JPH0360545B2 - - Google Patents

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JPH0360545B2
JPH0360545B2 JP58232020A JP23202083A JPH0360545B2 JP H0360545 B2 JPH0360545 B2 JP H0360545B2 JP 58232020 A JP58232020 A JP 58232020A JP 23202083 A JP23202083 A JP 23202083A JP H0360545 B2 JPH0360545 B2 JP H0360545B2
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JP
Japan
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paint
pump
paint container
chamber
container
Prior art date
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JP58232020A
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JPS60125273A (ja
Inventor
Katsunori Tanada
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Description

【発明の詳細な説明】 この出願の発明は塗布具付塗装装置に関する。
従来、塗料容器の頂面部上に塗料供給用ポンプ
およびそのポンプを駆動するモーターを配設し、
上記ポンプの駆動用モーターを配設し、上記ポン
プの駆動用モーターへの電気エネルギーをコード
によつて送るようにした塗布具付塗装装置は実開
昭52−22459号公報によつて知られている。
ところが高所で塗装作業をする時には、従来の
電源用コード付きの塗装装置では、コードが非常
に長くなつて、その重量がだんだん重くなつてい
くばかりでなく高所での塗装場所を移動して作業
を行うためにコードが邪魔になつて作業に支障が
生じることがしばしばであつた。
本願発明は前述のコードを使用することなくポ
ンプ用モーターの駆動用電源をペンキ容器内に配
設した駆動用電池の電力によりポンプ用モーター
を駆動しうるようにし、いかに高所に昇つて塗装
作業をしても従来の塗装装置のようにコードがつ
いてて邪魔になり塗装作業に支障が生じることが
ないようにすることを第1の目的とするものであ
る。
また、従来、塗料容器を背負つて手動の加圧ポ
ンプを作動し、前記塗料容器の下端部の開口部か
ら配設された連結ホースを塗装ブラシを手にもつ
たその手に沿つて配設させてなる高所用塗装装置
があるが(実公昭54−106260号公報参照)そのよ
うな塗装装置では作業者の両方の手がともに同時
に使われることとなりつまり1方の手で塗装ブラ
シを持ち、他方の手で手動の加圧用ポンプのレバ
ーを操作する必要が生じるのであるがそのような
状態で高所塗装作業を行うとバランスをとること
に支障が生じ易く安全性の確保には不十分であつ
て改善の余地が残されていた。
また、手動式の加圧用ポンプを使用しているた
めわずらわしいのみならず、作業者の背の位置に
塗料タンクがあるため、手を常時肩の近くまであ
げた状態で塗装作業を続ける必要が起り非常に作
業者が作業に際して疲労する欠点があつた。
本願発明は、その欠点を除去することを第2の
目的とするものである。また、従来塗料容器内の
塗料を手動の押圧ピストンによつてホースに向け
て圧出し塗装具から塗料を流出させる塗装装置が
開発されたが(実開昭52−162264号公報参照)そ
の塗装装置では塗料の圧出機構が手動であるため
作業者に肉体的な面での消耗を強いる欠点があつ
た。本願発明はその欠点を除去することを第3の
目的とするものである。
次に上記目的を達成するための具体的構成を図
面に従い説明すると、ペンキ塗布用はけ或いはロ
ーラー等の塗布具の部分を他の部分に対し脱着自
在にしてなる塗布具と、その塗布具に把持管を介
してその把持管の一端をホースの一端に連結した
ホースと、そのホースの他端に連結した作業者の
作業衣への取付バンド付ペンキ容器とからなり、
前記ペンキ容器3内にペンキ送り用ポンプ2を配
設し、そのポンプ2を動力用電池1によつて駆動
しうるようにし、前記ポンプ2と、はけ9或いは
ローラー9とのいずれか一方の塗布具とをホース
により連結し、前記ペンキ容器3内の前記ペンキ
送り用ポンプ2およびそのポンプの動力用電池1
を配管した部分の部分にほシンナー室11および
ペンキ室12を設け、それらのシンナー室11と
ペンキ室12との間を区分する隔壁の一部を少く
とも傾斜隔壁にするとともに、その傾斜隔壁の上
部の空所をペンキ室12にし、前記傾斜隔壁の下
部の空所をシンナー室にし、シンナー室およびペ
ンキ室のそれぞれから前記ポンプ2に向けて配管
により連結し、それらの配管の適宜位置に切替バ
ルブ10を配設し、切替バルブ10の操作子をペ
ンキ容器の外に設けその切替バルブの切替をペン
キ室の外から操作しうるようにしてなるペンキ塗
布用はけ或いはローラー等の塗布具付塗装装置で
ある。
次に本願発明の要旨となる構成を述べると、ペ
ンキ塗布用はけ或いはローラー等の塗布具の部分
と把持部とを着脱自在にし、それらの塗布具と把
持部の部分をともにホースの一端に着脱自在に結
合し、そのホースの他端をペンキ容器に接続し、
そのペンキ容器内の下方の部分にペンキ送り用ポ
ンプを配設し、そのポンプの上部位置で、かつペ
ンキ容器内にポンプ駆動用電池を配設し、前記ポ
ンプと前記はけ或いはローラーのいずれか1方の
塗布具とを前記ホースを介して連結し、前記ペン
キ容器内の前記ポンプおよびそのポンプ駆動用電
池を配設した部分以外の部分にはペンキ室とシン
ナー室とを設け、それらのペンキ室とシンナー室
とを隔壁によつて区分し、その隔壁の上端をペン
キ容器の上壁部の適宜位置に配設し、前記ポンプ
から切換弁を介してペンキ溜室の下部及びシンナ
ー室の下部に開口するパイプを配設し、前記隔壁
の下端をペンキ容器の下底部の適宜位置に配設
し、上記隔壁の上端および下端に近い位置の隔壁
の部分を上下方向に延びる垂直隔壁とし、それら
の垂直隔壁の部分を互いに接続する中間傾斜隔壁
を配設し、ペンキ容器内のペンキ室の下方部分で
ポンプの下方位置にペンキ溜室を配設し、前記ペ
ンキ容器の側壁に横方向にバンドを取り付け、そ
のバンドで前記ペンキ容器を作業者の腰に密着さ
せうるようにしてなるペンキ塗布用はけ或いはロ
ーラー等の塗布具付塗装装置である。
次に上記構成から生じる作用効果を述べると、
ペンキ容器をバンドによつて作業者の腰の部分に
取り付け得るようにしたのでペンキ容器を手に持
つ必要がないばかりでなくペンキ容器を肩にひも
でかけて背負う形式のものよりも塗装作業がし易
い効果がある。またペンキ容器の中にペンキ送り
用ポンプとポンプ駆動用電池を配設したので、ペ
ンキ容器外にそれらの部材を突設させるようなこ
ともなくかつ従来のように電源用コードを引きず
つて作業するようなこともなく能率向上と安全性
の確保とをともに得ることができる効果がある。
また、本願発明の塗布具付塗装装置はペンキ塗
布用はけ或いはローラー等の塗布具の部分と把持
部の部分とを互いに、着脱自在にし、その塗布具
と把持部の部分をホースの1端に着脱自在に結合
し、そのホースの他端をペンキ容器に接続したの
で塗布具の部分を長期間使用していると、他の部
分よりその損傷が大きく、したがつて塗布具の部
分だけを新しい塗布具に取り換えることが望まし
いのであるが本願発明のように塗布具の部分のみ
を他の部分から外して新しい塗布具に取り換えう
る効果がある。また、使用に際して毎回ペンキを
塗装装置から完全に除去して、次回の使用にそな
えねばならないが、塗装装置の部分でも特に洗浄
等のしにくい塗布具の部分を他の部分から外して
塗布具のみを別個に洗浄することにより洗浄し易
い効果がある。
また、本願発明の塗装装置はその装置のペンキ
容器内に配設したポンプとそのポンプの駆動用電
池が配設された部分以外の部分には、ペンキ室と
シンナー室とを設けるための隔壁を設け、その隔
壁の上端をペンキ容器の上壁部の適宜位置に配設
し、隔壁の下端をペンキ容器の下底部の適宜位置
に配設し、上記隔壁の上端および下端に近い位置
の隔壁の部分を上下方向に延びる垂直隔壁とし、
それらの垂直隔壁の部分を互いに接続する中間傾
斜隔壁を配設し、ペンキ容器内のポンプの下方位
置にペンキ溜室を配設したので、ペンキが使用さ
れるとペンキ室内のペンキの量が減少してきて
も、そのペンキは傾斜隔壁に沿つて下降し、最終
的にはペンキ溜室に貯留され、ポンプによつてき
わめて給送し易い効果がある。またポンプがペン
キ溜室内のペンキに中に沈んだ状態で使用される
ので、みだりに空気をポンプが吸い込むようなお
それがなく確実に作動しうる効果がある。また、
ペンキ室とシンナー室の上面部をペンキ容器の上
壁面部に設けたので、その上壁面部にペンキおよ
びシンナーの注入口を配設しうる効果がある。ま
た、粘性が比較的高いペンキを流下し易くするた
めにペンキ容器内の隔壁の傾斜隔壁の部分の上方
位置の配設したので、比較的大量のペンキを流下
に適した状態で収容しうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図イはこの出願の発明を施したペンキ塗布
用はけ付塗装装置の全体を示した概念図であつて
要部を断面図にしたものであり、第1図ロは第1
図イにおけるペンキ塗布用はけの部分をローラー
にした場合のローラーの構造を示す図面であつ
て、第2図イは第1図イのはけの部分の把持部の
詳細を示した縦断面図であり、第2図ロは第2図
イの把持管の縦方向の軸を中心にして90度回転さ
せた状態での縦断面図であり、第3図は脱着自在
のローラーの構造を示した断面図である。 1…動力用電池、2…ペンキ送り用ポンプ、3
…ペンキ容器、4…ホース、5…スイツチ作動用
電線、6…チヤツク管、7…把持管、8…ポンプ
駆動用モーターの作動用スイツチ、9…はけ、
9′…ローラー、10…切替バルブ、11…シン
ナー室、12…ペンキ室、13…作業衣への取付
バンド、14…キヤツプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ペンキ塗布用はけ或いはローラー等の塗布具
    の部分と把持部の部分をともにホースの1端に着
    脱自在に結合し、そのホースの他端をペンキ容器
    に接続し、そのペンキ容器内の下方の部分にペン
    キ送り用ポンプを配設し、そのポンプの上部位置
    で、かつペンキ容器内にポンプ駆動用電池を配設
    し、前記ポンプと前記はけ或いはローラーのいず
    れか1方の塗布具とを前記ホースを介して連結
    し、前記ペンキ容器内の前記ポンプ及びそのポン
    プ駆動用電池を配設した部分以外の部分にはペン
    キ室とシンナー室とを設け、それらのペンキ室と
    シンナー室とを隔壁によつて区分し、その隔壁の
    上端をペンキ容器の上壁部の適宜位置に配設し、
    前記隔壁の下端をペンキ容器の下底部の適宜位置
    に配設し、上記隔壁の上端および下端に近い位置
    の隔壁の部分を上下方向に延びる垂直隔壁とし、
    それらの垂直隔壁の部分を互いに接続する中間傾
    斜隔壁を配設し、ペンキ容器内のペンキ室の下方
    部分でポンプの下方位置にペンキ溜室を配設し、
    前記ポンプから切換弁を介してペンキ溜室の下部
    及びシンナー室の下部に開口するパイプを配設
    し、前記ペンキ容器の側壁に横方向にバンドを取
    り付け、そのバンドで前記ペンキ容器を作業者の
    腰に密着させうるようにしてなるペンキ塗布用は
    け或いはローラー等の塗布具付塗装容器。
JP23202083A 1983-12-07 1983-12-07 塗布具付塗装装置 Granted JPS60125273A (ja)

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JP381987A Division JPS62269773A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 ペンキ塗布具付携帯用塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60125273A JPS60125273A (ja) 1985-07-04
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Families Citing this family (2)

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JPH0585473U (ja) * 1992-04-21 1993-11-19 昭和精機工業株式会社 携帯用塗装装置
JP4818692B2 (ja) * 2005-11-11 2011-11-16 株式会社岡村製作所 テーブル

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