JPH0358237B2 - - Google Patents

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JPH0358237B2
JPH0358237B2 JP60041760A JP4176085A JPH0358237B2 JP H0358237 B2 JPH0358237 B2 JP H0358237B2 JP 60041760 A JP60041760 A JP 60041760A JP 4176085 A JP4176085 A JP 4176085A JP H0358237 B2 JPH0358237 B2 JP H0358237B2
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Henrii Uirisu Donarudo
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RCA Licensing Corp
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Publication of JPH0358237B2 publication Critical patent/JPH0358237B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/72Circuits for processing colour signals for reinsertion of DC and slowly varying components of colour signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/645Beam current control means
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/73Colour balance circuits, e.g. white balance circuits or colour temperature control

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、テレビジヨン受像機やビデオ・モ
ニタのようなビデオ信号処理および表示装置であ
つて、このような装置に関連する信号処理回路の
動作特性を自動的に制御するための装置を含む上
記ビデオ信号処理および表示装置に関するもので
ある。特にこの発明は自動制御装置の動作に関連
するバイアス誤差をを減少させるための構成に関
するものである。
〔発明の背景〕
カラー・テレビジヨン受像機はその動作の各種
の状況を自動的に制御するための幾つかの制御回
路を含むことがある。例えば、カラー・テレビジ
ヨン受像機は受像機の映像管を流れる過大なビー
ム電流を制限するための自動ビーム電流制限器、
映像管を流れる黒電流レベルを所望のレベルに維
持するための自動黒レベル・バイアス制御回路、
および電子銃の信号利得に関連するこれらの映像
管の電子銃の各種の放射特性を補償するための自
動“白バランス”駆動制御回路を含むことがあ
る。
自動白バランスおよび自動ビーム制限回路網の
双方を含むカラー・テレビジヨン受像機は、1983
年5月23日に「自動映像管白バランスおよびビー
ム電流制限制御装置を備えたビデオ信号プロセツ
サ(Video Signal Processor with Automatic
Kinescope White Balance and Beam Current
Limiter Control Systems)」という名称で出願
された本願の発明者と同じ発明者の米国特許出願
第497157号(特願昭59−104382号、特開昭60−
1990号に対応)明細書中に示されている。この装
置では、白バランス制御装置が動作している期間
中は、ビーム制限回路網からの出力制御電圧は受
像機のルミナンスおよびクロミナンス・チヤンネ
ルから切離され、それによつて白バランス装置の
動作はビーム制限制御電圧によつて悪影響を受け
ることはない。後者の形式の受像機はまた映像管
の黒電流導通度を所望のレベルに維持するための
自動映像管バイアス(AKB)制御回路網を含ん
でいる。
AKB装置は、自動ビーム電流制限器の動作に
よつて導入されるバイアス・オフセツト誤差を含
む要因はもとより、映像管の経年変化や温度効果
のようなより一般的な要因に応答して映像管の黒
電流導通度を所定のレベルに維持するべきである
ことが認められた。さらに詳しく言えば、クロミ
ナンス信号処理回路がビーム電流制限器によつて
利得制御されると、クロミナンス・チヤンネルの
出力バイアス・オフセツト誤差が生ずる。このよ
うなバイアス・オフセツトは、再生された映像中
に目につく色誤差を生じさせるから、減少させる
か補償する必要がある。
後者の形式の受像機におけるこのようなバイア
ス・オフセツト誤差を補償するための1つの方法
は、「ビデオ信号処理装置における誤差補償制御
装置(Error Compensated Control System in
a Video Signal Processor)」という名称の米
国特許出願第585388号(特願昭60−40953号、特
開昭60−206291号に対応)明細書中に示されてい
る。この明細書中に示されているように、自動バ
イアス制御期間中、電子スイツチはタイミング信
号に応答してビーム制限器制御電圧をルミナンス
およびクロミナンス・チヤンネルに結合し、それ
によつてクロミナンス出力バイアス誤差はバイア
ス制御装置によつて感知され且つ補償される。さ
らに、白バランス駆動制御期間中は制御電圧をル
ミナンスおよびクロミナンス・チヤンネルから切
離し、白バランス制御動作がビーム制限器制御電
圧によつて歪されるのを防止する。
〔発明の概要〕
ある種の受像機では、自動バイアス制御期間
中、スイツチが制御電圧をクロミナンス・チヤン
ネルに結合するように電子スイツチのタイミング
を調整することは実際的でないか、あるいは好ま
しくないことが判つた。従つて、自動白バランス
および自動映像管バイアス制御回路構成、さらに
自動ビーム電流制限器を具えた上述の形式の受像
機においては、この発明の原理に従つて、ビーム
制限器出力制御電圧はスイツチの動作には関係な
く連続的にクロミナンス・チヤンネルに結合さ
れ、そのためビーム制限器制御電圧の利得制御効
果によつて生ずるクロミナンス・チヤンネル中の
バイアス・オフセツト誤差はAKB制御装置によ
つて感知され、補償される。
〔実施例の詳細な説明〕
以下、図を参照しつつこの発明を詳細に説明す
る。
第1図において、信号源10からのカラー・テ
レビジヨン信号は例えばくし形フイルタを含む周
波数選択回路網12に供給されて、テレビジヨン
信号から分離されたルミナンス成分は受像機のル
ミナンス・チヤンネル中のルミナンス処理回路1
4に供給され、分離されたクロミナンス成分は受
像機のクロミナンス・チヤンネル中のクロミナン
ス処理回路16に供給される。クロミナンス処理
回路16はR−Y、B−Y色差信号出力を発生
し、これらの信号出力は処理回路14からのルミ
ナンス信号出力Yとマトリツクス18中で合成さ
れる。マトリツクス18は低レベルのr′,g′,
b′カラー映像を表わす信号を各利得制御可能な増
幅器20,21および22に供給し、各増幅器は
増幅されたr,g,bカラー信号をビデオ出力映
像管駆動増幅器24,25,26にそれぞれ供給
する。映像管駆動増幅器はカラー映像管35の強
度制御陰極36a,36b,36cを駆動するの
に適した高レベルのR,G,Bカラー信号を供給
する。映像管駆動増幅器からの各出力信号は電流
感知回路網30,31,32を経て映像管の陰極
36a,36b,36cに供給される。
映像管35は、陰極36a,36b,36cの
各々に関連して共通にバイアスされた単一の制御
グリツド電極38を備えた自己バイアス、“イン
ライン”電子銃形式のもので、上記陰極36a,
36b,36cはグリツド電極38と共に各別の
赤、緑、青の電子銃を構成している。映像管35
の陽極に対する高動作電圧は受像機の偏向回路か
ら取出された水平フライバツク・パルスに応答し
て高電圧電源40から供給される。映像管のビー
ム再供給電流はDC動作電源(B+)に関連する抵
抗器42を経て高電圧回路網40に供給される。
この受像機はまた映像管のビーム電流制限制御
回路50を含んでおり、映像管が所定の閾値レベ
ル以上の過大ビーム電流(陰極電流)を導通させ
ていると感知されると、映像管35に供給される
ビデオ信号の大きさを制限して過大な映像管のビ
ーム電流を制限する。ビデオ信号の映像走査(ト
レース)期間中、ビデオ映像の大きさを表わす映
像管の陰極電流は回路網30,31,32によつ
てそれぞれ感知され、感知された電流は回路網4
5で合成されて映像管の全陰極電流に関連する全
感知電流を生成する。この電流の大きさはビーム
制限制御回路50によつて感知され、この回路5
0は感知された映像管の電流が所定の閾値レベル
を超過した量に関連する出力制御信号を発生し、
例えばキヤパシタによつてこれを記憶する。正規
の映像期間中、この制御信号は電子スイツチS1
および導線52を経てルミナンス処理回路14お
よびクロミナンス処理回路16に供給される。制
御信号はクロミナンスおよびルミナンス信号の大
きさを制限する大きさを持つており、映像管のビ
ーム電流を規定された安全レベルに制限する。
過大なビーム電流の所定の範囲にわたつて、ル
ミナンスおよびクロミナンス信号ののピーク−ピ
ーク振幅を減少させることによつてビーム電流が
制限される。大抵のカラー・テレビジヨン受像機
は、ルミナンスおよびクロミナンス信号の振幅を
同時に制御するための例えば視聴者による調整可
能なポテンシヨメータからなる回路を含んででい
る。ビーム制限器制御信号は、ルミナンスおよび
クロミナンス信号の振幅を同時に制御するために
このような回路に供給される。
スイツチS1の動作は受像機の自動白バランス
制御装置の動作に関連している。スイツチS1
は、第2図に示すような禁止タイミング信号に応
答して、自動白バランス駆動制御期間中、開路し
て非導通状態にあると、ビーム制限器制御電圧は
ルミナンス処理回路14の制御入力から切離され
る。スイツチS1は正規の映像(映像走査)期間
中、閉じて導通し、それによつてビーム制限器制
御電圧は、ルミナンス処理回路14の導通を制御
することによつて過大ビーム電流を制限するよう
に動作する。
各電子銃に対して適正な駆動比を維持するため
に、白バランス装置は各電子銃の利得に関連する
映像管の電子銃の放射特性の変動を自動的に補正
する。電子銃の利得特性は例えば温度や経年変化
に伴つて変化する。従つて、白ビデオ駆動信号に
応答して適正に白を表示する映像管の能力は、例
えば白バランス装置によつて補償が行なわれなけ
れば損なわれる。
白バランス装置は、それぞれが赤、緑、青の映
像管の陰極信号結合路に関連する複数個の駆動制
御回路60,62,64と、ルミナンス処理回路
14に結合された白駆動基準信号源とからなる。
特にことわりがない限り駆動制御回路網60,6
2,64の機能上の素子は同じである。従つて、
以下では青映像管電子銃に対する駆動制御回路網
64に対する機能素子のみを示し、これについて
説明する。
次に第2図および第2a図に示すタイミング信
号波形を参照して白バランス装置の動作について
説明する。これらのタイミング信号は、受像機の
偏向回路から取出された垂直Vおよび水平H映像
同期信号に応答するタイミング信号発生器55に
よつて与えられ、これは論理ゲートのような組合
わせ回路と、2進カウンタのような順次論理回路
とを含んでいる。
各垂直帰線期間中の各垂直フイールド・リトレ
ース期間の終りではビデオ映像情報は存在せず、
相当な白駆動レベルのルミナンス信号を表わす基
準信号(例えばDC電圧)は基準信号源65から
ルミナンス処理回路14に供給される。この信号
の供給は、数本の水平走査線期間を包含する自動
白駆動制御期間中に生ずる白タイミング信号によ
つて行なわれる。ルミナンス処理回路14に供給
される白基準信号の大きさは全白ルミナンス信号
の約10%となり得るが、ある種の受像機装置で
は、通常期待される100%のピーク白ルミナンス
信号の大きさに達するより大きな白基準信号を必
要とする。この時、ブランク信号はクロミナンス
処理回路16に供給され、また白基準信号が供給
される回路に先行するルミナンス処理回路14中
の回路にも供給される。ブランク信号によつてル
ミナンス処理回路14中の先行回路を非導通状態
にして、スプリアス信号およびビデオ信号の同期
成分が白バランス装置の動作を乱すことがないよ
うにしている。またこの時点で、白バランス装置
が映像管の青電子銃信号路に関して動作すると
き、赤増幅器20および緑増幅器21を非導通状
態とする振幅および極性でもつておよび信号
が上記赤および緑信号増幅器20および21に供
給される。すなわち、赤、緑および青利得制御可
能増幅器20,21,22のうち、青増幅器22
のみが、白バランス装置が青信号路およびそれに
関連する青映像管電子銃に関連して動作するとき
導通状態を維持する。
第2a図から明らかなように、映像管の青電子
銃の白電流が感知される第1の垂直フイールド帰
線消去期間中、白バランス駆動制御期間中は負方
向信号およびは増幅器20および21を非導
通状態にし、一方信号の状態は青増幅器22を
導通状態に維持する。負方向信号およびは
AKBバイアス制御期間を包含し、以下に説明す
るようにAKB装置が容易に動作するようにして
いる。緑および赤の電子銃電流がそれぞれ感知さ
れる後続する第2および第3のフイールド帰線消
去期間中における,,信号の相対的な状態
が第2a図に示されている。
白基準信号は増幅器22および関連する映像管
駆動増幅器26を経て導通させられ、陰極36c
を含む青映像管電子銃に対する白基準駆動信号が
生成される。青陰極36cによつて導通させられ
る対応する白基準レベル電流は感知器32によつ
て感知され、回路網45を経て青駆動制御回路網
64の入力に供給される。
青駆動制御回路網64は、その入力における電
子スイツチS2と、基準電流源66と、差動電流
比較器67と、出力記憶回路網68とからなつて
いる。入力スイツチS2および比較器67は共に
白タイミング信号によつて包含される期間中に生
ずる駆動感知信号に応答して制御される。基準電
流源66からの基準電流の大きさは、青陰極電流
が白基準信号に応答して導通させられるように適
正であるとき、上記基準電流の大きさが比較器6
7に供給される青陰極電流の大きさに対応するよ
うに予め選定されている。従つて、信号源65か
らの白基準信号の大きさ、および信号源66から
の基準電流の大きさは互いに関連して選定されて
いる。
青電子銃に対する白駆動電流感知期間中、スイ
ツチS2は導通し、比較器67は駆動感知信号に
応答して動作する。もし青電子銃電流が高すぎる
か低すぎる場合は、比較器は出力誤差修正信号を
発生する。修正信号は回路網68で記憶され、さ
らに増幅器22の利得制御入力に供給されて、修
正された青電子銃電流を発生する極性で増幅器2
2の利得を変化させる。記憶回路網68は、3垂
直フイールド後に生ずる次の青電子銃電流感知期
間まで増幅器22の利得制御入力における誤差修
正信号を維持する。比較器67によつて感知され
る電流が実質的に等しく、青電子銃の電流導通レ
ベル(利得)が正しいことを示すと、比較器67
からの利得修正出力信号は不変の状態に維持され
る。
赤および緑駆動制御回路網60および62は、
赤および緑電子銃の白バランス測定に関する後続
するフイールド帰線消去期間中、同じ態様で動作
する。赤および緑駆動制御回路網60および62
中の基準電流源によつて供給される基準電流のレ
ベルは、赤および緑電子銃の正規の“正しい”利
得に関連する放射特性に従つて選択される。また
赤および緑駆動制御回路網60,62に関連する
入力スイツチおよび比較器は、青電子銃に対する
白駆動測定期間中は非導通状態にされる。この目
的のために、回路網60,62の入力スイツチお
よび比較器に供給される駆動感知信号は、青電子
銃の白駆動測定期間中は上記回路網60,62の
入力スイツチおよび比較器を非導通状態に維持す
るのに充分な大きさと極性を示す。すなわち、試
験中の電子銃に関連するその駆動制御回路網のみ
が所定のフイールド期間中動作状態にされる。
感知器30乃至32の各々は陰極信号結合路中
に含まれる高電圧PNPエミツタ・ホロワ・トラ
ンジタからなり、そのベース電極は関連する映像
管駆動増幅器の出力に結合されており、エミツタ
出力電極は関連する映像管の陰極に結合されてお
り、コレクタ電極は第1図の回路網45からなる
電流加算接続点に結合されている。ビーム制限制
御回路50はウイリス(D.H.Willis)氏の米国特
許第4167025号明細書中に示されている形式の回
路と合体させることができる。各電流感知器30
乃至32として使用するのに適した回路、電流制
限制御回路50として使用するのに適した回路の
詳細は前述の米国特許出願第497157号明細書中に
示されている。
自動映像管バイアス(AKB)制御回路75は、
各々陰極36a,36b,36cからなる赤R、
緑G、青Bの映像管電子銃の1つと動作的に関連
する複数の制御回路を含んでいる。各バイアス制
御回路は接続点Aにおいて電流合成回路45の出
力に結された入力をもつている。複数のバイアス
制御回路は、第2図から明らかなように、垂直リ
トレース期間の終了後で、白駆動制御期間の前の
バイアス制御期間中に生ずる“バイアス感知”タ
イミング信号に応答して動作する。バイアス制御
回路は、駆動制御回路60,62,64の各々と
類似した態様ではあるが、複数の陰極信号路の黒
レベル電流を感知するためにR,G,B陰極信号
路の各々に関連して順に動作する。自動バイアス
制御期間中は、ブランク信号はルミナンス処理回
路14およびクロミナンス処理回路16に供給さ
れ、ルミナンス処理回路14は例えば入力基準信
号に応答して出力黒基準レベルを発生するように
される。
バイアス制御回路は、各々が基準レベルに対す
る感知された黒電流の大きさを表わす出力バイア
ス制御信号CR,CG,CBを発生する。これらの制
御信号は増幅器20,21,22のバイアス制御
入力に供給されて、陰極信号路の各々に対する所
望の黒電流レベルを維持する。バイアス制御回路
網75は、映像管の経年変化や温度効果、なかん
ずく不適切な映像管のバイアスおよび不適切な映
像の描写に導く要因の存在のもとでカラー映像の
忠実な再現を維持するために、映像管の電子銃の
適正なバイアスを維持する。
回路網75中の各バイアス制御回路網は、例え
ば青駆動制御回路網64に関連して示した形式の
回路素子を含むことができる。従つて、各バイア
ス制御回路網は、バイアス感知タイミング信号に
応答する入力スイツチ、バイアス感知信号によつ
て動作させられて、基準電流と合成回路網45の
出力から取出された感知された黒レベル電流との
差を表わす出力信号を発生する差動比較器と、こ
の比較器の出力に結合されていてバイアス制御信
号を発生する蓄積回路網とを含む。
自動駆動制御動作に関して言えば、禁止タイミ
ング信号は、各白タイミング信号の期間に対して
スイツチS1が非導通状態(すなわち図示のよう
に開状態)になるようにする。これによつて、回
路網50からのビーム制限器制御電圧が、白駆動
制御期間中ルミナンス処理回路14の特性に影響
を及ぼさないようにしている。もし禁止タイミン
グ信号を使用しなければ、白駆動制御期間中にビ
ーム制限器制御信号はルミナンス信号路の導通特
性に好ましくない影響を与え、映像管を流れる感
知された白駆動電流にかなりの歪を与えることに
なる。
スイツチS1はAKBバイアス制御期間中、非
導通状態を維持するように動作のタイミングがと
られている。従つて、ビーム制限器制御電圧は、
AKB制御期間中はルミナンス処理回路14の制
御入力に供給されない。
ビーム制限器制御電圧によつてクロミナンス処
理回路16の利得を制御すると、クロミナンス処
理回路16のR−YおよびB−Y出力に関連する
バイアス・オフセツト誤差が生ずることが判つ
た。このようなバイアス誤差はたとえ小さくて
も、もしそれが修正されなければ、特に低ルミナ
ンス成分の場面の再生されたカラー映像にかなり
目につくカラー誤差が生じ、白黒場面の場合には
誤つた色調を生ずる可能性がある。このような好
ましくない効果は、導線52によつてビーム制限
器制御電圧がAKB装置が動作する期間を含めて
連続的にクロミナンス処理回路16に供給される
ので、防止される。このように、ビーム制限器が
導入するあらゆるバイアス誤差は映像管のDC結
合された陰極信号結合路中のAKB装置によつて
修正される。
ルミナンス処理回路14の出力におけるバイア
ス誤差もビーム制限器制御電圧の利得制御動作に
応答して発生される。この装置では、このような
ルミナンス出力バイアス誤差は感知されず、
AKB装置によつて補償される。すなわち、スイ
ツチS1はAKB自動バイアス制御期間中は禁止
タイミング信号に応答して非導通状態になり、そ
れによつてビーム制限器制御電圧はルミナンス処
理回路14から切離される。しかしながらこのよ
うなルミナンス出力バイアス誤差は映像の輝度に
比較的目だたない小さな変化を生じさせるにすぎ
ないので、再生された場面中では殆んど感知され
ない。さらに、AKB装置によつてこのようなル
ミナンス・バイアス誤差の感知および修正によつ
てAKB装置のダイナミツク制御範囲の制限され
た量の幾らかを消費する。従つて、ある装置で
は、特にこのようなルミナンス・バイアス誤差の
可視効果が乱されないときは、上記のような態様
で貴重なAKBダイナミツク制御範囲を消費しな
いことが好ましいと考えられる。
クロミナンス・バイアス・オフセツト誤差は、
利得制御のためにビーム制限器制御信号が供給さ
れるクロミナンス処理回路16中の回路に関連す
る小さなスプリアス(寄生)インピーダンスの効
果によつて生ずる。このようなスプリアス・イン
ピーダンスは個別素子を使つた回路の設計でも集
積回路の設計でも通常は避けることができないも
のであり、アナログおよびデジタル・ビデオ信号
処理回路の双方で回路のレイアウトおよび構成の
関数として存在する可能性がある。デジタル・テ
レビジヨン信号処理装置の一例は、“VLSIデジタ
ル TV装置DIGIT 2000(VLSI Digital TV
System−DIGIT 2000)”という名称のITT出願
中に示されているように、最近、インターナシヨ
ナル テレフオン アンド テレグラフ コーポ
レーシヨン(International Telephone and
Telegraph Corporation)のワールドワイド セ
ミコンダクタ グループ(World wide
Semiconductor Group)によつて紹介されてい
る。その装置は、第1図のクロミナンス処理回路
16で利用することのできる形式のクロミナンス
処理回路16と結合されるMAA2100 ビデオ
コデツク(Video Codec)集積回路を含んでい
る。
このようなデジタル・テレビジヨン信号処理装
置では、復調された色差信号が第1図のマトリツ
クス18のようなマトリツクス回路網に供給され
る前に、デジタル(2進)形式の復調された色差
信号はクロミナンス処理回路の出力に関連するデ
ジタル−アナログ(D/A)変換回路構成によつ
てアナログ形式に変換される。D/A変換器回路
構成は第3図に示す形式のものとすることができ
る。ここでR−YおよびB−Yデジタル入力信号
は同様なD/A変換器80,82にそれぞれ供給
され、これからR−YおよびB−Yアナログ出力
信号がそれぞれ発生される。D/A変換器は正の
0ではない基準電圧VREF源にそれぞれ接続されて
おり、また接地点にも接続されている。
ユニツト80によつて示すように、各D/A変
換器はデジタル入力信号成分が供給される抵抗性
梯子回路網からなり、これから対応するアナログ
出力信号が供給される。この例では、クロミナン
ス・チヤンネルの信号利得は、正の基準電圧VREF
の大きさを制御することによつて(すなわち低下
させることによつて)ビーム電流を制限するため
に制御される。各基準電圧が小さくなると、それ
に従つてアナログ出力色差信号の大きさは低下す
る。D/A変換器からなる回路の構成およびレイ
アウトに関連する予測することのできない、また
通常避けることのできない上記D/A変換器のア
ース接続のような小さなスプリアス・インピーダ
ンスが存在すると、D/A変換器に対するアース
電位点への接続の効果は小さくなる(すなわち安
定性が悪くなる)。基準電圧のレベルがビーム制
限器制御電圧と共に変化させられるとき、上記の
状態は予測できない出力バイアス・オフセツト誤
差を生じさせる可能性があるが、このバイアス誤
差は既に述べた自動バイアス制御装置によつて感
知され且つ補償される。
この発明による装置は、アナログ信号処理回路
を使用したビデオ信号処理装置は勿論のこと、先
のインターナシヨナル テレフオン アンド テ
レグラフ コーポレーシヨンのワールドワイド
セミコンダクタ グループ(西ドイツ国 フライ
ブルグ)より最近紹介されたデジタル・テレビジ
ヨン信号処理装置中に含まれているようなデジタ
ル信号処理回路と共に使用することができる。先
に示した“VLSIデジタルTV装置−DIGIT2000”
という名称のITT出願明細書中に示されている
ように、後者の装置は複合カラー・テレビジヨン
信号のデジタル形式の信号を供給するため、ルミ
ナンス−クロミナンス周波数選択用、各種のルミ
ナンスおよびクロミナンス処理および制御機能を
与えるための中央制御ユニツト用のMAA2000、
MAA2100ビデオ・コデツク・ユニツト、ビデオ
処理ユニツト用MAA2200からなる集積回路を含
んでいる。
このデジタル・テレビジヨン信号処理装置はま
た自動ビーム電流制限器、自動白バランス制御回
路網、および第1図に示す回路75を参照して説
明したような形式の自動バイアス制御回路を含ん
でいる。このように設定された集積回路装置で
は、自動バイアス制御動作期間中にクロミナン
ス・チヤンネルに供給されるビーム制限器制御電
圧を得るという好ましい結果をもたらすために、
相互に作用する集積回路素子に関連するタイミン
グを変更することは好ましくないかまたは困難で
ある。しかしながら、第1図のスイツチS1のよ
うなスイツチに関連する接続を変更することは比
較的容易であることが判つた。従つて、例えば第
1図の導線52を経て、各種の理由から困難であ
るか、あるいは好ましくないとされていたスイツ
チのタイミングの変更を歪を与えることなく実行
出来るようにスイツチの接続を構成することによ
り、従来は得られなかつた効果が得られるように
なつた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による装置の他に自動白バラ
ンス制御装置、自動映像管ビーム電流制限装置、
および自動バイアス制御装置を含むカラー・テレ
ビジヨン受像機の一部を示す図、第2図および第
2a図は第1図のカラー・テレビジヨン受像機の
動作を理解するために有効なタイミング信号波形
を示す図、第3図は第1図の装置の一部の詳細を
示す図である。 14……ルミナンス処理回路、16……クロミ
ナンス処理回路、35……表示装置(映像管)、
50……ビーム制限器制御回路、52……導線
(制御信号をクロミナンス・チヤンネルに供給す
る手段)、64……自動駆動制御手段、75……
自動バイアス制御手段、S1……スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 映像期間と映像ブランキング期間とを含むビ
    デオ信号を処理するためのルミナンスおよびクロ
    ミナンス・チヤンネルからなるビデオ・チヤンネ
    ルと、このビデオ・チヤンネルを経て供給される
    ビデオ信号に応答する映像表示装置とを含む装置
    において、 上記ビデオ・チヤンネルに結合されており、映
    像ブランキング期間内の予め設定された駆動制御
    期間中、上記映像表示装置の導通を監視して上記
    ビデオ・チヤンネルに対する所望の駆動特性を維
    持する自動駆動制御手段と、 上記ビデオ・チヤンネルに結合されており、映
    像ブランキング期間内の予め設定されたバイアス
    制御期間中、上記映像表示装置の導通を監視して
    上記ビデオ・チヤンネルに対する所望のバイアス
    特性を維持する自動バイアス制御手段と、 ビデオ信号映像情報に応答して上記映像表示装
    置を流れる過大なビーム電流を自動的に制限する
    ために、出力ビーム電流制限制御信号を発生する
    手段と、 上記制御信号を、上記映像期間を含む期間中、
    上記ルミナンス・チヤンネルに選択的に供給する
    ためのスイツチング手段と、 上記スイツチング手段の動作には無関係に上記
    映像期間および上記バイアス制御期間中、上記制
    御信号を上記クロミナンス・チヤンネルに供給す
    るための手段と、 からなるビデオ信号処理装置。
JP60041760A 1984-03-02 1985-03-01 ビデオ信号処理装置 Granted JPS60206292A (ja)

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