JPH0360668A - 頭部マッサージャ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、頭部をマツサージするために、帽体にマッ
サージャを組み込んだ頭部マッサージャに関する。

従来技術 頭髪の薄い人や抜は毛の多い人は、育毛促進や脱毛防止
に腐心し、また、それなりに努力している。たとえば、
育毛剤や養毛剤等の薬剤を用いる他に、特殊なブラシや
小型のマッサージャ等の器具類を使用することもある。

これらの器具は、片手で握って、頭部を直接ブラッシン
グしたり、マツサージしたりするものであり、いずれも
頭部の皮膚を適度に刺激して直行をよくし、頭皮組織内
の新陳代謝を高める、いわゆるマツサージ効果を狙った
ものである。よりよい効果を上げるには、短期間に集中
してマツサージするよりも、毎日欠かさず、所定時間ず
つ、長期間に亘って継続的にマツサージするのがよいと
されている。

発明が解決しようとする課題 而して、かかる従来技術によるときは、ブラシやマッサ
ージャは、頭部を刺激するに際し、肘を折り曲げて腕全
体を高く持ち上げた不自然な姿勢で使用しなければなら
ないので、腕や肩が短時間のうちに疲労して、所定時間
だけ使用することが肉体的に難しくなるばかりか、精神
的にも使用に対するためらいが生じて期間率ばで使用を
断念する等、かなり、精神力の強い人以外は、長期間に
亘っての使用が困難であるという問題があった。

そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑
み、ヘルメット状の帽体に複数個のマ・ノサージ器を組
み込むことにより、誰でもが、所定時間の頭部のマツサ
ージを長期間に亘って確実に行なうことができるように
した頭部マッサージャを提供することにある。

課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、ヘルメ
ット状の帽体に複数個のマッサージャを組み込んでなる
ことをその要旨とする。

また、マッサージャは、モータと、モータの出力軸に取
り付けた偏心ウェイトと、モータの振動を伝達する弾性
体とからなるようにしてもよい。

作用 而して、この構成によるときは、複数のマッサージャは
、ヘルメット状の帽体に組み込まれているので、使用者
は、帽体を頭部に被ることにより、マッサージャを頭部
の複数箇所に同時に接触させることができ、各マッサー
ジャを駆動すれば、頭部の広範囲を同時にマツサージす
ることができる。

このとき、マッサージャは、手で支持する必要がないの
で、所定時間の使用に対しても、腕や肩などの肉体的疲
労を伴うことはない。

また、マッサージャは、モータと、偏心ウニインと、弾
性体とからなるようにすると、偏心ウェイトが回転する
のみで、マッサージャ全体に振動を発生させることがで
きるので、全体を小型、軽量化することができ、帽体を
含む全体重量を軽くすることができる。

以上のように作用するものである。

実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。

頭部マッサージャは、帽体１０に複数個のマッサージャ
２０．２０・・・を組み込んでなる（第１図、第２図）
。

帽体１０は、複数個のブロック体１１．１１・・・を、
弾性部材１２．１２・・・を介して、連結してなり、全
体として、大きさが可変のヘルメット状に形成されてい
る。各ブロック体１１は、その一部に中空部１１ａを有
し、また、この中空部１１ａの外面の頭部Ｈ側には、突
部１１ｂ、ｌｌｂ・・・が形成され、頭部Ｈと接触する
ようになっている。

また、帽体１０の左右の下部には、中間部に係脱金具１
３ａを配したあごひも１３の両端部が連結されている。

各マッサージャ２０は、モータ２１と偏心ウェイト２２
と弾性体２３とからなり、ブロック体１１の中空部１１
ａの内側に組み込まれている。

モータ２１は、小型で軽量のものが好適であり、ゴム状
部材からなる弾性体２３を介して中空部１１ａに振動自
在に保持されている。偏心ウェイト２２は、金属塊等の
比重の大きいものを使用すればよく、モータ２１の出力
軸２１ａに対して、その重心を偏心させて固定されてい
る。なお、偏心ウェイト２２は、その重量を加減したり
、出力軸２１ａに対する重心の固定位置を変化させたり
することにより、モータ２１に発生する振動の程度を制
御することができ、また、弾性体２３は、その材質や大
きさを変えることにより、モータ２１からブロック体１
１へ伝達される振動の度合を適当に調整することができ
る。

各マッサージャ２０は、リード線りと、振動の強弱調整
ダイヤルを兼ねたメインスイッチＳ１とを介して、電源
りと接続されている。さらに、帽体１０には、マッサー
ジャ２０．２０・・・と１対１に対応し、各マッサージ
ャ２０の作動、不作動を個別に決定する個別スイッチＳ
２が装着されている。なお、メインスイッチＳ１と個別
スイッチＳ２とは、必ずしも帽体１０に組み込む必要は
なく、帽体１０から独立させて設置してもよいものとす
る。

かかる頭部マッサージャの作動は、次のとおりである。

まず、あごひも１３の係脱金具１３ａを取り外し、帽体
１０の両耳の部分を押し拡げなから帽体１０を頭部Ｈに
装着する。このとき、ブロック体１１．１１・・・は、
弾性部材１２．１２によって連結されており、帽体１０
は、全体として伸縮自在であるので、頭部Ｈに対する装
着は容易であり、また装着後には、使用者の頭部Ｈに適
合することができる。次いで、係脱金具１３ａによりあ
ごひも１３を締めて、帽体１０を頭部Ｈに確実に固定す
る。個別スイッチＳ２により、作動させたいマッサージ
ャ２０．２０・・・を選択した後、メインスイッチＳ１
によりその振動の強弱を選定して、所定のモータ２１．
２１・・・を起動させる。偏心ウェイト２２．２２・・
・が回転し、このときモータ２１．２１・・・に発生し
た振動は、弾性体２３．２３・・・を介してブロック体
１１．１１・・・に伝達されるので、使用者の頭部Ｈに
は、突部１１ｂ、ｌｌｂ・・・によっで適度な振動が与
えられる。

なお、各マッサージャ２０は、その振動を発生させるた
めの機構が、偏心ウェイト２２を回転させるだけの簡単
なものであるので、小型・軽量化か容易である。したが
って、この頭部マッサージャは、マッサージャ２０，２
０・・・と帽体１０とを含む全体重量を十分小さく抑制
することができ、装着に対する抵抗感をなくし、また、
使用に際しての腕等の疲労も排除することができるので
、使用者は、自足するまで長時間に亘り、頭部Ｈをマツ
サージすることができる。

他の実施例 各マッサージャ２０のモータ２１を振動自在に保持する
弾性体２３．２３・・・は、ブロック体１１の中空部１
１ａ内側に突設する支持ロッドとすることもできる（第
３図）。支持ロッドは、モータ２１に固定した摺動ブロ
ック２１ｂ、２１ｂ・・・を貫通して、モータ２１全体
を振動自在に支持し、また、各摺動ブロック２１ｂは、
コイルばね２１Ｃを介して中空部１１ａに連結するもの
である。

このとき、モータ２１に突部２１ｄを付設し、これが中
空部１１ａの頭部Ｈ側に形成した透孔１１Ｃから突出す
るようにすれば、モータ２１の振動は、弾性体２３．２
３・・・、ブロック体１１の突部１１ｂ、ｌｌｂ・・・
を介して頭部Ｈに伝達される以外に、モータ２１の突部
２１ｄから直接、頭部Ｈに伝えることもできる。

各中空部１１ａの頭部Ｈ側に取付ばね１４ａ１１４ａ・
・・を介して、ブラシ１４を装着してもよい（第４図）
。モータ２１で発生した振動は、弾性体２３、中空部１
１ａ１取付ばね１４ａ、１４ａ・・・を介して、ブラシ
１４に伝達され、ブラシ１４の先端１４ｂ、１４ｂ・・
・が頭皮や毛穴を有効に刺激して血行を促進することが
できる。

ブラシ１４．１４・・・は、帽体１０の内面全体に装着
するようにしてもよい（第５図）。これにより、頭部Ｈ
全体の頭皮や毛穴を一度に刺激することができ、効率的
である。

帽体１０は、弾性部材１２、Ｌ２・・・を介し、複数の
ブロック体１１．１１・・・を連結してヘルメット状に
形成するに代えて、一体に成形したものとすることもで
きる（第５図）。すなわち、帽体１０は、マッサージャ
２０．２０・・・を支持して頭部Ｈに有効に押し当てる
ことができるものであれば、その形状やマッサージャ２
０．２０・・・の組込み方法は、他の任意のものであっ
てもよいことはいうまでもない。さらに、マッサージャ
２０は、小型・軽量で、しかも帽体ｌＯに組み込んだと
きに、頭部Ｈを有効にマツサージすることができる限り
、その構造は、特に、問うものではない。

以上の実施例において、マッサージャ２０．２０・・・
は、必ずしもすべてのブロック体１１．１１・・・に組
み込む必要はない。すなわち、マッサージャ２０．２０
・・・は、頭部Ｈの必要個所を有効に刺激すればよいの
で、これと対応するブロック体１１．１１・・・に組み
込めば足る。

発明の詳細 な説明したように、この発明によれば、頭部に装着する
ヘルメット状の帽体に、複数個のマッサージャを組み込
むことにより、頭部をマツサージするに際し、ブラシや
マッサージャ等を手で持つ必要が全くなく、腕や肩など
の肉体的疲労を伴うことがないので、誰でもが、気楽に
一日の所定時間のマツサージを遂行することができ、さ
らに、これを長期間に亘って確実に実践することができ
るという優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図と第２図は実施例を示し、第１図は全体説明図、
第２図は斜視説明図である。 第３図ないし第５図は、それぞれ別の実施例を示し、第
３図と第４図は要部断面説明図、第５図は、第１図相当
図である。 ｌ　○・・・中冒体 ２０・・・マッサージャ ２１・・・モータ ２１ａ・・・出力軸 ２２・・・偏心ウェイト ２３・・・弾性体

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ヘルメット状の帽体に複数個のマッサージ器を組み
   込んでなる頭部マッサージャ。 ２）前記マッサージ器は、モータと、該モータの出力軸
   に取り付けた偏心ウェイトと、前記モータの振動を伝達
   する弾性体とからなることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の頭部マッサージャ。