JPH0359096A - 新規多硫化組成物、それらの調製法および潤滑油用添加剤としての用途 - Google Patents

新規多硫化組成物、それらの調製法および潤滑油用添加剤としての用途

Info

Publication number
JPH0359096A
JPH0359096A JP2201058A JP20105890A JPH0359096A JP H0359096 A JPH0359096 A JP H0359096A JP 2201058 A JP2201058 A JP 2201058A JP 20105890 A JP20105890 A JP 20105890A JP H0359096 A JPH0359096 A JP H0359096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition according
polysulfide composition
sulfur
gram
polysulfide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2201058A
Other languages
English (en)
Inventor
Maurice Born
モーリス・ボルン
Lucienne Briquet
ルシエンヌ・ブリケ
Jacques Lallement
ジャック・ラルマン
Guy Parc
ギィ・パルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IFP Energies Nouvelles IFPEN
Original Assignee
IFP Energies Nouvelles IFPEN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IFP Energies Nouvelles IFPEN filed Critical IFP Energies Nouvelles IFPEN
Publication of JPH0359096A publication Critical patent/JPH0359096A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10MLUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
    • C10M135/00Lubricating compositions characterised by the additive being an organic non-macromolecular compound containing sulfur, selenium or tellurium
    • C10M135/02Sulfurised compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07GCOMPOUNDS OF UNKNOWN CONSTITUTION
    • C07G99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • C07G99/002Compounds of unknown constitution containing sulfur
    • C07G99/0024Overbased compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10MLUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
    • C10M135/00Lubricating compositions characterised by the additive being an organic non-macromolecular compound containing sulfur, selenium or tellurium
    • C10M135/02Sulfurised compounds
    • C10M135/06Esters, e.g. fats
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10MLUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
    • C10M2219/00Organic non-macromolecular compounds containing sulfur, selenium or tellurium as ingredients in lubricant compositions
    • C10M2219/02Sulfur-containing compounds obtained by sulfurisation with sulfur or sulfur-containing compounds
    • C10M2219/022Sulfur-containing compounds obtained by sulfurisation with sulfur or sulfur-containing compounds of hydrocarbons, e.g. olefines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10MLUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
    • C10M2219/00Organic non-macromolecular compounds containing sulfur, selenium or tellurium as ingredients in lubricant compositions
    • C10M2219/02Sulfur-containing compounds obtained by sulfurisation with sulfur or sulfur-containing compounds
    • C10M2219/024Sulfur-containing compounds obtained by sulfurisation with sulfur or sulfur-containing compounds of esters, e.g. fats

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、特に潤滑油の耐摩耗性および極圧性を改良す
るために使用される硫化有機添加剤に関する。より詳し
くはこの発明は、高い硫黄含量を有し、匂いがほとんど
なく、塩素含量が非常に低く、わずかな着色しかなく、
貯蔵に対する高い安定性を有する、新規不飽和脂肪性物
質、(ポリ)不飽和酸のエステルおよび多硫化オレフィ
ンに関しており、かつそれらの調製方法および無機また
は合成潤滑油への添加剤としてのそれらの使用法に関す
る。
[従来技術および解決すべき課題」 オレフィンの存在下または不存在下における、不飽和脂
肪性物質および(ポリ)不飽和酸のエステルの硫化は、
一般に先行技術においては、元素状硫黄での直接加熱に
よって実施される(米国特許US−A−3,850,8
25,4,031,019,4,149,982,4,
188,300および4,321,153 )が、時に
は、塩化硫黄での追加処理によってこの直接硫化を補っ
て実施することもある(例えば米国特許LIS−A−3
,74Q、133)。
これらの硫化方法の大きな不都合は、H2Sの漸進的な
放出を伴なって、しばしば貯蔵に対して不安定な、常に
非常に強く着色された生成物を生じることであり、硫黄
の塩化物による硫化の場合1こは、新しい毒性規制値に
は適合しない塩素量を含む生成物を発生させることであ
る。
これは潤滑油用の添加剤に関して、将来は規制の方向に
向かわせ、非常に近い将来、工業製品において、実質的
に0.1重量%以下の最大塩素含量を課すことになる。
本出願人は既に、1990年3月9日に公開されたフラ
ンス特許出願PR−A−2,836,070において、
下記からなる多硫化オレフィン組成物の調製方法を記載
した: ・一塩化硫黄および二塩化硫黄から選ばれる少なくとも
1つの化合物と、少なくとも1つの02〜12脂肪族モ
ノオレフインとを反応させ、このようにしてアダクトを
形成する工程(1):・硫化水素および少なくとも1つ
のメルカプタンと、実質的に無水の少なくとも1つの0
1〜4脂肪族モノアルコール中溶液状のアルカリ金属ま
たはアンモニウムの水酸化物とを反応させ、このように
してアルコール溶液を得る工程(2); ・工程(1)で得られた前記アダクトと、工程(2)で
得られたアルコール溶液とを接触させる工程(3); ・生じた混合物を加熱し、ついで場合によっては過剰の
硫化反応体および反応中に形成された無機生成物を溶液
状に維持するのに十分な容積の水を添加しつつ、蒸溜に
よって脂肪族モノアルコールを除去する工程〈4);お
よび・水相を除去し、主として多硫化オレフィン組成物
からなる有機相を回収する工程(5)。
この方法では、出発物質として02〜□2モノオレフイ
ンを用いる。これによって、特に歯車装置の潤滑および
金属加工において用いられる、無機または合成潤滑油の
耐摩耗および極圧性添加剤として使用しうる、高い硫黄
含量と低い塩素含量を有する多硫化組成物を調製するこ
とができる。
オレフィンの存在下または不存在下に、不飽和脂肪性物
質および/または(ポリ)不飽和カルボン酸エステルを
硫化すること、および匂いがほとんどなく、塩素含量が
低いのに高い硫黄含量を有する物質を得ることができる
ことが、今や発見された。さらにはこれらの物質は、ほ
とんど着色されておらず、貯蔵安定性があり、合成条件
によって無機油中に可溶で、かつ耐摩耗および極圧性添
加剤として使用しうる。硫化は、フランス特許出願PR
−A−2,636,070に記載されたものと同様な方
法によって実施される。
[課題の解決手段] 一般的には、本発明の多硫化組成物は、下記からなる方
法によって得られた生成物であるものと定義される: ・例えば20〜80℃の温度で、02〜36脂肪族モノ
オレフインの存在下または不存在下に、少なくとも1つ
の不飽和脂肪性物質および/または少なくとも1つの(
ポリ)不飽和カルボン酸のエステルと、一塩化硫黄およ
び二塩化硫黄から選ばれる少なくとも1つの化合物とを
、1つまたは複数のフラクションに分けて反応させ、こ
のようにして付加物または「アダクト」を形成する工程
(1); ・例えば20〜80℃の温度で、硫化水素および/また
はメルカプタンと、実質的に無水の少なくとも1つの0
1〜C4脂肪族モノアルコール中溶液状のアルカリ金属
(ナトリウムまたはカリウム)またはアンモニウムの水
酸化物とを反応させる工程〈2);場合によっては、混
合物中で得たいと望む、アルカリ金属の硫化物、水素化
硫化物、メルカプタン酸塩、多硫化物および/または多
硫化物メルカプタン酸塩の割合に従って、元素状硫黄を
添加する; ・前記アダクト、および場合によっては、後で定義され
ている少なくとも1つの飽和または不飽和モノハロゲン
化炭化水素化合物と、工程(2)を終えて得られ、かつ
反応体の導入の間、一定の温度、例えば20〜70℃に
維持されたアルコール溶液とを、1つまたは複数のフラ
クションに分けて接触させる工程(3); ・生じた混合物を一定時間、例えば40〜70℃の温度
で加熱し、反応中に形成された無機生成物および場合に
よっては過剰の硫化反応体を溶液状に維持するのに十分
な容積の水を添加しつつ、蒸溜によってモノアルコール
を除去し、場合によっては、特に芳香族の炭化水素溶媒
、例えばトルエンまたはキシレンを添加する(これは次
の工程の間、蒸溜によってデカンテーション後に除去さ
れる)工程(4); ・デカンテーション後、水相を除去し、有機相を形成す
る多硫化組成物を回収する工程(5);および場合によ
っては、 ・得られた生成物と、弱塩基性の化合物、例えば炭酸水
素ナトリウムとを接触させ、これを水で洗浄する工程(
6)。
本発明の組成物の調製方法の工程(1〉において、使用
される脂肪性物質は、動物性のものであってもよい。例
えば獣脂、ラード、バター魚油および海の哺乳類の油等
である。しかしながらまた植物性のものであってもよい
。例えば菜種油、ひまわり油、ヤシ油、パーム核油、ひ
まし油、コブラ油、アーモンド油、オリーブ油、ラッカ
セイ油、ゴマ油、トウモロコシ油、線部、大豆油、l1
ananthe  (リムナンド)油、ホホバ油等であ
る。
エステルの調製に用いられる(ポリ)不飽和カルボン酸
は、1分子あたり約26個までの炭素原子を有していて
もよい。
モノおよび/またはポリ不飽和カルボン酸のエステルを
調製するために使用される飽和または不飽和アルコール
は、1分子あたり約1〜20個、好ましくは1〜16個
の炭素原子を有する、天然または台底の分枝状または直
鎖状第一または第二アルコールである。
脂肪性物質および/または(ポリ)不飽和カルボン酸の
エステルと共に場合によっては用いられるオレフィンは
、直鎖状または環状であってもよく、1分子あたり2〜
3B個、好ましくは2〜12個の炭素原子を有していて
もよい。
不飽和脂肪性物質、(ポリ)不飽和カルボン酸のエステ
ルおよび/または場合によってはオレフィンは、全体と
して、一塩化および/または二塩化硫黄1モルグラムあ
たり0.2〜2.5不飽和の不飽和数に相当する割合で
用いられる。
さらに、使用される不飽和反応体全体で、不飽和脂肪性
物質および/または(ポリ)不飽和カルボン酸のアルキ
ルエステルは、エチレン不飽和として表わして1〜10
0%、好ましくは10〜100%の割合であり、脂肪族
モノオレフィンは、0〜99%、好ましくは0〜90%
の割合である。
硫黄塩化物は一般に、オレフィン混合物中に、20〜8
0℃、より特定すれば30〜50”Cの温度で導入され
る。
硫化水素および/またはメルカプタンから、工程(2)
で調製された硫化混合物は、アルカリ金属(例えばナト
リウムまたはカリウム)、またはアンモニウムまたはこ
れらの混合物の、硫化物、水素化硫化物、多硫化物、メ
ルカプタン酸塩または多硫化物メルカプタン酸塩の割合
を有していてもよい。
さらに多くの場合、ナトリウム化合物が係わっている。
一般に水酸化物1モルグラムあたり、硫化水素0.01
〜1モルグラム、好ましくは硫化水素0.05〜0.9
5モルグラム、および水酸化物1モルグラムあたり、メ
ルカプタンo、oi〜1モルグラム、好ましくは0.0
5〜0.95モルグラムを用いる。硫化化合物と共に、
工程(2)で場合によっては使用される元素状硫黄は、
水酸化物と共に、0から約3.B/1 、より詳しくは
0〜2.5/1のモル比で導入されてもよい。
工程(2)において、硫化化合物を形成し、場合によっ
ては、1〜4個の炭素原子を有する軽質脂肪族モノアル
コール中に元素状硫黄を導入する。
軽質脂肪族モノアルコールとして、下記のものが挙げら
れる:メタノール、エタノール、n−プロパツール、イ
ソプロパツール、n−ブタノール、イソブタノールおよ
び第三ブタノールである。メタノールが好ましい。使用
される量は、有利には用いられる水酸化物1モルグラム
あたり100〜1.000 am’ 、好ましくは12
5〜500cI113である。
実質的に無水のモノアルコールとは、水5重量%以上は
含まない、好ましくは水1重量%以下しか含まないモノ
アルコールのことである。
本発明の多硫化組成物の調製方法の工程(3)において
、使用される水酸化物に対して、アダクトおよび場合に
よるモノハロゲン化炭化水素化合物の使用割合は、一般
に、水酸化物1モルグラムあたり1/1〜0.5/l 
、好ましくは0.80/L〜0.75/lのハロゲンダ
ラム原子数に相当する。
アダクトと共に使用されうるモノハロゲン化炭化水素化
合物は、C−C(好ましくは  12 C2〜C4)の直鎖状または分枝状アルキルまたはアル
ケニル、場合によっては置換されたC〜C(好ましくは
C6)シクロアルキル5   12 および/またはシクロアルケニル、または場合によって
は置換されたC−C(好ましく  12 はCおよびC9)アリールアルキルおよび/またはアリ
ールアルケニルの塩化物、臭化物またはヨウ化物であっ
てもよい。
さらには1つまたは複数のへテロ原子(例えば酸素およ
び/または窒素および/または硫黄)を含む、1つまた
は複数の官能基を有するモノハロゲン化炭化水素化合物
が係わっていることもある。主として塩化物および臭化
物を用いる。
これらの官能性化合物として、より詳しくは下記のもの
が考えられる: ・少なくとも1つのアルコール官能基を有するモノハロ
ゲン化化合物、特にニ ー例えば2〜18個の炭素原子を有する、脂肪族、脂環
式または芳香族・脂肪族モノアルコールのハロゲン化物
; −ポリオールのハロゲン化物; (ポリ−)オキシアルキレンモノアルコールのハロゲン
化物; ・例えばアルキル基によって場合によっては置換された
、少なくとも1つのフェノール官能基を有するモノハロ
ゲン化化合物; ・少なくとも1つのカルボン酸官能基を有するモノハロ
ゲン化化合物; ・少なくとも1つのアミン官能基を有するモノハロゲン
化化合物、特に脂肪族、脂環式または芳香族・脂肪族化
合物; ・少なくとも1つのアミド官能基を有するモノハロゲン
化化合物; ・少なくとも1つのチオール官能基を有するモノハロゲ
ン化化合物; ・ヒドロキシルおよびカルボン酸官能基を有する化合物
; ・アミンおよびカルボン酸官能基を有する化合物;さら
にはまた、 ・ヒドロキシルおよびアミン官能基を有する化合物。
このような官能性モノハロゲン化化合物の特殊な例が、
「高い硫黄含量と、非常に低い塩素含量を有する多硫化
オレフィン組成物、それらの調製方法および潤滑油用添
加剤としてのそれらの使用」に関する、フランス特許出
願公開Fl?−A−2,[i15,861に挙げられて
いる。
場合によっては使用されるモノハロゲン化炭化水素化合
物の割合は、一般に、アダクト+モノハロゲン化炭化水
素化合物の合計のハロゲンダラム原子の総数に対して、
1〜70グラム原子%のハロゲンである。
工程〈3)は、様々な圧力下に実施されてもよい:圧力
は例えばI MPa  (10バール)までであっても
よい。
本発明の添加剤はまた、平行流および多重接触で連続的
に操作される方法を用いて調製されてもよい。この場合
、工程(3)の反応は、一般に加圧下に実施される。
本発明による多硫化組成物は、一般に約0.1重量%以
下、最も多くの場合0.05%以下の特に低い残留塩素
含量の場合、特にメタノールおよび/または低い反応圧
を用いる場合には、硫黄含量が約5〜55重量%であっ
てもよい。
本発明の組成物はほとんど着色されていない。
これらの色のNP T2O−104は、一般に1.5〜
3.5の数に相当する。これらの組成物は、その硫黄含
量を考慮すると、わずかな匂いしかない。これらは、芳
香族溶媒および無機潤滑油中に、これらの油の極圧特性
の顕著な改良効果をそれに引き起こすのに十分な濃度に
おいて可溶である。
これらはまた、その潤滑性をも改良する。さらに、出発
反応体として使用される脂肪性物質が天然起源のもので
あることから、石油起源の反応体から調製される物質よ
り良好な微生物による分解を示す硫黄物質を得ることが
可能である。
本発明の組成物は、銅に対する腐蝕性を有する。これは
ASTM D130によって評価すると(NPMO7−
015、硫黄含量2M量%に相当する濃度の場合、12
0℃で3時間)、一般に2C〜4bの評点(cotat
lon)に相当する。
銅に対する腐蝕性が3またはそれ以下の評点となる!f
i戊物は、歯車装置用油の調合物、および第一銅金属の
切削油の調合物の場合、0.1〜0.20重量%の用量
で使用されうる。銅に対する腐蝕性が、前記条件下で3
以上の評点となって表われる組成物は、第一鉄金属の切
削油の調合物の場合、0.1〜20重量%の用量で、か
つ有機媒質での硫化剤として用いられることができる。
[実  施  例コ 下記の実施例は本発明を例証するが、その範囲を限定す
るものではない。これらの実施例において、R8Hまた
はH3P、は、使用されたメルカプタンを表わす。
実施例1:硫化混合物:ひまし油/ ジイソブチレン油 攪拌器、還流装置および加熱装置を備えた1g反応器に
おいて、無水メチルアルコール600am’中にペレッ
ト状の水酸化ナトリウム34.8g(0,885モルグ
ラム)を溶解し、ついで添加漏斗を介して、0.5時間
で、第三ブチルメルカプタン77.85 g (0,8
135モルグラム)を添加する。
反応後、硫黄華13.9g (0,434グラム原子)
を添加し、1時間攪拌された混合物を加熱して、アルカ
リ多硫化物メルカプタン酸塩を形成する(この試験では
、H9R/Sの理論的モル比は2である)。このように
して得られた混合物を、添加漏斗に移す。
攪拌器、冷却器および加熱装置を備えた第二反応器(2
g)中に、ひまし油150 g (約Q、14モルグラ
ム;ヒドロキシル価185から計算された平均モル重量
1,088 g) 、ジイソブチレン75g (0,8
7モルグラム)、ヘキサン100cm3を導入する。混
合物を20℃で攪拌し、ついで添加漏斗を介して、58
.4g (0,432モルグラム)のSC1を、反応温
度を35℃以下に維持しつつ、2 1滴ずつ1時間で添加する。
その際、以前に得られたアルカリ多硫化物メルカプタン
酸塩の溶液を、反応温度を35℃以下に維持しつつ、ス
ルフォ・ハロゲン化混合物へ1滴ずつ2時間で添加する
ついでこのようにして得られた混合物を、24時間、5
0℃で攪拌下加熱する。
トルエン150cm3、水300cm’を添加し、つい
で減圧下、蒸溜によってメタノールを除去する。次にデ
カンテーションによって水相を除去し、有機相を3X2
00cm’の水で洗浄し、無水N a S O4で乾燥
し、溶媒を減圧下100℃で蒸発させる。このようにし
て、ほとんど粘性のない、透明な薄い黄色の油277g
−が得られる。その物理化学特徴は、下記のとおりであ
る:S重量%−20.4 CI −500ppn+ N a < 2 ppm 100℃での動力学的粘度(關2/S)−7,2 ケン化価(KOH■/g)−145 NF T 60−104色−2 芳香族溶媒に可溶。
数カ月の貯蔵後でさえ、非常にかすかな匂いしかない。
生成物のIR分析は、特徴的なOHおよびC−O帯の存
在を示す。
実施例2:菜種油/ジイソブチレンの 硫化混合物 実施例1のように、無水メタノール800ω3中で、ベ
レット状の水酸化ナトリウム39.6g(0,99モル
グラム)、第三ブチルメルカプタン89.2g (0,
99モルグラム)および硫黄華16.7sr(0,52
1グラム原子)を反応させて、アルカリ多硫化物メルカ
プタン酸塩の溶液を調製する(この実施例において、1
(SR/Sの理論的モル比は1.9である)。
第二反応器において、25〜30℃で、45.6i(0
,34モルグラム)の82012と、ジイソブチレン5
8g (0,5モルグラム)と、ヨウ素価が1194 
 (すなわち0.5不飽和)の菜種油106.3gとか
らなる混合物とを反応させて、ノ\ロゲン化混合物を調
製する。反応温度を約30、℃に維持しつつ、以前に調
製されたアルカリメルカプタン酸塩の溶液の約20%を
、得られた混合物に添加する。
次に追加の15.15 g (Q、1.1モルグラム)
のSC1ついでアルカリ多硫化物メルカプタ2   2
ゝ ン酸塩の溶液の残りを導入する。その際得られた混合物
を、攪拌下24時間50℃で加熱する。
反応後、水200cm3を添加し、ついで減圧下、蒸溜
によってメタノールを除去する。デカンテーション後回
収された有機相を、水150cm’とNaC1の飽和水
5003とからなる混合物2×200c+n’で洗浄す
る。Na2SO4での乾燥ついで濾過後、薄い黄色の油
203 gが回収されるその特徴は、下記のとおりであ
る: S重量%−23.2 C1−820ppm N a −115pI)1 100℃での動力学的粘度(++s2/5)−27,7 ケン化価(KOHa+g/ g) −214,ONP 
T ecl−104色−2,5 中性溶媒100油および芳香族溶媒に可溶。
実施例3:菜種油/ジイソブチレン硫化混合物同じ量の
菜種油とジイソブチレンを用いて実施例2の実験を繰返
すが、87.5g (0,5モルグラム)のS 2 C
l 2と35.3[(1,1グラム原子の硫黄華を使用
する。この試験において、H8R/Sの理論的モル比は
1である。
反応ついで処理後、オレンジ色の油246gを回収する
。これを分析すると、下記の結果が出た: S重量%−30,l CI  −440ppm N  a =120  pI)■ 100℃での動力学的粘度(mm2/s)−50,9 ケン化価(KOHmg/g)−303 HP T 80−104色−2,5 中性溶媒100油および芳香族溶媒に可溶。
実施例4:硫化菜種油 不飽和化合物として、専ら菜種油(212,8g。
すなわち1不飽和) 、67.5g (0,5モルグラ
ム)のSC1第三ブチルメルカプタン99g2 2ゝ (1,1モルグラム)、水酸化ナトリウム44「(1,
1モルグラム)、および硫黄18.8g(0,5gグラ
ム原子)を用いて、実施例2の実験を繰返す。この試験
において、H3l?/Sの理論的モル比は1.9である
反応ついで処理後、オレンジがかった黄色の油230g
を回収する。その組成は、下記のとおりである: S重量%−24,6 C1−480ppa+ N a −95ppm ioo℃での動力学的粘度(mm2/s)−213,8 ケン化価(KOHmg/ g) −275,ONF T
 80−104色−3 中性溶媒100油および芳香族溶媒に可溶。
実施例6:硫化菜種油 硫黄華70.5g (2,2グラム原子)を用いて、実
施例5の実験を繰返す。この試験において、)1sR/
Sの理論的モル比は0.5である。
反応ついで処理後、オレンジ色の油245gを回収する
。その組成は、下記のとおりである:S重量%−27.
0 CI  −620ppm N a −127$)l)s 100℃での動力学的粘度(關2/S)−31,9 NF T 60−104色−5,5 中性溶媒100油および芳香族溶媒に可溶。
実施例7:硫化ひまわり油 ひまわり油195.3 g (これのヨウ素価は130
、すなわち1不飽和である) 、67.5g(0,5モ
ルグラム)のS  C1第三ブチルメル力プタ2 2ゝ ン99. (1,1モルグラム)、水酸化ナトリウム4
4、 (1,1モルグラム)、および硫黄35.3g(
1,iグラム原子)を用いて、実施例2の実験を繰返す
。この試験において、I S R/ Sの理論的モル比
は1である。
反応後、硫黄部をヘキサン150c111’で希釈し、
ついで4X150C1’のNa2SO4の飽和水で洗浄
する。デカンテーション後、有機相を無水Na2SO4
で乾燥し、濾過し、ついで減圧下蒸発させて溶媒を除去
する。オレンジがかった黄色の油230gを回収する。
その組成は、下記のとおりである: S重量%−26,2 C1■ 320pp謹 N a = 535  [11 100℃での動力学的粘度(+am”/s)−15,7 NF T 130−104色−4 中性溶媒100油および芳香族溶媒に可溶。
実施例8:硫化魚油 魚油140.5 g (これのヨウ素価は180.7 
、すなわち1不飽和である) 、33.7g(0,25
モルグラム)の82C12、第三ブチルメルカプタン4
9.5g (0,55モルグラム)、水酸化ナトリウム
22g (0,55モルグラム)および硫黄17.85
 g(0,55グラム原子)を用いて、実施例7の実験
を繰返す。この試験において、ll5R/Sの理論的モ
ル比は1である。
実施例2のように反応ついで処理後、下記の特徴を有す
るオレンジがかった黄色の油195 gを回収する。: S重量%−19,4 CI −450ppm N a −220ppm 100℃での動力学的粘度(關2/s)−19,7 NP T 80−104色−3 芳香族溶媒に可溶。
実施例9:硫化菜種油のメチルエステル攪拌器、還流装
置および加熱装置を備えた1g反応器において、無水メ
チルアルコール600CI113中にペレット状の水酸
化ナトリウム36.7g(0,988モルグラム)を溶
解し、ついでアルカリ溶液中に浸したフリット管を介し
て、1B、5゜の気体HS (0,484モルグラム)
を導入する。
ついで硫黄華5.75g (0,18グラム原子)を添
加し、混合物を攪拌下1時間加熱して、アルカリ多硫化
物を形成する。完全な溶解後、アルカリ溶液を添加漏斗
に移す(この試験では、HS/Sの理論的モル比は2.
7である)。
攪拌器、冷却器および加熱装置を備えた第二反応器(2
2)中に、菜種油のメチルエステル222.5 g (
ヨウ素価114.1から計算して、約1不飽和である)
を導入し、ついで67.5g−のs、。
C12(0,5モルグラム)を、反応温度を25〜30
℃に維持しつつ、1滴ずつ1.5時間で添加する。この
ようにして得られた化合物は、塩素13重量%と、硫黄
11.6%を含む。その際、以前に得られたアルカリ多
硫化物の溶液を、反応温度ヲ40〜45℃に維持しつつ
、スルフォ・ハロゲン化混合物へ1滴ずつ2時間で添加
する。ついで攪拌された混合物を、24時間、50℃で
反応させておく。
有機相をトルエン500cm’で希釈し、ついで水25
0cm’を添加し、形成されたNaC1および過剰の多
硫化物を溶解し、30分間の強い攪拌後、デカントし、
水相を除去する。有機相を、10重量%のCO3HN 
aの水溶液250cm’で洗浄し、無水Na2SO4で
乾燥し、ついで濾過する。ついで溶媒を減圧下100℃
で蒸溜する。
このようにして、透明なオレンジがかった黄色の油23
0gが得られる。その物理化学特徴は、下記のとおりで
ある: S重量%−20,6 CI  −350pp11 N a  −230ppII1 100℃での動力学的粘度(關2/S)−44,4 ケン化価(KOH■/r) −240,ONF T G
o−104色−3,5 芳香族溶媒に可溶。
数カ月の貯蔵後でさえ、非常にかすかな匂いしかない。
実施例IO=硫化菜種油のメチルエステル2リツトルの
反応器中で、メタノール910 amJ中溶酸溶液レッ
ト状の水酸化ナトリウム58.54 g (1,464
モルグラム)、第三ブチルメルカプタン131.7 g
 (1,484モルグラム)、および硫黄華17.4g
 (0,542グラム原子)を反応させて、実施例9の
実験を繰返す。この実施例において)ISR/Sの理論
的モル比は2.7である。
第二反応器において、同じ菜種のメチルエステル添加物
質348gを用いて、実験を続ける。
反応ついで処理後、下記の特徴を有するオレンジかかっ
た黄色の油400 gを回収する。その特徴は、下記の
とおりである: S重量%−23,4 C1−875ppm N a −710ppm 100℃での動力学的粘度(mm2/s)調7.78 ケン化価(K OH@g/ g ) = 149.ON
P 760−104色−2 芳香族溶媒に可溶。
数カ月の貯蔵後でさえ、非常にかすかな匂いしかない。
実施例11:硫化菜種油のメチルエステル2リツトルの
反応器中で、メタノール910 C1113中溶液のベ
レット状の水酸化ナトリウム58.54 g (1,4
84モルグラム)、第三ブチルメルカプタン87.84
 g (0,97Bモルグラム) 、18.82gのH
2S (0,488モルグラム)および硫黄華17.4
sr (0,542グラム原子)を反応させて、実施例
10の実験を繰返す。この実施例において(H8R+H
2S)/Sの理論的モル比は2.7である。
第二反応器において、同じ菜種のメチルエステル添加物
質348gを用いて、実験を続ける。
反応ついで処理後、下記の特徴を有するオレンジがかっ
た黄色の油300 gを回収する。その特徴は、下記の
とおりである: Sfi量%−22,4 Cl −500pp■ N a −46pp■ 100℃での動力学的粘度(mm2/s)−7,2 ケン化価(KOHmg/ f) −207,ONP T
 60−104色−1,5 芳香族溶媒に可溶。
数カ月の貯蔵後でさえ、非常にかすかな匂いしかない。
実施例12:菜種油のメチルエステル/イソブチレン硫
化混合物 攪拌器、還流装置および加熱装置を備えた11反応器に
おいて、無水メチルアルコール600備3中にペレット
状の水酸化ナトリウム90.7z(2,27モルグラム
)を溶解し、ついで焼結ガラスが末端についた管を介し
て、aa、ygのH2S(1,14モルグラム)を0.
5時間で添加する。
反応後、硫黄華13.5g (0,42グラム原子〉を
添加し、攪拌混合物を1時間加熱して、アルカリ多硫化
物を形成する(この試験では、H2S/Sの理論的モル
比は2.7である)。このようにして得られた混合物を
添加漏斗に移す。
2gの第二反応器において、菜種のメチルエステル10
0 g (0,45不飽和)、イソブチレン10G 、
 (1,79不飽和)および150 gの32 Cl 
2(1,11モルグラム)を反応させる。得られた生成
物(CI−20重量%、S−約19重量%)を、n−ク
ロロブタン18.25 gで希釈する。この混合物にお
いて、n−クロロブタンの形態で存在する塩素の割合は
、総塩素に対して約8重量%である。
その際、以前に得られたアルカリ多硫化物の溶液を、反
応温度を0℃付近に維持しつつ、スルフォ・ハロゲン化
混合物へ1滴ず−92時間で添加する。ついで攪拌され
た混合物を、24時間50℃で反応させておく。
有機相をトルエン500cm3で希釈し、ついで水25
0c+n’を添加して、形成されたNaC1および過剰
の多硫化物を溶解する。30分間の強い攪拌後、デカン
トし、水相を除去する。有機相を、10重量%のCO3
HN aの水溶液250c+n’で3時間75℃で洗浄
し、無水Na2SO4で乾燥し、ついで濾過する。つい
で溶媒を減圧下100℃で蒸溜する。
このようにして、透明なオレンジがかった黄色の油22
0gが得られる。その物理化学特徴は、下記のとおりで
ある: S重量%■36.5 C1■810pp11 Na■1Bppm 100℃での動力学的粘度(關2/S)−25,0 ケン化価(KOH■/ g ) −280,ONF T
 Go−104色−3 中性溶媒100油および芳香族溶媒に可溶。
数カ月の貯蔵後でさえ、非常にかすかな匂いしかない。
実施例13:菜種油のメチルエステル/ひまし油の硫化
混合物 攪拌器、還流装置および加熱装置を備えたID反応器に
おいて、無水メチルアルコール400備3中にベレット
状の水酸化ナトリウム35.93、 (0,898モル
グラム)を溶解し、ついで、第三ブチルメルカプタン8
0.85 g (0,898モルグラム)、および硫黄
華10.7i (0,3334グラム原子)を添加する
。攪拌混合物を1時間加熱して、アルカリ多硫化物を形
成し、ついでこれを添加漏斗に移す(この試験では、+
1 S R/ Sの理論的モル比は2.7である)。
IJ2の第二反応器において、菜種のメチルエステル1
25 g (0,56不飽和)、ひまし油125 g(
0,35不飽和)および55g0)52C12(0,4
08モルグラム)を、20〜25℃で反応させる。
その際、以前に得られたアルカリ多硫化物の溶液を、反
応温度を25℃付近に維持しつつ、スルフォ・ハロゲン
化混合物へ1滴ずつ2時間で添加する。ついで攪拌され
た混合物を、24時間50℃で反応させておく。
有機相をトルエン5000111’で希釈し、ついで水
250ae”を添加して、形成されたNaC1および過
剰の多硫化物を溶解する。30分間の強い攪拌後、デカ
ントし、水相を除去する。有機相を、10重量%のCO
3HN aの水溶液250cm’で3時間75℃で洗浄
し、無水N a 2 S O4で乾燥し、ついで濾過す
る。ついで溶媒を減圧下100℃で蒸溜する。
このようにして、透明なオレンジがかった黄色の浦30
0gが得られる。その物理化学特徴は、下記のとおりで
ある二 si量%−14,9 CI  −5001)pm N  a  −155ppm ケン化価(KOHmg/ g) −148,ONP T
 60−104色−1,5 芳香族溶媒に可溶。
数カ月の貯蔵後でさえ、非常にかすかな匂いしかない。
実施例14:本発明による添加剤の腐食活性の測定 ASTM 0130 (NP M 07−015 )に
よる銅板腐食試験を実施した。調べられた調合物は、中
性溶媒100無機油からなっていた。この油には、本発
明の添加剤が、これらの添加剤によるこれらの調合物の
硫黄含量が2重量%になるような量で溶解されている。
得られた結果を表1にまとめる。これらは1つの数(1
〜4)を含む評点によって表わされる。この数の後には
、銅板の腐食の成分変化を正確に表わす文字が付けられ
ている。
表 実施例15:本発明による添加剤の極圧特性の評価 ASTM 02783による4ボールマシーン(1ac
hIne 4 bllles)を用いて、本発明の実施
例4.10および11に従って調製された添加剤の極圧
特性を明らかにする試験を実施した。
調べられた潤滑調合物は、溶媒精製された無機部SAE
 80V90からなる。この油には、本発明の添加剤が
、これらの添加剤による油の硫黄含量が2重量%になる
ような量で溶解されている。
結果を表2にまとめたが、これらは、本発明による添加
剤が、金属の加工油の調合物用に有利に用いられうろこ
とを示している。
(以下余白) 手続補正書

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)残留塩素含量が非常に低い、硫黄に富む、ほとん
    ど着色されていない安定な多硫化組成物において、下記
    からなる方法によって調製されることを特徴とする組成
    物: ・1分子あたり2〜36個の炭素原子を有する少なくと
    も1つの脂肪族モノオレフィンの存在下または不存在下
    に、不飽和脂肪性物質、モノまたはポリ不飽和カルボン
    酸のエステルからなる群から選ばれる少なくとも1つの
    物質と、一塩化硫黄および二塩化硫黄から選ばれる少な
    くとも1つの化合物の1つまたは複数のフラクションと
    を反応させ、このようにしてアダクトを形成する工程(
    1); ・硫化水素およびメルカプタンからなる群 から選ばれる少なくとも1つの反応体と、1分子あたり
    1〜4個の炭素原子を有する実質的に無水の少なくとも
    1つの脂肪族モノアルコール中溶液状のアルカリ金属ま
    たはアンモニウムの少なくとも1つの水酸化物とを反応
    させる工程(2); ・工程(1)で得られた前記アダクトと、工程(2)を
    終えて得られたアルコール溶液とを、1つまたは複数の
    フラクションに分けて接触させる工程(3); ・得られた混合物を加熱し、反応中に形成 された無機生成物および場合によっては過剰の硫化反応
    体を溶液状に維持するのに十分な容積の水を添加しつつ
    、蒸溜によってモノアルコールを除去する工程(4); ・デカンテーション後、水相を除去し、有 機相を形成する多硫化組成物を回収する工程(5)。
  2. (2)この調製方法がさらに、工程(5)を終えて得ら
    れた前記多硫化組成物と、わずかに塩基性の化合物とを
    接触させ、これを水で洗浄する工程(6)をも含むこと
    を特徴とする、請求項1による多硫化組成物。
  3. (3)前記エステルが、1分子あたり約26個までの炭
    素原子を有する、少なくとも1つのモノまたはポリ不飽
    和カルボン酸、および1分子あたり約1〜20個の炭素
    原子を有する、天然または合成の分枝状または直鎖状の
    、少なくとも1つの第一または第二アルコールから由来
    することを特徴とする、請求項1または2による多硫化
    組成物。
  4. (4)前記物質および場合によっては前記モノオレフィ
    ンの割合が、一塩化硫黄および/または二塩化硫黄1モ
    ルグラムあたり、0.2〜2.5不飽和であることを特
    徴とする、請求項1〜3のうちの1つによる多硫化組成
    物。
  5. (5)使用された反応体全部において、不飽和脂肪性物
    質および(ポリ)不飽和カルボン酸のアルキルエステル
    から選ばれる前記物質が、エチレン不飽和として表示し
    て、1〜100%の割合を表わし、前記脂肪族モノオレ
    フィンが、0〜99%の割合を表わすことを特徴とする
    、請求項1〜4のうちの1つによる多硫化組成物。
  6. (6)エチレン不飽和として表示して、前記物質の割合
    が10〜100%であり、前記脂肪族モノオレフィンの
    割合が0〜90%であることを特徴とする、請求項5に
    よる多硫化組成物。
  7. (7)工程(1)において、20〜80℃の温度で操作
    を行ない、工程(2)において、20〜80℃の温度で
    操作を行ない、工程(3)において、20〜70℃の温
    度で操作を行なうことを特徴とする、請求項1〜6のう
    ちの1つによる多硫化組成物。
  8. (8)工程(2)において、アルカリ金属またはアンモ
    ニウムの水酸化物1モルグラムあたり、硫化水素0.0
    1〜1モルグラム、メルカプタン0.01〜1モルグラ
    ム、および元素状硫黄0〜3.6グラム原子を用いるこ
    とを特徴とする、請求項1〜7のうちの1つによる多硫
    化組成物。
  9. (9)工程(2)において、アルカリ金属またはアンモ
    ニウムの水酸化物1モルグラムあたり、実質的に無水の
    脂肪族モノアルコール100〜1,000cm^3を用
    いることを特徴とする、請求項1〜8のうちの1つによ
    る多硫化組成物。
  10. (10)工程(3)において、前記アダクトを、工程(
    2)において使用される水酸化物1モルグラムあたり、
    ハロゲン0.5〜1グラム原子に相当する割合で用いる
    ことを特徴とする、請求項1〜9のうちの1つによる多
    硫化組成物。
  11. (11)工程(3)において、前記アダクトの他に、少
    なくとも1つのモノハロゲン化炭化水素化合物を、アダ
    クト+モノハロゲン化炭化水素化合物の合計のハロゲン
    グラム原子の総数に対して、1〜70グラム原子のハロ
    ゲンの割合で用いることを特徴とする、請求項1〜10
    のうちの1つによる多硫化組成物。
  12. (12)工程(4)において、工程(3)から出た混合
    物を、40〜70℃の温度で加熱することを特徴とする
    、請求項1〜11のうちの1つによる多硫化組成物。
  13. (13)工程(4)を出ると、炭化水素溶媒を添加し、
    ついでこれを工程(5)の間に蒸溜によって除去するこ
    とを特徴とする、請求項1〜12のうちの1つによる多
    硫化組成物。
  14. (14)5〜55重量%の硫黄含量および0.1重量%
    以下の残留塩素含量を有することを特徴とする、請求項
    1〜13のうちの1つによる多硫化組成物。
  15. (15)無機塩基油または合成油の大きな割合と、請求
    項1〜14のうちの1つによる少なくとも1つの多硫化
    組成物0.1〜20重量%を含むことを特徴とする潤滑
    油。
JP2201058A 1989-07-27 1990-07-27 新規多硫化組成物、それらの調製法および潤滑油用添加剤としての用途 Pending JPH0359096A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8910286A FR2650290B1 (fr) 1989-07-27 1989-07-27 Compositions polysulfurees de corps gras insatures? et/ou d'esters d'acides (poly) insatures, et eventuellement d'olefines, leur preparation et leur utilisation
FR8910286 1989-07-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0359096A true JPH0359096A (ja) 1991-03-14

Family

ID=9384311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2201058A Pending JPH0359096A (ja) 1989-07-27 1990-07-27 新規多硫化組成物、それらの調製法および潤滑油用添加剤としての用途

Country Status (11)

Country Link
EP (1) EP0410849B1 (ja)
JP (1) JPH0359096A (ja)
CN (1) CN1029238C (ja)
AU (1) AU623796B2 (ja)
BR (1) BR9003665A (ja)
CA (1) CA2022132A1 (ja)
DE (1) DE69005556T2 (ja)
DK (1) DK0410849T3 (ja)
ES (1) ES2052209T3 (ja)
FR (1) FR2650290B1 (ja)
MX (1) MX172738B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0656414A3 (en) * 1993-11-03 1995-11-08 Lubrizol Corp Sulfurized fatty acid or ester mixtures with lubricating olefins and methods of preparing them.
US8188019B2 (en) * 2009-06-08 2012-05-29 Chevron U.S.A. Inc Biolubricant esters from the alcohols of unsaturated fatty acids
US9422499B2 (en) 2014-03-31 2016-08-23 Exxonmobil Research And Engineering Company Low viscosity, low volatility lubricating oil basestocks
EP3351138B1 (en) 2017-01-20 2020-09-09 The Gillette Company LLC Personal care product docking system
USD831375S1 (en) 2017-01-20 2018-10-23 The Gillette Company Llc Shaving razor stand

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4481140A (en) * 1971-02-19 1984-11-06 Sun Research And Development Co. Process of sulfurizing lard oil and an olefin and resultant product
US4149982A (en) * 1972-03-20 1979-04-17 The Elco Corporation Extreme pressure additives for lubricants
FR2605328B1 (fr) * 1986-10-17 1989-08-04 Inst Francais Du Petrole Compositions d'olefines polysulfurees, leur preparation et leur utilisation comme additifs pour lubrifiants.
FR2636070B1 (fr) * 1988-09-07 1994-05-06 Institut Francais Petrole Compositions d'olefines polysulfurees, leur preparation et leur utilisation comme additifs pour lubrifiants

Also Published As

Publication number Publication date
DE69005556D1 (de) 1994-02-10
AU5987490A (en) 1991-01-31
EP0410849B1 (fr) 1993-12-29
FR2650290B1 (fr) 1994-02-11
MX172738B (es) 1994-01-10
BR9003665A (pt) 1991-08-27
EP0410849A1 (fr) 1991-01-30
ES2052209T3 (es) 1994-07-01
DE69005556T2 (de) 1994-04-07
FR2650290A1 (fr) 1991-02-01
AU623796B2 (en) 1992-05-21
DK0410849T3 (da) 1994-05-16
CN1029238C (zh) 1995-07-05
CN1049513A (zh) 1991-02-27
CA2022132A1 (fr) 1991-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0159936B1 (fr) Procédé de préparation d'oléfines polysulfurées, les produits obtenus et leur utilisation comme additifs pour lubrifiants
EP0228919B1 (fr) Compositions d'oléfines polysulfurées, leur préparation et leur utilisation comme additifs pour lubrifiants
JPH0359096A (ja) 新規多硫化組成物、それらの調製法および潤滑油用添加剤としての用途
EP0271368B1 (fr) Compositions d'oléfines polysulfurées, leur préparation et leur utilisation comme additifs pour lubrifiants
EP0293299B1 (fr) Procédé d'obtention de compositions d'oléfines polysulfurées à teneur élevée en soufre et à très faible teneur en chlore.
US2555370A (en) Sulfurized derivatives of alkyl diphenyl oxide sulfonic acids and salts thereof
EP0360633B1 (fr) Composition d'oléfines polysulfurées, leur préparation et leur utilisation comme additifs pour lubrifiants
JPH05508178A (ja) 改良された硫化オレフィンから成る極限圧/耐摩耗性の添加剤
JPH01201397A (ja) 多硫化オレフィン組成物、それらの調製方法および潤滑油用添加剤としてのそれらの使用
JPH03157408A (ja) ポリアルフアオレフイン潤滑油に可溶な硫化オレフイン重合体
JP3172236B2 (ja) 有機スルフイド類の銅腐食性の減少法
FR2563231A1 (fr) Procede de preparation d'olefines polysulfurees, les produits obtenus et leur utilisation comme additifs pour lubrifiants
JPH1017889A (ja) アミノ化合物の存在下での硫黄単体による不飽和油脂の硫化方法、並びに該方法により得られる組成物およびその使用
JPH08319267A (ja) 炭酸グアニジン存在下で元素状硫黄により硫化されたエチレン系炭化水素、その調製及びその使用
US2726210A (en) Lubricants
FR2757534A1 (fr) Hydrocarbures ethyleniques sulfures par le soufre elementaire, en presence d'une base et d'hydrazine ou d'un derive d'hydrazine
FR2615861A1 (fr) Compositions d'olefines polysulfurees a teneur en soufre elevee et a tres faible teneur en chlore, leur preparation et leur utilisation comme additifs pour lubrifiants
JPH08231973A (ja) アルカリ性炭酸塩または水素化炭酸塩の存在下での元素状硫黄による硫化エチレン系炭化水素、その調製およびその使用
FR2626278A1 (fr) Compositions d'olefines polysulfurees a teneur en soufre elevee et a tres faible teneur en chlore, leur preparation et leur utilisation comme additifs pour lubrifiants
FR2727425A1 (fr) Hydrocarbures ethyleniques sulfures par le soufre elementaire en presence d'eau et d'hydroxyde alcalin ou alcalino-terreux, leur preparation et leur utilisation
GB2193957A (en) Extreme pressure (EP) aromatic oniphide lubricating oil additive and process for preparing same