JPH0359181A - 反応性染料による繊維の染色方法およびそれに使用するアルカリ性溶液 - Google Patents

反応性染料による繊維の染色方法およびそれに使用するアルカリ性溶液

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JPH0359181A
JPH0359181A JP1189017A JP18901789A JPH0359181A JP H0359181 A JPH0359181 A JP H0359181A JP 1189017 A JP1189017 A JP 1189017A JP 18901789 A JP18901789 A JP 18901789A JP H0359181 A JPH0359181 A JP H0359181A
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JP
Japan
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weight
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alkali metal
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polyacrylate
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JP1189017A
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Baran Jean
ジャン・バラン
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MANUF PROD CHIM PROTEX
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、反応性染料を使用してセルロース系繊維を染
色するための改良された方法、およびその方法の実施に
使用されるアルカリ性溶液に関するものである。
〔従来の技術および課題〕
反応性染料をセルロース系繊維の上に固定するためには
、アルカリ性薬剤の使用を必要とする。
このアルカリ性薬剤の性質および所要量は、実施される
プロセスの諸機能および/または使用される染料の反応
性基の性質によって異なる。
種々の反応性染料の固定のためには、炭酸ソーダまたは
リン酸三ナトリウムがしばしば使用されている。通常の
方法においては、これらの塩の状態は粉末状または結晶
状であるので、粉末の取り扱い、とくにこれらの塩を染
料浴に加える前に注意深く溶解する必要があるというよ
うな、いろいろの困難がある。リン酸三ナトリウムを使
用する場合は、また他の困難もある。すなわちこの方法
を軟化処理が十分なされていない水、またはアルカリ土
類金属イオンを含有する水の中で実施される場合である
炭酸ナトリウムあるいはリン酸ナトリウム等の固体塩の
使用を避けるために、これらを種々の化合物のアルカリ
性水溶液で置き換えることが、すでに提案されている。
すなわち、リン酸三カリウムのアルカリ溶液は、米国特
許第4,555,348号に開示されている。この特許
に記載されている溶液を使用すれば、粉末の使用は避け
られる。しかしながら、それでもなお、次のような、種
々の困難を伴う;すなわち、溶解度の点から、ナトリウ
ム塩の代わりにカリウム塩を使用する必要性からくる、
比較的高いコスト; 金属とくにアルカリ土類金属イオンに対する、非常に高
い感受性。この感受性のゆえに沈澱を生威し、さらに染
色装置に沈着し、色合いを鈍くし、使用染料の効率およ
び堅牢性を損なう;とくに、上記の米国特許第4,55
5.348号にクレームされた化合物は、漂白と染色工
程の間ですすぎがされないような工程では使用できない
。なぜならば、漂白工程で酸化剤の安定度を増すために
使用されたマグネシウムが、リン酸三カリウムの沈澱を
生成させるからである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、反応性染料を使用してセルロース系繊維を
染色するための、改良された方法を提供することを目的
とし、アルカリ性溶液を使用し、染色洛中の化合物また
は漂白浴から生ずる化合物の相溶性を損なう危険をなく
して、反応性染料の固定化をもたらす、また本発明の方
法は、繊維や装置上への沈着物の付着を防止することを
可能とし、生成した色の鮮やかさを増強させる効果があ
る。
とくに本発明は、セルロース系繊維を染色する方法に関
し、それによれば、セルロース系繊維は反応性染料とこ
の染料を繊維上に固定化するためのアルカリ性薬剤を含
有する水性浴の中で染色され、その特徴とするところは
、次の組成からなる水性アルカリ溶液を、アルカリ性固
定化剤として使用することである; 5〜42.5重量部の分子量500〜5000のアルカ
リ金属ポリアクリレートおよび/またはポリメタクリレ
ート; 5〜20重量部のアルカリ金属四ホウ酸塩;5〜30重
量部の水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム; および全体を100重量部にするための水。
本発明はまた、次の組成を有することを特徴とする、セ
ルロース系繊維上に反応性染料を固定化するために使用
する水性アルカリ性溶液に関するものである; 5〜42.5重量部の分子量500〜5000のアルカ
リ金属ポリアクリレートおよび/またはポリメタクリレ
ート; 5〜20重量部のアルカリ金属四ホウ酸塩;5〜30重
量部の水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム; および全体を100重量部にするための水。
とくに、おおよそ次の組成を有する溶液を使用するのが
好ましい; 25重量部のアルカリ金属ポリアクリレートおよび/ま
たはポリメタクリレート; 15重量部のアルカリ金属四ホウ酸塩;15重量部の水
酸化ナトリウム; 45重量部の水。
本発明の溶液は、アルカリ金属ポリアクリレートおよび
/またはポリメタアクリレートの水溶液から出発して調
製するのが有利である。そのような溶液は、例えば50
重量%固形分濃度として商業的に入手可能である。この
溶液に四ホウ酸塩を溶解させ、温和に加温(例えば50
〜70℃)と撹拌をしながら水を加え、室温まで冷却し
、撹拌しながら澄明な溶液が得られるまでアルカリ塩基
を加える。
染料浴における本発明の溶液の濃度は、厳密なものでは
ない0本発明の溶液は、代表的には約1〜10g/l、
好ましくは2〜5g#!(浴)の濃度で使用されるのが
よい。
先行技術と比較してみると、本発明の溶液の使用には、
多くの利点がある。例えば次のとおりである; a、完全にポンプ輸送と計量が可能な性状の液体であり
、炭酸ナトリウムやリン酸三ナトリウムのような粉末を
溶解する操作が不必要である。このことにより、染色工
程の進行における操作性、所要時間、安全性が大きく改
善される; b、金属とくにアルカリ土類金属の存在における優れた
安定性、このことが、染色の鮮やかさおよび繊維上また
は装置上の沈着防止を改善する;C0漂白と染色との間
に水洗をしないで、がつ漂白工程中に沈着を起こさない
で、漂白をすることができる可能性。
本発明の溶液の配合を形成する成分の量は、使用する染
料の反応性にとくに相応するように、種々のアルカリ度
を示すように変えられる。
本発明により使用される四ホウ酸塩は、ナトリウムまた
はカリウム塩であり、好ましくはナトリウム塩である。
ポリアクリレ−1−またはポリメタクリレートは、ナト
リウム塩ビ ナトリウム塩である。
以下に、本発明を説明するために実施例を挙げるが、こ
れは本発明を制限する意図のものではない。
夾組り鮮−土 撹拌機付きの21容器に、次のものを装入した。
200gの蒸留水 150gのナトリウム四ホウ酸塩 500gのナトリウムポリアクリレート(分子量的30
00.50重量%水溶液)温度を60°Cに上げ、撹拌
しながらナトリウム四ホウ酸塩を溶解させた。
得られた溶液を20〜25℃に冷却し、撹拌しながら1
50FIの苛性ソーダを徐々に加えた。
完全に澄明な溶液が得られた。
及東叱ユ 事前に漂白した木綿織物の染色を、次のようにして行っ
た: 3gの反応性レッド(Reactive Red) N
o、 4(C,1,No、 18,105)を1lの水
に溶解し、100gの塩化ナトリウムを加えた。
100yの木綿織物をこの浴に入れ、循環を良くシく染
色の当業者に良くしられるように、浴を織物にあるいは
織物を浴に循環させて〉、温度を75℃に上昇した。
この温度を75℃で45分間維持し、冷水つづいて温水
ですすいだ後、fi fiに石鹸洗浄した。
鮮やかな赤色の染色が得られた。この強さは、通常の方
法では20g/lの炭酸す′トリウムを必要とするもの
と完全に同じであった。
及先見」 反応性ブルー(Reactive Blue) 1l6
染料の1fIをleの水に溶解して、染色浴を調製した
100I?の漂白した木綿織物を入れ、循環を良くし、
温度を25℃で15分間維持した。
それから20yの塩化ナトリウムを加え、温度25℃で
30分間維持した。
実施例1の溶液2Jを加え、温度を50℃に上げ、染色
を50℃で30分間続けた。
冷水つづいて温水ですすいだ後、織物を石鹸洗浄した。
鮮やかな青色の染色が得られた。この強さは、通常の方
法において4gの炭酸ナトリウムを必要とするものと完
全に同じであった。
実1L例−J。
A、下記組成の浴で処理することにより、未漂白の木綿
織物が漂白された: 4czコ/1の過酸化水素 2c1lNの苛性ソーダ 2cxコ/lの珪酸ナトリウム 0.4g#!の硫酸マグネシウム レンオキサイドとの縮合物を含有〉 100gの木綿織物を1lの浴で処理した。この処理は
、90℃で1時間行い、それから2gのチオ硫酸ナトリ
ウムを加えて、残留した過酸化水素を中和した。
過酸化水素が消滅したことを確認した後、溶液を50℃
に冷却し、2gの反応性ブルー(ReactiveBl
ue) 5 (C,1,81,210)および100g
の塩化ナトリウムを洛中に添加し・た。
温度を80℃に上げ、処理を45分間続け、それから実
施例1の溶液の31を加えた。
染色を80℃で45分間続け、すすぎ、石鹸洗浄を行っ
た。
通常の強度に匹敵する。鮮やかな青色の染色が得られた
B、実施例1の溶液3gを5g、10yのリン酸三カリ
ウムにそれぞれ代えた他は、Aにおける条件と同じで行
った。
染色後、得られた色には両方とも鈍さが見られ色の強度
もAの場合よりも劣った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、反応性染料とこの染料を繊維上に固定化するための
    アルカリ性薬剤を含有する水性浴の中で、セルロース系
    繊維を染色する方法であり、その特徴とするところは、
    使用される該アルカリ性固定化剤が、以下の組成を有す
    る水性アルカリ性溶液であるところの、セルロース系繊
    維の染色方法:5〜42.5重量部の分子量500〜5
    000のアルカリ金属ポリアクリレートおよび/または
    ポリメタクリレート; 5〜20重量部のアルカリ金属四ホウ酸塩:5〜30重
    量部の水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム; および全体を100重量部にするための水。 2、アルカリ性固定化剤がおおよそ次の組成を有する水
    性溶液であることを特徴とする、請求項第1項記載の方
    法: 25重量部のアルカリ金属ポリアクリレートおよび/ま
    たはポリメタクリレート; 15重量部のアルカリ金属四ホウ酸塩: 15重量部の水酸化ナトリウム; 45重量部の水。 3、浴が先行する漂白工程からのアルカリ土類金属塩を
    含有することを特徴とする、請求項第1項または第2項
    記載の方法。 4、浴がその1l当たり1〜10gのアルカリ溶液を含
    有することを特徴とする、請求項第1項から第3項まで
    のいずれかに記載の方法。 5、浴がその1l当たり2〜5gのアルカリ溶液を含有
    することを特徴とする、請求項第4項記載の方法。 6、次の組成を有することを特徴とする、セルロース系
    繊維上に反応性染料を固定化するために使用する水性ア
    ルカリ性溶液: 5〜42.5重量部の分子量500〜5000のアルカ
    リ金属ポリアクリレートおよび/またはポリメタクリレ
    ート; 5〜20重量部のアルカリ金属四ホウ酸塩;5〜30重
    量部の水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム; および全体を100重量部にするための水。 7、水性アルカリ性溶液が、おおよそ以下の組成を含有
    することを特徴とする、請求項第6項記載の溶液: 25重量部のアルカリ金属ポリアクリレートおよび/ま
    たはポリメタクリレート; 15重量部のアルカリ金属四ホウ酸塩; 15重量部の水酸化ナトリウム; 45重量部の水。 8、ポリアクリレートがナトリウムポリアクリレートで
    あり、四ホウ酸塩がナトリウム四ホウ酸塩であることを
    特徴とする、請求項第6項または第7項記載の溶液。
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