JPH0359353B2 - - Google Patents

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JPH0359353B2
JPH0359353B2 JP60213262A JP21326285A JPH0359353B2 JP H0359353 B2 JPH0359353 B2 JP H0359353B2 JP 60213262 A JP60213262 A JP 60213262A JP 21326285 A JP21326285 A JP 21326285A JP H0359353 B2 JPH0359353 B2 JP H0359353B2
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JP
Japan
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chamber
food
agent
water
reactant
Prior art date
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JP60213262A
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English (en)
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JPS6273062A (ja
Inventor
Hiroyuki Yugawa
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UKON MURAJIRO
Original Assignee
UKON MURAJIRO
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Publication date
Application filed by UKON MURAJIRO filed Critical UKON MURAJIRO
Priority to JP60213262A priority Critical patent/JPS6273062A/ja
Priority to US06/909,112 priority patent/US4751119A/en
Priority to FR868613357A priority patent/FR2587608B1/fr
Priority to GB8623103A priority patent/GB2183017B/en
Publication of JPS6273062A publication Critical patent/JPS6273062A/ja
Publication of JPH0359353B2 publication Critical patent/JPH0359353B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/24Warming devices
    • A47J36/28Warming devices generating the heat by exothermic reactions, e.g. heat released by the contact of unslaked lime with water
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D5/00Devices using endothermic chemical reactions, e.g. using frigorific mixtures
    • F25D5/02Devices using endothermic chemical reactions, e.g. using frigorific mixtures portable, i.e. adapted to be carried personally
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2331/00Details or arrangements of other cooling or freezing apparatus not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2331/80Type of cooled receptacles
    • F25D2331/805Cans
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/13Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
    • Y10T428/131Glass, ceramic, or sintered, fused, fired, or calcined metal oxide or metal carbide containing [e.g., porcelain, brick, cement, etc.]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野) この発明は発熱または吸熱反応により飲料水ま
たは固形食品を急速に加熱または冷却する罐に関
する。 更に言えば三区画に仕切られた罐本体内部の一
つの室内に固体反応剤を、二つ目の室内に液体反
応剤を収容し、三つ目の室内に飲料水または食品
を収容し、飲用または食用する際に前記の両反応
剤を混合させて発熱または吸熱作用を生じさせ、
その発熱または吸熱エネルギーを飲料水または食
品に伝達させて飲料水または食品を急速に加熱ま
たは冷却するものである。 (従来の技術) この種の罐あるいは容器は基本的に知られてい
る。 しかしながら複雑な構造であつたり、コストが
高いこと、反応剤の保存性に問題があること、反
応効果が充分でないこと、とりわけ反応時間が比
較的長いこと、取り扱いが必ずしも容易でないこ
と等の問題点があつて未だ商業的に成功していな
い。 発明者が知つている従来技術としては次の例が
ある。 特開昭58−157419号公報には、罐が二区画に分
けられ、その一室には飲料水または食品が入れら
れ、他の一室には空気に触れることにより、反応
して発熱する反応剤が収容されているものが記載
されている。 空気は言うまでもなく最も手軽に利用できるか
ら、空気中の酸素との結合によつて発熱する発熱
組成物を収容しさえすれば、この種の製品を簡単
に製造できるかの如く思われる。 しかしながら実際にはその公報に記載されてい
るある種の金属粉、例えばアルカリ金属の硫化物
と炭素物質との発熱組成物を使用しても発熱時間
が長く、この種の製品に望まれる急速な加熱が到
底期待できない欠点があつて商業的に成功してい
ない。 同59−131317号公報には、罐等が飲料水または
食品を収容する室と水を収容する室とそして水と
反応する発熱剤を収容する室から構成されたもの
が記載されている。 従つて発熱剤に水を供給しさえすれば、発熱剤
の種類によつては比較的短時間に発熱反応が得ら
れ、飲料水等の加熱に成功できるように思われ
る。 しかしながら水を収容する室の構成に問題があ
る。 何故なら水を収容する室は製品の輸送中や飲ん
だり、食べたりする前のユーザーの取り扱い中に
簡単に破れたり、剥離したりするものでは発熱反
応が望む時以前に発生して好ましくない。 他方望む時には簡単にその室を破いたり、剥離
できるものが必要である。 つまりその室を破いたりして水を発熱剤に作用
させなければならない。 この種の製品の水を収容する室にはこの二つの
相反する機能が要求される。 しかしながらこの従来技術は、水を収容する室
の材質を紙、繊維織物、不織布、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニール、ポリプロピレン等の不透過フ
イルムによつている。 使用時にはこれらの不透過フイルムを剥離、除
去しなければならないが、実際には短時間にこの
フイルムを手軽に剥離したり、破いたりすること
は困難である。 水が簡単に漏れたりしないよう確実に予め構成
されているからである。 その上最も困ることは水を一挙に発熱剤に供給
しなければ発熱反応が不充分であつ結局充分な発
熱が得られないため飲料水や食品を充分加熱でき
ない欠点があつた。 発明者の研究によれば、結局水等の液体を反応
剤に対して一挙に供給しない限り、成功しないこ
とが明らかとなつた。 この例のように水を収容する室を破いてもその
破けた穴から水は一挙に発熱剤を収容する室へ供
給されないから、水は少しずつ供給されることに
なり、結局充分な発熱反応を急激に得られない欠
点があつた。 同59−209320号公報には、飲料水や固形食品を
発熱剤や吸熱剤を使用して自己加熱、自己冷却に
より、加熱したり、冷却する使い捨てする容器が
記載されている。 そして発熱剤や吸熱剤を反応させるための液体
を収容する室と発熱剤や吸熱剤を収容する室の境
は穿孔可能なダイヤフラムによつてシールされて
いる。 しかしそのダイヤフラムの具体的材質は記載さ
れていない。 その上この例も第2番目の従来技術と同様にそ
のダイヤフラムに穴を開けてその穴から液体を発
熱剤や吸熱剤に供給することにより、発熱反応や
冷却反応を得るものである。 従つて液体は依然として一挙に発熱剤や吸熱剤
に供給されないから、充分な加熱や冷却ができな
い。 その上ダイヤフラムに穴を開けるために二種類
のブレーカーが収容され、複雑化している。 この結果この発明によつても未だ商業的に成功
していない。 (従来技術の問題点) 前記の通り、従来の発明等は夫々工夫がされて
はいるが、急速に加熱できない欠点のあることが
基本的に欠点であつて結局実用化していない。 また手軽に加熱や冷却できない問題点が解決さ
れていない。 (発明の技術的課題) そこでこの発明は、前記の従来技術の欠点を解
消するため急速に加熱と冷却作用を生じさせるこ
とを目的の一つとする。 また第2の目的として発熱剤や吸熱剤の反応を
簡単な構造で得ることにある。 第3の目的は商業的にコストを廉価に得ること
にある。 (発明の技術的手段) 上記の目的を達成するためこの発明は、三区画
に設けた罐内部に、水溶液と反応剤と飲食品を
夫々各室に収容し、反応剤を収容させた反応剤室
が飲食品を収容させた飲食品室に臨ませてあり、
反応剤室に連設させた水溶液を収容する水室との
境には加工された硝子製のダイヤフラムが設けら
れてなるものである。 (発明の作用) この発明は前記の手段により、反応剤室と水室
との境に設けられたダイヤフラムを破壊すること
により、水室に収容した水溶液を一挙に反応剤室
に供給させて反応剤を急激に反応させ、反応剤の
発熱または吸熱エネルギーを飲食品に作用させて
飲食品を急速に加熱または冷却する。 (発明の構成) この発明の罐自体の構成は本質的に公知のもの
と変化はなく、商業的に量産されているものを使
用できる。 しかし罐の内部は飲料水または食品を収容する
室と飲料水または食品を加熱または冷却させるた
めの反応剤を収容する室と更に反応剤を反応させ
るための水溶液を収容する室の三室から構成され
ている。 反応剤を収容する反応剤室の大部分は飲食品を
収容する飲食品室に臨ませてある。 そして反応剤室と水溶液を収容する水室の境に
は使用時に一挙に僅かの衝撃によりその全体が固
体から粒状に変化する改良された強化硝子製のダ
イヤフラムが設けてある。 更に詳しく説明すれば、飲食品室と反応剤室と
の境は気密に設けられている。 また反応剤室と水室とはダイヤフラムを介して
気密に設けられ、三室は互いに気密状態に設けて
ある。 前記のダイヤフラムは粒状に割れるように加工
された改良強化硝子板である。 この発明はこの以下に詳細に説明する改良され
た強化加工硝子板をダイヤフラムとして採用する
ことに大きな特徴があるものであつて、次の態様
を発明の基本的構成とするものである。 その1は、三室に区画された罐において、ダイ
ヤフラムを境にして設けられた水室には予め水、
アンモニア水等の水溶液が収容され、ダイアフラ
ムにブレーカーの一方の端が固定され、ブレーカ
ーの他方の端は自由状態に設けられ、ブレーカー
の他方の端は罐の底板部に対して若干の間隔を隔
てて底板部側に臨ませてある。 常時はブレーカーが水室内においてダイヤフラ
ムに作用しないが、飲食するときには底板部側を
僅かに自由状態に設けられているブレーカーを手
で押圧させることにより、ダイヤフラムに固定さ
れたブレーカーの一方の端が強化硝子板製のダイ
ヤフラムに衝撃を与え、その結果ダイヤフラムは
一挙に粒状に破壊され、水室と反応剤室が連通
し、水溶液が一挙に反応剤室に浸入し、その室内
に収容された反応剤と作用し、急激に発熱反応ま
たは吸熱反応を起こさせ、このエネルギーを利用
して飲食品を加熱また冷却させるものである。 反応剤室には発熱剤または吸熱剤が収容され、
飲食品室には飲料水または食品が収容されること
はいうまでもない。 その2は、水室にブレーカーを設けない場合で
あり、底板部を公知の罐切りを使用して開け、あ
るいはプルトツプとして広く知られている構造を
底板部に採用して手軽に底板部を開け、日常広く
使用されるスプーン、フオーク等をブレーカーの
代用として利用し、水室と反応剤室の境を構成し
ている強化硝子製のダイヤフラムに衝撃を与えて
一挙に粒状に破壊させ、水室と反応剤室を連通さ
せて水室の水溶液を一挙に反応剤室に浸入せし
め、水溶液と反応剤の混合により、発熱反応また
は吸熱反応を生じさせて飲食品を加熱または冷却
させるものである。 その3は、水室に水溶液とブレーカーを一切予
め収容しない場合である。 この場合底板部用のカバーを罐本体と一体に成
形することなく別にプラスチツクスにより取り外
し自在に設ける。 この発明では反応剤室に予め反応剤が収容さ
れ、飲食品室には飲食品が収容されているが、水
室には飲食時に底板部を開け、日常手軽に得られ
る水を水室に注ぎ入れ、日常使用しているスプー
ン、フオーク等をブレーカーの代用として利用
し、ダイヤフラムをスプーン等で一挙に粒状に破
壊して、反応剤室の水を供給させ、発熱または吸
熱反応を得るものである。 この発明の実施例を添付図面を参照して以下に
説明する。 実施例 1 罐本体の構成は本質的に公知のものと同様であ
る。 ジユース、ビール等の飲料水については円筒状
の罐が適当であるが、固形の食品については公知
の通り、高さの低い比較的偏平な形状の罐であつ
てもよい。 一般的に罐の材質はアルミニユウム等の軽金属
が普通であるが、場合により硬質プラスチツクス
により罐容器も考えられる。 第1図は説明の便宜上罐を上下反対にして示し
てある。 外側は側壁部12と天板部14、底板部16、
底板部用のカバー18からなり、天板部14の開
閉は公知の罐切りを使用して開けてもよく、広く
知られている天板部14に通常構成されていると
同様のプルトツプ20の構造でもよい。 図示の底板部16は広く一般的に普及している
ものと若干異なつている。 通常の底板部は内側へ向けて若干湾曲している
が、この発明の場合は図面上省略してあるが、正
しくは後述の説明によつて理解されるであろう
が、手で押圧させた時に内側へ若干湾曲するよう
に構成されている(第3図参照)。 つまり底板部16を押圧させたときにその底板
部16の内側面が後述のブレーカー30の自由状
態側の他方の端に触れるようにするためである。 従つて若干外側に向けて断面円弧状に膨出して
いるとよい。 そして使用前には輸送中や取り扱い中の不慮の
衝撃によつて底板部16が衝撃を受けて内側へ湾
曲し、ブレーカー30を作用させないようにする
ため、底板部16の外周に断面略U字状の硬質の
カバー18を装着させるとよい。 この硬質のカバー18を底板部16の外側に装
着させておくことにより、不慮の衝撃が底板部1
6側に作用しても底板部16へは作用しないから
ブレーカー30が妄りに作用しない。 罐10の内部は三室に区画されている。 天板部14側には最も容積の大きい飲料水や食
品を収容する飲食品室22が形成されている。 飲食品室22に収容される飲食品の例はコーヒ
ー、ビール、ジユース等の飲料水や飲料用アルコ
ールまたはスープやハンバーグ等の固形食品が挙
げられる。 これらの飲食品は季節やユーザーの好みに応じ
て加熱されたり、冷却されることが予定されてい
ることはいうまでもない。 そしてこの飲食品室22内に大きく臨ませて円
筒状の反応剤室24が飲食品室22側に形成され
ている。 この反応剤室24は後述の発熱剤あるいは吸熱
剤を収容する室である。 この反応剤室24の構成は、図示を省略してあ
るが、発熱または吸熱作用を効果的にするため反
応剤室24の外側つまり飲食品室22側に多数の
フインを突設してもよい。 また反応剤室24の形状をベローズ状に設けて
もよい。 反応剤室24の底板部16側の周縁は罐10の
側壁部12の内側にまで延長され、側壁部12の
内側と反応剤室24の境は密着状態に設けられ、
気密を保持している。 反応剤室24と底板部16との間には水やアン
モニア水等の水溶液を収容する水室26が形成さ
れ、この水室26と反応剤室24の境にはその詳
細については後述する比較的弱い衝撃によつて粒
状に割れる改良された強化硝子製の薄いダイヤフ
ラム28が設けられれている。 ダイヤフラム28、反応剤室24の底板部16
側の側壁部12に延長された部分とによつて水室
26は反応剤室24や飲食品室22とは互いに気
密状態に形成されている。 前記のダイヤフラム28には使用の際にダイヤ
フラム28に衝撃を与える小道具として通常の硝
子や硬質プラスチツクスによる棒状のブレーカー
30の一方の端が固定されている。 そしてブレーカー30の他方の端は底板部16
と平行になるように屈折されており、その端は罐
10の底板部16に対して若干の間隔を隔てて底
板部16側に臨ませてある。 底板部16の内面に対してブレーカー30の一
方の端が若干の間隔を設けて自由状態に設けてあ
る理由は、常時はブレーカー30の底板部16側
からの押圧力を受けてブレーカー30のダイヤフ
ラム28側の一方の端がダイヤフラム28に対し
て作用しないようにするためである。 このブレーカー30は常時ダイヤフラム28に
作用するものではなく、飲食するときにユーザー
がこのブレーカー30を僅かに作動させてダイヤ
フラム28を一挙に衝撃によつて破壊させる道具
である。 この発明ではダイヤフラム28の破壊作業を最
も手軽に実施できかつ発熱反応時または吸熱反応
時に反応剤が一切罐10外に飛散しないように考
慮されている。 このことは飲食品を収容している性質上人体の
衛生的見地から適切である。 ブレーカー30は第1図等に示されているよう
に底板部16側が底板部16と平行状態に曲げら
れ、他の大部分はダイヤフラム28に向けて傾斜
している。 この発明では前記の通り、底板部16側は底板
部16と硬質のカバー18との二重構造である
が、必ずしも二重にすることが必須ではない。 しかし商品としての管理上では容易に反応剤の
反応が予期する以前に発生しては困るから、底板
部16の外側に蓋の機能を奏するカバー18を装
着することは有利である。 以上の通りであるから、この発明では予め飲食
品室22に飲食品の何れかを収容し、反応剤室2
4には発熱剤または吸熱剤の何れかを収容させ、
水室26には水、アンモニア水等の水溶液を収容
させてこれらの三室を互いに密封させると共に前
記の通り、ブレーカー30を設けて底板部16側
にカバー18を装着して商品とする。 そこでユーザーが購入し飲食するときは第3図
に示すように罐10の底板部16からカバー18
を外し、底板部16の上から指を底板部16側の
ブレーカー30の端に向けて押し当てることによ
り、その作用はブレーカー30の自由状態に設け
られた他方の端に作用し、その作用はそのままダ
イヤフラム28側のブレーカー30の一方の端に
作用するから、その押圧エネルギーはダイヤフラ
ム28の一部に対して衝撃を奏する。 かくして比較的僅かの衝撃によつてダイヤフラ
ム28は一挙に破壊され、ダイヤフラム28の部
分は穴となる。 かくして水室26の水溶液は一挙に反応剤室2
4内に侵入して水溶液と反応剤が混合し、化学反
応が急激に発生し、その反応剤が発熱剤の場合は
加熱反応を起こしてその熱エネルギーは飲食品室
22内の飲食品に伝達され、飲食品を急激に加熱
させる。 他方反応剤が吸熱剤の場合では、その反対に飲
食品を急激に冷却させることはいうまでもない。 実施例 2 この発明は本質的に実施例1と変化しないが、
簡単にいえば、実施例1において水室26内にブ
レーカー30を設けない構成のものであつて他の
構成は実施例1と同様であるから、図示を省略し
第1図を援用して説明する。 ブレーカー30を設けない場合ダイヤフラム2
8の破壊作業に困難性を一見感じるが実際には何
等の困難性もない。 例えば屋内では日常使用されるスプーンやフオ
ーク等をブレーカー30の代用品として利用すれ
ば足りる。 つまりカバー18を罐10から外し、底板部1
6を罐切り等により開け、スプーン等でダイヤフ
ラム28に僅かに衝撃を与えることによつていう
までもないが、実施例1と同様に発熱反応または
吸熱反応が簡単に得られる。 屋外の野山や河川、湖沼、海等の場所において
スプーン等の適当なブレーカー代用品となる適当
な小道具を持参していない場合には、ブレーカー
の代用品となるような小枝や小石でもブレーカー
の代用品として利用できる。従つて必ずしも水室
26にブレーカー30を必須のものとして構成し
なくてもよいことが理解されるであろう。 特にダイヤフラム28は破壊は水室26の水溶
液を反応剤室24へ供給するに過ぎないから、衛
生的にも何等の問題がない。 この発明の場合水溶液を反応剤室24に供給さ
せることにより、水溶液が化学変化して罐10の
外へ吹き出るおそれがあるが、ダイヤフラム28
に衝撃を与えた後に素早く予め外したカバー18
を底板部16に代えて罐10の底側に装着しさえ
すれば、反応剤や水溶液が罐10外に吹き出るお
それもない。 この発明において底板部16側の構成が若干公
知のものと異なることによる利益は前記の説明か
ら容易に理解されるであろう。 実施例 3 この発明もまた本質的に実施例1と同2の発明
と比較して変化しない。 従つて図示を省略してあるから、第1図ないし
第3図を援用して説明する。 この発明は、実施例1の発明において水室26
を設けているが、水室26内にはブレーカーのみ
ならず水等の水溶液も収容していない構成であ
る。 他の構成は実施例1や実施例2と同一である。 つまりこの発明では手軽に得られる水と充分反
応する発熱剤や吸熱剤を予め選択し、反応剤室2
4に収容することにより、使用時に水室26に水
を供給させ、実施例2の発明について説明したブ
レーカーの代用品により、ダイヤフラム28を破
壊して発熱反応や吸熱反応を得るものである。 実施例2や実施例3はブレーカーや水を収容し
ないからその手数を省くことができるから、商業
的にコストの低減に寄与できる。 次にこの発明について重要なダイヤフラム28
の構成について説明する。 薄い硝子板を熱処理して局部的衝撃により、広
範囲に旦り多数の小粒状に破壊するように加工さ
れたものである。 この種の強化硝子は破損硝子片による傷害事故
を防止できることから、自動車のフロントに広く
使用されている。 板硝子を熱処理して、硝子表面に圧縮応力を与
えたもので、反力、衝撃、温度変化に対する強度
が数倍高められる。 万一割れても小さな丸みの粒状となるものであ
る。 しかしながら通常の強化硝子は比較的肉厚のも
のに限られ、薄い例えば1mmないし2mm程度のも
のは硝子表面の急冷処理のため破損するので生産
されていない。 公知の強化硝子は用途が自動車、車両、ビルデ
イングのドアであるから、比較的肉厚なものでも
よいが、この発明では比較的簡単に指先による押
圧力程度によつて割れるものが要求されるから、
到底公知の強化硝子をそのまま利用できない。 そこでこの発明では従来の強化硝子の製法を改
良し、熱処理後の冷却時に低温に加熱した粘性油
を使用することによつて解決したものである。 具体的にいえば、1ないし2mm程度の薄板硝子
を変形しない限界温度600〜700℃で加熱した後、
常温よりやや高い65℃程度に加熱した不燃性の粘
性油、例えばエンジンオイル、天麩羅油、トラン
ス油等の粘性油中に浸漬して急速冷却する。 このようにして処理することにより、水冷また
は空気の吹きつけでは破損する薄板硝子も破損す
ることなく製造でき、局部的な衝撃または歪によ
り、広範囲に旦り、厚み程度の丸い粒状に割れ
る。 この破損状況は従来の3mmあるいはそれ以上の
厚手硝子では既に実用化された製品があるが、こ
の発明では1mm前後の薄板硝子に適用できる利点
がある。 即ち、従来の水冷あるいは空気の吹きつけによ
る冷却方法の場合薄手硝子では急冷時の熱収縮に
よる歪応力に耐えられず破損したのに対し、この
発明では低温に加熱した粘性油が硝子表面に密接
して硝子表面の温度を吸収し、高温の油膜を形成
し、この高温油膜の粘性が硝子表面の急激な瞬間
的温度低下を緩和することと、粘性油を水または
空気よりも高温な65℃程度に加熱し、浸漬瞬間時
の冷却を緩和したことの相乗作用によるものと予
測される。 公知の通り強化硝子は形状に問わずその一部に
衝撃が与えられることにより、その全体が力学的
に粒状に変化することは広く知られている通りで
ある。 この発明は成形状態では金属に対比される強度
を有しながら、一部に対する衝撃により全体が割
れる特徴のある強化硝子を更に改良したものであ
る。 この発明の前記のダイヤフラム28は予め上記
の製法により生産された薄板硝子を採用する。 このことは飲食時に先立つて発熱または吸熱作
用を簡単にかつ急速に発生させる必要があるが、
結局自動車に使用されるような厚手のものでは容
易に割れることなくひび割れが生ずる程度に過ぎ
ないからに他ならない。 次にこの発明に使用する反応剤としての発熱剤
と吸熱剤についてその具体的例を挙げる。 発熱剤について 水と反応して発熱するもの。 生石灰、コバルト、クロム、鉄、水酸化鉄、マ
グネシユウム、マンガン、モリブテン、酸化第一
スズ、チタン、ナトリユウム。 これらのうち商業的には塩化マグニネシユウム
の粉末が好ましい。 反応時に著しくガスを発散したり、強酸や強ア
ルカリに変化するもの、あるいは消防法や食品管
理法に抵触するようなものは好ましくないだろ
う。 還元性の金属または金属化合物の粉末で室温下
で水中の酸素と反応して酸化物を生成するととも
に発熱する化合物である。 この媒体は二種以上の金属粉末を混合してもよ
い。 吸熱剤について 水と反応するもの。 チオシアン酸カリウムと尿素の混合物をアンモ
ニア水で溶解してなるもの。 両者の混合割合は3:2から2:3がよくこれ
らの混合物をアンモニア水で溶解したものがよ
い。 吸熱剤としては塩化アンモニウム、チオシアン
酸カリウム、硝酸アンモニウム、尿素またはその
混合物を水に溶解したものがよく、実験結果によ
れば、室温30℃、液温度28℃の水100部に対する
吸熱剤によつて得られる温度は次の表1の通りで
ある。
【表】
【表】 以上の結果から明らかなように、チオシアン酸
カリウム単独またはチオシアン酸カリウムと尿素
の混合物を吸熱剤として使用した場合最も低い温
度が得れる。 表1中、最低温度が得られるチオシアン酸カリ
ウムと尿素の混合物につき、その混合割合を変え
た吸熱剤25gに対し、溶液としてアンモニア水
(1:4)25mlを室温30℃、液温28℃で溶解した
ときに得られた最低温度は第4図に示す通りで、
チオシアン酸カリウム対尿素の混合割合が15g:
10gから10g:15gの範囲で最低温度が得られ、
チオシアン酸カリウム:尿素の混合比が3:2な
いし2:3の範囲では、水で溶解したときに比べ
勝れた結果が得られる。 しかしチオシアン酸カリウムと硝酸アンモニウ
ムを混合した吸熱剤の場合には何れか一方のみの
単一吸熱剤の最低温度以下の温度を得ることが難
しい事実から、この発明のチオシアン酸カリウム
と尿素の3:2ないし2:3の混合剤とアンモニ
ア水から得られる低温は使用剤の相乗効果による
ものといえる。 次にチオシアン酸カリウムと尿素との混合比の
異なるものについて最低温度と時間の経過に伴う
温度変化は第5図の通りで、室温は30℃、液温は
28℃で、混合比の異なる吸熱剤25gに1:4のア
ンモニア水25mlを添加したとき、アンモニア水添
加後約1分で最低温度となり、チオシアン酸カリ
ウムと尿素の混合比が3:2ないし2:3の吸熱
剤番号3、4、5の特性、特に3、4の特性は最
低温度から3分経過して6℃以下で冷却効果も勝
れていることが判る。 本例の実施例について以下に説明する。 例 1 チオシアン酸カリウム 15g 尿 素 10g を混合したものに、1:4のアンモニア水25mlを
別の容器に密封して添付し、使用時にアンモニア
水を混合吸熱剤に添加する。 実際には市販の吸熱剤のように比較的破れ易い
軟質合成樹脂製の袋にアンモニア水を収容密封
し、チオシアン酸カリウムと尿素を混合した吸熱
剤と共に強靱な軟質合成樹脂製外袋に収容密閉し
て使用時に外圧を加え、内部のアンモニア水の袋
を破り、吸熱剤と混合させるほか、熱交換をよく
するため上記の実施例の最低温度および温度の変
化は表2に示す通りである。 なお下記の測定値は室温30℃、液温28℃で正確
な結果を知るため混合吸熱剤をビーカーに入れ、
これにアンモニア水を添加して測定したものであ
る。
【表】 例 2 チオシアン酸カリウム12.5gを混合したものに
1:4のアンモニア水25mlを添加したもので、そ
の他はすべて例1と同様であり、同一方法で測定
した液温と経過時間との関係は表3の通りであ
る。
【表】
【表】 (発明の効果) この発明は上記の構成であるから、以下の利益
を奏する。 (1) 水室と反応剤室の境には改良された強化硝子
によるダイヤフラムが設けられているから、そ
のダイヤフラムは僅かの衝撃により、割れてダ
イヤフラムは穴となる。 従つて水室から水溶液は一挙に反応剤室に供
給され、水溶液と反応剤は急激に化学反応し、
急速に発熱または吸熱反応を生じ、飲食品を加
熱または冷却できる。 (2) 水室にはブレーカーが収容されているから、
何等の道具を使用することなく手軽に飲食品を
加熱または冷却できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施品を説明の便宜のため
上下を倒立させて示す断面図、第2図はダイヤフ
ラムの部分を拡大して示す斜視図、第3図は使用
状況を示す断面図、第4図はチオシアン酸カリウ
ムと尿素の混合比と最低温度との関係を示すグラ
フ図、第5図は最低温度と時間の経過による温度
変化を示すグラフ図である。 (主要部分の符号の説明)、10……罐、16
……底板部、22……飲食品室、24……反応剤
室、26……水室、28……ダイヤフラム、30
……ブレーカー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に飲食品を収容する飲食品室と発熱剤ま
    たは吸熱剤を収容する反応剤室と水溶液を収容す
    る水室を設け、飲食品室には飲食品が、反応剤室
    には発熱剤または吸熱剤が、水室には水溶液が
    夫々収容され、反応剤室は飲食品室に臨ませてあ
    り、反応剤室と水室の境には、1ないし2mm程度
    の薄板硝子を変形しない限界温度で加熱した後、
    常温よりやや高い程度に加熱した不燃性の粘性油
    中に浸漬して急速冷却してなる硝子製のダイヤフ
    ラムを設けてなる発熱または吸熱反応により飲料
    水または食品を自己加熱または自己冷却する罐。 2 内部に飲食品を収容する飲食品室と発熱剤ま
    たは吸熱剤を収容する反応剤室と水溶液を収容す
    る水室を設け、飲食品室には飲食品が、反応剤室
    には発熱剤または吸熱剤が、水室には水溶液が
    夫々収容され、反応剤室は飲食品室に臨ませてあ
    り、反応剤室と水室の境には、1ないし2mm程度
    の薄板硝子を変形しない限界温度で加熱した後、
    常温よりやや高い程度に加熱した不燃性の粘性油
    中に浸漬して急速冷却してなる硝子製のダイヤフ
    ラムを設け、水室内にブレーカーが設けられ、ブ
    レーカーの一方の端がダイヤフラムに固定され、
    ブレーカーの他方の端は罐本体の底板部に対して
    若干の間隔を隔てて自由状態に設けられた発熱ま
    たは吸熱反応により飲料水または食品を自己加熱
    または自己冷却する罐。 3 罐内部に飲食品を収容する飲食品室と発熱剤
    または吸熱剤を収容する反応剤室と水溶液を収容
    する水室を設け、飲食品室には飲食品が、反応剤
    室には発熱または吸熱剤が夫々収容され、反応剤
    室が飲食品室に臨ませてあり、反応剤質と水室の
    境には、1ないし2mm程度の薄板硝子を変形しな
    い限界温度で加熱した後、常温よりやや高い程度
    に加熱した不燃性の粘性油中に浸漬して急速冷却
    してなる硝子製のダイヤフラムを設けてなる発熱
    または吸熱反応により飲料水または食品を自己加
    熱または自己冷却する罐。
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