨンレバー 8・・・操作レバー9
・・・制御レバー 23・・・第10ストモーシヨンば
ね、41・・・カラー 42・・・軸受、43・・・被
動ギヤ(係合部材)、49・・・中間ギヤ、52・・・
パルモータ(アクチュエータ)、54・・・駆動ギヤ。
面図、第2図は第1図の■矢視図、第3図は第2図の線
■−■矢視図、第4図は第2図の■矢視図、第5図は第
3図の線V−■矢視図、第6図は受は部材25bの部分
斜視図、第7図は中間ギヤの調整ねじを示した断面図で
ある。 2・・・スロットル軸、6・・・スロットル弁、7・・
・第10ストモーシヨンレバー 8・・・操作レバー9
・・・制御レバー 23・・・第10ストモーシヨンば
ね、41・・・カラー 42・・・軸受、43・・・被
動ギヤ(係合部材)、49・・・中間ギヤ、52・・・
パルモータ(アクチュエータ)、54・・・駆動ギヤ。
Claims (1)
- 車載エンジンの運転状態を制御する制御弁を有し、支持
体に回動自在に支承されるとともに該制御弁の閉じ方向
に附勢された制御弁軸に、アクセル操作に連動する操作
レバーが相対回動可能に支承されるとともにアクチュエ
ータに連動、連結される制御レバーが連結され、前記操
作レバーと、該操作レバーの制御弁閉じ方向への回動に
応じて操作レバーに係合すべく制御弁軸に固定されたロ
ストモーションレバーとの間に、操作レバーとロストモ
ーションレバーを係合させる方向のばねロを発揮するロ
ストモーションばねが介装された制御弁装置において、
前記支持体に固定したカラーで制御弁軸を枢支し、アク
チュエータと連結され且つ該アクチュエータが作動した
ときに前記制御レバーと係合するように構成された係合
部材を、軸受を介して前記カラーで枢支したことを特徴
とする車載エンジンの制御弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18530589A JPH0350349A (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 車載エンジンの制御弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18530589A JPH0350349A (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 車載エンジンの制御弁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0350349A true JPH0350349A (ja) | 1991-03-04 |
Family
ID=16168534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18530589A Pending JPH0350349A (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 車載エンジンの制御弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0350349A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8497292B2 (en) | 2005-12-28 | 2013-07-30 | Translational Therapeutics, Inc. | Translational dysfunction based therapeutics |
-
1989
- 1989-07-18 JP JP18530589A patent/JPH0350349A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8497292B2 (en) | 2005-12-28 | 2013-07-30 | Translational Therapeutics, Inc. | Translational dysfunction based therapeutics |
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