JPH03607A - バルクキャリア廃船を用いた洋上プラットフォーム - Google Patents

バルクキャリア廃船を用いた洋上プラットフォーム

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Publication number
JPH03607A
JPH03607A JP11857689A JP11857689A JPH03607A JP H03607 A JPH03607 A JP H03607A JP 11857689 A JP11857689 A JP 11857689A JP 11857689 A JP11857689 A JP 11857689A JP H03607 A JPH03607 A JP H03607A
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JP
Japan
Prior art keywords
hull
buoyancy
upper deck
bulk carrier
semi
Prior art date
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Pending
Application number
JP11857689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Iwahashi
岩橋 嘉生
Tadayuki Okamoto
岡本 忠幸
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03607A publication Critical patent/JPH03607A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、廃船となったバルクキャリア型船舶を利用し
て形成する洋上プラットフォームに関する。
〔従来技術〕
従来、レクリエーション施設又は空港等として洋上のス
ペースを利用するための浮体洋上施設としては、例えば
沖縄海洋博覧会において採用された半潜水型展覧会場が
知られているように、半潜水式の洋上プラットフォーム
が建造されていた。
〔発明が解決しようとする課題] 上記従来の洋上プラットフォームは、新規に建造する際
に要する費用が非常に巨額であり、そのために沖縄海洋
博覧会等の大型イベントの開催といった、十分な予算を
確保することのできる場合でないと実現することができ
ないという問題があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、浮体洋上施設の
建造費を安価にするとともに、廃船となったバルクキャ
リア型船舶の船体の再利用を図ることのできる洋上プラ
ットフォームを提供することである。
(課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明のバルクキャリア廃
船を用いた洋上プラットフォームは、廃船となったバル
クキャリア型船舶を、上下逆にして船底を上にし、バル
クヘッドに浮力保持用コラムを設けるとともに、船艙部
の側板に開口を設けて外部と連通させることにより半潜
水式構造物と成し、洋上スペースを利用する洋上プラッ
トフォームとしたものである。
〔作用〕
上記のように構成された本発明のバルクキャリア廃船を
用いた洋上プラットフォームは、船艙部の側板に形成さ
れた開口が外部との連通孔即ち通水口となっており、バ
ルクヘッドに設けられた浮力保持用コラムと、船体のア
ッパーデツキの裏面両側に形成されているショルダータ
ンクとが有する浮力により、上になった船底を適当な高
さに保持する半潜水状態を保持するものである。
〔実施例] 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
バルクキャリア型船舶としてパナマックス型バラ積貨物
船を用いた場合について説明すると、船舶1の船首2と
ブリッジ構造物を含む船尾3とを切断除去して残った船
体4を、船底5を上にして上下逆転させ、船体4内の船
舶6の両側板に開口8.8を形成して外部との連通孔即
ち通水口と成し、バルクヘッドには浮力を保持するため
のコラム7が設けられており、コラム7に空間部を形成
し、浮力を調整するためのバラスト(図示せず)を積ん
でいる。
船体4のアッパーデツキ9は下方に位置しており、アッ
パーデツキ9の中央部には開口9.が形成され、アッパ
ーデツキ9の裏面両側に形成されているショルダータン
ク9b、9bは水中に位置して浮力を確保し、船体4を
半潜水状態に保持するとともに、適当数の係留索10に
より固定するものであり、移動時には係留索10を外し
てタグボートにより曳航するものである。
海面上に位置する船底5は、そのアウターボトム5.が
上面となっており、アウターボトム5゜上に補充板11
を設置して平面形を矩形(第2図参照)に修正し、その
周囲に棚13を設け、補充板11は補強ブラケット12
で支持されている。
このように構成された洋上プラットフォームにおいては
、船舶6の側板に設けられた開口8と、アッパーデツキ
9の中央部の開口9.とから水が自由に出入りし、バル
クヘッドのコラム7とアッパーデツキ9のショルダータ
ンク9b、9bとが発生する浮力により、図示の如く、
水面11Lが適切な位置に在るように、半潜水状態に保
持されるものである。
第5図の船体の排水量と吃水dとの関係を示す図におい
て、バラストを積まない場合は、船体4が軽く即ち排水
量が小さくなり、吃水d ” d oとなって水面−り
が開口8よりも下に位置することになり、洋上にある部
分が大きくなり過ぎ、重心が高くなって不安定となるか
ら、コラム7にバラストを積むことにより浮力を調整す
るものであり、吃水dを適当な値(パナマックス型バラ
積貨物船を用いたこの実施例ではd−8,2m)に保持
するものである。
ここで、浮力調整用のバラストは、アッパーデツキ9の
ショルダータンク9.に積んでもよいものである。
なお、第3図及び第5図に示された数字はバナマックス
型バラ積貨物船を用いた場合のものであり、洋上プラッ
トフォームの洋上スペース(棚13で囲まれた部分)の
広さが約175m X32.2mになる。
(発明の効果〕 本発明は上述のとおり構成されているので、以下に記載
する効果を奏する。
浮体洋上施設を新規に建造しないため、その建造費を安
価にすることができるとともに、廃船となったバルクキ
ャリア型船舶の船体の再利用を図ることのできるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は縦断面図、
第2図は平面図、第3図は第1図におけるト1断面図、
第4図は第1図におけるrV−TV断面図、第5図は排
水量と吃水との関係を示すグラフである。 1・・・船舶、2・・・船首、 3・・・船尾、4・・・船体、 5・・・船底、5.・・・アウターボトム、・船舶、7
・・・コラム、 ・開口、9・・・アッパーデツキ、 ・・開口、9.・・・ショルダータンク、・係留索、1
1・・・補充板、 ・補強ブラケット、13・・・棚。 特許出願人 住友重機械工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)廃船となったバルクキャリア型船舶を、上下逆に
    して船底を上にし、バルクヘッドに浮力保持用コラムを
    設けるとともに、船艙部の側板に開口を設けて半潜水式
    構造物と成し、洋上スペースを利用する洋上プラットフ
    ォームとしたことを特徴とするバルクキャリア廃船を用
    いた洋上プラットフォーム。
JP11857689A 1989-05-15 1989-05-15 バルクキャリア廃船を用いた洋上プラットフォーム Pending JPH03607A (ja)

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JPH03607A true JPH03607A (ja) 1991-01-07

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ID=14740012

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101804850A (zh) * 2009-02-13 2010-08-18 三井造船株式会社 船舶

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101804850A (zh) * 2009-02-13 2010-08-18 三井造船株式会社 船舶
JP2010184631A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 船舶

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