JPH0358541A - 分散型障害回復方式及び装置 - Google Patents

分散型障害回復方式及び装置

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JPH0358541A
JPH0358541A JP1194968A JP19496889A JPH0358541A JP H0358541 A JPH0358541 A JP H0358541A JP 1194968 A JP1194968 A JP 1194968A JP 19496889 A JP19496889 A JP 19496889A JP H0358541 A JPH0358541 A JP H0358541A
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node
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control packet
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JP1194968A
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English (en)
Inventor
Yasuyo Nishimura
安代 西村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複数のノードで構威されるネットワ−テ5・通
信におけるリンク障害時の障害を回復する技’Ij”j
に関し、特に分散型の自動迂回ルーテイングによる障害
を回復する技術に関する。
(1足来の技術及び発明が解決しようとする課題)従来
この種の障害回復には、大きく分けて集中+tIJ f
all方式によるものと分数制御方式によるものの2通
りある。
集中制御方式は、制御部でアラーム情報を収集する迂回
路検索アルゴリズムを起動して迂回路の決定を行い、そ
の迂回路情報を転送して迂回路の形成を行うものであり
、現ネットワークに於で最適の1ルルーテイング(re
routing)が可能である。しかし多重伝送路障害
の場合も考慮しようとすると、アラーム収集の収集時間
の設定や迂回路形成アルゴリズムが複雑化する。さらに
ネソトヮークが大規模になってくると、アラーム収集に
要する時間や、迂回路情報の転送に要する時間が増加し
障害回復に多犬の時間を要することとなる。
分敗制御方式としては (a) W. D. Grover, ”THE SE
LFHEALINGNETWORK”, procee
ding of GIobeeom’87, Nov.
 1987.(文献1) (b) H. C. Yang and S. Has
egawa, ”FITNESS:FAILURE I
MMUNIZATIONTECNOLOGY FORN
ETWORK  SERVICE  SURVIVAB
ILITY”,Proceeding of’ G1o
becom’88, Dec. 1988. (文献2
)(c)  H.  R.  Amiraxixi, 
 “CONTROLLINGSYNCHRONOUS 
NETWORKSWITH DIGITALCROSS
−CONNECT SYSTEMS“Proceedi
ng ofG1obecom’88, Dec. 19
88. (文献3)記載のものが知られている。方式(
a)は単一伝送路障害に対しての障害回復方法を示した
ものであった。方式(b)は障害帯域分の迂回ルートを
確立するまで、そのつと最大の帯域の迂回ルートを探索
する1ルルーティングを複数回行うマルティブル・ウェ
ーブ(multiple−wave)方式であり、障害
回復に時間がかかった。方式(c)は単一伝送路障害に
対しての回復方法であり、またコントロールパケットが
ループを形成し障害回復の遅延を招くという問題がある
本発明は上述した集中制御方式の利点を生かし、且つ分
散制御方式の欠点を改善するために多重ライン障害の回
復へ適応、パケットのループ回避、高速障害回復、及び
最適り・ルーティングを可能とする分散型障害回復技術
を提供することを目的とする。
(発明の構或) 本発明は、複数のノードが伝送路により網目状に接続さ
れているネットワークにおいて、伝送路障害が発生する
と障害伝送路の両端の第1及び第2のノードは障害をう
けた論理チャネル数Nを検出し両端ノードのうち一方の
第1のノードをコントロールパケット全ての隣接ノード
に送出し、該コントロールパケットは少なくとも前記障
害伝送路の識別子とコントロールパケットが通過してき
たノードを示すノードトレースとコントロールパケット
が通過してきたノード数を示すホップカウントの制御情
報1を有し、第1及び第2のノードを除く第3のノード
では前記コントロールパケットを受信するとコントロー
ルパケット受信記録を行うとともに前記ノードトレース
に自ノードがなく前記ホップカウントが予め定められた
値以下であれば前記制御情報1を更新して隣接ノードに
コントロールパケットを転送し、第2のノードではコン
トロールパケットを受信すると該コントロールパケット
が送られてきた伝送路に接続されているノードに対して
該伝送路の予備帯域を越えない範囲で回復が期待される
論理チャネル数分のリターンパケットを送出する処理1
を実行し、該処理1は障害論理チャネル数であるN個の
リターンパケットを送出するまで続け、該リターンパケ
ットは少なくとも前記障害伝送路の識別子とリターンパ
ケットが通過してきたノードを示すノードトレースの制
御情報2を有し、第3のノードではリターンパケットを
受信すると受信リターンパケットの制御情報2と格納さ
れている前記コントロールパケット受信記録から予備帯
域を有する接続伝送路のうちで最短パスで第1のノード
に達する隣接ノードを選択し、該ノードに対してリター
ンパケットを送信するとともにノード内のスイッチを制
御して迂回路を形成し、予備帯域を有する接続伝送路が
なければリターンパケットを送ってきたノードに対して
ネガティブアックパケットを返し、該ネガティブアック
パケットを受信したノードでは再度別の迂回経路を探索
し、第1のノードが前記リターンパケットを受信するこ
とで逐次障害迂回路が形威されることを特徴とする。
(実施例) 次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)は本発明の一実施例としデータの多重化及
び制御データの送受信処理を示したブロック図である。
データ入力端子101はインターフェース回路(INF
)102に接続され、レベル変換された後、デ−夕は多
重回路(MUX)103に、制御データはパケットコン
トロール回路(PACKET−CONT)108に、ラ
インアラームデータはCPU処理部116に接続される
スイッチ回路(TSI)104は内蔵するRAMに保持
しているスイッチ情報を基にMUX103で多重された
データのタイムスロットの入れ替えを行い、分離回路(
DEMUX)105を経てインターフェース回路(IN
F)106に接続される。
PACKET−CONT108はINF102で抽出さ
れた制御データをCPU処理部116に転送すると共に
、CPU処理部116で生戒された制御データをINF
106に分配する。
INF106はデータ出力端子107に接続される。
CPU処理部116はPACKET−CONT108を
経て得られる制御テータをパケット格納キュー(PAC
KET−QUEUE)114に格納すると共にそのパケ
ットの内容に応じ第1図(C)に詳述されるコントロー
ルパケット受信処理部(CONT−PAK−PRO)1
09、第1図(d)に詳述されるリターンパケット受信
処理部(RET−PAK−PRO)110、第1図(e
)に詳述されるζポジティブアック受信処理部(POS
−ACK−PRO)1 11,第1図(f)に詳述され
るネガティブアック受信処理部(NEC−ACK−PR
O)112に分配し処理を行う。またこの際、各処理部
109〜112ではPACKET−QUEUE114に
格納されたパケットに伴うフラグの設定及び検索、或る
いはチャネルテーブル(CI−I−TABLE)115
内の各チャネルのチャネル状態の変更及び検索を行いつ
つパケソトを設定し、アラーム検出処理部(ALM−D
ET−PRO)113で生戒したパケットと同様、PA
CKET−CONT108に転送する。特にRET−P
AK−PROLIO、POS−ACK−PR0111お
よびNEG−ACK−PR0112はTSI1.04内
のスイノチ情報を格納するRAMデータの変更処理を行
う。
次にCPU処理部116の各処理部109〜114のア
ルゴノズムについて説明する。本発明は障害検出から障
害回復まで2フェーズで構威される。
1つはブロードキャストフェーズで、障害ラインの片端
ノード(以下、rSENDERJ )が空きチャネルを
もつ隣接ノードに障害メノセージとしてコントロールパ
ケットをブロードキャストし、可能性のある迂回路のサ
ーチを行う。各ノード内の処理としてはALM−DET
−PRO113あるいはCONT−PAK−PRO10
9がある。
2つめリターンフェーズで、障害ラインのもう一方のノ
ード(CHOOSER)がコントロールパケット受信時
毎にリターンパケノトを生威し、そのリターンパケット
がSENDERに送り返されて迂回路を探索していく。
また各中i4ll{ノード間.にリターンパケットの応
答としてポジティブアックパケット、あるいはネガ戸イ
ブアノクパケットがある。各ノード内の処理としてはR
ET−PAK−PROLIO、POS−ACK−PR0
111あるいはNEG−ACK−PRO112がある。
また以上4つのパケットには障害チャネルIDが付加さ
れる。
第1図(a)に於てCPU処理部116にラインアラー
ム警報が転送されると、ALM−DET−PR0113
内の処理か実行される。第1図(b)はALM−DET
−PRO113の動作を示す説明図である。ステップ8
20にて自ノードがSENDER(例えば障害チャネル
の両端ノードの内ノードナンバーの小さいノードとして
一意に決定される)か否かを判断しもしSENDERな
らば、ステノプ822に進み、ライン内に未使用(SP
ARE)状態のチャネルがあるか否かを判断し、もしあ
ればステップ823でそのラインに向けて障害チャネル
IDを付加したコントロールパケットの設定を行い、第
1図(a)に示すPACKET−CONT108に転送
ずるという動作を、ステップS24によって全ての障害
チャネル分繰り返し、さらにステップ822〜824を
ステソプ821に従って自ノードに接続された全てのラ
インについて行う。
本実施例に於でチャネルとは物理的な伝送路内で高速ラ
イン上に複数存在し一定の帯域を持つ論理回線をいい、
パケットの伝送は複数のチャネルを収容するライン上で
なされる。しかし、チャネルを物理伝送路そのものとす
るアルゴリズムも本発明に含まれる。
以下では、パケットを受信したノードではそのパケット
の指定したチャネルを受信チャネル、パケノトを送出す
るノードではそのパケットの指定したチャネルを送出チ
ャネルと表現している。また、チャネル状態としては、
第1(g)に示すようなチャネル未使用状態(SPAR
E)121,チャネル予約状態(RESERVED)1
22、チャネル使用状態(USED)123、及びチャ
ネル不通状態(FAIL)124の4状態があり、第1
図(a)のチャネルテーブル(CH−TABLE)11
5に各チャネルの状態が設定されている。あるチャネル
の両端ノードA,B内には各々、該チャネルを構成要素
とずるCH−TABLE115が存在し自ノードからみ
た該チャネルの状態が設定されており通常2つのCPL
TABLE115は一致している。しかしCH−TAB
LE115は設定変更可能で、ノードA,Bはラインア
ラーム検出時には該チャネルの状態変更125、133
を行い、障害復旧時には該チャネルの状態変更126、
132を行い、該チャネルに対しリターンパケソト退出
時には該チャネルの状態変更127を行い、ポジティブ
アック受信時には該チャネルの状態変更134を行い、
ネガテイブアノク受信時には該チャネルの状態変更12
8、129を行い、ネガティブアック送出時には該チャ
ネルの状態変更129を行い、ポジティブアック退出時
には該チャネルの状態変更130を行うために、ノード
A(あるいはB)があるパケットを送出してからノード
B(あるいはA)でそのパケットの処理を実行するまで
ノードAとBの各々のCH−TABLT115の該チャ
ネルの状態設定は異なる場合がある。
自ノードが分散制御パケットとしてコントロールパケッ
トを受信すると、第1図(a)のCPU処理部116に
コントロールパケットが転送され、CONT−PAK−
PRO109内の処理が実行される。第1図(e)はC
ONT−PAK−PRO109の動作を示す説明ある。
ステップS30にて自ノードがCHOOSER(例えば
障害ラインの両端ノードの内ノードナンバーの大きいノ
ードとして一意に決定される)であるか否かを判断し、
CHOOSERでない(中継ノード)ならステップS3
7に進み、受信したコントロールパケットがSENDE
Rから送信され自ノードに受信されるまでに通過したノ
ードの数を示すホップ数が、ある定められた数Xより小
さければ、ステップ838でブロードキャストルールに
従い、隣接ノードでSPARE状態のチャネルがあれば
そのラインに向けてコントロールパケットの設定を行い
、第1図(a)に示すPACKET−CONT108に
転送するという動作を行う。
前記コントロールパケットの設定には、(1)チャネル
指定せず1ライン当たり1パケット設定、 (2)SPARE状態の1チャネルを指定して1パケッ
ト設定、 (3)SPARE状態の全てのチャネルを指定してチャ
ネル数分設定、 の3通りがある。ブロードキャストルールとは、送出先
を、受信したコントロールパケットのトレースノード(
通過ノード)以外のノードに限ることと、上記の3通り
のコントロールパケット設定方法(1)〜(3)のうち
の何れかに従うことと、送出する際ホップ数を1カウン
トアップし、自ノードをノードトレースデータに記録す
ることである。以下コントロールパケット設定方法の3
通りに対応してブロードキャストルール(1), (2
), (3)とする。
二二でノードトレースデータとはネットワークを構或す
るノード数分のbit系列からなり、通過したノードナ
ンバーのbit位置に1を立ててパケットを通過したノ
ードを表すデータでありコントロールパケット及びリタ
ーンパケットに付加される。
ホップ数がXであればコントロールパケットの中継は行
わない。
さて、ステップ830において自ノードがCHOOSE
Rであればステップ831に進み、障害チャネルに対す
るリターンパケットを送出済みか否かを検索し、送出済
みなら処理終了、未送出ならステップ832に進み、上
記コントロールパケット設定方法が(1)の場合はコン
トロールパケットを受信したラインにSPARE状態の
チャネルがあれば、(2)か(3)174合はコントロ
ールパケットを受信したチャネルがSPARE状態なら
ば、ステップ833でCH−TABLE115(7) 
コ(7) チャネルノ状態をRESERVED ニ設定
し、このチャネルに向けてリターンパケットの設定を行
い、第1図(a)に示すPACKET−CONT108
に転送するという動作を行う。この際リターンパケット
にはノードトレースデータを付加する。ステップ832
でチャネル状態がSPARPでなくステップ835でチ
ャネル状態がRESERVEDでないならば処理終了、
RESERVEDならばある定められた待機時間を設け
てステップ831に戻る。
第1図(a)に於てCPU処理部116にリターンパケ
ットが転送されるとリターンパケット受信処理部(RE
T−PAC−PRO)110内の処理が実行される。第
1図(d)はRET−PAC−PROIIOの動作を示
す説明図である。ステップ850にてリターンパケット
を受信したチャネルがRESERVED状態であるか否
かを判断し、もしRESERVED状態であればリター
ンパケットの交差が発生しているので、ステップ858
でこのチャネルに向けてネガティブアックパケットの設
定を行い、第1図(a)に示すパケットコントロール回
路(PACKET−CONT)108に転送するという
動作を行う。RESERVED状態でないならばステッ
プ851に進み自ノードがSENDERであるか否かを
判断し、SENDERでない(中継ノード)ならばステ
ップ852で第1図(a)のパケット格納キュー(PA
CKET−QUEUE)114に格納されたコントロー
ルパケソトの内、送出元ノードが受信したリターンパケ
ットのノードトレースに含まれてなく、ホップ数が最小
のものを検索する。ステップ853の判断で1つもコン
1・ロールパケソトがないならステップ858に進み、
コントロールパケソトがあればステソプ854でチャネ
ルの状態をRESERVEDに設定し、ステップ855
でコントロールパケットの送出元ノードに向ケてノード
トレースデータに自ノードをカロえたリターンパケソト
の設定を行い、第1図(a)に示すPACKET−CO
NT108に転送し、さらにステップ856でリターン
パケソトの受信チャネルの状態をUSEDに設定し、ス
テップ857でリターンパケットの送出元ノードに向け
てポジティブアソクパケノトの設定を行い、第1図(a
)に示すPACKET−CONT108に転送ずるとい
う動作を行う。ステップ851にて自ノードがSEND
ERであればステップ859で、、障害チャネルと迂回
路(リターンパケットの通過路)を接続するために第1
図(a)のスイッチ回路(TSI)104内のスイノチ
情報用RAMの書き替え処理を行いステソプ856に進
も。CHOOSERから送出されたリターンパケットが
SENDERに到達ずるまでの通過路が障害回復のため
の迂回路である。
第1図(a)に於てCPU処理部116にポジティブア
ソクパケッI・が転送されるポジティブアック受信処理
部(POS−ACK−PRO)111内の処理が実行さ
れる。
第1図(e)はPOS−ACK−PROIIIの動作を
示す説明図である。ステップ870でポジティブアック
パケットの受信チャネルの状態をUSEDに設定し、ス
テソブ871でもし自ノードがCI−I0 0SERな
らば障害チャネルとポジティブアックパケットの受信チ
ャネルの接続、CHOOSERでないならばリターンパ
ケットの受信チャネルとポジティブアックパケットの受
信チャネルの接続するために、第1図(a)スイッチ回
路(TSI)104内のスイッチ情報用RAMの書き替
え処理を行う。
第1図(a)に於てCPU処理部116にネガティブア
ソクパケットが中云送されるとNEG−ACK−PR0
112内の処理が実行される。第1図(OはNEG−A
CK−PRO112の動作を示す説明図である。ステッ
プS80で受信したチャネルの状態をSPAREに設定
し、ステップ881で第1図(a)のPACKET−Q
UEUE114に格納されたコントロールパケットの内
、処理済みのものを除き、ホップ数が最小のものを探索
する。ステップ882の判断でlつもコントロールパケ
ットがないならステップ885に進み、コントロールパ
ケットがあればステップ883でチャネルの状態をRE
SERVEDに設定し、ステップ884でコントロール
パケットの送出元ノードに向けてリターンパケットの設
定を行い、第1図(a)に示すPACKET−CONT
108に転送する。ステップ885で自ノードがCHO
OSERであれば処理は終了し、CHOOSERでなけ
ればステップ886で自ノードがリターンパケット送出
の起源となった受信リターンパケットの退出元ノードに
向けてネガティブアックパケットの設定を行い、第1図
(a)に示すPACKET−CONT108に転送する
という動作を行う。
第1図(a)に於てCPU処理部116にエンドパケッ
トが転送されるとエンドパケット処理回路(END−P
AK−PRO)117内の処理が実行される。第1図(
g)はEND−PAK−PR○117の動作を示す説明
図である。ステップ890で自ノードがCHOOSER
であるか否かを判断し、CHOOSERであればステッ
プ891にてエンドパケット付加された障害チャネルI
Dに従って障害チャネルとエンドパケットによって形威
された迂回路の接続をするために、第1図(a)のスイ
ッチ回路(TSI104)内のスイッチ情報用RAMの
書き替え処理を行う。ステソプ890で自ノードがCH
OOSERでないならばステップ892に進みリターン
パケット送出の起源となった受信リターンパケットを探
索しステップ893で受信リターンパケットの送出元ノ
ードに向けてエンドパケットの設定を行い、第1図(a
)に示すパケットコントロール回路(PACKET−C
ONT)108に転送するという動作を行う。
次に本発明の障害回復方式の動作を説明する。
ここではブロードキャストルール(2)の手法を用いて
説明するが、他のブロードキャストルール(IX3)の
手法を用いても同様に実施できる。第2図はノード(1
)201、ノード(2)202、ノード(3)203、
ノード(4)204、ノード(5)205、及び206
〜212の7ラインからなるネットワークモデルである
。ライン206にはユーザチャネル213〜215、ラ
イン207には空きチャネル216、ライン208には
空きチャネル217と218、ライン209には空きチ
ャネル219と220、ライン210にはユーザチャネ
ル225と空きチャネル221、ライン211には空き
チャネル222、ライン212には空きチャネル223
と224が割り付けられている。ライン206と210
以外のラインに割り付けられたユーザーチャネルは以下
で説明する動作例には無関係なので省略した。
以下に障害回復の2つの動作例を説明する。1つは第2
図のネットワークに於てライン206に単一ライン障害
が発生した場合で、2つめは同一のネットワークに於で
第5図に示す2重ライン障害が発生した場合である。
まず単一ライン障害発生時の動作例を説明する。上述し
たように本方式はブロードキャストフェーズとリターン
フェーズから戒り、各々を第3図と第4図に示した。第
3図に於てライン障害300によってノード(1)30
1とノード(2)302はラインアラ−ムを検出する。
各々のノード第1図(b)に示したアラーム検出処理を
実行する。即ちノード(1)301は障害チャネル30
6〜308(以下A, B, Cとする)のSENDE
Rとして、空きチャネル309にコントロールパケット
333とBコントロールパケット322とCのコントロ
ールパケット331を送出すると同時に、空きチャネル
312にAのコントロールパケット336とCのコント
ロールパケット335を送出し、空きチャネル313の
Bのコントロールパケット334を送出する。この際、
コントロールパケットにはチャネルID(A or B
 or C)を付加し、以後A, B, C独立に迂回
路を探索する。
コントロールパケットを受信したノード(3)303と
ノード(4)304は第1図(e)に示したコントロー
ルパケット受信処理を実行する。即ちノード(3)30
3は空きチャネル311にAのコントロールパケット3
38を送出し、空きチャネル310にBのコントロール
パケット337を送出し、空きチャネル318(こCの
コントロールパケット339を送出すると共に、空きチ
ャネル314にAのコントロールパケット342とBの
コントロールパケット341とCのコントロールパケッ
ト340を送出する。ノード(4)304も同様にして
空きチャネル316にAのコントロールパケット347
とCのコントロールパケット346を送出し,空きチャ
ネル317にBのコントロールパケット348を送出す
る。ノード(5)305も同様にしてコントロールパケ
ット343〜345と349〜351を送出する。同様
の動作がコントロールパケットのホップ数がXになって
消滅するまで続けられる。
第4図に於てノード(2)402が第3図のコントロー
ルパケット338を受信すると、CHOOSERとして
として第1図(e)に示したコントロールパケット受信
処理を実行する。即ちコントロールパケット受信チャネ
ル411にAのリターンパケット448を返送する。同
様に第3図のBのコントロールパケット337を受信す
ると受信チャネル410にBのリターンパケット449
を返送する。第3図のコントロールパケット339を受
信すると受信チャネル418にCのリターンパケット4
42を返送する。
ノード(3)403はAのリターンパケット448を受
信すると第1図(d)に示したリターンパケット受信処
理を実行する。即ち第3図コントロールパケット333
の受信チャネル409にAのリターンパケット430を
送出すると同時に、Aのリターンパケット448の受信
チャネル411にAのポジティブアック446を返送す
る。−またBのコントロールパケット332の受信チャ
ネルが未使用(SPARE)状態でないのでBのコント
ロールパケット344の受信チャネル414にBのリタ
ーンパケット439を送出すると共に受信チャネル41
0にBのポジティブアック447を返送する。さらにC
のリターンパケット442を受信すると空きチャネルが
ないので受信チャネル318にCのネガティブアック4
43を返送する。
ノード(2)402は第3図のコントロールパケット3
51を受信すると、まだCのリターンパケットを送出し
ていないことを確認し受信チャネル415にA−3のリ
ターンパケット444を返送する。
ノード(5)405はBのリターンパケット439を受
信すると、第3図のBのコントロールパケット348の
受信チャネル417にBのリターンパケット437を送
出し、受信チャネル414にはBのポジティブアック4
40を返送する。同様にCのリターンパケソト444を
受信ずると、Cのリターンパケット436、ポジティブ
アック445を送出ずる。以下同様にして、ポジティブ
アック431, Hのリターンバケツ}−432、ポジ
ティブアノク441と433、Cのリターンパケソト4
34、ポジティブアノク438と435が送受信される
以上の処理の結果、障害ラインAの迂回路としてチーヤ
ネル409と411を接続したルート、障害チャネルB
の迂回路としてチャネル413とチャネル417とチャ
ネル417とチャネル414とチャネル410を接続し
たルート、障害ブーヤネルCの迂回路はチャネル412
とチャネル416とチャネル415をtfJiしたルー
l・が確立される。
次に2重ライン障害時の動作例として第5図のライン障
害が同時発生した場合を説明する。本アルゴリズムでは
、多重障害の場合でも全く意識せず第l図(a)〜(0
に示した動作を実行ずる。ブロードキャストフェーズを
第7図に示した。第6図に於てライン障害600によっ
てノード(1)601とノード(2)602、ライン障
害630によってノード(3)603とノード(5)6
05はラインアラームを検出する。各々のノードは第1
図(b)に示したアラーム検出処理を実行ずる。即ちノ
ード(1)601は障害チャネル606〜608(以下
A, B, Cとする)のSENDERとして、空きチ
ャネル609にAのコントロールパケット633とBの
コントロールバケソト632とCのコントロールパケッ
ト631を送出すると同時に、空きチャネル612にA
のコントロールパケット637とCのコントロールパケ
ット636を送出し、空きチャネル613にBのコント
ロールパケソ+−635を送出すると。同時にノード(
3)603は障害チャネル619(以下Dとする)のS
ENDERとして、空きチャネル610にDのコン1・
ロールバケツh650を送出すると共に、空きチャネル
609にDのコントロールパケット651を送出する。
ノード(2)602はまずDのコントロールパゲット6
50を受信すると空きチャネル615にDのコントロー
ルパケット643を送出する。同様にし−C各ノードで
第1図(e)に示したコントロールバケノト受信処理を
実行し、AのコンI・ロールパケット64L 648、
646、646、Bのコントロールパケット642、6
47、645、Cのコントロールパケット640、64
4、またDのコントロールパケソト634、638が送
受信される。
第7図に於でノード(5)705が第6図のDのコント
ロールパケッI・643を受信ずると、CHOOSER
として第1図(C)に示したコントロールパケソト受信
処理を実行する。即ちコントロールパケット受信チャネ
ル715にDのリターンパケノト739を返送する。
ノード(2)702はAのコントロールパケット648
に対しAのリターンパケット735、Dのリターンパケ
ソl−739に対しDのリターンパケット733とDの
ポジティブアソク740, Bのコントロールパケット
647に対しBのリターンパケット734を送出する。
ノード(3)703はAのリターンパケット735を受
信ずるとAのリターンパケソト731とAのボジ戸イブ
アソク738を送出し、次にBのリターンパケット73
4を受信するとBのネガティブアック737を返送する
。同様にして、Aのポジティブアック732とDのポジ
ティブアノク736が送受される。
以上の処理の結果、障害チャネルAの迂回路としてチャ
ネル709と711を接続したルート、障害チャネルD
の迂回路としてチャネル710と715を接続したルー
トが確立される。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、コントロールパケットと
リターンパケソトに通過ノードトレースデータを付加す
ることによるパケットのループ回避、同ラインに同コン
トロールパケソトを複数回送出しないことで送受される
パケット数を最小にした事による高速障害回復、さらに
全てのパケットに障害チャネルIDを付加した事から多
重伝送路障害の回復に対応できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の処理遷移を表すブロック図、第
1図(b)はアラーム検出処理部113のアルゴリズム
を示す図、第1図(e)はコントロールパケソト受信処
理部109のアルゴリズムを示す図、第1図(d)はリ
ターンパケット受信処理部110のアルゴリズムを示す
図、第1図(e)はポジティブアック処理部111のア
ルゴリズム示す図、第1図(f)はネガティブアック処
理部112のアルゴリズムを示す図、第1図(g)はチ
ャネル状態の遷移図、第2図、第3図、第4図は本発明
の単一障害時の動作例を説明するための図、第5図、第
6図、第7図はラインニ重障害時の動作例を説明するた
めの図である。 図において、 101・・・データ入力端子、102・・・インタフェ
ース回路、103・・・多重回路、104・・・スイッ
チ回路、105・・・分離回路、106・・・インタフ
ェース回路、107・・・データ出力端子、108・・
・パケットコントロール回路、109・・・コントロー
ルパケット受信処理部、110・・・リターンパケット
受信処理部、111・・・ポジティブアックパケット受
信処理部、112・・・ネガティブアックパケット受信
処理部、113・・・アラーム検出処理部、114・・
・パケット格納キュー、115・・・チャネルテーブル
、116・・・CPU処理部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のノードが伝送路により網目状に接続されて
    いるネットワークにおいて、伝送路障害が発生すると障
    害伝送路の両端の第1及び第2のノードは障害をうけた
    論理チャネル数Nを検出し両端ノードのうち一方の第1
    のノードがコントロールパケットを全ての隣接ノードに
    送出し、該コントロールパケットは少なくとも前記障害
    伝送路の識別子とコントロールパケットが通過してきた
    ノード数を示すノードトレースとコントロールパケット
    が通過してきたノード数を示すホップカウントの制御情
    報1を有し、第1及び第2のノードを除く第3のノード
    では前記コントロールパケットを受信するとコントロー
    ルパケット受信記録を行うとともに前記ノードトレース
    に自ノードがなく前記ホップカウントが予め定められた
    値以下であれば前記制御情報1を更新して隣接ノードに
    コントロールパケットを転送し、第2のノードではコン
    トロールパケットを受信すると該コントロールパケット
    が送られてきた伝送路に接続されているノードに対して
    該伝送路の予備帯域を越えない範囲で回復が期待される
    論理チャネル数分のリターンパケットを送出する処理1
    を実行し、該処理1は障害論理チャネル数であるN個の
    リターンパケットを送出するまで続け、該リターンパケ
    ットは少なくとも前記障害伝送路の識別子とリターンパ
    ケットが通過してきたノードを示すノードトレースの制
    御情報2を有し、第3のノードでは前記リターンパケッ
    トを受信すると受信リターンパケットの制御情報2と格
    納されている前記コントロールパケット受信記録から予
    備帯域を有する接続伝送路のうちで最短パスで第1のノ
    ードに達する隣接のノードを選択し、該ノードに対して
    リターンパケットを送信するとともにノード内のスイッ
    チを制御して迂回路を形成し、予備帯域を有する接続伝
    送路がなければリターンパケットを送ってきたノードに
    対してネガティブアックパケットを返し、該ネガティブ
    アックパケットを受信したノードでは再度別の迂回経路
    を探索し、第1のノードが前記リターンパケットを受信
    することで逐次障害迂回路が形成されることを特徴とす
    る分散型障害回復方式。
  2. (2)複数のノードが伝送路により網目状に接続されて
    いるネットワークに於て、該ノードの各々の処理は、自
    ノードのノード種別と受信パケット種別により制御され
    、該ノード種別には障害伝送路の両端の第1及び第2の
    ノードとそれ以外の第3のノードがあり、該受信パケッ
    ト種別にはコントロールパケットとリターンパケットと
    ポジティブアックパケットとネガテイブアックパケット
    があり、該ノードの各々が、自ノードの該ノード種別を
    検出する手段と、該受信パケット種別を検出する手段と
    、伝送路を監視し障害アラームを発生させる手段と、前
    記障害アラーム検出時に起動して、第1のノードの場合
    には障害を受けた論理チャネル全てについて予備帯域を
    有する隣接ノードにコントロールパケット送出処理を行
    うアラーム検出処理手段と、該コントロールパケット受
    信時に起動して第3のノードの場合にはコントロールパ
    ケットブロードキャスト処理を行い、第2のノードの場
    合にはリターンパケット返送処理を行うコントロールパ
    ケット受信処理手段と、該リターンパケット受信時に起
    動して第1のノードの場合には障害チャネルに伝送路ス
    イッチを行い迂回路を接続し該リターンパケット送出元
    に該ポジティブアックパケットを送出し、第3のノード
    の場合には該リターンパケットを唯一の隣接ノードに転
    送すると共に該リターンパケット送出元に該ポジティブ
    アックパケットを返送し、予備帯域を有する接続伝送路
    がなく該リターンパケットの転送先が見つからなければ
    該ネガティブアックパケットを返送するリターンパケッ
    ト受信処理手段と、前記ポジティブアックパケット受信
    時に起動して伝送路スイッチを行い迂回路を接続するポ
    ジティブアックパケット受信処理手段と、前記ネガティ
    ブアックパケット受信時に起動して他の迂回路探索処理
    を行うネガティブアックパケット受信処理手段と、受信
    した全ての前記パケットを格納するメモリと、伝送路の
    帯域使用状態をモニタし且つ変更可能とするテーブルと
    を有することを特徴とする分散型障害回復装置。
JP1194968A 1989-07-26 1989-07-26 分散型障害回復方式及び装置 Pending JPH0358541A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0364142A (ja) * 1989-08-02 1991-03-19 Fujitsu Ltd 網切替システム
US5235599A (en) * 1989-07-26 1993-08-10 Nec Corporation Self-healing network with distributed failure restoration capabilities

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US5235599A (en) * 1989-07-26 1993-08-10 Nec Corporation Self-healing network with distributed failure restoration capabilities
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