JPH0357200A - 光蓄積リング - Google Patents
光蓄積リングInfo
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- JPH0357200A JPH0357200A JP1191366A JP19136689A JPH0357200A JP H0357200 A JPH0357200 A JP H0357200A JP 1191366 A JP1191366 A JP 1191366A JP 19136689 A JP19136689 A JP 19136689A JP H0357200 A JPH0357200 A JP H0357200A
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- 230000005469 synchrotron radiation Effects 0.000 claims abstract description 27
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G2/00—Apparatus or processes specially adapted for producing X-rays, not involving X-ray tubes, e.g. involving generation of a plasma
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K1/00—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
- G21K1/10—Scattering devices; Absorbing devices; Ionising radiation filters
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05H—PLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
- H05H13/00—Magnetic resonance accelerators; Cyclotrons
- H05H13/04—Synchrotrons
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05H—PLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
- H05H7/00—Details of devices of the types covered by groups H05H9/00, H05H11/00, H05H13/00
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
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- X-Ray Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、シンクロトロン放射光発生装置を使用した光
蓄積リングに関する。
蓄積リングに関する。
[従来の技術コ
最近、荷電粒子を所定の曲率を持つ軌道に沿って光速に
近い速度で運動させることにより、軌道の接線方向へシ
ンクロトロン放射光を発生するシンクロトロン放射光発
生装置が注目を浴びている。
近い速度で運動させることにより、軌道の接線方向へシ
ンクロトロン放射光を発生するシンクロトロン放射光発
生装置が注目を浴びている。
本発明者は、このようなシンクロトロン放射光発生装置
に荷電粒子軌道の外周を取巻くように反射鏡を配置し、
この反射鏡によりシンクロトロン放1・1光を反射する
ことによって、シンクロトロン放射光を反射鏡内に蓄積
する光蓄積リングを、特開昭64−72500号公報で
明らかにした。このような光蓄積リングでは、通常のシ
ンクロトロン放射光発生装置に比べて、シン,クロトロ
ン放射光の利用効率を著しく改善することができる。ま
た、本発明者は、既に、荷電粒子軌道を真円形とし、反
射鏡を荷電粒子軌道に対して同心円となるように設置し
、反射鏡の曲率半径を荷電粒子軌道の半径と特定の関係
を満足するように設定することにより、シンクロトロン
放射光と該シンクロトロン放射光の反射光との間の干渉
又は反射光同士の干渉を利用して、単色の光を取り出せ
るようにした先蓄積リングを、特願平1−60479号
明細書において提案している。更に、本発明者は、既に
、特廟昭63−323716号明細書において、レーザ
光を反射鏡内に投入したり、反射鏡の一部又は全部を回
折格子とすることにより、蓄積されたシンクロトロン放
射光と軌道を周回する荷電粒子をt目互作用させて、自
由電子レーザ発振を起こさせることができる光蓄積リン
グも提案している。
に荷電粒子軌道の外周を取巻くように反射鏡を配置し、
この反射鏡によりシンクロトロン放1・1光を反射する
ことによって、シンクロトロン放射光を反射鏡内に蓄積
する光蓄積リングを、特開昭64−72500号公報で
明らかにした。このような光蓄積リングでは、通常のシ
ンクロトロン放射光発生装置に比べて、シン,クロトロ
ン放射光の利用効率を著しく改善することができる。ま
た、本発明者は、既に、荷電粒子軌道を真円形とし、反
射鏡を荷電粒子軌道に対して同心円となるように設置し
、反射鏡の曲率半径を荷電粒子軌道の半径と特定の関係
を満足するように設定することにより、シンクロトロン
放射光と該シンクロトロン放射光の反射光との間の干渉
又は反射光同士の干渉を利用して、単色の光を取り出せ
るようにした先蓄積リングを、特願平1−60479号
明細書において提案している。更に、本発明者は、既に
、特廟昭63−323716号明細書において、レーザ
光を反射鏡内に投入したり、反射鏡の一部又は全部を回
折格子とすることにより、蓄積されたシンクロトロン放
射光と軌道を周回する荷電粒子をt目互作用させて、自
由電子レーザ発振を起こさせることができる光蓄積リン
グも提案している。
とにかく、このような光蓄積リングを用いて、超LSI
等の微細加工だけでなく、レーザ加工、レーザ核融合等
、幅広い応用が期待されている。
等の微細加工だけでなく、レーザ加工、レーザ核融合等
、幅広い応用が期待されている。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、上記開示及び提案された光蓄積リングは、現
時点では、短波長において、その位相を揃える程度にま
で、反射鏡を高精度に製造することが困難であるため、
光蓄積リングから取り出された出射光の波長をあまり短
くすることが出来ない。
時点では、短波長において、その位相を揃える程度にま
で、反射鏡を高精度に製造することが困難であるため、
光蓄積リングから取り出された出射光の波長をあまり短
くすることが出来ない。
従って、本発明の課題は、短波長帯域の光を強調して取
り出すことができる光蓄積リングを提供することである
。
り出すことができる光蓄積リングを提供することである
。
[課題を解決するための手段〕
本発明によると、荷電粒子を所定の曲率を有する軌道に
沿って光速に近い速度で運動させることにより、前記軌
道の接線方向へシンクロトロン放射光を発生し、該シン
クロトロン放射光を前記軌道の外周を取巻くように配置
された反射手段で反射することにより、前記反射手段内
に前記シンクロトロン放射光を蓄積すると共に、該蓄積
されたシンクロトロン放射光を出射光として光取出手段
を介して取り出す光蓄積リングにおいて、前記シンクロ
トロン放射光の放射方向と逆向きに、前記軌道の接線方
向に沿って電磁波を投入する投入手段を有し、該投入さ
れた電磁波を前記軌道上を周回中の荷電粒子と衝突させ
ることにより、短波長の放出光の量を増加させたことを
特徴とする光蓄積リングが得られる。
沿って光速に近い速度で運動させることにより、前記軌
道の接線方向へシンクロトロン放射光を発生し、該シン
クロトロン放射光を前記軌道の外周を取巻くように配置
された反射手段で反射することにより、前記反射手段内
に前記シンクロトロン放射光を蓄積すると共に、該蓄積
されたシンクロトロン放射光を出射光として光取出手段
を介して取り出す光蓄積リングにおいて、前記シンクロ
トロン放射光の放射方向と逆向きに、前記軌道の接線方
向に沿って電磁波を投入する投入手段を有し、該投入さ
れた電磁波を前記軌道上を周回中の荷電粒子と衝突させ
ることにより、短波長の放出光の量を増加させたことを
特徴とする光蓄積リングが得られる。
[作 用コ
軌道の接線方向に放出されるシンクロトロン放射光と反
対方向から電磁波(長波長の光)を投入する。この投入
される電磁波と軌道上を周回中の荷電粒子のタイミング
を揃えて、この電磁波を荷電粒子と衝突するように投入
する。このとき、この電磁波は、荷電粒子により、荷電
粒子の進行方向に散乱を受ける。この散乱は、逆コンブ
トン散乱として知られている。この逆コンプトン散乱に
より、荷電粒子と衝突した電磁波は、その荷電粒子から
エネルギを受け、電磁波のエネルギが増加し、散乱され
た(衝突された後の)電磁波の波長は、衝突する前の電
磁波のそれよりも、短くなる。
対方向から電磁波(長波長の光)を投入する。この投入
される電磁波と軌道上を周回中の荷電粒子のタイミング
を揃えて、この電磁波を荷電粒子と衝突するように投入
する。このとき、この電磁波は、荷電粒子により、荷電
粒子の進行方向に散乱を受ける。この散乱は、逆コンブ
トン散乱として知られている。この逆コンプトン散乱に
より、荷電粒子と衝突した電磁波は、その荷電粒子から
エネルギを受け、電磁波のエネルギが増加し、散乱され
た(衝突された後の)電磁波の波長は、衝突する前の電
磁波のそれよりも、短くなる。
〔実施例]
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図を参照して、本発明の第1の実施例に係るシンク
ロトロン放射光発生装置から或る光蓄積リングについて
説明する。
ロトロン放射光発生装置から或る光蓄積リングについて
説明する。
第1図に示された光蓄積リングは、円形形状の真空容器
(図示せず)及び超伝導磁石等の偏向磁石によって構成
された磁場発生装置(図示せず)とを備え、電子等の荷
電粒子が入射加速器からインフレクタ等を介して真空容
器内に入1・jされる。
(図示せず)及び超伝導磁石等の偏向磁石によって構成
された磁場発生装置(図示せず)とを備え、電子等の荷
電粒子が入射加速器からインフレクタ等を介して真空容
器内に入1・jされる。
真空容器内には、上記した磁場発生装置によって数テス
ラに達する磁場が発生されているから、入剃した荷電粒
子は印加される磁場の強度によって定まる曲率を有する
円形軌道1を描いて光速に近い速度で連動する。ここで
は、荷電粒子軌道1の曲率中心をOとする。荷電粒子は
円形軌道1上で局部的に密集し、所謂、パンチを複数個
形成した状態で運動する。パンチの長さ及び数はシンク
ロトロン放射光発生装置の運転条件及び設計条件によっ
て定まる。各パンチは等間隔を維持した状態で、荷電粒
子軌道1上を光速に近い速度で運動する。この実施例で
は、円形の荷電粒子軌道1の半任をrとして説明し、第
1及び第2のバンチ6及び7がQ Th粒子軌道1上を
周回しているものとして説明する。この状態で、各バン
チ6及び7からは荷電粒子軌道1の接線方向にシンクロ
トロン放射光が放出される。
ラに達する磁場が発生されているから、入剃した荷電粒
子は印加される磁場の強度によって定まる曲率を有する
円形軌道1を描いて光速に近い速度で連動する。ここで
は、荷電粒子軌道1の曲率中心をOとする。荷電粒子は
円形軌道1上で局部的に密集し、所謂、パンチを複数個
形成した状態で運動する。パンチの長さ及び数はシンク
ロトロン放射光発生装置の運転条件及び設計条件によっ
て定まる。各パンチは等間隔を維持した状態で、荷電粒
子軌道1上を光速に近い速度で運動する。この実施例で
は、円形の荷電粒子軌道1の半任をrとして説明し、第
1及び第2のバンチ6及び7がQ Th粒子軌道1上を
周回しているものとして説明する。この状態で、各バン
チ6及び7からは荷電粒子軌道1の接線方向にシンクロ
トロン放射光が放出される。
図示された光蓄積リングは円形の荷電粒子軌道1の外周
を全体的に取巻く反射鏡2及び反射鏡2の一部に設けら
れた光取出口3を有する。ここでは、荷電粒子は電子で
あるものとして説明するが、陽電子、イオン等であって
もよい。図に示された反射鏡2は荷電粒子軌道1と同様
に、円形であり、反射m2の曲率中心は荷電粒子軌道1
の曲率中心Oと実質的に一致するように、配置されてい
るものとし、その曲率半径をRとする。したがって、こ
の例では、反射vL2は荷電粒子軌道1と曲率半径Rの
同心円を構成していることになる。
を全体的に取巻く反射鏡2及び反射鏡2の一部に設けら
れた光取出口3を有する。ここでは、荷電粒子は電子で
あるものとして説明するが、陽電子、イオン等であって
もよい。図に示された反射鏡2は荷電粒子軌道1と同様
に、円形であり、反射m2の曲率中心は荷電粒子軌道1
の曲率中心Oと実質的に一致するように、配置されてい
るものとし、その曲率半径をRとする。したがって、こ
の例では、反射vL2は荷電粒子軌道1と曲率半径Rの
同心円を構成していることになる。
反射鏡2と荷電粒子軌道1とが同心円を構成している場
合、各バンチ6及び7から荷電粒子軌道1の接線方向に
放出されたシンクロトロン放射光(以下SOR光と呼ぶ
)は、反射鏡2により、荷電粒子軌道1に接するように
反射される。したがって、この構成では、各バンチ6及
σ7から放出されたSOR光は荷電粒子軌道1と繰り返
し接しながら、光取出口3に導かれる。このことは、反
射鏡2で反射されたSOR光と荷電粒子軌道1との接点
位置で放射されたSOR光が全て同一の光路5を通って
、光取出口3に導かれることを意味し、これによって、
SOR先の利用効率を改善できる。
合、各バンチ6及び7から荷電粒子軌道1の接線方向に
放出されたシンクロトロン放射光(以下SOR光と呼ぶ
)は、反射鏡2により、荷電粒子軌道1に接するように
反射される。したがって、この構成では、各バンチ6及
σ7から放出されたSOR光は荷電粒子軌道1と繰り返
し接しながら、光取出口3に導かれる。このことは、反
射鏡2で反射されたSOR光と荷電粒子軌道1との接点
位置で放射されたSOR光が全て同一の光路5を通って
、光取出口3に導かれることを意味し、これによって、
SOR先の利用効率を改善できる。
第1図に示された光蓄積リングは、光取出口3から、S
OR光の放射方向と逆向きに、,荷電粒子軌道1の接線
方向に沿って電磁波を投入するための投入装置を具備し
ている、この投入された電磁波を荷電粒子軌道1上を周
回中のバンチ6と衝突させることにより、以下に詳細に
述べるように、短波長の放出光の量を増加させることが
可能である。
OR光の放射方向と逆向きに、,荷電粒子軌道1の接線
方向に沿って電磁波を投入するための投入装置を具備し
ている、この投入された電磁波を荷電粒子軌道1上を周
回中のバンチ6と衝突させることにより、以下に詳細に
述べるように、短波長の放出光の量を増加させることが
可能である。
本第1の実施例では、投入装置は、電磁波として高周波
を発生する高周波発生装置4と、この高周波発生装置4
から発生された高周波を光取出口3へ導いて光取出口3
より投入高周波として反射鏡2内へ投入するための導波
管8とを有している。
を発生する高周波発生装置4と、この高周波発生装置4
から発生された高周波を光取出口3へ導いて光取出口3
より投入高周波として反射鏡2内へ投入するための導波
管8とを有している。
この投入高周波は、パルス状に送出されてもよいし、連
続的に送出されてもよい。投入高周波がパルス状に送出
された場合には、パルス状の投入高周波とバンチ6とが
それらの接点Aにおいて衝突するように、パルス状の投
入高周波の送出タイミングを設定する。
続的に送出されてもよい。投入高周波がパルス状に送出
された場合には、パルス状の投入高周波とバンチ6とが
それらの接点Aにおいて衝突するように、パルス状の投
入高周波の送出タイミングを設定する。
投入高周波はバンチ6により逆コンプトン散乱を受けて
、光取出口3の方向へ鋭く放出(散乱)される。この散
乱された高周波はバンチ6の電子よりエネルギを受ける
ために、その波長が短くなる方向にシフトして、短波長
の高周波となる。
、光取出口3の方向へ鋭く放出(散乱)される。この散
乱された高周波はバンチ6の電子よりエネルギを受ける
ために、その波長が短くなる方向にシフトして、短波長
の高周波となる。
一方、接点Aにおいて散乱を受けなかった高周波は反射
鏡2により荷電粒子軌道1と接するように反射される。
鏡2により荷電粒子軌道1と接するように反射される。
したがって、この反射された高周波は、再び、パンチ、
例えば、バンチ7と衝突する。反射1!2の曲率半径を
、この様にパンチと投入高周波が繰り返し衝突する様に
設定できることは、特開昭64−72500号公報で明
らかである。このようにして、投入高周波は極めて有効
に利用される。
例えば、バンチ7と衝突する。反射1!2の曲率半径を
、この様にパンチと投入高周波が繰り返し衝突する様に
設定できることは、特開昭64−72500号公報で明
らかである。このようにして、投入高周波は極めて有効
に利用される。
所で、本実施例では、高周波を投入するために導波管8
を使用している。そして、この導波管8には、接点Aで
散乱された高周波を取り出すための穴9が空けられてい
る。投入高周波は、その波長か長いので、導波e8に空
けられた穴9によっては、その反射率に余り影響を受け
ない。
を使用している。そして、この導波管8には、接点Aで
散乱された高周波を取り出すための穴9が空けられてい
る。投入高周波は、その波長か長いので、導波e8に空
けられた穴9によっては、その反射率に余り影響を受け
ない。
散乱された高周波の最短の波長λは、次の式で与えられ
る。
る。
λ一λ。/(4γ2)
ここで、λ。は投入高周波の波長、γは特殊相対性理論
に表れる電子のローレンッ◆ファクタである。因みに、
電子のエネルギが5 0 0 M e Vのとき、波長
λ。とじてmmのオーダの投入高周波を投入するならば
、散乱された高周波の波長λとしてnmのオーダのもの
を得ることが出来る。
に表れる電子のローレンッ◆ファクタである。因みに、
電子のエネルギが5 0 0 M e Vのとき、波長
λ。とじてmmのオーダの投入高周波を投入するならば
、散乱された高周波の波長λとしてnmのオーダのもの
を得ることが出来る。
上記の第1の実施例では、電磁波の発生源として高周波
発生装置4を用いている。しかし、sOR先は白色光で
あるので、その長波長の成分のみをSOR先の放射方向
と逆向きに反射して、再び、荷電粒子軌道上に戻して、
荷電粒子軌道のパンチと衝突させることにより、上記の
第lの実施例と同様の効果を得ることが出来る。ミラー
と接点Aの間の距離は、反射された放射光が再び電子と
衝突する様に設定されている。
発生装置4を用いている。しかし、sOR先は白色光で
あるので、その長波長の成分のみをSOR先の放射方向
と逆向きに反射して、再び、荷電粒子軌道上に戻して、
荷電粒子軌道のパンチと衝突させることにより、上記の
第lの実施例と同様の効果を得ることが出来る。ミラー
と接点Aの間の距離は、反射された放射光が再び電子と
衝突する様に設定されている。
第2図を参照して、本発明の第2の実施例では、光取出
口3に、図示の如く、SOR光の長波長の戊分のみを反
射するような材質のミラー10を設置している。ミラー
10の中心部には、SOR光および散乱された電磁波の
内、短波長のもののみを透過するための、所定の半径を
もつ穴】1が空けられている。ミラー10の材質として
は、高誘電体が好ましい。また、ミラー10は、銅板、
金メッキした金属板、または金属メッシュでもよい。
口3に、図示の如く、SOR光の長波長の戊分のみを反
射するような材質のミラー10を設置している。ミラー
10の中心部には、SOR光および散乱された電磁波の
内、短波長のもののみを透過するための、所定の半径を
もつ穴】1が空けられている。ミラー10の材質として
は、高誘電体が好ましい。また、ミラー10は、銅板、
金メッキした金属板、または金属メッシュでもよい。
[発明の効果]
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、SOR
光の放射方向と逆向きに、荷電粒子軌道の接線方向に沿
って電磁波を投入することにより、短波長の光を得るこ
とが出来るという効果がある。
光の放射方向と逆向きに、荷電粒子軌道の接線方向に沿
って電磁波を投入することにより、短波長の光を得るこ
とが出来るという効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例による光蓄積リングの概
略構成を示す平面図、第2図は本発明の第2の実施例に
よる光蓄積リングの概略構成を示す平面図である。 1・・・荷電粒子軌道、2・・・反射鏡、3・・・光取
出口、4・・・高周波発生装置、5・・・光路、6,7
・・・パンチ、8・・・導波管、9・・・穴、10・・
・ミラー 11・・・穴。 第1図 反別鏡2 t
略構成を示す平面図、第2図は本発明の第2の実施例に
よる光蓄積リングの概略構成を示す平面図である。 1・・・荷電粒子軌道、2・・・反射鏡、3・・・光取
出口、4・・・高周波発生装置、5・・・光路、6,7
・・・パンチ、8・・・導波管、9・・・穴、10・・
・ミラー 11・・・穴。 第1図 反別鏡2 t
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、荷電粒子を所定の曲率を有する軌道に沿って光速に
近い速度で運動させることにより、前記軌道の接線方向
へシンクロトロン放射光を発生し、該シンクロトロン放
射光を前記軌道の外周を取巻くように配置された反射手
段で反射することにより、前記反射手段内に前記シンク
ロトロン放射光を蓄積すると共に、該蓄積されたシンク
ロトロン放射光を出射光として光取出手段を介して取り
出す光蓄積リングにおいて、前記シンクロトロン放射光
の放射方向と逆向きに、前記軌道の接線方向に沿って電
磁波を投入する投入手段を有し、該投入された電磁波を
前記軌道上を周回中の荷電粒子と衝突させることにより
、短波長の放出光の量を増加させたことを特徴とする光
蓄積リング。 2、前記投入手段が前記光取出手段に設けられている請
求項1記載の光蓄積リング。 3、前記投入手段は、前記電磁波として高周波を発生す
る高周波発生装置と、該高周波発生装置から発生された
高周波を前記光取出手段へ導いて該光取出手段より前記
反射手段内へ投入するための導波路とを有する請求項2
記載の光蓄積リング。 4、前記投入手段が、前記光取出手段より取り出された
出射光を反射する付加反射手段である請求項2記載の光
蓄積リング。 5、前記付加反射手段が、前記光取出手段より取り出さ
れた出射光及び前記荷電粒子と衝突して散乱された電磁
波の内、短波長のもののみを透過する透過手段をもつ請
求項4記載の光蓄積リング。 6、前記透過手段が所定の大きさの穴或いはメッシュ状
の金属である請求項5記載の光蓄積リング。 7、前記透過手段が可視光を透過する誘電体ミラーであ
る請求項5記載の光蓄積リング。 8、前記透過手段がハーフミラー或いはQスイッチであ
る請求項5記載の光蓄積リング。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1191366A JPH0777160B2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 光蓄積リング |
US07/668,512 US5227733A (en) | 1989-07-26 | 1990-07-26 | Inverse compton scattering apparatus |
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