JPH0357448A - 移植可能な括約筋装置 - Google Patents

移植可能な括約筋装置

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JPH0357448A
JPH0357448A JP2193797A JP19379790A JPH0357448A JP H0357448 A JPH0357448 A JP H0357448A JP 2193797 A JP2193797 A JP 2193797A JP 19379790 A JP19379790 A JP 19379790A JP H0357448 A JPH0357448 A JP H0357448A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般に失禁を取扱うための方法及び装置に関し
より詳細には人体の排出通路の制御のための改良された
移植可能な人工括約筋に関する。
従来の技術 これまで知られている失禁を取扱うための人工括約筋装
置は、しばしば末端に位置づけられた通常バルーン即ち
球形状の流体リザーバを使用している。このリザーバは
1つ又はそれ以上のポンプと関連して、閉鎖されるべき
人体の通路周聞に配置された膨脹可能なカフ(cuff
)の内方又は外方へ流体を移送する作用をしている。こ
のカフが膨脹すると人体の通路が閉鎖され、収縮すると
通路が開き排泄作用が行なわれる。またこれらの基本的
要素即ちカフ、ポンプ手段、リザーバ等は流体移送通路
で接続されているのが一般的である。通常一つの流体移
送通路はカフをポンプへ接続し、第2の移送管がポンプ
をリザーバに接続している。
バルーンタイプのリザーバの位置は公知の人工括約筋装
置においては特に重要なものである。なぜならこの柿の
リザーバはこの装置の他の要素に比較してかなり大きい
からである。この大きい寸法のためリザーバは通常その
ような装置の移植のための空所を有する人体の部所へ位
置づけられている。最も多くは腹の中である。しかし腹
部に球状又はバルーン状のリザーバを移植することは特
に年輩者を衰弱させるような複雑な外科手術を必要とし
ている。さらに腹部の手術はまた、手術後の感染の危険
が高く、人体が受ける外傷によりかなり長い術後の治療
期間を必要とする。このことから腹部の手術をやめ、ひ
いては人工括約筋の植込手術に伴なう複雑さを減ずるこ
とが非常に望まれているのである。
発明が解決しようとする課題 公知の人工括約筋装置においては例えば、突然のせき又
は笑い又はその他の強制的はとばしりの結果として又は
重い物を急に持上げるような単純な作用によ′って生じ
る強烈な短時間(例えば5分以下)の圧迫を生じる圧力
スパイクが不本意にも閉塞カフの収縮をもたらすような
ことが発生することがあった。このためこの圧力スパイ
クが上述括約筋の自発的作動に必要な初期圧力をはるか
に越える圧ノノを生じることがある。その結果、このス
パイクは膀胱への瞬間的な圧力増加をもたらして膀胱か
ら下流に高圧流体の波動を生じ(特にもし膀胱がこれを
始めるのに十分な程にかなり満たされている場合にはそ
うである)、次いで(少なくとも部分的に)カフを強制
的に収縮させて尿道(又はその他の排泄通路を開き排泄
を生じさせる。
このような失禁の現われは特に人工括約筋装代が植込ま
れている場合にはその人を一層苦しませかつまたまごつ
かせることとなっている。また、この問題を防止し、か
かる状態下でもカフを開いたまま保持して尿道をふさぐ
ような人工括約筋が非常に望まれていることは明白であ
る。
課題を解決するための手段 本発叩は人体の通路を正逆双方にふさぐ植込可能な人工
括約筋装置に関し、この装置は、閉塞手段と、ポンプ手
段と、流体圧力下で体積を増大できるこの装置の制御装
置へ取付けられた新規な流体コンデンサ即ち流体収容体
と、を含む。この流体コンデンサは、閉塞手段が短時間
の著しい圧力増加の間中実質的に膨脹を維持するがしか
し人体通路の伸長した中程度の圧力増加の到来により少
なくとも部分的に収縮するように該閉塞手段と接続して
いる。望ましい実施例では、他の流体含有要素は必要で
ないが、もし必要なら後述のような体積補正器をこの装
置内に含ませることができる。
この発明の植込可能な括約筋装置は好ましくは小型の最
少量の要素を含む簡単な括約筋装置を形或している。後
述のように好ましい形態においては該装説は、術後の外
科的外傷及び感受性に伴なういくつかの問題を防止する
ためにこの装碇の非活性化のための機構を有している。
さらにこの装置はまた失禁者によって容易に使用されう
るような非常に簡単な方式を有している。その上、この
装置は、膀胱への長時間にわたる中程度(例えば60〜
70cm水柱)の圧力上昇の粘果として実質的に尿の逆
流又は膀胱の膨脹を禁止しかつストレス又は他の感情的
不安により発生する短かいが大きいスパイク的な圧力に
よる不意の失禁を実質的に禁止するような方式を採用し
ている。男性患者では、オプションとしての容積補償器
を含む全ての要素が陰のう内又はその周囲に移植される
。人体の通路の周辺を取凹んでいるカフのみが末端に取
付けられる。このため腹部へ移植される要素は何一つな
い。
作   用 本発明は人体の通路.を可逆的に閉塞する植込可能な人
工括約筋装置に関する。この装置は閉塞手段と、ポンプ
手段と、装置の制御組立体に配置された流体圧力下で体
積を増大する特異な特徴をもつ流体補正器と、を含んで
いる。この流体補正器は閉塞手段に対し、該閉塞手段が
短かいが著しい圧力増加の間中実質的に膨脹を維持する
か、1,かし少なくとも人体通路の長い中程度の圧力増
加により部分的に収縮するように接続されている。奸ま
しい実施ク11ては、他の流体含有要素は必要ないが、
もし必要なら容積補正器も本件装置内に含めることがで
きる。磁石タイプの弁も本件装置の起動解放のために使
用できよう。
実施例 図面をより詳細に検討すると、第1図には本発明の望ま
しい実施例による移植可能な人工括約筋装置10が示し
てある。この括約筋装置10は、通常は外部起動形球状
タイプ(以下“ポンプ球“という)から成るような適当
な形式のポンプ12と、制御装置i4と、人体の通路1
8を取囲んでいるカフ(cuff)1Bと、を有してい
る。カフl6は一般に非弾性のパッキング20と、膨脹
可能な内方クッション部22と、を有している。このカ
フ16は通路(例えばルーメン即ち管)24によってポ
ンプ球12へ流体連結している。カフ16の下流には解
放弁26が示してある。第7〜9図に示すようにこの弁
26は外部手段によって望ましくは磁力によって起動又
は解放する特性を有している。
さらに制御装置14の下流には、チェック弁28が設け
てある。このチェック弁28はポンプ球12からカフ{
6への流体流を阻止している。また制御装置14には通
路30及び通路32があり、通路30は囚示のように通
路24から分岐しかつ流体抵抗要素36を含んであり、
通路32はチェック弁34を介してポンプ球12と流体
連通している。両通路30. 32は流体収容体即ちコ
ンデンサ38に連通している。この収容体38は制御装
置14の面に図示のように配置されている。さらにこの
装置へ流体を導入し又は除去するために隔壁40が使用
されることができる。さらにこの隔壁は必要に応じ当該
装置の圧力を制御するのに使用される。
この全括約筋装置は、人体内に植込まれるのでその全表
面は生理学的に不活性で人体に適合可能な物質で形成さ
れる。かかる物質としてはシリコンゴムがあるが、人体
に植込まれる大王の装置に有用な公知のいずれかの物質
も使用可能である。
この装置の他の部分と同様に、流体収容体38も生理学
的に不活性な物質で作られるべきであるが、この収容体
38は内方に指向した所定の強度の流体圧力のため膨脹
による流体圧力が作用したときに体積増加が可能である
べきである。このためこの収容体38は望ましくは予か
じめセットした状態により膨脹するような管状部材をな
す。この膨脹性は厚み又は材質又は双方の函数である。
しかしてもし膨脹の度合が厚みの函数であるなら例えば
制御装置の他の部分と同様に同一材料で構成されうる。
またこれは適切な弾性を有する別の生理学的に不活性な
物質でも作られうる。上述のように膨脹の度合は装置内
に予かじめセット即ちプログラムされうる。
流体収容体は望ましくは制御装置14の表示断面周囲に
配置されている。第2図に第1図の断面部2−2を断面
図によってより詳細に示す。しかしこの収容体は制御装
置の側面に切断部分として配置されることもできる。し
かしその場合、単独の収容体のため両部分間に流体連結
がなければならない。
流体抵抗要素36は流体収容体38へ及びそこから通路
30を介して流れる流体に所定の抵抗力を提供している
。この要素はいくつかのタイプが知られているが通常で
は流体流に制限通路を画定するための複数の軸線方向に
整合した穴付板により形成されるようなラビリンスタイ
プの流体通路を形成するようなものである。
弁28. 34は公知のものである。弁28は一般には
カフからポンプ球までの流体流を可能とするような一方
向球座弁である。弁34は一般にはポンプ球12から流
体収容体内への流体流を可能とするバネ付勢された球座
弁である。
本発明の括約筋装置において、流体圧力は予かじめ決定
されかつ装置全体で一定となっている。
通常の作動を開始する場合即ちカフL6を収縮させて人
体通路(以下便利のために尿道という)から排泄物を出
す場合には、ポンプ球I2は最初に圧搾される。これに
より流体が高圧となり弁34に至る。
この流体の圧力により該弁34が常閉位置から動きばね
34Aの反力が打負かされる。開放した弁34を通って
流体が細い通路32を通り流体収容体38内へ入りこれ
を膨脹させる。またポンプ球からの流体のうねりは弁2
8を押上げこれを閉鎖位置即ち座部へ対し押付ける。こ
のため流体は通路24を介してカフ16まで上昇するこ
とはない。
ポンプ球を解放すると、非圧縮形状に戻るポンプ球によ
りもたらされる圧力差がカフ16からの流体を吸込む。
次いで通路24内の流体の下流圧力が拡大したポンプ球
12内の圧力より大きくなって弁28が開く。そこで流
体が弁28(及びもしあるなら解放弁26)を介してポ
ンプ球12内へ流入する。
同時に弁34は閉鎖位置へ戻る。なぜなら膨脹したダイ
ヤフラム38の圧力が排出ポンプ12の圧力より大とな
りかつ玉弁34が座に押圧されるからである。また該収
容体38によって及ぼされる圧力は抵抗要素36によっ
て時間遅れがもたらされる通路30を介して流体を強制
し、通路24を通る流体の流量が通路30を通る流量よ
り大きくなる。ポンプ球の連続した圧縮及び解放は、カ
フ16 (又はそのいずれかの部分)からの全ての流体
をダイヤフラム38と制御装置l4の壁との間の第3及
び4図に示すような空間38A内へ移動させる。
尿道上の閉塞圧力を解放するべく十分な量がカフt6か
ら除去されるとき患者は排尿することができる。尿道は
カフエ6が再び充満するまで開放のまま維持する。これ
は次のようにして起る。即ち空間38A内の圧力がポン
プ球12及びカフェ6内の圧力より大きくなるとき流体
は流体抵抗要素36を介して通路24内及びカフ内へ強
制される。もしポンプ球12がその最終圧搾状態からつ
ぶされると、流体はさらに通路24を介して下流へ流れ
かつ弁28を介してポンプ球12内へ流れるだろう。流
体は、(一般に非膨脹形態まで縮むような)空間38A
から、カフl6及びポンプ球12内へ対し、双方が充填
され、この装置の圧力が均等化するまで流れ続けるであ
ろう。充填されたカフが膨脹状態まで戻ると尿道は再度
さえぎられる。
第3及び4図において、流体収容体38は完全に膨脹し
、空間38Aが図示のように拡がり、カフl6々《収縮
して尿道が拡がっている状態にて示してある。こうして
例えば腹部内に球状リザーバ又は他の末端に位置づけら
れる要素を必要とすることなく、通常の排泄作用が僅か
な単純な小型の要素によって実行される。こうして本発
明の装置は寸法、複雑性及び多数の要素のための重大な
手術の必要性を減じる単純で非常に有利な効果を有して
いる。
しかしこの発明からはさらに別の利点も得られる。即ち
失禁者の膀胱が腹部の長期間の圧力増加によって又は同
時に生じる膀胱の過剰充満又は不意の膀胱収縮によって
生じる中程度の強度の圧力(例えば60〜70cm水柱
)を長時間受けるとき、多少の尿の漏れを生じるであろ
うときにもたらされうる。しかしながらこの人工の括約
筋装置によってこの漏れはおさえられるのである。なぜ
ならカフがかかる刺激のしゅうらいによる収縮するため
の信号を受入れないからである。こうして尿道は閉鎖し
たままになっているであろう。この結果として尿の逆流
及び/又は閉鎖した尿道へ対する血液の流出及び血液供
給の制限がもたらされる。一方、本発明の括約筋装置は
カフが少なくとも部分的に収縮することができかつその
後、長い時間の中程度の強烈な圧力により尿道が開き(
少量の尿の流れをもたらすことを)うるようになってい
る。
このことは次のようにして起る。かかる刺激がくると装
置内の流体が通路24. 30内を流下しはじめる。大
きい通路30内ではこの流れは抵抗要素36によって妨
げられ長時間の圧力のうねりのために均一化し流体はこ
の要素を介する通路を流体コンデンサ内にみつける。圧
力が所定値に達すると、この流体コンデンサはその後膨
脹する。これは第1図に示すように通路30が部分30
Aで示すセグメントを有しており、このセグメントが流
体コンデンサ即ち流体収容体38に隣接しかつ実質的に
該収容体38の膨潤可能膜と同延をなしているからであ
る。この結果、均一的な中程度の(しかし長時間にわた
る)圧力は十分に該流体収容体を膨脹させるのである。
なぜなら、その効果は(部分30Aからの)膜の全面の
大部分に及ぼされるからである。こうして少なくとも部
分的にカフが収縮して尿道が開き所望量の少量の尿が漏
れるのである。
長時間の中程度の圧力によりもたらされる尿道内の圧力
が低下すると、コンデンサ即ち収容体38からの流体が
前述のようにカフまで戻されこのカフが再度膨脹させら
れるのであろう。
しかし本発明の括約筋装置はさらに失禁者が急激なせき
、笑い又は前述のように重い物を持−ヒげた際に腹部へ
急激な圧力増加を発生するような強い項時間の圧力スパ
イクを受けたときに起きた望ましくない不意の尿の漏れ
を禁止する作用もする。
これまでの人工括約筋装置ではこのような短かい烈しい
圧力はカフの不意の部分的空気抜きを起こし尿道が開き
尿が人体の外へ流れ出ることがあった。しかし本発明で
は次のようにして腹部及び/又は膀胱内の圧力が所定の
安全レベルに至るまでこのような抜きを禁止する。即ち
圧力スパイクが発生すると、カフヘ及ぼされる短かいポ
ンプ作用が生じる。この流体流下流はチェック弁28を
介してポンプ球12内へさらに拡大通路30内へ流れる
この通路30内においては抵抗要素36が流体を保持す
る。スパイクが短かい時間なので脈動流体はその勢いを
失ないコンデンサ即ち収容体38を膨脹させるのに十分
な圧力は該収容体に至らない。しかしチェックブT−2
8を介してポンプ12へ入り、チェック弁34を押上げ
る流体流は狭い通路32へ入る。この通路32は大変狭
いため流体収容体38は膨脹しない。このためこのスパ
イク圧力は(もし所定値より小さいなら)狭い通路32
を介して該収容体38を膨脹させるのに十分な力を(短
かい時間に)及ぼすことはない。大体これはドアを一本
の指で開こうとするのに類似する程度のことである。
しかして本発明の括約筋装置は、人体が所定の中程度の
大きさの圧力を所定の長時間受けた場合に、通路32.
 30の開口及び制御装置14を介する弁の流体収容体
特性及び相対関係により尿道を開く作用をする。しかし
人体が所定限界までの大きく短かい圧力スパイクを受け
た場合にはこの括約筋装置は尿道を閉じたまま保持し続
けるであろう。
この所定限界は非常に高圧のスパイク即ち約200cm
水柱又はそれ以上とするのが望ましく、尿道を開放させ
ることには慎重であろう。本発明を使用する場合、狭い
通路32は原則的に圧力にのみ従動ずるが、通路30は
圧力・時間に従動ずることがわかるであろう。
前述のように、主通路24においては、尿素(又は他の
人体の通路)が機能上の傷害により閉塞圧力に対し非常
に敏感となっている手術後の期間などに特に必要と思わ
れる場合にこの装置の作動解放をもたらすように解放弁
26が選択的に配置されうる。この期間には尿道を圧縮
又は閉塞しないようにカフが圧力を減じたままになって
いることが望ましいであろう。また患者が意識不明のと
きまたはある理由によってその患者が自発的にはポンプ
球を操作できず正常な排泄作用を実施できないとき、さ
らには患者がカテーテルを使用している場合などにもこ
の装置を停止するような手段を持つことが望ましい。か
かる場合にこの解放弁26は実質的価値を有している。
患者が外方から操作できる適当な形式の弁を使用できる
のであるが、本発四においては、後述のような磁気弁が
特に効果的であることがわかっている。このブPは第7
及び8図に示してある。ここで第7図は該弁の閉鎖位置
を示す。該弁の上端には通路24が示してありこの通路
には、第1図に示すようにカフ16へまたはカフl6か
ら流れる流体が通っている。弁ハウジング内においてキ
ャップ48が弁座50を取囲みかっ該弁座と接触してい
る。ポペット52はシールリング54を介して弁座50
へ衝接している。この閉鎖位置では流体は上流へ流動す
ることができず、よって本発明の括約筋装置はもし流体
がカフから流体収容体内へ排出される場合に解放される
。図示のように弁の他の部分は弁の内部要素を包囲して
いる。
しかしてハウジング56は、ばね58、磁気ロツド(m
agnct1c still rod) 60、内部磁
石62、磁石保持体及びロツド案内部材64、弁キャッ
プ66、等が弁の要素を構成している。概略的に示した
ものは外部磁石68である。
この閉鎖位置では、内部磁石62の永久的に整合した北
■の磁極は図示した外部磁石の南北の磁極と反対に位置
してある。第8図に示す開放位置は起動モードであり、
固定された内部磁石は、磁気ロッドを引き寄せ、圧縮ば
ね58が下方へ圧縮して通路7oを開き流体が流れるよ
うになっている。流れを示す矢印は上向きに示してある
が、流体流は同様に下向きにも起こる。第8図では外部
磁石は第7図の状態と異なり、磁極は内部磁石62の磁
極と一致している。
作動に際しては、弁26を解放するために内部磁石62
よりも強い磁力を有する外部磁石68が弁26に近接し
た患者の皮膚付近に配置される。外部磁石の磁極が内部
磁石の磁極と反対の時には、内部磁石の磁力界は小さく
、ばね58のばね力を妨げる程の十分な力はない。こう
して磁気棒が内部磁石から引きはなされ、ポペットが上
方に移動してシールリング54と衝接し、該弁を閉じ、
当該装置内に流体が流れるのを阻止している。こうして
この括約筋装置は起動しない。
外部磁石の磁極が内部磁石62の磁極と同様に置かれる
と、内部磁石の磁力が強化され、ばね58の力より大き
くなる。こうして磁気棒が内部磁石に強力に引かれ、ポ
ペット52がシールリング54からはなされ、このため
通路70が開く。これによりこの装置が起動する。弁は
内部磁石と磁気棒との間に間隔を発生させることなく上
記開位置を保持する。これは内部磁石の吸引力が圧縮し
たばねにより生じる分離力より大きいからである。この
状態は非作動が必要となるまで続く。
内部磁石及び外部磁石は弁を作動及び非作動状態にする
ための十分な強さを有しておらねばならず、かつ作動及
び非作動のための有効な距離を決定するように経験によ
って設定される。特に34〜40M G Oの範囲のエ
ネルギ量を有するネオジミウム製磁石が適することがわ
かっている。
第9図に示すように、ポペット52は上面からみて複数
の長手方向溝72を有し、これらの満は、磁気弁が開位
尻にある間に、そこを介して十分な流体の流動を可能と
している。また、この弁の形態は外部磁石が磁気棒ボペ
ット組立体をそらせかつ多分詰りを発生させるであろう
ような磁気力によってもたらされる傾向を打破すること
がわかるであろう。第1及び6図では磁気弁26が解放
し、作動位置を有しており第3図は閉鎖し非作動位置を
有してる。
本発明では、第1図に示すような流体を括約筋装置内へ
吸込み又はそこから導入するような手段としての隔壁4
0を使用することが望ましい。これによりこの装置の圧
力が外科医又はその他の責任ある者によって測定されモ
ニターされかつ所望により調整されることができる。第
10図は皮下注財針74を受入れる作用をする標準的隔
壁を示している。図示のように、この隔壁40はキャッ
プ78と小さい隔壁80とを有している。このキャップ
78は剛性をなしかつ前記針がポンプ球12の内方へ入
り込むのを防止しており、また前記小さい隔壁8oは剛
性の隔壁キャップ78によって密に包囲されている。
この小さい隔壁の基部には空間82があり、この空間8
2は、ポンプ球12と流体連通している空所孔84を有
している。この隔壁40はシリコンゴムなどの自己シー
ル性材料で作られており、該材料は針74が引抜かれた
ときにその針が形成した孔を再封止する機能をしている
。剛性の隔壁キャップ78は隔壁の部分86を高圧保持
しこうして自己封止が発生するようになっている。外方
の案内リング88が隔壁の底部に配置されており、針が
該隔壁の適当な場所に差込まれるようになっている。
皮下注射針74は外側圧力調整源78に流体連通してお
り、この調整源76は第10図に示すように、ハウジン
グ90と、一定の所定圧力下に流体を維持している内方
流体包含圧力調整球92と、を有している。針74は流
体を送出することかできる側方孔94を有している。針
74を隔壁へ差込んだときこの側方孔94は空間(即ち
側方通路)82と整合する。こうして流体は針74の側
方孔94から流体調整源76の弁96を開放することに
よって空間82内へ又はそこから流出流入する。次いで
この流体は満98を介して球92へ入り又はそこから出
ていく。流体がこの本件装置内へ入るか又は本件装置か
ら出るかは、本件装置の圧力が球92の圧力より小さい
(この場合には流体は導入される)か、球92の圧力よ
り大きい(この場合には流体は本件装置から流出する)
かによる。
前述のように、この装置10は体積及び装置の複雅さに
よって訣定される所定の圧力を有している。
カフの容積のみが変化する。このカフの容積変化はほと
んどが患者によって異なる尿道の大きさによって決定さ
れ、またこのカフの容積変化は萎縮した又は手術などの
ような他の原因によって尿道による患者の寿命に影響を
与えることがある。カフの容積又は体積の変化は装置全
体の圧力変化をもたらす。このため尿道の大きさ及びカ
フの体積によって本件装置の容積を調整可能にすること
が望ましい。こうしてこの装置の圧力と体積とは相互に
依存している。隔壁40によって医師は括約筋機能を有
するのに必要な圧力を確立できかつまた該括約筋装置が
移植された後の当該装置の圧力をモニターできる。
第5図は本発明の括約筋装置を男性に植込んだ周囲の配
置状況を示し、陰のう内に移植したポンプ球12と制御
装置l4と、該陰のうの上方の解放弁即ち非作動弁26
と、を示している。カフ16は尿道18を閉塞するため
該尿道の周囲を取囲み、通路24を介して陰のうに植込
んだ要素と流体連通している。
第6図は本発明の別の実施例を示す。この実施例は手術
後尿道が特に萎縮している場合に有用である。ここでは
より多くの流体が閉塞をもたらすことを要求されている
。この実施例が第1図の実施例と異なる点は、容積補正
器100を有していることである。この補正器100は
、剛性のシェル102と、補正器球104と、該球用の
可撓性の外方シエル106と、を有している。補正器球
104は通路108を介して流体収容体38と流体連通
している。
この外方シエル106は孔110を介して剛性シエル1
02とのみ流体連通している。この容積補正器100は
上述括約筋装置の球リザーバには類似していない。なぜ
ならこの括約筋装置は陰のう(又はこれに類似する部所
)に移植され、リザーバの大部分のように腹の中ではな
く、またこの補正器球104の体積は剛性の外方シェル
102によって制限される。球104が及ぼすことがで
きる圧力は球の体積に比例するが、(僅かな容積変化が
著しい圧力変化をもたらすことができる)容積補正器を
有していない本発明の実施例に比し、(容積補正器を備
えた)この実施例では、装置の圧力は体積変化に対して
敏感ではない。球が剛性シェルの限界まで膨脹した後、
圧力はほとんど体積変化なしで増大する。この括約筋装
置の圧力は前述リザーバに比して補正器によって制御さ
れないが、この装置の圧力は尿道=J゜法及び括約筋装
置内の合計流体体積によって決定される。第6図に示す
体積補正器はまた現在使用している前述人工括約筋装置
のリザーバより大変小さい。このため男性患者の陰のう
内に植込むことができる。バルーン即ち容積補正器10
4内の流体体積は全ての患者に対し同一ではなく、装置
の確定圧力に依存している。一般に本実施例のカフを収
縮するためにはほとんどの流体がカフから流体収容体へ
移される。
第6図に示す実施例の通常の作動方法は基本的には第1
図に示す実施例と同様である。即ちポンブ球12の加圧
はチェック弁34を介して液体を強制する。このため液
体は通路32を介して流体収容体38内へ流れる。次い
でポンプが解放されポンプ球をもとの寸法まで戻すと、
流体はカフ16から通路24、弁28を介してポンプ球
12内に戻される。この流体はカフt6のクッション2
2が収縮するまでポンプ球が起動するかぎり移動し続け
る。
体積補正器の主要な機能は、尿道が萎縮し又は萎縮し続
けている時のように尿道直径が変化するときに括約筋圧
力変化を最小にすることである。
尿道萎縮が発生すると、カフの容積が増大する。
容積補正器がない装置では僅かな容積変化でも大きい圧
力変化をもたらす。種々の理山のために、隔壁を介して
装置内に流体を注入することによって該装置の圧力を調
整することは望ましくない。
もしこの実施例のように装置内に体積補正器があれば、
そのような注入は必要ない。その代りに尿道萎縮のため
にカフ内の圧力が降下した場合にはカフの圧力よりも高
くなる体積補正器の圧力は、流体を装置内に戻しかつカ
フ内へ通路30を上ることにより補正され、カフの適正
な膨脹を維持しかつ尿道の閉塞を継続する。
ここに述べた特定の例以外に種々の変形改良が、本発明
の概念から出ることなく、ここに述べたかつ添付図面に
示した構造及び技術内にて達成されよう。例えば磁気弁
が本発明の装置にて使用できるものとして記載されたか
つ流体括約筋装置も同様に使用できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発門の好ましい実施例による植込可能な括約
筋装置であり、カフ、ポンプ手段、制御組立体、流体補
正器等を一部垂直断面にて示す図である。 第2図は本件装置の周囲に配置された非膨脹形態の流体
収容体を示す当該装置の線2−2に沿ってみた断面図で
ある。 第3図は第1図と同様に本発明の好ましい実施例に基ず
く植込可能な括約筋装置であるが、流体収容体が膨脹し
た形態にて示した図である。 第4図は第2図と同様の断面図であるが流体収容体が膨
脹した形態にて示されている図である。 第5図は男性に植込んだ本発明の植込可能な括約筋装置
の周辺図であり全ての要素が陰のう内に移植されたカフ
を助けているところを示している図である。 第6図は本発明の植込可能な装置の別の実施例の一部垂
直断面であり、カフ、ポンプ、制御組立体、流体収容体
等と流体連通した体積補正器を含んでいる図である。 第7図は外部作動の磁石非作動弁の閉鎖位置を側方断面
図にて示す図である。 第8図は第7図の磁石弁を開放位置にて示す図である。 第9図は第7図及び第8図に示す磁石弁に使用されてい
るポペットの平面図である。 第10図は本発四の植込可能な括約筋装置の隔壁に皮下
注射針を差込んだ状態を示す垂直断面図である。 符号の説川 10:人造括約筋装置  12:ポンプl4:制御装置 18二人体通路 30:通 路 36:流体抵抗要素 40:隔 壁 62:内部磁石 74:皮下注射針 102:シエル l06:可撓性外方シェル カフ又は閉塞手段 解放弁 通路 流体収容体 ハウジング 外部磁石 容積補正器 補正器球 (外4名) ゴ情3ー iー

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人体通路18を可逆的に閉塞する移植可能な括約
    筋装置であって、 人体通路を実質的に取囲む、流体によって膨脹可能な閉
    塞手段16と、 閉塞手段が収縮したとき流体を溜めるための該閉塞手段
    と流体連通しており流体圧力下で膨脹できる流体収容体
    38と、 閉塞手段を収縮させ人体通路を開くため閉塞手段と流体
    連通している該閉塞手段から流体収容体へ流体を移動す
    るポンプ手段12と、 を含み、前記閉塞手段が人体通路内の短かい非常に大き
    い圧力増加の間中所定の限界まで実質的に膨脹した状態
    を維持するが、該閉塞手段が人体通路内の長い中程度の
    圧力増加で少なくとも部分的に収縮するように前記閉塞
    手段と流体収容体とが接続されてる移植可能な括約筋装
    置。
  2. (2)人体通路18を可逆的に閉塞する移植可能な括約
    筋装置であって、 人体通路を実質的に取囲む、流体によって膨脹可能な閉
    塞手段16と、 閉塞手段が収縮したとき流体を溜めるため該閉塞手段と
    流体連通しており流体圧力下で膨脹できる流体収容体3
    8と、 閉塞手段を収縮させ人体通路を開くため閉塞手段と流体
    連通している閉塞手段から流体収容体へ流体を移動する
    ポンプ手段12と、 を含み、前記閉塞手段が人体通路内の短かい非常に大き
    い圧力増加の間中所定の限界まで実質的に膨脹した状態
    を維持するが、該閉塞手段が人体通路内の長い中程度の
    圧力増加で少なくとも部分的に収縮するように前記閉塞
    手段と流体収容体とが接続されており、さらに、 前記体積変化により前記閉塞手段が流体膨脹で人体通路
    を閉塞できるように括約筋装置内の体積変化を補正する
    ように閉塞手段16と収容体38とに流体連結し、該閉
    塞手段内の流体圧力が実質的に前記体積変化の前後で同
    一であるようにしている体積補正手段100と、 から成る移植可能な括約筋装置。
  3. (3)体積補正手段が、剛性包囲体102内に位置づけ
    られた可撓性の内方球104と、該剛性包囲体を取囲み
    かつ該包囲体と流体連通している可撓性の外方シェル1
    06と、を 含む請求項2の括約筋装置。
  4. (4)流体収容体38が流体圧力で膨脹可能な可撓性部
    材を含んでいる請求項1〜3の括約筋装置。
  5. (5)前記装置が前記閉塞手段16から流体収容体まで
    の流体流を制限する流体抵抗要素36を含んでいる請求
    項1〜4の括約筋装置。
  6. (6)流体収容体38が第1流体通路32及び第2流体
    通路30を介して閉塞手段に連結し、第2流体通路が第
    1流体通路から遮断されかつ流体抵抗要素を有している
    請求項5の括約筋装置。
  7. (7)前記可撓性部材を膨脹させるのに必要な流体圧力
    が第2流体通路30を流体連結よりも第1流体通路32
    を介する流体連結において高い請求項4〜6の括約筋装
    置。
  8. (8)ポンプ手段12が括約筋装置内の流体圧力損失な
    しで中空針74によって貫入されるようになっている請
    求項1〜7の括約筋装置。
  9. (9)ポンプ手段が括約筋装置内の流体圧力損失なしで
    中空針74によって貫入されるようになっている隔壁4
    0を含んでいる請求項8の括約筋装置。
  10. (10)第1流体通路が圧力従属関係をなし、第2流体
    通路が圧力・時間従属関係をなしている請求項6の括約
    筋装置。
  11. (11)弁26が閉塞手段と当該装置の他の部分との間
    に位置づけられ、該弁を閉じることによって該閉塞手段
    と該他の部分との間の流体連通を止める請求項1〜10
    の括約筋装置。
  12. (12)弁が固定極配列を有する磁石62を有し、該磁
    石の磁界が外部に配置された磁界源68からの磁石によ
    って指向された第2磁界によって強化され又は弱化され
    るときに弁26を開閉するように作動する請求項11の
    括約筋装置。
  13. (13)外部磁界源68が弁の内方に配置された磁石に
    近接し、閉塞される通路を含む本体の表面の外側に保持
    されるようになっている磁石である請求項12の括約筋
    装置。
  14. (14)男性の場合に流体収容体及びポンプが実質的に
    陰のう内に移植され、人体通路が尿道である請求項1〜
    13の括約筋装置。
  15. (15)人体通路を可逆的に閉塞する移植可能な括約筋
    装置であって、 人体通路18を実質的に取囲む、流体によって膨脹可能
    な流体膨脹可能カフ16と、 該カフの下流にあって該カフと流体連通していて、流体
    圧力下で膨脹できる流体収容体38と、内部で互いに独
    立している第1及び第2の流体通路32、30と、を含
    んでいる制御装置14と、該制御装置を介してカフと流
    体連通しており、第1及び第2の流体通路を介してカフ
    から流体収容体まで流体を移送してカフを収縮させかつ
    人体通路を開くポンプ12と、 を含み、第1流体通路を介する流体接続で流体収容体を
    膨脹させるのに必要な圧力が第2流体通路を介する流体
    接続で流体収容体を膨脹させるのに必要な圧力よりも大
    きい移植可能な括約筋装置。
  16. (16)流体収容体38が流体圧力で膨脹できる可撓性
    部材を含み、第2流体通路30がカフから流体収容体ま
    での流体流を制限する流体抵抗要素36を含んでいる請
    求項15の括約筋装置。
  17. (17)ポンプ手段が括約筋装置内の流体圧力の損失な
    しで中空針74によって貫入される隔壁40を含んでい
    る請求項16の括約筋装置。
  18. (18)弁26がカフ16と当該装置の他の部分との間
    に位置づけられ、該弁を閉じることによって該カフと該
    他の部分との間の流体連通を止め、前記弁が固定極配列
    を有する磁石62を含み、該磁石の磁界が閉塞されるべ
    き通路を含む本件の表面の外側に保持された外部に配置
    された磁石68からの上記磁石に指向された第2磁界に
    より強化され又は弱化されるときに該磁石62が弁を開
    閉するように作用している請求項17の括約筋装置。
  19. (19)流体括約筋装置を開閉する弁26であって、ハ
    ウジング56と、該ハウジング内に配置された内方磁石
    62と、を含み、該磁石が固定した極配置を有し、かつ
    外部に配列された磁界源68から内部磁石へ指向された
    第2磁界によって磁界が強化され又は弱化されたときに
    弁を開閉するように作動している弁。
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