JPH0359395B2

JPH0359395B2 -

Info

Publication number: JPH0359395B2
Application number: JP57148559A
Authority: JP
Inventors: Kazumi Kamoi
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 1982-08-27
Filing date: 1982-08-27
Publication date: 1991-09-10
Also published as: JPS5938678A

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、アナログ電子時計にタイマーを附与
した場合の、タイマーの設定時間を確認する方式
の改良に関する。

アナログ電子時計に簡単にタイマーを附与する
方式については種々考えられる。タイマーの設定
時間を液晶等の表示素子を用いて表示しても良い
が、時間合わせの構造が複雑となり使用上も容易
には使えない。又、液晶等の表示素子と文字板と
の異和感のためデザイン的にも劣る。

第１図は、アナログ電子時計に於いて、プツシ
ユ式の外部操作部材４をスイツチとして用い、外
部操作部材４を押した回数Ｎを回路的に記憶し、
１プツシユ＝１分と設定した場合にはＮ分後にタ
イマーとしての役をはたすように構成したもので
ある。

しかし、この方式に於いては、タイマーの設定
時間を外部から明確に確認する方法がないという
欠点を有している。

本発明は、かかる欠点を除去するもので、その
目的は、タイマーの設定時間が視覚で確認でき、
しかも、使用上も容易に使うことができ、しかも
デザイン的に優れたタイマー付アナログ電子時計
を提供することにある。

以下実施例に基づき本発明を詳細に説明する。

第２図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。

以下、第２図の各構成要素について説明する。

発振回路１，分周回路２、分周回路３、チヤタ
リング防止回路６、ステツプモータ駆動パルス成
形回路８、ステツプモータ９、輪列１０、時、
分、秒針１１は、水晶振動子を時間基準源とする
クオーツ式アナログ時計を例に周知であるので詳
細な説明を省く。

４はプツシユ式の外部操作部材であり、プツシ
ユしたときに、通常は“Low”にプルダウンさ
れている端子ａが“Hi”になる。５はリユウズ
式の外部操作部材であり、１段目、２段目、３段
目の３状態を有し、１段目では端子ｂ、端子ｃが
共に“Low”を維持し、２段目では端子ｂが
“Hi”となり、３段目では端子ｃが“Hi”とな
る。又、３段目では時分針の針合わせができるよ
うに構成されている。

スイツチ制御回路７は、外部操作部材４がプツ
シユされたときに瞬間的に“Hi”となる信号
Sa′と、外部操作部材５が１段目及び３段目のと
きは“Low”で２段目のときは“Hi”となる信
号Sbと、外部操作部材５が１段目及び３段目か
ら２段目に操作されたとき瞬間的に“Hi”とな
る信号Sb′と、外部操作部材５が１段目及び２段
目の時は“Low”で３段目のとき“Hi”となる
信号Scとを出力する。

１２，１３，１４，１５，１６，１７はタイマ
ー部である。

秒カウンター１２はタイマーがスタートされる
と、CP端子より入力する１Hz信号φ₁をカウント
する60進カウンターで、Ca端子より１分信号
φminを出力し、Ｒ端子に入力する信号Sb′が
“Hi”になるとリセツトされる。

分カウンター１３は、タイマーの設定信号Se
によりアツプされ、１分信号φminによりダウン
される60進のアツプダウンカウンターであり、信
号Sb′が“Hi”になるとリセツトされ、状態が59
から０になるとアツプキヤリーUcaが瞬間的に
“Hi”になり、状態が０から59になるとダウンキ
ヤリーDcaが瞬間的に“Hi”となる。

時カウンター１４は、分カウンター１３のアツ
プキヤリーUcaによりアツプされ、ダウンキヤリ
ーDcaによりダウンされる２進のアツプダウンカ
ウンターであり、信号Sb′が“Hi”になるとリセ
ツトされる。

タイマー０検出回路１５は、分カウンター１３
と時カウンター１４の状態が共に０になつた瞬間
にだけ“Low”から“Hi”となる信号O_T′と、分
カウンター１３と時カウンター１４の状態が共に
０のときは“Hi”で他のときは“Low”となる
信号O_Tを出力する。

ブザー鳴鐘回路１６は信号O_T′が“Hi”となつ
た瞬間から１秒間ブザー１７を鳴錘するように構
成されている。

ブザー１７としては圧電式ブザー及び電磁式ブ
ザー等が考えられる。

秒針位置カウンター１８は、秒針の指示位置を
記憶するための60進カウンターで、モータ駆動信
号φ_Mをカウントし、信号Scが“Hi”となるとリ
セツトされる。従つて、時分針の針合わせを秒針
が０位置にあるとき行なえば、秒針の０位置と秒
針位置カウンター１８の０が一致する。

一致検出回路１９は、分カウンター１３と秒針
位置カウンター１８の状態を比較し、内容が一致
しているときには“Hi”で他の時は“Low”と
なる一致信号Yeを出力する。

内部時刻カウンター２０は、本来の時刻を知る
ための8192進カウンターであり、１Hz信号φ₁を
カウントし、信号Sb′が“Hi”になるとリセツト
される。

表示時刻カウンター２１は、時・分・秒針１１
の表示位置を知るための8192進カウンターであ
り、内部時刻カウンター２０と全く同様に構成さ
れ、モータ駆動信号φ_Mをカウントし、信号Sb′が
“Hi”になるとリセツトされる。

比較回路２２は、内部時刻カウンター２０と表
示時刻カウンター２１の内容を比較し、通常は
“Low”で内部時刻カウンター２０の状態が表示
時刻カウンター２１の状態よりも大きいときに
“Hi”となる信号Slargeと、内部時刻カウンター
２０の状態と表示時刻カウンター２１の状態が一
致しているときには“Hi”となり他のときは
“Low”となる信号S_Yを出力する。

モータ駆動制御回路２３は、信号Sb、信号O_T、
信号Ye、信号Slarge、信号、信号S_Yの論理状態
により、１Hz信号φ₁又は16Hz信号φ₁₆を、モータ
駆動信号φ_Mとして出力する。

尚、２４，２５，３７はインバータ、２６，２
７，２８はANDゲートである。

以上で第２図の各構成要素についての説明を終
わり、次に、第３図に第２図のモータ駆動制御回
路２３の具体的構成例を示した説明をする。

第３図に於いて、２９，３０，３１はインバー
タ、３２，３３，３４，３５はANDゲート、３
６はORゲートである。又、端子I₁にはスイツチ
制御回路７から出力される信号Sbが、端子I₂には
一致検出回路１９より出力される信号Yeが、端
子I₃にはタイマー０検出回路より出力される信号
O_Tが、端子I₄には比較回路２２から出力される信
号Slargeが、端子I₅には比較回路２２から出力さ
れる信号S_Yが、端子I₆には分周回路２より出力さ
れる16Hz信号φ₁₆が、端子I₇には分周回路３より
出力される１Hz信号φ₁が入力する。

又、モータ駆動信号φ_Mを出力する端子O₁は、
秒針位置カウンター１８及び表示時刻カウンター
２１及びステツプモータ駆動パルス成形回路８に
接続される。

ANDゲート３２は、信号Sbが“Hi”でかつ信
号Yeが“Low”のときに16Hz信号φ₁₆をモータ駆
動信号φ_Mとして選択する。

ANDゲート３３は、信号Sbが“Low”、かつ
信号Yeが“Low”、かつ、信号O_Tが“Low”の
ときに16Hz信号φ₁₆をモータ駆動信号φ_Mとして選
択する。

ANDゲート３４は、信号Sbが“Low”、かつ、
信号O_Tが“Hi”、かつ信号Slargeが“Hi”のと
きに16Hz信号φ₁₆をモータ駆動信号φ_Mとして選択
する。

ANDゲート３５は、信号Sbが“Low”かつ、
信号O_Tが“Hi”かつ、信号S_Yが“Hi”のときに
１Hz信号φ₁をモータ駆動信号φ_Mとして選択する。

以上で第３図の説明を終わり、次に第２図のブ
ロツク図により、本実施例によるタイマー付アナ
ログ電子時計の動作を説明する。

通常時刻表示中（時・分・秒針は１Hz運針を
し、現在時刻を表示している）に、外部操作部材
５が１段目から２段目に引きだされると、信号
Sb′が瞬間的に“Hi”となり秒カウンター１２及
び分カウンター１３及び時カウンター１４及び内
部時刻カウンター２０及び表示時刻カウンター２
１がリセツトされ、同時に信号Sbが“Hi”とな
りタイマーセツトモードとなる。

この時、分カウンター１３がリセツトされるた
め秒針位置カウンター１８との一致がはずれ、一
致検出回路１９から出力される信号Yeは“Low”
となる。従つて、モータ駆動制御回路２３は第３
図のANDゲート３２により、秒針の指示位置
（秒針位置カウンター１８）が分カウンター１３
の内容（この場合は０分）と一致するので、16Hz
信号φ₁₆をモータ駆動信号φ_Mとして選択する。

タイマーセツトモード中（Sbが“Hi”）に、外
部操作部材４が１プツシユされると信号Sa′が瞬
間的に“Hi”となり、ANDゲート２８よりセツ
ト信号Seが出力され、分カウンター１３がアツ
プされる。この時にも分カウンター１３と秒針位
置カウンター１８の一致がはずれ、信号Yeが
“Low”となり、モータ駆動制御回路２３は第３
図のANDゲート３２により、秒針の指示位置
（秒針位置カウンター１８）が分カウンター１３
の内容と一致するまで（この場合は秒針が１ステ
ツプ送られるまで）、16Hz信号φ₁₆をモータ駆動信
号φ_Mとして選択する。すなわち、外部操作部材
４が１プツシユされ、分カウンター１３がアツプ
される度に、秒針も１ステツプ送られ、タイマー
セツトモード中には、秒針は常にタイマー設定時
間の位置を指示していることになる。

尚、タイマーの設定時間は、時カウンターQ₁
の出力が“Hi”になるとANDゲート２８からセ
ツト信号Seが出力されなくなるため、最大60分
である。

タイマーのセツトを終了して、外部操作部材５
が２段目から１段目に戻され、信号Sbが“Low”
になると、ANDゲート２６の出力が“Hi”にな
り、１Hz信号φ₁がANDゲート２７を通過し秒カ
ウンター１２に入力しタイマーがスタートとす
る。秒カウンター１２からはタイマーがスタート
してから１分ごとに１分信号φminが出力され、
分カウンター１３をダウンする。

この時、分カウンター１３と秒位置カウンター
１８の一致がはずれ信号Yeが“Low”となり、
モータ駆動制御回路２３は第３図のANDゲート
３３により、秒針の指示位置（秒針位置カウンタ
ー１８）が分カウンター１３の内容に一致するま
で、16Hz信号φ₁₆をモータ駆動信号φ_Mとして選択
する。従つて、秒針はタイマーの残り時間が１分
減るたびに、16Hzで59ステツプ早送りされ、再び
タイマーの残り時間の位置を指示することにな
る。すなわち、秒針は16Hzで早送りされていると
き以外は常にタイマーの残り時間を指示するので
ある。

分カウンター１３と時カウンター１４が共に０
（タイマーの残り時間が０）になると、タイマー
０検出回路１５より出力される信号O_Tが“Hi”
になり、ANDゲート２６の出力が“Low”にな
るため、ANDゲート２７が１Hz信号φ₁を通過さ
せず、タイマーがストツプする。同時に信号
O_T′が瞬間的に“Hi”となり、ブザー鳴鐘回路１
６はブザー１７を１秒鳴鐘させ、タイマーが終了
したことを知らせる。

タイマーが終了したとき（O_Tが“Hi”）、内部
時刻カウンター２０が表示時刻カウンター２１よ
りも大きな値であれば比較回路２２から出力され
る信号Slargeが“Hi”となつているため、モー
タ駆動制御回路２３は第３図のANDゲート３４
により、内部時刻カウンター２０と表示時刻カウ
ンターが一致して、信号Slargeが“Low”にな
るまで、16Hz信号φ₁₆を選択する。

又、タイマーが終了したとき、内部時刻カウン
ター２０が表示時刻カウンター２１よりも小さな
値であれば、信号Slargeと信号S_Yは共に“Low”
であるためモータ駆動制御回路２３からは、信号
S_Yが“Hi”になるまでは、モータ駆動信号φ_Mは
出力されない。

又、タイマーが終了したとき現在時刻（内部時
刻カウンター２０）と表示時刻（表示時刻カウン
ター２１）が一致すると、信号S_Yが“Hi”とな
り、モータ駆動制御回路２３は第３図のANDゲ
ート３５により、１Hz信号φ₁をモータ駆動信号
φ_Mとして選択する。

従つて、タイマー終了時に、表示時刻が現在時
刻よりも遅れているときには両者が一致するまで
ステツプモータ９が16Hzで駆動され、表示時刻が
現在時刻よりも進んでいるときには両者が一致す
るまでステツプモータ９は駆動されず、表示時刻
が現在時刻に一致するとステツプモータ９が１Hz
で駆動され、通常時刻表示に戻る。

以上第２図の様に構成すると、タイマーセツト
中は秒針がタイマー設定時間を指示し、タイマー
作動中は秒針がタイマー残り時間を指示し、タイ
マー終了後には現在時刻と表示時刻が一致するタ
イマー付アナログ電子時計が可能となる。

以上で本実施例の説明を終わる。

本発明は、タイマーの設定用外部操作部材の操
作により設定されたタイマーの設定時間を指針の
表示位置により表示することにより、タイマーの
設定時間が視覚でアナログ的に確認でき、しかも
デジタル式タイマーのような複雑な操作なしに容
易に使うことができ、しかも液晶等の表示素子を
用いないですむためデザイン的にも優れたタイマ
ー付アナログ電子時計が可能となり、実用上極め
て効果の大きいものである。

尚、本発明の実施例では、外部操作部材の１プ
ツシユにより分単位の設定を行なう例で述べた
が、外部操作部材を長い時間（例えば１〜２秒以
上）押すことにより、タイマーの設定を早く行な
い、これに対応して指針を早送りして設定時間を
表示することも可能である。

又、本発明の実施例に於いては、ステツプモー
タの早送り用の信号として16Hz信号を用いている
が、16Hz信号に限らず１周期がステツプモータの
過渡振動期間よりも大きくさえあれば、早送り用
の信号としてどのような周波数の信号を用いても
良い。

又、本発明の実施例に於いては、タイマー終了
時に、表示部の表示時刻が現在時刻よりも進んで
いるときには、ステツプモータを駆動させずに現
在時刻が表示時刻に追いつくのを待つているよう
に構成されているが、他の方法としてステツプモ
ータを逆転させても良い。

又、本発明の実施例に於いては、タイマーのリ
セツト及びセツト及びスタートにリユーズ式の外
部操作部材５を関与させているが、タイマーのリ
セツト及びセツト及びスタートに関する外部操作
部材の構成は自由である。例えば、プツシユ式の
外部操作部材４の操作時間とタイマーのカウンタ
ーの状態を組み合わせることによつても、タイマ
ーのリセツト及びセツト及びスタートは可能であ
る。

又、本発明はタイマーに限らずアラームにも応
用が可能である。例えば、本発明の実施例に於い
てはタイマーの設定単位が１分であつたが、これ
を12分又は24分とすれば、秒針により０時〜12時
又は０時〜24時の表示が可能となり、アラームの
目安として用いることができる。

以上説明したように、本発明によれば、設定モ
ードに移行すると、表示位置カウンターの計数値
とタイマー回路の設定時間の比が所定値に達する
まではモータ制御回路が早送り信号をモータに供
給し、上記所定値に合致すると計数値対応判別手
段による停止信号に基づき駆動信号の供給を停止
するので、表示針はタイマー回路の設定値に所定
値の比率で対応した位置に停止する。ここで、タ
イマー回路の設定値が変更されると、再び早送り
信号の供給とその後の停止が繰り返されるので、
表示針は常にタイマー回路の設定時間を表示す
る。この結果、使用者は、タイマー設定モードで
あることを上記の表示針の通常とは異なる動作
（停止若しくは早送り）によつて知ることができ
るとともに、表示針の位置により設定時間を確認
しながらタイマーの設定を行うことができる。

タイマー回路が減算動作している場合には、上
記設定時間の表示と同様に、タイマー回路の計数
値が時間経過とともに減少するのに伴い、表示位
置カウンターの計数値とタイマー回路の計数値の
比が所定値からはずれるので、上述の早送り、停
止動作が繰り返され、表示針の停止位置がタイマ
ー回路の計数値の減少と対応して戻つていく。し
たがつて、使用者はタイマー回路の設定時間の残
り時間を表示針の停止位置によつて知ることがで
きる。

タイマー回路の設定時間が経過すると終了信号
が供給され、これ以降、モータ選択回路は、基準
カウンターの計数値が表示移動量カウンターの計
数値より大であれば、計数値比較判別手段による
復帰信号Ａに基づき前記駆動信号を前記早送り信
号とするから、表示針が早送りされることによつ
て、表示時刻の遅れが取り戻される。表示時刻の
遅れが解消された時点で表示移動量カウンターの
計数値が基準カウンターの計数値と一致すると、
復帰信号Ｏが供給され、モータ選択回路が駆動信
号として標準信号を出力するので、通常の時刻表
示となる。一方、タイマー終了時に表示時刻が先
行している場合には、復帰信号Ｂに基づきモータ
選択回路は前記駆動信号の供給を停止し、表示針
は停止する。この状態で時刻が経過して表示時刻
に合致すると基準カウンターの計数値が表示移動
量カウンターの計数値に一致するので、計数値比
較判別手段の復帰信号Ｏに基づき標準信号が出力
されて時刻表示に復帰する。

このように、本願発明では、タイマー設定及び
その動作中において、タイマー回路の設定時間及
び残り時間を表示針の停止位置によつて表示する
ことが可能となり、一方、タイマー動作終了後の
通常時刻表示への復帰も自動的に行われる。これ
らの機能は、時刻表示に用いられる標準信号と早
送り信号の２種類の信号のみで表示針を駆動する
ことによつてなされるから、回路の簡素化、低コ
スト化が図れる。特に、タイマー回路の残り時間
表示が表示針を逆回転せずになされるので、表示
針の逆回転信号を形成するための波形成形回路を
設けること、及びステツプモータを逆回転可能な
構造とすることが不要であり、回路及び機構上の
大幅な簡易化及びコストの低減が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図…本発明を用いたタイマー付アナログ電
子時計の外観図。第２図…本発明の一実施例を示
すブロツク図。第３図…第２図のモータ駆動制御
回路２３の具体的構成例。１：発振回路、２，３：分周回路、４，５：外
部操作部材、６：チヤタリング防止回路、７：ス
イツチ制御回路、８：ステツプモータ駆動パルス
成形回路、９：ステツプモータ、１０：輪列、１
１：時・分・秒針、１２：秒カウンター、１３：
分カウンター、１４：時カウンター、１５：タイ
マー０検出回路、１６：ブザー鳴鐘回路、１７：
ブザー、１８：秒針位置カウンター、１９：一致
検出回路、２０：内部時刻カウンター、２１：表
示時刻カウンター、２２：比較回路、２３：モー
タ駆動制御回路。

Claims

【特許請求の範囲】１駆動信号に基づき表示針を駆動するモータ
と、該駆動信号に基づき計数する表示位置カウンタ
ー及び表示移動量カウンターと、設定モードにて変更可能な設定時間を標準信号
に基づき計数し該計数終了状態で終了信号を供給
するタイマー回路と、該標準信号に基づき計数する基準カウンター
と、外部からの入力によりタイマー設定モードに移
行したとき前記表示移動量カウンターとタイマー
回路と基準カウンターとにリセツト信号を出力す
る手段と、該タイマー回路と該表示位置カウンターの計数
値が所定値に合致すると停止信号を供給する計数
値対応判別手段と、該基準カウンターと該表示移動量カウンターの
計数値の大小関係を比較判別し基準カウンターの
計数値が大きいことを示すＡ信号、表示移動量カ
ウンターの計数値が大きいことを表示するＢ信
号、あるいは両者が等しいことを表示するＣ信号
を出力する計数値比較判別手段と、該標準信号又は早送り信号を該駆動信号として
選択給断するモータ制御回路とを有し、前記設定移行後に前記モータ制御回路は前記停
止信号の有無に基づき該停止信号が出力されるま
で早送り信号を前記表示位置カウンターと前記表
示移動量カウンター及び前記モータに出力し、前
記終了信号の出力に基づき、前記計数値比較判別
手段がＡ信号を出力したときに早送り信号を表示
時刻カウンターとモータに出力し、前記Ｂ信号を
出力したときに前記駆動信号の供給を停止し、前
記Ｃ信号を出力したとき前記駆動信号を前記標準
信号とすることを特徴とするタイマー付アナログ
電子時計。