JPH0358131A - 階層化データの格納装置及び読み出し方式 - Google Patents

階層化データの格納装置及び読み出し方式

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JPH0358131A
JPH0358131A JP1194654A JP19465489A JPH0358131A JP H0358131 A JPH0358131 A JP H0358131A JP 1194654 A JP1194654 A JP 1194654A JP 19465489 A JP19465489 A JP 19465489A JP H0358131 A JPH0358131 A JP H0358131A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要] 階層化されたスロットを有するフレームによって構築さ
れたフレームシステムの階層化データの格納装置及び階
層化データの読み出し方式に関し、階層構造を定義され
た階層化データを効率的に格納することのできる格納装
置を提供することを目的とし、 階層化されたスロットを有するフレームによって構築さ
れたフレームシステムの階層化データの格納装置であっ
て、前記フレームのデータを各階層毎にブロック化して
格納する階層データファイルと、前記階層データファイ
ル内に格納されたデータを各階層によって検索するため
のインデックスファイルとを有してなることを特徴とし
て構戊される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、階層化されたスロットを有するフレームによ
って構築されたフレームシステムの階層化データの格納
装置及び階層化データの読み出し方式に関する。
知識の表現にフレームを用いたフレームシステムは、知
識の表現力が豊かであり汎用性及び柔軟性が優れている
ため、人工知能の分野での複雑且つ大規模な問題解決シ
ステムに適している。
このような問題解決システムにおいては、対象とする問
題領域が拡大されるにつれて扱う知識の量が増大し、デ
ータ量が膨大なものとなる。
そのため、大量のデータをできる限り効率的に格納し且
つ読み出すことが重要な問題となる。
(従来の技術〕 一般に、フレームシステムにおいては、上位フレームの
属性情報を下位フレームの同一スロット名の属性情報と
して利用する属性の継承(インへりタンス)を有してい
る。
フレーム間のインへりタンス機能によって、問題領域の
種々の概念対象を階層的に管理することができ、知識の
矛盾の検出や一貫性の管理が容易となる. 例えば、フレームシステムを自動車の故障診断エキスパ
ートシステムに応用した場合には、自動車の故障の現象
、Lll様、故障部位、又は多数の構或部品など、それ
ぞれの「故障原因」をフレームによって表現し、これに
よって自動車の故障原因を階層構造に構築することが考
えられる。このようにすると、それぞれの故障原因をノ
ードとする木の探索によって推論を進めることができる
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来のフレームシステムでは、上述したよう
にインへりタンスIm能によって階層構造を定義するこ
とはできるが、二重の階層構造を定義することはできな
かった. つまり、上述の自動車の故障診断エキスパートシステム
の例では、市場に供給されている全ての自動車が同一の
構戒部品を有しているのではなく、車種やグレードによ
って構威部品が種々異なっている。例えば、車種やグレ
ードによって搭載されるエンジンの型式が異なり、その
ため、燃料噴射器の種類、点火装置、及びそれらの構戒
部品などが種々異なる。また、グレードが同じでも、4
速、5速、ATなど、種々のミッションが用意されてお
り、これによっても構或部品が種々異なる。
このように、同一の用途又は機能を有する構戒部品は、
車種やグレードなどに応じて一種の階層構造を構威して
いるのであるが、従来のフレームシステムでは、診断の
ための故障原因を木構造に構成した場合には、車種やグ
レードによって異なる構底部品をさらに階層的に表現す
る術がなかった. そのため、従来のフレームシステムでは、車種毎に、グ
レード毎に、又はミッション毎に故障原因の木構造を定
義しなければならない。したがって、車種やグレードに
共通した故障原因又は構戒部品をも重複してデータとし
て持つこととなり、データ量が膨大なものとなってこれ
を格納しておくための補助記憶装置の容量が増大してい
た.また、膨大な量のデータを格納した補助記忙装置か
ら主メモリ上ヘロードするにあたり、それら全部のデー
タをロードしなければならなかったので、不必要なデー
タも主メモリ上に展開されることとなり、データの転送
、検索、更新などの処理速度や主メモリーの利用効率が
低下していた。
上述の問題に鑑み、請求項1の発明は、フレームシステ
ムによって二重の階層構造を定義し、それら階層構造を
定義された階層化データを効率的に格納することのでき
る格納装置を提供することを目的としている。
請求項2の発明は、補助記憶装置に格納された階層化デ
ータの中の必要な階層のデータのみを主メモリ上に展開
し、主メモリの利用を効率的に行える読み出し方式を提
供することを目的としている。
〔!I題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するため、請求項1の発明は、第l図
、第3図、及び第4図に示すように、階層化されたスロ
ットSを有するフレームFDによって構築されたフレー
ムシステム1.2の階層化データの格納装置であって、
前記フレームFDのデータを各階層毎にブロック化して
格納する階層データファイルDFと、前記階層データフ
ァイルDF内に格納されたデータを各階層によって検索
するためのインデックスファイルIFとを有してなるこ
とを特徴として構威される. 請求項2の発明は、さらに第6図に示すように、指定さ
れた階膚のデータを、前記インデックスファイルIFを
参照して前記階層データファイルDFから読み出し、読
み出したデータを主メモリMMに展開するとともに、読
み出したデータの中の同一フレームFD内の同一属性の
データについては、その中の最も下位レベルの階層のデ
ータのみを前記主メモリMMに展開することを特徴とす
る.〔作 用〕 階層データファイルDFは、フレームFDのデータを各
階層毎にブロック化して格納する。
インデックスファイルIFは、階層データファイルDF
内に格納されたデータを各階層によって検索して読み出
すために参照される. 階層データファイルDFから読み出されたデータは主メ
モリMMに展開されるが、そのときに、同一フレームF
D内の同一属性のデータについては、その中の最も下位
レベルの階層のデータのみが主メモリMMに展開される
. 〔実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する. 第1図は本発明に係るフレームシステム1の中の1つの
フレームFDIの内部構造の例を示す図である。
フレームFDIは、その内部に、スロットSを階層的に
管理するための構造を有している.スロッ}Sは、各階
層毎にブロック化されており、それぞれのブロックBL
には、レベルLE,及び同一レベルLEにおける連番R
Bが付与されている.それぞれのフ゛ロックBLのスロ
ントSは、当該ブロックBLの上位レベルの階層のブロ
ックBLのスロットSとの差分の属性情報(データ)を
持っている. これら階層間においてはインへりタンスを有しており、
ある階層のブロックBLが指定されたときには、それよ
りも上位レベルのブロックBLのスロッ}Sから継承し
た属性情報の全てが、当該フレームFDIのスロット値
となる。ただし、同一のスロント名(属性)のスロット
がある場合には、下位レベルの方の階層のスロント値が
フレームFDIのスロット値となる. なお、フレーム内でのプロ・冫クBLの指定は、当該ブ
ロックBLのレベルLHと連番RBとによって行う。ブ
ロックBLの指定のことを階層の指定という.階層の指
定に際しては、最上位レベルの階層から指定すべき最も
下位レベルの階層に至る全ての階層を同時に指定する。
つまり、ブロックBLIは、レベルLE及び連番R巳が
共に「0」であり、スロットA及びスロットBを有して
いる。また、スロットAのスロット値はraaaJ、ス
ロットBのスロット値はrbbbJである。以降、ブロ
ックBLIを、レベルLE及び連番RBの値を用いて、
階層「〇一〇」、と表現することがある。
同様に、ブロックBL2.BL3は、それぞれ階層がr
l−OJ  r2−OJであり、それぞれスロット値が
rabb」のスロットA1又はスロット値がrcccJ
のスロットCを有する.階層rl−OJは、階層rO−
Ojと同一のスロ・冫ト名の「スロットA」を有してお
り、それぞれのスロット値は互いに異なる。また、階層
「2−OJは、両階層ro−OJ  rl−OJとは異
なるスロットCを有している. ここで、階層「O−OJ  rl−OJ  ’2−OJ
が指定されると、フレームFDIのスロットSとして次
のスロット名及びスロット値が有効となる。
スロットA:abb スロットB:bbb スロットC: ccc なお、図示は省略したが、フレームシステム1には、フ
レームFDIと同様の構造をした多数の7L/−4FD
2.FD3・・・を有している。
フレームFDIにおける階層を指定するために、階層定
義フレームFTが設けられている。階層定義フレームF
Tに対して、上述のフレームFDをデータフレームと言
うことがある。
第2図は本発明に係るフレームシステム1の中の階層定
義フレームFTの内部構造の例を示す図である. 階層定義フレームFTは、上述したデータフレームFD
と同一の内部構造を有している。つまり、データフレー
ムFDと階層定義フレームFTとは同一構造のフレーム
であり、そのスロット名によって互いに区別される. 階層定義フレームFTの各階層には、スロソト名が「条
件」であるスロットSJが設けられており、それぞれの
階層から下位レベルの階層への分岐条件(階層条件)J
Kがそのスロット値として定義されている. この階層定義フレームFTによって、データフレームF
Dの内部的なレベルL已及び連番RBと階層条件JKと
を対応させ、階層条件JKを指定することによってデー
タフレームFDの階層を指定することを可能としている
. したがって、階層条件JKとして、ユーザ又はエキスパ
ートにとって理解し易い表現を用いることによって、ユ
ーザなどがレベルLE及び連番RBを意識することなく
、階層条件JKに応じて画面に表示される文字や文章に
よる対話によって、階層の指定を容易に行うことができ
る。
第2図に示す階層定義フレームFTでは、階層rO−O
JのスロットSJに「AがXならば峠0」 「AがYな
らば=+1」という階層条件JKが定義されているので
、例えば「Aは何ですか?」という質問に対して「X」
と回答した場合には、直下レベルLE、すなわちレベル
「1」の連番「0」が指定され、また「Y」と回答した
場合にはレヘル「1」の連番「1」が指定される。
次に、上述のフレームシステム1のデータのファイルへ
の格納方法、及びファイルから主メモリヘの読み出し方
法について説明する。
データフレームFDのデータは階層データファイルDF
に格納されており、これとは別のファイルに格納された
階層定義フレームFTのデータとは独立して読み出しが
可能である。
第3図は階層データファイルDFの構造を示す図である
. 同図に示すように、階層データファイルDFには、フレ
ームFDのデータが、それぞれのフレームFDI,FD
2・・・毎に、且つそれぞれの階層毎(すなわちブロッ
クBL毎)に分けて格納されており、それぞれの階層の
先頭位置をオフセッ}SETが指し示すようになってい
る。
それぞれの階層内のデータは、スロソトA1スロットB
・・・というように、スロット名(属性)毎にソートさ
れている。
階層データファイルDFから指定された階層のデータを
検索して読み出すために、インデンクスファイルIFが
設けられている。
第4図はインデックスファイルIFの内容を示す図であ
る。
同図に示すように、インデックスファイルIFには、そ
れぞれの階層とオフセットSETとの対応関係が格納さ
れている。
例えば、フレームFDIの階層r O − O Jのデ
ータは、インデックスファイルIFによって「オフセッ
ト1」以降に格納されていることが分かるので、階層デ
ータファイルDFの「オフセット1」以降のrフレーム
FDIJに関するレコードを読み出せばよい。
階層データファイルDFからデータを読み出して主メモ
リMMヘロードする際には、階層データファイルDF内
の全てのデータをロードするのではなく、指定された階
層のデータのみを、データフレームFD内でのインへり
タンスが適正に行われるように主メモリMM上でマージ
する。なお、そのときには、階層データファイルDFか
ら読み出した1つ又は複数のブロック(物理レコード)
を一旦格納するためのバッファメモリなどが適宜利用さ
れる.つまり、ロード処理には、階層データファイルD
Fからバソファメモリを経て間接的に主メモリMMヘロ
ードする場合が含まれる。
第5図は階層データファイルDFから主メモリMMへの
データのロード処理のフローチャート、第6図(a)〜
(C)はロード処理時の主メモリFt4M上のデータの
推移状態を示す図である.第5図において、階層が指定
されると(ステップ#11)、インデックスファイルI
Fが参照され(ステップ#12)、オフセットSETに
よって指し示された位置から始まるフレームFDの最初
のスロットのデータ位置をポインタで指し、それぞれの
1スロット分のデータを読み出す(ステップ#13). データの有無をチェックし(ステップ#14)、データ
が無ければ終了する。
データが存在する場合には、スロット名を比較し(ステ
ップ#15)、その中のソート順位の若いデータを取り
出す(ステップ#16)。
取り出したデータの中に複数の同一スロット名のデータ
があれば、レベルが低い方の階層のデー夕を主メモリM
Mに展開する(ステップ#18).単一のデータであれ
ば、それを主メモリMMに展開する(ステップ#19)
. ステップ#18でデータを取り出した階層のポインタを
次のスロットのデータ位置に進め(ステップ#20)、
再びステップ#l3に戻って上述の処理を繰り返す. 次に、上述のロード処理において、階層「〇一OJ  
rl−OJ  r2−OJが指定された場合の主メモリ
MM上でのデータの推移状態を、第6図(a)〜(c)
によって説明する. まず、上述のステ・冫プ#13において、オフセッ}1
,2.4の指す各階層の以下のデータが読み出される。
スロットA:aaa スロットA:abb スロットC:ccc そして、この中からソート順位の若い2つのスロット八
のデータが取り出され、第6図(a)に示すように、階
層rl−OJのスロット値rabb」が主メモリMMに
展開される. 2回目の処理では、オフセット1.4の指す各階層の以
下のデータが読み出される. スロットB:bbb スロットC:ccc そして、この中からソート順位の若いスロットBのデー
タが取り出され、第6図(b)に示すようにスロット値
「bbb」が主メモリMMに展開される。
3回目の処理では、上述と同様に行われ、第6図(C)
に示すように、スロット値rcccjが展開される. これによって、フレームFDIのデータ(スロット値)
が主メモリMMに展開されたことになり、次にフレーム
FD2、フレームFD3・・・の順に順次主メモリMM
に展開され、全部のフレームFDについての展開によっ
てロード処理が終了する。
このように、階層データファイルDFに格納された全て
のデータを主メモリMMにロードするのではなく、指定
された階層のデータのみをロードするので、主メモリM
M上のロード領域が少なくて済む。したがって、主メモ
リMMの有効利用が図れ、その後の処理も高速で行える
. なお、データフレームFDにデータを書き込んでフレー
ムシステム1を構築するため、すなわち知識ベースを構
築するために、また一旦構築した知識ベースのメンテナ
ンスを行うために、図示しないメニュー画面から編集モ
ードを指定することによって、フレームFD内のデータ
を画面に表示し、データ編集を行うことが可能なように
なっている。
データ編集時において、編集を行うフレーム名と階層と
を指定すると、指定されたフレームFDの指定された階
層(編集階層)のスロットSが画面GMに表示される.
このときに、編集階層よりも上位レベルの階層(表示階
層)のスロットSであって編集階層と異なるスロットS
が、同じ画面CMに綱掛け状態で表示される. このように、編集階層よりも上位レベルの表示階層のス
ロットBを表示することによって、鳩集階層でのインへ
りタンスがオペレータにとって容易に確認できるととも
に、編集階層のスロッ}Aと表示階層のスロットBとの
表示状態を異ならせることによって、表示されたデータ
が編集階層に属するか否か、つまり現在の画面上でii
集可能なスロントであるか否かがオペレータに容易に理
解でき、編集が容易となる。
次に、本発明のフレームシステムを自動車の故障診断エ
キスパートシステムに応用した場合について説明する. 自動車の故障診断エキスパートシステムは、自動車に生
起している既知の現象から、故障又は不具合の原因(故
障原因)を短時間で特定することを支援するためのもの
である。このエキスパートシステムでは、故障の態様、
故障部位、又は構或部品などの「故障原因」をノードと
する木構造を構築しておき、画面に表示された質問に対
するオペレータの回答などによって外部事象を取り入れ
、取り入れた外部事象を用いて「故障原因」の木の探索
を行い、末端ノードの構威部品を「故障原因」として特
定する. 自動車は、車種やグレードによって構威部品が種々異な
る.したがって、故障原因の木構造も車種やグレードに
よって種々のバリエーシッンがある. 第7図(a)〜(c)は故障原因をノードとする木構造
TRI〜3の例を示す図である.これらの図の内、第7
図(a)は車種に共通の故障原因の木構造TRIを示し
、第7図(b)は車種が「車種X」である場合の故障原
因の木構造TR2を示し、第7図(c)は車種が「車種
X」であり且つグレードが「グレードM」である場合の
故障原因の木構造TR3を示す。
つまり、車種に共通の故障原因は、「加速不良」 「飛
火」 「燃圧」 「プラグ」であり、「燃圧」に影響を
及ぼす具体的な構戒部品はここでは定義されていない.
これに対し「車種X」では、燃料噴射器として「キャブ
」を、「飛火」に関する構威部品としてrTcJを、そ
れぞれ標準仕様として装備している.また、「車種X」
の「グレ一ドM」では、「キャブ」に代えて「インジェ
クタ」を装備している. そこで、本実施例のフレームシステム2では、上述のデ
ータフレームFDに対応する分類ノードフレームFDN
と、上述の階層定義フレームFTに対応する分類木フレ
ームFTGとを設け、それぞれのフレームFDN,FT
Gの適当な階層のスロッ}Sに上述の故障原因又は構或
部品を定義し、故障原因の階層構造と車種やグレードな
どによる構威部品の階層構造との二重の階層構造の表現
及び管理を実現している。
第8図(a)〜(h)は、第7図(a)〜(C)の木構
造TRI〜3を定義するためのデータ内容を示す図であ
る。
第8図(a)は、分類木フレームFTGのデータ内容を
示す図である。
分類木フレームFTGのスロットS,SJとして、階層
指定に対応する故障原因を定義する「ノード」、当該階
層において無効であることを示す「マスク」、階層条件
JKを示す「条件」が、それぞれ設けられている。
階層「0−0」は共通部分を定義する。したがって、階
層ro−OJのスロット「ノード」には、第7図(a)
の木構造TRIの各ノードの故障原因が定義されている
階層r1−OJは「車種X」における差異部分を定義す
る。したがって、階層rl−OJのスロットrノード」
には、第7図(b)の木構造TR2から第7図(a)の
木構造TRIを差し引いた各ノードの故障原因が定義さ
れている。
階層r2−OJはさらに「グレードM」における差異部
分を定義する。したがって、階層「2一〇」のスロット
「ノード」には、第7図(b)の木構造TR2の「キャ
ブ」をマスクした状態で、第7図(c)の木構造TR3
から第7図(b)の木構造TR2を差し引いたノードの
故障原因が定義されている。
第8図(b)〜(h)は、分類ノードフレームFDNI
〜FDN7のデータ内容を示す図である。
分類ノードフレームFDNのスロットSとして、それぞ
れのフレームFDNO親フレームを定義するための「上
リンクJ、子フレームを定義するための「下リンク」が
、それぞれ設けられている。
分類ノードフレームFDNI〜FDN7は、それぞれ第
7図(a)〜(c)の木構造TRI〜3の故障原因をフ
レーム名とし、その故障原因のリンク関係が所定の階層
のスロット値として定義されている. したがって、故障診断を実行すると、分類木フレームF
TGのスロット「条件」に対応して、例えば「車種は何
ですか?」との質問が画面CMに表示され、これに対し
てオペレータが「車種X」と回答し、次に「グレードは
?」の質問に対して「グレードM」と回答することによ
って、階層’O−OJ  rl−OJ  r2−OJが
指定される.階層が指定されると、分類木フレームFT
Gのそれぞれの階層のスロット「ノード」に定義されて
いる故障原因が取り出されるとともに、それぞれの故障
原因のフレーム名の分類ノードフレームFDNによって
リンク関係が定義され、第7図(c)に示す木構造TR
3が構築される.上述の例で、グレードの指定を行わな
い場合には、階層r 2 − O Jの指定が行われな
いため、分類木フレームFTGの階層r 2 − O 
Jのスロット「ノード」で定義されている「インジェク
タjが取り出されることなく、同じく階層rl−OJの
スロット「ノード」で定義されている「キャブ」が有効
となり、第7図(b)に示す木構造TR2が構築される
このように、車種やグレードによって変わらない部分を
共通部分として定義し、差異部分のみを階層を用いて定
義することで、共通部分のデータを重複して定義又は管
理する必要がなくなり、メモリ又は磁気ディスクなどの
記憶装置の資源を効率的に利用することができるととも
に、データを一元的に管理することが可能となる。
また、故障診断の実行時において、指定された車種やグ
レードに必要なデータのみを階層データファイルDFか
ら主メモリMMにロードすることができ、知識ベースが
大規模となる実用システムにおいて必須とされる処理の
高速化とメモリの有効活用を図ることができる. なお、図には示されていないが、実際には車種として多
数の種類があり、またグレードも数段階のグレードがあ
り、さらにそれぞれに装備される数種類のミッションが
あるので、分類木フレームFTG及び分類ノードフレー
ムFDNの構造はもっと複雑である。また、分類木フレ
ームFTG及び分類ノードフレームFDNの他に、質問
を発行するための質問フレームなど、種々の知識種別フ
レームが存在し、これら全体によってフレームシステム
2が構築されている。
上述の実施例において、エキスパートシステムの構築に
際しては、診断シェルを用いて、例えば、まず、分頻ノ
ードフレームFDN、分類木フレームFTG、又は質問
フレームなど、使用したい知識種別フレームを選択して
おき、分類木フレームFTGにデータを書き込むことに
よって階層を定義し、その後、分類ノードフレームFD
Nなどにデータを書き込んで知識編集を行う。これをコ
ンパイルすることによって、階層データファイルDF及
びインデックスファイルIFが作戒される。
これらのファイルは例えばディスクなどの補助記憶装置
に格納される.エキスパートシステムの使用に際しては
、階層データファイルDF以外のファイルのデータをロ
ードし、階層の指定を行い、階層データファイルDFか
らのデータのロードを行い、その後、診断を実行する. 上述のフレームシステム1.2によると、階層構造を有
したデータがひとつのフレームFDで表現でき、さらに
それらのフレームFDの間の関係が定義できるため、階
層構造をもった複数のデータから形成される階層構造が
表現可能となる。これによって、データの処理の効率化
及び管理の容易化を図ることができる. したがって、特に人工知能の分野に特徴的な複雑な情報
を簡潔に記述することが可能となり、膨大なデータ量を
必要とする実用システムの実現性に大きく貢献すること
ができる. 上述の実施例において、分類ノードフレームFDN、分
類木フレームFTGの構造、階層の個数、スロッ}Sの
構成などは、上述した以外の種々のものとすることがで
きる。また、データフレームFDと階層定義フレームF
Tとを同一のフレーム内に定義することも可能である. 上述の実施例において、階層データファイルDF、イン
デックスファイルIFなどの構造は上述した以外の種々
のものとすることができる。
本発明は、エキスパートシステム、エキスパートシステ
ム開発支援ツール(診断シェル)などに応用することが
でき、また、フレームシステムと他のシステムとを組み
合わせたハイプリンドシステム又はマルチパラダイムシ
ステムなどにも適用することが可能である. 〔発明の効果〕 請求項1の発明によると、フレームシステムによって階
層構造を定義された階層化データを効率的に格納するこ
とができる。
請求項2の発明によると、補助記憶装置に格納された階
層化データの中の必要な階層のデータのみを主メモリ上
に展開することができ、主メモリの利用を効率的に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第L図は本発明に係るフレームシステムの中の1つのフ
レームの内部構造の例を示す図、第2図は本発明に係る
フレームシステムの中の階層定義フレームの内部構造の
例を示す図、第3図は階層データファイルの構造を示す
図、第4図はインデックスファイルの内容を示す図、第
5図は階層データファイルから主メモリへのデータのロ
ード処理のフローチャート、第6図(a)〜(C)はロ
ード処理時の主メモリ上のデータの推移状態を示す図、 第7図(a)〜(c)は故障原因をノードとする木構造
の例を示す図、 第8図(a) 〜(h)は第7図(a) 〜(c)の木
構造を定義するためのデータ内容を示す図である。 図において、 1.2はフレームシステム、 FDはフレーム、 FDNは分類ノードフレーム(フレーム)Sはスロット
、 DFは階層データファイル、 ■Fはインデックスファイル、 MMは主メモリである。 階層データファイルの構造を示す図 第3図 インデックスファイルの内容を示す図 第4図 階層データファイルから主メモリへの データのロード処理のフローチャート 第5図 (a) (b) (C) 第 6 図 故障原因をノードとする木構造の例を示す図第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)階層化されたスロット(S)を有するフレーム(
    FD)によって構築されたフレームシステム(1)(2
    )の階層化データの格納装置であって、 前記フレーム(FD)のデータを各階層毎 にブロック化して格納する階層データファイル(DF)
    と、 前記階層データファイル(DF)内に格納 されたデータを各階層によって検索するためのインデッ
    クスファイル(IF)と を有してなることを特徴とする階層化デー タの格納装置。
  2. (2)階層化されたスロット(S)を有するフレーム(
    FD)によって構築されたフレームシステム(1)(2
    )の階層化データの読み出し方式であって、 前記フレーム(FD)のデータを各階層毎 にブロック化して格納する階層データファイル(DF)
    と、 前記階層データファイル(DF)内に格納 されたデータを各階層によって検索するためのインデッ
    クスファイル(IF)と を設け、 指定された階層のデータを、前記インデッ クスファイル(IF)を参照して前記階層データファイ
    ル(DF)から読み出し、 読み出したデータを主メモリ(MM)に展 開するとともに、 読み出したデータの中の同一フレーム(F D)内の同一属性のデータについては、その中の最も下
    位レベルの階層のデータのみを前記主メモリ(MM)に
    展開する ことを特徴とする階層化データの読み出し 方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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