JPH0357405B2 - - Google Patents

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JPH0357405B2
JPH0357405B2 JP11445385A JP11445385A JPH0357405B2 JP H0357405 B2 JPH0357405 B2 JP H0357405B2 JP 11445385 A JP11445385 A JP 11445385A JP 11445385 A JP11445385 A JP 11445385A JP H0357405 B2 JPH0357405 B2 JP H0357405B2
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JP11445385A
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JPS61271404A (ja
Inventor
Shigenori Manabe
Kozo Kasukawa
Hideo Tanho
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Shin Etsu Engineering Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は自動寸法測定方法に関し、特に、被測
定物の光学像に対応する映像アナログ信号の2値
画像を表示装置に表示し、この2値画像と4本の
カーソルから成る測定枠を用いて自動的に被測定
物のエツジ間寸法を測定する方法に関する。
[従来技術とその問題点] 表示装置に表示された被測定物の2値画像のエ
ツジの特徴点をカーソルで検出し、この特徴点の
直交座標値を求める方法は知られている。しか
し、従来の方法は、1本のカーソルを用いて複数
のエツジ特徴点を測定するため、エツジ間の寸法
等を測定するのに時間がかかるという問題があつ
た。
[発明の目的] 本発明の目的は、測定枠を構成する4本のカー
ソルの内の少なくとも1対のカーソルを移動させ
て2値画像の特徴点を検出することにより、上述
の従来方法の欠点を解決する自動寸法測定方法を
提供することである。
[発明の概要] 本発明は、被測定物の光学像に対応する映像ア
ナログ信号を出力し、前記映像アナログ信号から
得た2値デジタル信号に基づいて表示装置に2値
画像を表示し、該2値画像とカーソルとにより自
動的に被測定物のエツジ間寸法を測定する方法に
関し、4本のカーソルから成る測定枠の少なくと
も1対のカーソルを用い、夫々のカーソルを移動
させ、表示装置に表示された2値画像のエツジの
特徴点を検出することを特徴とする自動寸法測定
方法である。
[実施例] 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を
説明する。第1図は、本発明に係る方法を実施す
るための自動寸法測定装置の簡単なブロツク図、
第2図は被測定物の光学像をサンプリングして得
られたデジタル映像の位置を特定する画素直交座
標、第3図は2値化ポジ画像及び2値化ネガ画像
を示す図、第4図は2値画像のエツジの特徴点を
説明するための図、第5図は本発明の第1実施例
を説明するための2値画像の図、第6図は本発明
の第2実施例を説明するための2値画像の図、第
7図は本発明の第3実施例を説明するための図で
ある。
第1図において、XYZステージ(或いはテー
ブル)10の上に戴置された被測定物12の光学
像は、通常、顕微鏡14等の光学系を用いて拡大
された後、テレビカメラ16で映像信号に変換さ
れる。テレビカメラ16で得られた映像は、視野
内のすべての点において連続的なアナログ電圧値
を有する。このアナログ映像信号は、アナログ・
デジタル(A/D)変換器18において、例え
ば、第2図に示すように、水平方向(X軸方向)
に508個、縦方向(Y方向)に242個の点でサンプ
リングされる。このサンプリングされた点(画
素)の明るさのレベルは、例えば、64段階であ
り、このようなデジタル画像を多値画像と称す
る。尚、各画像の視野内での位置を特定するた
め、水平及び垂直方向の画素番号を使用すれば都
合がよい。即ち、第2図に示すように、例えば、
多値画像のエツジの画素Pの位置を画素座標
(316,120)として表わす。XYZステージ10
は、X及びY軸方向4(水平方向)とZ軸方向
(垂直方向)に移動可能なステージであり、ステ
ージを移動させた場合の被測定物の相対位置は、
当業者に周知のリニアスケール等を使用して求め
ることができる。尚、本発明では、被測定物を必
ずしもXYZステージに戴置する必要はない。
A/D18からの多値画像は、画像処理手段2
0において2値画像に変換される。即ち、画素の
明るさレベルが所定レベル(しきい値)を超えた
場合は論理値1とし、所定レベル以下の場合には
論理値0とする。2値画像を表示装置22に表示
するのに、論理値1の画素を白で表示し、論理値
0の画素を黒で表示すると、例えば、第3図Aに
示すような2値画像が得られる(斜線部分は黒画
素領域を示す(以下同様))。本明細書では、第3
図Aに示した2値画像を2値化ポジ画像といい、
白黒を反転させた2値画像(第3図B)を2値化
ネガ画像という。
第1図において、キーボード等の入力装置24
を介して制御命令、文字、数字等が、中央処理装
置(CPU)26に入力される。これらの入力情
報は、CPU26から文字信号発生手段28に送
られる。文字信号発生手段28は文字等の信号を
画像合成手段30に送る。この手段30は、
CPU26に制御されて、画像処理手段20、文
字信号発生手段28及びカーソル制御手段32か
らの画像信号を合成し、デジタル・アナログ変換
器(D/A)34に合成デジタル信号を送る。
D/A34においてデジタル信号がアナログ信号
に変換され、表示装置22に合成画像が表示され
る。第1図に示した装置は、更に、測定結果等を
プリントするプリンタ36、RAM(ランダム・
アクセス・メモリ)38、ROM(リード・オン
リー・メモリ)40、更に又、後述する2値画像
特徴点検出手段42及び測定用カウント手段44
を有する。CPU26は、XYZステージ制御信号
を出力し、XYZステージからステージ移動量を
示す位置信号を受ける。尚、第1図では、図面を
簡単にするため、タイミング手段を省略してあ
る。
次に、第4図を参照し、本発明に直接関係する
2値画像のエツジ特徴点(最小点、最大点及び交
点)について説明する。
第4図は、表示装置の管面上に表示された2値
画像(一部)、測定枠50及び十字型カーソル5
1を示す。測定枠50は4本のカーソルU,B,
R,Lから成り、一方、十字型カーソル51は測
定枠50の内部にあつて、縦及び横カーソル51
V及び51Hから成る。
説明を簡単にするため、カーソルRのみを黒画
素領域から左側に移動させるとすると、最小点
(Pmin)とはカーソルRが2値画像のエツジの画
素と重なる最初の画素点であり、最大点
(Pmax)とはカーソルR全体が白画素領域に始
めて入つた際のカーソルR上のエツジの画素点で
あり、交点(CR)とはカーソル51H上のエツ
ジ点である。尚、2値画像のエツジとは、第4図
の場合には、黒画素領域と接する連続した白画素
である。
第4図の説明では、2値画像のエツジの特徴点
を検出するのに、カーソルを黒画素領域から移動
させ、エツジを構成する白画素を検出するように
したが、これとは逆に、白画素領域から移動させ
て黒画素を検出するようにしてもよい。しかし、
後述する本発明の実施例では、操作の便宜を考慮
して、必要に応じて2値画像の白黒を反転させる
ことにより、常にカーソルを黒画素領域から移動
させ白画素を検出するようにしている。
第5図は、本発明に係るカーソル外方移動測定
法を説明するための図である。カーソル外方移動
測定法では、最初に測定枠を2値画像(斜線で示
す)の内部に設定し、第5図A(十字型カーソル
の図示を省略)に示すように、4本のカーソル
U,B,R及びLを外方に向けて同時に移動させ
る。この4本のカーソルの夫々が、特徴点(最大
点(Pmax))を検出し、この検出に基づいて特
徴点の画素座標値を測定する。第5図Bは、2対
の平行カーソルの内、カーソルUとBのみを外方
に移動させて特徴点(最小点(Pmin))を検出す
る方法を示す。尚、第5図A及びBで、上述の場
合とは異なり、夫々、最小点及び最大点を検出す
るようにしてもよい。一方、第5図Cに示した2
値画像では、カーソルRとLを外方に移動させて
特徴点(交点)を検出し、図示の如き2値画像の
所望の水平方向のエツジ幅を測定する方法であ
る。
上述のカーソル移動はカーソル制御手段32
(第1図)により制御され、2値画像の特徴点は
2値画像特徴点検出手段42により検知され、更
に、2値画像の特徴点間の寸法は、測定用カウン
ト手段44により求められる。
次に、第6図を参照して本発明に係るカーソル
内方移動測定法を説明する。第6図A及びBに示
した2値画像は、夫々第5図A及びBの2値画像
と略同一である。しかし、第6図A及びBでは、
上述したようにカーソルを黒画素領域から移動さ
せ白画素を検出するようにするため、第5図A及
びBの2値化画像を反転させている。50は、第
5図と同様に、カーソルU,B,R及びLから成
る測定枠を示す。カーソル内方移動測定法では、
最初に測定枠を2値画像の外部に設定し、第6図
Aに示すように、4本のカーソルU,B,R及び
Lを内方に向けて移動させる。この4本のカーソ
ルの夫々により、2値画像の特徴点(最小点)を
検出して夫々の画素座標値を測定する。第6図B
では、2対の平行カーソルの内、カーソルUとB
のみを内方に移動させて2値画像の特徴点(最大
点)を検出して夫々の画素座標値を測定してい
る。尚、第6図A及びBで、上述の場合とは異な
り、夫々、最大点及び最小点を検出するようにし
てもよい。
第6図では、第5図Cに対応する交点検出の例
を省略したが、カーソル内方移動測定法の場合の
交点検出は、上述の説明から容易に理解できよ
う。
このようにして得られた各特徴点の画素座標値
から特徴点間の寸法が求められる。尚、カーソル
制御、エツジ特徴点検出等は、カーソル外方移動
測定法の場合と同様である。
第7図は、本発明に係る2値画像のエツジ特徴
点を高速で検出する方法を説明するための図であ
り、第7図の場合は、最小点を検出する例を示し
ているが最大点及び交点の検出の場合も同様であ
る。
このカーソル高速収れん方法は、先ず、カーソ
ルのライン移動量(ラインNとする)を設定して
カーソルを(N−1)ライン飛び越して移動させ
る。特徴点を飛び越した可能性がない場合はカー
ソルを再び同一量(ラインN)移動させる。特徴
点を飛び越した可能性がある場合にのみカーソル
の移動方向を逆にし且つ移動量を半分にしてエツ
ジ特徴点を検出するものである。この方法は、カ
ーソルを1画素ラインづつ移動させてエツジ特徴
点を検出する場合に比べ、極めて速くエツジ特徴
点を検出できる。
先ず、第7図に示すように、Nを16に設定して
特徴点Pminを検出する場合について説明する
(尚、カーソルは当初ラインL1にあるとする)。
第1回目のカーソル移動はN(=16)ラインなの
で、カーソルはラインL2に移動してカーソル上
の画素をチエツクする。ラインL2上の画素はす
べて黒画素なので(即ち特徴点を飛び越した可能
性がないので)、カーソルを更に同一方向にN(=
16)ライン移動させる(ラインL3)。ラインL
3上には白画素が存在するので、このライン上に
エツジの特徴点が存在する可能性があるが特徴点
であると特定はできない(つまり、特徴点を飛び
越した可能性が考えられる)。このように、特徴
点を飛び越した可能性がある場合には、カーソル
の移動方向を逆にし、カーソルの移動量を直前の
カーソル移動量の1/2とする(即ち、カーソル移
動量を8ラインとする)。したがつて、カーソル
はラインL4にくる。ラインL4上の画素はすべ
て黒画素なので、再び特徴点を飛び越した可能性
が考えられる。したがつて、カーソルの移動方向
を更に逆にし、カーソルを4ライン移動させる
(ラインL5)。ラインL5上には白画素が存在す
るので再び特徴点を飛び越した可能性がある。し
たがつて、カーソルの移動方向を更に逆にし、カ
ーソルを2ライン移動させる(ラインL6)。ラ
インL6上には白画素が存在しないので再び特徴
点を飛び越した可能性があるので、カーソルの移
動方向を逆にしてカーソルを1ライン進める(ラ
インL7)。この点が求めるエツジの特徴点Pで
ある。つまり、ラインL6からL7のカーソルの
移動は1ラインの移動であり、1ラインの移動に
よりカーソル上に白画素が存在するようになつた
からである。
このように、第7図の場合には、6回のカーソ
ル移動で特徴点を検出している。若し、カーソル
移動を1画素ラインづつ行なうとすれば、第7図
の場合には27回のカーソル移動が必要である。
尚、第7図に示したカーソル移動方法におい
て、カーソルが特徴点を飛び越した可能性がある
場合には、カーソルを1画素ライン戻して特徴点
かどうかを調べ、特徴点でない場合には、カーソ
ルの方向を1画素ライン戻した方向で且つカーソ
ルの移動量を1画素ライン戻す前の移動量の1/2
にして特徴点を検出するようにする方法も考えら
れる。この方法は、第7図の場合に比べて、より
速く特徴点を検出できる可能性がある。
[発明の効果] 上述の説明から明らかなように、本発明に係る
方法は、4本のカーソルから成る測定枠の内の少
なくとも1対のカーソルを同時に移動させて2値
画像のエツジの特徴点を検出し、特徴点の位置を
測定できるので、被測定物のエツジ間寸法等を高
速測定することが可能である。更に、高速収れん
手法を用いてカーソルを移動させてエツジの特徴
点を検出すれば、更に高速寸法測定が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る方法を実施するための
自動寸法測定装置の簡単なブロツク図、第2図は
被測定物の光学像をサンプリングして得られたデ
ジタル映像の位置を特定する直交座標、第3図は
2値化ポジ画像及び2値化ネガ画像を示す図、第
4図は2値画像のエツジの特徴点を説明するため
の図、第5図は本発明の第1実施例を説明するた
めの2値画像の図、第6図は本発明の第2実施例
を説明するための2値画像の図、第7図は本発明
の第3実施例を説明するための図である。 図中、10はXYZステージ、12は被測定物、
18はアナログ・デジタル変換器、20は画像処
理手段、22は表示装置、32はカーソル制御手
段、42は2値画像特徴点検出手段、50は測定
枠を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定物の光学像に対応する映像アナログ信
    号を出力し、前記映像アナログ信号から得た2値
    デジタル信号に基づいて表示装置に2値画像を表
    示し、該2値画像とカーソルとにより自動的に被
    測定物のエツジ間寸法を測定する方法に関し、 4本のカーソルから成る測定枠の少なくとも1
    対のカーソルを用い、夫々のカーソルを移動さ
    せ、表示装置に表示された2値画像のエツジの特
    徴点を検出することを特徴とする自動寸法測定方
    法。 2 前記測定枠を前記被測定物の2値画像内に設
    定し、前記少なくとも1対のカーソルを互いに外
    側に移動させて2値画像のエツジの特徴点を検出
    する特許請求の範囲第1項記載の自動寸法測定方
    法。 3 前記少なくとも1対のカーソルを前記被測定
    物の2値画像の外部に設定し、前記少なくとも1
    対のカーソルを夫々内側に移動させ、夫々のカー
    ソルにより2値画像のエツジの特徴点を検出する
    特許請求の範囲第1項記載の自動寸法測定方法。 4 カーソルを移動させて前記特徴点を検出する
    場合において、カーソルの1回当りの移動量を予
    め設定してカーソルを移動させ、前記特徴点を飛
    び越した可能性がある場合には、カーソルの移動
    方向を逆にすると共にカーソルの移動量を前回の
    移動量の1/2として前記特徴点を検出する特許請
    求の範囲第1項乃至第3項いずれかに記載の自動
    寸法測定方法。 5 カーソルを移動させて前記特徴点を検出する
    場合において、カーソルが前記特徴点を飛び越し
    た可能性がある場合には、カーソルを1画素ライ
    ン戻して前記特徴点かどうかを調べ、前記特徴点
    でない場合には、カーソルの方向を1画素ライン
    戻した方向で且つカーソルの移動量を1画素ライ
    ン戻す前の移動量の1/2にして前記特徴点を検出
    する特許請求の範囲第4項記載の自動寸法測定方
    法。
JP11445385A 1985-05-28 1985-05-28 自動寸法測定方法 Granted JPS61271404A (ja)

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JPS61271404A JPS61271404A (ja) 1986-12-01
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