JPH0360286A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- JPH0360286A JPH0360286A JP1194113A JP19411389A JPH0360286A JP H0360286 A JPH0360286 A JP H0360286A JP 1194113 A JP1194113 A JP 1194113A JP 19411389 A JP19411389 A JP 19411389A JP H0360286 A JPH0360286 A JP H0360286A
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- circuit
- value
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- imaging device
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 13
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 33
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 7
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 abstract description 6
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は撮像素子の画素毎の感度のばらつきによって生
じ、像の明るさで大きさが変化する固定雑音を低減した
撮像装置に関する。
じ、像の明るさで大きさが変化する固定雑音を低減した
撮像装置に関する。
通常のNTSC:用固体テレビカメラで用いる信号処理
回路の回路構成例を第3図に示す(特開昭56−107
89 )。固体撮像素子例えばCCD固体撮像素子1の
出力信号は、まずゲイン調整回路2に入力する。そして
被写体の明るさその他の条件による信号レベルの変化を
調整する。その後直ちに信号処理回路3に入力し、NT
SC信号その他のテレビ信号に変換して出力する。
回路の回路構成例を第3図に示す(特開昭56−107
89 )。固体撮像素子例えばCCD固体撮像素子1の
出力信号は、まずゲイン調整回路2に入力する。そして
被写体の明るさその他の条件による信号レベルの変化を
調整する。その後直ちに信号処理回路3に入力し、NT
SC信号その他のテレビ信号に変換して出力する。
ところで縦500画素、横600画素程度の画素数を持
つ従来の固体撮像素子では、各画素の開口面積のばらつ
き量は開口面積そのものに比べて小さく、無視できた。
つ従来の固体撮像素子では、各画素の開口面積のばらつ
き量は開口面積そのものに比べて小さく、無視できた。
しかし例えば高精細用の撮像素子のように縦1000画
素、横2000画素と画素数が増えると、各画素当りの
面積そのものが小さくなり、開口面積に対するそのばら
つき量が無視できなくなる。
素、横2000画素と画素数が増えると、各画素当りの
面積そのものが小さくなり、開口面積に対するそのばら
つき量が無視できなくなる。
この様に画素毎に開口面積に差が生じると、同じ強さの
光が入射しても各画素から得られる信号の大きさにも差
が生じる(以下「感度ばらつき」と記す)、この感度ば
らつきは像の明るさで大きさが変化する固定雑音と成り
、画質を著しく劣化させる。
光が入射しても各画素から得られる信号の大きさにも差
が生じる(以下「感度ばらつき」と記す)、この感度ば
らつきは像の明るさで大きさが変化する固定雑音と成り
、画質を著しく劣化させる。
そのため第4図に示すような補正回路が考えられている
(特開昭62−238773)。すなわち第3図の回路
に新たに補正信号記憶回路4と補正回路5を設ける。そ
して補正信号記憶回路4には各画素(あるいは領域)の
位置(n、m)(ただしn。
(特開昭62−238773)。すなわち第3図の回路
に新たに補正信号記憶回路4と補正回路5を設ける。そ
して補正信号記憶回路4には各画素(あるいは領域)の
位置(n、m)(ただしn。
mは整数)の感度特性に比例する値H(n、m)を記憶
しておく。一方補正回路5ではゲイン調整回路2の出力
信号s(n、m)と、この記憶して置いた感度特性H(
n、m)の商 S (n 、 m)= s (n 、 m)÷(nt
m) −(1)を取る。この映像信号S(n、m)を
信号処理回路3に入力し、NTSC信号その他のテレビ
信号に変換して出力する。
しておく。一方補正回路5ではゲイン調整回路2の出力
信号s(n、m)と、この記憶して置いた感度特性H(
n、m)の商 S (n 、 m)= s (n 、 m)÷(nt
m) −(1)を取る。この映像信号S(n、m)を
信号処理回路3に入力し、NTSC信号その他のテレビ
信号に変換して出力する。
この様に補正回路5で(1)式の演算を行うと、出力信
号s(n、m)は感度特性H(n、m)で割ることによ
って感度の逆数倍される。そのため、出力信号s(n、
m)が持っていた感度のばらつきは打ち消され、感度ば
らつきの低減された映像信号S(n、m)が得られる。
号s(n、m)は感度特性H(n、m)で割ることによ
って感度の逆数倍される。そのため、出力信号s(n、
m)が持っていた感度のばらつきは打ち消され、感度ば
らつきの低減された映像信号S(n、m)が得られる。
この映像信号S(n、m)をテレビ信号に変換して出力
するため、感度ばらつきによる固定雑音が低減された良
好な画像を得ることが出来る。
するため、感度ばらつきによる固定雑音が低減された良
好な画像を得ることが出来る。
ところで一般にテレビの映像信号は、信号レベルに対し
画素当り8ビット以上の分解能が必要とされている。従
って出力信号s(n、m)に掛ける感度特性H(n、m
)に対しても、同じ8ビット以上の分解能が要求される
。
画素当り8ビット以上の分解能が必要とされている。従
って出力信号s(n、m)に掛ける感度特性H(n、m
)に対しても、同じ8ビット以上の分解能が要求される
。
そのため例えば撮像素子として1000 X2000画
素の固体撮像素子を用いる場合、第4図の回路では20
0万画素分の各8ビツトの感度特性H(n、m)を記憶
して置かねばならず、補正信号記憶回路4は、8ビツト
X200万画素= 1600万ビツトと、非常に大きな
記憶容量を持つ規模の大きな回路になってしまう欠点が
ある。
素の固体撮像素子を用いる場合、第4図の回路では20
0万画素分の各8ビツトの感度特性H(n、m)を記憶
して置かねばならず、補正信号記憶回路4は、8ビツト
X200万画素= 1600万ビツトと、非常に大きな
記憶容量を持つ規模の大きな回路になってしまう欠点が
ある。
また補正回路5では8ビツトの信号s(n、m)の、8
ビツトの感度特性H(n、m)による商を取る必要があ
る。そのためビット数の大きい高速の除算回路が必要に
なり、回路製作が難しくかつ高価になる欠点がある。
ビツトの感度特性H(n、m)による商を取る必要があ
る。そのためビット数の大きい高速の除算回路が必要に
なり、回路製作が難しくかつ高価になる欠点がある。
本発明はこの補正信号記憶回路の回路規模を小さくする
、あるいは更に演算回路をビット数の少ない掛け算回路
と簡単な加算回路で構成でき、回路製作が容易でかつ低
価に構成できる感度ばらつき補正回路とその方法を提供
するものである。
、あるいは更に演算回路をビット数の少ない掛け算回路
と簡単な加算回路で構成でき、回路製作が容易でかつ低
価に構成できる感度ばらつき補正回路とその方法を提供
するものである。
上記目的を達成するために、本発明においては各画素点
(n、m)(だたしn、mは整数)における感度を前も
って測定しておき、その逆数値に比例するゲイン値G(
n、m)を求めて置く、また予め基準のゲイン値Goを
定めて置き、補正信号記憶回路4にはこの基準のゲイン
値Goと、ゲイン値G (n、m)の基準値Goからの
ずれ量Δg (n、m)=Q (n、m)−ao
−(2)を記憶して置く。
(n、m)(だたしn、mは整数)における感度を前も
って測定しておき、その逆数値に比例するゲイン値G(
n、m)を求めて置く、また予め基準のゲイン値Goを
定めて置き、補正信号記憶回路4にはこの基準のゲイン
値Goと、ゲイン値G (n、m)の基準値Goからの
ずれ量Δg (n、m)=Q (n、m)−ao
−(2)を記憶して置く。
一方補正回路5ではゲイン調整回路2の出力信号s (
n、m)と上記記憶して置いた基準値G。
n、m)と上記記憶して置いた基準値G。
の積s (n、m)XGo、およびずれ量Δg(n、m
)との積s(n、’m)XΔg (n t m)をそれ
ぞれ求める。その後この2つの掛け算の値の和 S(n 、m)= s (n 、m)XG。
)との積s(n、’m)XΔg (n t m)をそれ
ぞれ求める。その後この2つの掛け算の値の和 S(n 、m)= s (n 、m)XG。
+ s (n v m)×Δg(n、m)・・・(3
)を求める演算を行う。
)を求める演算を行う。
あるいは先に記憶して置いた基準値Goとずれ量Δg(
n、m)の和を求めた後、出力信号s (n 。
n、m)の和を求めた後、出力信号s (n 。
m)との積
S(n、m)=(Go+Δg (n t m))Xs(
n、m) ・・・(4)を求める演算を
行う。
n、m) ・・・(4)を求める演算を
行う。
後述する様に、ずれ量Δg (n w m)を表すのに
必要なビット数は、ゲイン値G(n、m)の8ビツトに
比べ小さいビット数で良い。
必要なビット数は、ゲイン値G(n、m)の8ビツトに
比べ小さいビット数で良い。
本発明によれば、基準値G0とずれ量Δg(nym)の
み記憶し演算すれば良いので、補正信号記憶回路の回路
規模を小さくし、また演算回路をビット数の少ない掛け
算回路と簡単な加算回路で構成することが出来る。その
ため回路製作が容易でかつ低価な回路構成で効果の高い
感度ばらつき補正回路を実現することができる。またこ
の回路を用いることにより、感度ばらつきによって生じ
る固定雑音が低減された良好な画像を得ることが出来る
。
み記憶し演算すれば良いので、補正信号記憶回路の回路
規模を小さくし、また演算回路をビット数の少ない掛け
算回路と簡単な加算回路で構成することが出来る。その
ため回路製作が容易でかつ低価な回路構成で効果の高い
感度ばらつき補正回路を実現することができる。またこ
の回路を用いることにより、感度ばらつきによって生じ
る固定雑音が低減された良好な画像を得ることが出来る
。
本発明の第工の実施例を第1図に示す、固体撮像素子例
えばCOD固体撮像素子王の出力信号は、まず画面全体
のゲインを調整するゲイン調整回路2に入力する。そし
て被写体の明るさその他の条件による信号レベルの変化
を調整する。
えばCOD固体撮像素子王の出力信号は、まず画面全体
のゲインを調整するゲイン調整回路2に入力する。そし
て被写体の明るさその他の条件による信号レベルの変化
を調整する。
一方各画素点(n、m)(ただしn、mは整数)におけ
る感度を前もって測定して置き、その逆数値に比例する
ゲイン値G (n、m)を求めて置くまた基準のゲイン
値Goとしてゲイン値G(n。
る感度を前もって測定して置き、その逆数値に比例する
ゲイン値G (n、m)を求めて置くまた基準のゲイン
値Goとしてゲイン値G(n。
m)の最小値よりやや小さい値を取り、ゲイン値G(n
、m)の基準値G。からのずれ量Δg(nt m)=G
(n、m) −Go ・(s)と基準値Goを
補正信号記憶回路4に前もって記憶しておく。
、m)の基準値G。からのずれ量Δg(nt m)=G
(n、m) −Go ・(s)と基準値Goを
補正信号記憶回路4に前もって記憶しておく。
そしてゲイン調整回路2の出力信号s(n、m)を補正
回路5に入力し、補正信号記憶回路4内に前もって記憶
しておいた値を使って以下の演算を行う、すなわちゲイ
ン調整回路2の出力信号S(n、m)と上記記憶して置
いた基準値G0の積s (n、m)XGo 、およびず
れ量Δg(n、m)との積s(n、m)XΔg(n、m
)をそれぞれ求める。その後この2つの掛け算の値の和 S(n、m)=s(n、m)XG。
回路5に入力し、補正信号記憶回路4内に前もって記憶
しておいた値を使って以下の演算を行う、すなわちゲイ
ン調整回路2の出力信号S(n、m)と上記記憶して置
いた基準値G0の積s (n、m)XGo 、およびず
れ量Δg(n、m)との積s(n、m)XΔg(n、m
)をそれぞれ求める。その後この2つの掛け算の値の和 S(n、m)=s(n、m)XG。
+s(n、m)XΔg(n、m)・・・(6)を求める
演算を行う。
演算を行う。
なお以上基準値Goを任意の値に設定した場合について
述べた。しかしゲイン値G(n、m)のレベルを決める
比例定数の値を調節し、基準値G。
述べた。しかしゲイン値G(n、m)のレベルを決める
比例定数の値を調節し、基準値G。
が111 T1等の簡単な値に成るように設定すると、
基準値Goを記憶せずに済ますことが出来る。また(6
)式第1項の積を簡単な加算回路で構成することもでき
、補正回路5の回路構成を簡単化することが出来る。第
1図はGo=1とした時の回路例である。
基準値Goを記憶せずに済ますことが出来る。また(6
)式第1項の積を簡単な加算回路で構成することもでき
、補正回路5の回路構成を簡単化することが出来る。第
1図はGo=1とした時の回路例である。
補正回路5で(6)式の演算を行うと、出力信号s(n
、m)はゲイン値G(n、、m)を掛けることによって
感度の逆数倍される。そのため出力信号S(n、m)が
持っていた感度のばらつきは打ち消され、感度ばらつき
の低減された映像信号S (n。
、m)はゲイン値G(n、、m)を掛けることによって
感度の逆数倍される。そのため出力信号S(n、m)が
持っていた感度のばらつきは打ち消され、感度ばらつき
の低減された映像信号S (n。
m)が得られる。この映像信号S(n、m)を信号処理
回路3に入力し、NTSC信号その他のテレビ信号に変
換して出力する。
回路3に入力し、NTSC信号その他のテレビ信号に変
換して出力する。
ところで一般に感度ばらつきは、5〜工O%以下である
ことが多い。この値を例えば1%以下に抑えるためのゲ
インの値G(n、m)は、1.00〜1.10 以内の
値(有効数字下2桁)になる。
ことが多い。この値を例えば1%以下に抑えるためのゲ
インの値G(n、m)は、1.00〜1.10 以内の
値(有効数字下2桁)になる。
そしてこれらの値を表すには、0.01 (2−7=0
.008)以下の精度で1.00〜工、10 (21−
2″″7=1.99)までの数を表せる。少なくとも8
ビツト以上のビット数が必要に成る。
.008)以下の精度で1.00〜工、10 (21−
2″″7=1.99)までの数を表せる。少なくとも8
ビツト以上のビット数が必要に成る。
しかしゲイン値G(n、m)の基準ゲイン値G。
=王からのずれ量Δg(npm)はO〜0.10と小さ
い。これらの値を表すには同じ0.01(2−7=0.
008)以上の精度でO〜0.10 (2−”−2−7
=0.12)までの数を表せれば良く、少なくとも4ビ
ツト以上のビット数が有れば良い。
い。これらの値を表すには同じ0.01(2−7=0.
008)以上の精度でO〜0.10 (2−”−2−7
=0.12)までの数を表せれば良く、少なくとも4ビ
ツト以上のビット数が有れば良い。
そのため例えば撮像素子として1000 X2000画
素の固体撮像素子を用いる場合、第4図の回路では上述
したように8ビツトX200万画素=1600万ビット
の記憶容量を持つ補正信号記憶回路4が必要であった。
素の固体撮像素子を用いる場合、第4図の回路では上述
したように8ビツトX200万画素=1600万ビット
の記憶容量を持つ補正信号記憶回路4が必要であった。
これに対し第1図の回路では、ずれ量Δg(n、m)を
記憶するための4ビツトX200万画素=800万ビッ
トの記憶容量が有れば良い。この値は第4図の従来の回
路の約半分にすぎず、補正信号記憶回路の回路規模を著
しく小さくすることが出来る6 また第4図の回路では、8ビツトの信号s (n。
記憶するための4ビツトX200万画素=800万ビッ
トの記憶容量が有れば良い。この値は第4図の従来の回
路の約半分にすぎず、補正信号記憶回路の回路規模を著
しく小さくすることが出来る6 また第4図の回路では、8ビツトの信号s (n。
m)と8ビツトの感度特性H(n、m)の商を取る必要
があり、ビット数の高い高速の除算回路が必要になる。
があり、ビット数の高い高速の除算回路が必要になる。
これに対し第1図の回路では、ずれ量Δg (n、m)
の4ビツトと信号s(n、m)の8ビツトのビット数の
小さな掛け算回路と簡単な加算回路が有ればよく、第4
図の従来の補正回路5に比べて回路製作が容易でかつ低
価な回路構成で実現できる。
の4ビツトと信号s(n、m)の8ビツトのビット数の
小さな掛け算回路と簡単な加算回路が有ればよく、第4
図の従来の補正回路5に比べて回路製作が容易でかつ低
価な回路構成で実現できる。
なお第4図と第工図の回路規模の差は、感度ばらつきの
幅が小さいほど大きくなる。
幅が小さいほど大きくなる。
この様に本撮像装置では従来の回路に比べて記憶容量が
小さい補正信号記憶回路と、回路製作が容易でかつ低価
な補正回路によって感度ばらつきを補正することができ
る。そして感度ばらつきによって生じる固定雑音が低減
された良好な画像を得ることが出来る。
小さい補正信号記憶回路と、回路製作が容易でかつ低価
な補正回路によって感度ばらつきを補正することができ
る。そして感度ばらつきによって生じる固定雑音が低減
された良好な画像を得ることが出来る。
第2図は本発明の第2の実施例を示す回路例である。こ
の回路では補正回路5の構成のみ、第1の実施例と異な
っている。すなわちまず第1の実施例同様ずれ量Δg(
n、、m)と基準値Goを補正信号記憶回路4内に記憶
しておく。そして補正回路5においてこの記憶しておい
たずれ量Δg(n、m)と基準値Goの和 G(n、m)=Go+Δg (n e m )
−(7)を取り、ゲイン値G(n、m)を求めた後、
このゲイン値G(n、m)に信号s(n、m)を掛ける
。この演算によって感度のばらつきを補正した映像信号
S(n、m)を信号処理回路3に入力し、NTSC信号
その他のテレビ信号に変換して出力する。
の回路では補正回路5の構成のみ、第1の実施例と異な
っている。すなわちまず第1の実施例同様ずれ量Δg(
n、、m)と基準値Goを補正信号記憶回路4内に記憶
しておく。そして補正回路5においてこの記憶しておい
たずれ量Δg(n、m)と基準値Goの和 G(n、m)=Go+Δg (n e m )
−(7)を取り、ゲイン値G(n、m)を求めた後、
このゲイン値G(n、m)に信号s(n、m)を掛ける
。この演算によって感度のばらつきを補正した映像信号
S(n、m)を信号処理回路3に入力し、NTSC信号
その他のテレビ信号に変換して出力する。
第2図の回路では、ゲイン値G(n、m)を求めてから
信号s(n、m)にこれを掛ける。そのためこの回路で
は第1図の回路と異なり、従来の第4図の回路同様8ビ
ツト×8ビツトのビット数の高い、高速の除算回路が必
要になる。しかし補正信号記憶回路にはゲイン値G(n
、m)ではなくずれ量Δg(n、m)を記憶する。その
ため補正信号記憶回路の記憶容量は第4図の従来の回路
の約半分でよく、補正信号記憶回路の回路規模を著しく
小さくすることが出来る。
信号s(n、m)にこれを掛ける。そのためこの回路で
は第1図の回路と異なり、従来の第4図の回路同様8ビ
ツト×8ビツトのビット数の高い、高速の除算回路が必
要になる。しかし補正信号記憶回路にはゲイン値G(n
、m)ではなくずれ量Δg(n、m)を記憶する。その
ため補正信号記憶回路の記憶容量は第4図の従来の回路
の約半分でよく、補正信号記憶回路の回路規模を著しく
小さくすることが出来る。
この様に本撮像装置に於いても従来の回路に比べて記憶
容量が小さい補正信号記憶回路に記憶したデータを基に
感度ばらつきを補正することができる。そして感度ばら
つきによって生じる固定雑音が低減された良好な画像を
得ることが出来る。
容量が小さい補正信号記憶回路に記憶したデータを基に
感度ばらつきを補正することができる。そして感度ばら
つきによって生じる固定雑音が低減された良好な画像を
得ることが出来る。
なお一般に基準値Goは、ゲイン値G(n、m)に対し
てどのレベルに設定しても良い。しかしずれ量を表すビ
ット数が小さくなるように設定することが好ましい。す
なわち上記の例の様にゲイン値G(n、m)の最小値よ
りやや小さい値、あるいは最大値よりやや大きな値、あ
るいはゲイン値G(n、m)の変化範囲の中心値付近の
値に設定することが好ましい。
てどのレベルに設定しても良い。しかしずれ量を表すビ
ット数が小さくなるように設定することが好ましい。す
なわち上記の例の様にゲイン値G(n、m)の最小値よ
りやや小さい値、あるいは最大値よりやや大きな値、あ
るいはゲイン値G(n、m)の変化範囲の中心値付近の
値に設定することが好ましい。
ただし基準値G。をG(n、m)の最大値よりやや大き
な値に設定する時は、補正回路内の加算回路を減算回路
に変える等、ゲイン値G(n、m)の変化範囲に対する
基準値Goの位置とずれ量Δg(n、、m)の符号によ
って、適宜加算回路と減算回路を煮よ分けるのは言うま
でもない。
な値に設定する時は、補正回路内の加算回路を減算回路
に変える等、ゲイン値G(n、m)の変化範囲に対する
基準値Goの位置とずれ量Δg(n、、m)の符号によ
って、適宜加算回路と減算回路を煮よ分けるのは言うま
でもない。
また以上ゲイン値G(n、m)のずれ量Δg (n t
m)を記憶する場合について述べたが、感度特性に比例
する値H(n、m)の、基準値Hoからのずれ量を記憶
しておくようにしても良いのは明らかである。
m)を記憶する場合について述べたが、感度特性に比例
する値H(n、m)の、基準値Hoからのずれ量を記憶
しておくようにしても良いのは明らかである。
また上記実施例では2次元固体撮像素子に適用した場合
についてのみ述べたが、一般に撮像管や1次元素子を用
いる場合に対しても同様に適用できるのは明らかである
。
についてのみ述べたが、一般に撮像管や1次元素子を用
いる場合に対しても同様に適用できるのは明らかである
。
また上記実施例では感度ばらつきを補正する場合につい
てのみ記した。しかし各画素の位置(ntm)を一般の
第1のパラメータ値φで、ゲイン値をG(n、m)を第
2のパラメータ値X(φ)で、また基準のゲイン値Go
を基準値Xoで置き換えることによって、レンズの色収
差による像の歪の補正等、基準値からの微妙な変化を取
り扱うその他の回路にも適用できることは明かである。
てのみ記した。しかし各画素の位置(ntm)を一般の
第1のパラメータ値φで、ゲイン値をG(n、m)を第
2のパラメータ値X(φ)で、また基準のゲイン値Go
を基準値Xoで置き換えることによって、レンズの色収
差による像の歪の補正等、基準値からの微妙な変化を取
り扱うその他の回路にも適用できることは明かである。
以上本発明によれば、基準値Goとずれ量Δg(n、m
)のみ記憶し演算すれば良いので、補正信号記憶回路の
回路規模を小さくし、また演算回路をビット数の少ない
掛け算回路と簡単な加算回路で構成することが出来る。
)のみ記憶し演算すれば良いので、補正信号記憶回路の
回路規模を小さくし、また演算回路をビット数の少ない
掛け算回路と簡単な加算回路で構成することが出来る。
そのため回路製作が容易でかつ低価な回路構成で感度ば
らつき補正回路を実現することができる。またこの回路
を用いることにより、感度ばらつきによって生じる固定
雑音が低減された良好な画像を得ることが出来る。
らつき補正回路を実現することができる。またこの回路
を用いることにより、感度ばらつきによって生じる固定
雑音が低減された良好な画像を得ることが出来る。
第1図、第2図は本発明の実施例の撮像装置の回路ブロ
ック図、第3図、第4図は従来例の撮像装置の回路ブロ
ック図である。 l・・・固体撮像素子、2・・・ゲイン調整回路、3・
・・信号処理回路、4・・・補正信号記憶回路、5・・
・補正回路。 2携 一う 第 ■ ブレヒゴ゛イ1丑;:!) 第 2 図 猶 う 図
ック図、第3図、第4図は従来例の撮像装置の回路ブロ
ック図である。 l・・・固体撮像素子、2・・・ゲイン調整回路、3・
・・信号処理回路、4・・・補正信号記憶回路、5・・
・補正回路。 2携 一う 第 ■ ブレヒゴ゛イ1丑;:!) 第 2 図 猶 う 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、第1のパラメータ値φに対応して定まる第2のパラ
メータ値X(φ)を使つて、信号Yに一定の演算を加え
る回路を有する装置において、任意に選んだ基準値X_
0(φと共に変化しても良い)と、該第2のパラメータ
値X(φ)の該基準値X_0からのずれ量 Δx(φ)=X(φ)−X_0 (あるいはその逆符号値)を伝送もしくは記憶して置く
回路を有し、また該伝送もしくは記憶して置いた基準値
X_0とずれ量Δ_x(φ)(あるいはその逆符号値)
から該第2のパラメータ値X(φ)を求め、該求めた第
2のパラメータ値X(φ)によつて該信号Yに一定の演
算を加える回路、あるいは該基準値X_0とずれ量Δx
(φ)(あるいはその逆符号値)によつて、直接該信号
Yに一定の演算を加える回路を有する事を特徴とする撮
像装置。 2、光学レンズと該光学レンズを通つた光を電気信号に
変換する撮像素子(撮像管あるいは固体撮像素子など)
を有する撮像装置において、各画素(あるいは領域)の
位置を(n、m)(ただしn、mは整数で、第1のパラ
メータ値φに対応)、該各画素から得られる映像信号の
感度の逆数に比例するゲイン値をG(n、m)(第2の
パラメータ値X(φ)に対応)、基準のゲイン値をG_
0(基準値X_0に対応)とする時、該ゲイン値G(n
、m)の該基準のゲイン値G_0からのずれ量 Δ_g(n、m)=G(n、m)−G_0 (あるいわその逆符号値)と該基準のゲイン値G_0を
記憶して置く補正信号記憶回路(G_0を“1”等の簡
単な定数値に設定する時は、G_0の値を記憶しなくて
も良い)を有し、また該基準値のゲイン値G_0と記憶
したずれ量Δg(n、m)の和を取る加算回路(あるい
はΔg(n、m)の逆符号値との差を取る減算回路)と
、該加算(あるいは減算)結果G(n、m)=G_0+
Δg(n、m)と該撮像素子の出力信号に比例する映像
信号s(n、m)の積を取る掛け算回路から成る補正回
路、あるいは該記憶した基準のゲイン値G_0と該映像
信号s(n、m)の積を取る掛け算回路(G_0を“1
”等の簡単な定数値に設定する時は、加算回路の組合せ
で実現しても良い)と、該記憶したずれ量Δg(n、m
)(あるいはその逆符号値)と該映像信号s(n、m)
の積を取る掛け算回路と、該2つの掛け算の結果の和を
取る加算回路(あるいは差を取る減算回路)から成る補
正回路を有する事を特徴とする撮像装置。 3、請求項1もしくは2記載の装置において、該基準値
X_0(基準のゲイン値G_0)を、該第2のパラメー
タ値X(φ)(ゲイン値G(n、m))の変化範囲の最
小値近傍あるいは中心値近傍あるいは最大値近傍の値に
設定する事、あるいは更に該基準値X_0(基準のゲイ
ン値G_0)が1に成るように、パラメータ値X(φ)
(ゲイン値G(n、m))のレベルを決める比例定数を
設定する事を特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1194113A JPH0360286A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1194113A JPH0360286A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360286A true JPH0360286A (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=16319140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1194113A Pending JPH0360286A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0360286A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7336301B2 (en) | 2002-08-19 | 2008-02-26 | Fujifilm Corporation | Solid-state image sensor and a method of adjusting output of photosensitive cells adaptively to the sensitivity |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP1194113A patent/JPH0360286A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7336301B2 (en) | 2002-08-19 | 2008-02-26 | Fujifilm Corporation | Solid-state image sensor and a method of adjusting output of photosensitive cells adaptively to the sensitivity |
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