JPH0358844A - 通電記録材を用いた画像形成装置とこの装置で用いる記録材取扱い部材 - Google Patents

通電記録材を用いた画像形成装置とこの装置で用いる記録材取扱い部材

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JPH0358844A
JPH0358844A JP19604789A JP19604789A JPH0358844A JP H0358844 A JPH0358844 A JP H0358844A JP 19604789 A JP19604789 A JP 19604789A JP 19604789 A JP19604789 A JP 19604789A JP H0358844 A JPH0358844 A JP H0358844A
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ink
recording material
image forming
image
conductive
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Shoji Kikuchi
祥二 菊池
Noboru Yukimura
昇 幸村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 通電により粘性が変化する記録材を用い、この記録材を
電極部に対して非接触状態と接触状態とを選択的に取る
ことを利用して画像を形成する技術に関し、例えば、印
刷機やプリンタや各種の画像形成装置を提供する技術に
関するものである。
〔従来の技術〕
このような画像形成原理を適用する例としては本願、出
願人による特願昭63−70299号等により提案中で
ある。以下、このような画像形或法について図面に従っ
て説明する。
第2図は、画像形成部の拡大断面図を示すもので、電極
1と対向する電極2の一対の電極と、この一対の電極間
に扶持され、通電により粘性が変化する特性を有する記
録材3、及び電極上に施された画像状の絶縁部4により
構成される。
この記録材は、少なくとも液体分散、および電解質によ
り構成され、その使用可能な材料例は次のとうりである
本発明の記録材に用いる液体分散媒として用いることの
できる多価アルコール系溶媒としては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、
ポリエチレングリコール(重量平均分子量、約100〜
1000)、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノブチルエーテル、メチル力ルビトール、等を
挙げることができ、これら多価アルコール系溶媒は単独
または2種以上を混合して用いてもよい。液体分散媒は
、インク全体に対し、40〜95重量%、更には60〜
85重量%含有するのが好ましい。又該多価アルコール
系溶媒と他の液体分散媒と混合して用いてもよく、記録
材中の全液体分散媒に対し多価アルコール系溶媒が10
〜100重量%含有されることが望ましい。
他の液体分散媒としては水が一般的であるが、水以外に
も適宜選定し用いることができ、例えばトリエタノール
アミン、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルサルフオキサイド、N−メチル−2−プロリドン、1
.3−ジメチルイミダゾリジノン、N−メチルアセトア
ミド、炭酸エチレン、アセトアミド、スクシノニトリル
、ジメチルスルホキシド、スルホラン、フルフリルアル
コール、N+N−ジメチルホルムアミド、などの単独ま
たは2種の混合媒体を用いることができる。
電解質としては、電気分解によってもハロゲンイオンを
生成しないものを用いるのが好ましい。また、本発明に
用いる電解質としては、電気分解によっても析出しにく
いものが良く、又記録材の電圧付着性制御をスムーズに
行える程度の電気伝導率を確保できるようなものが望ま
しい。
本発明の記録材に用いることのできる好ましい電解質と
しては、ホウフツ化リチウム(LiBF 4 )+ヘキ
サフルオロリン酸ナトリウム(NaPF 6).ヘキサ
フルオロリン酸アンモニウム(NH 4PF 6),酢
酸ナトリウム( C H 3 C O O N a )
などであり、単独または2種以上、更には他の電解質と
混合して用いることができる。
第3図は、この画像形成部を構成する一対の電極の一方
である電極1を陽極とし他方の電極2を陰極とし電圧を
印加した状態を示す。
第4図は、一対の電極間に電圧を印加したまま、電極の
対向位置を離間させたところを示す。同図において電極
2が記録材3と接触している部分には記録材3が付着せ
ず、電極2上の絶縁部4に選択的に記録材3が付着する
。これにより、この電極と絶縁部とが形戒する形状に対
応した記録材によるパターンが形成される。
第5図は、一対の電極間に印加する電圧の極性を第3図
ないし第4図とは、反転させて電極2を陽極とし電極1
を陰極として電圧を印加したところを示す。
第6図は、一対の電極間に電圧を印加したまま、電極の
対向位置を離間させたところを示し、この場合、記録材
3は電極lから離れ電極2上に付着する。
第7図の場合は、一対の電極間に電圧を印加せずに、両
電極の対向位置を離間させたところを示し、記録材3は
それ自身の粘性により電極1と電極2の双方に記録材3
が付着し、各電極上に記録材による画像は形成できない
〔発明が解決しようとしている問題点〕上記画像形成法
を具現化し、電極l又は電極2を導電性の従来の材料を
用いた弾性体で構或すると、電界を印加する際、弾性体
中の導電性充填材が溶出し、電極表面が粗くなったりし
てきめの細かい記録材の塗布ができなくなったり、十分
にバイアスが印加できなくなるという問題を生じる。
本発明は上記問題を解決することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成する本発明は、原版(マスター)上にイ
ンク材を塗布して、原版のパターンに対応したインクを
受像体に転写する画像形成装置であって、導電性部と非
導電性部とによるパターンを持つ原版と、正極性と負極
性の電極に対して付着状態が異なるインク材としての記
録材、表面に耐アノード層を有した記録材扱い部材と、
原版上の記録材のパターンを転写する受像体とを有する
ものである。また、この様な装置に用いる上記記録材取
扱い部材である。
〔実施例〕
以下実施例に基づいて更に詳細に説明する。
実施例1 第1図は本発明の実施例であり、同図は導電性弾力部材
の部分拡大断面図であり、同図の7は充填材の核となる
部材で針状ニッケル、8はその外側にメッキに依って付
加した7よりも耐アノード溶解性に優れる白金で、9は
シリコンゴムである。ここでは、針状ニッケルを用いた
が核とする部材の材質はその他に銅、アルミニュームな
どの金属やフエライト、ガラス、カーボン、セラミック
スなどでもよい。
また、核とする部材の形態は、粉末、針状、細粒、リボ
ン、あるいは不定形のフレークなどでもよい。
また、核の表層を構成する材質は白金と記して有るが、
ロジウム、パラジウムなどの金属でもよい。
またメッキにより付加したと記したが、他の方法より表
層を形成してもよい。弾性部材9のシリコンゴムはフツ
化シリコンなどのゴムなどでもよく、形態はソリッド、
スポンジ状でもよい。
第8図に本発明を実施した導電ローラを画像形或装置に
用いた例を示す。
インクローラSRは、本発明を実施した導電性弾力部材
を鋼材の表面に厚さ約5mm施している直径約32mm
のローラで、直径約160(mm)の版胴Pと加圧して
対向している。
このインクローラSR上のインクKは、通電による画像
形成法を利用しインクローラSRを陽極、版胴Pを陰極
とし電源BTから通電する。すると版胴P上に固定した
銅箔で形成した導電部と樹脂などで形或した非導電部と
による版上の非導電部に選択的に移動し、版胴にインク
画像を形成する。このときの電源ETの電圧は画像形成
の幅約80(mm)あたり直流で約30v0 形或されたインク画像は、版胴Pと加圧して対向してい
る受像体であるブランケットBに転写されたのち、圧胴
Iと共同し最終受像体である被記録材RPを扶持して記
録する。
ブランケット胴Bは直径約160mmで軽合金の表面に
5(mm)厚のゴム層を設けたものや同等の厚さを持つ
シート状ゴムを軽合金の表面に固定したものを用い、回
転数は約120 (RPM)で被記録材への記録速度、
約1000(mm/秒)を得た。
第9図に本発明を実施した導電ローラSRの断面図を示
す。同図に於いて、lOは芯金、6は本発明を実施した
導電性弾力部材で、芯金10に巻き付けて導電性ローラ
を構成している。
実施例2 第10図は本発明の第2の実施例を示し、7は充填材の
核となる部材でアルミニューム粉末、その表面の8はそ
の外側にメッキに依って付加した核部材よりも耐アノー
ド溶解性に優れる白金で、9はシリコンゴムを示す。
〔他の実施例〕
第12図は本発明の第2の実施例を示し、同図において
、11は芯金、l2は芯金11に巻付けた導電性弾力部
材で、シリコンゴムにカーボンを分散混練したものから
なる。13は外側に巻付けられた導電性弾力部材で、部
材12よりも耐アノード溶解性の優れたシリコンゴムに
白金パウダー分散混練したものからなる。なお、ここで
は白金パウダーと記してあるが、ロジウム、パラジウム
等の金属でも良い。又、パウダーの形態は細粒,粉末,
リボンあるいは不定形のフレーク等でも良い。また、単
体で耐アノード溶解性に優れる。又は、ガラス、セラミ
ック等にpt等をメッキした物でも良い。
第13図ないし第14図は他の実施例を示し、第13図
及び第14図の21. 31は芯金、第13図の22は
芯金21に巻付けた導電性弾力部材で、シリコンゴムに
カーボンを分散属練したもの。第l4図の32は芯金3
1に巻付けた導電性弾力部材で、シリコンゴムに銀パウ
ダーを分散混練したものである。なお、23.  33
は芯金21.  31の表面に施したメッキ層で、この
芯金21  31よりも耐アノード溶解性に優れる白金
である。
第15図は更に別の実施例を示し、41は芯金、42は
芯金41に巻付けた導電性弾力部材で、シリコンゴムに
カーボンを分散混練したものからなる。また、43は部
材42の外側に接着あるいは直接巻付けた導電性弾力部
材で、シリコンゴムに銀パウダーを分散混練したものか
らなる。そして、44は部材43の外側の表面に施した
メッキ層で、部材43よりも耐アノード溶解性に優れる
白金である。
ここで使用した記録材は、以下のような組成のもので シアンインクの場合、 グリセリン          100重量部ホウフツ
化リチウム       10重量部シアン顔料   
        10重量部コロイド性含水珪酸塩  
   60重量部へキサグリセリンポリリシノレート 
 20重量部水               20重
量部イエローインクの場合、 グリセリン ホウフツ化リチウム イエロー顔料 コロイド性含水珪酸塩 ヘキサグリセリンボリリシノレート 水 マゼンタインクの場合、 グリセリン ホウフツ化リチウム マゼンタ顔料 コロイド性含水珪酸塩 ヘキサグリセリンポリリシノレート 水 ブラックインクの場合、 グリセリン ホウフツ化リチウム カーボンブラック コロイド性含水珪酸塩 水 100重量部 10重量部 10重量部 60重量部 20重量部 20重量部 100重量部 10重量部 10重量部 60重量部 20重量部 20重量部 66重量部 7重量部 7重量部 34重量部 22重量部 であった。
また、主要金属のアノード溶解のし易さの序列は、以下
の順である。
Li・リチウム、Mg;マグネシウム、Al:アルミニ
ウム、Zn:亜鉛、Fe:鉄、Cd:カドミウム、Ni
:ニッケル、Sn:スズ、Pb:鉛、Cu:銅、(C:
炭素)、Ag:銀、Pt:白金、Au:金〔発明の効果
〕 以上説明したように、導電性部材の外側に導電性部材よ
りも耐アノード溶解性の優れた層を設けたことにより、
性能を保ったまま製.造コストを下げることが出来る効
果が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施した印刷用導電ローラの断面図
、第2図から第7図は本発明を適用する画像形成原理を
示す図、第8図は本発明を実施したローラの装置への適
用例の断面図、第9図〜第15図は本発明を実施した他
の例を示すローラの断面図を示す。 図において、11,  21,  31, 41.  
51は芯金、12, 22,  32, 42. 52
は導電性弾力部材、13.23, 33. 43は耐ア
ノード溶解性の優れる層、SRはインクローラ、Pは版
胴、BTは電源、Kは記録材、Bはブランケット、RP
は被記録材、■は圧胴.第2図 第3図 施4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原版(マスター)上にインク材を塗布して、原版
    のパターンに対応したインクを受像体に転写する画像形
    成装置において、 導電性部と非導電性部とによるパターンを持つ原版と、 正極性と負極性の電極に対して付着状態が異なるインク
    材としての記録材、 表面に耐アノード層を有した記録材扱い部材と、 原版上の記録材のパターンを転写する受像体と、 を有することを特徴とする通電記録材を用いた画像形成
    装置。
  2. (2)原版(マスター)上にインク材を塗布して、原版
    のパターンに対応したインクを受像体に転写する画像形
    成装置の記録材扱い部材であって、正極性と負極性の電
    極に対して付着状態が異なるインク材としての記録材を
    扱う部材の表面に耐アノード層を有したことを特徴とす
    る通電記録材を用いた画像形成装置の記録材取扱い部材
JP19604789A 1989-07-27 1989-07-27 通電記録材を用いた画像形成装置とこの装置で用いる記録材取扱い部材 Pending JPH0358844A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7095303B2 (en) 2002-11-27 2006-08-22 Fuji Electric Fa Components & Systems Co., Ltd Electromagnetic contactor
JP2016028881A (ja) * 2014-07-23 2016-03-03 和行 北村 インキ撹拌押し込みロール及びこれを備えた輪転印刷機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7095303B2 (en) 2002-11-27 2006-08-22 Fuji Electric Fa Components & Systems Co., Ltd Electromagnetic contactor
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