JPH0358608B2 - - Google Patents

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JPH0358608B2
JPH0358608B2 JP62093421A JP9342187A JPH0358608B2 JP H0358608 B2 JPH0358608 B2 JP H0358608B2 JP 62093421 A JP62093421 A JP 62093421A JP 9342187 A JP9342187 A JP 9342187A JP H0358608 B2 JPH0358608 B2 JP H0358608B2
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toilet
cleaning
toilet bowl
bowl
opening
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JP62093421A
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JPS62260927A (ja
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Deyukoo Jannkuroodo
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Individual
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Publication of JPH0358608B2 publication Critical patent/JPH0358608B2/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D11/00Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
    • E03D11/12Swivel-mounted bowls, e.g. for use in restricted spaces slidably or movably mounted bowls; combinations with flushing and disinfecting devices actuated by the swiveling or sliding movement of the bowl
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D9/00Sanitary or other accessories for lavatories ; Devices for cleaning or disinfecting the toilet room or the toilet bowl; Devices for eliminating smells
    • E03D9/002Automatic cleaning devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S4/00Baths, closets, sinks, and spittoons
    • Y10S4/02Disappearing bowl

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は便器装置に関するものであり、特に、
自動洗浄サイクルを有する水洗便器装置に関する
ものである。そのような装置は公共の場所または
準公共の場所に設置でき、使用者が装置を離れた
後で清掃を自動的に行うことができる。この装置
の使用には料金を請求でき、道路際や公共の場所
のような保護されていない場所にも設置できる独
立的な構造(他の建物の一部ではなく分離した建
物)とすることができる。この装置は、例えば、
旋錠可能な外囲器を備えることができ、この外囲
器は、区画部材によつて2つの区域に分けられて
いる。即ち、硬貨の投入により開かれるドアによ
り立入りないしはアクセスを管理できる使用区域
と、使用者が立入りないしはアクセスをすること
ができないメンテナンス区域とである。
区画部材に並べて便器(ボール部材)が配置さ
れる。その便器が区画部材に対してほぼ水平であ
る使用位置と、清掃装置を納めているメンテナン
ス区域に便器が向けられるように、区画部材内の
開口部内で便器がほぼ垂直に立てられた清掃位置
との間で便器が回るように、便器を区画部材に平
行な水平軸を中心として回動し得るように便器は
装着される。
〔従来の技術〕
従来の便器装置においては、付着物を排出する
ためのオリフイスが便器に設けられておらず、便
器が清掃位置へ傾けられると便器の内容物はシユ
ートの中にあけられ、清掃される。その内容物は
便座の後縁部の上を流れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この従来の便器装置を利用する人はいくつかの
理由である種の抵抗感を受けることは明らかであ
る。その理由の1つは、サイホン機構付きの排出
部、または引つ込み可能のフラツプにより覆われ
た底部内の排出オリフイスを便器が有している通
常の便器装置とは異なる見なれない外観を呈して
いることである。
それらの自動的に清掃する便器装置は、一般に
公衆便所用であるから、使用者が外囲器から離れ
た後で自動的に清掃が行われるとしても、各使用
後に必ず清掃されているかということに使用者が
疑問を持つことは当然である。抵抗感は、使用者
が清掃開始の合図や操作を自身で行わず、かつど
のようにして清掃が行われるかを見ていないとい
う事実から生ずるものである。
また、便器の後方上部リムが、便器の内容物が
上にあふれるリツプを形成するとともに、便座の
後部をも形成するということから別の問題が起
る。したがつて、後方リムを非常に良く清掃せね
ばならず、実際に清掃されているが、清掃がどの
ようにして行われるのかを使用者が知らないこと
から、使用者の疑惑は増大するだけである。その
抵抗感ために、そのような水洗便器を用いている
公衆便所の使用者は、それらが腰掛式(イギリス
式)便器であるにも拘らず、非腰掛式便器のよう
にして使用し、便器に全く触れないようにするこ
とがある。
清掃作業は便器を立ててから行われるから、清
掃作業が行われる時に外囲器の中にまだ人が居る
と危険である。この理由から、使用区域内に居る
人を検出する複雑な安全装置が備えられる。それ
らの安全装置は高価である上に、全ての事故の危
険を防ぐことは困難である。したがつて、危険で
ない清掃装置を設けることが望ましい。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記欠点のいくつか、または
全てを解消することである。
本発明の別の目的は、便器の内容物を便座の上
を通つて排出することを避けることである。
本発明の別の目的は、便器内に排出用のオリフ
イスを設けることである。
本発明の別の目的は、便器用の改良した洗浄手
段を得ることである。
本発明の別の目的は、洗浄手段の移動に関し、
高度安全性を持たせることである。
本発明の更に別の目的は、自動洗浄作業を使用
者が開始させることができるようにすることであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、外囲器と、この外囲器を使用者がア
クセスすることができる使用区域と通常は入るこ
とができないメンテナンス区域に分離する区画手
段と、この区画手段に並べて置かれた便器であつ
て、前記使用区域においては前記区画手段から概
して水平方向に便器が突き出た使用位置、および
前記便器が前記区画手段内の開口部へ向つて倒さ
れた洗浄位置の間で回動し得るように装着された
便器と、この便器を前記洗浄位置において洗浄す
るために前記メンテナンス区域内に配置された洗
浄手段と、前記便器を前記使用位置と前記洗浄位
置の間で移動させる移動手段とを備え、前記便器
は閉じられたベースと、前記便器の前記使用位置
においては前記ベースの上方に開口部を形成する
側壁と、前記便器が前記使用位置にある状態で概
して垂直方向に延在して、前記開口部を前方の使
用部と後方の排出部に分割する隔壁とを有し、前
記隔壁は、前記側壁と協働して前記開口部の前記
使用部を囲むリム状の便座を形成し、かつ前記側
壁の後部および前記ベースと協働して前記ベース
と前記隔壁の間にオリフイスを形成するととも
に、そのオリフイスと前記開口部の前記排出部の
間に通路を形成し、前記排出部は前記使用位置に
おいては前記オリフイスより高く、それにより、
便器の内容物を収容し、前記排出部は前記洗浄位
置においては前記オリフイスより低く、それによ
り便器の内容物を前記メンテナンス区域内に排出
する便器装置を提供するものである。
このようにして、便器のベースに出口を設ける
ことなしに、かつ使用部の周囲のリム状の部分の
上に便器の内容物を注ぐことなしに便器の内容物
を排出部を通じて排出することができ、リム状の
部分を便座として使用できる。更に、隔壁と便器
内の排出オリフイスは、通常の便器の排出穴およ
びサイホンに類似する外観を与える。
また、本発明においては、前記洗浄手段は、前
記洗浄位置において前記便座に面するように前記
メンテナンス区域内に配置されたノズル手段と、
このノズル手段から液体を噴射させて前記便座を
洗浄するために前記ノズル手段に液体を供給し、
かつ前記ノズル手段を通じて空気を送ることによ
り前記便座を乾燥する流体供給手段とを備える。
前記洗浄手段は少くとも1つの洗浄部材と、引つ
こめられた休止位置および前記便器が前記洗浄位
置にある時に前記開口部の前記使用部に突き出た
動作位置の間で前記洗浄部材を移動させる移動手
段とを含むことが好ましい。これにより便器の便
座の清掃を改善でき、とくに便座の乾燥と、使用
者に見える使用部の洗浄とを改善できる。
本発明の好適な実施例においては、各前記移動
手段は共通のモータと、前記移動手段により伝え
られるトルクを制限するトルク制限手段とを備え
る。したがつて、事故が起きた時に動く部分のい
ずれかにより加えられる力が制限されるから、負
傷する危険は減少する。
この便器装置は、洗浄動作サイクル中に前記移
動手段と前記洗浄手段を制御する制御手段を含
み、その制御手段を前記使用区域から作動できる
と有利である。前記制御手段は前記サイクルの動
作を指示する指示手段を含むことが好ましい。こ
のようにすると、洗浄作業を使用者が開始させる
ことができるとともに、一連の洗浄作業を指示器
により知ることができるから、洗浄作業の効果に
対する使用者の懸念は減少できる。この便器装置
内での洗浄作業の開始操作は安全度が高い時の
み、たとえば前記トルク制限器が含まれている時
のみ許容できるようにすることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明を詳しく説明す
る。
第1〜3図には本発明の重要な要素であるボー
ル状部材から成る便器本体(以下単に便器とい
う)11が示されている。便器11は第4〜7図
にも断面が示されている。図示のように、便器の
底1には排出オリフイスがないことに気がつくで
あろう。実際には、便器の上部開口部2が便器の
対称軸4に垂直な分離壁即ち隔壁3により2つの
部分に分けられている。その隔壁3は開口部2の
レベルから便器の底1へ向つて延び、底1の上で
止る。隔壁3の上面5および側壁の上面から成る
リム状の部分が便座6を形成し、その上に使用者
が座る。というのはこの便器11は腰掛式(イギ
リス式)便器だからである。
第2〜7図に詳しく示されているように、隔壁
3は便器11の開口部2の2つの部分すなわち、
使用者に見える唯一の部分である使用部7と、排
出部8とを形成する。第4〜6図に示すように、
排出部8は、便器11が水平な使用位置にある時
には水洗便器装置のメンテナンス区域9の内部に
あるために、使用者には見えない。
第4〜7図に示すように、硬貨の投入により操
作される錠により立入りないしアクセスが管理さ
れる錠付きの外囲器内に便器11は設けられてい
る。この外囲器は、使用者が立入りないしアクセ
スをすることができる唯一の区域である使用区域
13と、とくに全ての清掃部材およびそれらの部
材の機械的駆動装置を納めるメンテナンス区域9
とを形成するように、隔壁即ち区画部材12によ
り分割される。便器11は区画部材12に対し
て、並置され即ちその近傍領域内に配置されてい
る。便器11の対称軸4は区画部材12に対して
垂直である。先に述べたように、便器11がその
使用位置内で水平になつている時は使用区域13
には使用部7だけが配置されるが、排出部8を含
んでいる便器11の後部は区画部材12の開口部
を通つてメンテナンス区域9の中に突き出てい
る。
区画部材12に平行な水平回転軸14を中心と
して便器11は回転できる。第1の位置である使
用位置においては(第4図および第6図)、便器
11は水平に配置される。すなわち、便座6が水
平で、便器11の後部16と隔壁3の間に形成さ
れて、排出部8を隔壁3の下側に隙間17に連結
するダクト15が、従来の水洗便器におけるサイ
ホンのような印象を使用者に与える。
便器11は軸14を中心として4分の1回転
し、第5図と第7図に示す清掃位置に達する。こ
の位置においては、排出部8はトンネル形排出シ
ユート18に通じる。その排出シユートはダクト
ないしはドレン19、たとえば廃水路に通じる。
したがつて、この位置においては、便器11の内
容物がドレン19内に排出される。
サイホンがないものとして、ドレン19から悪
臭が入つてくることを防ぐために、便器が使用位
置にある間は(第4図および第6図)ドレン19
とシユート18の間を断つシヤツタ21が設けら
れている。後で述べる機構により、便器が第5図
と第7図に示す清掃位置にある時に、シヤツタ2
1が開かれる。
メンテナンス区域9においては、ほぼリング状
である洗浄および乾燥ノズル22が設けられてい
る。それの形は便座6の形に一致する。便器11
が清掃位置にある時にリング22が便座6に並置
されるようにしてリング22はメンテナンス区域
内に配置される。リング22には、清掃および消
毒用の液体を便座に吹付けるように構成された噴
射ノズルが設けられている。リング22は便座を
乾燥させる装置も含む。この乾燥装置は洗浄用の
ノズルも同じノズルを用いる。別の実施例におい
ては、空気吹付けの代りに吸引により乾燥させる
こともできる。
第6図と第7図に示すように、区画部材12は
開口部23を有する。便器11が使用位置にある
時はその開口部23は便器の上方に位置する。そ
の開口部23は、便器11が清掃位置へ倒された
時に便器11の前部25に対する通路を構成する
が、通常はシヤツタ24により閉じられている。
そのシヤツタ24は便器が倒されている間は引つ
こめられている。図示の例においては、シヤツタ
24は区画部材12に沿つて第7図に示す引つこ
められた位置まで垂直に滑る。この動きは後述す
る機構により行われる。
第6図と第7図に示すように、清掃装置26が
設けられており、この清掃装置26は便器が使用
位置にあるときは、メンテナンス区域9の中に位
置している。この清掃装置は、便器11が清掃位
置にある時には、スプレーリング22の中を通つ
て使用部7の中に入る。清掃装置26は支持アー
ム29の軸上で回転する2枚の羽根27,28を
有する。それらの羽根には噴射ノズルが設けられ
る。この種の羽根はたとえば皿洗い機に用いられ
ており、噴射ノズルから噴出する水の圧力により
回転する。アームを移動させる機構については後
で説明する。
第4図および第5図に示すように、噴射ウオツ
シユ31がシユート18の内壁に沿つて延び、シ
ユートを清掃するように構成される。
以上説明した種々の装置の動作を明確にするた
めに第4図と第5図、第6図と第7図の連続する
図に示した。便器11が使用位置に置かれると、
シヤツタ21がシユート18とドレン19の間の
連通を断ち、シヤツタ24が閉じられた位置(第
6図)にあるから、清掃装置はメンテナンス区域
9内に引つこめられる。便器11が清掃位置へ向
つて倒されると、シヤツタ24は上方へ動き、シ
ヤツタ21が開いて清掃位置26が便器11の使
用部7の中に入る。そうするとリング22とウオ
ツシユ31および清掃装置26が作動させられ、
使用部7の内部で便座6とじようご形シユート1
8に対する清掃が行われる。それからリング22
が便座6の乾燥を行い、乾燥が終つたら便器11
は使用位置へ戻される。
このようにすると、使用者はこの便器装置の外
囲器内に入つたときに、完全に清掃されて乾燥さ
れた便座と、きれいな使用部とを見ることにな
る。その便座と使用部だけが使用者が見ることが
できる部分である。
次に、第4〜8図を参照して、これまで説明し
てきた種々の可動部材の駆動機構について説明す
る。本発明のこの実施例においては、機械的に駆
動される全ての可動部材は1台のモータたとえば
電動機から駆動される。そのモータは可動部材の
駆動装置を含む伝動装置を駆動する。清掃作業の
ある段階で外囲器内の動作範囲内に居る人に危険
である部材の動きを避けるために、清掃サイクル
中にプログラムされている動きのうちの1つの動
きの間に異常に大きい力が発生された時に伝動が
停止されるように、伝動装置の駆動側にトルク制
限機構が設けられている。そのトルク制限機構の
しきい値トルクを調整することにより、装置の
種々の可動部材により危険な力が使用者に加えら
れるのを避けることができる。
シヤツタ24の異常な動きを検出し、駆動モー
タを停止させるために安全装置を設けることもで
きる。たとえば、シヤツタ24に対する押込み運
動を検出するためにシヤツタ24のうしろにマイ
クロスイツチを設けることができ、かつ、清掃サ
イクル中に開口部23の中に物体が入つたことを
検出するために、シヤツタ24の降下経路内に類
似の検出器を設けることもできる。
便器11をモータで駆動し、他の機械的な駆動
の全てをその便器の動きから得るようにすると有
利である。この場合には、モータの軸にトルク制
限機構を直接設ける。
第4図と第5図を参照して、固定されたプーリ
41がモータによりトルク制限機構を介して駆動
される。このプーリ41はベルト42を介して別
のプーリ43を駆動する。プーリ43は便器11
と結合されており、便器11の回転軸14に取付
けられている。第5図に示すように、プーリ41
が逆時計回りに回転すると、便器11は使用位置
から清掃位置まで倒される。
シヤツタ21を作動させる駆動装置を第4図と
第5図に示す。シヤツタ21は水平方向に滑動で
き、2本のロツド44,45を含むリンク機構に
より作動させられる。ロツド45は固定軸46を
中心として回ることができる。ブツシユロツド4
4の自由端部がシヤツタ21にちようつがい式に
連結され、ロツド45の自由端部が自由なローラ
ー47に接触する。また、便器11の後面には円
筒形の部分48が設けられている。その円筒形の
部分48の軸が便器11の回転軸14と重なつて
おり、ローラー47のための転動面として機能す
る。円筒形部分48にくぼみ49が形成されてい
る。そのくぼみは、便器11が使用位置にある時
にローラー47を受ける。シヤツタの全駆動機構
は戻り力を受ける。その戻り力はロツド45を逆
時計回りさせようとする。すなわち、シヤツタ2
1を閉じた位置へ戻そうとする。便器特にそれの
円筒形部分48の回転中に、ローラー47はまず
くぼみ49により動かされ、それからくぼみから
出て、シヤツタが完全に開されると円筒形部分4
8の上を転動する。便器11が使用位置へ向つて
動いている間は、ローラー47はまず円筒形部分
48の上を転動し、それからくぼみ49の中に入
り、戻り装置の作用の下にシヤツタ21を閉じて
第4図に示す状態にする。
前記したように、便器11の内容物はシユート
18の中に放出され、便器11の後部すなわち円
筒形部分48の上を通る。したがつて、円筒形部
分48は汚されるから、洗浄スプレー51を設け
て便器11の復帰運動中にその部分を洗うように
することができる。
シヤツタ24と清掃装置26のための駆動機構
が第6図と第7図に示されている。
上側プーリ54と2個の下側プーリ55,56
の間に掛けられているベルト53に取付けられて
いる留めくぎ52がシヤツタ24に引掛けられ、
その留めくぎがシヤツタ24を駆動する。ベルト
53は位置57において円筒形部分48の上端部
に固定される。プーリ55は角度変更プーリであ
つて、ベルト53の下側部分が円筒形部分48の
表面に押しつけられるようにする。
図示のように、シヤツタ24は外壁58と内壁
59の2つの壁を有する。内壁59は外壁58よ
りも下端部が上方にある。便器11が使用位置に
あると(第6図)、駆動留めくぎ52が引掛けら
れる内壁59からある距離の所に配置されるか
ら、シヤツタを開く垂直方向の滑り運動が遅らさ
れる。便器11が清掃位置に達すると、シヤツタ
24は開放位置にある(第7図)。
清掃装置26も便器11の動きにより駆動さ
れ、とくに第2図と第3図に示すように、その目
的のために便器の後部の側壁に案内溝61が形成
されている。アーム64の端部に固定されている
軸63に遊び状態で取付けられているローラー6
2を案内溝61が案内する。アームの他端部はプ
ーリ65に固定される。プーリ65は固定軸69
を中心として回転するように取付けられ、ベルト
67を駆動する。そのベルト67はプーリ68に
も掛けられる。そのプーリは固定軸69を中心と
して回転する。その固定軸はアーム71の一端部
に固定される。アーム71の他端部は軸72に取
付けられる。その軸72にプーリ73が遊び状態
で取付けられる。プーリ73は、清掃装置26を
支持する支持アーム29に固定される。ベルト7
4がプーリ73と固定プーリ75の間に掛けられ
る。その固定プーリ75は軸69に固定される。
それらの部材で構成された機構の全体を第8図に
示す。
この駆動機構の動作は次の通りである。
特に第6図と第7図に示すように、案内溝61
は円弧状の部分76を有する。この円弧状部分7
6の中心が便器11の回転軸14上に置かれてい
る。その円弧状部分の、図で、上端部が直線部分
77に続く。便器11が使用位置にある時は、そ
の直線部分77はほぼ水平である。便器11の回
転運動中は、ローラー62が溝61の円弧状部分
76に沿つて動いている限りは駆動機構は作動し
ない。しかし、ローラー62が案内溝61の直線
部分77に入ると、アーム64が第6図、第7図
に示すように逆時計回りに回転させられる。その
ためにプーリ65したがつてプーリ68が同じ向
きに回転させられるから、アーム71も逆時計回
りに動かされて第7図に示す位置に達する。
清掃用の羽根27,28を支持しているアーム
29は次のようにして動く。上記のように、便器
11が清掃位置へ向つて回転している間は、アー
ム71は軸69を中心として逆時計回りに回転す
る。アーム71は回転中にベルト74を取り、か
つプーリ75は固定されているから、ベルト74
はプーリ73を時計回りに回転させ、そのために
アーム29も軸72を中心として時計回りに回転
し、アーム29はアーム71に対して伸長され
る。前記したように、案内溝61の作用しない円
弧状部分によりその動きは遅らされる。
便器11が使用位置にある時にシヤツタ24の
真上に配置されるストツプ78をベルト53に設
けると有利である。そのストツプは、シヤツタ2
4が閉じこめられている時に、そのシヤツタを手
動で開こうとする操作を阻止する安全装置として
機能する。
本発明のこの実施例において、この水洗便器装
置の内部で洗浄サイクルを使用者が開始できるよ
うに構成することができる。そのサイクルは通常
の清掃サイクルまたはそれより短いサイクルとす
ることができる。これが可能である理由は、前記
のように、この水洗便器装置がトルク制限機構の
作用によつて極めて安全だからである。清掃サイ
クルの動作と、それが順次行われつつある様子を
指示する指示器79を便器11の上方の区画部材
12に設けると有利である。たとえば、指示器は
種々の動作段階(たとえば、清掃、消毒、乾燥
等)を表すカラー表示を行うことができる。
メンテナンス区域は狭く、外囲器の外部からそ
の中にアクセスすることは不可能である。したが
つて、装置の種々の機構要素を修理できるように
するために開くことができるハツチが区画部材1
2に設けられる。
第9図と第10図に示す別の実施例において
は、垂直方向にちようつがいで取付けられたハツ
チ91が設けられる。そのハツチを開くとメンテ
ナンス区域9の中で作業ができる。便器92が、
駆動機構のほとんどを覆うカバーをも形成し、そ
の便器を第10図に示すように取外すことができ
るから、メンテナンス9の中にアクセスすること
が容易である。メンテナンス区域9の全体にアク
セスできるようにするため、第10図に示すよう
に開かれる部分93,94を区画部材12の便器
11の両側の部分に設けることもできる。
保守作業を簡単にするために、グリースを含ん
でいるカートリツジからグリースを種々の機構部
材に供給する集中潤滑装置を設けると有利であ
る。そのカートリツジは定期的に交換される。
清掃サイクル中に液体が使用区域内にはね飛ぶ
ことを防ぐために、使用位置ではシヤツタ24に
より閉じられる区画部材12に形成されている開
口部の縁部の周囲に可撓性の保護スカート81を
設けることができる。そのスカートの形はをシー
ルに一致する。
第2図と第3図は便器11の後部の2種類の例
を示す。第2図に示す例においては、便器を回転
駆動する機構を受ける2個のくぼみ82,83が
円筒形部分48の両側に設けられる。それらのく
ぼみは2枚の取外し可能な側壁84,85により
閉じられる。したがつて、この実施例において
は、便器の駆動機構は側壁84,85により隠さ
れる。第3図に示す実施例においては、便器の駆
動機構はそれの外部に設けられる。
[発明の効果] 本発明のそれらの実施例により、清掃を非常に
安全に行うことができ、便座を使用者が正常に使
用することに抵抗を感じないように便座を良く洗
い、乾燥させる水洗便器装置が得られる。また、
使用者が清掃作業を開始させることができるこ
と、および指示器による清掃作業についての指示
を行うことにより、なお残つている抵抗感の除去
に役立つ。
本発明の水洗便器装置は小型で、駅、ガソリン
スタンド等のような保護されている公共の場所ま
たは半ば公共の場所に設置するのにとくに適す
る。この水洗便器装置は非常に小型であるから、
個人の住宅に設置することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の便器装置の一実施例の便器の
後部斜視図、第2図は第1図に示す便器のより詳
細な後部斜視図、第3図は第1図に示す便器の第
2の実施例の詳細な後部斜視図、第4乃至第7図
は本発明の便器装置の可動部を駆動する駆動機構
を示す便器の縦断面図、第8図は前記駆動機構の
部品を示す説明図、第9図および第10図は便器
装置の部品を示す概略斜視図である。 1……便器の底、2……便器の上部開口部、3
……便器の隔壁(分離壁)、6……便器のリム状
の部分、7……便器の使用部、8……便器の排出
部、9……メンテナンス区域、11……便器、1
2……区画部材(隔壁)、13……使用区域、1
8……排出シユート、21,24……シヤツタ、
22……噴射リング、26……清掃装置、27,
28……羽根、29……指示アーム、41,4
3,54,55……プーリ、42,53,67,
74……ベルト、47,62……ローラー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外囲器と、この外囲器を使用者がアクセスで
    きる使用区域と通常はアクセスできないメンテナ
    ンス区域に分離する区画手段と、この区画手段に
    並べて置かれた便器であつて、前記使用区域にお
    いては前記区画手段から概して水平方向に便器が
    突き出た使用位置、および前記便器が前記区画手
    段内の開口部へ向つて倒された洗浄位置の間で回
    動し得るように装着された便器と、この便器を前
    記洗浄位置において洗浄するために前記メンテナ
    ンス区域内に配置された洗浄手段と、前記便器を
    前記使用位置と前記洗浄位置の間で移動させる移
    動手段とを備え、前記便器は閉じられたベース
    と、前記便器の前記使用位置においては前記ベー
    スの上方に開口部を形成する側壁と、前記便器が
    前記使用位置にある状態で概して垂直方向に延在
    し、前記開口部を前方使用部と後方排出部に分割
    する隔壁とを有し、前記隔壁は、前記側壁と協働
    して前記開口部の前記使用部を囲むリム状の便座
    を形成し、かつ前記側壁の後部および前記ベース
    と協働して前記ベースと前記隔壁の間にオリフイ
    スを形成するとともに、そのオリフイスと前記開
    口部の前記排出部の間に通路を形成し、前記排出
    部は前記使用位置においては前記オリフイスより
    高く、それにより、便器の内容物を収容し、前記
    排出部は前記洗浄位置においては前記オリフイス
    より低く、それにより便器の内容物を前記メンテ
    ナンス区域において排出し、前記洗浄手段は、前
    記洗浄位置において前記便座に面するように前記
    メンテナンス区域内に配置されたノズル手段と、
    このノズル手段から液体を噴射させて前記便座を
    洗浄するために前記ノズル手段に液体を供給し、
    かつ前記ノズル手段を通じて空気を送ることによ
    り前記便座を乾燥する流体供給手段とを備えるこ
    とを特徴とする便器装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の便器装置であつ
    て、前記洗浄手段は少くとも1つの洗浄部材と、
    引つこめられた休止位置、および前記便器が前記
    洗浄位置にある時に前記開口部の前記使用部に突
    き出た動作位置の間で前記洗浄部材を移動させる
    移動手段とを含むことを特徴とする便器装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の便器装置であつ
    て、前記洗浄手段は前記便器から放出された物を
    受ける排出手段と、この排出手段をふさぐ閉鎖手
    段と、前記便器が前記使用位置にある閉鎖位置と
    前記便器が前記洗浄位置にある開放位置の間で前
    記閉鎖手段を移動させる移動手段とを含むことを
    特徴とする便器装置。 4 特許請求の範囲第1項記載の便器装置であつ
    て、前記区画手段はシヤツター手段と、前記便器
    が前記使用位置にある時に前記区画手段内の前記
    開口部を閉じた閉鎖位置、および前記便器が前記
    洗浄位置にある時に前記区画手段を通つて突き出
    た前記便器を受けるために引つこんだ開放位置の
    間で前記シヤツター手段を移動させる移動手段と
    を含むことを特徴とする便器装置。 5 特許請求の範囲第4項記載の便器装置であつ
    て、前記シヤツター手段は、異常な力に応じて前
    記移動手段を停止させる安全手段を含むことを特
    徴とする便器装置。 6 特許請求の範囲第2乃至4項のいずれかに記
    載の便器装置であつて、各前記移動手段は共通の
    モータと、前記移動手段により伝えられるトルク
    を制限するトルク制限手段とを備えることを特徴
    とする便器装置。 7 特許請求の範囲第1項記載の便器装置であつ
    て、前記区画手段は、前記メンテナンス区域への
    アクセスのために開くことができる旋錠可能な閉
    鎖手段を含むことを特徴とする便器装置。 8 特許請求の範囲第2項記載の便器装置であつ
    て、前記流体供給手段は吸引により前記便器を乾
    燥させるために作動することを特徴とする便器装
    置。 9 特許請求の範囲第1項記載の便器装置であつ
    て、前記洗浄手段の機械部に給油する集中給油手
    段を含むことを特徴とする便器装置。 10 特許請求の範囲第1項記載の便器装置であ
    つて、洗浄動作サイクル中に前記移動手段と前記
    洗浄手段を制御する制御手段を含むことを特徴と
    する便器装置。 11 特許請求の範囲第10項記載の便器装置で
    あつて、前記制御手段は前記外囲器から人が出た
    のに応じて前記洗浄サイクルを開始させることを
    特徴とする便器装置。 12 特許請求の範囲第10項記載の便器装置で
    あつて、前記制御手段は前記使用区域内から手動
    で作動させることができることを特徴とする便器
    装置。 13 特許請求の範囲第10項記載の便器装置で
    あつて、前記制御手段は前記サイクルの動作を指
    示する指示手段を含むことを特徴とする便器装
    置。
JP62093421A 1986-04-17 1987-04-17 便器装置 Granted JPS62260927A (ja)

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AT (1) ATE44567T1 (ja)
CA (1) CA1291295C (ja)
DE (1) DE3760309D1 (ja)
DK (1) DK167980B1 (ja)
ES (1) ES2011295B3 (ja)
FI (1) FI83683C (ja)
FR (1) FR2597524B1 (ja)
GR (1) GR3000101T3 (ja)
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