JPH0357050Y2 - - Google Patents

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JPH0357050Y2
JPH0357050Y2 JP1985197687U JP19768785U JPH0357050Y2 JP H0357050 Y2 JPH0357050 Y2 JP H0357050Y2 JP 1985197687 U JP1985197687 U JP 1985197687U JP 19768785 U JP19768785 U JP 19768785U JP H0357050 Y2 JPH0357050 Y2 JP H0357050Y2
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control
control device
controlled device
box
circuit board
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、各種負荷の制御、監視、保護を行な
う制御盤に関するものである。
[背景技術] 第8図は従来例の制御盤A′の斜視図を示すも
のであり、箱状のボツクスイの開口面に扉ロが回
動自在に枢支されており、この扉ロには操作用の
スイツチニや監視用のメータハ等が配置されてい
る。また、制御盤A′内には制御信号が入力され
る制御機器と、この制御機器の信号に応答して主
接点を開閉する被制御機器等が配設されている。
しかしながら、かかる従来例においては、制御機
器と被制御機器との接続はすべてリード線による
配線を行ない、線番管理にて配線ないし組立を行
なつていた。そのため、配線が乱雑になり、組立
や点検が容易でなく、また、被制御機器と主回路
の電線との配線が入り乱れて主回路と制御回路と
の混触が生じ、安全性に欠けるという問題があつ
た。
[考案の目的] 本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであ
つて、内部の配線作業を簡略化し、もつて時間を
短縮し、配線状態を分かりやすくしてメンテナン
スを容易にし、ミス配線を少なくし、更には混触
を少なくして安全性を向上することを目的とした
制御盤を提供するものである。
[考案の開示] (構成) 本考案はボツクス及び扉からなる箱体と、ボツ
クス内を左右に区分けして収納した制御機器と被
制御機器と、この左右に区分けした制御機器と被
制御機器の中央に配設され、被制御機器に分岐接
続する主回路導体と、この主回路導体より後方に
配設され、裏面に制御信号等の小信号を伝達する
ための導体パターンを設け、表面の左右端には接
続部を設けたプリント基板と、プリント基板の表
面の左右端の接続部に一端を接続し、他端を制御
機器及び被制御機器のいずれか一方に接続したリ
ード線とで構成したことを特徴とするものであ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第5図は制御盤Aの斜視図を示し、第6図は制御
盤Aの扉を開けた状態の斜視図を示すものであ
る。前面に開口部を有するボツクス1の開口面に
は外扉3が回動自在に枢支されて箱体が形成さ
れ、外扉3の一端部には把手4が設けられ、外扉
3の他端部には表示窓5が形成されている。ま
た、外扉3の内側には内扉2が軸6により回動自
在に枢支されている。ボツクス1の背板1aの両
側に第1図及び第2図に示すように、縦方向に固
定台7a,7bが取着してある。この固定台7
a,7b間に取付板8が架橋されるものであり、
取付板8の両端の略L型に折曲形成した取付片8
aが固定台7a,7bの上に夫々載置されてネジ
により固定されることになる。この取付板8は第
1図に示すように上下方向に複数取り付けられる
ものである。尚、取付板8を取り付ける固定台7
a,7bの取付ピツチを等間隔にしている。
第1図はボツクス1内の制御機器Xと被制御機
器Yとの配置構成を示すものであり、第4図はこ
の第1図の配置図と対応させた制御盤Aのブロツ
ク回路図を示すものである。制御機器Xはボツク
ス1内の右区分に配置され、被制御機器Yを左区
分に配置している。制御機器X及び被制御機器Y
の各構成部品は夫々取付板8の上に取着された取
付具19により固定されるものである。制御機器
Xは各構成部品を上下方向に配置し、各構成部品
の入力端子を右側に、出力端子を左側に夫々配置
して構成している。制御機器Xは、上から、電源
の入り切りを表示するパイロツトランプのような
電源ランプブロツク9、主回路の電流を監視する
電流計のような電流計ブロツク10、操作スイツ
チや外部からのセンサーの制御信号を受ける制御
ブロツク11、負荷の異常状態等を表示する表示
回路ブロツク12、ブザー等で異常状態を音によ
り警報を発する警報回路ブロツク13、フロート
レスリレーや液面センサー等からの信号を受ける
液面検出ブロツク14等が配置されている。左区
分に配置されている被制御機器Yは三相で構成さ
れる主回路に流れる通常の過電流を検出するブレ
ーカ15、ハンドル操作及び遠隔操作ができるリ
モコンブレーカ16等が上から配置されている。
ブレーカ15は第4図に示すように、各回路に挿
入されているバイメタルB1と主回路の開閉を行
なう主接点S1等で構成され、主接点S1はハンドル
操作及びバイメタルB1の変位によつて開閉され
る。つまり、バイメタルB1が過電流を検知して
主接点S1を強制的に開離させる。リモコンブレー
カ16は過電流を検出するバイメタルB2、短絡
電流を検出するコイルのような短絡センサーC2
回路を開閉する主接点S2、励磁コイルC0に流れ
る電流の向きを変えて主接点S2を開閉制御するダ
イオードD1,D2及び接点S3等から構成されてい
るものである。リモコンブレーカ16の励磁コイ
ルC0には制御ブロツク11から電流がダイオー
ドD1又はD2と接点S3を介して流れ、主接点S2
開または閉とし、接点S3を切り換える。接点S3
切り換わると、ダイオードD2またD1により電流
が阻止されて励磁コイルC0には電流が流れず、
主接点S2は閉また開となる。また、バイメタル
B2及び短絡センサーC2は主接点S2と連動してお
り、過電流を検知して主接点S2を強制的に開離さ
せる。
制御機器Xと被制御機器Yとの間には取付板8
にスペーサー18を介して細長状のプリント基板
17が縦方向に配設してある。このプリント基板
17は制御機器Xの各構成部品間の制御信号や制
御機器Xから被制御機器Yへ送られる制御信号等
の小信号を伝達するための配線基板である。つま
り、制御機器Xの出力端子から被制御機器Yの入
力端子への制御信号はプリント基板17の配線パ
ターンを介して入力される。被制御機器Yの主回
路間の配線は第2図に示すように被制御機器Yの
入力側のプリント基板17より前面側に縦方向に
配置されたバー状の主回路導体20により行なわ
れるものである。また、主回路を構成する制御機
器Xの電流計ブロツク10の端子もバー状の導体
21を用いて配線が行なわれる。制御機器Xの入
力側は各構成部品の入力端子に接続された線が1
つに束ねられて配線される。被制御機器Yの出力
側の主回路も各出力端子に接続された電源線が1
つに束ねられて配線されるものである。プリント
基板17は第2図に示すように主回路導体20よ
り後方に配置され、プリント基板17の部品面1
7aを導体20側とし、パターン面17bを導体
20とは反対側の面に配置している。プリント基
板17のパターン面17bには第7図bに示すよ
うに、制御機器Xと被制御機器Yとの間を接続す
るための導体パターン27が形成されており、部
品面17aの端部には第7図aに示すようにヒユ
ーズを取り付けるためのヒユーズ金具28が配設
されている。また、プリント基板17の部品面1
7aの他端部には端子台30が取着され、部品面
17aの両側には各種のコネクタ29が配置して
ある。尚、コネクタ29が接続部を構成してい
る。また、部品面17aには部品の組立を容易に
するために、例えば、ダイオードや抵抗の記号が
シルク印刷されている。また、このコネクタ29
の近くに数字やアルフアベツトによる記号で接続
位置の表示がシルク印刷で記されており、コネク
タ29と、このコネクタ29に接続されるリード
線31との誤接続を防止するようにしている。コ
ネクタ29と接続するリード線31はフラツトケ
ーブルにて行なつている。このようにシルク印刷
を施しているので、誤結線が少なく確認も容易に
行なえ、しかも、コネクタ31を用いているの
で、制御機器X及び被制御機器Y等にリード線を
接続した後に、装着すればよいので接続作業も簡
単に行なえるものである。リード線31の先端に
は制御機器Xや被制御機器Yの各構成部品の端子
と接続される接続金具32が固着されている。
尚、プリント基板17を分割するようにすれば、
制御回路数の増減に対処が可能となるものであ
る。
一方、内扉2には制御機器Xの表示面や操作面
を露出するための開口窓22と、被制御機器Yの
操作部を露出するための操作窓23が夫々開口さ
れている。内扉2の開閉は操作窓23の上下に設
けられているつまみ24でもつて行なう。両固定
台7a,7bはボルト25とナツト26との螺合
により前後方向に移動自在としてあり、この固定
台7a,7bの前後方向の位置を変えることで、
制御機器Xの表示面や操作面、被制御機器Yの操
作部を開口窓22及び操作窓23を有する内扉2
をボツクス1の開口面に対して位置合わせを容易
に行なえるようにしている。第3図は制御盤Aの
施工状態を示すものであり、ボツクス1を造営面
Z内に埋め込み、外扉3を前面に露出するように
施工している。
[考案の効果] 本考案は上述のように、ボツクス及び扉からな
る箱体と、ボツクス内を左右に区分けして収納し
た制御機器と被制御機器と、この左右に区分けし
た制御機器と被制御機器の中央に配設され、被制
御機器に分岐接続する主回路導体と、この主回路
導体より後方に配設され、裏面に制御信号等の小
信号を伝達するための導体パターンを設け、表面
の左右端には接続部を設けたプリント基板と、プ
リント基板の表面の左右端の接続部に一端を接続
し、他端を制御機器及び被制御機器のいずれか一
方に接続したリード線とで構成したものであるか
ら、プリント基板を介在して制御機器及び被制御
機器を接続することで、配線が乱雑になることが
なく、もつて組立や点検が容易となるものであ
り、また、主回路導体の後方にプリント基板を配
設して、プリント基板の裏面には導体パターンを
設け、表面にはリード線を接続するようにしてい
るので、主回路導体とプリント基板の制御信号等
の小信号を伝達するための導体パターンとが所定
の前後方向の間隔をもつて配設されることになつ
て、絶縁距離を確実にとることができ、そのた
め、小信号用の導体パターンと強電用の主回路導
体との混触を非常に少なくすることができて、安
全性を向上させることができる効果を奏するもの
である。また、全体的にも制御機器と被制御機器
とを主回路導体及びプリント基板の両側に区分け
して配設していることで、小信号と大信号との混
触を防ぐことができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の制御機器及び被制御
機器の配置構成図、第2図は同上の制御盤の横断
面図、第3図は同上の施工状態を示す断面図、第
4図は同上の制御盤のブロツク回路図、第5図は
同上の制御盤の斜視図、第6図は同上の制御盤の
外扉を開いた状態を示す斜視図、第7図a,bは
同上のプリント基板の平面図及び底面図、第8図
は従来例の斜視図である。 1はボツクス、17はプリント基板、17aは
部品面、17bはパターン面、20は主回路導
体、31はリード線、Xは制御機器、Yは被制御
機器、Aは制御盤を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボツクス及び扉からなる箱体と、ボツクス内を
    左右に区分けして収納した制御機器と被制御機器
    と、この左右に区分けした制御機器と被制御機器
    の中央に配設され、被制御機器に分岐接続する主
    回路導体と、この主回路導体より後方に配設さ
    れ、裏面に制御信号等の小信号を伝達するための
    導体パターンを設け、表面の左右端には接続部を
    設けたプリント基板と、プリント基板の表面の左
    右端の接続部に一端を接続し、他端を制御機器及
    び被制御機器のいずれか一方に接続したリード線
    とで構成して成る制御盤。
JP1985197687U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0357050Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985197687U JPH0357050Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JP1985197687U JPH0357050Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JPS62107507U JPS62107507U (ja) 1987-07-09
JPH0357050Y2 true JPH0357050Y2 (ja) 1991-12-25

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