JPH0361514A - 非中空部を有する中空成型品の製造方法 - Google Patents

非中空部を有する中空成型品の製造方法

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JPH0361514A
JPH0361514A JP19819389A JP19819389A JPH0361514A JP H0361514 A JPH0361514 A JP H0361514A JP 19819389 A JP19819389 A JP 19819389A JP 19819389 A JP19819389 A JP 19819389A JP H0361514 A JPH0361514 A JP H0361514A
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JP
Japan
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mold
powdery resin
cavities
cavity
furnace
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JP19819389A
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English (en)
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Akio Kudo
工藤 昭男
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TOYO TERUMII KK
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TOYO TERUMII KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、海上での油の積下し用バイブのブイ、救命ブ
イ、浮き波市場用ブイ等のような強度を必要とし、且つ
これを緊密するロープを縛りつけるための孔が穿設され
ている非中空部が設けられている中空製品の製造方法に
関する。
〔従来の技術〕
従来、前述のようなブイ類は、後述のようなブロー成型
によって作られるのが一般である。
このブロー成型は、第12図、第13図に示すように、
熔融状態の樹脂Aをダイスによってパイプ状として下方
に押し出し、分割面で左右に分割され、成型品と同一の
キャビティB1を有する金型Bで、このパイプ状の樹脂
Aを挟み込む。
すると、パイプ状の樹脂Aは金型Bの上下の端面で切断
されると共に、その内部は密封されるので、これにパイ
プを挿入し、所要の空気圧を吹き込み、樹脂Aを膨らま
せ、キャビティの内面に密着させ、樹脂Aを所要の型状
に成型する。
そして、金型Bを冷却して樹脂Aを固化させた後、金型
Bを分割面で開いて成型品を取り出すものである。
この他に、樹脂の中空成型品を製造する方法としては、
次に述べる回転成型法がある。
この成型方法は、成型品と同形状のキャビティを有し、
分割面で分割される戒型金型内に、成型品重量と同一重
量の粉末状の樹脂材料を封入し、これを炉内において縦
軸を中心として回転させると同時に、横軸を中心として
回転させる。
この回転と重力によって粉末状の樹脂材料を、キャビテ
ィ内壁に均厚になるように付着させ、これを炉内温度に
よって上昇した成型金型の温度で熔融し、その熔融が完
了した時点で成型金型を冷却して樹脂を硬化し、その後
成型金型を開いて成型品を取り出すものである。
〔発明を解決しようとする課題〕
前記のブロー成型においては、ブイを繋ぐロープを挿入
する孔が穿設されているような非中空部分は、パイプ状
の樹脂Aが分割面等のような成型金型で潰される部分に
設けておけば、その成型時にパイプ状の樹脂Aが押し潰
されて、非中空部分とすることができる。
しかし、ブロー成型においては、ダイスから押し出され
るパイプ状の樹脂Aは均等な厚さである。
そして、このパイプ状の樹脂Aが密封され、膨らまされ
てキャビティに密着されるとき、その形状によっては、
パイプ状の樹脂Aは大きく膨らまされることになり、そ
の部分の肉厚が薄くなって充分な強度が得られない。
そのため、ブイが波で受けるような強い外力が加わると
、この肉厚の薄い部分が変形したり、破れたりして、長
期の使用に耐えない欠点があった。
一方、回転成型においては、比較的均一な肉厚の成型品
が得られるため、強度的には問題がない。
しかしながら、この方法においては、非中空部分、特に
孔のある突起状の非中空部分があるような場合には、粉
末状、或いは熔融状態にある樹脂が流動する際に、熔融
状態になった樹脂で非中空部分の人口が塞がれ、非中空
部分が成型されない欠点がある。
〔発明の目的] 本発明は、ブイのような緊密するためのロープを挿入す
る孔がある非中空の突出部分を有する中空成型品を、略
均−的な厚さとして強度があり、長期にわたって変形、
破損のおそれがなく成型するための成型方法を提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前述の目的を達成するための非中空部を有す
る中空成型品の製造方法の手段に関し、分割面を有し、
中空成型品の外型と同一のキャビティを有する成型金型
に、非中空部と同一型状に予め射出成型した非中空部品
を固定すると共に、粉末状の樹脂材料を封入し、この成
型金型を炉内で回転させ、炉内温度によって粉末状の樹
脂材料を成型金型のキャビティ内壁に付着、熔融すると
共に、非中空部品の表面も熔融して両者を融着させるこ
とを要旨とするものである。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の実施例として、第5図、第6図に示すよ
うにロープCで縛られて連結されると共に、金属バンド
Eで締着されているブイの各ブロックDの製造方法を、
第1図〜第4図について説明する。
各ブロックDには、ロープCを挿入するための孔D1が
設けられている非中空の突出部D2が4個所に設けられ
ている。
この突出部D2は、第3図、第4図に示すように、ブロ
ックD内に没入する部分D3を含んで、予め射出成型に
より非中空に成型されている。
このブロックDを成型する成型金型Fは、この突出部D
2が分割面となるように、上下型F+。
F2に分割され、そのキャビティF、、F4は分割面を
重ね合わせた時に、ブロックDと同しになる形状に形成
されている。
この下型F2の孔り、に相当する部分に、第3図、第4
図の鎖線に示すように突出部D2の孔D1を一致させて
、下型F2のキャビティF4の4個所に、突出部D2を
載置する。
次に、下型F2のキャビティド4内に、ブロックDと同
重量の粉末状の樹脂を入れ、キャビティF、、F、を一
致させて下型F2に上型F1を冠し、これを密封する。
この成型金型Fを炉内のそれぞれ回転可能な縦軸、横軸
に取付け、炉内の温度上昇により成型金型を加熱し、縦
軸、横軸を回転させる。
すると、粉末状の樹脂は、キャビティF3.F。
内を移動しながら、キャビティF、、F、の内壁に接触
する。
キャビティF、、F4の内壁は、成型金型Fの前記加熱
により温度が上昇しているので、接触した粉末状の樹脂
は熔融状態となり、その上に更に移動して来た粉末状の
樹脂が付着し、熔融される。
このように、成型金型Fは縦軸を中心として回転しなが
ら縦軸と直交する横軸を中心として回転するので、成型
金型F内に封入された粉末状の樹脂は、重力と回転の両
方の作用によってキャビティFt、F4をまんべんなく
流れ、移動して熔融されるのでキャビティF3.FJ面
内に形成される熔融された樹脂層の厚さは略均−なもの
となる。
一方、成型金型Fに対する加熱は、射出成型された突出
部D2にも伝達され、その表面は熔融状態となり、前記
粉末が熔融した樹脂層と融合しあって一体化される。
この状態となった時に、成型金型Fを冷却して熔融状態
にある樹脂を硬化させた後、上型F1と下型F2を分離
して、成型されたブロックDを取り出すものである。
このようにして成型された中空のブロックDは予め射出
成型された非中空の突出部D2とが、その熔融時の融合
によって一体化された強固なもので、その中空部分は略
均肉厚で、外圧による変形や破損のおそれがないもので
ある。
以上の実施例は、非中空部分が成型金型の分割面にある
場合について説明したが、非中空部分が分割面以外にあ
る場合の実施例を、第10図、第11図に示す。
第10図は、非中空の突出部D2に孔DIがある場合で
、キャビティF3又はF4に突出部D2と同形の部分を
設けて、予め射出成型した突出部D2をこれに収容し、
孔り、にボルトGを挿通してこれを止着したものである
第11図は、非中空の突出部D2に孔り、かない場合で
、突出部D2の側面をボルトGで押圧し、キャビティF
3又はF4にこれを止着するものである。
そして、それ以下の工程は、前記実施例と変わるもので
はない。
[発明の効果] 本発明は枝上のように、孔が設けられている非中空の突
出部があるような、従来では回転成型法では成型できな
かった中空成型品を、射出成型品を併用することによっ
て、回転成型法で成型することができるものである。
従って、従来から使用されている回転成型装置がそのま
ま使用でき、設備更新の必要がなく、設備費用が不要で
あると共に、その消却のためのコストアップがない。
そして、その中空は略均肉厚で、非中空部に融合によっ
て一体化されるため、全体として強固なものであり、波
等の外圧による変形や破損のおそれがなく、長期の使用
に耐えるので、種々のブイ等として好適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する成型金型の一例の分離状態の
斜面図 第2図はその下型の斜面図 第3図はこれに突出部を載置した斜面図第4図はその要
部の分離状態の断面図 第5図、第6図はリング状のブイの平面図と側面図 第7図〜第9図はその1ブロツクの正面図、側面図と平
面図 第10図、第11図は他の成型金型の要部の断面図 第12図、第13図はブロー成型の工程を示す側面図で
ある。 D−ブロック、D、−孔、D2・−突出部、F・−・成
型金型、F、−上型、Fz−・下型、F3.F。 キャビティ、G−・−ボルト。 特 許 出 願 人  東洋チルミー株式会社「2 第3 図 第5 図 2 第6図 第7図 / 第8 図 第11 図 第13図 2 第101] 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 分割面を有し、中空成型品の外型と同一のキャビティを
    有する成型金型に、非中空部と同一型状に予め射出成型
    した非中空部品を固定すると共に、粉末状の樹脂材料を
    封入し、この成型金型を炉内で回転させ、炉内温度によ
    って粉末状の樹脂材料を成型金型のキャビティ内壁に付
    着、熔融すると共に、非中空部品の表面も熔融して両者
    を融着させることを特徴とする非中空部を有する中空部
    品の製造方法。
JP19819389A 1989-07-31 1989-07-31 非中空部を有する中空成型品の製造方法 Pending JPH0361514A (ja)

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JP19819389A Pending JPH0361514A (ja) 1989-07-31 1989-07-31 非中空部を有する中空成型品の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100459861B1 (ko) * 2001-04-27 2004-12-03 샤프 가부시키가이샤 금속함유폐수의 처리방법 및 금속함유폐수의 처리장치

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