JPH0357391B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0357391B2 JPH0357391B2 JP9440582A JP9440582A JPH0357391B2 JP H0357391 B2 JPH0357391 B2 JP H0357391B2 JP 9440582 A JP9440582 A JP 9440582A JP 9440582 A JP9440582 A JP 9440582A JP H0357391 B2 JPH0357391 B2 JP H0357391B2
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- Japan
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- generator
- absorption
- waste steam
- pipe
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- Prior art date
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- Expired
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 21
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Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、化学プロセス等の設備から排出され
る廃蒸気を発生器と蒸発器とに流通させて加熱源
として利用し、吸収器から廃蒸気温度以上の温水
等被加熱流体を取り出すようにした吸収ヒートポ
ンプ装置の改良構造に関する。
る廃蒸気を発生器と蒸発器とに流通させて加熱源
として利用し、吸収器から廃蒸気温度以上の温水
等被加熱流体を取り出すようにした吸収ヒートポ
ンプ装置の改良構造に関する。
比種吸収ヒートポンプ装置は、人体への有害物
質等の化学物質を含有する廃蒸気を有効利用して
暖房用温水等のクリーンな被加熱流体を取り出せ
るものとして近年注目されているが、被加熱流体
を取り出す必要がなく、吸収ヒートポンプ装置を
稼動しない場合には、廃蒸気を吸収ヒートポンプ
装置の発生器と蒸発器とに流通させずに廃棄する
ことになり、熱公害その他の公害の原因となる問
題点がある。
質等の化学物質を含有する廃蒸気を有効利用して
暖房用温水等のクリーンな被加熱流体を取り出せ
るものとして近年注目されているが、被加熱流体
を取り出す必要がなく、吸収ヒートポンプ装置を
稼動しない場合には、廃蒸気を吸収ヒートポンプ
装置の発生器と蒸発器とに流通させずに廃棄する
ことになり、熱公害その他の公害の原因となる問
題点がある。
そのため、従来、廃蒸気を液化させる冷却器を
別途配備し、液化した廃液をカプセル等の容器に
収納し、廃液処理設備に運搬していた。
別途配備し、液化した廃液をカプセル等の容器に
収納し、廃液処理設備に運搬していた。
本発明は、斯る事情に鑑み、前記冷却器を不要
とする吸収ヒートポンプ装置を提供するものであ
る。すなわち、本発明は、此種吸収ヒートポンプ
装置において、被加熱流体を取り出さない場合に
は、廃蒸気を発生器にのみ流通せしめるように
し、該発生器において廃蒸気の熱で吸収液から加
熱分離された冷媒蒸気を凝縮器において冷却凝縮
し、この凝縮冷媒液を前記発生器の溶液溜めに戻
す構成を採ることにより、前記冷却器と同様の機
能を有するようにしたものである。
とする吸収ヒートポンプ装置を提供するものであ
る。すなわち、本発明は、此種吸収ヒートポンプ
装置において、被加熱流体を取り出さない場合に
は、廃蒸気を発生器にのみ流通せしめるように
し、該発生器において廃蒸気の熱で吸収液から加
熱分離された冷媒蒸気を凝縮器において冷却凝縮
し、この凝縮冷媒液を前記発生器の溶液溜めに戻
す構成を採ることにより、前記冷却器と同様の機
能を有するようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。１は冷却水管２を収納した凝縮器、３は流体
取り出し管４を収納し、該管から吸収液の吸収熱
で高温にされた被加熱流体を取り出せるようにし
た吸収器、５は熱源管６を収納し、該熱源管に廃
蒸気を流通させ、廃蒸気の熱により吸収液を加熱
して冷媒を分離する発生器、７は同じく熱源管
６′を収納して廃蒸気の熱により冷媒を気化させ
る蒸発器、８は溶液熱交換器で、これらは冷媒ポ
ンプ９を有する冷媒液管１０、未気化冷媒液を蒸
発器７に再供給するための冷媒ポンプ１１付きの
冷媒循環路１２、溶液ポンプ１３を有する濃液管
１４、稀液流下管１５で配管接続され、冷媒と吸
収液との循環による吸収ヒートポンプ作用を行な
う。
る。１は冷却水管２を収納した凝縮器、３は流体
取り出し管４を収納し、該管から吸収液の吸収熱
で高温にされた被加熱流体を取り出せるようにし
た吸収器、５は熱源管６を収納し、該熱源管に廃
蒸気を流通させ、廃蒸気の熱により吸収液を加熱
して冷媒を分離する発生器、７は同じく熱源管
６′を収納して廃蒸気の熱により冷媒を気化させ
る蒸発器、８は溶液熱交換器で、これらは冷媒ポ
ンプ９を有する冷媒液管１０、未気化冷媒液を蒸
発器７に再供給するための冷媒ポンプ１１付きの
冷媒循環路１２、溶液ポンプ１３を有する濃液管
１４、稀液流下管１５で配管接続され、冷媒と吸
収液との循環による吸収ヒートポンプ作用を行な
う。
１６は前記熱源管６及び６′との接続部に配設
した三方弁、１７は前記発生器５底部の溶液溜め
１８上方の器胴と冷媒液管１０とを、三方弁１８
を介して、接続した冷媒液側路管、１９は前記稀
液流下管１５と濃液管１４とを、三方弁２０を介
して、接続した溶液側路管である。
した三方弁、１７は前記発生器５底部の溶液溜め
１８上方の器胴と冷媒液管１０とを、三方弁１８
を介して、接続した冷媒液側路管、１９は前記稀
液流下管１５と濃液管１４とを、三方弁２０を介
して、接続した溶液側路管である。
尚、２１は冷却水管に設けた制御弁で、該制御
弁は温度検出器２２の信号により温度調節器２３
を介して開度制御される。
弁は温度検出器２２の信号により温度調節器２３
を介して開度制御される。
而して、温水等の被加熱流体を取り出す必要の
ない場合、前記三方弁１６の発生器５側及び蒸発
器７側開度を50％にしていた状態から発生器５側
を全開、蒸発器７側を全閉に切替えて廃蒸気を熱
源管６にのみ流通させ、また前記三方弁１８の蒸
発器７側及び発生器５側を夫々全開及び全閉にし
ていた状態から逆に全閉及び全開に切替えると共
に前記三方弁２０の吸収器３側及び発生器５側を
夫々全開及び全閉にしていた状態から逆に全閉及
び全開に切替える。
ない場合、前記三方弁１６の発生器５側及び蒸発
器７側開度を50％にしていた状態から発生器５側
を全開、蒸発器７側を全閉に切替えて廃蒸気を熱
源管６にのみ流通させ、また前記三方弁１８の蒸
発器７側及び発生器５側を夫々全開及び全閉にし
ていた状態から逆に全閉及び全開に切替えると共
に前記三方弁２０の吸収器３側及び発生器５側を
夫々全開及び全閉にしていた状態から逆に全閉及
び全開に切替える。
このように、三方弁１６，１８及び２０の開閉
を切替えることにより、発生器５において廃蒸気
の熱で吸収液から加熱分離された冷媒は、凝縮器
１において冷却水により凝縮され、冷媒液管１０
冷媒液側路管１７を経て発生器５底部溶液溜め１
８に至り再び吸収液と混合する冷媒流路と、前記
溶液溜め１８において凝縮冷媒液と混合した吸収
液は、濃液管１４、溶液側路管１９及び稀液流下
管１５を経て熱源管６に至り、廃蒸気の熱で濃縮
された後、再び溶液溜め１８に還流して稀釈され
る溶液循環路とを形成する結果、廃蒸気の熱は発
生器５及び凝縮器１を介して冷却水管２内を流通
する冷却水に放出され、廃蒸気は液化する。
を切替えることにより、発生器５において廃蒸気
の熱で吸収液から加熱分離された冷媒は、凝縮器
１において冷却水により凝縮され、冷媒液管１０
冷媒液側路管１７を経て発生器５底部溶液溜め１
８に至り再び吸収液と混合する冷媒流路と、前記
溶液溜め１８において凝縮冷媒液と混合した吸収
液は、濃液管１４、溶液側路管１９及び稀液流下
管１５を経て熱源管６に至り、廃蒸気の熱で濃縮
された後、再び溶液溜め１８に還流して稀釈され
る溶液循環路とを形成する結果、廃蒸気の熱は発
生器５及び凝縮器１を介して冷却水管２内を流通
する冷却水に放出され、廃蒸気は液化する。
尚、廃蒸気温度が高くなる等放熱量を多くする
必要がある場合には、冷却水温の上昇を検知する
温度検出器２２の信号により制御弁２１の開度を
増して冷却水量を多くすることが好ましい。
必要がある場合には、冷却水温の上昇を検知する
温度検出器２２の信号により制御弁２１の開度を
増して冷却水量を多くすることが好ましい。
以上のように、本発明吸収ヒートポンプ装置
は、被加熱流体の不要時に、発生器及び凝縮器を
介して、廃蒸気の熱を冷却水に放熱するようにし
たものであるから、従来の吸収ヒートポンプ装置
のように冷却器を配備しなくても、廃蒸気を液化
させることができ実用上有益である。
は、被加熱流体の不要時に、発生器及び凝縮器を
介して、廃蒸気の熱を冷却水に放熱するようにし
たものであるから、従来の吸収ヒートポンプ装置
のように冷却器を配備しなくても、廃蒸気を液化
させることができ実用上有益である。
図面は本発明の実施例を示した回路構成概略図
である。 １……凝縮器、３……吸収器、５……発生器、
６……熱源管、７……蒸発器、８……溶液熱交換
器、１６，１８，２０……三方弁、１７……冷媒
液側路管、１９……溶液側路管。
である。 １……凝縮器、３……吸収器、５……発生器、
６……熱源管、７……蒸発器、８……溶液熱交換
器、１６，１８，２０……三方弁、１７……冷媒
液側路管、１９……溶液側路管。
Claims (1)
- １ 凝縮器に冷却水を流通せしめ、蒸発器と発生
器とに廃蒸気を供給して吸収器から廃蒸気温度以
上の被加熱流体を取り出すように発生器、凝縮
器、蒸発器、吸収器及び溶液熱交換器を配管接続
した吸収ヒートポンプ装置において、前記発生器
に収納した熱源管にのみ廃蒸気を流通させる切替
機構を備え、かつ、前記凝縮器から蒸発器へ導か
れる凝縮冷媒液を発生器底部の溶液溜めに導く切
替機構付きの冷媒流路と、前記溶液溜めから吸収
器へ導かれる吸収液を発生器に収納した熱源管に
散布して溶液溜めに還流させる切替機構付きの溶
液循環路とを形成したことを特徴とする吸収ヒー
トポンプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9440582A JPS58210463A (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 吸収ヒ−トポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9440582A JPS58210463A (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 吸収ヒ−トポンプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58210463A JPS58210463A (ja) | 1983-12-07 |
| JPH0357391B2 true JPH0357391B2 (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=14109331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9440582A Granted JPS58210463A (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 吸収ヒ−トポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58210463A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5384072B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2014-01-08 | 三洋電機株式会社 | 吸収式冷温水機 |
-
1982
- 1982-06-01 JP JP9440582A patent/JPS58210463A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58210463A (ja) | 1983-12-07 |
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