JPH0358722B2 - - Google Patents

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JPH0358722B2
JPH0358722B2 JP58098479A JP9847983A JPH0358722B2 JP H0358722 B2 JPH0358722 B2 JP H0358722B2 JP 58098479 A JP58098479 A JP 58098479A JP 9847983 A JP9847983 A JP 9847983A JP H0358722 B2 JPH0358722 B2 JP H0358722B2
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JP
Japan
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inner cylinder
storage space
air
raw material
press
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58098479A
Other languages
English (en)
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JPS59222112A (ja
Inventor
Shuzo Nakazono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TANPAKU SHIGEN KAIHATSU KK
Original Assignee
TANPAKU SHIGEN KAIHATSU KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、動物・魚介類等より飼料・肥料を製
造する為の動物・魚介類等の処理クツカー構造に
関する。
(ロ) 従来の技術及びその課題 従来、動物・魚介類より飼料・肥料を製造する
クツカーは、外周壁のジヤケツト部に蒸気を圧入
し、同クツカー内で、ミンチ状に加工した原料の
蒸製処理・油温処理を行い、動物・魚介類等の脱
水、蒸煮処理を行つて、粉末状の飼料等を製造す
るものであるが、クツカー内の原料の熱伝導が悪
く、処理時間・処理効率・処理された品質等につ
いて充分でなく、最終製品(飼料・肥料)の品質
に大きな影響を与えていた。
(ハ) 課題を解決するための手段 本発明では、外周にジヤケツト部を有した外筒
中に、同外筒よりも小径状とした内筒を回転自在
に収納し、外筒のジヤケツト部内と、内筒内とに
加熱蒸気又は冷却媒体を圧入可能に構成すると共
に、同外筒と内筒との間に、原料を投入する狭幅
状の収納空間を設けて、同収納空間内に圧入する
エアを内筒の外周に沿つて全体に流れるように構
成し、しかも、同内筒の外周壁に、羽根面を内筒
の円周方向に向け、かつやや傾斜状とした多数の
羽根体を互い違いに突設して、原料を撹拌搬送可
能としたクツカーを構成し、さらに、クツカーを
上下数段に配設し、上段のクツカーの収納空間に
おける原料搬送終端側と、下段のクツカーの収納
空間における原料搬送始端側とを原料搬送路によ
つて連通連結するとともに、原動機に連動したチ
エンにて各内筒を回動すべく構成した動物・魚介
類等の処理クツカー構造において、ジヤケツト部
の外側上部に、エア圧入路を同ジヤケツト部に沿
つて設けるとともに、同エア圧入路と収納空間と
を複数のエア連通管によつて連通連結したことを
特徴とするとする動物・魚介類等の処理クツカー
構造を提供するものである。
(ニ) 実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
Aは動物・魚介類等より飼料・肥料を製造するク
ツカーを示しており、同クツカーAは、外周にジ
ヤケツト部2を有した外筒1内に、同外筒1より
もやや小径状とした内筒3を回転自在に収納し、
各筒1,3との間に環状の収納空間Sを設けてい
る。
また、ジヤケツト部2の外周上部には、それに
沿つて圧入路5を取付けており、しかも、外筒1
内に設けた複数のエア連通管7介して、エア圧入
路5と収納空間Sとを連通させている。
そして、エア圧入路5からのエアを収納空間S
に圧入すべく構成している。
かかるクツカーAは、同様の構造のものを上下
に3段積み重ねた状態とし、各クツカーAの間に
は、上から順次、互い違いの両端部において、原
料搬送路8を設けており、上部のクツカーA内に
ミンチ状に加工した原料Mを水分を含んだままの
状態で投入し、順次、処理しながら搬送するよう
に構成している。
さらに、外筒1のジヤケツト部2内と内筒3内
には、加熱蒸気または冷却媒体を圧入可能に構成
しており、同蒸気等によつて収納空間Sの原料を
加熱して、蒸煮処理を行うように構成している。
かかるジヤケツト部2の周りには、加熱蒸気ま
たは冷却媒体の為の複数の流入流出口2aを設
け、同流入流出口2aから加熱蒸気または冷却媒
体を圧入するものである。
3′は内筒3の筒内部を示す。
また、9は原料投入口、10はエア圧入路5の
エア圧送口、11は内筒3の軸受部、12は各内
筒3の軸受部に設けたスプロケツト、13はチエ
ーン、14は原動機、15は最下位のクツカーA
に設けた原料排出口、16は内筒3の一端部に形
成した加熱蒸気または冷却媒体の為の流入部、1
6′は内筒3の他端部に形成したドレン抜き部で
あり、漏斗状に形成し、内筒3の軸端より内部の
ドレンを抜くようにしている。
17はエア出口を示す。
また、内筒3の外周壁には、収納空間S内の原
料Mを撹拌する多数の羽根体4を設けており、同
羽根体4は、羽根面を内筒3の円周方向に向け、
かつやや傾斜状とし、バトル式コンベアを構成し
ている。
さらに、かかる羽根体4は、その先端部を外筒
1の内周面に至り、原料の収納空間Sの全体を撹
拌するように構成している。
かかる羽根体4は、クツカーAに投入された原
料Mを持ち上げて、収納空間Sの全体に配設し、
外筒1と内筒3の蒸気で原料Mを効率よく蒸煮す
るように構成されている。
なお、冷却媒体としては、フレオンガスまたは
水を使用し、ジヤケツト部2、内筒3中に圧入し
て、原料Mの冷却、たとえば、原料Mの蒸煮後に
急速な冷却を要する場合、同一構造のクツカーA
によつて、蒸煮・冷却を連続して行うことも可能
である。
また、本実施例では、内筒3を外筒1よりもや
や小径状とし、外筒1と内筒3との間の環状の収
納空間Sを狭幅状とすることにより、後述するエ
アがこの収納空間S内に圧入された際に、内筒3
の周りを円滑に流れるように構成している。
また、外筒1の上側部には、エア圧入路5と連
通したエア連通孔7を設けており、収納空間S内
にエアを圧入することにより、原料Mの乾燥効率
を向上させている。
さらに、外筒1には、第3図に示すように、エ
ア出口17を設けており、同エア出口17より原
料Mから発する蒸気を排出するようにしている。
また、本実施例では、外筒1のエア連通孔7よ
り収納空間S内にエアを圧入した際に、内筒3に
設けた羽根体4を回転させることにより、強制的
にエアが内筒3の外周に流れるようにしている。
そして、かかるエアは、原料Mから発生する蒸
気をエア出口17より外方に排出させる。
しかも、収納空間Sを狭幅状としている為に、
圧入するエアが内筒3の外周に沿つて全体に流れ
るように構成している。
この発明は上記のように構成されているもので
あり、蒸気圧入による蒸煮について詳説すると、
原料Mとしては、動物・魚介類等その種類は問わ
ないものであり、ミンチ状に加工した原料Mを水
分を含んだままの状態で原料投入口9より投入す
れば、原料Mは、収納空間S中に収納され、蒸気
はジヤケツト部2及び内筒3中に圧入されて、原
料Mを、内外側方より加熱することになり、しか
も、内筒3は回転しながら羽根体4にて収納空間
S中の原料Mを撹拌し、他方、エア圧入路5から
はエア連通管7を介して、エアが圧入され、原料
の蒸煮及びこれによる脱水処理が迅速になされる
ことになり、内筒3中のドレンは、ドレン抜き部
16′から外部に排出される。上部のクツカーA
によつて蒸煮された原料Mは、順次下方のクツカ
ーAの収納空間Sへ搬送されていき、同様に外筒
1と内筒3とにより、内外側方から加熱処理して
いき、完全蒸煮による脱水処理がなされると、原
料排出口15より粉末状の飼料・肥料として、排
出回収されるものである。
特に、本発明では、収納空間Sにエア連通管7
を介してエアを圧入する為に、圧入したエアによ
つて原料Mの蒸気から水分がエア出口17より排
出されるものである。
この発明によれば、外筒1と内筒3との間の収
納空間S中に原料を収納して、外筒1のジヤケツ
ト部2、内筒中の圧入蒸気または冷却媒体によつ
て原料の蒸煮・冷却を行うことにより、原料への
熱伝導が良好となり、迅速な蒸煮又は冷却処理が
行える効果がある。
さらに、収納空間Sにエア圧入路5からのエア
を圧入することにより、同エアによつて原料から
の蒸気をエア出口17より排出する為に、原料の
乾燥効率を向上させることができる。
特に、本発明では、ジヤケツト部2に沿つてエ
ア圧入路5を設けている為に、エア圧送口10か
らのエアを圧送した際に、各エア連通管7によつ
て収納空間Sに一定の圧力で円滑に送ることがで
きる。
また、ジヤケツト部2に沿つてエア圧入路5を
設けているので、クツカーA自体をコンパクト化
でき、同クツカーAを数段重ねることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクツカー構造の一部切欠全体
側面図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図は全体正面図である。 図中、A:クツカー、M:原料、S:収納空
間、1:外筒、2:ジヤケツト部、3:内筒、
4:羽根体、7:エア連通管、17:エア出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外周にジヤケツト部2を有した外筒1中に、
    同外筒よりも小径状とした内筒3を回転自在に収
    納し、 外筒1のジヤケツト部2内と、内筒3内とに加
    熱蒸気又は冷却媒体を圧入可能に構成すると共
    に、 同外筒1と内筒3との間に、原料を投入する挟
    幅状の収納空間Sを設けて、同収納空間S内に圧
    入するエアを内筒3の外周に沿つて全体に流れる
    ように構成し、 しかも、同内筒3の外周壁に、羽根面を内筒3
    の円周方向に向け、かつやや傾斜状とした多数の
    羽根体4を互い違いに突設して、原料Mを撹拌搬
    送可能としたクツカーAを構成し、 さらに、クツカーAを上下数段に配設し、上段
    のクツカーAの収納空間Sにおける原料搬送終端
    側と、下段のクツカーAの収納空間Sにおける原
    料搬送始端側とを原料搬送路8によつて連通連結
    するとともに、 原動機14に連動したチエン13にて各内筒を
    回動すべく構成した動物・魚介類等の処理クツカ
    ー構造において、 ジヤケツト部2の外側上部に、エア圧入路5を
    同ジヤケツト部2に沿つて設けるとともに、同エ
    ア圧入路5と収納空間Sとを複数のエア連通管7
    によつて連通連結したことを特徴とするとする動
    物・魚介類等の処理クツカー構造。
JP9847983A 1983-06-01 1983-06-01 動物・魚介類等の処理クツカ−構造 Granted JPS59222112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9847983A JPS59222112A (ja) 1983-06-01 1983-06-01 動物・魚介類等の処理クツカ−構造

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JP9847983A JPS59222112A (ja) 1983-06-01 1983-06-01 動物・魚介類等の処理クツカ−構造

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Publication Number Publication Date
JPS59222112A JPS59222112A (ja) 1984-12-13
JPH0358722B2 true JPH0358722B2 (ja) 1991-09-06

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ID=14220783

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JP9847983A Granted JPS59222112A (ja) 1983-06-01 1983-06-01 動物・魚介類等の処理クツカ−構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07114748B2 (ja) * 1986-04-01 1995-12-13 修三 中園 動物・植物等の加熱処理用クツカ−構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928426A (ja) * 1972-07-14 1974-03-13
JPS5088274A (ja) * 1973-12-06 1975-07-15
JPS5635022U (ja) * 1979-08-24 1981-04-06

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928426A (ja) * 1972-07-14 1974-03-13
JPS5088274A (ja) * 1973-12-06 1975-07-15
JPS5635022U (ja) * 1979-08-24 1981-04-06

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JPS59222112A (ja) 1984-12-13

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