JPH0358594A - 時分割スイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は光ファイバによる波長多重を用いた時分割スイ
ッチに関し、特に大量のデータの交換処理を可能にした
時分割スイッチに関する。

〔従来の技術〕

従来、時分割スイッチの通信回線は、タイムスロットに
時間分割されるが、並列に数ビットのデータを時分割ス
イッチで変更する場合は、このビット数に対応して物理
的に数ビットのバスを設けている。通常、この種のバス
は導電線で構成され、この導電線を通して電気信号の伝
送を行っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の時分割スイッチは、処理するビット数に
応じて数のバスを設けているため、大量にデータを同時
に変換処理するためには大量のデータパスが必要となる
。このため、データ量の増大に伴ってデータパスやアド
レスバスが増え、回路設酎やケーブル実装の制約となる
。また、このバスは回路基板上の銅線パターンやフラッ
トケーブルで構戒されるため、電気的雑音の影響を受け
易く、トラブルの原因となり易い。

本発明は多数のバスを不要とし、かつ電気的なトラブル
を回避した時分割スイッチを提供することを目的とする
。

［課題を解決するための手段］ 本発明の時分割スイッチは、光ファイバで構成され、そ
れぞれ信号が時分割多重された異なる波長の光を伝送す
る入力側通信回線と、これらの光をそれぞれ波長毎に分
光し、各波長光を入力側多重回線に送出する分光変換回
路と、各波長の光にそれぞれ対応して設けられ、前記入
力側多重回線を通して入力される時分割多重された信号
のタイムスロットを入れ替えるデジタルスイッチ＠路と
、これらデジタルスイッチ回路からの各時分割多重信号
を波長多重する波長多重変換回路と、光ファイバで構成
され、前記波長多重変換回路から出力された異なる波長
の光を波長多重した状態で伝送する出力側通信回線とを
備えている。

〔作用］ この構成では、光ファイバを用いた通信回線を利用して
光の波長多重と、各波長光における信号の時分割多重と
を同時に行うことにより、並列する数ビットのデータを
一本の通信回線で伝送することが可能となる。

〔実施例〕

次に、本発明を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

図において、１は入力側通信回線、２は分光変換回路、
３はｎチャンネルに時分割される入力側の多重回線、４
，〜４１はデジタルスイッチ回路、５はｎチャンネルに
時分割される出力側の多重目線、６は波長多重変換回路
、７は出力側通信回線である。

前記入力側通信回線１は、光ファイバで構成しており、
λ１からλ．までの異なるｍ個の波長の光を同時に伝送
している。これら異なる波長の光は光ファイバの中では
相互に影響されることはない。また、入力側通信回線１
は、同時にｎチャンネルの時分割多重回線としても構戒
されている。

前記分光変換回路２は、入力側通信回線ｌからの信号を
λ１からλ．までの異なる波長の光に分光し、デジタル
な電気信号として変換し、入力側多重回線３を介してデ
ジタルスイッチ回路４１〜４．に送出する。

デジタルスイッチ回路４．〜４．は、第２図に示すよう
に、制御メモリ８と情報メモリ９とを備えている。情報
メモリ９はｎチャンネルのスロットの情報を一時的に蓄
積する。蓄積する際にその番地を制御メモリ８が書込制
御回路ｌＯを介して指示する。情報メモリ９の内容はカ
ウンタ１１等により制御される続出回路ｌ２により順次
読み出される。制御メモリ８は発呼や復帰がある都度、
主制御部により制御される書込回路ｌ２により書き換え
られる。

このデジタルスイッチ回路４１〜４．によるタイムスロ
ットの変換は、ｍ杢の時分割多重回線について同時に実
行され、第１図に示すようにｎチャンネル時分割したｍ
本の出力側多重回線５から波長多重変換回路６へ送出さ
れる。

波長多重変換回路６は、出力側多重回線５からの信号を
λ，からλ．までの異なる波長の光に変換して集光し、
出力側通信回線７に送出する。

出力側通信回線７は、前記入力側通信回線ｌと同じ光フ
ァイバで構成される． したがって、この構成では、入力側通信回ｙＡｌ及び出
力側通信回線７においてｍ度の波長多重をすることによ
り、ｍビットのデータ線が不要となる。また、光ファイ
バで構成されるため、電気的雑音の影響を無くすことも
可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、入力側及び出力側の通信
回線を光ファイバで構成し、波長多重及び時分割多重に
よってデータ伝送を行っているので、伝送データが多い
場合でも大量のデータ線は不要となり、かつ電気的雑音
に強いデータ伝送を利用した時分割スイッチを構戒でき
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は第１
図におけるデジタルスイッチ回路の構戊図である。 ｌ・・・入力側通信回線、２・・・分光変換回路、３・
・・入力側多重回線、４ｌ〜４１・・・デジタルスイッ
チ回路、５・・・出力側多重回線、６・・・波長多重変
換回路、７・・・出力側通信回線、８・・・制御メモリ
、９・・・情報メモリ、１０・・・書込制御同路、１１
・・・カウンタ、１２・・・読出回路。 第 ｌ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、光ファイバで構成され、それぞれ信号が時分割多重
   された異なる波長の光を伝送する入力側通信回線と、こ
   れらの光をそれぞれ波長毎に分光し、各波長光を入力側
   多重回線に送出する分光変換回路と、各波長の光にそれ
   ぞれ対応して設けられ、前記入力側多重回線を通して入
   力される時分割多重された信号のタイムスロットを入れ
   替えるデジタルスイッチ回路と、これらデジタルスイッ
   チ回路からの各時分割多重信号を波長多重する波長多重
   変換回路と、光ファイバで構成され、前記波長多重変換
   回路から出力された異なる波長の光を波長多重した状態
   で伝送する出力側通信回線とを備えることを特徴とする
   時分割スイッチ。