JPH035971B2 - - Google Patents
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- JPH035971B2 JPH035971B2 JP57130855A JP13085582A JPH035971B2 JP H035971 B2 JPH035971 B2 JP H035971B2 JP 57130855 A JP57130855 A JP 57130855A JP 13085582 A JP13085582 A JP 13085582A JP H035971 B2 JPH035971 B2 JP H035971B2
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- urethane foam
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C44/02—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C44/12—Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
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- B29C44/1233—Joining preformed parts by the expanding material the preformed parts being supported during expanding
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C67/20—Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00 for porous or cellular articles, e.g. of foam plastics, coarse-pored
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- B29C33/02—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated heating or cooling means
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2075/00—Use of PU, i.e. polyureas or polyurethanes or derivatives thereof, as moulding material
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は脱型時間を短縮し得るようにしたウレ
タン発泡体の製造方法に関する。
タン発泡体の製造方法に関する。
例えば冷蔵庫の断熱扉は、扉外板と扉内側板と
から成る外殻体内にウレタンフオームを充満させ
て構成しているが、従来これは次のようにして製
造していた。即ち、成形型に収めた外殻体内に発
泡性のウレタン樹脂を注入し、この後例えば成形
型全体を加熱炉内に入れることにより発泡したウ
レタンフオームを硬化反応に適した温度例えば約
45℃に所定時間維持し、その後内部にウレタンフ
オームが充満固化した外殻体を成形型から脱型す
るものであつた。
から成る外殻体内にウレタンフオームを充満させ
て構成しているが、従来これは次のようにして製
造していた。即ち、成形型に収めた外殻体内に発
泡性のウレタン樹脂を注入し、この後例えば成形
型全体を加熱炉内に入れることにより発泡したウ
レタンフオームを硬化反応に適した温度例えば約
45℃に所定時間維持し、その後内部にウレタンフ
オームが充満固化した外殻体を成形型から脱型す
るものであつた。
〔背景技術の問題点〕
ところで、この種の製造方法を採る場合、ウレ
タン樹脂の注入から脱型までに要する時間は、一
般にウレタンフオームの内圧とこれを押えるウレ
タンフオームの骨格強度とにより定まるものであ
る。即ち、ウレタンフオームの内圧はほとんど内
部温度により定まり、骨格強度は時間と伴に硬化
反応が進むことにより次第に高まるという傾向を
呈し、骨格強度が内圧に十分近づいたところで脱
型すれば内圧による外殻体の膨み変形が生じない
ものである。
タン樹脂の注入から脱型までに要する時間は、一
般にウレタンフオームの内圧とこれを押えるウレ
タンフオームの骨格強度とにより定まるものであ
る。即ち、ウレタンフオームの内圧はほとんど内
部温度により定まり、骨格強度は時間と伴に硬化
反応が進むことにより次第に高まるという傾向を
呈し、骨格強度が内圧に十分近づいたところで脱
型すれば内圧による外殻体の膨み変形が生じない
ものである。
しかしながら、従来の製造方法では、ウレタン
樹脂の硬化反応による反応熱によりウレタンフオ
ームの温度が比較的長時間高温度に維持されてし
まうため、内圧の高い状態が比較的長く続き、従
つて脱型までに長時間を要して生産性が劣るとい
う問題があつた。しかし、かといつて発泡後のウ
レタンフオームを単に冷却して内圧を下げるよう
にしても、今度は硬化反応の進行が遅れて骨格強
度が早期に高まらず、これも脱型までに長時間を
要してしまうものである。
樹脂の硬化反応による反応熱によりウレタンフオ
ームの温度が比較的長時間高温度に維持されてし
まうため、内圧の高い状態が比較的長く続き、従
つて脱型までに長時間を要して生産性が劣るとい
う問題があつた。しかし、かといつて発泡後のウ
レタンフオームを単に冷却して内圧を下げるよう
にしても、今度は硬化反応の進行が遅れて骨格強
度が早期に高まらず、これも脱型までに長時間を
要してしまうものである。
従つて、本発明の目的は、ウレタンフオームの
内圧を早期に低下させつつ骨格強度の高まりを速
め、もつて脱型時間を短縮できて生産性に優れる
ウレタン発泡体の製造方法を提供するにある。
内圧を早期に低下させつつ骨格強度の高まりを速
め、もつて脱型時間を短縮できて生産性に優れる
ウレタン発泡体の製造方法を提供するにある。
本発明は、外殻体内のウレタンフオームの温度
を高温、低温、高温の順に保持した後に脱型する
ようにし、もつて低温時期にウレタンフオームの
内圧を早期に低下せしめ、且つその後の高温時期
に骨格強度を極力早期に高めるところに特徴を有
するものである。
を高温、低温、高温の順に保持した後に脱型する
ようにし、もつて低温時期にウレタンフオームの
内圧を早期に低下せしめ、且つその後の高温時期
に骨格強度を極力早期に高めるところに特徴を有
するものである。
以下本発明の第1実施例につき第1図乃至第3
図を参照して説明する。まず第1図において、1
は最終的に得られたウレタン発泡体たる冷蔵庫の
断熱扉で、これは扉外板2と扉内側板3とから成
る外殻体4内にウレタンフオーム5を充満させて
構成したものである。次に、この断熱扉1の製造
時の様子を示す第2図において、6は成形型で、
これは上型7及び下型8から成る上下二分割形で
あり、上下両型7,8間に前記外殻体4を収容す
るためのキヤビテイ9を構成している。10は通
水パイプで、これは上下両型7,8のキヤビテイ
9近傍に埋設されており、図示しない温水供給装
置及び冷水供給装置に選択的に接続されるように
している。
図を参照して説明する。まず第1図において、1
は最終的に得られたウレタン発泡体たる冷蔵庫の
断熱扉で、これは扉外板2と扉内側板3とから成
る外殻体4内にウレタンフオーム5を充満させて
構成したものである。次に、この断熱扉1の製造
時の様子を示す第2図において、6は成形型で、
これは上型7及び下型8から成る上下二分割形で
あり、上下両型7,8間に前記外殻体4を収容す
るためのキヤビテイ9を構成している。10は通
水パイプで、これは上下両型7,8のキヤビテイ
9近傍に埋設されており、図示しない温水供給装
置及び冷水供給装置に選択的に接続されるように
している。
さて、上記構成において外殻体4内にウレタン
フオーム5を充満させるには次のようにする。ま
ず、第2図に示す状態において成形型6の通水パ
イプ10に温水供給装置を接続し、例えば約45℃
の温水を流して成形型6ひいては外殻体4を約45
℃に維持しておく。この後、図示しないウレタン
樹脂注入装置により外殻体4内に発泡性のウレタ
ン樹脂を注入する。これにより、ウレタン樹脂が
外殻体4内で発泡膨張してウレタンフオームとな
り、外殻体4の略全域に急速に広がる。この間、
外殻体4は約45℃に維持されているから外殻体4
への充填性は良好である。また、この発泡反応と
共にウレタンフオームは硬化反応を進行させて次
第にゲル化し、且つ反応熱を発生させてウレタン
フオームの温度が急激に上昇し、これに伴い内圧
が高まる(第3図実線A参照)。そこで、ウレタ
ンフオームのゲル化が十分進行してウレタンフオ
ーム表面の粘着性が失われる所謂タツクフリータ
イム(本実施例では注入から約55秒後)を経過し
てから約5秒後に、成形型6の通水パイプ10を
冷水供給装置側に切換えて通水パイプ10に約10
℃の冷水を流し、成形型6を約10℃に冷却する。
これにより、反応熱が奪われてウレタンフオーム
が冷却されるから、ウレタンフオームの最高温度
が比較的低く抑制され、従つてウレタンフオーム
の内圧は第3図実線Aで示すように冷却却しない
場合(第3図一点鎖線a参照)に比べて早期に低
下するようになる。この後、ウレタンフオーム内
の泡の立上りが止まる所謂フオームタイム(本実
施例では注入から約90秒後)を経過してから約10
〜20秒後に、成形型6の通水パイプ10を再び温
水供給装置側に接続して通水パイプ10に約45℃
の温水を流し続け、成形型6を加熱する。これに
より、ウレタンフオームが硬化反応の進行に最も
適した約45℃に加熱されるから、硬化反応が促進
され、第3図実線Bで示すようにその骨格強度が
再加熱をせず単に冷却を続けた場合(第3図二点
鎖線b参照)に比べて早期に高まり、しかもウレ
タンフオーム表面の脆化現象を抑制できるように
なる。このように、ウレタンフオームの内圧が早
期に低下し、且つ骨格強度が早期に高まることか
ら、ウレタン樹脂を注入してから骨格強度が内圧
に略等しくなるまでの時間(第3図においては点
Pに至るまでの時間)は従来の時間(点Qに至る
までの時間)に比べて十分に短かく、従つてウレ
タンフオーム5が充満固化した断熱扉1を成形型
6から取出すことができる脱型時間を従来に比し
て短時間にし得て生産性の向上を図ることができ
る。因みに、ウレタン樹脂を注入した後ウレタン
フオームを約45℃に一定に維持する従来方法では
脱型時間が約5分であつたところ、本実施例では
約3分に短縮きた。また、外殻体4をウレタン樹
脂注入直後及び冷却後の再加熱時に高温に維持す
る温度としては、55℃以上であると充填性が劣化
し、且つ35℃以下ではウレタンフオームの表面が
脆弱化することから約45±5℃が望ましく、また
外殻体4を冷却する際の温度としては、20℃以上
では脱型後の膨み変形が生じ、且つ0℃以下では
ウレタンフオームの剛性が劣化することから約10
±5℃が望ましい。
フオーム5を充満させるには次のようにする。ま
ず、第2図に示す状態において成形型6の通水パ
イプ10に温水供給装置を接続し、例えば約45℃
の温水を流して成形型6ひいては外殻体4を約45
℃に維持しておく。この後、図示しないウレタン
樹脂注入装置により外殻体4内に発泡性のウレタ
ン樹脂を注入する。これにより、ウレタン樹脂が
外殻体4内で発泡膨張してウレタンフオームとな
り、外殻体4の略全域に急速に広がる。この間、
外殻体4は約45℃に維持されているから外殻体4
への充填性は良好である。また、この発泡反応と
共にウレタンフオームは硬化反応を進行させて次
第にゲル化し、且つ反応熱を発生させてウレタン
フオームの温度が急激に上昇し、これに伴い内圧
が高まる(第3図実線A参照)。そこで、ウレタ
ンフオームのゲル化が十分進行してウレタンフオ
ーム表面の粘着性が失われる所謂タツクフリータ
イム(本実施例では注入から約55秒後)を経過し
てから約5秒後に、成形型6の通水パイプ10を
冷水供給装置側に切換えて通水パイプ10に約10
℃の冷水を流し、成形型6を約10℃に冷却する。
これにより、反応熱が奪われてウレタンフオーム
が冷却されるから、ウレタンフオームの最高温度
が比較的低く抑制され、従つてウレタンフオーム
の内圧は第3図実線Aで示すように冷却却しない
場合(第3図一点鎖線a参照)に比べて早期に低
下するようになる。この後、ウレタンフオーム内
の泡の立上りが止まる所謂フオームタイム(本実
施例では注入から約90秒後)を経過してから約10
〜20秒後に、成形型6の通水パイプ10を再び温
水供給装置側に接続して通水パイプ10に約45℃
の温水を流し続け、成形型6を加熱する。これに
より、ウレタンフオームが硬化反応の進行に最も
適した約45℃に加熱されるから、硬化反応が促進
され、第3図実線Bで示すようにその骨格強度が
再加熱をせず単に冷却を続けた場合(第3図二点
鎖線b参照)に比べて早期に高まり、しかもウレ
タンフオーム表面の脆化現象を抑制できるように
なる。このように、ウレタンフオームの内圧が早
期に低下し、且つ骨格強度が早期に高まることか
ら、ウレタン樹脂を注入してから骨格強度が内圧
に略等しくなるまでの時間(第3図においては点
Pに至るまでの時間)は従来の時間(点Qに至る
までの時間)に比べて十分に短かく、従つてウレ
タンフオーム5が充満固化した断熱扉1を成形型
6から取出すことができる脱型時間を従来に比し
て短時間にし得て生産性の向上を図ることができ
る。因みに、ウレタン樹脂を注入した後ウレタン
フオームを約45℃に一定に維持する従来方法では
脱型時間が約5分であつたところ、本実施例では
約3分に短縮きた。また、外殻体4をウレタン樹
脂注入直後及び冷却後の再加熱時に高温に維持す
る温度としては、55℃以上であると充填性が劣化
し、且つ35℃以下ではウレタンフオームの表面が
脆弱化することから約45±5℃が望ましく、また
外殻体4を冷却する際の温度としては、20℃以上
では脱型後の膨み変形が生じ、且つ0℃以下では
ウレタンフオームの剛性が劣化することから約10
±5℃が望ましい。
第4図は冷蔵庫の断熱扉を連続生産するための
本発明の第2実施例を示すもので、この第4図に
おいて、11はラインコンベアで、これは図中左
方に所定の時間間隔で間欠的に駆動されるもので
ある。12はラインコンベア11上に載置した多
数の移送枠で、これには夫々扉外板2を収納して
いる。13はウレタン樹脂注入装置で、これはラ
インコンベア11のうち始端部側から移送枠12
の5個分離れた部位に位置する注入ポートP1に
設けられている。14は加熱ポートP2を構成す
る加熱室で、これは注入ポートP1に引く続く移
送枠12の10個分の部位を覆うよう設けられてお
り、図示しない蒸気発生装置により内部に蒸気を
供給されて約45℃の一定温度に加熱されるように
なつている。15はラインコンベア11のうち加
熱室14に引き続く部位を覆うよう設けた温調室
で、これは例えばエアコンデイシヨナーにより約
20℃の一定温度に維持されている。そして、この
加熱室14及び温調室15内にはラインコンベア
11の上方に位置して夫々例えば10個の押え治具
16を配設している。この押え治具16は扉外板
2の開放上面を上方から閉鎖するものである。そ
して、温調室15内の前半の5個の各押え治具1
6には内部に通水パイプを設けこの通水パイプに
冷水を流して約10℃に維持するようにして冷却ポ
ートP3を構成し、且つ後半の5個の各押え治具
16にも同様の通水パイプに温水を流して約45℃
に維持するようにして再加熱ポートP4を構成し
ている。更に、これらの押え治具16群は所定の
時間間隔にて一斉に上下動させ得るようにしてお
り、この押え治具16が上昇すると、ラインコン
ベア11が左方に移送枠12の1個分に相当する
1ピツチ移動し、この後前記押え治具16が下方
に移動して扉外板2の開放上面を再び閉鎖して所
定時間その状態を維持し、その後再び上昇すると
いうサイクルを繰返すようにしている。17は返
送コンベアで、これはラインコンベア11終端部
に至つた移送枠12を再びラインコンベア11の
始端部に戻すためのものである。18はフード1
9内に配設した垂直形の予熱コンベアで、これは
扉外板2の製造設備を設置した工場の2階と前記
ラインコンベア11を設置した1階とを結んで、
2階で製作された扉外板2を順次1階へ移送し、
且つその間においてフード19内に例えば約60℃
の熱風を吹き込んで扉外板2を約50℃に予熱する
ものである。20は予熱コンベア18内に扉外板
2を送り込むための搬入コンベア、21は予熱コ
ンベア18内から扉外板2をラインコンベア11
側へ移送する搬出コンベアである。
本発明の第2実施例を示すもので、この第4図に
おいて、11はラインコンベアで、これは図中左
方に所定の時間間隔で間欠的に駆動されるもので
ある。12はラインコンベア11上に載置した多
数の移送枠で、これには夫々扉外板2を収納して
いる。13はウレタン樹脂注入装置で、これはラ
インコンベア11のうち始端部側から移送枠12
の5個分離れた部位に位置する注入ポートP1に
設けられている。14は加熱ポートP2を構成す
る加熱室で、これは注入ポートP1に引く続く移
送枠12の10個分の部位を覆うよう設けられてお
り、図示しない蒸気発生装置により内部に蒸気を
供給されて約45℃の一定温度に加熱されるように
なつている。15はラインコンベア11のうち加
熱室14に引き続く部位を覆うよう設けた温調室
で、これは例えばエアコンデイシヨナーにより約
20℃の一定温度に維持されている。そして、この
加熱室14及び温調室15内にはラインコンベア
11の上方に位置して夫々例えば10個の押え治具
16を配設している。この押え治具16は扉外板
2の開放上面を上方から閉鎖するものである。そ
して、温調室15内の前半の5個の各押え治具1
6には内部に通水パイプを設けこの通水パイプに
冷水を流して約10℃に維持するようにして冷却ポ
ートP3を構成し、且つ後半の5個の各押え治具
16にも同様の通水パイプに温水を流して約45℃
に維持するようにして再加熱ポートP4を構成し
ている。更に、これらの押え治具16群は所定の
時間間隔にて一斉に上下動させ得るようにしてお
り、この押え治具16が上昇すると、ラインコン
ベア11が左方に移送枠12の1個分に相当する
1ピツチ移動し、この後前記押え治具16が下方
に移動して扉外板2の開放上面を再び閉鎖して所
定時間その状態を維持し、その後再び上昇すると
いうサイクルを繰返すようにしている。17は返
送コンベアで、これはラインコンベア11終端部
に至つた移送枠12を再びラインコンベア11の
始端部に戻すためのものである。18はフード1
9内に配設した垂直形の予熱コンベアで、これは
扉外板2の製造設備を設置した工場の2階と前記
ラインコンベア11を設置した1階とを結んで、
2階で製作された扉外板2を順次1階へ移送し、
且つその間においてフード19内に例えば約60℃
の熱風を吹き込んで扉外板2を約50℃に予熱する
ものである。20は予熱コンベア18内に扉外板
2を送り込むための搬入コンベア、21は予熱コ
ンベア18内から扉外板2をラインコンベア11
側へ移送する搬出コンベアである。
次に、上記構成の作用を説明する。まず、扉外
板2を搬入コンベア20に載置して予熱コンベア
18内に送り込む。そして、予熱コンベア18に
より約50℃に予熱されて搬出コンベア21により
送り出された扉外板2を順次ラインコンベア11
上の移送枠12内に収納する。すると、ラインコ
ンベア11の左方向への駆動により、移送枠12
ひいては扉外板2が注入ポートP1に至り、ウレ
タン樹脂注入装置13により扉外板2内に所定量
のウレタン原液が注入される。この後、この扉外
板2は加熱室14内の加熱ポートP2に至り、ウ
レタン樹脂が発泡して扉外板2内に充満する。そ
して、ウレタンフオームのタツクフリータイムが
経過する項になると扉外板2が加熱室14内から
出て温調室15内の冷却ポートP3に至る。ここ
では押え治具16が約10℃に冷却されていること
からウレタンフオームが約10℃に冷却され、ウレ
タンフオームの反応熱が奪われて内圧が低下する
ようになる。そして、ウレタンフオームのフオー
ムタイムが経過する項になると扉外板2が再加熱
ポートP4に至る。ここでは押え治具16が約45
℃に加熱されていることからウレタンフオームが
約45℃に再加熱され、これによりウレタンフオー
ムの硬化反応が促進されて表面の脆弱化が防止さ
れると共に骨格強度が高まる。この後、温調室1
5を出た移送枠12内から扉外板2を取り出し、
更に扉外板2に扉内側板3を取付けて断熱扉1が
完成する。
板2を搬入コンベア20に載置して予熱コンベア
18内に送り込む。そして、予熱コンベア18に
より約50℃に予熱されて搬出コンベア21により
送り出された扉外板2を順次ラインコンベア11
上の移送枠12内に収納する。すると、ラインコ
ンベア11の左方向への駆動により、移送枠12
ひいては扉外板2が注入ポートP1に至り、ウレ
タン樹脂注入装置13により扉外板2内に所定量
のウレタン原液が注入される。この後、この扉外
板2は加熱室14内の加熱ポートP2に至り、ウ
レタン樹脂が発泡して扉外板2内に充満する。そ
して、ウレタンフオームのタツクフリータイムが
経過する項になると扉外板2が加熱室14内から
出て温調室15内の冷却ポートP3に至る。ここ
では押え治具16が約10℃に冷却されていること
からウレタンフオームが約10℃に冷却され、ウレ
タンフオームの反応熱が奪われて内圧が低下する
ようになる。そして、ウレタンフオームのフオー
ムタイムが経過する項になると扉外板2が再加熱
ポートP4に至る。ここでは押え治具16が約45
℃に加熱されていることからウレタンフオームが
約45℃に再加熱され、これによりウレタンフオー
ムの硬化反応が促進されて表面の脆弱化が防止さ
れると共に骨格強度が高まる。この後、温調室1
5を出た移送枠12内から扉外板2を取り出し、
更に扉外板2に扉内側板3を取付けて断熱扉1が
完成する。
本発明は以上述べたように、ウレタンフオーム
の内圧を早期に低下させつつ骨格強度の高まりを
速めることがができるから、脱型時間を短縮化し
得て生産性に優れたウレタン発泡体の製造方法を
提供できる。
の内圧を早期に低下させつつ骨格強度の高まりを
速めることがができるから、脱型時間を短縮化し
得て生産性に優れたウレタン発泡体の製造方法を
提供できる。
第1図乃至第3図は本発明の第1実施例を示
し、第1図は一部破断して示す冷蔵庫の断熱扉の
斜視図、第2図は外殻体と共に示す成形型の縦断
面図、第3図はウレタン樹脂の発泡時の諸特性を
示す特性図、第4図は本発明の第2実施例を示す
製造工程図である。 図中、1は断熱扉(ウレタン発泡体)、4は外
殻体、5はウレタンフオーム、6は成形型、10
は通水パイプである。
し、第1図は一部破断して示す冷蔵庫の断熱扉の
斜視図、第2図は外殻体と共に示す成形型の縦断
面図、第3図はウレタン樹脂の発泡時の諸特性を
示す特性図、第4図は本発明の第2実施例を示す
製造工程図である。 図中、1は断熱扉(ウレタン発泡体)、4は外
殻体、5はウレタンフオーム、6は成形型、10
は通水パイプである。
Claims (1)
- 1 外殻体内に発泡性のウレタン樹脂を注入して
ウレタンフオームを内部に充満させるものにおい
て、前記外殻体内のウレタンフオームの温度を高
温、低温、高温の順に保持した後に脱型すること
を特徴とするウレタン発泡体の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57130855A JPS5920634A (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | ウレタン発泡体の製造方法 |
KR1019830003338A KR860001112B1 (ko) | 1982-07-27 | 1983-07-20 | 우레탄 발포체의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57130855A JPS5920634A (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | ウレタン発泡体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5920634A JPS5920634A (ja) | 1984-02-02 |
JPH035971B2 true JPH035971B2 (ja) | 1991-01-28 |
Family
ID=15044265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57130855A Granted JPS5920634A (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | ウレタン発泡体の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920634A (ja) |
KR (1) | KR860001112B1 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4960362A (ja) * | 1972-10-17 | 1974-06-12 |
-
1982
- 1982-07-27 JP JP57130855A patent/JPS5920634A/ja active Granted
-
1983
- 1983-07-20 KR KR1019830003338A patent/KR860001112B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4960362A (ja) * | 1972-10-17 | 1974-06-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR840005389A (ko) | 1984-11-12 |
KR860001112B1 (ko) | 1986-08-13 |
JPS5920634A (ja) | 1984-02-02 |
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