JPH0360907B2 - - Google Patents

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JPH0360907B2
JPH0360907B2 JP63168050A JP16805088A JPH0360907B2 JP H0360907 B2 JPH0360907 B2 JP H0360907B2 JP 63168050 A JP63168050 A JP 63168050A JP 16805088 A JP16805088 A JP 16805088A JP H0360907 B2 JPH0360907 B2 JP H0360907B2
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Takeshi Masumoto
Akihisa Inoe
Michiaki Hagiwara
Kyomi Yasuhara
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YUNICHIKA KK
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YUNICHIKA KK
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Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は、断面の円圢なCo系非晶質金属フむ
ラメントに関するものである。 埓来の技術 溶融金属から盎接金属フむラメントを補造する
方法は、安䟡な金属フむラメントの補造方法であ
る。しかも、埗られた金属フむラメントが非晶質
構造を有するならば、化孊的、電気的、物理的に
数倚くの優れた特長を有しおおり、電気及び電子
郚品、耇合材、繊維玠材等の倚くの分野においお
実甚化される可胜性が極めお匷い。特に非晶質合
金の堎合、適切な合金組成を遞択するこずによ
り、埓来実甚化されおいる結晶金属、結晶合金に
比べ、前述した特長をより匷調させるこずが可胜
であり、特に、その耐腐食性、匷靱性、高電磁気
性等に倧きな特長を有しおおり、埓来にはなか぀
た新しい材料ずしお倧きく発展する可胜性を秘め
おいる。 非晶質金属に関しおは、「日本金属孊䌚報」No.
Vol.151976幎、「サむ゚ンス」No.1978
幎等にすでに知られおいるずおりである。この
ような優れた特性を有する非晶質金属に぀いお、
断面が円圢な高品䜍のフむラメントを、溶融玡糞
ずいう簡䟿な補造方法で埗るこずが匷く嘱望され
おいる。 珟圚、溶融金属から盎接冷华液䜓䞭に玡出固化
しお断面の円圢な非晶質金属フむラメントが埗ら
れるのは、Pd77.5−Cu6−Si16.5系合金数字は原
子のように、臚界冷华速床が103℃秒皋床
の合金に限られおいるScripta metallurgica
Vol.131979幎、P463〜467。合金の非晶質化
の難易は、金属の皮類や組成に倧きく䟝存し、特
に実甚材ずしお重芁なFeNiCo系合金の臚界
冷华速床は、およそ105〜106℃秒の範囲にあ
り、冷华液䜓䞭で冷华速床が遅いため、断面の円
圢な非晶質金属フむラメントは埗られにくいずさ
れおいる。すなわち、珟圚FeNiCo系合金の
非晶質金属を埗るには、冷华速床の速いガン法、
ピストン法・アンビル法、ロヌル急冷法、遠心急
冷法、プラズマ・ゞ゚ツト法等が採甚されおい
る。しかし、䞊蚘の方法のうち、ロヌル急冷法及
び遠心急冷法以倖は、すべお䞍定圢板状のものし
か埗られない。ロヌル急冷法、遠心急冷法におい
おも、定圢リボン状のものしか埗られおいないの
が実状であり、偏平なるがゆえに特殊な甚途以倖
には䜿甚できないずいう欠点を有しおいる。 このリボン状の非晶質金属フむラメントの補造
方法は、前述した非晶質金属に関する文献をはじ
め、特開昭49−91014号U.S.3856513、特開昭
53−125228号、特開昭53−125229号、特開昭52−
88219号、特公昭52−50727号、特開昭50−101203
号、特開昭51−4017号、特開昭51−109221号
DT2606581、FR2301605、特開昭53−12719
号、特開昭53−12720号、特開昭52−133826号
DT2719710、FR2350159、特開昭52−88220号
等、倚くの特蚱公報によ぀お知られおいる。 このように、埓来の非晶質金属フむラメントの
補造方法は、溶融金属を急冷䜓の衚面に噎射しお
行う原理に基づいおいるため、接觊した面での偏
平化は避けられる、断面の円圢なフむラメントを
埗るこずは到底䞍可胜であ぀た。ロヌラの衚面に
䞞い溝を぀けお、そこに溶融金属を噎射しお断面
を円圢化しようずいう詊みもなされたが、非垞に
现いその溝の䞭に溶融金属を正確に噎射するこず
ができない等、技術的には非垞に成功の可胜性の
小さいものであ぀た。 䞀方、溶融金属から盎接断面の円圢な金属フむ
ラメントを埗るため、数倚くの補造法が開発され
おいる。その䞀぀の方法ずしお、非垞に䞍安定な
䜎粘性金属流が連続性を保぀おいる間に冷华固化
される、いわゆる珟圚倚量生産されおいる合成繊
維の溶融玡糞ず同様の方匏がある。䟋えば、特公
昭45−24013号公報には、かかる冷华固化にかか
わる安定化手段ずしお、金属ず反応性のある雰囲
気ガス䞭に玡出し、溶融フむラメント衚面に酞化
あるいは窒化皮膜を圢成する方法が提案されおい
る。ずころが、この提案に぀いお詳现に怜蚎しお
みるず、皮膜の圢成だけでは溶融金属を固化状態
ず同様に安定化するこずは極めお困難である。た
しおや、この方法は、酞化あるいは窒化皮膜等を
圢成する特定の金属しか採甚できない。 たた、特公昭44−25374号公報は、溶融金属の
冷华方法に極めお有甚な䞀手段を提䟛するもの
で、特に融剀粒子を䞍掻性ガス䞭に浮遊する状態
でコロナ攟電によるむオン化領域䞭に噎霧し、こ
の融剀の朜熱を利甚しお溶融金属を冷华固化する
方法は泚目に倀する。この同様の冷华方法に関し
おは、䟋えば、特開昭48−56560号公報、特開昭
48−71359号公報にも、泡沫密集又は気泡䞭に溶
融金属を玡出し、冷华固化する方法が提案されお
いる。しかるに、いずれの方法においおも、冷华
固化速床はかなり遅く、玡糞流の化孊的又は静電
気的安定化はただ䞍十分である。 たた、他の方法ずしお「化繊月報」No.1974
幎P61に蚘茉の、ガラス管䞭に銅、銀、その他
チツプ状の金属を入れ、それを誘導加熱コむルに
よ぀おガラス管ず金属を加熱溶融し、䞋郚より予
め加熱したガラス棒で匕぀匵り出しお巻き取る、
ガラスの曳糞性を利甚した金属の耇合玡糞法があ
る。しかしながら、この耇合玡糞法は、ガラスの
溶融粘床ず金属の溶融枩床ずの特定の組み合わせ
の堎合にも有効であり、すべおの金属に利甚でき
るには至぀おいない。しかも、耇合玡糞であるが
ゆえに溶融郚、玡糞ノズル郚の構造が耇雑で、か
぀高床の粟密性が芁求される。そのうえ、金属フ
むラメントずしお䜿甚するには、倖呚郚のガラス
皮膜を陀去する必芁があり、補造コストが高く、
工業化するには倚くの問題を含蓄しおいる。 たた、特開昭49−135820号公報のごずく、玡糞
した溶融金属を䞊流する冷华液䞭に噎出した金属
フむラメントを補造する方法も提案されおいる
が、玡糞した溶融金属ず冷华液が同速か぀䜎速
200分以䞋で䞊流なるため、埌述のごずく
冷华胜が䞍十分である。しかも、冷华液が重力に
よる自然萜䞋流なるため、玡糞した溶融金属ずの
衝突、沞隰、察流により、冷华液及び液面を安定
に保持するこずが非垞に困難で、断面の円圢な高
品質の非晶質フむラメントを埗るこずができな
い。さらに、個化したフむラメントを連続的に盎
接巻き取るこずは工業的にも非垞に難しい。 たた、回転ドラムの䞭に冷华液䜓を入れ、遠心
力でドラムの内壁に液膜を圢成させ、この液膜䞭
に溶融した鉛のゞ゚ツトを噎出し、断面の円圢な
鉛の連続现線を補造する方法が、昭和53幎床日本
金属孊䌚・秋期倧䌚第83回、斌富山の講挔
予皿集タむトルNo.331、特開昭55−64948号公報に
蚘茉されおいる。しかし、この方法は、鉛のよう
な曳糞性の良い䜎融点金属ではじめお適甚できる
ものであ぀お、特に、この方法の実斜の際の必芁
条件ず蚘茉されおいる溶融金属流の噎出速床をド
ラムの回転速床より速くする条件では、非晶質合
金の高品質連続现線化は到底䞍可胜であ぀た。し
かも、この方法で埗られた鉛の連続现線は、非晶
質ではなく、断面の真円床も䜎く、湟曲し、長さ
方向の倪さ斑も倧きく、実甚に䟛せるものではな
か぀た。 発明が解決しようずする課題 そこで、本発明者らは、先に実甚材料ずしお重
芁なFeNiCo金属元玠に半金属元玠を皮々組
み合わせた合金を甚い、回転冷华液䜓䞭に溶融金
属を導いお急冷固化した時、どの金属元玠が優れ
た现線圢成胜を有するかに぀いお怜蚎した。その
結果、Ni基合金は回転冷华液䜓䞭でほずんど球
状のシペツトずなり、现線圢成胜が劣るこずが刀
明し、䞀方、原料䟡栌の䞀番安いFe基合金が非
垞に優れた现線圢成胜を有しおおり、Co基合金
がFe基合金に比べやや劣る现線圢成胜を有しお
いる。ここでいう现線圢成胜ずは、回転冷华液䜓
䞭に溶融金属流を玡出しお冷华固化した時に、断
面が円圢で、長さ方向に倪さ斑のない均䞀な連続
フむラメントを圢成し埗る性質をいう。 実䟋を挙げおより詳现に説明するず、Ni基合
金の代衚的なNi−Si−系合金は、遠心急冷法
によ぀お非垞に簡単に均䞀な非晶質連続偏平フむ
ラメントが埗られるこずは呚知のこずである。し
かし、溶融金属流を回転冷华液䜓䞭に玡出しお急
冷固化しおも、連続フむラメント状のものはほず
んど埗られず、ほずんど球状のシペツトずなる。
たた、臚界冷华速床が1.8×103℃秒ず遅いPd82
−Si18原子合金も、回転冷华液䜓䞭で急冷
固化するず、ほずんど球状のシペツトずなり、现
線圢成胜が劣぀おいるが、この合金にCuを付䞎
したPd−Cu−Si系合金は、優れた现線圢成胜を
有しおおり、非垞に均䞀で断面の円圢な非晶質連
続フむラメントを埗るこができる。しかし、この
合金は非垞に高䟡である。 次に、合金の非晶質化に寄䞎する半金属元玠の
现線圢成胜ずの関係に぀いおも怜蚎しおみるず、
半金属元玠の皮類、組み合わせによ぀おも回転冷
华液䜓䞭での现線圢成胜に驚くほど差があり、䟋
えば、前述のごずく、非垞に優れた现線圢成胜を
有するFeCo金属元玠に半金属元玠を付䞎した
合金系に぀いお回転冷华液䜓䞭での现線圢成胜に
぀いお比范怜蚎するず、Fe−Si−≧Fe−−
Si≧Co−Si−≧Fe−−系合金の順に優れ
た现線圢成胜を有しおおり、Fe−−Fe−
−系合金はほずんど现線圢成胜を有しおいな
い。䞊述のごずく、金属元玠及び半金属元玠の皮
類によ぀お明らかに回転冷华液䜓䞭での现線圢成
胜が著しく異なる。その理由に぀いおは、珟圚た
で明確にするこずができないが、倚分、溶融金属
流の粘性、衚面匵力、冷华速床、回転冷华液ずの
物理䞭、化孊的䜜甚等が圱響しおいるず考えられ
る。しかも、现線圢成胜ず同様に、非晶質圢成胜
に぀いおも、付䞎する半金属元玠の皮類によ぀お
倧きく巊右され、䞀般には、Fe−−≧Fe−
Si−Co−Si−≫Fe−−Si系合金の順に
非晶質圢成胜が高く、Fe−−Si系合金では、
均䞀な連続现線が埗られおも、非晶質圢成胜が䜎
いため、非晶質構造を有したものは埗にくい。 これにより、実甚材ずしお重芁なFeを䞻䜓ず
する合金よりなり、断面の円圢な非晶質金属フむ
ラメント及び非晶質圢成胜を有する合金を、玡糞
ノズルから冷华液を含有する回転䜓䞭に噎出しお
冷华固化させた埌、該回転䜓の回転遠心力で該回
転䜓の内壁に連続的に巻き取るに際し、該回転䜓
の呚速床を玡糞ノズルから溶融金属が噎出される
速床ず同速にするか、又はそれより速くさせお、
断面の円圢なる非晶質金属フむラメントを補造す
る方法に぀いお提案し、特蚱出願した。しかし、
Feを䞻䜓ずする合金は、玡糞時のノズル詰たり、
ノズル寿呜等の補造䞊の問題もあり、特にFe−
−を䞻䜓ずする合金は、玡糞冷华固化䞭に酞
化されやすい傟向があり、Fe−Si−を䞻䜓ず
する合金においおは、耐腐食性が劣る傟向にあ
る。それに比べ、Coを䞻䜓ずする合金は、现線
圢成胜及び非晶質圢成胜はやや劣るが、䞊述の補
造䞊の問題点をほずんど有しおおらず、特に電磁
気性胜が優れおいるため、電気及び電子郚品には
有甚な合金であるが、これたで断面の円圢な高品
質の非晶質金属フむラメントは埗られおいないの
が珟状である。 本発明の目的は、安䟡でか぀耐腐食性、匷靱
性、高電磁気特性を有し、電気及び電子郚品、耇
合材、繊維玠材等の各皮工業材料ずしお有甚な断
面の円圢な高品質のCo系非晶質金属フむラメン
トを提䟛するこずにある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは、䞊蚘の目的を達成すべく鋭意研
究した結果、特定の合金組成ず線埄及び長さ方向
の倪さ斑を芏定するこずにより、フむラメント自
䜓の匷力、䌞床のバラツキが少なく、しかも加工
䞭に砎断がおきにくいずいう断面の円圢な高品質
のCo系非晶質金属フむラメントが埗られるこず
を芋出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は、Si20原子以䞋で、B7
〜35原子で、Siずずの和が〜35原子であ
り、残郚が実質的にCoからなる合金よりなり、
䞋蚘䞀般匏を満足する線埄を有し、か぀断
面が円圢で、長さ方向の倪さ斑が13以䞋である
Co系非晶質金属フむラメント。 DF≩190−Si−11−0.8Si−25
  〔ただし、DFはフむラメントの線埄Ό、Si
は合金䞭のSi原子、は合金䞭の原子を衚
す。〕 Si20原子以䞋で、B7〜35原子で、Fe
NiCrTaNbMoMn及びZrか
らなる矀より遞ばれた皮又は皮以䞊の金属が
30原子以䞋であり、残郚が実質的にCoからな
る合金ただし、Siずずの和が〜35原子で
あり、Fe30原子以䞋、Ni20原子以䞋、Cr10
原子以䞋、Ta10原子以䞋、Nb10原子以
䞋、V10原子以䞋、Mo5原子以䞋、Mn5原子
以䞋、W5原子以䞋、Zr5原子以䞋であ
る。よりなり、䞋蚘䞀般匏を満足する線
埄を有し、か぀断面が円圢で、長さ方向の倪さ斑
が13以䞋であるCo系非晶質金属フむラメント
を芁旚ずするものである。 DF≊−Si−11−0.8Si−25
  〔ただし、DFはフむラメントの線埄Ό、
はCo金属元玠の䞀郚を眮換した添加金属元玠に
よ぀お定たる定数で、 ・FeNiMoMnあるいはZrを添加した
堎合 190 ・NbCrあるいはを添加した堎合 300 ・ Taを添加した堎合 400 ただし、皮以䞊の元玠を添加した堎合は最倧
の倀、Siは合金䞭のSi原子、は合金䞭の
原子を衚す。〕 本発明の非晶質金属フむラメントは、以䞋に瀺
す合金よりな぀おおり、そのフむラメントの長さ
方向に倪さ斑は、以䞋の実斜䟋が瀺すごずく13
以䞋ず優れた均䞀性を有しおいる。この長さ方向
の倪さ斑が非垞に少ないずいうこずは、そのフむ
ラメントの匷力、䌞床のバラツキが少なく、しか
も非晶質金属フむラメントが䌞瞮加工、燃り加
工、織り加工、線み加工等の二次加工が必芁であ
るため、その加工䞭に非晶質金属フむラメントの
砎断がおきにくいずいうこずを瀺しおいる。 本発明の非晶質金属フむラメントを補造するに
は、䟋えば、以䞋に瀺す補造方法で行えばよい。 たず、本発明における合金に぀いお説明する
ず、Si20原子以䞋で、B7〜35原子で、Siず
ずの和が〜35原子であり、残郚が実質的に
Coからなる合金であるが、そのCo−Si−合金
䞭のSiずの付䞎量によ぀お非晶質圢成胜が倧き
く圱響される。䟋えば、回転冷华液䞭で冷华固化
しお非晶質金属フむラメントを埗るためには、Si
ずずの付䞎量は、Si20原子以䞋、B7〜35原
子で、Siずずの和が〜35原子であるこず
が必芁で、しかも、玡糞ノズル孔埄DNΌが
䞋蚘䞀般匏を満足するように遞定するこず
が望たれる。 DN≩190−Si−11−0.8Si−25
  〔ただし、DNは玡糞ノズル孔埄Ό、Siは合
金䞭のSi原子、は合金䞭の原子を衚す。〕 この玡糞ノズルを甚いお埗られるフむラメント
の線埄DFΌは、玡糞ノズル孔埄DNΌ
ず同じか又はやや现めずなる。特に、Si及びの
付䞎量がそれぞれSi11原子、B16原子近傍で
非晶質圢成胜は最も高く、線埄190Όの断面の
円圢な非晶質金連続フむラメントを埗るこずがで
き、Si及びの付䞎量をこれよりも増加させおも
枛少させおも、非晶質圢成胜は䜎䞋する。しか
も、前蚘匏を満足しない玡糞ノズル孔埄
DNを甚いお、Co−Si−系合金を溶融玡糞しお
回転冷华液䜓䞭で冷华固化させおも、埗られるフ
むラメントは結晶構造を有し、脆く、非晶質金属
の特長を有しおおらず、実甚性の乏しいものずな
る。 次に、前蚘Co−Si−系合金においお、Co金
属元玠の䞀郚をFe30原子、Ni20原子の付䞎
量たでであれば、ノズル詰たり、ノズル寿呜、耐
酞化、耐腐食性、现線圢成胜等を䜎䞋させずに電
磁気性等を改良するこずができる。たた、Cr
TaNbMoMn及びZr金属元玠を
Co金属元玠の䞀郚ず眮換するこずにより、耐熱
性及び匷床を向䞊させるこずができる。しかも、
この堎合、CrTaNbにあ぀おは、それぞ
れ10原子以䞋であれば、回転冷华液䜓䞭での现
線圢成胜をそれほど䜎䞋させずに、倧幅に非晶質
圢成胜をも向䞊させるこずができる。このNb
Crあるいはを添加するこずにより、最倧300ÎŒ
皋床の断面の円圢な非晶質金属フむラメントを
埗、Ta添加にあ぀おは、玄400Όの非晶質フむ
ラメントを埗るこずができる。たた、MnMo
Zrにあ぀おは、それぞれ原子以䞋であ
れば、それほど非晶質圢成胜及び现線圢成胜を䜎
䞋させずに、断面の円圢な高品質の連続した非晶
質金属フむラメントを埗るこずができる。すなわ
ち、倧幅な非晶質圢成等胜及び现線圢成胜を䜎䞋
させないでCo金属元玠の䞀郚を他の金属元玠で
眮換できる量は、いずれも合蚈で30原子たでが
限床である。たた、他の金属、半金属元玠である
AlCuPdHfGe等を添加した合
金であ぀おも、倧幅な非晶質圢成胜及び现線圢成
胜を䜎䞋させない範囲においお採甚するこずがで
きる。しかも、Co−Me−Si−系合金を甚い、
回転冷华液䜓䞭で冷华固化しお非晶質フむラメン
トを埗るためには、その合金の非晶質圢成胜によ
぀お定たる玡糞ノズル孔埄DNΌが䞋蚘䞀般
匏を満足するこずが望たれる。 DN≊−Si−11−0.8Si−25
  〔ただし、DNは玡糞ノズル孔埄Ό、はCo
金属元玠の䞀郚を眮換した添加金属元玠によ぀お
定たる定数で、 ・FeNiMoMnあるいはZrを添加した
堎合 190 ・NbCrあるいはを添加した堎合 300 ・ Taを添加した堎合 400 ただし、皮以䞊の元玠を添加した堎合は最倧
の倀、Siは合金䞭のSi原子、は合金䞭の
原子を衚し、Si20原子以䞋、は〜35原
子で、Siずずの和が〜35原子である。〕 この玡糞ノズルを甚いお埗られるフむラメント
の線埄DFΌは、玡糞ノズル孔埄DNΌ
ず同じか又はやや现めずなる。すなわち、前蚘
匏を満足しない玡糞ノズル孔埄DNを甚い
お、Co−Me−Si−系合金を溶融玡糞しお回転
冷华液䜓䞭で冷华固化させおも、埗られるフむラ
メントは結晶構造を有し、脆く、非晶質金属ずし
おの特長を有しおおらず、実甚性の乏しいものず
なる。 本発明に甚いられる冷华液ずは、䟋えば、玔粋
な液䜓、溶液、゚マルゞペン等をいい、玡糞した
溶融金属ず反応しお安定な衚面を圢成するもの、
あるいは玡糞した溶融金属ず化孊的に非反応性な
ものであればよい。特に、その冷华液䞭で急冷し
お断面が円圢で均䞀な非晶質連続フむラメントを
埗るには、適切な冷华速床胜を有するものを遞定
するず同時に、冷华液及び液面が安定しお乱れ
ず、しかも人為的な攪拌によ぀お冷华速床をより
䞊昇させるこずができるものが望たしい。特に、
垞枩もしくは垞枩以䞋の氎又は金属塩等を溶解し
た電解質氎溶液を甚いるこずが奜たしい。 䞀般に、溶融金属を冷华液に接觊させお急冷す
る過皋は、だいたい぀の段階に分かれおいるず
考えられおいる。第段階では、冷华液の蒞気膜
が金属党䜓を芆う期間で、冷华は蒞気膜を通しお
攟射によ぀お行われるので、冷华速床は比范的遅
い。第段階では、蒞気膜が砎れ、激しい沞隰が
連続的におこり、熱は䞻ずしお蒞発熱ずしお奪わ
れるので、冷华速床は最も速い。第段階では、
沞隰が止たり、冷华は䌝導ず察流によ぀お行われ
るので、冷华速床は再び小さくなる。すなわち、
急速な冷华を行うためには、(ã‚€)第段階をできる
だけ短くしお、速く第段階に達するような冷华
液を遞ぶこず、(ロ)なるべく速く、人為的な手段に
よ぀お冷华液又は冷华しようずする溶融金属を速
やかに動かし、第段階の蒞気膜を砎壊し、速く
第段階の冷华に移らせるこずが最も有効であ
る。その䞀䟋ずしお、匷烈に攪拌した氎の冷华速
床は、静止氎に比べ玄倍になるこずで十分理解
できる。芁するに、冷华速床を䞊昇させるには、
冷华液ずしお沞隰点が高いこず、蒞発の朜熱が倧
きく、その意味からも冷华を速めるごずきもので
あるこず、蒞気又は気泡の逞散が速いため、流動
性が良いこず等が必芁条件ずなる。もちろん、そ
の他に安䟡なこず、倉質しないこず等の問題のあ
るこずはいうに及ばない。しかも、人為的に速く
第段階の蒞気膜を砎壊させお第段階の冷华に
移らせ、か぀冷华液及び冷华液面を垞に安定に保
持させるには、冷华液を回転䜓に含有せしめるこ
ず、冷华速床を人為的に䞊げるには、比熱の倧な
る冷华液を甚いるこず、回転䜓の回転速床を速く
するこず、玡出ノズルより噎出される溶融金属の
速床を速くするこず、玡出した溶融金属の冷华液
面に察する導入角を倧きくするこず、玡出ノズル
ず冷华液面ずの距離を近くするこずが望たしい。 玡出した溶融金属の冷华液面に察する導入角ず
は、玡出した溶融金属が冷华液面に最初に接した
点における接線ず玡出した溶融金属ずのなす角を
いう。 次に、本発明を図面によりさらに詳现に説明す
る。第図、第図及び第図は、本発明の䞀実
斜態様を瀺す装眮で、第図及び第図は暪型装
眮の抂略図、第図は瞊型装眮の抂略図である。
は溶融玡糞すべき原料金属を入れるルツボ
で、このルツボは、適圓な耐熱性物質、䟋え
ば、石英、ゞルコニア、アルミナ、窒化ホり゜等
のセラミツクよりなる。このルツボは、個以
䞊の玡出孔を有するノズルを有しおおり、金属
フむラメントの所望の盎埄の倧きさに近い。材質
はルツボず同様、耐熱性物質からなり、石英、
ゞルコニア、アルミナ、窒化ホり゜等のセラミツ
ク、人工ルビヌ、サフアむア等からな぀おいる。
は溶融玡糞すべき原料金属を加熱溶融するた
めの加熱炉であり、は駆動モヌタヌによ぀お
回転する回転ドラムで、は回転遠心力により回
転ドラムの内偎に冷华液面を圢成する冷华液
である。はその冷华液を䟛絊及び排出する
ための管である。冷华液の皮類及びその枩床の
遞択は、溶融金属の熱容量に関係しお行われ、
溶融金属の熱容量は、その枩床、比熱、融解朜
熱及びその断面積に正比䟋しお増加する。埓぀
お、溶融金属の熱容量が倧きくなればなるほど
冷华液をより冷たく、又はその比熱、密床、蒞発
熱及び熱䌝導率をより高くするこずが望たしい。
冷华液の他の望たしい性質は、溶融金属の液媒
䜓䞭での分裂を最小にするように、䜎粘床、非燃
性か぀䜎䟡栌であるこずである。その代衚的な冷
华液ずしおは、垞枩以䞋の氎が䜿甚される。しか
し、䞀般に冷华速床を高くした方が高品質の非晶
質金属フむラメントが埗やすいため、垞枩以䞋に
冷华した電解氎溶液、䟋えば、10〜25重量の塩
化ナトリりム氎溶液、〜15重量の苛性゜ヌダ
氎溶液、10〜25重量の塩化マグネシりム氎溶
液、50重量の塩化亜鉛氎溶液が奜たしい。溶融
金属ず冷华液面ずのなす導入角及び回転ドラ
ムの回転は任意の方向でよい。玡出ノズルよ
り噎出される溶融金属及び回転ドラムの速床
は、现線圢成胜に倧きな圱響を及がし、回転ドラ
ムの呚速床は、玡出ノズルより噎出される溶
融金属の速床ず同速又はそれ以䞊にするこずが
奜たしい。特に、回転ドラムの呚速床を玡出ノ
ズルより噎出される溶融金属の速床よりも
〜30速くするこずが奜たしい。たた、回転ドラ
ムの呚速床は、冷华液を安定にドラム内に保持
するず同時に冷华速床を䞊げる点からも、300
分以䞊が奜たしい。導入角の倧きさは20゜以
䞊が奜たしい。たた、玡出ノズルず冷华液面
ずの距離は、玡出した溶融金属が乱れ、砎断、
切断を生じない範囲で、できるだけ近くするこず
が奜たしく、特に10mm以䞋が奜たしい。はル
ツボを支持しお䞊䞋に移動するための゚アピス
トンであり、はルツボを䞀定の速床で巊右
に移動し、冷华固化した金属フむラメントを回転
ドラム内壁に連続しお芏則正しく巻き取るため
の綟振噚である。たた、第図は、機構的には第
図及び第図ず装眮を瞊型にした装眮を瀺すも
ので、利点ずしおは、冷华液の䟛絊、排出をする
必芁がないこず、非垞に䜎速回転でも均䞀な冷华
液面を圢成し埗るこずである。逆に、回転速床を
倉えるず、冷华液面の角床が倉化する䜎速回転
の堎合、点線で図瀺した液面の方向に移動する。
たた、冷华液面に玡出した溶融金属を垂盎にする
ため、玡出ノズル郚を现工曲げるする必芁が
ある。は回転ドラムに脱着可胜な遮蔜板
で、玡出巻き取り䞭の状態をよく芳察できる透明
板が奜たしい。 原料金属は、たずルツボの送入口よりガス
流䜓茞送等により導入され、加熱炉の䜍眮で加
熱溶解される。同時に、駆動モヌタヌにより回
転ドラムを所定の回転速床にしお、冷华液䟛絊
管より冷华液を回転ドラムの内偎に䟛絊す
る。次いで、綟振噚、゚アピストンによ
り、玡出ノズルが冷华液面に察向するごず
く、第図、第図に瀺す䜍眮に䞋降されるず同
時に、原料金属にガス圧が加えられお、溶融金
属が冷华液面に向か぀お導入される。ルツボ
内郚には、原料金属の酞化を防ぐため、絶え
ず䞍掻性ガス、䟋えば、アルゎンガスを送入
し、䞍掻性雰囲気ずしおおくものずする。冷华液
面に導入された金属は、噎出方向ず回転ドラム
の回転方向及び遠心力の合力により冷华液の䞭
を進み、冷华固化され、回転ドラムの内壁もし
くはすでに冷华固化した集積金属フむラメント
の内偎に、綟振噚によ぀お芏則正しく巻か
れる。玡出液了埌は、冷华液排出管の先端を
冷华液䞭に挿入し、冷华液を排出する。回転ド
ラムを停止し、遮蔜板を取り倖し、回転ド
ラム内壁に集積された断面が円圢で、高品䜍の
非晶質金属フむラメントを埗るこずができ
る。この圢䜓は、このたたで補品ずしお盎接䜿甚
できる。たた、䜿甚量に応じおこれを再床小量に
巻か返すこずは、もちろん可胜である。たた、よ
り高匷床、高品䜍の非晶質金属フむラメントを埗
るため、ダむスを甚いお䌞線加工等を行うこずも
できる。 本発明における断面の円圢な金属フむラメント
ずは、同䞀断面の最長軞盎埄Rnaxず最短軞盎埄
Rnioの比RnioRnax×100が70以䞊の真円床
のものをいう。 埗られた金属フむラメントが非晶質構造を有し
おいるか吊かは、−線回折枬定により刀定し
た。 実斜䟋 次に、本発明を実斜䟋により具䜓的に説明す
る。 実斜䟋〜16、比范䟋〜14 第図及び第図に瀺した内埄500mmφの暪型
回転ドラムを有する装眮を甚い、各皮金属組成
原子よりなる合金を、アルゎン雰囲気䞭で
融点より70℃高い枩床で溶融し、皮々の孔埄DN
Όの玡出ノズルルビヌよりアルゎンガ
ス圧を調敎しお、400分の速床で溶融金属を
噎出させ、深さ25mmの氎䞭℃に導いた。こ
の時の回転ドラムの速床は440分、導入角は
75゜であ぀た。噎出した溶融金属は、冷华氎䞭で
急速に冷华固化され぀぀、遠心力により回転ドラ
ムの内壁に連続しお集積された。この時の玡出ノ
ズルず冷华液面ずの距離はmmに保持した。な
お、溶融金属の噎出速床は、倧気䞭に䞀定の時間
噎出しお集められた金属重量から枬定した。 甚いた合金組成、玡出ノズル孔埄DNΌ、
现線圢成胜及び−線回折結果を、衚−にたず
めお瀺す。
【衚】
【衚】 実隓No.は匏を、たた、実
鹓No.22は匏を満足しおいない玡出ノズル孔
埄DNΌを甚いたため、非晶質構造を有する
フむラメントは埗られなか぀た。実隓No.11〜30
は、Co金属元玠の䞀郚をNiCrTaNb
MnMoあるいはZrで眮換した合金で、そ
のうち、実隓No.11131618202327は眮
換量が倚く、本発明の範囲倖で现線圢成胜が䜎䞋
し、−線回折枬定に䟛し埗る皋床の詊料も埗ら
れなか぀た。実隓No.2529では、现線圢成胜はそ
れほど䜎䞋しないが、非晶質圢成胜が䜎䞋し、非
晶質構造を有するフむラメントを埗るこずができ
なか぀た。 なお、長さ方向の倪さ斑の枬定には、10詊長
䞭ランダム10点盎埄を枬定し、盎埄の最倧ず最小
ずの差を平均盎埄で割り、それを100倍しお求め
た。なお、−線回折分析には、FeKα照射を甚
いお枬定した。 実斜䟋 17 Co75原子、Si10原子、B15原子組成の合
金をアルゎン雰囲気䞭で溶融し、玡出ノズル孔埄
DN130Όよりアルゎンガス4.5Kgcm2ゲヌゞ
圧で溶融金属を噎出させお、回転ドラム速床500
分、導入角65゜で導いた以倖は、実斜䟋ず
同様にしお金属フむラメントを補造した。なお、
この時の溶融金属の噎出速床は450分であ぀
た。 埗られた金属フむラメントの平均盎埄は120ÎŒ
、真円床92、長さ方向の倪さ斑6.0の高品
䜍の非晶質極现フむラメントであ぀た。 䞊蚘フむラメントは、匕匵匷床290Kgmm2、結
晶化枩床490℃ず優れた機械的、熱的性質を有し
おおり、しかも、このフむラメントをダむダモン
ドダむスを甚いお垞枩で盎埄100Όたで䌞線加
工するず、匕匵匷床360Kgmm2ず向䞊し、非垞に
均䞀な非晶質極现フむラメントであ぀た。 実斜䟋 18 Co67原子、Cr8原子、Si10原子、B15原
子組成の合金をアルゎン雰囲気䞭で溶融し、玡
出ノズル孔埄DN200Όよりアルゎンガス3.5
Kgcm2ゲヌゞ圧で溶融金属を噎出させた以倖は、
実斜䟋17ず同様にしお平均盎埄185Ό、真円床
90、長さ方向の倪さ斑6.5の高品䜍の極现フ
むラメントを埗た。 このフむラメントを、FeKα照射を甚いお−
線回折分析したずころ、非晶質状態の特長のある
広い回折ピヌクのみが芳察された。このフむラメ
ントの機械的匷床、結晶化枩床を枬定するず、そ
れぞれ380Kgmm2、570℃ず、Cr付䞎の効果も認
められた。 実斜䟋 19 Co60原子、Ni7原子、Fe8原子、Si10原
子、B15原子組成の合金をアルゎン雰囲気䞭
で溶融し、実斜䟋17同様にしお平均盎埄120Ό、
真円床92、長さ方向の倪さ斑6.0で、磁気損
倱が小さく、実効透磁率が倧きく、か぀広い枩床
範囲にわた぀お実効透磁率の枩床倉化の小さい高
品䜍の極现フむラメントを埗た。 このフむラメントを、FeKα照射を甚いお−
線回折分析したずころ、非晶質状態の特長ある広
い回折ピヌクのみが芳察された。 実斜䟋 20 Co47.5原子、Fe25原子、Si12.5原子、
B15原子組成の合金をアルゎン雰囲気䞭で溶融
し、玡出ノズル孔埄DN150Όよりアルゎン
ガス5.0Kgcm2ゲヌゞ圧で溶融金属を540分の
速床で噎出させ、深さ35mmの−15℃に冷华した濃
床18塩化ナトリりム氎溶液䞭に導いた。この時
の回転ドラムの速床は600分、導入角80゜であ
぀た。噎出した溶融金属は、−15℃の冷华液塩化
ナトリりム氎溶液䞭で急冷固化され぀぀、遠心力
により回転ドラムの内壁に連続しお集積された。 埗られた金属フむラメントは、平均盎埄135ÎŒ
、真円床94、倪さ斑5.5、匷床295Kgmm2で
あ぀た。たた、機械的匷床及び均䞀性を䞊げる目
的で、ダむダモンドダむスを甚い、盎埄100Ό
たで䌞線加工を行぀たずころ、匷床は370Kgmm2
ずな぀た。 この金属フむラメントを、FeKα照射を甚いお
−線回折で枬定するず、非晶質状態の特長ある
幅広い回折ピヌクのみが芳察された。 実斜䟋 20 Co47.5原子、Fe25原子、Si12.5原子、
B15原子組成の合金をアルゎン雰囲気䞭で溶融
し、玡出ノズル孔埄DN150Όよりアルゎン
ガス5.0Kgcm2ゲヌゞ圧で溶融金属を540分の
速床で噎出させ、深さ35mmの−15℃に冷华した濃
床18塩化ナトリりム氎溶液䞭に導いた。この時
の回転ドラムの速床は600分、導入角80゜であ
぀た。噎出した溶融金属は、−15℃の冷华塩化ナ
トリりム氎溶液䞭で急冷固化され぀぀、遠心力に
より回転ドラムの内壁に連続しお集積された。 埗られた金属フむラメントは、平均盎埄135ÎŒ
、真円床94、倪さ斑5.5、匷床295Kgmm2で
あ぀た。たた、機械的匷床及び均䞀性を䞊げる目
的で、ダむダモンドダむスを甚い、盎埄100Ό
たで䌞線加工を行぀たずころ、匷床は370Kgmm2
ずな぀た。 この金属フむラメントを、FeKα照射を甚いた
−線回折で枬定するず、非晶質状態の特長ある
幅広い回折ピヌクのみが芳察された。 実斜䟋 21 Co68原子、Fe4.5原子、Si12.5原子、
B15原子組成の合金を溶融しお噎出させた以倖
は、実斜䟋17ず同様にしお平均盎埄120Ό、真
円床91、長さ方向の倪さ斑13、長さ300の
高品䜍の極现フむラメントを埗た。 次にこのフむラメントを、ダむダモンドダむス
を甚いお盎埄100Όたで䌞線加工を行぀たずこ
ろ、砎断するこずなく䌞線加工が行えた。 たた、䌞線加工を行う前のフむラメントを
FeKα照射を甚いお−線回折分析したずころ、
非晶質状態の特長ある広い回折ピヌクのみが芳察
された。 比范䟋 16 Co49原子、Ni22原子、Si13.5原子、
B15.5原子組成の合金を溶融しお噎出させた以
倖は、実斜䟋17ず同様にしお平均盎埄120Ό、
真円床81、長さ方向の倪さ斑18、長さ300
のフむラメントを埗た。 次にこのフむラメントを甚いお実斜䟋21ず同様
にしお䌞線加工を行぀たずころ、䌞線加工䞭に砎
断が倚数発生し、盎埄100Όの長尺なフむラメ
ントを埗るこずができなか぀た。 たた、䌞線加工を行う前のフむラメントを
FeKα照射を甚いお−線回折分析したずころ、
非晶質状態特有のハロヌパタヌンが芳察された。 比范䟋 17 特開昭49−91014号公報第10頁右䞋欄の〓実斜
䟋26〓及び特開昭49−112551号公報第頁巊䞋欄
の〓実斜䟋〓に蚘茉されおいる米囜特蚱出願第
306472号米囜特蚱第3845805号の方法及び装
眮を甚いお特開昭49−91014号公報及び特開昭49
−112551号公報に蚘茉されおいる針金がどのくら
いの倪さ斑があるのかを確認した。 すなわち、氎槜の底面に氎槜内の液䜓を排出で
きる内埄玄1.4cm、長さ玄40cmのスタンドパむプ
を底面に察しお垂盎に蚭け、氎槜の氎面郚には液
䜓をスタンドパむプに向けお噎出できるリング状
ノズルを蚭けた。このリング状ノズルから噎出さ
れる液䜓流ず、スタンドパむプ内に滲流しおくる
液䜓流ずの流れが玄195cm秒になるように調節
した。 このように調節したスタンドパむプ内圢成され
た液䜓の流れに、Pd77.5Ag6Si16.5原子から
なる合金を、870℃でアルゎン雰囲気䞭で溶
解し、0.160mmの孔埄を有する石英ノズルから噎
出圧玄1.0Kgcm2で噎出させた。 液䜓には、塩化ナトリりムを23重量含有する
−20℃の冷凍ブラむンを甚いた。 このようにしお埗られた針金を、−線回折で
枬定すず、非晶質状態であるこずが刀明した。た
た、この針金は0.3のものからのものたで
たであわせお倚数本あり、平均盎埄は、147Ό
であ぀た。このうち、10の針金が埗られなか぀
たので、䞀番長いの針金を䞊蚘ず同様にしお
倪さ斑を10箇所枬定するず、衚−に瀺すごず
く、平均39であ぀た。
【衚】 次に倪さ斑が平均39である䞊蚘のの針金
を途䞭焌鈍なしで宀枩にお冷間䌞線加工を斜し
た。このずきの枛面率を〜12ずした。 その結果、平均盎埄147Όよりも可なり
倪い200Ό盎埄、以䞋同じのダむダモンド
ダむスに通しおも回切断した。次に190Όの
ダむスに通すず、あわせお回切断し、さらにこ
の針金をそれぞれ180Όのダむスに通すず、あ
わせお回切断した。 このように次々に短くな぀た針金をダむスに通
し、168Όのダむスでは回、160Όのダむス
では回新たに切断した。 発明の効果 本発明の断面の円圢な非晶質金属フむラメント
は、安䟡で、か぀耐腐食性、匷靭性、高透磁性を
有しおおり、断面を円圢にし、長さ方向の倪さ斑
を少なくするこずによ぀お、䌞線加工、撚り加
工、織り加工、線み加工等の二次加工ができるよ
うにな぀たため、埓来より補造されおいる板状、
粉末状の非晶質金属では適甚できなか぀た織線
状、撚り状等の繊維玠材ずしお、さらには電気及
び電子郚品、耇合材等の各皮工業甚資材ずしお、
非垞に有甚である。
【図面の簡単な説明】
第図及び第図は、本発明に甚いる暡型装眮
の䞀䟋を瀺す抂略図、第図は、本発明に甚いる
瞊型装眮の䞀䟋を瀺す抂略図である。   ルツボ、  玡出ノズル、  原料
金属、  溶融金属流、  加熱炉、
  回転ドラム、  駆動モヌタヌ、  冷
华液䜓、  冷华液面、  冷华液䟛絊、
排出管、  ゚アピストン、  綟振
噚、  金属フむラメント、  遮蔜
板、  䞍掻性ガス。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  Si20原子以䞋で、B7〜35原子で、Siず
    ずの和が〜35原子であり、残郚が実質的に
    Coからなる合金よりなり、䞋蚘䞀般匏を
    満足する線埄を有し、か぀断面が円圢で、長さ方
    向の倪さ斑が13以䞋であるCo系非晶質金属フ
    むラメント。 DF≩190−Si−11−0.8Si−25
      〔ただし、DFはフむラメントの線埄Ό、Si
    は合金䞭のSi原子、は合金䞭の原子を衚
    す。〕  Si20原子以䞋で、B7〜35原子で、Fe
    NiCrTaNbMoMn及びZrか
    らなる矀より遞ばれた皮又は皮以䞊の金属が
    30原子以䞋であり、残郚が実質的にCoからな
    る合金ただし、Siずずの和が〜35原子で
    あり、Fe30原子以䞋、Ni20原子以䞋、Cr10
    原子以䞋、Ta10原子以䞋、Nb10原子以
    䞋、V10原子以䞋、Mo5原子以䞋、Mn5原子
    以䞋、W5原子以䞋、Zr5原子以䞋であ
    る。よりなり、䞋蚘䞀般匏を満足する線
    埄を有し、か぀断面が円圢で、長さ方向の倪さ斑
    が13以䞋であるCo系非晶質金属フむラメント。 DF≊−Si−11−0.8Si−25
      〔ただし、DFはフむラメントの線埄Ό、
    はCo金属元玠の䞀郚を眮換した添加金属元玠に
    よ぀お定たる定数で、 ・FeNiMoMnあるいはZrを添加した
    堎合 190 ・NbCrあるいはを添加した堎合 300 ・ Taを添加した堎合 400 ただし、皮以䞊の元玠を添加した堎合は最倧
    の倀、Siは合金䞭のSi原子、は合金䞭の
    原子を衚す。〕
JP16805088A 1988-07-06 1988-07-06 Co-type amorphous-metal filament Granted JPS6425932A (en)

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JPS4991014A (ja) * 1972-12-26 1974-08-30
JPS49112551A (ja) * 1973-02-05 1974-10-26
JPS514017A (en) * 1974-07-01 1976-01-13 Tohoku Daigaku Kinzoku Zairyo Kokyodo taihiro taizenmenfushoku taikoshoku taisukimafushoku taioryokufushokuware taisuisozeiseiyo amorufuasutetsugokin

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