JPH035723Y2 - - Google Patents

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JPH035723Y2
JPH035723Y2 JP1986094343U JP9434386U JPH035723Y2 JP H035723 Y2 JPH035723 Y2 JP H035723Y2 JP 1986094343 U JP1986094343 U JP 1986094343U JP 9434386 U JP9434386 U JP 9434386U JP H035723 Y2 JPH035723 Y2 JP H035723Y2
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JP
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valve
valve body
shape
connecting member
hole
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JP1986094343U
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JPS631970U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、バタフライ弁の弁体、特に合成樹
脂で成形された弁体と弁棒とを接合するための新
規なる構造に関する。
(従来の技術) 従来、偏平な円筒形状の本体内に円板状の弁体
を回動自在に軸支し、弁体の外周縁を本体の内周
面に接離させて流路の断続を行うバタフライ弁は
公知である。
かかる公知のバタフライ弁において、弁体を合
成樹脂で成形した場合、材質上の強度不足を補う
ために、第7図に示すように弁棒1は弁体2を直
径方向に貫通する長さに形成して、弁体2の中心
に嵌挿すると共に、弁棒1の一部をセレーシヨン
形状に形成して、弁棒1と弁体2とを廻り止め状
態で連結するか、或は第8図に示すように弁体2
に連結リング4を埋め込み、弁体2を貫通する弁
棒1に形成した角形状部5の連結リング4の角孔
6を嵌合して廻り止め状態で連結している。
しかしながら、第7,8図のいずれの構造にあ
つても、弁棒1が弁体2の中央部を貫通している
為、弁体2の中央部の肉厚が大きくなり、流体の
流過抵抗が増大して来るため、流体の流れに悪影
響をもたらしていた。又、弁棒1の形状が複雑と
なるため、製造コストの上昇を避けることが出来
なかつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、従来の合成樹脂製の弁体を有する
バタフライ弁にみられた前記の欠点を解消せんと
するものであり、弁棒を弁体に貫通させることな
く充分な強度をもつて連結可能とせんとするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、この考案が採つ
た手段は、合成樹脂製の弁体11の外縁部11a
に、弁棒12,13との連結部位に位置して内端
を閉塞した袋穴状の接合穴17,18を有する連
結部材15,16を埋設して一体化し、駆動側の
弁棒12が挿着される一方の連結部材15の接合
孔17と該弁棒12の挿入先端部12aとを互い
に係合する廻り止め形状となし、更に該一方の連
結部材15の外形をスプライン形状若しくは多角
形状としたことを特徴とする。
(作用) 合成樹脂製弁体の半径方向外縁部内に、袋穴状
の接合穴を有する弁棒連結部材を一体に埋設し、
該連結部材に弁棒の先端を廻り止め係合しつつ挿
着して、弁体と弁棒とを回転方向に結合する。弁
棒は弁体を直径方向に貫通することなく、連結部
材内で終端しているため、弁体の中央部が膨大化
することはなく弁体の肉厚を薄く形成することが
出来る。連結部材はその外周形状を円形とはせ
ず、スプライン若しくは断面方形状としてあるの
で、弁体との密着面積が増大し、弁体と連結部材
との層間剥離が阻止される。
(考案の効果) この考案によれば、弁体の中央部に弁棒が貫通
せず、したがつて弁体の肉厚を薄くすることが出
来るため、流体の流過抵抗が増大して来るおそれ
がない。又、連結部材は弁棒が係入される接合穴
を貫通孔とはせず内端を閉塞した袋穴状としてあ
るため、弁体と一体成形する際の成形用ピンの挿
入、位置決めを簡単に行うことが出来、成形加工
が容易となる。
(実施例) 以下に図面を参照しつつこの考案の好ましい実
施例を説明する。第1図において10は偏平な円
筒形状に形成された本体、11は該本体10内に
回動自在に軸支された円板状の弁体であり、所望
の強度、耐食性、耐久性を有する合成樹脂で成形
される。12,13は弁体11を本体10に回転
自在に軸支する弁棒であつて、上部弁棒12は本
体10外に延び出して、所望の駆動手段に連結さ
れる。14は本体10の内周面に定着された弾性
密封材であり、弁体11の外周縁が接離して、流
路の開閉がなされる。
第2図を参照して、弁体11の外縁部11aに
は、弁棒12,13の連結部位に整合して、弁棒
との連結部材15,16が埋設され、弁体11に
一体化される。連結部材15,16は金属又は別
個に成形された高強度の合成樹脂で製造され、弁
体11を成形する際に、同時に一体成形により弁
体11内に埋設される。
連結部材15,16は中心に内端を閉塞した袋
穴状の接合穴17,18を有しており、外端は弁
体11を貫通して外方へ開放され、弁棒12,1
3の挿入が可能である。
2つの連結部材15,16のうち、少なくとも
駆動側の弁棒12が挿入される連結部材15の接
合穴17は、第3,4図に示すように角穴形状と
し、これに対応して弁棒12の先端12aも角柱
状と成し、弁棒12と連結部材15とを廻り止め
状態で挿入し連結する。又、該連結部材15の外
形は、第3図に示すように外方へ向かつて突出す
る複数の突条19を有したスプライン形状とし
て、弁体11に埋設されたとき、弁体11との密
着面積を増大させ、且突条19の喰い込みによ
り、連結部材15と弁体11とを強固な廻り止め
状態で一体化する。尚、第3図に示す連結部材1
5の外形の形状は、単に一例を示すにすぎないも
のであり、第5,6図に示すように六角形状にし
ても良く、又その他の形状として良いことは勿論
である。
下方の弁棒13が挿入される連結部材16は前
記駆動側の弁棒12が挿入される場合と異なつて
廻り止め状態とする必要はないので、円形の外形
と円形の接合穴18に形成し、弁棒12を回転自
由に挿入自在とするのみで充分である。
弁体11の成形に際しては、連結部材15,1
6の接合穴17,18が袋穴状であるため、成形
用ピンの挿入時に、その位置決めが簡単に出来、
連結部材15,16を埋設しつつ弁体11と一体
に成形する。
弁体11は連結部材15,16の埋設部位のみ
が膨大して来るが、その他の部分は肉厚を薄く形
成出来るため、肉厚の膨大化による流体の流過抵
抗が減少し、円滑な流体の流過をもたらすことが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るバタフライ弁の一部を
切り欠いだ斜視図、第2図は弁体の縦断面図、第
3図は連結部材の平面図、第4図は第3図は−
線に沿つた断面図、第5図は連結部材の一変形
の平面図、第6図は第5図−線に沿つた断面
図、第7,8図は従来の弁体の縦断面図である。 10……本体、11……弁体、12,13……
弁棒、14……弾性密封材、15,16……連結
部材、17,18……接合穴、19……突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の弁体11の外縁部11aに、弁棒
    12,13との連結部位に位置して内端を閉塞し
    た袋穴状の接合穴17,18を有する連結部材1
    5,16を埋没して一体化し、駆動側の弁棒12
    が挿着される一方の連結部材15の接合孔17と
    該弁棒12の挿入先端部12aとを互いに係合す
    る廻り止め形状となし、更に該一方の連結部材1
    5の外形をスプライン形状若しくは多角形状とし
    たことを特徴とするバタフライ弁の弁体。
JP1986094343U 1986-06-20 1986-06-20 Expired JPH035723Y2 (ja)

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JPS631970U JPS631970U (ja) 1988-01-08
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CN102537387A (zh) * 2012-01-18 2012-07-04 北京山尔管道控制元件有限公司 一种中线蝶阀用花键联接机构

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5658562A (en) * 1979-10-18 1981-05-21 Toshiba Corp Manufacture of butterfly valve

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