JPH0358071A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、記録媒体上に現像剤を静電的に付着させて画
像を形成する画像形成装置に関するものである． く従来の技術〉 今日、画像情報に応じて画像形成する装置が種々開発さ
れているが、その中で微粉末現像剤である導電性磁性ト
ナーを用い、該トナーを静電的に記録媒体に付着させて
画像を形成する画像形成装置がある。

例えば、特公昭５１−４６７０７号公報等に示す方法が
提案されている。即ち、第６図に於いて、非磁性円筒５
０の外周に沿って導電性磁性トナー５ｌを上記非磁性円
筒５０と同軸に設けられた回転磁石５２の磁界によって
搬送する。その際、上記非磁性円筒５０の外周面に軸方
向に沿って密に配列された記録電極５３に記録制御部に
よって、画像情報に応じた電圧を印加する。この時上記
非磁性円筒５０に近接して設けられた内側より導電層５
４ｂ１絶縁層５４ａを積層してなる記録媒体５４の上記
導電層５４ｂとの間に上記電圧を印加することによって
、絶縁層５４ａにトナー５１を付着させて画像を形成す
るものである。

また、上記画像形威方法を適用した画像形威装置として
、第７図に示す如く、マグネットローラ５５の回転によ
り記録電極５６上にトナー５７を搬送し、該記録電極５
６と対向した位置に搬送された記録媒体５４には記録電
極５６からの信号によってトナー５７が付着したりしな
かったりして画像を形威する。

例えば、記録制御部５８からの信号電圧が＋４０Ｖが印
加された場合には、トナー５７が記録媒体５４に付着し
、Ｏｖの時には付着しないという動作を繰り返すことに
より画像形威を行う． 上記記録媒体５４に付着したトナー５７は画像表示部５
９に於いて画像が表示された後、クリーニング部材６０
により剥ぎ取られて前記マグネットローラ５５上に落下
して再度搬送され次の記録に備える。

また、上記クリーニング部材６０には記録媒体５４上の
電荷と逆極性のバイアス電圧を除電電源６ｌより印加し
て前記記録媒体５４の帯電履歴を消去する如く構成され
ている。

更に、装置内の背板６２には装置内の温度，湿度を検知
するためのセンサー６３が取り付けられている。

く発明が解決しようとしている課題〉 上記従来技術に於いては第７図に示す如く、記録媒体５
４上には未定着状態のトナー５７が付着して画像を形威
しており、該トナー５７は静電気力及び分子間の引力等
により記録媒体５４に付着しているため簡単に剥がれ落
ちることは無い。

しかし、記録媒体５４を搬送する際に発生するわずかな
空気流により付着していたｌ−ナー５７が微量ではある
が記録媒体５４より離れて装置内に飛敗する場合がある
。特に画像を表示したまま長時間放置した場合には、ト
ナー５７の静電気力が弱まり飛散するおそれがある。

また、上記飛散したトナー５７がセンサー６３及びその
回路基板に付着した場合には、湿度センサー等の高抵抗
の検出値を検知するようなセンサーを用いた場合には誤
検知するおそれがあった。

更に、上記センサー６３及びその回路基板の周囲を密閉
した場合には、トナー５７の付着を防止できるが装置内
の温度．湿度が正確に検知出来ないおそれがあった。

本発明は上記従来技術の課題を解決し、装置内に飛散し
たトナーを回収しかつ、装置内の温度，湿度を正確に検
知するための検知手段を有する画像形成装置を提供する
ものである． く課題を解決するための手段〉 上記従来技術の課題を解決し、以下に述べる実施例に適
用される手段は、画像情報に応じて現像剤に電圧を印加
するための記録電極と、前記記録電極と記録媒体との間
に現像剤を供給するための現像剤供給手段と、前記現像
剤を付着させて画像を形成するための記録媒体と、前記
記録媒体を掛け渡して搬送するための搬送手段と、装置
内の温度，湿度を検知するための検知手段と、前記検知
手段を被覆するための開口部を有する被覆部材と、前記
開口部より被覆部材内に流入する現像剤を回収するため
の回収部材とを有するものである．く作用〉 上記手段によれば、装置内の温度，湿度を検知するため
の検知手段を被覆するための開口部を有する被覆部材を
設けたので、上記検知手段を密閉することがなく被覆す
ることが出来、空気流の流れを確保することが出来るの
で装置内の温度．湿度を正確に検知することが出来る。

また、前記被覆部材の開口部より被覆部材内に流入する
現像剤を回収するための回収部材を設けたので、前記開
口部より侵入した空気流中に含まれる飛散トナーを吸引
して回収することが出来る。

〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明を適用した画像形威装置の
一実施例について説明する。

第１図は画像形成装置の概略構戒を示す断面説明図、第
２図は上記装置に適用された記録媒体の拡大断面図、第
３図及び第４図は上記装置内の温度，湿度を検知するた
めの検知手段の説明図である。

第１図に於いて１は画像情報に応じて現像剤に雷圧を印
加するための記録電極であって、該記録電極ｌは導電性
磁性現像剤（以下『トナー１と言う）２を供給するため
の現像剤供給手段である非磁性円筒３の外周面に軸方向
に沿って密に取り付けられている。

上記非磁性円筒３には同軸に回転磁石４が取り付けてお
り、該回転磁石４の磁界により前記トナー２を非磁性円
筒３の外周面に沿って搬送するものである。

上記記録電極ｌには前記トナー２を付着して画像を形成
するための記録媒体である無端ベルト状の記録シ一ト５
の一部が近接する如く配設されている。上記記録シ一ト
５はその搬送手段である上下に対をなして離設された駆
動ローラ６とテンションローラ７との間に掛け渡されて
いる。前記駆動ローラ６は図示せざる駆動モータにより
駆動回転して記録シ一ト５を搬送するものである。

前記記録電極１には画像情報に応じた電圧を印加するた
めの記録制御部８が連結されている。上記記録制御部８
は、画像情報に応じた電圧を後述の記録シ一ト５の導電
層に印Ｊｊｏ　Ｌて絶縁層上にトナー２を付着させて画
像を形威するものである。

上述の如く、記録シ一ト５上に形成された画像は、駆動
ローラ６の回転によって記録シート５が矢印八方向に庸
送されて画像表示部９を通過する時に外部に表示される
。そして、画像表示部９を通過した記録シ一ト５は装置
本体の背仮１０に取り付けられた取付部材１１を介して
固設されたクリーニング部材１２により付着したトナー
２が剥ぎ取られ、該トナー２は前記非磁性円筒３上に落
下して再度搬送され次の記録に備える。

上記クリーニング部材１２はクリーニング部材本体１２
ａと、軟質で導電性の刷毛１２ｂとから構戊され、上記
刷毛１２ｂが適当な角度及び距離をもって、記録シ一ト
５を摺擦することにより付着したトナー２を除去する。

上記クリーニング部材本体１２ａは除電用電源ｌ３に接
続されており、該電源１３により記録シート５上の電荷
と逆極性のバイアス電圧を印加することにより記録シ一
ト５の帯電履歴を除去するものである。

上記クリーニング部材１２としてはカーボン繊維，複合
化により導電性を有する軟質性プラスチック（ポリエチ
レン．ボリプロビレン），ウレタンゴム，シリコン等の
材料が用いられる。

また前記記録シ一ト５を介して対向するクリーニング部
材１２と対向する位置には、記録シ一ト５を支持するた
めの非磁性部材１４及び磁石ｌ５が配設されている。

更に、前記装置内の背板１０には装置内の温度．湿度を
検知するための検知手段であるセンサー１６等が固設さ
れている。

次に、上述の如《構威された画像形成装置に適用される
記録シ一ト５の構造について第２図を参照して説明する
。

記録シ一ト５は、ブチラール樹脂，フェノール樹脂．或
いはウレタン樹脂等を主成分とする透明の材料からなる
表面層５ａ、有色の無機物質と粘着剤（アクリル系樹脂
，プラスチック系樹脂）とからなる有色Ｊｉｉ５ｂ、導
電性を持たせるためのアル藁ニウム又はＩＴ○（インジ
ウムとスズの酸化物）を蒸着した導電層５ｃ，及びポリ
エチレンテレフタレート，ポリエチレン．ボリプロビレ
ン等のプラスチック性樹脂からなる基材５ｄが重合して
構威されている。

上記表面層５ａ及び有色層５ｂは電気的に絶縁されてお
り、有色層５ｂとしては画面の５−ス色として白色を出
すために酸化チタン（Ｔｉｌｔ）酸化アルξニウム（Ａ
１ｔＯｓ）等の無機物質を用いた。

次に、上述の如く構成された画像形成装置に設けられた
装置内の温度，湿度を検知するための検知手段について
第３図を参照して説明する。

上記検知手段はセンサー１６及びその周辺の回路からな
り背板１０に固設されている。

上記センサー１６は左右に開口部Ｂを有する筐体状の被
覆部材１７により覆われている。また、上記左右の開口
部Ｂの内壁には夫々坂状の磁石１日が取り付けられてい
る。

上記樽或によれば、センサー１６等は開口部Ｂを設けた
被覆部材ｌ７により覆われることで、密閉されることな
く十分な空気の流れを確保して装置内の温度．湿度を良
好に検知することが出来る。

また、上記開口部Ｂに夫々磁石ｌ８を配置したことによ
り、空気流中に含まれる飛散トナーを磁力により吸引し
て回収することが出来る。

従って、センサー１６及びその周辺の回路をトナーによ
り汚すおそれがなく、装置内の温度，湿度を正確に検知
することが出来る。

尚、上記磁石１８は被覆部材ｌ７の内壁に取り付けたが
、第４図に示す如く装置内の背板１０に固設しても良い
。

〈他の実施例〉 次に上記実施例に適用された装置内の温度，湿度を検知
する検知手段の他の実施例について第５図を参照して説
明する， 第５図に於いて、センサー１６を覆う筐体状の被覆部材
１７の両側面１７ａを斜めに折り曲げて開口部Ｂを夫々
形威し、該側面１７ａの内側に磁石ｌ８が夫々貼着され
ている。

上記構威によれば、開口部Ｂを大きくすることが出来る
ので空気流の流れを十分に確保することが出来る。また
、磁石１日は側面１７ａと共に外部に露呈しているので
、空気流中のトナーの回収効率を向上させることが出来
る。

く発明の効果〉 本発明は前述の如く、装置内の温度，湿度を検知するた
めの検知手段を被覆するための開口部を有する被覆部材
を設けたので、上記検知手段を密閉することがなく被覆
することが出来、空気流の流れを確保することが出来る
ので装置内の温度，湿度を正確に検知することが出来る
。

また、前記被覆部材の開口部より被覆部材内に流入する
現像剤を回収するための回収部材を設けたので、前記開
口部より侵入した空気流中に含まれる飛散トナーを吸引
して回収することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は画像形成装置の概略構或を示す断面説明図、第
２図は上記装置に適用された記録媒体の拡大断面図、第
３図及び第４図は上記装置内の温度，湿度を検知するた
めの検知手段の説明図、第５図は他例の説明図、第６図
及び第７図は従来例の説明図である。 １は記録電極、２はトナー、３は非磁性円筒、４は回転
磁石、５，ｌ８は記録シート、５ａは表面層、５ｂは有
色層、５Ｃは導？５Ｎ、５ｄは基材、６は駆動ローラ、
７はテンシッンローラ、８は記録制御部、９は画像表示
部、ｌＯは背板、１１は取付部材、１２はクリーニング
部材、Ｌ２ａはクリーニング部材本体、１２ｂは刷毛、
１３は除電用電源、１４は非磁性部材、１５．　ｉｓは
磁石、ｌ６はセンサー、１７は被覆部材である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画像情報に応じて現像剤に電圧を印加するための記録電
   極と、 前記記録電極と記録媒体との間に現像剤を供給するため
   の現像剤供給手段と、 前記現像剤を付着させて画像を形成するための記録媒体
   と、 前記記録媒体を掛け渡して搬送するための搬送手段と、 装置内の温度、湿度を検知するための検知手段と、 前記検知手段を被覆するための開口部を有する被覆部材
   と、 前記開口部より被覆部材内に流入する現像剤を回収する
   ための回収部材と、 を有する画像形成装置。