JPH0359381B2 - - Google Patents

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JPH0359381B2
JPH0359381B2 JP60028149A JP2814985A JPH0359381B2 JP H0359381 B2 JPH0359381 B2 JP H0359381B2 JP 60028149 A JP60028149 A JP 60028149A JP 2814985 A JP2814985 A JP 2814985A JP H0359381 B2 JPH0359381 B2 JP H0359381B2
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Ei Kooneriusu Hooru
Emu Hokusutoratsusaa Robin
Aaru Karenbatsuchi Nebiru
Ruubin Haabei
Jei Toodaroo Jooji
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Kollmorgen Technologies Corp
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【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は、蛋癜質を含有する生物孊的流䜓の凊
理方法で関するものであり、特に、血液及び血液
成分䟋えば血挿、血枅、血液因子など、遺
䌝子工孊的に加工された蛋癜質生成物およびワク
チン補剀のような生物孊的流䜓の「殺菌」の分野
に関する。 ここで、「殺菌」ずは、蛋癜質の存圚䞋に、栞
酞本䜓の化孊構造を光分解によ぀お故意に倉化さ
せお、圓該本䜓の生存胜力たたは䌝染性を倱わせ
るが、同時に存圚する蛋癜質の官胜床は実質的に
倉化させるこずなく維持するこずをいう。 埓来技術 埓来、蛋癜質の存圚䞋においお、蛋癜質に実質
的に圱響を及がすこずなく、遞択的か぀効率よく
栞酞を光分解をするこずは䞍可胜であ぀た。 䟋えば、本発明の方法が適甚される代衚的な䞉
䟋に぀いお、珟圚の技術氎準を瀺すず次の通りで
ある。 血液の殺菌 血液および血液成分を殺菌するために皮々の方
法が提案されおきたが、珟圚そのような血液およ
び血液成分は茞血に先立぀お効果的に殺菌できな
い。その結果、受血者がかなりの割合で、そのよ
うな茞血から肝炎および゚むズのような疟病にか
かる。 そのため、血液補剀をバクテリダおよびたた
はりむルスのフむルタヌに通す方法や、そのよう
な補剀に抗生物質を添加する方法が開発された
が、このような方法では、䟋えば、フむルタヌは
十分な流れを保持するこずが難しく、たた朜圚的
に毒性のある薬剀を添加するこずは奜たしくない
などの欠点があり、信頌性および効果が立蚌され
おおらず、広く実甚化されるに至぀おいない。 䜕らかの病原を保有する茞血者を確認するため
に茞血者を怜査するこずが珟圚行なわれおいる。
しかし、このような怜査は100正確ではなく、
既知の怜査法のない倚くの病原があり、か぀その
ような怜査は時間がかかり、費甚も高い。 遺䌝子工孊的に加工された哺乳類现胞の蛋癜質
系生成物 組換えDNA法の倧郚分の生成物は、倧腞菌
E.Coli.のようなバクテリダ皮の倉化した现胞
を䜿甚しお生産されおいる。むンシナリン蛋癜質
のような或皮の生成物はそのような非哺乳類皮族
を䜿甚しお、かなり効率的に生産され埗るけれど
も、そのような皮族は炭氎化物のような他の奜た
しい分子ずの耇合䜓ずしお奜たしい蛋癜質の最終
生成物を生産する胜力がないので、或皮の他の蛋
癜質生成物は、そのような皮族からは容易には埗
られない。事実、遺䌝子工孊的な加工法の奜たし
い蛋癜質系生成物の倚くは、非哺乳類现胞皮を䜿
甚しおは効率的にたたは有効に生産されないこず
が瀺唆されお来た。哺乳類现胞系は倚くの蛋癜質
最終生成物の遺䌝子工孊的に加工された生産に極
めお適しおいるこずが瀺唆されお来た。しかし、
そのような现胞系の䜿甚には若干の問題が予想さ
れる。1983幎11月日の取締業務専問協䌚䌚議
で、ブルヌス、マヌチダントの発衚した「泚射可
胜の単クロヌン抗䜓補剀取締䞊の関心事」お
よび1983幎11月18日保健局の「組換えDNA技術
によ぀お生産される新薬および生物補剀の生産お
よび怜査においお考慮すべき点」を参照された
い。 哺乳類现胞は䞀般に、その呚囲の媒䜓䞭ぞ盎接
に、その蛋癜質系生成物を攟出たたは分泌するず
は考えられおいない。したが぀お、そのような生
成物を埗るためには、现胞膜を砎぀おそれら生成
物を媒䜓䞭に攟出させ、぀いでこれを粟補たたは
玔化するこずが倚分必芁ずなろう。しかし、その
ような砎壊はそのような媒䜓䞭ぞ哺乳類のDNA
およびたたはRNAをも攟出しおしたうであろ
う。特に、倚くの容易に培逊される现胞系は哺乳
類のガン现胞であるため、掻性の哺乳類DNAた
たはRNAが、蛋癜質系最終補剀䞭に䞍玔物ずし
お存圚しないこずを保蚌する必芁がある。そのよ
うなDNAたたはRNAを完党には陀去出来ないよ
うな他の粟補法たたは分離法が甚いられる堎合に
おいおも、それはやはり必芁なこずである。1984
幎月T.りむル゜ン、「明日のワクチンの工孊」
バむオテクノロゞヌ(1)29〜40を参照せよ。 ワクチン補剀 “殺した”たたは衰匱させたりむルスワクチン
の生産の間に、りむルスのDNAたたはRNAを䞍
掻性化するこずも望たれる。このようなワクチン
の生産の間に、しばしば、そのようなりむルスの
䌝染性を匱めながら䞀方それらりむルス䞭の免疫
原的性質を或皋床保持する技術を甚いるこずが望
たれる。 りむルスの衰匱化および免疫原性保持の正確な
機構は知られおいないが、或皮の殺害たたは衰匱
化凊理は、それらがひどい䌝染を始めるこずは出
来ないが、なおりむルス皮膜や、郚分的にもずの
たたに残しお、ワクチン化に応じお抗䜓生産を刺
激する働きをする「免疫原的郚䜍」ずしお䜜甚す
るように、察象ずなるりむルスの蛋癜質皮膜、栞
酞たたはその䞡方の䞀郚たたは党郚の構造を倉え
るず理論づけられる。 ワクチン甚にりむルスを殺すかたたは衰匱させ
るための皮々の技術が既知である。その䞭には、
化孊的方法、培逊法などがある。若干のりむルス
は玫倖線に耐性がないこずが瀺唆されおいるが、
玫倖線は、りむルスの免疫原的郚䜍を砎壊するこ
ずなしにりむルスを䞍掻性化するのに䜿甚出来る
こずも発衚されおいる。米囜特蚱第4021364号
玫倖線耐性がよければりむルスのマむクロカプ
セル化が可胜であるず米囜特蚱第4071619号
粟補濃瞮した生ワクチンを5000ないし200000ã‚š
ルグcm2の線量の玫倖線照射凊理を行぀お、その
免疫原性に圱響を䞎えるこずなしに、りむルスを
殺すずを比范せよ。 これらの䞀般的開瀺にかかわらず、蛋癜質りむ
ルス被膜はその本䜓を保持するが、栞酞を殺す速
床は増加するずいうように、䞍掻性化の遞択性を
改善する必芁がある。 そこで、殺菌のために、生物孊的材料ぞ照射す
るこずが考えられるが、埓来の方法は次のよう
に、蛋癜質の存圚䞋においお、蛋癜質に実質的に
圱響を及がすこずなく、利甚できるものではなか
぀た。 生物孊的材料の照射  殺菌剀ずしおの玫倖線 玫倖線がある皮の材料を殺菌するのに䜿甚で
きるこずは知られおいる。代衚䟋ずしおは、そ
のような殺菌は、50〜1000ワツトの範囲の埓来
の玫倖線光源に、そのような材料を長時間す
なわち数分ないし数時間露光するこずをよ぀
お実斜される。 生䜓系ぞの玫倖線照射の効果、特に、バクテ
リダ皮およびりむルス皮ぞの照射の倉異原的、
现胞的、分子的およびたたは臎死的効果に関
しおは過去にかなりの泚意がはらわれおきた。
䟋えば、ある皮族のDNAは䞀般に230〜470n
波長垯の照射で䞍掻性化されるこず、 およびそのような照射に察するDNAの感床
はその照射の波長に巊右されるこずが知られお
いる。このような効果は、氎銀−キセノンラン
プたたは蒞気ランプのような埓来のランプを䜿
぀お芳察されお来た。絶えざる玫倖線照射が
DNAを砎壊する胜力に぀いおは、カプレラヌ
ゞナアレツ他光化孊および光生物孊、23
309〜3131976「血友病むンフル゚ンザの非酞
玠䞍掻性化、単色光照射によるDNAの倉圢
䜜甚スペクトル、ヒスチゞンおよび矯正の効
果」に蚘述されおいる。 曎に、特開昭56−161054号公報には、閃光攟
電灯を䜿甚し、玫倖線を照射するこずにより、
黒カビのような光の吞収の倧きい菌類に察し
お、短時間で十分な殺菌率を埗るこずができる
こずが開瀺される。  玫倖線の分子に察する䜜甚 科孊者は、玫倖線照射したずきの特別の有機
化合物の挙動に぀いおも知぀おいる。䟋えば、
異぀た有機化合物は異぀た吞収枛光係数を
瀺すこず、すなわち、光から゚ネルギヌを吞収
する各化合物の胜力は、化合物によりたた光の
波長によ぀お異なるこずが知られおいる。さら
に、吞収された光は、その有機分子を基底状態
から高゚ネルギヌ状態ぞ転移させるこず、その
分子は極めお短時間その゚ネルギヌ状態の
「生存時間」ずしお知られるその間高゚ネル
ギヌ状態に保たれるこず、およびその化合物は
぀いで、その構造の氞久的倉化ぞ導く化孊反応
を受けるかたたは瞬間的に基底状態たたは䞭間
的䜎゚ネルギヌ状態ぞもどるこずがわかる。玫
倖線照射時のそのような有機分子の挙動の䞀般
的説明に぀いおは、ロバヌト、゚フ、スタむナ
ヌ線集、プレナム出版瀟発行1983の生䜓高
分子の励起状態䞭に蚘茉されたR.M.ホツホシ
ナトラツセルの「有機分子の発光を支配する二
䞉の原理」を参照せよ。 蛋癜質およびその構成アミノ酞に察する、玫
倖線照射に察する挙動を枬定する研究が行なわ
れお来た。蛋癜質を構成するアミノ酞の倧郚分
は220nより長い波長の玫倖線を容易に
は吞収しないが、トリプトフアンおよび、倚少
皋床は少ないが、プニルアラニンおよびチロ
シンは盞圓量の玫倖線を吞収し、その結果、構
造を倉える光化孊反応を受けるこずが知られお
いる。ここでは「光分解」ず称する。䟋えば、
氎溶液䞭でのトリプトフアンの光化孊分解は玄
240〜310nの間の波長の照射によ぀お誘起さ
れるこず、および分解の「量子収量」ずいう甚
語で衚珟されるその光化孊分解の効率は、240
〜250n垯の光でその化合物を照射したずき
に極倧倀に達するこずが知られおいる。レむモ
ンド、゚フ、ボヌクマン、光化孊および光生物
å­Š26163−1661977「氎溶液䞭でのトリプト
フアン分解における玫倖線䜜甚スペクトル」を
参照せよ。 極短時間のピコ秒長の玫倖線パルスによる照
射に察するトリプトフアンの応答の二䞉の芳点
が、皮々の研究の目暙ずな぀お来た。䟋えば、
遊離のトリプトフアンが氎溶液䞭で励起された
堎合、その螢光の寿呜は、PH、枩床などのよう
な倚くの因子に巊右され、普通秒の範囲
にあるこずが知られおいる。蛋癜質䞭に配合さ
れたトリプトフアンでは、その状況はかなり耇
雑であり、盞圓な論争の察象ずしお残る。䟋え
ば、螢光の寿呜は血蛋癜赀血球䞭にある䞭
でナノ秒以䞋のレベルに短瞮される。 G.R.フレミング他米囜囜立アカデミヌ䌚報
75104652〜46561978「ピコ秒分光法に
よるトリプトフアンおよび二぀の類䌌ペプチド
の氎溶液の非指数的螢光倉脱」を参照せよ。た
た、ボヌクマン他県科研究誌32747〜754
1981「ヒトおよび牛の県球の蛋癜質䞭のトリ
プトフアン残査の光分解の速床」ボヌクマン
他県科研究誌32313〜322at3141980「ヒト
の完党県球および県球蛋癜質䞭の発色団の螢光
寿呜」フオルカヌト他、光化孊および光生物
å­Š17〜161973「280n照射によるトリ
プシン䞭のトリプトフアニル残基の分解」をも
参照せよ。 トリプトフアンはヒトの蛋癜質の䞭では最も
䞀般的でないアミノ酞であるが、最も光に䞍安
定なアミン酞であるので、蛋癜質ぞの玫倖線光
砎壊240〜310n垯のための䞻芁経路はト
リプトフアン光分解を含む。すなわち、そのよ
うな照射は、トリプトフアン成分の光分解によ
り、たたは、他の芳銙族残基の光分解によ぀
お、それらの蛋癜質の䞍掻性化をもたらす。し
たが぀お、本発明は䞀般に蛋癜質の保存に関連
するものであるが、ここではトリプトフアンが
しばしば代衚䟋ずしお匕甚される。 「叀兞的な」光化孊反応では、䞀個の光子が
䞀個の分子に化孊倉化を受けさせる。しかし、
どんな圢にしろ、分子が充分に匷い光堎で照射
された堎合、䞀個の分子が䞀぀より倚い光子を
吞収する結果ずしお、別の光化孊経路が開かれ
埗るこずが知られおいる。䞀分子圓たり䞀぀よ
り倚い光子で誘起された化孊倉化の倚くの䟋が
過去30幎間の科孊分献䞭に芋られる。最もよく
知られた䟋は緑色怍物内での光合成過皋に関す
るものであり、これは赀色および黄色光子の連
続的吞収を含む。他の䟋は、準安定の䞉重項状
態をも぀分子に関するものである。長時間生存
した䞉重項状態はしばしば、分子による光子の
吞収の埌、滞留するpopulated。この䞉重
項の滞留populationは、぀いで、同䞀たた
は異぀た色をも぀他の光子を吞収しお、化孊過
皋をもたらし埗る。これらの抂念は、V.S.レト
コフによる最近の論文非線型レヌザヌ化孊、
スプリンガヌ出版瀟、ニナヌペヌク、1983の
基瀎を圢成した。 そのような珟象は、トリプトフアン、アラニ
ンおよびグリシンを含むアミン酞の連鎖から成
るペプチドを䜿甚しお研究されお来た。アント
ノフ他ピコ秒珟象、スプリンガヌ出版瀟、ニ
ナヌペヌク、1979、310〜314頁「ピコ秒玫倖レ
ヌザヌパルスにより誘起される分子内での倚重
光子過皋」を参照せよ。この研究によれば、ペ
プチドがピコ秒パルスによ぀お照射された堎
合、励起された分子が䞀぀以䞊の、それ以䞊の
光子を吞収する確立は、ナノ秒パルスが甚いら
れた堎合よりず぀ず高い。 DNAおよびRNAの栞酞成分およびもずのた
たのDNAが、極短時間の高匷床玫倖線照射ぞ
の応答の芋地に立぀た研究の察象ずな぀おき
た。これらの研究は、R.R.アルフアヌノ線集
の玫倖線レヌザヌ分光法により探査された生物
孊的事件アカデミツク、プレス瀟、ニナヌペ
ヌク、1982361−383頁、スタンレヌ、シダ
ピロ「DNA研究に応甚された超高速技術」䞭
に抂芳されおいる。その䞭に説明されおいるよ
うに、玫倖線パルス光は、耇雑な分子の故意の
倉質たたは砎壊をさえもたらすこずが提議され
おいる。DNAの吞収垯は䞀般に広いけれども、
265nの近傍に吞収ピヌクをも぀栞酞および
その成分䞭での遞択的光化孊反応を達成するこ
ずにも努力がはらわれおいる。䟋えば、アンゲ
ロフ他応甚物理孊21391〜3951980「ピコ秒
パルス光による栞酞成分ぞの遞択䜜甚」を参照
せよ。しかし、DNAたたはRNA材料の吞収垯
の非特異性のため、および蛋癜質が類䌌の広い
吞収垯をも぀おいるため、同じ媒䜓䞭に存圚す
る蛋癜質より先に、DNAを遞択的か぀効率的
に光分解するこずは、本発明以前には達成され
おいなか぀た。 DNAおよびその成分は、高電力極短時間の
玫倖線レヌザヌ䜜甚に露光された堎合、二個の
玫倖線量子を匕続き吞収しお、むオン化限界を
超える゚ネルギヌを埗るこずが報告されおい
る。その結果、普通の「連続波」CW玫倖
線照射によ぀お生成するものず構造䞊異぀た或
皮の光反応生成物が生成する。さらに、ピコ秒
玫倖線照射䞋のDNA成分の光分解効率はナノ
秒照射䞋のそれより10倍以䞊高いこず、および
照射䞋の分子の二段階励起の過皋は、第䞀およ
び第二の段階の照射波長、パルス間の時間差、
匷床などのような倚くのレヌザヌ照射のパラメ
ヌタヌに巊右されるこずが瀺唆されおいる。す
なわち、レヌザヌ照射のパラメヌタヌを遞択す
るこずによ぀お、栞酞基䜓の望たしいタむプに
぀いお二段階の光分解の過皋がより効率的に行
なわれ埗るこずが報告されおいる。䟋えば、
平方センチメヌトル圓たり107ないし109ワツト
の匷床の玫倖線照射を甚いお、りむルスを䞍掻
性化出来、DNA䞭の単䞀ストランドの砎壊を
もたらすず報告されおおり、䞀方䜎電力の玫倖
線照射はシクロブタン型のピリミゞン二量䜓の
生成による䞍掻性化をもたらすず報告されおい
る。ホツホシナトラツセル他線集のピコ秒珟象
スプリンガヌ出版瀟、ニナヌペヌク、
1980336〜339頁に蚘茉のアンゲロフ他
「DNAおよびその成分に察する高電力玫倖線極
短時間レヌザヌ䜜甚」を参照せよ。さらにレヌ
ザヌ照射による原子および分子の倚段階、倚重
光子励起が非線型レヌザヌ光化孊の基瀎を䞎え
るこずが報告されおいる。アントノフ他ピコ秒
珟象スプリンガヌ出版瀟、ニナヌペヌク、
1979、およびD.H.りむランス他生化孊および
生物物理孊研究速報36(b)912〜9181969「り
ラシルの䞉重項状態の光孊的怜出」を参照せ
よ。  栞酞および蛋癜質の量子力孊に関するその他
の背景 埓来の光源からの光線ず分子詊料の間の盞互
䜜甚は、二䞉の簡単な物理的原理を甚いお理解
出来る。単䞀の波長で光゚ネルギヌを぀くり出
す光源は、波長および単䜍時間圓たり、単䜍被
照射面積圓たりの゚ネルギヌで衚わした匷床に
よ぀お蚘述され埗る。量子力孊の甚語では光゚
ネルギヌはプランクの匏hvを甚いお蚘述
出来る。ここには個の光子の゚ネルギヌ、
はプランク恒数、は光の呚波数である。こ
の甚語では、光の匷床は毎秒毎平方センチメヌ
トルの光子単䜍すなわち光子・cm-2sec-1で衚
わされる。 タヌゲツト領域にある詊料分子の濃床はリ
ツトル圓たりのモル数モル濃床で衚わさ
れる。光が詊料を通過するず、それは分子によ
぀お少くずも郚分的に吞収される。その吞収の
効率は個別の分子の特性であり、䜿甚した光の
波長によ぀お倉わる。枛光係数は吞収効率の
尺床であり、M-1cm-1の単䜍をも぀。枛光係数
察光波長のグラフが分子の吞収スペクトルであ
る。 量子力孊的には、分子による光子の吞収には
転移すなわち分子の量子状態の倉化を䌎う。代
衚的な堎合、光源のスむツチが入る前は、最䜎
の゚ネルギヌ「基底」量子状態を占めるず掚
定される。光の存圚においお、分子の䞭のいく
らかは、基底状態から高゚ネルギヌ「励起」
状態ぞ転移を受ける。分子は、そのような状態
に無制限に留たるこずは出来ず、必ず䜕らかの
方匏で過剰の゚ネルギヌを倱わねばならない、
或䞀぀の分子の運呜は前も぀お知るこずは出来
ず、単に量子力孊的確率すなわち量子収量
でしか衚わすこずが出来ない。各励起状
態に䌎う重芁なパラメヌタヌは生存時間
であり、これは、その状態を占める劚害されお
いない分子がその状態に留た぀おいる平均時間
である。 光で分子を励起した結果はいろいろあり埗
る。分子は、盎接かたたはたず䞭間状態に入぀
おから、瞬間的に基底状態にもどり埗る。もう
䞀぀の光子を吞収しお、さらに高い゚ネルギヌ
状態に達する堎合もあり埗る。もう䞀぀の可胜
性は分子が光化孊反応に受けお、その化孊構造
の倉化をこうむるこずであり、倚くの堎合、そ
の倉化は氞久的であり、その分子はそのもずの
基底状態にもどるこずは出来ない。そのような
光分解がDNAたたは蛋癜質分子䞭の化孊倉化
を起こすのに甚いられた堎合、分子の生物孊的
機胜は匱められるかたたは砎壊され埗る。 吞収係数、励起状態の生存時間、および量子
収量は固有の分子特性であり、前述のように、
倚くの分子に぀いお実隓によ぀お枬定されお来
おいる。これらの数倀および光源のパラメヌタ
ヌに぀いおの知芋から、光化孊反応の速床を蚈
算するこずができる。 本発明は、䟋えばDNA分子の圢の栞酞およ
び蛋癜質から成る媒䜓の照射に関連するもので
あるが、䟋えば特開昭56−161054号公報に蚘茉
されるような、攟電ランプによる単なる玫倖線
攟射では、蛋癜質ずDNAの䞡方が光を吞収し
お、それに぀づく光分解で砎壊されるため、
DNAず共に蛋癜質をも砎壊するこずを、埌述
の蚈算匏は瀺しおいる。䞋蚘の蚈算匏はベヌ
ル・ランベルトの吞収法則にもずづき、この法
則は、分子圓たりの照射転移速床を吞
収断面積ず光の匷床の積ずしお定矩しおいる × ここに、は光子cm-2sec-1で衚わした光の
匷床であり、はcm2で衚わした吞収断面積であ
る。吞収係数は匏3.82×10-21×
により、枛光係数から埗られる。ここに、枛光
係数はM-1cm-1の単䜍で衚わされ、はcm2の単
䜍をも぀。光化孊反応の分子圓たりの党䜓速
床は転移速床ず光化孊的量子収量の積で
ある ×× を知るこずにより、或る぀の分子が、
秒の時間間隔の間反応せずに残぀おいる確率
を蚈算出来る 10-(R×1)/2.303 この蚈算では、光線が詊料媒䜓を通過する際
の枛衰は無芖されおいる。この近䌌法は、察象
詊料が、ここに述べた薄局の基準に合臎しおい
る、すなわち、詊料が充分薄くたたは吞収係数
が充分小さくお、詊料媒䜓を通る光源の枛衰が
わずかであるず仮定すれば、䟡倀がある。 䟋えばヒトの血挿は倚くの異぀た蛋癜質分子
を含む。倧おいのアミノ酞蛋癜質を構成する
個々の単䜍は近玫倖線たたは䞭玫倖線を著し
くは吞収せず、そのような光の存圚の圱響を受
けない。前述のトリプトフアンは、泚目すべき
䟋倖である。代衚的な血挿蛋癜質は、わずかの
〜15トリプトフアンしか含たないが、少
数で充分、蛋癜質が光化孊砎壊を受け埗るよう
にしおしたう。M.O.デむホツフ線蛋癜質の順
序および構造第巻、補远囜立生物医孊研
究財団、シルバヌスプリング、メリランド、
1976を参照せよ。前述のように、枛光係数お
よび光化孊的量子収量がトリプトフアンに぀い
お枬定され、これで或䞀぀の蛋癜質を或䞀぀の
光源が砎壊する速床を枬定するこずが可胜ずな
぀た。生化孊および分子生物孊ハンドブツク第
版第巻ケミカルラバヌ瀟、クリヌブラン
ド、1976G.R.フレミング他、化孊754652
1978およびその匕甚文献およびレむモン
ド、ボヌクマン光化孊および光生物孊、26
1631977前出を参照せよ。 血挿がりむルス感染をも぀た䞎血者から採取
された堎合、血挿は立方センチメヌトル圓た
り癟䞇個ずいう倚数のりむルスを含み埗る。り
むルスは、代衚的には蛋癜質たたは蛋癜質−脂
質耇合䜓である皮膜の内郚にある䞀぀以䞊の
DNAたたはRNAから成る。りむロむドず
呌ばれる他の䌝染性因子も知られおおり、これ
はRNA分子のみから成る。りむルス皮膜は玫
倖線に比范的透明であるが、DNAたたは
RNAのヌクレオチド基䜓はすべお匷い吞収
剀である。玫倖線を充分䞎えるず、りむルスの
DNA䞭に光化孊的損傷を䞎え、䞍可逆的に䌝
染性を損倱する。皮々の条件䞋で玫倖線がりむ
ルスを䞍掻性化する速床を枬定する倚くの実隓
が行なわれおきた。 これらの実隓デヌタは、効果的にりむルス䞍
掻性化のための量子収量を定矩し、或䞀぀の光
源に぀いおりむルス䞍掻性化の効率および蛋癜
質砎壊の効率の間の比范を可胜にする。光化孊
および光生物孊、261631977前出を参
照せよ。
【衚】 第衚は、スペクトルの近赀倖郚におけるモ
デルりむルスおよびモデルトリプトフアン含有
蛋癜質の䞡方の量子収量および断面積を瀺す。
さらに、感染血液の䞀単䜍450mlは4.5×
108個ずいう倚数のりむルスを含み埗るので殺
菌によ぀お、少くずも玄108の係数でりむルス
掻性を、奜たしくは枛少させるべきである。換
蚀すれば、個々のりむルスが反応しないたた残
る確率は10-8より小さくあるべきであ
る。これらのデヌタから、りむルス䞍掻性化の
望たしい条件未反応りむルスの確率が10-8よ
り小さいを達成するためには、cm2圓たり
×1018の光子の党照射光束を䟛絊する260n近
傍で働く、連続波光源が必芁であるず蚈算され
る。たた、この照射量は、倚きな蛋癜質砎壊
第衚のモデル蛋癜質に぀いお10-11を
もたらすこずずなろう。すなわち、そのような
光源は、通垞の方法ではそのような生物孊的流
䜓を殺菌する胜力がない。 ベヌル、ランペルトの法則は、光源の匷床が
比范的小さいたたに保たれる堎合にだけ適甚出
来るものであるため、この法則は必ずしも垞に
光化孊過皋の速床を正しく瀺すものではないこ
ずも留意すべきである。最近のパルス光レヌザ
ヌは、極めお高い匷床のピコ秒玚10-12秒
の閃光を出せる。このようなレヌザヌからの単
䞀パルスはギガワツト109ワツト以䞊の
工率を達成出来、䞀方連続波レヌザヌたたは
「叀兞的」光源攟電ランプのようなは、代
衚的には10ないし1000ワツトの範囲で皌動す
る。このような匷いパルスの詊料分子に察する
効果は、第図および第図の過皋の間の差を
比范するこずによ぀お理解出来る。投射光子の
匷床が比范的小さい堎合には、励起状態にある
間に分子が第二の光子を吞収する確率は極めお
䜎い。すなわち、第図でわかるように、単䞀
の光子が゚ネルギヌ単䜍を基底状態から励起
状態に転移させた埌は、分子が瞬間的に光分
解を受け、䜎゚ネルギヌ状態を圢成し、およ
びたたは、他の光子を吞収するこずなく基底
状態にもどる確率は高い。䞀方、ピコ秒パルス
では、光子の匷床はかなり高い。この堎合は、
分子がただ励起されおいる間に第二の光子が吞
収され埗る確率およびこの方匏で単玔な䞀光子
ベヌル・ランベルト型の過皋によ぀おは到達し
がたい゚ネルギヌ準䜍に分子が達し埗る確率は
かなり高い。 最近、或る研究者は前述の量子力孊抂念のい
くらかを遊離のヌクレオチドの䞍掻性化に適甚
した。第13回囜際量子゚レクトロニツクス䌚議
142頁アンドレオニ他「二段階レヌザヌ光
生物孊ガン治療ぞの応甚」、アンダヌス、
光孊工孊22(5)、592〜2951983「生䜓分子のレ
ヌザヌ螢光スペクトル分析」を参照せよ。しか
し、蛋癜質の存圚で蛋癜質に先立぀お、DNA
たたはRNA栞酞を光分解する方法すなわち本
発明によ぀お䞎えられるような効果的な殺菌法
を達成した人は䞀人も居ない。 このこずは、さらに、米囜特蚱第4395397、
3837373、3941670、3817703、3955921、
4042325および4265747号を参照するこずによ぀
お評䟡できる。これらの特蚱のいずれも、媒䜓
䞭の蛋癜質および他の生物孊的材料を劚害せず
に残しながら生物孊的媒䜓䞭の栞酞の遞択的か
぀効率的な光分解に぀いお䜕ら教瀺しおいな
い。䟋えば、米囜特蚱第4395397号では、生存
现胞の懞濁物䞭に奜たしくない现胞、䟋えばガ
ン现胞を殺すこずが望たれるが、その堎合、螢
光性抗䜓によ぀お、たずガン现胞を同定たたは
「目印぀け」し、この目印぀きの现胞を次にレ
ヌザヌ光で、䞀回䞀现胞づ぀殺すずいう非垞に
面倒な方法を開瀺する。 発明の目的 本発明の目的は、このような埓来技術の欠点を
改良し、生物孊的流䜓䞭に存圚する疑いのある、
倉質を受け埗る䌝染性の栞酞分子、りむロむドお
よびりむスルたたはバクテリアを含む、既知およ
び未知の、かなりの量たたは、実質的にすべおの
DNAおよびRNA系の因子を砎壊しながら、他方
同流䜓䞭に存圚する蛋癜質は実質的に完党にもず
のたたに残しうる、生物孊的流䜓の凊理方法を提
䟛するこずを目的ずする。 特に、本発明では、殺菌したい生物孊的流䜓の
凊理に先立぀お、奜たしくない栞酞の同定を必芁
ずするこずなく、どのような栞酞系病原、䟋えば
ガン现胞たたはりむルスが存圚するかを予め枬定
するこずなしに、殺菌生成物を䞎えるのに適甚で
きるもので、「目印」を䜿぀たり、螢光たたは他
の「信号」ぞの応答を必芁ずしない、扱い易い方
法を提䟛するこずを目的ずする。 発明の構成及び䜜甚効果 本発明は、生物孊的流䜓を凊理しお、存圚する
蛋癜質に比べお栞酞の光分解を促進する方法を䞎
える。本発明は、たた圓該方法によ぀お埗られる
生成物を䞎える。本方法は、(1)基底状態にある栞
酞が照射光を吞収し、それによ぀お励起状態に転
移し、(2)励起状態にある栞酞が照射光を吞収し
お、それによ぀おさらに高い゚ネルギヌ状態に転
移し、か぀光分解を受け、か぀、(3)基底状態たた
は励起状態にある蛋癜質は、実質的な光分解を受
けるに充分な照射光を吞収しない、ように遞ばれ
た波長および光束のパルス光で流䜓を照射するこ
ずから成る。本法を適甚するこずによ぀お、流䜓
は殺菌され、䟋えば栞酞たたはりむルス掻性は少
くずも104枛少し、䞀方蛋癜質の官胜床は40よ
り少いだけしか枛少しない。このような結果は、
本発明以前には達成されおおらず、励起状態にあ
る栞酞が効率的な光分解を受け、䞀方同䞀流䜓䞭
の同䞀条件䞋にある蛋癜質は実質的にもずのたた
残るように出来るずいうこずは驚くべきこずであ
り、たた予期されなか぀たこずである。奜たしく
は、生物孊的流䜓は、血液、血液成分、遺䌝子工
孊的に加工された哺乳類现胞の蛋癜質系生成物、
および蛋癜質皮膜䞭にりむルスDNAたたはRNA
を含むワクチン補剀から遞ばれた溶液である。こ
れらの流䜓はすべお、栞酞䟋えばDNAたたは
RNAの圢でおよび蛋癜質を含むずいう共通の
特性をも぀おいる。 すなわち、本発明の或皮の実斜態様によれば蛋
癜質䟋えばトリプトフアン含有蛋癜質および栞酞
の溶液を凊理しお、それらの栞酞を遞択的に光分
解たたは䞍掻性化する。これらの実斜䟋は、第䞀
の波長ず充分な光束をも぀第䞀のパルス光で溶液
を照射しおその栞酞を郚分的に基底状態から励起
状態の䞀぀に転移させ、さらに、励起状態にある
それらの栞酞を、励起状態にある栞酞によ぀お優
先的に吞収されるような第二のパルス光で照射し
お、そのあず圓該栞酞の瞬間的な光分解が起こる
ようなさらに高い゚ネルギヌ状態ぞ圓該栞酞を転
移させるこずから成぀おいる。これらの実斜態様
の実斜には、第䞀および第二のパルス光の光束ず
波長は圓該蛋癜質のアミノ酞䟋えばトリプトフア
ンの光分解を最少にするように慎重に遞ばれる。
これは、䟋えば、実質的に同䞀の波長および光束
のパルスを遞ぶか、実質的に同䞀の波長で異぀た
光束のパルスを遞ぶか、たたは異぀た波長ず光束
のパルスを遞ぶこずによ぀お達成出来る。パルス
は、必芁により、埌にくわしく説明するような
皮々の方法でくりかえしおよびたたは継続させ
るこずが出来る。それ故䞀般的に蚀えば、本発明
は光分解の成果を調節し䟋えば蛋癜質の存圚で
DNAたたはRNA分子ず遞択的に反応させるため
に、時間および波長によ぀お適切にアレンゞされ
た䞀連のパルス光の䜿甚に関するものである。 このような、本発明では、血液、血液成分、遺
䌝子工孊的に加工された哺乳類现胞の蛋癜質系生
成物、およびワクチン補剀から遞ばれた生物孊的
流䜓を殺菌するために非垞に有効に利甚できる。
即ち、本発明では、生物孊的流䜓を凊理しお存圚
する蛋癜質に先立぀お栞酞を光分解する新芏な照
射方法を䞎えるものであり、時間、波長および匷
床に぀いお適切に調敎された䞀連のパルス光を䜿
甚しお、光分解の成果を調節し、䟋えば、栞酞ず
蛋癜質の間の盞察的光分解速床の差を拡倧させる
方法を䞎える。 曎に本発明では、栞酞䞍掻性で蛋癜質に富む生
成物、䟋えば哺乳類现胞をもずにした殺菌枈蛋癜
質系生成物、殺菌したりむルスワクチンや血液お
よび血液成分を生産するこずも可胜ずなる。 奜たしい実斜態様の説明 本発明の奜たしい実斜態様の䞀぀は、光源たず
えばレヌザヌの出力パルスを受けるように曝露し
たタヌゲツト領域を通しお流䜓の圢で生物孊的媒
䜓の薄局を流すこずを含む。ここに甚いられたよ
うに、「薄局」ずいう甚語は、そこに投射される
光゚ネルギヌの10より倚くを透過させる流䜓の
局をいう。流䜓およびそのあり埗べき皀釈物の性
質によ぀お、この基準を満足させる局は、代衚的
には、0.1mmないし数mmの厚さをも぀ものがよい
ず考えられ、奜たしくは0.5mmより小さいレベル
の厚さがよく、さらに奜たしくは玄0.2mmがよい。
タヌゲツト領域を通る流䜓の実際の流速は、埌述
のように、投射レヌザヌビヌムの有効面積、およ
びパルスの匷床ず反埩速床に巊右される。倧おい
の装眮ではタヌゲツト領域巟各ミリメヌトヌル
を暪切る流れは、䞀般に正方圢たたは矩圢の断面
をも぀局を限定し、投射光線の巟ず等しいかたた
はわずかに狭い巟の面積をその最倧の衚面の䞀郚
ずしお占める氎晶チダネルを通しお毎秒玄ミリ
メヌトルの速さに蚭定出来るず予備される。 本発明に䜿甚されるパルス光は奜たしくはレヌ
ザヌパルスから成る。パルスレヌザヌ装眮はその
出力パルスを反埩圢匏で䜜り出す。パルスの出る
速床はレヌザヌのハヌドり゚アに巊右され、「反
埩速床」ず呌ばれる。生物孊的媒䜓の凊理には、
パルスは奜たしくは、「タヌゲツト領域」ず呌ば
れる小さい点円圢たたは或皮の他の圢に向け
られる。倧おいの堎合、この領域は小さすぎお、
加工すべき党詊料が入らない。こういう堎合に
は、党詊料が照射されるたでタヌゲツト領域を通
しお詊料を流すこずが出来る。別法ずしお、レヌ
ザヌビヌムを詊料の党面に走査するこずが出来る
し、およびたたは、詊料を副詊料sub−
sampleずしお加工するこずも出来る。詊料の
各容積玠子が実質的に同じ照射条件を受けるこず
を確保するために、各容積玠子はレヌザヌパルス
の同䞀サむクルの反埩を受けねばならない。 本発明の特定の実斜態様では、もずのたたの血
液现胞の存圚で血挿たたは血枅を殺菌出来る。赀
血球はDNAを含たず、ここに述べた波長および
光束では、比范的照射に耐える。しかし、単䞀の
赀血球は照射光の倧郚分を吞収するに足る工孊密
床をもち、そのため圓該血液现胞の埌に䜍眮した
郚分を遮閉する。したが぀お党血を加工すべき堎
合は、现胞がその領域を「単䞀フアむル」
single fileで通過するように、タヌゲツト領
域に血液の薄い流路が出来るように蚭定するこず
が奜たしい。これらの现胞のたわりの血挿たたは
血枅は、぀いで、反察の方向から照射しお、察象
血挿の党䜓が必芁量の玫倖線照射を受けるこずを
確保する。 本発明に含たれるような二光子光化孊過皋の量
子収量は投射光の匷床に巊右される。代衚的なレ
ヌザヌ装眮では、出力パルスの゚ネルギヌ含量ず
時間はレヌザヌハヌドり゚アによ぀お最初に決め
られる。タヌゲツト領域におけるレヌザヌ光の匷
床は、しかし、レヌザヌパルスをレンズたたは
組合わせレンズを通しお、タヌゲツト領域に入
るずきのパルスの断面積を調節するこずによ぀
お、実際䞊どんな所望の倀にもするこずが出来
る。この理由により、珟圚のレヌザヌ装眮の広い
皮類が本発明の実斜に䜿甚出来、特定のレヌザヌ
の遞択は、䟡栌、信頌性、および所望の加工速床
によ぀お倧きく巊右される。 パルス化されたレヌザヌは、珟圚、0.01ヘルツ
毎秒パルス数から108ヘルツの範囲の反埩速床
で入手し埗る。高い反埩速床をも぀それらのレヌ
ザヌは、代衚的に匱いパルスを぀くり、そのよう
なパルスは本法を実斜するに充分な匷床を぀くり
出すために極めお小さい点に焊点を合わせねばな
らない。極めお䜎い反埩速床をも぀レヌザヌは、
代衚的に、倧゚ネルギヌのパルスを発生するが、
珟圚のずころ信頌性が䜎い。適圓なピヌク出力
䟋えばここに述べる二光子吞収過皋を刺激する
ためおよび適圓な平均出力䟋えば充分な量の
材料を凊理するための䞡方を䞎えるために、本
発明のための奜たしいレヌザヌは、(A)10ヘルツず
1000000ヘルツの間より奜たしくは100ず10000
ヘルツの間の反埩速床をもち、(B)玄×10-8秒よ
り小さい時間、奜たしくは10-10ないし10-12秒の
時間のパルスを぀くり、か぀䞀方で極めお高い匷
床の光を照射する胜力をも぀。このレヌザヌは
YAGレヌザヌおよびその付属光孊郚品のよ
うな埓来のレヌザヌでよく、これは、ここに述べ
た波長、匷床およびパルス呚波数を䞎える胜力が
ある。 パルス化レヌザヌは代衚的には、単䞀固定波長
で皌動する。この原パルスから別の波長を発させ
るには、高調波発生、同期色玠レヌザヌ操䜜およ
び光孊倉数発振optical parameticoscillation
を含む倚くの方法が知られおいる。異る波長のパ
ルスを䜿う本発明のそれらの実斜態様では、それ
らのパルスは、先行技術で知られる方法の䞀぀を
甚いお単䞀の原パルスから誘導出来る。 タヌゲツト領域の寞法、詊料加工速床およびレ
ヌザヌ反埩速床の考慮は、ここに述べた本発明の
すべおの実斜態様に均等に適甚される。実斜態様
はパルス時間および光束の甚語で蚘述されおいる
が、圓業者は特別のレヌザヌ装眮を遞ぶこずによ
぀おこれらの倉数を匷床、タヌゲツト寞法および
詊料加工速床に関連づけるこずが出来る。 本発明は、血挿たたは血枅蛋癜質の倧郚分を保
持し぀぀、DNAたたはRNAの䞍掻性化を実斜す
るこずの重芁性を認識する。血枅蛋癜質も非線型
䞍掻性化を受け埗るけれども、本発明は、栞酞の
光分解を促進するように第䞀および第二のパルス
の波長ず匷床を慎重に遞ぶこずによ぀おそのよう
な蛋癜質を実質䞊もずのたたに保持出来るこずを
認識する。䟋えばこの方法はトリプトフアン光分
解の効率をわずか以䞋の係数で増加させ、䞀方
DNA光分解の効率を玄5000の係数で同時に増加
させるこずが出来る。本発明の方法によ぀お達成
される栞酞ず蛋癜質の間におけるような光分解の
盞察速床の差の拡倧は極めお重芁であり、「」
および「5000」ずいう数倀は説明の目的で蚈算さ
れたもので、すべおの堎合に適甚されるものでは
ないこずを理解すべきである。 パルス化レヌザヌを甚いた本発明の䟋ずしお第
図に図瀺したように、二パルス光分解を行なう
こずが可胜である。第䞀のパルスは、単䞀のベヌ
ル・ランベルト過皋によ぀お分子の䞀郚を状態
に励起するように比范的䜎い匷床をも぀ように遞
ばれる。これらの励起された分子のうち、トリプ
トフアンの堎合玄13、栞酞の堎合玄が、固
有の分子過皋の発生を通じお状態に達するであ
ろう。極めお高匷床の第二のパルス光がさらに吞
収を起こすのに䜿われる。、およびのよう
な高゚ネルギヌ状態の存圚は、実隓的に衚瀺さ
れ、これらの状態は光化孊反応の高い確率を䞎え
るず期埅される。、、りむランス他前出
および、、ペント他アメリカ化孊䌚誌97
26121975を参照せよ。 適切な゚ネルギヌをも぀量子状態はないので基
底状態は第二のパルスから効率的に光子を吞収
するこずは出来ないこずを泚蚘するこずは重芁で
ある。 この二パルス照射の結果は、䞉重項状態に達し
た実質䞊すべおの分子が第二のパルスの圱響䞋に
光化孊的に反応するこずを匷いられるこずずな
る。この堎合光化孊反応の党䜓速床は、䞉重の生
成速床に巊右されるこれは、トリプトフアンの
光分解の効率をずいう係数で増加させるが、同
時にDNA光分解の効率を5000ずいう係数で増加
させるであろう。二パルス法の効果を第図に瀺
す。この䟋では、殺菌条件が10-8より少い
は、cm2圓たりわずか4.6×1014の光子の260n
の光束を䜿぀お達成出来る。この光束は蛋癜質に
぀いお0.99ずいう倀を埗るすなわち、この材
料の蛋癜質官胜床の玄99が保持されるであろ
う。 すなわち本発明は、䞀぀の実斜態様ずしお、ヒ
トの血液および血液成分のような生物孊的流䜓を
殺菌する新芏な方法を䞎える。この方法は䌝染性
の因子を砎壊するが、蛋癜質および他の生呜西歊
は高い官胜床氎準に保぀ようにレヌザヌ光の匷い
パルスの䜿甚をする。 䞀般的な実斜態様の䞀䟋においお、本発明は蛋
癜質およびDNA又はRNAのような栞酞の溶液を
凊理しお遞択的に、この栞酞を䞍掻性にする方法
を䞎える。ここでは、(a)栞酞の䞀郚を基底状態か
ら励起状態に転移させるに足るが、溶液䞭の蛋癜
質を䞍掻性にするには充分でない光束の第䞀の波
長の第䞀パルス光によ぀お、溶液を照射し、そし
お(b)励起状態にある栞酞によ぀おは優先的に吞収
されるが、基底状態たたは励起状態にある蛋癜質
によ぀おは実質的に吞収されず、励起された酞の
状態より高い゚ネルギヌ状態に、䞊蚘栞酞を転移
させお、栞酞の光分解を起こさせるが、蛋癜質の
光分解は参照にするような第二パルス光により、
䞊蚘励起状態にある栞酞を照射するこずを特城ず
する。 この実斜態様における䟋瀺条件は次の通りであ
る。 圓該励起状態が、䞀重項たたは䞉重項状態にあ
る栞酞から成り、圓該第二のパルスが圓該栞酞の
圓該郚分の䞀重項たたは䞉重項の生存期間内に適
甚される圓該第二のパルス光が圓該第䞀のパル
ス光の埌ピコ秒以内に適甚されるかたたは圓該
第䞀および第二のパルスが同時に適甚される圓
該第䞀パルスの波長が220ないし280ナノメヌトル
の間にある圓該第䞀パルスの持続時間が×
10-8秒より短かく、奜たしくは玄×10-12ず
×10-10秒の間の持続時間である圓該第䞀のパ
ルスが平方センチメヌトル圓たり玄×1014個
より少い光子数の光束、奜たしくは、平方セン
チメヌトル圓たり×1013ないし×1014の光子
数の光束、さらに奜たしくは平方センチメヌト
ル圓たり玄×1014ないし×1014の光束をも
぀圓該第二のパルスが玄350ナノメヌトルより
長い波長、奜たしくは玄350ないし410ナノメヌト
ルの間の波長たたは玄500ないし560ナノメヌトル
の間の波長をも぀圓該第二のパルスが×10-8
秒より短い持続時間、奜たしくは玄×10-10な
いし×10-12の間の持続時間をも぀圓該第二
のパルスが平方センチメヌトル圓たり玄×
1015ないし×1018の光子数の光束、奜たしくは
平方センチメヌトル圓たり玄×1017の光子数
の光束をも぀圓該パルス光がレヌザヌ光のパル
スである圓該パルス光が単䞀のレヌザヌで適甚
される圓該溶液がタヌゲツト領域䞭の薄局ずし
お配眮される圓該局が玄0.5mmより小さい厚さ
奜たしくは玄0.2mmの厚さをも぀圓該溶液が毎
秒玄ミリメヌトルの速床でタヌゲツト領域巟の
各ミリメヌトルを暪切぀お流れる圓該溶液が
血挿蛋癜質から成る血液成分である圓該血液成
分がさらに血液现胞を含むか぀圓該パルスが、
圓該血液现胞のたわりに配眮された実質的にすべ
おの血挿および血枅を照射するように倚くの方向
から適甚される。 それ故、独特の殺菌ならびに蛋癜質生産方法が
本発明によ぀お䞎えられる。これらの方法は匷い
レヌザヌ光のパルスを䜿甚しお、蛋癜質䟋えばト
リプトフアン含有蛋癜質の存圚で遞択的にDNA
を光分解する。或る皮の実斜態様ではこの遞択性
は、波長、持続時間、および時間間隔がレヌザヌ
操䜜者の調節䞋におかれる䞀連のパルスの継続の
䜿甚で達成される。第二のパルスの性質は、䞀連
のパルス䞭の初期のそれから光を吞収した分子だ
けが圱響を受けるように遞ばれる。この理由のた
め、第二のパルスは、奜たしくない反応を起こす
こずのない、極高匷床のものであるこずが出来
る。 本発明の他の䟋瀺的実斜態様では、血挿、血枅
たたはそれらの生成物を含む血液成分を凊理する
のに甚いる。これら成分は生育しうるたたは䌝染
性の栞酞含有因子を含む疑いがあるものである。
䟋えばその実斜態では、異぀た波長ず匷床をも぀
極短時間の倚重パルス光でこの成分のタヌゲツト
領域を照射する。220ないし280ナノメヌトルの間
の波長をも぀第䞀のパルスが、平方センチメヌ
トル圓たり×1014よりわずかに少い光子数の光
束を血液成分タヌゲツト領域䞭で達成するために
適甚される。第䞀のパルスが圓該成分䞭のDNA
たたはRNAを基底状態から励起状態に励起する。
箄300ナノメヌトルより長い波長ず平方センチ
メヌトル圓たり玄×1015ないし玄×1018の間
の光子数の光束をも぀第二の高匷床パルスを、぀
いで圓該DNAたたはRNAの励起状態の生存時間
䟋えば玄マむクロ秒たで以内に適甚する。
その結果、これらの栞酞含有分子は非線性過皋に
よ぀お、さらに高い゚ネルギヌ状態に励起され、
この高゚ネルギヌ状態は、光分解によるその実質
的䞍掻性化をもたらす。 さらに別の䟋瀺的な特別の実斜態様においお本
発明の殺菌法は、同時に適甚されるかたたは䟋え
ば、盞互に䞀方の䞉重項状態の生存時間玄マ
むクロ秒以内に適甚する第䞀および第二の単䞀
光パルスを䜿甚しお実斜される。 䞊蚘第図の特定の䟋で芋られるように、第䞀
のパルス光は、栞酞によ぀お吞収される波長であ
るこずが出来、栞酞の䞀郚を基底状態から䞉重光
状態ぞ転移させるものである。第二のパルス光
は、䞉重項状態の栞酞によ぀お優先的に吞収さ
れ、それら栞酞をさらに高い゚ネルギヌ状態に転
移させお、それによりそのような栞酞の瞬間的光
分解が起こる確率を増加させるような高匷床で長
い波長であるこずが出来る。これらの第䞀および
第二のパルス光は蛋癜質のアミノ酞の光分解が最
小にされる、䟋えば、詊料䞭に存圚する蛋癜質の
玄より少い倀に保持されるように遞ばれる。
この実斜態様によれば、第䞀のパルスは、持続時
間が×10-8秒より短く、奜たしくは玄10-10な
いし10-12秒でありcm2圓たり×1013ないし
×1016、奜たしくは×1014より少い光束をも぀
ものである。第䞀のパルスの光束が小さいこずは
蛋癜質に察する察象照射の効果を小さくするが、
励起されたDNAたたはRNA分子の数もそれに応
じお枛少する。したが぀お、第䞀のパルス光束は
cm2圓たり×1013ないし×1014、より奜たし
くは、cm2圓たり×1014ないし×1014の範囲
の光子数が奜たしい。第二のパルスは奜たしくは
箄350nより長い波長をもち、より奜たしくは
350ないし410nたたは500ないし560nの波長
範囲内にあるのがよい。第二のパルスは×10-8
秒より短い持続時間、奜たしくは玄10-10ないし
箄10-12秒の持続時間をも぀のがよい。励起され
たDNA䞉重項の光分解の効率を高くするために
は、各第二のパルスは第䞀のパルスより高い匷床
をもち、cm2圓たり玄×1015ないし×1018の
光子数、奜たしくは玄×1017の光子数の光束を
も぀のがよい。 単玔化の目的のために、単䞀の第䞀および第二
のパルスの投射および䞉重項状態のような䞭間状
態に぀いお、二䞉の䟋においお䞊述の論議を䟋瀺
的に匕甚しおいた。他の実斜態様ずしお本発明で
は、察象詊料がタヌゲツト領域を流れる間に、そ
の詊料に、同䞀波長をも぀パルスを反埩しお適甚
するか、たたは、第䞀および第二のパルス䟋え
ば異぀た波長のを亀互に反埩適甚するこずによ
぀お効率的に皌動出来る。たた、他の励起状態
䟋えば第䞀の励起䞀重項䞭間状態ずしお䜿甚
出来る。 そのような実斜態様に埓぀お、殺菌されるべき
血液成分たたは他の生物孊的流䜓の薄局のタヌゲ
ツト領域が220ないし280nの第䞀の範囲内の波
長から成る䞀぀以䞊すなわち反埩の第䞀のパ
ルス光で照射される。第䞀のパルス光の各々は
×10-8より短い持続時間をもち、同時にcm2圓た
り玄×1013ないし×1016の間の光子数の䞊蚘
波長範囲内の䜵合光束を、これらの第䞀のパルス
光はも぀。この実斜態様によれば、第二の高匷床
パルス光は圓該第䞀のパルス光ず同時にかたたは
第䞀のパルス光の各々の埌マむクロ秒より長く
ないずき、奜たしくはピコ秒たでに反埩しお適
甚される。これらの第二の高匷床パルス光の各々
は玄350nより長い第二の波長範囲内の波長を
もち、各々は×10-8秒より短い持続時間をも
ち、同時にcm圓たり玄×1015ないし×1018
の間の光子数の、䞊蚘波長範囲内の䜵合光束をも
぀。この堎合も、奜たしい第二の波長範囲は、
350ないし410nたたは500ないし560nの間に
ある。この実斜態様によれば、圓該第䞀のパルス
光は、毎秒10ないし1000000パルスの間の呚波数
で適甚されるべきである。この方法のこの実斜態
様ないし他のそれが、レヌザヌのタヌゲツト領域
を通る薄局ずしお流れる生物孊的流䜓に適甚され
る堎合、レヌザヌパルスの呚波数および殺菌すべ
き流䜓の遞ばれた流速は、奜たしくは、凊埋され
るべき流䜓が、タヌゲツト領域を離れる前に䞊蚘
䜵合光束に露光されるように遞ばれるべきであ
る。 同䞀波長のパルスが䜿甚される実斜態様におい
おは、波長は奜たしくは、180ないし295nの範
囲内にあり、より奜たしくは220ないし290n、
さらに奜たしくは、220ないし280nの間にある
のがよい。各パルスの持続時間は奜たしくは、
×10-5秒より短く、より奜たしくは×10-8秒よ
り短く、さらに奜たしくは×10-9ないし×
10-12秒の範囲にあり、最も奜たしくは×10-10
ないし×10-12秒の範囲にあるのがよい。×
10-5ないし×10-10秒の持続時間が甚いられる
堎合、䞉重項状態が䞭間経路を含むず考えられ
る。×10-10ないし×10-14秒の持続時間が甚
いられる堎合、䞀重項が䞭間経路含むず考えられ
る。同䞀波長のパルスを甚いる堎合は、䞀重項経
路を奜む条件すなわち䞊蚘範囲内の持続時間をも
぀パルスを遞ぶのが奜たしい。たた、同䞀波長の
パルスを䜿うこの実斜態様においおは、パルスは
各々奜たしくは平方センチメヌトル圓たり×
1015より倚い光子数、より奜たしくは、玄×
1015ないし玄×1018、さらに奜たしくは玄×
1017ないし×1018、最も奜たしくは玄×1017
の光子数の光束をも぀のがよい。パルスの䜵合光
束は奜たしくは、各パルスの光束より玄桁倧き
いレベルがよく、すなわち、流䜓の単䜍䜓積圓た
り各パルスが玄10回反埩されるのがよい。 異぀た波長のパルスが甚いられる堎合、第䞀の
パルスの持続時間は、今すぐ前に述べたようであ
るのが奜たしい。第䞀のパルスは奜たしくは180
ないし350nの範囲内の波長、より奜たしくは
180ないし295n、さらに奜たしくは220ないし
290n、最も奜たしくは220ないし280nの範囲
内の波長であるのがよい。第䞀のパルスは奜たし
くは、各々平方センチメヌトル圓たり×1018
より少い光束、より奜たしくは×1014より少い
光束、さらに奜たしくは×1013ないし×1014
の光束、最も奜たしくは、×1014ないし×
1014の光束をも぀のがよい。 第䞀のパルスの䜵合光束は奜たしくは、平方
センチメヌトル圓たり、×1013ないし×
1018、より奜たしくは×1013ないし×1016、
最も奜たしくは×1014ないし×1014であるの
がよい。第二のパルスは奜たしくは各々平方セ
ンチメヌトル圓たり、×1015より倚い光束、よ
り奜たしくは×1015ないし×1018、最も奜た
しくは玄×1017の光束をも぀のがよい。パルス
の䜵合光束は、䞊述の理由から各パルスの光束よ
り玄桁高いレベルである。第二のパルスのため
に奜たしい波長は第䞀のパルスのために遞ばれた
持続時間に巊右される。すなわち、䞉重項状態経
路を奜む第䞀のパルス持続×10-5ないし×
10-10秒が甚いられた堎合、第二のパルスは奜
たしくは、各々300nより長い波長、奜たしく
は300mmないし700nの範囲、最も奜たしくは
350ないし410nの範囲の波長をも぀のがよい。
この実斜態様では、各第二のパルスの持続時間は
×10-5秒より短かく、より奜たしくは×10-6
秒より短かく、さらに奜たしくは×10-9ないし
×10-12秒の範囲にあり、さらに奜たしくは
×10-10ないし×10-12秒の範囲にあるのがよ
い。各第二のパルスは奜たしくは各第䞀のパルス
の×106秒以内に適甚するのがよい、より奜た
しくは各第䞀のパルスず実質的に同時に適甚する
のがよい。 䞀重項状態経路を奜む第䞀のパルスのための持
続時間×10-10ないし×10-14秒が甚いら
れた堎合、第二のパルスは奜たしくは300nよ
り長い波長、より奜たしくは300ないし700nの
範囲の波長、より奜たしくは500ないし560n、
最も奜たしくは玄520ないし540nの範囲の波長
をも぀のがよい。この実斜態様では、各第二のパ
ルスの持続時間は奜たしくは×10-10ないし
×10-12秒の範囲、より奜たしくは×10-11秒よ
り短く、より奜たしくは玄×10-12秒より短か
く最も奜たしくは×10-11ないし×10-12秒の
範囲にあるのがよい。各第二のパルスは奜たしく
は第䞀のパルスの×10-12秒以内に適甚される
のがよく、より奜たしくは第䞀のパルスず実質的
に同時に適甚されるのがよく、最も奜たしくは第
䞀のパルスに察しお玄×10-12秒の遅れで適甚
されるのがよい。 それ故、より広い芳点においお本発明は、圓該
蛋癜質に先立぀お圓該栞酞が光分解されるように
遞ばれた波長および匷床の倚数のパルス光で生物
孊的流䜓を照射するこずから成る。栞酞および蛋
癜質を含む生物孊的流䜓の凊理方法ず蚘述するこ
ずが出来る。䞊蚘のように、或る実斜態様では、
これらのパルスは同䞀波長のレヌザヌパルスであ
぀おもよく、たた、それぞれ異぀た波長をも぀第
䞀および第二のレヌザヌパルスから成぀おもよ
い。同䞀波長のパルスが遞ばれた堎合は、奜たし
い条件は䞋蚘の通りである圓該パルスの各々は
180ないし295n、奜たしくは220ないし290n、
さらに奜たしくは220ないし280nの範囲内の実
質䞊同䞀の波長、×10-5秒より短かい、奜たし
くは×10-12秒の範囲より奜たしくは×10-10
ないし×10-12秒の範囲の持続時間、および
平方センチメヌトル圓たり×10-15より倚く、
奜たしくは×1015ないし×1018、より奜たし
くは×1017ないし×1018の範囲の光子数の光
束をも぀。 異぀た波長のパルスが遞ばれた堎合は、奜たし
い条件は䞋蚘の通りである圓該第䞀のパルスの
各々は180ないし350nの範囲内の波長、×
10-5秒より短い持続時間および平方センチメヌ
トル圓たり×1018より少い光子数の光束をも
ち、圓該第二のパルスの各々は300ないし700n
の範囲内の波長、×10-5秒より短い持続時間お
よび平方センチメヌトル圓たり×1015より倚
い光子数の光束をも぀。異぀た波長のパルスが遞
ばれた堎合のさらに奜たしい条件は䞋蚘の通りで
ある圓該第䞀のパルスの各々は180ないし295n
の範囲内の波長、×10-10ないし×10-14秒
の持続時間、および平方センチメヌトル圓たり
×1013ないし×1014の光子数の光束をもち、
圓該第二のパルスの各々は500ないし560nの範
囲内の波長、×10-10ないし×10-12秒の範囲
の持続時間、平方センチメヌトル圓たり×
1015ないし×1018の光子数の光束をもち、か぀
各第二のパルスは各第䞀のパルスの×10-12秒
以内に適甚される。異぀た波長のパルスが遞ばれ
た堎合の別の奜たしい条件は䞋蚘の通りである
圓該第䞀のパルスの各々は180ないし295nの範
囲内の波長、×10-5ないし×10-10秒の持続
時間、および平方センチメヌトル圓たり×
1013ないし×1014の光子数の光束をもち、各第
二のパルスは300ないし450nの範囲内の波長、
×10-9ないし×10-12秒の範囲の持続時間、
平方センチメヌトル圓たり×1015ないし×
1018の光子数の光束をもち、各第二のパルスは各
第䞀のパルスの×10-6秒以内に適甚される。 本発明のさらに他の実斜態様は、殺されたりむ
ルスワクチンず調補法および、そうしお調補され
たワクチンに関する。これらは、栞酞郚分および
トリプトフアン含有蛋癜質皮膜から成るりむルス
の照射を含む。察象の照射は、異぀た波長の極短
時間高匷床のレヌザヌパルスを䜿぀お行ない、り
むスルの栞酞成分の非線型光分析を起こすが、䞀
方そのたわりの蛋癜質皮膜を実質䞊もずのたたに
残すようにする。 より特別には、これらの実斜態様は、(a)りむル
スを含有する溶液を甚意するたたじ、圓該りむ
スルは栞酞の郚分およびトリプトフアン含有蛋癜
質皮膜を含む(b)220ないし280ナノメヌトルの第
䞀の波長範囲内の波長の぀以䞊の第䞀のパルス
光により圓該りむルス含有溶液の薄局のタヌゲツ
ト領域を照射するただし、圓該第䞀のパルスの
各々はパルス圓たり×10-8秒より短い持続時間
をもち、か぀平方センチメヌトル圓たり玄×
1013ないし×1016の間の圓該第䞀の波長範囲内
の䜵合光束をも぀、さらに(c)箄350ナノメヌトル
より長い第二の波長範囲内の波長の぀以䞊の第
二の高匷床パルス光により、圓該局の圓該タヌゲ
ツト領域を照射するただし、圓該第二のパルス
の各々は×10-8秒より短い持続時間をもち、
各々は平方センチメヌトル圓たり少くずも玄
×1015の光子数の圓該第二の波長範囲内の光束を
もち、圓該第二のパルスの各々は、圓該第䞀のパ
ルスの各々の埌、マむクロ秒以内に圓該局に適
甚され、これにより圓該りむルスの圓該栞酞郚分
は䞍掻性化され、䞀方圓該蛋癜質皮膜の構造の倉
化は最少にされるずいう工皋を含む殺されたり
むルスワクチンの調補法を含む。この実斜態様の
ための奜たしい条件は䞋蚘の通りである圓該第
䞀の波長範囲内の圓該䜵合光束は、平方センチ
メヌトル圓たり玄×1014および×1014の間に
ある圓該第二の波長範囲内の圓該第二のパルス
の各々は平方センチメヌトル圓たり玄×1017
ないし×1018の光子数の光束をも぀圓該第䞀
のパルスおよび圓該第二のパルスは各々、玄×
10-10および×10-12秒の間の持続時間をも぀
圓該第二の波長範囲は360ないし410ナノメヌトル
たたは500ないし560ナノメヌトルである圓該第
䞀のパルスは毎秒10ないし1000000の間のパルス
数の呚波数で適甚される圓該第䞀および第二の
パルスは実質䞊同時に適甚される圓該局は0.5
mmより小さい厚さをも぀圓該局は玄0.2mmの厚
さをも぀圓該成分が圓該䜵合光束にその各郚分
を曝露するような速床で圓該タヌゲツト領域を通
぀お流れる、䟋えば、毎秒玄mlの速床でタヌゲ
ツト領域巟の各ミリメヌトルを暪切぀お流れ
るおよび圓該パルス光がレヌザヌパルスであ
る。 本発明のさらに別の奜たしい実斜態様は、トリ
プトフアン含有蛋癜質を生産する方法、およびそ
うしお生産された蛋癜質に関する。それらは、そ
れら蛋癜質を生産するための哺乳類原の现胞を培
逊し、これらの现胞がその蛋癜質を収穫媒䜓䞭に
攟出するようにさせ、基底および励起状態にある
それら栞酞成分によ぀お差を぀けお吞収される異
぀た波長の高匷床レヌザヌ光の倚数のパルスにそ
の媒䜓を曝露するこずによ぀お、その流䜓䞭の栞
酞成分を䞍掻性化するこずから成る。この方法を
甚いお、栞酞䞍掻性で蛋癜質に富む最終生成物が
生産される。より特別には、この実斜態様は、(a)
培逊により、圓該トリプトフアン含有蛋癜質を生
産する哺乳動物系の现胞を甚意し、(b)圓該现胞を
培逊し、(c)圓該蛋癜質を媒䜓䞭に攟出し、か぀(d)
基底および励起状態にある圓該栞酞成分によ぀お
差別的に吞収されお、栞酞が䞍掻性で蛋癜質に富
む最終生成物を生産する異぀た波長の高匷床レヌ
ザヌ光の倚数のパルスに、圓該流䜓を露光するこ
ずによ぀お、圓該流䜓䞭の栞酞成分を䞍掻性化す
るずいう工皋を含むトリプトフアン含有蛋癜質の
生産方法をも含む。奜たしくは、圓該䞍掻性化工
皋は、さらに圓該栞酞成分の䞀郚を基底状態から
励起状態に転移させるに足るが、圓該溶液䞭の蛋
癜質を䞍掻性化するには充分でない光束の第䞀の
波長の第䞀のパルス光で圓該流䜓を照射するこず
を含む。より奜たしくは、圓該䞍掻性化段階はさ
らに、圓該励起状態にある圓該栞酞を、圓該励起
状態にある栞酞によ぀おは吞収されるが、基底状
態にある圓該蛋癜質によ぀おは実質的に吞収され
ない第二のパルス光で照射しお、圓該酞をより高
い゚ネルギヌ状態に転移させ、それによ぀お圓該
栞酞の光分解を起こすが圓該蛋癜質の光分解を最
小にするこずを含む。この実斜態様の奜たしい条
件は䞋蚘の通りである圓該第二のパルスは圓該
栞酞の圓該郚分の䞉重項の生存時間内に適甚され
るか、たたは圓該第二のパルス光は圓該第䞀のパ
ルス光の埌ピコ秒以内に適甚されるか、たたは
圓該第䞀および第二のパルスは同時に適甚され
る圓該第䞀のパルスの波長は220ないし280ナノ
メヌトルの間にある圓該第䞀のパルスおよび圓
該第二のパルスの持続時間は×10-8秒より短
く、奜たしくは圓該第䞀のパルスおよび圓該第二
のパルスの持続時間は玄×10-12および×
10-10秒の間にある圓該第䞀のパルスは、平
方センチメヌトル圓たり玄×1014より少い光子
数の光束、奜たしくは平方センチメヌトル圓た
り玄×1013ないし×1014の間の光子数の光束
より奜たしくは平方センチメヌトル圓たり玄
×1014ないし×1014の光子数の光束をも぀圓
該第二のパルスは玄350ナノメヌトルより長い波
長、奜たしくは玄350ないし410ナノメヌトルたた
は玄500ないし560ナノメヌトルの間の波長をも
぀圓該第二のパルスが平方センチメヌトル圓
り玄×1015ないし×1018の光子数の光束をも
぀圓該パルス光がレヌザヌ光のパルスである
か぀圓該パルス光が単䞀のレヌザヌによ぀お適甚
される。 前蚘のように、本発明の方法は血枅たたは血液
成分蛋癜質系生成物および栞酞成分を含む哺乳
動物现胞系の媒䜓およびトリプトフアン含有蛋
癜質皮膜をも぀りむルスのような生物孊的流䜓に
効果的適甚出来る。しかし圓業者は、これら実斜
態様の各々が異぀た皋床の栞酞䞍掻性化を提起
し、異぀た皋床の蛋癜質分析に耐えるこずを認め
るであろう。殺されたりむルスワクチンは若干の
生きたりむルスを含み埗るものであり、たたもず
の蛋癜質皮膜をもずのたたですべお保持する必芁
はないので、この適甚における栞酞およびりむル
スの掻性の枛少は、104皋床、奜たしくは106にで
き、りむルス蛋癜質皮膜の光分解は玄40皋床奜
たしくは20にできる。これに察し、血液および
哺乳動物现胞生成物の応甚では、少くずも106、
奜たしくは108の栞酞たたはりむルス掻性の枛少
が時ずしお望たれる。血液䞭たたは医薬補品む
ンシナリンたたは他の生物孊的蛋癜質のような
生産を含む応甚では、蛋癜質の䞍掻性化は35、
奜たしくは20、さらに奜たしくはをこえ
ず、最も奜たしくはより小さい倀であるべき
である。蛋癜質系生成物が非医薬甚途を目ざしお
いる堎合は、他のプロセスパラメヌタヌを最適に
するために䜎い蛋癜質収量が受容され埗る。 本発明のその他の実斜態様は䞋蚘の実斜䟋䞭に
䟋瀺されるが、実際に行なわれた研究の説明ずし
およりもむしろシミナレヌシペン的たたは予蚀的
なものず理解される。 実斜䟋  この実斜䟋は、ヒトの血挿から成る生物孊的流
䜓を殺菌するこずぞの本発明の実斜態様の適甚を
䟋瀺する。 血挿の蛋癜質掻性は、血挿蛋癜質が凝血−
lotを圢成する胜力の尺床であり、郚分的トロ
ンポプラスチン時間PTTのような暙準法に
よ぀お分析出来る。PTTの秒の増加は血挿蛋
癜質の掻性の玄10の枛少に盞圓する。この実斜
䟋の目的のために、血挿は哺乳動物りむルスであ
るサルりむルス40SV40ずいう、肝炎りむルス
ずほが同じサむズの容易に力䟡枬定されるりむル
スで慎重に感染させる。血挿詊料は0.5mm角の石
英管䞭を流す。流速はポンプによ぀お×10-4
ml秒の速床に調節され、これによ぀おタヌゲツ
ト領域を通る流速は1.2×10-1cm秒に蚭定され
る。−スむツチされたNdYAGレヌザヌを20
ヘルツの反埩速床で操䜜し、×10-9秒の持続時
間のパルスを぀くり出す。 原パルスから二パルスを぀くるには高調波発生
法が䜿甚される第䞀のパルスは266nの波長、
第二のパルスは353nの波長である。266nの
パルスは×1011の光子数を含むように調敎さ
れ、353nのパルスは1.2×1015の光子数を含む
ように調敎される。パルスはレンズによ぀お×
10-3平方センチメヌトルの点のサむズに焊点をあ
お、266nで×1013光子cm2、353nで×
1017光子cm2の光束を぀くり出す。パルスは実質
的に同時に詊料を達する。これらの条件䞋では、
血挿詊料の平均積玠子は0.5秒ずいうタヌゲツト
領域での滞留時間を有し、それ故各パルスを10回
反埩しお受ける。平均䜓積玠子によ぀お経隓され
た266nにおける䜵合光束は×1014光子cm2で
ある。詊料が䞊述のように加工されたあず、りむ
ルス掻性および蛋癜質掻性の䞡方に぀いお分析さ
れる。SV40の力䟡で枬定されたりむルス掻性は
106ずいう係数で枛少し、蛋癜質掻性はもずの倀
の90に保持されたこずがわかる。 実斜䟋  この実斜䟋は、同䞀波長のパルスを、ヒトの血
挿から成る生物孊的流䜓を殺菌するのに甚いる本
発明の実斜態様の適甚を䟋瀺する。この実斜䟋の
目的のため、血挿は倧腞菌宿䞻ぞのプラヌク圢成
分析によ぀お力䟡枬定出来るバクテリオフアヌゞ
T4で慎重に感染させる。蛋癜質掻性はPTTで枬
定する実斜䟋を参照せよ。血挿の詊料を
cm×0.05cmの断面をも぀石英管を通じお流す。レ
ヌザヌビヌムはcm面を通しお入射し、0.05cmの
光路長をもたらす。ポンプが流速をml秒に調
節し、タヌゲツト領域を通る10cm秒の流速を確
保する。゚キシマヌレヌザヌを操䜜しお200ヘル
ツの反埩速床の258nのパルスを発生させる。
各パルスは、10-8秒の持続時間をもち、1017の光
子数を含む。これらのパルスは円筒圢レンズを通
過しおタヌゲツト領域の䞊に通り、cm×0.5cm
のタヌゲツト面積を照射する。ml秒の流速
で、平均䜓積玠子はタヌゲツト領域を暪断するの
に0.05秒を芁し、10本のレヌザヌパルスを受け
る。各パルスからの光束は1017光子cm2であり、
各䜓積玠子によ぀お経隓される党光束は1018光
子cm2である。これらの条件䞋では、T4力䟡で
分析される血挿詊料の栞掻性は106の係数で枛少
し、䞀方蛋癜質掻性はもずの倀の65に止た぀
た。 実斜䟋  ゚キシマヌレヌザヌを、258nのパルス䞭に
×1015の光子をもち、×10-12秒の持続時間
をも぀パルスを発生するように、改倉した以倖は
実斜䟋をくりかえした。反埩速床は200ヘルツ
のたたずした。ヒト血挿䞭のT4の詊料を0.5×
0.05cmの断面の石英管䞭を流し、ポンプで流速を
0.5ml秒に調節し、タヌゲツト領域を通る20
cm秒の流速を確保した。レヌザヌパルスは円筒
圢レンズを通぀お、0.1cm×0.5cmのタヌゲツト領
域に達する。0.5ml秒の流速で、平均䜓積玠子
はタヌゲツト領域䞭で×10-3秒を費し、レヌザ
ヌからわずか本のパルスを受けるにすぎない。
このパルスの光束は107光子cm2である。この条
件䞋では、血挿詊料の栞酞掻性はもずの倀から
106の係数で枛少し、䞀方もずの蛋癜質掻性の少
くずも90は維持される。 実斜䟋  この実斜䟋は、ヒトの血液成分因子を殺菌す
るのに本発明の実斜態様を適甚するこずを䟋瀺す
る。因子の掻性はキツトの圢で垂販されおいる
比色法で正確に枬定出来る。芪液性化した因子
の詊料を、同封の指図曞に埓぀おもどし、この実
斜䟋の目的のために、バクテリオフアヌゞT7で
慎重に感染させる。T7の力䟡は倧腞菌宿䞻に察
するプラヌク圢成分析によ぀お埗られる。詊料は
0.1×0.05cmの断面の石英管を通しお流す。レヌ
ザヌパルスは0.1cm面にあたり、光路長は0.05cm
ずなる。ポンプが×10-3ml秒の流速を確保す
る。受動モヌド同期NdYAGレヌザヌが20ヘル
ツの反埩速床で皌動する。パルスは20×10-12秒
の持続時間をもち、532nおよび266nのパル
スが高調波発生によ぀お発生される。532nの
パルスは×1015の光子数を含むように調敎さ
れ、266nのパルスは1011の光子数を含むように
調敎される。鏡ずレンズの配眮によ぀お、532n
パルスのピヌクの前に×10-12秒に266nパ
ルスのピヌクがくるようにタヌゲツト領域に達す
るようにする。䞡方のパルスは×10-3cm2の断面
積を照射する。詊料の平均䜓積玠子は各パルスす
なわち266nパルスず532nパルスの回の反
埩によ぀お照射される。各266nパルスの光束
は×1013光子cm2であり、各532nパルスの光
束は1018光子cm2である。詊料䞭の平均䜓積玠子
は266nで1014光子cm2の䜵合光束を受ける。詊
料は凊理の埌、分析され、T7の力䟡で枬定した
栞酞掻性は106の係数で枛少し、䞀方蛋癜質掻性
は照射前の倀の98に止た぀おいるこずがわか぀
た。 実斜䟋 −11 波長が可倉の出力パルスを発生する色玠レヌザ
ヌのシステムを運転するためにNdYAGレヌザ
ヌを䜿甚した以倖は、すべおの詊料パラメヌタヌ
すなわち流速、タヌゲツト面積、石英管断面
を倉えずに実斜䟋をくりかえした。 NdYAGレヌザヌが発光する毎に、各×
10-12秒の持続時間をも぀二぀の色玠レヌザヌパ
ルスが同時に発生した。この䞀連の実斜䟋の凊理
の結果を衚の圢で瀺す。
【衚】 実斜䟋 12 この実斜䟋はヒトの党血から成る生物孊的流䜓
の凊理における本発明の実斜態様を䟋瀺する。血
液は本発明の目的のために、バクテリオフアヌゞ
T4で慎重に感染させられ、凝血蛋癜質の掻性は
PTTを甚いお枬定される。ヘモグロビン蛋癜質
の酞玠芪和性は暙準法で監芖される。×10-13
秒の持続時間のパルスを発生するレヌザヌ装眮が
䜿われる。各パルスは260nの波長で×1015の
光子数の光束をも぀。反埩速床は200ヘルツであ
る。ヒト血挿䞭のT4の詊料は0.5×0.5cmの断面の
石英管を通しお流され、ポンプが流速を0.5ml
cmに調節しおタヌゲツト領域を通しお20cm秒の
流速を確保する。レヌザヌパルスは円筒圢のレン
ズを通過しお0.5cm×0.5cmのタヌゲツト領域に達
する。各パルスのタヌゲツト領域における光束は
こうしお×1017光子cm2ずなる。その持続時間
ず匷床のパルスは赀血球に効率的に浞透する
「挂癜する」こずがわか぀た。結果はT4の力䟡
で枬぀た栞酞掻性は106の係数で枛少し、䞀方も
ずの凝血蛋癜質掻性は90が維持され、ヘモグロ
ビン蛋癜質の酞玠芪和性は、目に芋える枛少を瀺
さないこずを瀺す。 芁玄すれば、本発明は広い範囲の個々の実斜態
様で生物孊的流䜓を殺菌する䞀般的方法を䞎える
ものである。これらの実斜態様においお、パルス
光、奜たしくは匷力なレヌザヌ光が蛋癜質の存圚
䞋にDNAたたはRNA含有栞酞を遞択的に光分解
するのに甚いられる。その遞択性は、波長、持続
時間、時間間隔、および匷床がここに教瀺された
所に埓぀おレヌザヌ操䜜者の調節䞋におかれるパ
ルスの䜿甚によ぀お達成される。 䞊に述べた所から、圓業者は蛋癜質の存圚䞋
に、蛋癜質に先だ぀お栞酞成分を遞択的に光分解
するこずぞの本法の圓適甚可胜性を認めるであろ
う。さらに、圓業者は、埓来のレヌザヌ結晶゚レ
クトロニクス、および光孊系が本発明の前蚘方法
を容易に実斜するのに䜿甚出来るこずを認めるで
あろう。圓業者はさらにたた、添付の特蚱請求の
範囲䞭により特別に蚘述された、本発明の抂念か
ら離れるこずなく最適の結果を達成するために前
述の蚘茉に照らしお正確なレヌザヌ出力、波長、
最適の詊料凊理その他を若干倉曎しおもよいこず
を認めるであろう。
【図面の簡単な説明】
第図は、䞻ずしお単䞀光子光化孊をもたら
す、叀兞的光源でDNAおよびトリプトフアンを
照射するこずからもたらされるこれら化合物の或
皮の゚ネルギヌ状態および或る皮の光化孊過皋を
䟋瀺する図である第図は、本発明の奜たしい
極短時間の二パルス異波長のレヌザヌ照射法によ
぀お誘起されるトリプトフアンおよびDNAの付
加的光化孊過皋を䟋瀺する第図ず類䌌の図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  基底状態にある栞酞が茻射を吞収しお
    励起状態に転移し、励起状態にある栞酞が
    茻射を吞収しお、さらに高い゚ネルギヌ状態に転
    移しお、光分解を受け、か぀基底状態たた
    は励起状態にある蛋癜質は、実質的な光分解を受
    けるに足る茻射を吞収しないように、遞ばれた波
    長および光束をも぀パルス光により生物孊的流䜓
    を照射しお、存圚する蛋癜質に先立぀お栞酞を分
    解するこずを特城ずする蛋癜質を含む生物孊的流
    䜓を凊理する方法。  生物孊的流䜓が、血液、血液成分、遺䌝子工
    孊的に加工された哺乳類现胞の蛋癜質系生成物お
    よび蛋癜質皮膜䞭にりむルス性DNAたたはRNA
    を含むワクチン補剀から遞ばれた溶液である特蚱
    請求の範囲第項の方法。  光分解が栞酞の掻性を少なくずも104枛少さ
    せか぀蛋癜質の官胜床を40以䞋だけ枛少させる
    特蚱請求の範囲第項の方法。  生物孊的流䜓が、党血、血挿、血枅、血液因
    子および血液因子から遞ばれ、圓該流䜓
    は、DNAたたはRNAを含む病原の圢の栞酞から
    成り、か぀光分解が栞酞の掻性を少なくずも106
    枛少させ、蛋癜質の官胜床を35以䞋だけ枛少さ
    せる特蚱請求の範囲第項の方法。  生物孊的流䜓が、遺䌝子工孊的に加工された
    哺乳類现胞の蛋癜質系生成物であり、圓該流䜓
    は、掻性の哺乳類DNAたたはRNAの圢の栞酞か
    ら成り、か぀光分解が栞酞の掻性を少くずも106
    枛少させ、蛋癜質の官胜床を35以䞋だけ枛少さ
    せる特蚱請求の範囲第項の方法。  生物孊的流䜓がワクチン補剀であり、圓該流
    䜓が蛋癜質皮膜䞭のりむルス性DNAたたはRNA
    の圢の栞酞から成り、か぀光分解が栞酞の掻性、
    埓぀おりむルスの掻性を少くずも104枛少させ、
    蛋癜質皮膜の官胜床を40以䞋だけ枛少させる特
    蚱請求の範囲第項の方法。  生物孊的流䜓がトリプトフアン含有の蛋癜質
    から成る氎溶液であり、光分解が実質的にすべお
    の栞酞の掻性を枛少させ、か぀蛋癜質の官胜床を
    実質的に党く枛少させない特蚱請求の範囲第、
    たたは項の方法。  パルス光が実質的に同じ波長をも぀レヌザヌ
    パルスから成る特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該パルスの各々が、180ないし295nの範
    囲内の波長、×10-5秒より短い持続時間および
    平方センチメヌトル圓たり×1015より倧きい
    光子数の光束をも぀特蚱請求の範囲第項の方
    法。  圓該波長が220ないし290nであり、圓該
    持続期間が×10-9ないし×10-15秒の範囲に
    あり、か぀圓該光束が平方センチメヌトル圓た
    り×105ないし×1018の光子数の範囲にある
    特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該波長が220なしし280nであり、圓該
    持続期間が×10-10ないし×10-12秒の範囲に
    あり、か぀圓該光束が平方センチメヌトル圓た
    り×1017ないし×1018の光子数の範囲にある
    特蚱請求の範囲第項の方法。  パルス光が皮々の波長をも぀レヌザヌパル
    スから成る特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該レヌザヌパルスが、基底状態にある栞
    酞が茻射を吞収しお励起状態に転移するように遞
    ばれた波長および光束をも぀぀以䞊の第のパ
    ルス、ならびに励起状態にある栞酞が茻射を吞収
    しお光分解を受けるように遞ばれた波長および光
    束をも぀付加的な぀以䞊のパルスからなり、か
    ぀圓該蛋癜質がいずれのパルスからも実質的な光
    分解を受けるに足る茻射を吞収しない特蚱請求の
    範囲第項の方法。  圓該栞酞の励起状態が䞀重項および䞉重項
    から遞ばれ、か぀前蚘の付加的なパルスが栞酞の
    励起状態の生存期間䞭に適甚される特蚱請求の範
    囲第項の方法。  前蚘の付加的なパルスが第二のパルスを含
    む特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第䞀および第二のパルスが同時に適甚
    される特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第二のパルスの各々が圓該第䞀のパル
    スの各々の埌マむクロ秒以内に適甚される特蚱
    請求の範囲第項の方法。  圓該第䞀および第二のパルスが各々぀以
    䞊のパルスの亀互の連続の圢で適甚される特蚱請
    求の範囲第項の方法。  圓該第䞀および第二のパルスが各䞀぀のパ
    ルスの亀互の連続の圢で適甚される特蚱請求の範
    囲第項の方法。  圓該第䞀のパルスの各々が、180ないし
    350nの範囲内の波長、×10-5秒より短い持続
    時間および平方センチメヌトル圓たり×1018
    より少い光子数の光束をもち、か぀圓該第二のパ
    ルスの各々が、300ないし700nの範囲内の波
    長、×10-5秒より短い持続時間および平方セ
    ンチメヌトル圓たり×1015より倚い光子数の光
    束をも぀特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第䞀のパルスの各々が、180ないし
    295nの範囲内の波長、×10-10ないし×
    10-14秒の持続時間、および平方センチメヌト
    ル圓たり×1013ないし×1014の光子数の光束
    をもち、圓該第二のパルスの各々が500ないし
    560nの範囲内の波長、×10-10ないし×
    10-12秒の範囲の持続時間および平方センチメ
    ヌトル圓たり×1015ないし×1018の光子数の
    光束をもち、か぀第二のパルスの各々は第䞀のパ
    ルスの各々の×10-12秒以内に適甚される特蚱
    請求の範囲第項の方法。  圓該第䞀のパルスの各々が、180ないし
    295nの範囲内の波長、×10-5ないし×
    10-10秒の持続時間、および平方センチメヌト
    ル圓たり×1013ないし×1014の光子数の光束
    をもち、第二のパルスの各々が300ないし450n
    の範囲内の波長、×10-9ないし×10-12秒の
    範囲の持続時間および平方センチメヌトル圓た
    り×1015ないし×1018の光子数の光束をも
    ち、か぀第二のパルスの各々は第䞀のパルスの
    各々の×10-6秒以内に適甚される特蚱請求の範
    囲第項の方法。  (a)DNA−たたはRNA−含有病原を含む疑
    いのある蛋癜質を含有する生物孊的流䜓を、220
    ないし280nの第䞀の波長範囲内の波長の以
    䞊の第䞀の光パルスただし、圓該第䞀のパルス
    の各々はパルス圓たり×10-8秒より短い持続時
    間をもち、か぀䞀平方センチメヌトル圓たり玄
    ×1013ないし×1016の間の光子数の圓該第䞀の
    波長範囲内の䜵合光束をも぀で照射しか぀(b)
    䞊蚘流䜓を、玄350nより長い第二の波長範囲
    内の波長の以䞊の第二の高匷床高パルスで照射
    圓該第二のパルスの各々は、×10-8秒より短
    い持続時間をもち、か぀各々䞀平方センチメヌト
    ル圓たり少なくずも玄×1015の光子数の圓該第
    二の波長範囲内の光束をもち、しかも圓該第二の
    パルスの各々は圓該第䞀のパルスの各々の埌マ
    むクロ秒以内に圓該流䜓に適甚されるしお、䞊
    蚘流䜓䞭の蛋癜質を実質的に倉化しないで、䞊蚘
    流䜓䞭のRNA−たたはDNA−含有病原を実質的
    に䞍掻性化し、殺菌するこずを特城ずする蛋癜質
    を含む生物孊的流䜓を凊理する方法。  圓該第䞀の波長範囲内の圓該䜵合光束が
    平方センチメヌトル圓たり玄×1014ず×1014
    の光子数の間にある特蚱請求の範囲第項の方
    法。  圓該第二の波長範囲内の圓該第二のパルス
    の各々が、平方センチメヌトル圓たり玄×
    1017ないし×1018の光子数の光束をも぀特蚱請
    求の範囲第項の方法。  圓該第䞀のパルスの各々が玄×10-10お
    よび×10-12秒の間の持続時間をも぀特蚱請求
    の範囲第項の方法。  圓該第二のパルスの各々が玄×10-10お
    よび×10-12秒の間の持続時間をも぀特蚱請求
    の範囲第項の方法。  圓該第二の波長範囲が350ないし410nで
    ある特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第二の波長範囲が500ないし560nで
    ある特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第䞀のパルスが秒圓たり10パルス
    ず、1000000パルスの間の呚波数で適甚される特
    蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第䞀および第二のパルスが実質的に同
    時に適甚される特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第䞀および第二のパルスが、各぀の
    パルスの亀互の連続の圢で適甚される特蚱請求の
    範囲第項の方法。  圓該第䞀および第二のパルスが、各぀以
    䞊のパルスの亀互の連続の圢で適甚される特蚱請
    求の範囲第項の方法。  薄局のタヌゲツト領域䞭に圓該流䜓を眮
    き、圓該パルスで圓該タヌゲツト領域を照射する
    こずから成る特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該局が0.5mmより小さい厚さをも぀特蚱
    請求の範囲第項の方法。  圓該局が玄0.2mmの厚さをも぀特蚱請求の
    範囲第項の方法。  圓該流䜓の各郚分を圓該䜵合光束に露光す
    る速床で、圓該流䜓を圓該タヌゲツト領域に通す
    特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該フラクシペンを毎秒玄ミリリツトル
    の速床で圓該タヌゲツト領域の各ミリメヌトル
    に通す特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該パルス光が、レヌザヌパルスである特
    蚱請求の範囲第項の方法。  圓該パルス光が、単䞀レヌザヌからのパル
    スである特蚱請求の範囲第項の方法。  流䜓が、血液、血液成分、遺䌝子工孊的に
    加工された蛋癜質系の哺乳類现胞の生成物および
    蛋癜質皮膜䞭にりむルス性DNAたたはRNAを含
    むワクチン䞭間䜓から成る矀から遞ばれる特蚱請
    求の範囲第項の方法。  流䜓が、血挿たたは血枅のような血液成分
    を含み、その成分がDNA−たたはRNA−含有病
    原を含む疑いのある特蚱請求の範囲第項の方
    法。  流䜓が、さらに血液现胞を含む぀以䞊の
    血液成分から成り、圓該パルスは、圓該血液现胞
    の呚囲に配眮されたすべおの血挿および血枅を実
    質的に照射するように倚数の方向から適甚される
    特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該栞酞が圓該蛋癜質に先立぀お光分解さ
    れるように遞ばれた波長および匷床をも぀倚数の
    レヌザヌパルスで生物孊的流䜓を照射するこずか
    ら成る、栞酞および蛋癜質を含む生物孊的流䜓を
    凊理する方法。  圓該レヌザヌパルスが、圓該栞酞のかなり
    の郚分を基底状態から励起状態ぞ転移させるに足
    るが、圓該蛋癜質のかなりの郚分を光分解するに
    は充分でない第䞀の波長および光束をも぀第䞀の
    パルスから成る特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該レヌザヌパルスがさらに、圓該励起状
    態にある栞酞によ぀お遞択的に吞収されるが、圓
    該蛋癜質によ぀おは吞収されず、それによ぀お圓
    該栞酞の光分解を起こすが、圓該蛋癜質の光分解
    を最小にする第二のパルスを含む特蚱請求の範囲
    第項の方法。  圓該パルスの各々が180ないし295nの範
    囲内の実質的に同䞀の波長、×10-5秒より短か
    い持続時間および平方センチメヌトル圓たり
    ×1015より倧きい光子数の光束をも぀特蚱請求の
    範囲第項の方法。  圓該波長が220ない290nであり、圓該持
    続時間が×10-9ないし×10-12秒の範囲にあ
    り、か぀圓該光束が平方センチメヌトル圓たり
    ×1015ないし×1018の範囲の光子数である特
    蚱請求の範囲第項の方法。  圓該波長が220ないし280nであり、圓該
    持続時間が×10-10ないし×10-12秒の範囲に
    あり、か぀圓該光束が平方センチメヌトル圓た
    り×1017ないし×1018の範囲の光子数である
    特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該パルスが、それぞれ異぀た波長をも぀
    第䞀および第二のパルスを含む特蚱請求の範囲第
    項の方法。  圓該第䞀のパルスの各々が180ないし350n
    の範囲内の波長、×10-5秒より短い持続時
    間、および平方センチメヌトル圓たり×1018
    より少い光子数の光束をもち、圓該第二のパルス
    の各々が300ないし700nの範囲内の波長、×
    10-5秒より短い持続時間および平方センチメヌ
    トル圓たり×1015より倚い光子数の光束をも぀
    特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第䞀のパルスの各々が180ないし295n
    の範囲内の波長、×10-10ないし×10-14秒
    の持続時間および平方センチメヌトル圓たり
    ×1013ないし×1014の光子数の光束をもち、圓
    該第二のパルスの各々は500ないし560nの範囲
    内の波長、×10-10ないし×10-12秒の範囲の
    持続時間および平方センチメヌトル圓たり×
    1015ないし×1018の光子数の光束をもち、か぀
    第二のパルスの各々は第䞀のパルスの各々の×
    10-12秒以内に適甚される特蚱請求の範囲第
    項の方法。  圓該第䞀のパルスの各々が180ないし295n
    の範囲内の波長、×10-5ないし×10-10秒
    の持続時間、および平方センチメヌトル圓たり
    ×1013ないし×1014の光子数の光束をもち、
    第二のパルスの各々は300ないし450nの範囲内
    の波長、×10-9ないし×10-12秒の範囲の持
    続時間、および平方センチメヌトル圓たり×
    1015ないし×1018の光子数の光束をもち、か
    ぀、第二のパルスの各々は第䞀のパルスの各々の
    ×10-6秒以内に適甚される特蚱請求の範囲第
    項の方法。  (a)栞酞の郚分ずトリプトフアン含有蛋癜質
    皮膜をも぀りむルスを含有する溶液を甚意し、(b)
    圓該りむルス含有溶液の薄局のタヌゲツト領域
    を、220ないし280nの第䞀の波長範囲内の波長
    の以䞊の第䞀の光パルス圓該第䞀のパルスの
    各々はパルス圓たり×10-8秒より短い持続時間
    をもち、か぀䞀平方センチメヌトル圓たり玄×
    1013ないし×1016の間の圓該第䞀の波長範囲内
    の䜵合光束をも぀で照射し、か぀、(c)䞊蚘局の
    䞊蚘タヌゲツト領域を玄350nより長い第二の
    波長範囲内の波長の以䞊の高匷床な第二の光パ
    ルスで照射圓該第二のパルスの各々は×10-8
    秒より短い持続時間をもち各々は平方センチメ
    ヌトル圓たり少なくずも玄×1015の光子数の圓
    該第二の波長範囲内の光束をもち、圓該第二のパ
    ルスの各々は圓該第䞀のパルスの各々の埌マむ
    クロ秒たで以内に圓該局に適甚されるしお、こ
    れにより圓該りむルスの栞酞郚分は䞍掻性化され
    るが、蛋癜質皮膜の構造の倉化はほずんどない状
    態ずしお、殺されたりむルスワクチンを調補する
    こずを特城ずする蛋癜質を含有する生物孊的流䜓
    を凊理する方法。  (a)培逊によりトリプトフアン含有蛋癜質を
    生産する哺乳動物系の现胞を甚意し、(b)圓該现胞
    を培逊し、(c)圓該蛋癜質を媒䜓䞭に攟出し、そし
    お(d)圓該媒䜓を、基底および励起状態にある栞酞
    成分によ぀お差別的に吞収されお、栞酞が䞍掻性
    で、蛋癜質に富む最終生成物を生産するような、
    異぀た波長の高匷床レヌザヌ光の倚数のパルス
    に、露光するこずによ぀お、圓該媒䜓䞭の栞酞成
    分を䞍掻性化しお、トリプトフアン含有蛋癜質を
    生産するこずを特城ずする蛋癜質を含有する生物
    孊的流䜓を凊理する方法。  圓該䞍掻性化段階がさらに、圓該栞酞成分
    を基底状態から励起状態に転移させるに足るが、
    圓該溶液䞭の蛋癜質を䞍掻性化するには充分でな
    い光束の第䞀の波長の第䞀の光パルスで圓該媒䜓
    を照射する工皋を含む特蚱請求の範囲第項の
    方法。  圓該䞍掻性化段階がさらに、励起状態にあ
    る栞酞によ぀おは吞収されるが、基底状態にある
    圓該蛋癜質によ぀おは実質的に吞収されず、圓該
    酞を高゚ネルギヌ状態に転移させお圓該栞酞の光
    分解を起こすが、䞀方圓該蛋癜質の光分解を最少
    にするような第二の光パルスによ぀お励起状態に
    ある圓該栞酞を照射する工皋を含む特蚱請求の範
    囲第項の方法。  (a)蛋癜質ずDNAたたはRNAのような栞酞
    を含む溶液を、圓該栞酞の䞀郚を基底状態から励
    起状態に転移させるに足るが、圓該溶液䞭の蛋癜
    質を䞍掻性化するには充分でない光束の第䞀の波
    長の第䞀の光パルスによ぀お、照射し、そしお(b)
    励起状態にある間、栞酞を、励起状態にある栞酞
    によ぀おは優先的に吞収されるが、基底状態にあ
    る蛋癜質によ぀おは実質的に吞収されず、その結
    果、栞酞を圓該励起状態より高い゚ネルギヌ状態
    に転移させお栞酞の光分解を起こさせるが、蛋癜
    質の光分解は最小にするような第二のパルス光で
    照射し、圓該栞酞を遞択的に䞍掻性化するこずを
    特城ずする蛋癜質を含む生物孊的流䜓を凊理する
    方法。  圓該励起状態が、䞉重項たたは䞀重項状態
    にある栞酞から成り、圓該第二のパルスが圓該栞
    酞の圓該郚分の䞉重項たたは䞀重項の生存期間内
    に適甚される特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第䞀および第二のパルスが同時に適甚
    される特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第二の光パルスが圓該第䞀の光パルス
    の埌ピコ秒以内に適甚される特蚱請求の範囲第
    項の方法。  圓該第䞀のパルスの波長が220および280n
    の間にある特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第䞀のパルスの持続時間が×10-8秒
    より短い特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第䞀のパルスの持続時間が玄×
    10-12および×10-10秒の間にある特蚱請求の範
    囲第項の方法。  圓該第䞀のパルスが平方センチメヌトル
    圓たり玄×1014より少い光子数の光束をも぀特
    蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第䞀のパルスが平方センチメヌトル
    圓たり玄×1013および×1014秒の間の光束を
    も぀特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第二のパルスが玄350mmより長い波長
    をも぀特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第二のパルスが玄350ないし410nの
    間の波長をも぀特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第二のパルスが玄500ないし560nの
    間の波長をも぀特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第二のパルスが×10-8秒より短い持
    続時間をも぀特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第二のパルスが玄×10-10ないし
    ×10-12の間の持続時間をも぀特蚱請求の範囲第
    項の方法。  圓該第二のパルスが平方センチメヌトル
    圓たり玄×1015ないし×1018の光子数の光束
    をも぀特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該第二のパルスが平方センチメヌトル
    圓たり玄×1017の光束をも぀特蚱請求の範囲第
    項の方法。  圓該光パルスがレヌザヌ光のパルスである
    特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該光パルスが単䞀レヌザヌにより適甚さ
    れる特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該溶液がタヌゲツト領域に薄局ずしお配
    眮され、圓該局が玄0.5nより小さい厚さをも぀
    特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該局が玄0.2nの厚さをも぀特蚱請求の
    範囲第項の方法。  圓該溶液が毎秒玄ミリメヌトルの速床で
    タヌゲツト領域の各ミリメヌトルを暪切぀お流
    される特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該溶液が血挿蛋癜質から成る血液成分で
    ある特蚱請求の範囲第項の方法。  圓該血液成分がさらに血液现胞を含み、圓
    該パルスが、圓該血液现胞の呚囲に配眮される実
    質的にすべおの血挿および血枅を照射するように
    倚数の方向から適甚される特蚱請求の範囲第
    項の方法。
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